Casio IC 860J IC860J B JA
User Manual: Casio IC-860J IC-860J | 取扱説明書 | 時計 | お客様サポート | CASIO
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IC-860J
取扱説明書
このたびは弊社製品をお買い上げくださいまして誠にありがとうございます。
末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取り扱いくださ
いますようお願いいたします。
本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書に記載して
います。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。なお、この取扱説明書は大切に
保管し、必要に応じてご覧ください。
〒151-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2
B
Printed in China
MA1802-B
©
2017 CASIO COMPUTER CO., LTD.
一昼夜、その場所に置いておく
昼間は電波が受信できなかった場所でも、夜間には受信できることがあります。
電波の状況は、周囲の地形や建物、季節、天候、時間帯(昼 / 夜)などで変化します
(「電波時計について」参照)。
時計が電波を受信できるか、受信できないかは、その電波状況の変化に影響を受け
ます。
定期的に、電波を受信できる場所で電波受信をする
定期的に、窓際などの電波を受信できる場所に時計を持っていき、ボタンを押して電
波を受信します(「ボタンを押して電波を受信する(手動受信)」参照)。
電波を受信した後、設置場所に戻します。
電波受信は行わず、ボタン操作で時刻などを修正する
電波受信は行わずに、ボタン操作で時刻などを修正します(「ボタンを押して時刻な
どを修正する」参照)。
この場合の時計の精度は、「製品仕様」に記載している電波受信による時刻修正が行
えない場合の精度になります。
設置する場所を変更する
時計の設置場所を、電波を受信できる場所に変更します。
変更後、ボタンを押して電波受信を行い、新しい設置場所で電波を受信できるかどう
かを確認してください(「ボタンを押して電波を受信する(手動受信)」参照)。
電波を受信できないときは
すぐに時刻を合わせたいときなど、必要なときにボタンを押して電波を受信します。
電波受信機能がオフになっているときは、電波受信は行いません。下記の操作を行っ
ても電波受信の動作が行われないときは、「電波受信機能のオン / オフを切り替え
る」をご覧になり、電波受信機能をオンに切り替えてください。
●
1
時計を置きます。
●
2
【電波受信】を押して、受信を開始します。
電波受信を開始します。
電波受信が終了するまで、時計に触らないでください。
電波受信が終了するまで最長で約 10 分かかります。
電波受信を中止したいときは、【電波受信】を押します。
●
3
電波を受信できたかどうかを確認します。
「はじめてご使用になるときは」の手順 6 をご覧ください。
ボタンを押して電波を受信する(手動受信)
●
【電波受信】を約 8 秒間押し続けて、オン / オフを切り替えます。
受信をオフにすると、デジタル表示に「受信オフ」マークが点灯します。
受信オフマーク
この操作を行うごとに、電波受信機能のオン / オフが切り替わります。
リセット操作を行うと工場出荷時の状態(電波受信機能がオン)になります。
電波受信機能のオン / オフを切り替える
電波時計(国内 2 局対応自動選局機能付)
福島県「おおたかどや山」(40kHz)
佐賀県と福岡県の境「はがね山」(60kHz)
電波受信機能のオン / オフ切り替え
秒針停止機能(明暗判定センサー付き)
置時計 / 掛時計兼用
本機の特長
本機は精密な電子部品で構成されていますので、「極端な温度条件下」、「強い磁
気の当たる場所」、「はげしい振動のある場所」での使用や保管および「強いショッ
ク」をさけてください。
高温では電池寿命が短くなったり故障の原因になったりしますので、暖房器具の近
くや直射日光の当たる所では使用しないでください。
浴室など湿気の多い場所では使用しないでください。
以下のようなところに本機を置くことは避けてください。
– テレビの近くなど(テレビ画面に色むらが起こる場合があります)
–時計、キャッシュカ ード、プリペイドカードの近くなど
極度の静電気により誤った表示をしたり、電子部品が破損する場合があります。
本機を分解しますと、精度や機能が低下しますので、絶対に分解しないでください。
