Casio XJ SV1 基本編 Sv 1

User Manual: Casio 基本編 XJ-SV1 | 取扱説明書 | プロジェクター | お客様サポート | CASIO

Open the PDF directly: View PDF PDF.
Page Count: 36

DownloadCasio XJ-SV1 基本編 Xj-sv 1
Open PDF In BrowserView PDF
J

DATA PROJECTOR
XJ-SV1
取扱説明書(基本編)
本書はお読みになった後も大切に保管してください。

Z

※この装置は、
情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスBの情報技術
装置です。この装置は、
家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレ
ビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に
従って正しい取り扱いをしてください。

取扱説明書(基本編)
・ 本機をお使いになる前に、必ず
「安全上のご注意」
(J-2ページ)
と「使用上のご注意」
(J-6ページ)をお読
みください。
・ 本書は、
本機の設置方法、基本的な操作のしかた、
およびランプ交換方法について説明しています。本機の
より詳しい操作方法については、
付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書
(応用編)
をご覧ください。

目

次

安全上のご注意................................................................ J-2
使用上のご注意................................................................ J-6

ランプ取り扱い上のご注意................................................J-6
ランプを交換するときのご注意..................................J-6
その他のご注意..................................................................................J-6

パソコンとの接続....................................................................... J-16
一般的なビデオ機器との接続 .................................... J-16
電源を入れる.................................................................................... J-17
電源を切る........................................................................................... J-19

投映の基本操作.............................................................J-20
入力ソースを選択する......................................................... J-20
投映映像を調節する................................................................ J-20
台形歪みを補正する(KEYSTONE)................. J-21

内容物のご確認................................................................ J-8
CD-ROM の取扱説明書 (PDF) の使い方..........J-8

本機の特長と主な機能 ................................................ J-9
各部の名称 .......................................................................... J-9

リモコンの各キーの名称...................................................J-11
リモコンの準備..............................................................................J-11
リモコンの電池を新しい電池と交換するには....J-12

使用前の準備 ..................................................................J-13

本機を設置する..............................................................................J-13
設置場所に関するご注意...................................................J-14
設置角度の調整..............................................................................J-15
リアプロジェクション
(スクリーン背面からの投映)について ......J-15

設定メニューについて .............................................J-22
メンテナンスについて .............................................J-23

クリーニングについて......................................................... J-23
レンズカバーが外れてしまったら....................... J-24
ランプの交換について......................................................... J-24

故障かな?と思ったら .............................................J-28

インジケーター表示について .................................... J-28
本機のトラブルと対処について.............................. J-31

製品仕様 ............................................................................J-33

・ DLPは、米国テキサス・インスツルメンツ社の登録商標です。
・ Microsoft, Windows, Windows NT, Windows XP, Windowsロゴは米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・ AppleおよびMacintoshは米国Apple Inc.の登録商標です。
・ Adobe, Readerは米国Adobe Systems Incorporatedの登録商標です。
・ SVGAは、米国IBM Corp.の登録商標です。
・ その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
・ 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、
万一ご不審な点や誤りなど、お気
づきのことがありましたらご連絡ください。
・ 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人としてご利用
になるほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
・ 本書および本製品使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかなる請求につき
ましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・ 故障、
修理などに起因するデータの消失による、
損害および逸失利益などにつきまして、当社
では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・ 取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、実
際の製品と異なることがあります。

J-1

安全上のご注意
安全上のご注意

このたびは本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
本書は、お読みになった後も大切に保管してください。
絵表示について
この取扱説明書および製品での表示では、製品を安全に正しくお使いいただ
き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、いろい
ろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
危険

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を
示しています。

警告

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が想定される内容を示しています。

注意

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う
危険が想定される内容および物的損害のみの発生が想定され
る内容を示しています。

絵表示の例
△記号は
「気を付けるべきこと」を意味しています。
(左の例は感電注意)
記号は
「してはいけないこと」を意味しています。
(左の例は分解禁止)
●記号は
「しなければならないこと」を意味しています。
(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
本機の使用上のご注意

