Apple AirMac Express 802.11n (1st Generation) 設定ガイド User Manual Air Mac (第 1 世代) Setup Guide JA

User Manual: Apple AirMac Express 802.11n (1st Generation) AirMac Express 802.11n (第 1 世代) - 設定ガイド

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AirMac Express
設定ガイド

目次

5 第 1 章:はじめに
7 AirMac Express について
8 AirMac ソフトウェアについて
9 AirMac Express を使用するために必要なもの
10 AirMac Express を電源につなぐ
11 AirMac Express のステータスランプ
12 次のステップ
13 第 2 章:AirMac Express を使用する
13 AirMac Express をブロードバンド・インターネット・サービスで使用する
15 既存のワイヤレスネットワークで AirMac Express を使って、アンプ内蔵スピーカーやホーム
オーディオに音楽をストリーム配信する

17 AirMac Express を使って USB プリンタを共有する
21 第 3 章:AirMac Express を設定する
22 AirMac ユーティリティを使用する
24 新しいワイヤレスネットワークを設定する
24 インターネット接続環境を構成する/共有する
25 既存のワイヤレスネットワークに接続する
26 ワイヤレスクライアントからネットワークにアクセスすることを許可する

3

27 詳細なオプションを設定する
29 第 4 章:ヒントとトラブルシューティング
35 AirMac Express の配置に関する注意事項
36 AirMac への干渉を引き起こすもの
37 第 5 章:追加情報/サービス/サポート
37 インターネットでのサービス/サポート
37 オンスクリーンヘルプ
38 保証サービスを利用する
38 AirMac Express のシリアル番号が印刷されている場所
39 付録 AirMac Express の仕様
40 AirMac Express の安全に関するヒント
41 湿気のある場所を避ける
41 自分で修理しない
43 法規制の順守に関する情報

4

目次

1

はじめに

1

AirMac Express をご購入いただきありがとうございます。ご使用の際
にはこのガイドをお読みください。
AirMac Express は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)ドラフト 802.11n
仕様に準拠しており、これまでの IEEE 802.11 規格よりも高いパフォーマンスと広い通信範囲を
提供します。AirMac Express は、 802.11b、 802.11g 、802.11a、および 802.11n ワイヤレス規格
を使用するコンピュータと互換性があります。

AirMac Express を使用すると、ブロードバンドインターネット接続環境をネットワーク上の複数
「 iTunes」のミュージックライ
のワイヤレス LAN につながっているコンピュータで共有したり、
ブラリをホームオーディオで再生したり、USB プリンタを共有したりできます。
AirMac Express の AirTunes 機能を使うと、「iTunes」のミュージックライブラリをリモートス
ピーカーから簡単に再生できます。

5

AirMac Express では、次のことができます:

 自宅でワイヤレスネットワークを作って、ワイヤレスのインターネット接続環境を提供できま
す。1 つのインターネット接続を 10 台までのコンピュータ、または iPhone、 iPod touch、
Apple TV などの Wi-Fi 装置の間で共有できます。家族全員が同時にインターネットに接続でき
ます。

 AirMac Express をホームオーディオやアンプ内蔵スピーカーに接続し、AirMac または AirMac
Extreme カードを搭載した Macintosh 、あるいは対応する Windows(XP または Vista)コン
ピュータから、AirTunes を使って「iTunes 」のミュージックライブラリをホームオーディオで
再生できます。

 Ethernet ネットワークにワイヤレスで接続するように設定できます。 AirMac または AirMac
Extreme を装備した Macintosh コンピュータ、あるいは Windows( Vista または XP)コン
ピュータは、ケーブルを使って接続しなくても、ネットワーク全体にアクセスできます。

 USB プリンタを AirMac Express に接続できます。ワイヤレスまたはケーブルで接続されている
AirMac ネットワーク上の対応するすべてのコンピュータは、このプリンタを使用できます。

6

第1章

はじめに

AirMac Express について
AirMac Express の底面には次の 3 つのポートがあります:
 Ethernet (G )ポート:DSL モデムまたはケーブルモデムを接続する場合、または既存の
Ethernet ネットワークに接続する場合に使用します

 アナログおよび光デジタル・オーディオ・ステレオ・ミニジャック( -):AirMac Express を
ホームオーディオまたはアンプ内蔵スピーカーに接続する場合に使用します

 USB( d)ポート:AirMac Express に対応するプリンタを接続する場合に使用します

ステータスランプ

AC プラグアダプタ
USB ポート

Ethernet ポート

リセットボタン

オーディオ出力ポート
(アナログおよび光デジタル
オーディオ・ミニジャック)

ポートの隣にあるのはリセットボタンで、AirMac Express の問題を解決する場合に使用します。
AirMac Express の側面にあるステータスランプは、現在の状況を示します。

第1章

はじめに

7

AirMac ソフトウェアについて
AirMac Express では、AirMac Express CD に収録されている AirMac ソフトウェアを使用します。
AirMac ユーティリティ
「 AirMac ユーティリティ」を使って、ワイヤレスネットワークを作成したり、インターネッ
トに接続したり、 USB プリンタを共有するように AirMac Express を設定できます。AirMac

Express を既存の AirMac Express または AirMac Extreme ワイヤレスネットワークに接続し
て、ネットワークのワイヤレス通信範囲を拡張することもできます。これを WDS といいま
す。「AirMac ユーティリティ」を使えば、 AirMac Express とワイヤレスネットワークをすば
やく簡単に設定できます。
「 AirMac ユーティリティ」は、AirMac Extreme ベースステーションと AirMac Express ベー
スステーションの設定と管理のための詳細設定用ツールでもあります。ネットワーク、ルー
ティング、およびセキュリティの設定や、その他の詳しい設定を調節するときは、「 AirMac
ユーティリティ」を使用してください。

Z

メニューバーの AirMac ステータスメニュー
ほかの AirMac ネットワークにすばやく切り替えたり、現在のネットワークの信号の品質を
監視したり、コンピュータ間のネットワークを設定したり、 AirMac を開始または停止したり
するときは、 AirMac ステータスメニューを使用します。ステータスメニューは、Mac OS X
を使用するコンピュータで利用できます。

8

第1章

はじめに

この製品を使用するために必要なもの
Macintosh を使用して AirMac Express を設定するには、次のものが必要です:
 AirMac カードまたは AirMac Extreme カードが取り付けられている Macintosh コンピュータ