汚れは、「乾いた柔らかい布」か「中性洗剤に浸し固くしぼった布」でおふきくだ
さい。シンナー・ベンジンなどの揮発油やアルコール類では絶対にふかないでく
ださい。
本機が受信できる電波は「日本の標準電波だけ」です。ただし、日本以外の地域
で使用している場合でも、まれに日本の標準電波を受信して自動的に日本の時刻
に修正することがあります。日本以外の地域でご使用になる場合は、本機の電波
受信機能をオフ(電波を受信しない状態)にしてください。
《液晶表示が付いている製品の場合》
静電気により一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象が発生することがあ
りますが、機能に影響はありません。
液晶表示は、使用温度範囲(0℃∼ 40℃)を超えると、表示が見にくくなること
があります。
液晶表示は、見る方向によって表示が見にくくなることがあります。
万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかな
る請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了
承ください。
ご使用上の注意
電波時計とは
正確な時刻情報 [ 日本標準時 ] をのせた長波標準電波(JJY)を受信することにより、
正しい時刻を表示する時計です。
日本標準時: 日本の時刻のもとになるもので、テレビの時報などに利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波数標準器」などにより制御され
ています。
標準電波を正しく受信した場合でも、時計内部の時刻演算処理などによって時刻を
表示するまでに 1 秒未満のずれが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用しており、福島県の「おお
たかどや山」(40kHz)および佐賀県と福岡県の境の「はがね山」(60kHz)から送信
されています。
この標準電波はほぼ 24 時間継続して送信されていますが、保守作業や雷対策などで一
時送信が中断されることもあります。
おおたかどや山
(40kHz)
1000km
500km
1000km
500km
はがね山
(60kHz)
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ 1000km 離れた場所でも受信することができま
す。
ただし、約 500km を超えると電波が弱くなるので、受信しにくくなることがあります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使用場所、時
間帯(昼 / 夜)などによって受信できないことがあります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。
一般的に送信所からの距離が近い方の電波が受信しやすいと考えられますが、電波環
境や使用場所によっては、送信所からの距離が遠い方の電波が受信しやすい場合があ
ります。
電波受信について
本機は「おおたかどや山」(40kHz)と「はがね山」(60kHz)の 2 局より受信しや
すい方の電波を自動的に選択し受信を行います(自動選局機能)。通常は毎日、電波
受信を自動的に行います(自動受信)。
電波受信を行わない間は、「製品仕様」記載の精度で計時します。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。
電波の受信中には、秒針の動作が速くなったり遅くなったりする場合があります。
使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同 様に、電波を受信するものです。本機を使用するときは、
「電波を受けやすい」部屋の窓際などでご使用することをおすすめします。
下記のような場所では、電波を受信しにくくなりますので、このような場所は避けて本機
をお使いください。
マンションやビルなどの鉄筋、
鉄骨の建物の中およびその周辺
(ビルの谷間など)
ただし、窓際で使用すると受信しやす
くなります 。
高圧線、架線の近く
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
家庭電化製品、OA機器のそば、
金属板の上
(()
テレビ、スピーカー、FAX、
パソコン、携帯電話など
電波障害の起きるところ
(()
工事現場、空港のそば、
交通量の多いところなど
山の裏側…など
正しく電波受信するために
電波受信できる場所でお使いください(「使用場所について」参照)。