警告
● 煙、
臭い、
発熱、大きな音などの異常
について
煙が出ている、へんな臭いがす
る、大きな音が出てランプが消
えたなどの異常状態のまま使用
しないでください。そのまま使
用すると火災・感電の原因とな
ります。すぐに次の処置を行っ
てください。
1. 電源プラグをコンセントから抜く。
2. お買い上げの販売店またはカシオテ
クノ修理相談窓口に連絡する。

● 故障したまま使用しない
本書に従って正しく使用して
も、画面が異常などの故障状態
のまま使用しないでください。
そのまま使用すると火災・感電
の原因となります。すぐに次の
処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
● 電源コードについて
電源コードは使い方を誤る
と、火災・感電の原因となり
ます。次のことは必ずお守り
ください。
・ 電源は、指定された電源電圧(日本
国内では交流100V)のコンセント
を使用する
・ 1つのコンセントにいくつもの電気
製品をつなぐタコ足配線をしない

J-2

安全上のご注意
電源コードは使い方を誤ると、
傷がついたり破損して、火災・
感電の原因となります。次のこ
とは必ずお守りください。
・ 重い物をのせたり、加熱しない
・ 設置時にラックや壁などにはさみ
込んだり、コードの上を敷物など
で覆わない
・ 加工したり、キズつけたり、無理
に曲げない
・ ねじったり、引っ張ったりしない
濡れた手で電源コードや電源プ
ラグに触れないでください。感
電の原因となります。
● 海外では使用しない
本機は日本国内専用機です。海外での
ご使用はできません。
● 水、
異物はさける
本機に水のかからない状態で使
用してください。水がかかると
火災や感電の原因となります。
本機の上に花瓶など液体の入っ
たものを置かないでください。
水がかかると火災や感電の原因
となります。
水、液体、異物(金属片など)が
本機内部に入ると、火災・感電
の原因となります。すぐに次の
処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
● 分解・改造しない
本機を分解・改造しないでくだ
さい。内部には高圧部分が数多
くあり、感電・やけど・けがを
する原因となります。
内部の点検・調整・修理はお買い上
げの販売店またはカシオテクノ修理相
談窓口にご依頼ください。

● 落とさない、ぶつけない
本機を落としたときなど、破損
したまま使用すると、火災・感
電の原因となります。すぐに次
の処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
● 火中に投入しない
本機を火中に投入しないでくだ
さい。破裂による火災・けがの
原因となります。
● 点灯中にレンズや吸気口/排気口
をのぞかない
点灯中にレンズや吸気口/排気
口をのぞきこまないでくださ
い。強い光が目に入り視力障害
などの原因となります。
● 吸気口、排気口をふさがない
吸気口(側面、背面)、排気口
(前面)をふさぐと本機の内部
に熱がこもり、火災・故障の原
因となります。また、使用中に
触れるとやけどの原因となりま
す。次のことは必ずお守りくだ
さい。
・ 壁から30cm以上離して設置する
・ 風通しの悪い場所に押し込まない
・ 布などを掛けない
・ じゅうたん・布団・タオルなどの
柔らかい物の上や、座部の柔らか
いイスなどに置いて使用しない
(堅い平面に置いて使用してくだ
さい)
・ たてて使用しない
● プロジェクターのキャビネットを
開けない
感電の恐れがあります。
● お手入れの際は、電源を切って電源
プラグを抜く
感電の原因となります。
●

J-3

安全上のご注意
● 排気口部について
投映中は排気口部が高温になりますの
で、触れないでください。また排気口
部の近くは高温になりますので、プラ
スチック等の高温に弱い物をそばに置
いたり、下に敷いたりしないでくださ
い。変形や変色する原因となります。
● 本機の電源を入れる前に、必ずレン
ズカバーを開く
投映中はレンズカバーを閉めないでく
ださい。
● 次の場所での使用はしない
火災・感電の原因となります。
・ 振動の多い場所
・ 湿気やほこりの多い場所
・ 調理台のそばなど油煙が当たるよ
うな場所
・ 暖房器具の近く、ホットカーペッ
トの上、直射日光があたる場所
・ その他、高温や低温の所
(使用環境は5℃~35℃の環境内
でご使用ください)
● 本機の上に重い物をのせたり、本機
の上に乗らない
火災・感電の原因となります。
● 水場や風呂場などの水に濡れると
ころに置かない
● 不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や高い棚の
上など、不安定な場所に置か
ないでください。落ちたり、
倒れたりして、けがの原因と
なります。
● 台車などの上で使用する場合
車輪をロックしてください。
● 雷が鳴ったら、電源プラグに触れ
ない
● リモコンについて
リモコンを分解・改造しないで
ください。感電・やけど・けが
をする原因となります。内部の
点検・調整・修理はお買い上げ
の販売店またはカシオテクノ修
理相談窓口にご依頼ください。
リモコンに水のかからない状
態で使用してください。水が
かかると火災や感電の原因と
なります。