 Mac OS X v10.4 以降
Windows PC を使用して AirMac Express を設定するには、次のものが必要です:
 プロセッサ速度が 300 MHz 以上で、互換性のある 802.11a、802.11b、802.11g 、または 802.11n
ワイヤレスアダプタを搭載した Windows PC

 Windows Vista 、または Windows XP(Service Pack 2 がインストール済みのもの)
コンピュータのサウンドを AirMac Express に接続されたステレオで再生するには、
「iTunes 」が
必要です。最新バージョンの「iTunes 」を使用していることを確認するには、

www.apple.com/jp/itunes にアクセスしてください。
AirMac Express は、IEEE 802.11a、802.11b、 802.11g 、または 802.11n の規格に準拠したワイヤ
レス対応のコンピュータで使用することができます。AirMac Express を設定するには、コ ン
ピュータが上記の条件を満たしている必要があります。

第1章

はじめに

9

AirMac Express を電源につなぐ
AirMac Express を電源に接続する前に、DSL またはケーブルモデムに接続された Ethernet ケー
ブル(インターネットに接続する場合)、ステレオに接続されたオーディオケーブル(「iTunes」
のミュージックライブラリの曲を再生するために AirTunes を使用する場合)、対応する USB プ
リンタに接続された USB ケーブル(USB プリンタでプリントする場合)など、適切なケーブル
を使用するポートに接続します。
使用するすべての装置のケーブルを接続したら、AirMac Express を電源コンセントにつなぎま
す。電源スイッチはありません。

AC プラグアダプタ

10

第1章

はじめに

AirMac Express の AC アダプタを電源コンセントにつなぐと、起動中にステータスランプが 1 秒
間緑色に点滅してからオレンジ色に点灯します。起動が完全に終了すると、新しい設定でアップ
デートされるまでステータスランプがオレンジ色に点滅します。AirMac Express が正しく設定
されインターネットまたはネットワークに接続されると、ステータスランプが緑色に点灯します。

AirMac Express のステータスランプ
以下の表に AirMac Express の LED 表示とその意味を説明します。
ランプ

表示状態/説明

消灯

AirMac Express の電源が入っていません。

緑の点滅

AirMac Express が起動中です。ランプが 1 秒間点滅します。

緑の点灯

AirMac Express に電源が入り、正常に動作しています。「AirMac ユー
ティリティ」の「ベースステーション」パネルにある「ステータスラ
ンプ」ポップアップメニューから「動作時に点滅」を選択した場合、
ステータスランプが、通常の動作を示す緑で点滅することがあります。

第1章

はじめに

11

ランプ

表示状態/説明

オレンジの点滅

AirMac Express 上でネットワークまたはインターネットへの接続を確
立できないか、問題が起きています。「AirMac ユーティリティ」がイ
ンストールされていることを確認し、それを使ってステータスランプ
がオレンジ色に点滅する原因に関する情報を入手します。 32 ページの
「 AirMac Express のステータスランプがオレンジ色に点滅する場合」
を参照してください。

オレンジの点灯

AirMac Express は起動シーケンスを完了中です。

オレンジと緑の点滅

起動の問題が発生している可能性があります。 AirMac Express は再起
動し、再度試行します。

青の点灯

ベースステーションのワイヤレスクライアントからネットワークにア
クセスできる状態になっています。詳しくは、 26 ページの「ワイヤレ
スクライアントからネットワークにアクセスすることを許可する 」を
参照してください。

次のステップ
AirMac Express を接続した後は、
「 AirMac ユーティリティ」を使って、インターネット接続、ス
テレオ、USB プリンタ、または既存のネットワークを使用できるように設定します。
AirMac Express のさまざまな使いかたの例とワイヤレスネットワークの設定方法については、
13 ページの「 AirMac Express を使用する」を参照してください。
設定の過程について詳しくは、21 ページの「AirMac Express を設定する」を参照してください。

12

第1章

はじめに

2

AirMac Express を使用する

2

この章では、
AirMac Express のさまざまな使いかたについて説明します。
この章では、AirMac Express の使いかたに合わせた設定の例を示します。また、AirMac Express
ネットワークをすばやく設定し、実行するために必要な作業についても簡単に説明します。

AirMac Express をブロードバンド・インターネット・サービスで使用
する
ネットワークとインターネット接続環境を提供するように AirMac Expressを設定すると、AirMac
カードまたは AirMac Extreme カードが搭載された Macintosh コンピュータと 802.11a 、
802.11b、
802.11g、または 802.11n ワイヤレスコンピュータから、ワイヤレス AirMac ネットワークにアク
セスして、ファイルを共有したり、ゲームで遊んだり、Web ブラウザやメールアプリケーション
などのインターネットアプリケーションを使用したりできます。

13

このネットワークの構成

DSL モデムまたはケーブルモデム

G Ethernet ポート

インターネットへ

このネットワークの設定方法

1 Ethernet (G )ポートを使用して DSL またはケーブルモデムを AirMac Express に接続します。
2 「AirMac ユーティリティ」を使用して新しいネットワークを作ります。(詳しくは、21 ページの
)
「AirMac Express を設定する」を参照。
AirMac を使用するコンピュータおよびその他のワイヤレス LAN 用のカードやアダプタを使用す
るコンピュータは、AirMac Express を通じてインターネットに接続されます。
ワイヤレス LAN につながっているコンピュータは、
AirMac Express を通じて互いに通信可能です。

14

第2章

AirMac Express を使用する

既存のワイヤレスネットワークで AirMac Express を使って、アンプ
内蔵スピーカーやホームオーディオに音楽をストリーム配信する
AirMac Express をクライアントとして既存のワイヤレスネットワークに接続することもできま
す。AirMac Express をステレオやアンプ内蔵スピーカーに接続し、AirTunes を使って「iTunes」
の曲を再生してください。AirMac Express を既存のネットワークに接続すると、AirMac Express
をネットワークのワイヤレス通信範囲内の別の部屋に置くことができます。
このネットワークの構成

AirMac Extreme

DSL モデムまたは

ベースステーション

ケーブルモデム

インターネットへ
オーディオ出力ポート

アンプ内蔵
スピーカー

Ethernet ポートへ

第2章

AirMac Express を使用する

15

このネットワークの設定方法

1 お持ちのステレオに装備されているコネクタの種類に応じて、デジタル光ファイバーケーブル、
アナログ・ステレオミニ - デュアル RCA ケーブル、またはステレオミニ - ステレオミニ・ケーブ
ルをステレオ・ミニジャック(-)に接続して、AirMac Express をホームオーディオまたはアン
プ内蔵スピーカーに接続します。
参考:AirMac Express で USB スピーカーを使用することはできません。ステレオ・ミニジャッ
ク・コネクタ付きのアンプ内蔵スピーカーを使用してください。