本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすくなります(本機に内蔵されている受
信アンテナと電波送信所が垂直方向になるようにすると、最も受信しやすくなります)。
受信中に時計を動かしたりボタン操作をしないでください。
時刻セット中や電波受信機能オフのときは、電波を受信しません。
最も受信しやすい設置のしかた
時計表示部または裏面を電波送信所に向かい合うようにする
金属板の上などを避けて窓際で行う
送信所
電波受信機能のオン / オフについて
本機は、電波受信機能のオン / オフを切り替えることができます。
電波受信機能がオンの場合: 1日に7回、自動的に電波受信の動作を行います(自動
受信)。また、必要なときにボタンを押して電波受信の
操作を行うこともできます(手動受信)。
電波受信機能がオフの場合: 自動的に電波を受信する動作も、ボタンを押して電波を
受信する操作もできません。
電波時計について
絵表示について
本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使い
いただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未
然に防止するため、色々な絵表示をしています。その表示
と意味は次のようになっています。
*危険 死亡または重傷を負う可能性が大きい内
容を示しています。
*警告 死亡または重傷を負う可能性がある内容
を示しています。
*注意 軽傷を負う可能性および物的損害が発生
する可能性がある内容を示しています。
絵表示の例
*/記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味し
ています。
!-記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味し
ています(左の例は分解禁止)。
+0記号は「しなければならないこと」(強制)を意
味しています。
*警告
袋をかぶって遊ばない
-製品本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばな
いように、手の届かない所に保管または廃棄してくださ
い。窒息の原因になります。
電池について
+電池から漏れた液が皮膚や衣服についたら、きれいな
水で洗い流す。
目に入った場合は、失明などの恐れがあります。洗い流
した後、すぐに医師の診察を受けてください。
-乳幼児の手の届く所に電池を置かない。
お子様が飲み込んだ場合は、直ちに医師と相談してく
ださい。
*警告
置き場所・使用場所について
-次のような場所に置かない、使わない。
火災・感電の原因となります。
湿気やほこりの多い場所
台所や加湿器のそばなど、油煙や湯気が当たる場所
暖房器具の近く、ホットカーペットの上、直射日光が
当たる場所、炎天下の車中など本機が高温になる場
所
-不安定な場所に置かない、不確実な掛け方をしない。
落下・転倒時には、けがの原因となります。
分解・改造しない
!本機を分解・改造しない。
けがの原因となります。
*注意
電池について
破裂による火災・けが、液漏れによる周囲の汚損を防ぐ
ため、次のことは必ず守る。
- 分解しない 、ショートさせない
- 充電しない
- 新しい電池と古 い電 池を混ぜ て使わない
- 種 類の 違う電 池を 混ぜ て使わない
- 加熱しない、火の中に投入しない
- 本 機で指 定されている電 池以 外は使わない
+ 極性(+と−の向き)に注意して正しく入れる
+ 長時 間 使 用しないときは、本機から電池を取り出して
おく
+ 電池が消 耗した場合は、速やかに電池を交換する
-電池が液漏れしたまま使用しない。
火災・感電の原因となることがあります。すぐ に 本 機 の
使用をやめて「修理に関するお問合せ先」に連絡してく
ださい。
電池の着脱を長く伸ばした爪で行うと、思わぬけがをお
こす恐れがありますので、長く伸ばした爪での着脱はお
やめください。
安全上のご注意
部屋が暗くなると、秒針が 00 秒の位置で停止して、秒針のコチコチ音がなくなります。
部屋が明るくなると、秒針が動き始めます。
秒針停止機能(明暗判定センサー付き)
注意
電波受信中は明暗判定センサーが停止します。電波受信中に周囲の明るさが変化し
た場合も、電波受信終了後に秒針停止・動作が切り替わります。
秒針停止機能の反応が遅い場合は、自動受信中の可能性があります。
日中でも時計が設置されている周辺の明るさにより、秒針が停止することがあります。
針の影が、明暗判定センサーの上にあるとき、秒針が停止することがあります。

B
「はじめてご使用になるときは」 の手順 2 ∼ 5 を行ってください。