注意
● 電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると、
火災・感電の原因となることが
あります。次のことは必ずお守
りください。
・ ストーブなどの熱器具に近づけない
・ 電源プラグを抜くときは、電源
コードを引っ張らない(必ず電源プ
ラグを持って抜く)
・ 電源プラグはコンセントの奥まで
確実に差し込む
・ 使用後は本機の電源を切り、クー
ルダウン後、
電源プラグをコンセン
トから抜く
・ 長時間使用しないときは電源プラ
グをコンセントから抜く
・ 電源プラグは年1回以上コンセン
トから抜いて、電源プラグの刃と
刃の周辺部分にほこりがたまらな
いように乾いた布や掃除機で清掃
する
・ 電源コード(特に電源プラグ部
分)の清掃には、洗剤を使用しな
い
・ 本体を移動させる場合は、電源を
切り、電源コードを取り外す
● 大切なデータは控えをとる
本機に記憶させた内容は、
ノートに書くなどして本機と
は別に必ず控えを残してくだ
さい。本機の故障、修理など
により、記憶内容が消えるこ
とがあります。
● 投映中にレンズの前に水槽などレ
ンズ効果をもたらす物を置かない
火災の原因となることがあります。
● 投映レンズには手を触れない

J-4

安全上のご注意
電池のご注意

警告
電池は使い方を誤ると液もれによる周
囲の汚損や、破裂による火災・けが
の原因となります。次のことは必ずお
守りください。
・分解しない、ショートさせない
・加熱しない、火の中に投入しない
・充電しない
・極性( と の向き)に注意し
て正しく入れる
● ボタン電池について
ボタン電池を取り外した場合、
小さなお子様が誤って飲むこと
がないように、幼児の手の届か
ないところへ置いてください。
万一、お子様が飲み込んだ場合
は、ただちに医師と相談してく
ださい。

注意
電池は使い方を誤ると液もれによる周
囲の汚損や、破裂による火災・けが
の原因となることがあります。次のこ
とは必ずお守りください。
・本機で指定されている電池以
外は使用しない
● 使い切った電池は直ちに本機から抜く
・長時間使用しないときは、リモ
コンから電池を取り外しておく
● 電池を廃棄する場合は各自治体の
回収方法に従って廃棄する
ランプについて

警告
● プロジェクターの使用直後は、絶対
にランプを取り出さない
ランプが高温のため、火傷の危
険があります。電源を切り、
POWER/STANDBYインジケー
ターがオレンジ色点灯に変わっ
たのを確認後、電源プラグをコ
ンセントから抜き約60分以上お
いてから取り出してください。

● ランプは必ず指定のランプを使用
する
ランプは必ず指定のランプをご
使用ください。指定以外のラン
プを使用すると、火災・故障の
原因となります。

注意
● ランプの交換は、電源を切り電源プ
ラグをコンセントから抜く
ランプを交換する前に、必ず電
源を切って電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。感電
の原因となることがあります。
・ ランプが破壊した時はご注意くだ
さい
ランプ破壊時には、ランプハウス
内にガラスの破片が飛び散った
り、ランプ内部のガスがプロジェ
クターの吸気口/排気口から排出
されることがあります ランプ内
部に含まれているガスは、水銀が
含まれていますので、破裂した場
合は十分な換気を行ってください
ガスを吸い込んだり、目に入った
場合は、速やかに医師にご相談く
ださい
● ランプが壊れた時には自分で処理
しない
プロジェクターの光源には、内
部圧力の高い水銀ランプを使用
しています。ランプが壊れた時
には、お買い上げの販売店また
はカシオテクノ修理相談窓口に
処理をご依頼ください。お客様
ご自身で処理すると、ガラスの
破片でけがをしたり、散乱した
水銀で被害を受ける恐れがあり
ます。
その他