2 ワイヤレスネットワークに接続するには、Macintoshのメニューバーにある AirMacステータスメ
ニューを使用します。Windows コンピュータの場合、AirMac ネットワーク名(SSID )が表示さ
れるまでポインタをワイヤレス接続アイコンの上に置きます。複数のネットワークが表示された
場合は、リストから選択します。必要に応じて、ネットワークのパスワードを入力します。

3 コンピュータで「iTunes」を 開き、「 iTunes」ウインドウの右下の角にあるスピーカーのポップ
アップメニューから使用するステレオまたはスピーカーを選びます。
スピーカーのポップアップメニューから「複数のスピーカー」を選択することで、
「 iTunes」の
ミュージックライブラリを複数の AirMac Express に一度にストリーム配信できます。

AirMac Express のワイヤレス通信範囲内にあるワイヤレス LAN につながっているコンピュータ
で iTunes 4.6 以降を使って、ワイヤレスで音楽をストリーム配信できます。AirMac Express に
音楽を配信できるのは、一度に 1 台のコンピュータのみです。
AirMac Express をステレオのフォノジャックに接続しないでください。

16

第2章

AirMac Express を使用する

AirMac Express を使って USB プリンタを共有する
USB プリンタを AirMac Express に接続すると、ワイヤレスネットワーク上のすべてのコンピュー
タがそのプリンタを使用できます。
このネットワークの構成

オーディオ出力ポート

G Ethernet ポート

アンプ内蔵スピーカー

USB ポートへ

インターネットへ

DSL モデムまたはケーブルモデム

第2章

AirMac Express を使用する

17

このネットワークの設定方法

1 USB ケーブルを使ってプリンタを AirMac Express の USB( d)ポートに接続します。
2 「AirMac ユーティリティ」を使用し、新しいネットワークの作成、または既存のネットワークへ
の追加を行います。
(21 ページの「AirMac Express を設定する」を参照してください)。
ワイヤレス LAN につながっているコンピュータは、Mac OS X v10.2.7 以降または Windows Vista
または Windows XP を使用して、プリンタに出力できます。

Mac OS X v10.3 または v10.4 を使用するコンピュータでプリンタを使用するには:
1 「プリンタ設定ユーティリティ」(「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダ
にあります)を開きます。

2 リストからプリンタを選びます。
目的のプリン タがリストにない場 合は、「追加」を クリックし、ポッ プアップメニューか ら
「Bonjour」を選んだ後で、リストからプリンタを選びます。

Mac OS X v10.5 を使用するコンピュータでプリンタを使用するには:
1 「アップル」>「システム環境設定」と選択してから、「プリントとファクス」をクリックします。

2 リストでプリンタを選びます。プリンタの名前がリストにない場合は、リストの下部にある「追
加」(+)ボタンをクリックしてから、使用したいプリンタを選択します。

Windows コンピュータでプリンタを使用するには:
1 AirMac Express に付属の CD から Bonjour for Windows をインストールします。

2 画面に表示される指示に従って、プリンタを接続します。

18

第2章

AirMac Express を使用する

別売のオーディオケーブルと電源コード
AirMac Express をホームオーディ
別売の AirMac Express Stereo Connection Kit を購入すると、
オやアンプ内蔵スピーカーに接続できます。このキットには、アナログ・ステレオミニ - デュア
ル RCA コネクタケーブル、Toslink デジタル光ファイバーケーブル、および電源コードが含まれ
ています。

ステレオミニ - デュアル RCA ケーブル

Toslink- ミニ・デジタル
光ファイバーケーブル

電源コード

 ステレオで標準のアナログケーブルが使用されている場合は、アナログケーブルをホームステ
レオに接続します。

 ステレオにデジタル Toslink ポートがある場合は、デジタル光ファイバーケーブルを接続します。
 電源コンセントから離れた場所に AirMac Express を配置する場合は、電源コードを接続します。

第2章

AirMac Express を使用する

19

3

AirMac Express を設定する

3

この章では、AirMac ソフトウェアを使用した AirMac Express の設定
とその手順について説明します。
前の章の図を使用すると、AirMac Express を使用する場所や、 AirMac ネットワーク上で設定す
る機能を決めるときに役に立ちます。次に、この章の説明を参考にすると、AirMac Express およ
びワイレスネットワークを簡単に構成できます。
「AirMac ユーティリティ」では、次のことができます:

 ワイヤレスLANにつながっているコンピュータの相互通信に使用する新しいワイヤレスネット
ワークを設定します。AirMac Express をベースステーションとして設定し、インターネットに
接続する場合は、ワイヤレス LAN につながっているコンピュータでインターネット接続を共有
することもできます。

 AirMac Express を既存のワイヤレスネットワークに接続し、AirTunes を使って「iTunes」の
ミュージックライブラリをホームステレオやアンプ内蔵スピーカーで再生したり、共有する

USB プリンタを接続したりします。
AirTunes を使って「iTunes 」のミュージックライブラリの曲を再生したり、新しいネットワーク
か、既存のネットワークに接続しているかにかかわらず、設定する任意の種類のネットワークで

USB プリンタを共有したりできます。
複数の AirMac Express を使用する場合は、1 台をリビングルームのステレオに接続し、もう 1 台
を書斎のアンプ内蔵スピーカーに接続するように設定することもできます。AirTunes を使用する

21

と、家の中の場所に応じて、いずれかの AirMac Express に「 iTunes 」のミュージックライブラ
リをストリーム配信できます。
「iTunes」ウインドウの右下隅にあるスピーカーのポップアップ
メニューから、使いたい AirMac Express の名前を選択します。
「iTunes 」
を複数の AirMac Express
に同時にストリーム配信することもできます。
この章では、
「 AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントを使った AirMac Express のネット
ワークとその他の機能の設定の概要について説明します。ワイヤレスネットワークの詳細および
「AirMac ユーティリティ」の高度な機能については、www.apple.com/jp/support/airmac にあ
( Mac OS X v10.5 + Windows )
」
る
「AirMac ネットワーク構成の手引き AirMac ユーティリティ編
書類を参照してください。
この製品ドキュメントでは、次の 2 つの点に関する詳細を説明しています:

 AirMac Extreme 802.11n ベースステーションでの「 AirMac ユーティリティ」の使用方法
 「AirMac ユーティリティ」を使った AirMac Express 802.11g ベースステーションの設定方法
参考:大部分のネットワークの設定作業は「AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントを使っ
て実行できます。詳細なオプションを設定するには、
「 AirMac ユーティリティ」の「ベースス
テーション」メニューから「手動設定」を選択します。詳しくは、27 ページの「詳細なオプショ
ンを設定する」を参照してください。

AirMac ユーティリティを使用する
ワイヤレスネットワークとインターネットへのアクセスに AirMac を使用するように AirMac
Express を設定するには、「AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントを使います。「AirMac
ユーティリティ」は、AirMac Express CD に収録されているソフトウェアをインストールすると
きにインストールされます。

22

第3章

AirMac Express を設定する

Mac OS X v10.4 以降を使用する Macintosh の場合:
1 「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにある「AirMac ユーティリティ」
を開きます。

2 AirMac Express を選択して、「続ける」をクリックします。
3 画面に表示される指示に従って、AirMac Express とワイヤレスネットワークを設定します。
Windows XP(Service Pack 2 がインストール済みのもの)を使用するコンピュータの場合:
1 「スタート」>「すべてのプログラム」>「AirMac 」にある「AirMac ユーティリティ」を開きます。

2 AirMac Express を選択して、「続ける」をクリックします。
3 画面に表示される指示に従って、AirMac Express とワイヤレスネットワークを設定します。

「AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントには、使用するネットワークの種類や設定する
サービスに関する一連の質問が表示されます。設定アシスタントに従って、設定するネットワー
クに適した設定を実行できます。

第3章

AirMac Express を設定する

23

AirMac Express を使ってインターネットに接続する場合は、ISP (インターネット・サービス・
プロバイダ)のブロードバンド回線のアカウント、または既存の Ethernet ネットワークによる
インターネット接続が必要です。サービスプロバイダから特定の情報(固定 IP アドレスや PPPoE
ユーザ名とパスワードなど)を受け取っている場合は、「AirMac ユーティリティ」で入力しなけ
ればならないことがあります。この情報を用意してから、 AirMac Express を設定してください。

新しいワイヤレスネットワークを作る
「AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントを使用して、新しいワイヤレスネットワークを作
成できます。設定アシスタントは、ネットワークに名前を付けたり、パスワードでネットワーク
を保護したり、その他のオプションを設定したりするために必要な手順を示します。
ネットワーク上で USB プリンタを共有する場合:
1 プリンタを AirMac Express の USB(d)ポートに接続します。

2 「AirMac ユーティリティ」を開きます。 Macintosh コンピュータの場合は「アプリケーション」
フォルダの「ユーティリティ」フォルダにあり、Windows XP を使用するコンピュータの場合は
「スタート」>「すべてのプログラム」>「AirMac 」にあります。
3 画面に表示される指示に従って、新しいネットワークを作成します。

インターネット接続環境を構成する/共有する
ネットワーク上の複数のワイヤレスコンピ ュータでインターネット接続を共有する場合は、

AirMac Express のインターネット接続 を共有するように設定す る必要があります。AirMac
Express の設定が完了した後は、コンピュータは AirMac ネットワークを通じてインターネット
にアクセスできます。AirMac Express はインターネットに接続し、AirMac ネットワークを介し
て各コンピュータに情報を転送します。

24

第3章

AirMac Express を設定する

「AirMac ユーティリティ」を使用してベースステーションを設定する前に、DSL モデムまたは
ケーブルモデムを AirMac Express の Ethernet( G)ポートに接続します。インターネットの利
用が可能な既存の Ethernet ネットワークを使用して、インターネットに接続する場合は、AirMac
Express を Ethernet ネットワークに接続します。
「AirMac ユーティリティ」の設定アシスタントを使用して、 ISP 設定を入力し、AirMac Express
をほかのコンピュータとどのように共有するかを構成します。
「AirMac ユーティリティ」を使用すると、ベースステーションとネットワークをすばやく簡単に
設定できます。ネットワークへのアクセスを制限したり、DHCP の詳細オプションを設定するな
ど、ネットワークの追加オプションを設定したい場合は、
「 AirMac ユーティリティ」の「ベース
ステーション」メニューから「手動設定」を選択します。

既存のワイヤレスネットワークに接続する
「AirMac ユーティリティ」を使用して、既存のワイヤレスネットワークに接続できます。AirMac

Express をホー ムステレオ に接続する と、ワイヤレ スネットワー ク上のコン ピュータか ら
「iTunes」のミュージックライブラリの曲をステレオで再生できます。AirMac
AirTunes を使って、
Express に USB プリンタを接続する場合は、ネットワーク上のすべてのコンピュータからプリン
タにプリントできます。
「AirMac ユーティリティ」を使用する前に、オーディオケーブルをステレオに、USB ケーブルを
プリンタに必ず接続してください。

第3章

AirMac Express を設定する

25

既存のネットワークに接続するには:

1 「AirMac ユーティリティ」を開きます。 Macintosh コンピュータの場合は「アプリケーション」
フォルダの「ユーティリティ」フォルダにあり、Windows コンピュータの場合は「スタート」>
「すべてのプログラム」>「AirMac」にあります。
2 画面に表示される指示に従って、AirMac Express とワイヤレスネットワークを接続します。

ワイヤレスクライアントからネットワークにアクセスすることを許可
する
お使いのネットワークが WPA パーソナルまたは WPA / WPA2 パーソナルを使ってパスワード
で保護されている場合でも、ワイヤレスクライアントがネットワークパスワードを入力せずに
ネットワークにアクセスできるよう、設定することができます。
クライアントからネットワークにアクセスすることを許可すると、クライアントの名前とワイヤ
レス MAC アドレス(または AirMac ID)が「AirMac ユーティリティ」のアクセス制御リストに
保存されます。クライアントはリストから削除するまで残っています。アクセスを 24 時間だけ
許可し、その時間が経過したらそのクライアントはネットワークにアクセスできなくなるように
設定することもできます。
クライアントからワイヤレスネットワークにアクセスすることを許可すると、そのクライアント
はネットワークパスワードを入力する必要がなくなります。
クライアントがネットワークにアクセスすることを許可するには:

1 「AirMac ユーティリティ」を開き、ベースステーションを選択してから、「ベースステーション」
メニューから「手動設定」を選びます。必要に応じて、ベースステーションのパスワードを入力
します。

2 「ベースステーション」メニューから「ワイヤレスクライアントを追加」を選択します。

26

第3章

AirMac Express を設定する

3 クライアントに許可するネットワークアクセス方法を選択します:
 「PIN」を選択した場合は、ネットワークアクセスを必要とするクライアントが入力する 8 桁の
数字を入力します。

 「最初に接続したクライアント」を選択した場合は、ネットワークに接続しようとする最初のク
ライアントにネットワークアクセスが許可されます。
「クライアントのアクセスを 24 時間に制
4 ネットワークへのアクセスを 1日だけ許可したい場合は、
限」を選択します。このオプションを選択しない場合は、クライアントのネットワークアクセス
はリストからクライアントの名前を削除するまで許可されます。

詳細なオプションを設定する
詳細なオプションを設定するときは、「AirMac ユーティリティ」を使って AirMac Express を手
動で設定できます。高度なセキュリティオプション、非公開ネットワーク、DHCP リース時間、
アクセス制御、送信電波の強さ、ユーザアカウントの設定など、ベースステーションをより詳細
に構成することができます。
詳細なオプションを設定したり、すでに設定したネットワークに変更を加えたりするには:

1 変更するワイヤレスネットワークを選択します。
Macintosh で、メニューバーにある AirMac ステータスメニューを使用します。Windows XP を
使用するコンピュータの場合、AirMac ネットワーク名(SSID )が表示されるまでポインタをワ
イヤレス接続アイコンの上に置きます。複数のネットワークが表示された場合は、リストから選
択します。
アップルのベースステーションのデフォルトネットワーク名は、
「AppleNetwork XXXXXX」で
す。XXXXXX は、AirMac ID( MAC (Media Access Control)アドレスとも呼ばれます)の最後
の6 桁の番号になります。AirMac IDは、AirMac Express の電源プラグ側にプリントされています。

第3章

AirMac Express を設定する

27

2 「AirMac ユーティリティ」(Macintosh の場合は「アプリケーション」フォルダの「ユーティリ
ティ」フォルダにあり、Windows XP を使用するコンピュータの場合は「スタート」>「すべて
のプログラム」>「AirMac」にあります)を開きます。
3 リストに複数のベースステーションが表示される場合は、変更するベースステーションを選びま
す。目的のベースステーションが表示されない場合は、
「再スキャン」をクリックして使用可能
なベースステーションをスキャンしてから、目的のベースステーションを選びます。

4 「ベースステーション」メニューから「手動設定」を選択します。パスワードの入力を求められ
た場合は、パスワードを入力します。

28

第3章

AirMac Express を設定する

4

ヒントとトラブルシューティング

4

この章では、AirMac Express を使用する上でよくあるトラブルをすば
やく解決できる方法を紹介します。

AirMac Express ソフトウェアで適切な AirMac ハードウェアを見つけられな
い場合
お使いのコンピュータに AirMac カードまたは AirMac Extreme カードが取り付けられているこ
とを確かめてください。カードを取り付けたばかりの場合は、コンピュータの電源を切って、カー
ドが正しく取り付けられていることを確かめてください。AirMac のアンテナがカードにしっか
りと接続されていることを確かめてください(アンテナがしっかり接続されると、カチッという
音がします)
。カードのもう一端が AirMac カードスロットのコネクタに確実に差し込まれている
ことを確かめてください。

Windows コンピュータを使用している場合は、ワイヤレスカードまたはアダプタが正しく取り
付けられていることを確かめてください。接続の確認方法については、コンピュータに付属の説
明書を参照してください。

29

iTunes のミュージックライブラリの曲をステレオで再生できない場合
次の点を確認してください:

 AirMac Express が電源コンセントに接続されていること、コンピュータのワイヤレス通信範囲
内にあること、適切なケーブルを接続していることを確かめてください。また AirMac Express
ネットワークへの接続ができているか、確認してください。

 「iTunes」ウインドウの右下隅にあるスピーカーのポップアップメニューで、 AirMac Express
が選択されていることを確認してください。

 iTunes 4.6 以降を使用していることを確かめてください。
音楽の再生中に音が聞こえない場合
音楽は再生されている(
「 iTunes」ウインドウの上部にある進行状況バーが動いている)のに、何
も聞こえない場合は、次のことを確認してください:

 AirMac Express に接続されたスピーカーから音楽を再生しているときに、「 iTunes」の環境設
定の「オーディオ」パネルで「リモートスピーカーの音量を iTunes から制御できないようにす
る」チェックボックスにチェックマークを付けている場合は、
「iTunes」ウインドウの下部にあ
るポップアップメニューでリモートスピーカーが選択されていること、リモートスピーカーの
音量が小さくなっていないことを確かめてください。

ネットワークや AirMac Express のパスワードを忘れてしまった場合
AirMac Express をリセットすることで、 AirMac ネットワークや AirMac Express のパスワード
をデフォルトに戻すことができます。
パスワードをリセットするには:

1 まっすぐに伸ばしたクリップの先端を使って、リセットボタンを 1 秒間押し続けます。
2 AirMac ネットワークを選択します。

30

第4章

ヒントとトラブルシューティング

Macintosh コンピュータの場合:
 メニューバーにある AirMac ステータスメニューで、AirMac Express で構成されたネットワーク
を選択します(ネットワーク名は変更されません)。

Windows (Vista または XP)を使用するコンピュータの場合:
 AirMac ネットワーク名(SSID)が表示されるまでポインタをワイヤレス接続アイコンの上に置
きます。複数のネットワークが表示された場合は、リストから選択します。

3 「AirMac ユーティリティ」(Macintosh の場合は「アプリケーション」フォルダの「ユーティリ
ティ」フォルダにあり、Windows を使用するコンピュータの場合は「スタート」>「すべての
プログラム」>「AirMac 」にあります)を開きます。
4 AirMac Express を選択して、「構成」をクリックします。
5 ダイアログが表示されたら、以下の項目を変更します:
 AirMac Express のパスワードをリセットします。
 暗号化機能を使用して AirMac ネットワークのパスワード保護を有効にします。暗号化機能を使
用する場合は、AirMac ネットワーク用の新しいパスワードを入力してください。
6 「OK」をクリックします。
新しい設定を読み込むため、AirMac Express が再起動します。

