Casio 2609 2639 Users Manual QW 2609/2639
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2015-01-21
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Operation Guide 2609/2639 MA0502-F パワーセービング機能について 本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設定してあります。 ※パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能です。 ※時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えることがあります。 ● スリープ状態になるには ● スリープ状態を解除するには • 表示スリープ 午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時 間放置します。 ➟液晶表示が消え、スリープマークが点滅します。 アラーム・時報の報音は行ないます。 ※ ストップウオッチモードのときは、スリープ状態になりません。 本機を明るいところに置くか、 いずれかのボタンを押すか、 オートライト(「■時計を傾けて発光させる ∼オートライ ト機能∼」)のように傾けたりします。 ※本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯するま でに最大 2 秒かかる場合があります。 <モジュール2609> <モジュール2639> ● パワーセービング機能のオン/オフ パワーセービング機能を働かせなくするには 「ホームタイム データ (時刻・カレンダー) の合わせ方」 をご覧になり、 パワー セービング機能をOFFにしてください。 スリープ マーク 机の中などに長期間しまっておくときは、パワーセー ビング機能をオンにしておけば、 節電効果があります。 ※モジュール番号は時計本体裏面に刻印されている4桁の数字です。 • 機能スリープ 表示スリープのまま暗いところで6∼7日間経過します。 ➟スリープマークが点滅から点灯にかわります。 アラーム・時報の報音は行ないません。 電波の自動受信は行ないません。 ※ 時計機能は正常に作動しています。 C ボタンを押すごとにモードが切り替 わります。 操作のしくみと表示の見方 ※アラームモード、リコールモードのまま 2 ∼ 3 分間経過すると、自動的に時刻モードに戻ります。 ※アラームモードに切り替えるとアラーム番号または “SNZ” (スヌーズアラーム) “SIG” 、 (時報) が表示されます。 時刻モード ★曜日の見方 <モジュール2609> バッテリー インジケーター SUN:日 MON:月 TUE:火 WED:水 THU:木 FRI:金 SAT:土 ★タイムスタンプ(タイムメモ) 時刻モードで ボタンを約 1 秒間押し続 けると、確認音が鳴り、そのときの「月日、 時分秒」をメモリーします。 ※メモリー表示になり、約 2 秒後、時刻 モードの表示に戻ります。 ※メモリーしたデータはリコールモードで 見ることができます。(「タイムスタン プ(タイムメモ)データの見方」参照) メモリー番号 曜日 ボタン 午後マーク (午前はA) 月・日 都市コード リコールモード モードマーク 時・分・秒 ボタン ボタン 月・日 ボタン(ライト点灯) <モジュール2639> バッテリー インジケーター ボタン 午後マーク (午前はA) 曜日 ボタン 時・分・秒 ボタン 時・分・秒 ワールドタイムモード ボタン 月・日 ストップウオッチモード モードマーク アラームモード アラーム番号 ボタン ボタン(ライト点灯) ※モジュール番号は時計本体の裏面に刻印されている4桁の数字です。 なお、本書ではモジュール2609で説明しています。 1 Operation Guide 2609/2639 電源について 本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。 安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。 二次電池が消耗して時計機能が停止すると (レベル4) 、 メモリーされているデータや設定は消去されます。 ● バッテリーインジケーターの見方 2609 ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点滅して、 一時的に以下の操作ができなくなります。 • EL バックライトの点灯 リカバーマーク • アラーム・時報などの報音 • 電波受信 すべての機能が使用可能 レベル1 レベル2 すべての機能が使用可能 レベル3 液晶表示不可、EL点灯不可、 アラーム・時報などの報音不 可、電波受信不可 レベル4(不点灯) ● リカバーマークが点滅している場合 2639 (不点灯) 時計発振不可 (時計機能停止) ※「2609」 、「2639」はモジュール番号です。 ※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし てから確認してください。 ※レベル4になっても再度充電を行なうことで使用できます。 ※レベル 4 から充電したときは、レベル 3 になると表示が 点灯しますので、時刻・カレンダーを合わせてください。 ただし、レベル 2 またはレベル 1 になるまで十分に光を あててから、ご使用ください。 ●充電時のご注意 ●充電の目安 以下のような高温下での充電はお避けください。 • 炎天下に駐車中の車のダッシュボード • 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 • 直射日光が長く当たって、高温になる所 なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり ますが、温度が下がれば正常に戻ります。 本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作に加 え下記の条件で使用した場合に約 6ヶ月動き続けます。 充電の際、 光源の条件によっては時計本体が極 端に高温になることがありますので、 やけどな どをしないようにご注意ください。 レベル3の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。こ のときは、本機を光にあてて、十分に充電を行なってください。 本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス パネル)が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして 見ることができます。また、時計を傾けると暗いときに文 字板が発光するオートライト機能もあります。 本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま すので、ご注意ください。 ●各レベルに回復するための充電時間 環境(照度) 例)時計の置き方 ソーラーセル ■ ボタンを押して発光させる ∼手動発光∼ どのモードのときでも、 L ボタンを押します ➟ L ボタンを押すと約 1.5 秒 間文字板が発光します。 約5分 約24分 約48分 約8時間 充電時間 レベル4 \ レベル3 \ レベル2 \ レベル1 晴れた日の屋外など (50,000ルクス) 約1時間 約14時間 約3時間 晴れた日の窓際など (10,000ルクス) 約3時間 約70時間 約14時間 曇り日の窓際など (5,000ルクス) 約5時間 約143時間 約28時間 蛍光灯下の室内など (500ルクス) 約57時間 −−− −−− 〈オートライトご使用時の注意〉 2 時計を腕にはめ、 水平にします 充電時間 ※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充 電時間が異なる場合があります。 ※イラストは樹脂バンドの場合です。 1 ■ 時計を傾けて発光させる 環境(照度) 晴れた日の屋外など (50,000ルクス) 晴れた日の窓際など (10,000ルクス) 曇り日の窓際など (5,000ルクス) 蛍光灯下の室内など (500ルクス) * 基本動作とは、時計内部の時刻演算 処理のことです。 ●文字板を発光させる 表示照明用 EL バックライトについて なお、こまめに充電を行なえば、 安定してご使用いただけます。 〈1日動くのに必要な充電時間〉 ※左記の条件で使用した場合。 ●充電のしかた ● 充電必要サイン この場合は、時間がたてば電池電圧が復帰し、使用できる ようになります。 1 日あたりの使用量 • ELバックライト:約1.5秒間 • アラームの報音:約 10 秒間 • 電波受信:4 回 • 表示点灯:約 18 時間 水平状態から、 表示が見え るように約40°傾けます ● オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 短くなりますのでご注意ください。 ● 時計を傾けたとき、文字板の発光が一瞬遅れること がありますが異常ではありません。 ● 文字板発光後、時計を傾けたままにしておいても、 発光は約 1.5 秒間のみとなります。 ● 時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った り、腕を上にあげたりしても発光することがありま す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に しておいてください。 ∼オートライト機能∼ オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時 計を傾けるだけで文字板が発光する便利なフルオート ライト機能です。 ※明るいときは、自動発光しません。 暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。 オートライト機能では、どのモードのときでも、時計 を傾けるだけで文字板が約 1.5 秒間発光します。 準備:時刻・カレンダーモードのとき L ボタンを約2秒間 押し続けて、オートライト ON( 点灯)にします。 オートライトONマーク 40° 以上 ※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外 側」にくるようにつけてください。 ※文字板の左右(3時−9時方向)の 角度を± 15°以内にしておいて ください。15°以上傾いていると 発光しにくくなります。 ※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ オートライトを OFF にしてご使用ください。 〈EL 発光についてのご注意〉 ※オートライト OFF のときも L ボタンを押すと発光しま す。 本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。 これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球) が内部で動くための音で、故障ではありません。 ※オートライト ON のとき、L ボタンを約 2 秒間押し続け るとオートライト OFF( 消灯)に戻ります。 ● 直射日光下では発光が見えにくくなります。 ● 発光中に L ボタン以外のいずれかのボタンを押し たり、 アラームなどが鳴り出すと発光を中断します。 ● 発光中に時計本体より音が聞こえることがあります が、これはELパネルが点灯する際の振動音であり、 異常ではありません。 ● 静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな り、発光しないことがあります。このときはもう一 度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、 それでも発光しにくいときは、腕を下からふりあげ てみると発光しやすくなります。 2 Operation Guide 2609/2639 ■ 電波の受信範囲の目安 電波時計について 本機は、ホームタイム都市を下記のように設定すると日本の標準電波(JJY)またはアメリカの標準電波(WWVB)を受 信することができます。(ホームタイム都市の設定により受信する電波は異なります) ■ 電波時計とは ■ 標準電波 正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。 ●日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機 構(NICT)が運用しており、福島県田村郡の「おおたか どや山標準電波送信所(40kHz) 」および佐賀県と福岡県 の境にある「はがね山標準電波送信所(60kHz) 」から送 信されています。 ★ 標準時とは 時刻のもとになるもので、テレビの時報などに利用されて います。 この標準時は「セシウムビーム型原子周波数標準器」等に より制御されています。 * ホームタイム都市の設定については「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わせ方」参照。 ●アメリカの標準電波(WWVB)はNational Institute of Standards and Technology(NIST)が運用しており、 コロラド州の Fort Collins から送信されています。 この標準電波は、ほぼ 24 時間継続して送信されてい ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される こともあります。 時刻情報 送信所 受信した電波を時 計内部で解読し、 時刻情報に変える 解読 ■ 使用場所について 電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行なってください。 ※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考 えください。 