●
1
【セット】を押して、時刻などを修正する状態(セット状態)にします。
●
2
【セット】を押して、修正する項目を選びます。
【セット】
午後マーク
<通常表示>
例 2018年 6月30日 土曜日
午後10時08分36秒(12時間制表示)
<年セット表示>
年セット範囲
2000年∼2099年まで
【セット】
【セット】
【セット】【セット】
【セット】
<コントラストセット表示>
例 レベル5
コントラストセット範囲
1(淡い)
←・・・ 5 ・・・→10(濃い)
<月・日セット表示>
曜日自動計算機能付き
フルオートカレンダー
<時刻セット表示>
●
3
【+】または【−】を押して、年月日や時刻などを修正します。
<年セット表示>、<月日セット表示>、<時刻セット表示>のとき
【+】
【−】
<時刻セット表示>のとき
●
4
【セット】を押して、<通常表示>に戻します。
表示の濃さを見やすく調整する
【+】
【−】
ボタンを押して時刻などを修正する
時針
秒針
明暗判定
センサー
分針
(表面)
壁掛け用穴
(裏面)
●アナログ時計
●デジタル表示
曜日月日
受信インジケーター
(受信中のみ使用)
マーク
電池ブタ
スタンド
② ③
④
①
マーク
本書の記載 説明
①【+】、【−】
②【電波受信】
③【セット】
④【リセット】
各部の名称
●
1
時計を設置する壁の状態を確認します。
●
2
時計を設置する前に「電波を受信できるかどうか」を確認します。
●
3
掛け具を壁に取り付けます。
付属のネジの場合(ネジの形状は製品によって異なります)
1cm
梁または柱 壁材
1cm
梁または柱 壁材
ネジネジ
●
4
時計の裏面にある壁掛け用穴を掛け具にかけます。
注意
●
1
時計に表示例シールが貼ってある場合には、シールをはがします。
●
2
電池ブタを開けます。
矢印の方向に開ける
電池ブタ
フック
フック を 押し な が ら
(裏面)
●
3
電池を入れます。
単3形アルカリ乾電池
(LR6) 2個
重要
極性 (+と−の向き)に注意して正しく入れてください。
本機で指定されている電池以外は使用しないでください。
●
4
電池ブタを閉めます。
矢印の方向に閉める
ツメを本体のミゾにあわせて
ツメ
ミゾ
電池ブタ
●
5
【リセット】を細い棒などで押します(リセット操作)。
【リセット】
(裏面)
新しい設置場所でボタンを操作して電波受信を行い (「ボタンを押して電波を受信
する(手動受信)」参照)、電波の受信状況(電波の届きかた)を確認してください。
時計の設置場所を変更したときは
●
6
時計を設置する場所に置きます。
実際に設置する場所
実際に設置する場所の近くに置いて
電波の受信状況を確認する
【セット】
●
7
時計を設置する場所で、電波を受信できるかどうかを確認します。
1日1回以上、電波の受信に
成功していることを表します。
“ ”マーク
最新の電波の受信に成功して
いることを表します。
“ ”マーク
≪電波を受信できたとき≫
≪電波を受信できなかったとき≫
はじめてご使用になるときは 壁掛け時計として使う
電池を交換する
置時計として使う
スタンド
◆ 使用電池について
本機は、アルカリ乾電池の特性に合わせて設計されています。
充電式電池は、使用しないでください。初期電圧が低く、電池の特性が合わないた
め、使用すると本機が正常に動作しない、または電池寿命が極端に短くなる場合が
あります。
製品仕様
電池の残量が残っている場合でも 1 年に 1 回は電池を交換してください。なお、
電池を 2 個以上使用している場合は、すべての電池を交換してください。
電池が消耗しますと一般的に以下のようなことが起こります。このようなときは長
時間放置せず、速やかに新しい電池と交換してください(定期的な交換をおすす
めします)。
–誤動作(時刻やアラームなどのリセット、報音の停止、時刻のずれなど)する
ことが あります。
–液晶表示は「薄くなったり」「消えたり」します。
–アナログ時計は「時計が遅れたり」「針が止まったり」します。
付属の電池は充電式ではありません。絶対に充電しないでください。
お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池 * のため、電池新品時の電池
寿命に満たないうちに切れることがあります。
* モニター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池のことで、時計
本体価格に電池代は含まれておりません。
電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとってください。
電源に関するご注意