AirMac Express が応答しない場合
AirMac Express のプラグを電源コンセントから外し、もう一度接続してみてください。
AirMac Express が完全に応答しなくなった場合は、 AirMac Express を出荷時の設定にリセット
する必要があります。これにより、設定した内容はすべて消去され、AirMac Express の設定が購
入時の状態に戻ります。

第4章

ヒントとトラブルシューティング

31

AirMac Express のステータスランプがオレンジ色に点滅する場合
Ethernet ケーブルが適切に接続されていないか、AirMac Express が AirMac ネットワークの通信
圏外にあるか、インターネット・サービス・プロバイダで問題が発生している可能性があります。

DSL モデムまたはケーブルモデムを使ってインターネットに接続している場合は、そのモデムが
ネットワークまたはインターネットへの接続を失っている可能性があります。モデムが適切に動
作しているように見える場合でも、モデムを電源から切断し、数秒間待ってから、再度接続して
みてください。モデムを再度電源に接続する前に、 AirMac Express が Ethernet を介してモデム
に直接接続されていることを確認してください。
ランプがオレンジ色に点滅する理由について詳しくは、「AirMac ユーティリティ」を開き、ベー
スステーションを選択して、「ベースステーション」メニューから「手動設定」を選択してくだ
さい。必要に応じてベースステーションのパスワードを入力してから「ベースステーションの状
況」をクリックすると、点滅するランプに関する情報が表示されます。

AirMac 環境設定の「ベースステーションの問題を監視」チェックボックスを選択することもで
きます。ベースステーションに問題がある場合は「AirMac ユーティリティ」が開くので、画面
に表示される指示に従って問題を解決してください。
参考:AirMac Express がワイヤレスクライアントとして設定されていて、接続対象のネットワー
ネットワークに接続するためには AirMac
クがアクセス制御リスト
( ACL)で保護されている場合、
Express がその ACL に含まれていなければなりません。

AirMac Express を出荷時の設定に戻すには:
m まっすぐに伸ばしたクリップの先端を使って、リセットボタンを 10 秒間押し続けます。
AirMac Express が次の設定で再起動されます:

 AirMac Express は DHCP を使って IP アドレスを取得します。
 ネットワーク名が「Apple Network XXXXXX 」に戻ります(「X 」は英数字です)。

32

第4章

ヒントとトラブルシューティング

Â AirMac Express のパスワードが「public」に戻ります。
「AirMac ユーティリティ」を使って AirMac Express のプロファイルを作成した場合は、 AirMac

Express をリセットしてもプロファイルは維持されます。
AirMac Express を出荷時の設定に戻し、設定したすべてのプロファイルを削除する必要がある場
合は、次のように操作します:

1 AirMac Express のプラグを電源コンセントから取り外します。
2 AirMac Express のプラグをもう一度電源コンセントに差し込みます。そのまま、まっすぐに伸ば
したクリップの先端を使ってリセットボタンを押し続けます。
ステータスランプが点滅したら、ベースステーションをリセットします。

プリンタが応答しない場合
AirMac Express の USB ポートにプリンタを接続していて、AirMac ネットワークのコンピュータ
がプリントできない場合は、次の操作を実行してください:

1 プリンタのプラグが電源に接続されていて、電源が入っていることを確かめます。
2 ケーブルが、プリンタと AirMac Express の USB ポートにしっかりと接続されていることを確かめ
ます。

3 プリンタがクライアントコンピュータの「プリンタリスト」で選択されていることを確かめます。
Mac OS X v10.3 または v10.4 を使用するコンピュータのプリンタを選択するには:
 「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにある「プリンタ設定ユーティリ
ティ」を開きます。

 プリンタがリストにない場合は、「追加」をクリックします。
 ポップアップメニューから「Bonjour 」を選びます。
 プリンタを選択して「追加」をクリックします。

第4章

ヒントとトラブルシューティング

33

Mac OS X v10.5 を使用するコンピュータでプリンタを選択するには:
「プリントとファクス」をクリックします。
 「アップル」>「システム環境設定」と選択してから、

 リストでプリンタを選びます。プリンタの名前がリストにない場合は、リストの下部にある「追
加」(+)ボタンをクリックしてから、使用したいプリンタを選択します。

Windows を使用するコンピュータでプリンタを選択するには:
 「スタート」メニューから「プリンタと FAX」を開きます。

 プリンタを選択します。目的のプリンタがリストにない場合は、
「プリンタのインストール」を
クリックして、画面に表示される指示に従います。

4 プリンタの電源を切り、数秒間待ってから、もう一度電源を入れます。

AirMac ソフトウェアをアップデートしたい場合
アップルでは、AirMac ソフトウェアを定期的にアップデートしています。
ベースステーションソフトウェアをアップデートするには:

1 「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにある「AirMac ユーティリティ」
を開きます。

2 AirMac ユーティリティのメニューから「アップデートを確認」を選択します。
3 ダウンロード可能なすべてのファームウェア・アップデートをダウンロードする場合は、「ダ ウ
ンロード」をクリックします。お使いのベースステーション固有のファームウェアを選択する場
合は、
「詳細情報を表示」をクリックします。

4 ファームウェアをダウンロードしたら、「アップデート」をクリックしてベースステーションに
インストールします。複数のベースステーションをアップデートする場合は、「詳細情報を表示」
をクリックして、アップデートしたいベースステーションを選択してください。

34

第4章

ヒントとトラブルシューティング

AirMac Express の配置に関する注意事項
次の推奨事項は、AirMac Express で最大のワイヤレス通信範囲および最適なネットワーク範囲を
実現するために役に立ちます。

 大きな家具や壁などの障害物がほとんどない空きスペースに、AirMac Express を配置してくだ
さい。金属面から離して配置してください。

 AirMac Expressを家具の裏に配置する場合は、AirMac Expressと家具の間に 3 cm以上の空間を
空けてください。

 AirMac Express を横にして置かないでください。
 AirMac Express を 3 面以上の金属面に囲まれている場所に配置しないでください。
 ステレオを配備した部屋に AirMac Express を配置する場合は、AirMac Express をオーディオ
ケーブル、ビデオケーブル、または電源ケーブルで取り囲まないようにしてください。ケーブ
ルが片側に集まるように AirMac Express を配置してください。 AirMac Express とケーブルの
間にできるだけ広い空間を維持してください。