セシウム 原子時計 時刻情報 本機 時計内部 時刻情報にもとづ いて時刻修正 1000km <送信所の位置> 家庭電化製品、OA機器のそば テレビ、スピーカー、FAX、 パソコン、携帯電話など ( ) 500km 500km はがね山 (60kHz) おおたかどや山 (40kHz) ●条件の良いときは、送信所からおよそ3,000km離れ た場所でも受信することができます。 ※ただし、約1,000kmを越えると電波が弱くなりま すので、受信しにくくなることがあります。 ※受信範囲内であっても、 地形や建物の影響を受けたり、 季節や時間帯(昼・夜) などによって受信できないことがあります。 ※電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。 ●受信マークと受信インジケーター 受信方法には、以下の 2 種類があります。 1 自動受信(午前 2・3・4・5 時に自動受信します) 2 手動受信(ボタンを押して手動受信します) ※工場出荷時には、自動受信を行なうようにセットされて いますので、電波を受けるのに適した環境であれば、自 動的に受信を行ない、正確な時刻を保ちます。 受信時間はおよそ 2 ∼ 6 分です。 ※ただし、受信電波の設定で 「AUTO」 を選んでいるときは、 周波数を選択するため、 最大12分かかる場合があります。 受信中は受信状態によって受信 マークと受信インジケーターが 変化します。 安定状態がなるべく長く保てる 場所で受信してください。 * 受信電波の設定については「■受信電波を選ぶ」参照。 ●手動受信 D ボタンを約 2 秒間押し続 けます 不安定 ➟確認音が鳴り、受信を開始します。 ★ 受信を中止するときは 樹脂バンド <モジュール2609> 時刻モードのとき 受信マーク 受信インジケーター 山の裏側…など 金属バンド ●時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。 ●受信中、時計本体を動かさないようにしてください。 安定 <モジュール2639> D ボタンを押します ※受信中は D ボタン以外の操作はできません。 受信がうまくいかないときは、上記のような場所から 離れ、受信状況の良いところで再度受信してみてくだ さい。 Fort Collins 1000km ●条件の良いときは、送信所からおよそ1,000km離れ た場所でも受信することができます。 ※ただし、約500kmを越えると電波が弱くなります ので、受信しにくくなることがあります。 ★ 受信が成功すると 電波障害の起きるところ (工事現場、空港のそばなど) 3000km <送信所の位置> 1000km 受信中は受信マーク“ ”と受信 インジケーターが変化します。 乗り物の中 (自動車、電車、飛行機など) コロラド州のFort Collinsからの電波を受信します。 LAX、DEN、CHI、NYC ●受信時間は? 本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部 (12時位置のアンテナ)を外に向けて窓際に置いてくださ い。 高圧線、架線の近く TYO ■ 受信方法について ●受信しやすくするために ビルの中およびその周辺 (ビルの谷間など) 受信電波 「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」または「はがね山標準電波送 信所(60kHz)」からの電波を受信します。 内蔵の「受信アンテナ」 から電波を受信 長波標準電波 電波情報 電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、時 計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に1 秒未満 のズレが生じます。 ホームタイム都市 成功した時点で受信を終了し、時刻を修正後、確認音の報 音とともに修正日時を表示します。 ※受信マーク“ ”と受信インジケーターが点灯します。 (毎日、午前 3 時に消えます) ★ 受信が失敗すると 時刻修正は行なわれず、“ERR”を表示します。 ※何も操作をしないと、1 ∼ 2 分後時刻モードに戻ります。 不安定 安定 ※受信しやすい場所でも、安定するまで約 10 秒ほどかか ります。 ●受信マークと受信インジケーターは、受信状態の確 認および使用場所を決める際の目安としてお使いく ださい。 ●天候、時間、環境等により電波状況は変化します。 3 Operation Guide 2609/2639 ■ 自動受信の ON / OFF 設定 ● 受信日時の確認 時刻モードのとき ホームタイム都市を TYO(東京)に設定しているときは、 受信する電波を選ぶことができます。 ※ホームタイム都市の設定については「ホームタイムデー タ(時刻・カレンダー)の合わせ方」をご覧ください。 1.セット状態にする D ボタンを押します ➟受信により最後に修正した月 A ボタンを約 2 秒間押 します 日と時分を表示します。 ※時刻表示に戻すには、もう一 度D ボタンを押します。 ※何も操作をしないと、1 ∼ 2 分後時刻モードに戻ります。 A ボタンを約 2 秒間押 します 2.「自動受信設定」にする ●本機は「時・分・秒」と「年・月・日」の情報を受信しま すが、電波状況により、 「時・分・秒」のみ受信する場合 があります。 ●“ ”マークは「時・分・秒」 と「年・月・日」の情報を両 方受信したときに点灯しま す。 「時・分・秒」のみ受信し たときは点灯しません。 点灯しない 「時・分・秒」「年・月・日」を受信 ……… 点灯する 「時・分・秒」のみ受信 …………………… 点灯しない す。 ➟自動受信の設定になります。 2.受信する電波を選ぶ D ボタンを押します 3.ON / OFF を切り替える ➟D ボタンを押して、受信 する電波を選びます。 D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに自 3.セットを終わる 動受信の ON / OFF が切 り替わります。 A ボタンを 2 回押します ➟点滅が止まり、セット完了です。 4.セットを終わる ※ 点滅表示のまま 2 ∼ 3 分間すると、自動的に点滅が止 まります。 A ボタンを 2 回押します ●「時・分・秒」のみ受信した場合、受信日時の確認で表示 される月日は、受信時に時刻モードで表示していた月日 となります。 ● 60 「はがね山標準電波送信所(60kHz) 」からの電波のみ を受信します。 ➟受信電波の設定になりま Cボタンを3回押します ● AUTO 「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz) 」と「はが ね山標準電波送信所(60kHz) 」からの電波のうち、受 信しやすい方を自動的に選びます。 ※前回受信に成功した方の電波を優先的に受信します。 ● 40 「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz) 」からの電 波のみを受信します。 1.セット状態にする ➟受信電波の設定になります。 ■ ご注意 ■ ■ 受信電波を選ぶ ➟点滅が止まり、セット完了です。 ※ 点滅表示のまま 2∼ 3 分間すると、自動的に点滅が止 まります。 ■ 受信に関するご注意 ■ こんなときには ●自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ行 なわれます。 ●自動受信中にボタン操作を行なうと、確認音が鳴り、受 信を中断します。 ●受信は送信されている電波の届く範囲内で行なってくだ さい。 ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を受 けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうまく受信 できないことがあります。 ●電波障害により、誤った信号を受信することがあります。 そのときは、再度受信を行なってください。 ●本機は日本およびアメリカで送信されている電波に合わ せて設定されていますので、電波が届かない地域では通 常の時計としてご使用ください。 ●電波受信を行なわないときは、平均月差±15秒以内の精 度範囲で動きます。 ●極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあり ます。 ●受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。 ●本機のカレンダー機能は 2099 年までですので、2100 年以降は受信してもエラーとなります。 手動受信ができない 電波受信をしても時刻が合わない 原因:時刻モード以外のときは、 手動受信はできません。 ホームタイム都市が TYO、NYC、CHI、DEN、 LAX 以外のときは、手動受信はできません。 処置:手動受信は時刻モードで行なってください。 ホームタイム都市が TYO、NYC、CHI、DEN、 LAX のとき、手動受信を行なうことができます。 「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わ せ方」からの設定をご覧になり、ホームタイム都 市を合わせてください。 「自動受信ON」に設定しているのに“ 原因:サマータイムが ON になっているか、ホームタイ ム都市設定を間違えていませんか。 処置:1 時間進んでいるとき(DST マーク点灯)はサ マータイムが ON になっています。また、大きく 違っているときはホームタイム都市を間違えてい ます。 「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わ せ方」からの設定をご覧になり、正しく合わせて ください。 ”マークが消えている 原因:“ ”マークは受信が成功し、時刻修正を行なっ たときに点灯します。 一日に一度も受信に成功していない場合は、点灯 しません(毎日午前 3 時に消えます)。 “ ”マークは「時・分・秒」と「年・月・日」の 情報を両方受信したときに点灯します。 「時・分・ 秒」のみ受信したときは点灯しません。 自動受信のとき、時刻モードまたはワールドタイ ムモード以外のモードになっていた。 処置:電波の届く場所で使用しているかを確認して、受 信を行なってください。 「受信成功」しやすい環境で使用してください。 自動受信を行なうときは、時刻モードまたはワー ルドタイムモードにしておいてください。 また、手動で時刻修正をすると、 “ ”マークは 消えます。 電波受信ができないときや受信しても時刻が合わないとき などは、設定を確認してください。 ※本機は工場出荷時および電池交換時には、以下の内容で セットされています。 自動受信 オン 受信電波 日本の標準電波(40kHz/ 60kHz)を自動受信 ホームタイム都市 東京 サマータイム 電波受信による自動切り 替え 4 Operation Guide 2609/2639 ワールドタイムの使い方 Cボタンを押して、ワールドタイムモー ドにします。 ■ 都市のサーチ D またはB B ボタンを押しま す 都市コード (戻る) ➟ D ボタンを押すごとに都市 表示都市の 標準時 基本時刻 (ホームタイム都市の時刻) ※ワールドタイムは、時刻モードでホームタイム時刻と都 市コードをセットすると、時差にしたがい他の都市の時 刻を表示します。 ※ワールドタイムの「秒」はホームタイムの「秒」に連動し ています。 コードが進み、Bボタンを押 すごとに戻ります。 ※D・B ボタンとも押し続け ると早送りができます。 ※表示される順番は、「■ワー ルドタイム都市一覧表」をご 覧ください。 (進む) −−− ➟D ボタンを押すごとに都 市コードが進み、B ボタ ンを押すごとに戻ります。 ※ D・B ボタンとも押し続 けると早送りができます。 A ボタンを約 1 秒間押 し続けます DSTマーク ➟ 設定のときは“DST”マー クが点灯します。 解除のときは“DST”マー クが消えます。 ※ 設定または解除したとき に、“ピッ”と確認音が鳴 ります。 ■ ワールドタイム都市一覧表 都市名 D または B ボタンを押 します サマータイムとはDST(Daylight Saving Time)と も言い、通常の時刻から1時間進める夏時間制度のこ とです。 サマータイムの採用時期は国や地域により異なります し、採用していないところもありますのでご注意くだ さい。 2.設定または解除する 選んだ都市の標準時が違っているときは、時刻モード の時刻およびホームタイム都市設定を確認し、違って いるときは正しくセットしてください。 ※セットについては「ホームタイムデータ(時刻・カ レンダー)の合わせ方」をご覧ください。 コード サマータイムは各都市ごとに設定できます。 1.都市を選ぶ ワールドタイムモードでは、世界 30 都市(29 タイムゾーン)の時刻を簡単に知ることができます。 ワールドタイムモードに切り替えると、前回このモードで 最後に見た都市の時刻を表示します。 ■ サマータイムの設定/解除 タイムスタンプ(タイムメモ)データの見方 時差 コード 都市名 時差 –11 JRS エルサレム +2 HNL ホノルル –10 JED ジェッダ +3 ANC アンカレジ –9 THR テヘラン +3.5 LAX ロサンゼルス –8 DXB ドバイ +4 DEN デンバー –7 KBL カブール +4.5 CHI シカゴ –6 KHI カラチ +5 NYC ニューヨーク –5 DEL デリー +5.5 CCS カラカス –4 DAC ダッカ +6 RIO リオデジャネイロ –3 RGN ヤンゴン +6.5 −−− –2 BKK バンコク +7 −−− –1 HKG 香港 +8 +9 GMT <グリニッジ標準時> +0 SEL ソウル LON ロンドン +0 TYO 東京 +9 PAR パリ +1 ADL アデレード +9.5 BER ベルリン +1 SYD シドニー +10 ATH アテネ +2 NOU ヌーメア +11 CAI カイロ +2 WLG ウェリントン +12 C ボタンを押して、リコールモードにします。 タイムスタンプ機能は、時刻データ(月・日・時・分・秒)を最大 30 件まで記憶できます。時刻データは記憶した順に 見ることができますので、時刻を覚えておくときに大変便利です。 ●タイムスタンプは時刻モードで B ボタンを約 1 秒間押し続けるとメモリーできます。 ●リコールモードに切り替えると、直前にメモリーした最新のデータもしくは前回見たデータを表示します。 ■ データを見る リコールモードのとき ■ データを消去する メモリー番号 リコールモードのとき D または B ボタンを押 します A ボタンを 2 ∼ 3 秒間 押し続けます ➟D ボタンを押すごとに新 ➟記憶したすべてのデータ しいデータから順番に戻 り、B ボタンを押すごと に逆に進みます。 ※ D・B ボタンとも押し続 けると早送りができます。 が消去されます。 ※ 特定のデータのみ消去す ることはできません。 ※この表は 2002 年 6 月現在作成のものです。 ※時差は協定世界時(UTC)を基準としたものです。 5 Operation Guide 2609/2639 アラーム・時報の使い方 本機には、5 本のアラームと時報があります。 ●通常アラーム(アラーム 1 ∼アラーム 4) 設定した時刻になると、約 10 秒間の電子音が鳴ります。 ●スヌーズアラーム(SNZ) セットした時刻になると、約 10 秒間の電子音が鳴り、5 分おきに合計 7 回(約 30 分間)報音を繰り返します。な おボタンを押して音を止めても、再び鳴り出します。 ●時報 毎正時(00 分のとき)に“ピッピッ”と電子音が鳴りま す。 ●モニターアラーム アラームモードで B ボタンを押し続けると、押している 間、アラーム音が鳴ります。 Cボタンを押して、アラームモードにします。 アラーム番号 ➟D ボタンを押すごとに以 下の順でアラームが切り 替わりますので、セットし たいアラーム番号を表示 させます。 アラーム2 (AL2) アラーム3 (AL3) 時 報 (SIG) スヌーズアラーム (SNZ) アラーム4 (AL4) アラームマーク C ボタンを押します ※ アラームマークが点灯し、 自動的にアラームがオン になります。 分 5.「分」をセットする ※点滅表示のまま 2 ∼ 3 分間すると、自動的に点滅が止ま ります。 ●鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押します。 ※スヌーズアラームは、約 5 分後に再び鳴り出します(ス ヌーズ中は“SNZ”が点滅します) 。 ※スヌーズアラーム機能中のときに以下の操作を行ないま すと、スヌーズアラーム機能が中断されます。 ・ アラームモードでスヌーズアラームを OFF にしたと き。 ・ アラームモードでセット状態にしたとき。 ・ 時刻モードで時刻セット状態にしたとき。 (戻る) D または B ボタンを押 します ➟D ボタンを押すごとに 1 ➟「時」が点滅します。 D ボタンを押します つずつ進みB ボタンを押 (進む) すごとに戻ります。 ※ D・B ボタンとも押し続けると早送りができます。 ※「時」のセットのとき午前(A)/午後(P) 、または24 時間制にご注意ください。 ※ ホームタイムを 24 時間制にしているときは、アラー ム時刻も 24 時間制で表示されます。 ➟「分」が点滅します。 A ボタンを約 2 秒間押 します 1.オン/オフしたいアラーム・時報を選ぶ ➟点滅が止まり、セット完了です。 4.「分」のセットに切り替える アラーム1 (AL1) 6. セットを終わる A ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに 1 D ボタンを押します 2.セット状態にする ■ アラーム・時報のオン/オフ (戻る) D または B ボタンを押 します ■ アラーム時刻のセット 1.セットしたいアラームを選ぶ 3.「時」をセットする つずつ進みB ボタンを押 (進む) すごとに戻ります。 ※ D・B ボタンとも押し続けると早送りができます。 時 ストップウオッチの使い方 Cボタンを押して、 ストップウオッチモー ドにします。 ストップウオッチは 1/100 秒単位で 23 時間 59 分 59 秒 99(24 時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ●通常計測 ストップウオッチモードのとき 2. オン/オフを切り替える ➟D ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップ B ボタンを押します ➟押すごとにオンとオフが切り替わります。 <アラーム> アラームマーク スタート D ボタンを押します します。 <時 報> 時 時報マーク ( スプリット/ ) リセット ストップ リセット 積算計測… ロスタイムのあるときは、ストップ後リセット せずに D ボタンを押して再スタートすれば、 表示タイムに引き続き計測を始めます。 ●スプリットタイム(途中経過時間)の計測 スタート スプリット計測 スプリット解除 ストップ リセット 2着タイム表示 リセット ● 1・2 着同時計測 分 <スヌーズアラーム> スタート/ ストップ 秒 1/100秒 ( ) スタート 1着ゴール 2着ゴール (1着タイム表示) スヌーズマーク ●計測中にBボタンを押すと、 表示は止まりますが、 内部では計測を続けるスプリット計測となります。 ※スプリット計測中にモードを切り替えると、スプリットは解除されます。 ●計測終了後B ボタンを押すと、計測値が 0 に戻ります(リセット)。 6 Operation Guide 2609/2639 ホームタイムデータ (時刻・カレンダー) の合わせ方 ホームタイムデータのセットとは、お使いになる地域(都市)や時刻・カレンダー等をセットします。 ※ホームタイムデータのセットや修正は時刻モードで行ないます。 ■ セット内容 ■ 合わせ方 1.セット状態に切り替える 時刻モード (約2秒間押し続ける) A ボタンを約 2 秒間押 します ホームタイム 都市設定 受信電波設定 ➟受信電波の設定になりま す。 サマータイム 切替 自動受信切替 12/24時間制 切替 パワーセービング 切替 2.セット桁を送る C または A ボタンを押 します 秒 日 時 分 月 年 ※セット状態(表示の一部が点滅)のときに C ボタンまた は A ボタン押すと、上記順に点滅箇所が移動します。 d.秒合わせのときは と点滅箇所が移動します ので、合わせたい箇所を点 滅させます。 ※ 移動順は左図をご覧くだ さい。 a.ホームタイム都市設定のときは D または B ボタンを押 します 都市コード (戻る) ➟D ボタンを押すごとに都 市コードが進み、B ボタ ンを押すごとに戻ります ので、本機をお使いになる (進む) 都市(地域)を選びます。 ※ D・B ボタンとも押し続けると早送りができます。 ※ 都市コードについては、「■ワールドタイム都市一覧 表」をご覧ください。 b.サマータイム切り替えのときは D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに AUTO / OFF / ON が切 り替わります。 サマータイムとはDST(Daylight Saving Time)と も言い、通常の時刻から1時間進める夏時間制度のこ とです。 サマータイムの採用時期は国や地域により異なります し、採用していないところもありますのでご注意くだ さい。 ● AUTO 自動的にサマータイムの ON / OFF が切り替わりま す。 ※ホームタイム都市が“TYO”のときは日本のサマー タイム情報に、“NYC” 、 “CHI” 、“DEN” 、“LAX” のときはアメリカのサマータイム情報に合わせま す。 アメリカのサマータイム期間= 4 月の第 1 週日 曜日の午前 2:00 ∼ 10 月の最終日曜日の午前 1:00 ( ) ● OFF サマータイムは OFF になります。(通常時間) ● On サマータイムは ON になり、通常時刻より 1 時間進み ます。(夏時間) ※“DST”マークが点灯します。 ※ホームタイム都市が“HKG” 、 “SEL” 、 “TYO” 、 “NYC” 、 “CHI” 、 “DEN” 、 “LAX” 、 “ANC” 、 “HNL”以外のとき は、 「OFF」⇔「On」で表示が切り替わります。 c.12/24 時間制切り替えのときは 12/24時間制切替 D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに 12 時間制表示(12H)と 24 時間制表示(24H)が 切り替わります。 f.パワーセービング切り替えのときは D ボタンを押します D ボタンを押します ➟ D ボタンを押すと「00 ➟Dボタンを押すごとにOn 秒」からスタートします。 ※ 秒が 00 ∼ 29 のときは切 り捨てられ、30 ∼ 59 の ときは 1 分繰り上がって 「00 秒」になります。 とOFFが切り替わります。 00秒になる C または A ボタンでセットしたい箇所を点滅させ、 DまたはBボタンで表示をセットする操作を繰り返 し行ないます。 e.時・分・年・月・日合わせのときは 年 D または B ボタンを押 します ➟D ボタンを押すごとに 1 ➟CまたはAボタンを押す 3.セットする 分 (戻る) 時 秒 つずつ進み、B ボタンを 押すごとに戻ります。 (進む) ※ D・B ボタンとも押し続 月日 けると早送りができます。 ※「時」のセットのとき、午前(A)/午後(P)および 24 時間制にご注意ください。 ※「年月日」は西暦で 2000 年 1 月 1 日∼ 2099 年 12 月 31 日までセットできます。 ※ 曜日は年月日を合わせると自動的にセットされます。 4.セットを終わる A ボタンを押します ➟ 点滅が止まります。 ※点滅表示のまま 2 ∼ 3 分間すると、自動的に点滅が止ま ります。 ★ カレンダーはうるう年および大の月、小の月を自動 判別するフルオートカレンダーです。 7
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