 AirMac Express をステレオの裏に配置する場合は、AirMac Express をステレオのどちらか一方
の隅に配置してください。ステレオの裏の中央に配置しないでください。

 電子レンジ、2.4 GHz のコードレス電話、またはその他の干渉源から 8 m 以上離れた場所に
AirMac Express を配置してください。

第4章

ヒントとトラブルシューティング

35

AirMac への干渉を引き起こすもの
干渉源を遠ざければ、トラブルが起きる可能性は少なくなります。以下のものは、AirMac 通信
への干渉を引き起こします:

 電子レンジ
 DSS(Direct Satellite Service )の無線周波数
 ある種の衛星用アンテナに付属する古い同軸ケーブルは干渉を引き起こすことがあります。装
置の製造元に問い合わせて、新しいケーブルを入手してください。

 電線、鉄道架線、発電所などの大規模な電気設備
 2.4 GHz 帯で使用されるコードレス電話機。電話機またはAirMac 通信に問題がある場合は、ベー
スステーションまたは AirMac Express が使用するチャンネルを変更してください。
 近接したチャンネルを使用している隣接したベースステーション。たとえば、ベースステーショ
ン A をチャンネル 1 に設定している場合は、ベースステーション B をチャンネル 6 以上に設定
しなければなりません。

36

第4章

ヒントとトラブルシューティング

5

追加情報/サービス/サポート

5

AirMac Express の 使い かた に 関す る追 加 情報 は、ハ ード ディ ス ク、
Web、およびオンスクリーンヘルプで参照できます。
インターネットでのサービス/サポート
AirMac Express の最新情報については、 www.apple.com/jp/airmacexpress にアクセスしてく
ださい。

AirMac Express のユーザ登録を行うには( AirMac Express CD に収録されているソフトウェアを
インストールしたときに登録しなかった場合)、www.apple.com/jp/registration にアクセスし
てください。

AirMac のサービス&サポート情報、製品についての情報や意見の交換、最新のアップルソフトウェ
アのダウンロードについては、www.apple.com/jp/support/airmac にアクセスしてください。
日本国外でのサポートについては、www.apple.com/jp/support にアクセスして、ポップアップ
メニューから国を選んでください。

オンスクリーンヘルプ
「AirMac ユーティリティ」を開き、
「ヘルプ」>
m AirMac の使いかたについて詳しい情報を見るには、
「AirMac ユーティリティヘルプ」と選択します。

37

保証サービスを利用する
AirMac Express が損傷したり、正しく機能しない場合は、このガイド、オンスクリーンヘルプ、
およびインターネットのサービス/サポートの指示に従ってください。
それでも装置が機能しない場合は、www.apple.com/jp/support にアクセスして保証サービスの
利用方法に関する説明を参照してください。

AirMac Express のシリアル番号が印刷されている場所
シリアル番号は AirMac Express の表面に印刷されています。

38

第5章

追加情報/サービス/サポート

付録

AirMac Express の仕様
AirMac の仕様
 周波数帯域: 2.4 または 5 GHz(ギガヘルツ)

 ワイヤレス出力: 20 dBm(公称値)
 規格: 802.11 DSSS 1 および 2 Mbps 規格、802.11a、802.11b、802.11g 仕様、および 802.11n ド
ラフト仕様
インターフェイス

 内蔵 10/100Base-T 用の RJ-45 Ethernet LAN コネクタ( G)
 USB( Universal Serial Bus )(d )
 アナログ/光デジタル 3.5 mm ミニジャック
 AirMac Extreme
動作環境

 動作時温度: 0° C 〜 35° C (32° F 〜 95° F)
 保管時温度: –25° C 〜 60° C( –13° F 〜 140° F)
 相対湿度(稼働時): 20%〜 80%の相対湿度
 相対湿度(保管時): 10%〜 90%の相対湿度(結露しないこと)
 稼働時高度:0 〜 3,048 m( 0 〜 10,000 フィート)
 保管時高度(最大):4,572 m(15,000 フィート)

39

外形寸法

 高さ:94 mm
 幅:75 mm
 厚さ:28.5 mm
ハードウェア・アドレス

AirMac Express には次の 2 つのハードウェア・アドレスがあり、これらはケースの側面に印刷さ
れています:

 AirMac ID:ワイヤレスネットワーク上でAirMac Express を識別するために使用されるアドレ
スです。

 Ethernet ID:MAC アドレスとも呼ばれます。AirMac Express をインターネットに接続すると
きに、このアドレスを ISP に知らせなければならない場合があります。

AirMac Express の安全に関するヒント
 AirMac Express を電源コンセントから取り外さない限り、電源を完全に切ることはできません。
 AirMac Express をコンセントに接続したりコンセントから取り外すときは、必ず側面を持って
ください。プラグの金属部分をさわらないでください。

 AirMac Express は高電圧の機器であるため、電源コンセントから取り外しているときでも絶対
にケースを開けないでください。AirMac Express の修理が必要な場合は、37 ページの「追加
情報/サービス/サポート」を参照してください。

 コネクタをポートに無理に差し込まないでください。コネクタとポートが簡単に結合しない場
合は、それらが適合していない可能性があります。コネクタがポートに適合していること、ま
た、コネクタとポートを正しい向きで合わせていることを確かめてください。

40

付録

AirMac Express の仕様

Â 別売の電源コードを使う場合は、AirMac Express が電源コードでつり下げられた形にならない
ように設置してください。

 AirMac Express を使っているときにケースが温かくなるのは異常ではありません。
AirMac Express のケースは、内部の熱を外部に移す冷却面の役目をします。

湿気のある場所を避ける
警告:感電や怪我を防止するため、水の近くや湿気のある場所で AirMac Express を使用しない
でください。

 飲み物、洗面台、浴槽、シャワー室など、水気のある場所から離れたところに AirMac Express
を設置してください。

 AirMac Express を直射日光や雨などの湿気にさらさないでください。
 AirMac Express に食べ物や液体をこぼさないように注意してください。こぼしてしまった場合
は、ふき取る前に AirMac Express を電源コンセントから取り外してください。
食べ物や液体をこぼしてしまった場合は、修理のために装置をアップルに送付してください。 詳
しくは、詳しくは、37 ページの第 5 章「追加情報/サービス/サポート」を参照してください。

自分で修理しない
警告:AirMac Express のケースを開けたり、分解したりしないでください。感電の危険があり、
また製品保証が無効になります。内部には、お使いの方がご自身で修理できる部品はありません。

付録

AirMac Express の仕様

41

法規制の順守に関する情報

Wireless Radio Use
This device is restricted to indoor use due to its operation
in the 5.15 to 5.25 GHz frequency range to reduce the
potential for harmful interference to co-channel Mobile
Satellite systems.
Cet appareil doit être utilisé à l’intérieur.

Exposure to Radio Frequency Energy
The radiated output power of this device is well below
the FCC and EU radio frequency exposure limits.
However, this device should be operated with a
minimum distance of at least 20 cm between its
antennas and a person’s body. The antennas used with
this transmitter must not be co-located or operated in
conjunction with any other antenna or transmitter
subject to the conditions of the FCC Grant.

FCC Declaration of Conformity
This device complies with part 15 of the FCC rules.
Operation is subject to the following two conditions: (1)
This device may not cause harmful interference, and (2)
this device must accept any interference received,
including interference that may cause undesired
operation. See instructions if interference to radio or
television reception is suspected.

Radio and Television Interference
This computer equipment generates, uses, and can
radiate radio-frequency energy. If it is not installed and
used properly—that is, in strict accordance with Apple’s
instructions—it may cause interference with radio and
television reception.

protection against such interference in a residential
installation. However, there is no guarantee that
interference will not occur in a particular installation.
You can determine whether your computer system is
causing interference by turning it off. If the interference
stops, it was probably caused by the computer or one of
the peripheral devices.
If your computer system does cause interference to radio
or television reception, try to correct the interference by
using one or more of the following measures:
 Turn the television or radio antenna until the
interference stops.
 Move the computer to one side or the other of the
television or radio.
 Move the computer farther away from the television or
radio.
 Plug the computer into an outlet that is on a different
circuit from the television or radio. (That is, make certain
the computer and the television or radio are on circuits
controlled by different circuit breakers or fuses.)
If necessary, consult an Apple Authorized Service Provider
or Apple. See the service and support information that
came with your Apple product. Or, consult an
experienced radio/television technician for additional
suggestions.

Important: Changes or modifications to this product
not authorized by Apple Inc. could void the EMC
compliance and negate your authority to operate the
product.

This equipment has been tested and found to comply
with the limits for a Class B digital device in accordance
with the specifications in Part 15 of FCC rules. These
specifications are designed to provide reasonable

43

This product was tested for FCC compliance under
conditions that included the use of Apple peripheral
devices and Apple shielded cables and connectors
between system components. It is important that you use
Apple peripheral devices and shielded cables and
connectors between system components to reduce the
possibility of causing interference to radios, television
sets, and other electronic devices. You can obtain Apple
peripheral devices and the proper shielded cables and
connectors through an Apple-authorized dealer. For nonApple peripheral devices, contact the manufacturer or
dealer for assistance.

Responsible party (contact for FCC matters only): Apple
Inc., Corporate Compliance, 1 Infinite Loop M/S 26-A,
Cupertino, CA 95014-2084.

European Union — Disposal Information

This symbol means that according to local laws and
regulations your product should be disposed of
separately from household waste. When this product
reaches its end of life, take it to a collection point
designated by local authorities. Some collection points
accept products for free. The separate collection and
recycling of your product at the time of disposal will help
conserve natural resources and ensure that it is recycled
in a manner that protects human health and the
environment.

廃棄とリサイクルに関する情報

Industry Canada Statement

本製品にはバッテリーが内蔵されています。廃棄の際には、

This Class B device meets all requirements of the
Canadian interference-causing equipment regulations.

お住まいの地域の法規制を順守してください。アップルのリ

Cet appareil numérique de la Class B respecte toutes les
exigences du Règlement sur le matériel brouilleur du
Canada.

VCCI クラス B 基準について

サイクルプログラムについては、

www.apple.com/jp/environment にアクセスしてください。

California: The coin cell battery in your product contains
perchlorates. Special handling and disposal may apply.
Refer to www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate.
Deutschland: Dieses Gerät enthält Batterien. Bitte nicht
in den Hausmüll werfen. Entsorgen Sie dieses Gerätes
am Ende seines Lebenszyklus entsprechend der
maßgeblichen gesetzlichen Regelungen.
Nederlands: Gebruikte batterijen kunnen worden
ingeleverd bij de chemokar of in een speciale
batterijcontainer voor klein chemisch afval (kca) worden
gedeponeerd.

Europe — EU Declaration of Conformity
For more information, see
www.apple.com/euro/compliance.

44

Taiwan:

Taiwan Warning Statements

環境向上への取り組み
アップルでは、事業活動および製品が環境に与える影響をで
きる限り小さくするよう取り組んでいます。詳しくは、次の

Web サイトを参照してください:
www.apple.com/jp/environment

Korea Warning Statements

© 2008 Apple Inc. All rights reserved.
Apple、Apple ロゴ、 Apple TV、Bonjour 、iTunes、Mac、
Macintosh 、および Mac OS は、米国その他の国で登録され
た Apple Inc. の商標です。 AirMac 、AirMac Express、
AirMac Extreme 、AirTunes、および iPhone は Apple Inc.
の商標です。本書に記載のその他の製品名および社名は、各
社の商標である場合があります。

45

www.apple.com/jp/airmac
www.apple.com/jp/support/airmac
J034-4657-A
Printed in XXXX



Source Exif Data:
File Type                       : PDF
File Type Extension             : pdf
MIME Type                       : application/pdf
PDF Version                     : 1.6
Linearized                      : Yes
Page Mode                       : UseOutlines
XMP Toolkit                     : 3.1-701
Producer                        : Acrobat Distiller 7.0.5 for Macintosh
Create Date                     : 2008:04:21 11:28:18Z
Modify Date                     : 2008:04:22 10:41:43+09:00
Creator Tool                    : FrameMaker 6.0
Metadata Date                   : 2008:04:22 10:41:43+09:00
Format                          : application/pdf
Description                     : 1.0
Creator                         : Apple Inc.
Title                           : AirMac Express 設定ガイド
Document ID                     : uuid:f8f8387c-0f4a-11dd-947a-000a956bfbbe
Instance ID                     : uuid:42f626fa-100d-11dd-a0c4-000a956bfbbe
Page Count                      : 48
Page Layout                     : SinglePage
Subject                         : 1.0
Author                          : Apple Inc.
Keywords                        : J034-4657
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