注意
内部にホコリが付着したまま長時間清
掃をしないと、火災や故障の原因とな
ることがあります。1年に一度は、内
部の清掃(有償)を、お買い上げの販
売店またはカシオテクノ修理相談窓口
にご依頼ください。
J-5

使用上のご注意
使用上のご注意

ランプ取り扱い上のご注意
注意

交換時期を超えて使用すると、
ランプが破裂する可能性が高くなります。交換
メッセージが表示されたら、速やかに新しいランプと交換してください。

z ランプのガラスの部分に手で触れないでください。
ランプの破裂や寿命を縮める原因になります。
z 光源用ランプは消耗品です。ランプの平均寿命は2000時間です。交換表示は2000時間でメッ
セージが出ますが、
ランプの特性や使用環境により、メッセージが出る前に暗くなったり、点灯し
なくなることがあります。
z ランプの保証期間は180日間または500時間のいずれか早い方です。
z ランプは内部圧力の高い水銀ランプを使用しています。衝撃やキズ、
使用時間の経過による劣化
などにより、
大きな音をともなって破裂したり、
点灯しなくなることがあります。また、ランプの
個体差や使用条件によってランプの寿命に大きな差があります。
z ランプ交換時期になると、
交換メッセージが表示され、
ランプのインジケーターが赤色に点滅し
ます。
このときは本書記載の交換手順に従い交換してください。
z ランプ寿命到達後、
100時間を超えて使用すると、クールダウン後スタンバイ状態になり電源が
入らなくなります。

ランプを交換するときのご注意
z ランプ交換時期になると、
「ランプの交換時期です。
取扱説明書に従い早めに交換してください。
」
のメッセージが約10秒表示され、
ランプのインジケーターが約1秒間隔で赤色の点滅を行います。
ランプ交換メッセージが表示されたら、
ランプが点灯する状態でも速やかに交換してください。
z 交換用ランプは、専用交換ランプ(YL-33)を販売店にてお求めください。指定のランプ以外は使用
しないでください。
z ランプ交換は、電源を切り、POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色点灯に変わった
のを確認後、
電源プラグをコンセントから抜き約60分以上おいてから行ってください。動作中や
停止直後は、
ランプカートリッジが高温の為、火傷の原因となりますのでご注意ください。
z ランプは水銀物質を使用しています。ご使用後のランプは、各自治体の規制に従い廃棄してくだ
さい。
z ランプには、
輸出貿易管理令別表第一該当の部品が組み込まれています。ランプ単品で外国に持
ち出す場合は、外国為替および外国貿易法に基づく手続きが必要となる場合があります。
z ランプ交換の際は、
交換用ランプ(YL-33)に同梱の専用ドライバーをご使用ください。

その他のご注意
本機は精密な電子部品で構成されています。
データが正常に保持できなくなったり、故障の原因に
なりますので、以下のことに注意してください。
z 次のような場所での使用や保管は避けてください。
本機の故障・
破損の原因になります。
z 静電気が発生しやすいところ
z 極端に高温または低温のところ
z 湿度の高いところ
z 急激な温度変化が起こるところ
z ほこりの多いところ
z ぐらついたところや傾いた不安定な場所
z 水に濡れるような場所
z 次のような使用方法は避けてください。
本機の故障・破損の原因
になります。
z 高温や低温のところ
(使用環境は5℃~35℃の環境内でご使
用ください。)
z 本機の上に重い物をのせたり、本機の上にのらないでくだ
さい。
z 本機の中に物を落としたり、入れたりしないでください。
z 本機の上に花瓶など水が入った物を置かないでください。

J-6

使用上のご注意
z 消耗した電池をリモコンに取り付けたまま長期間放置しないでください。
電池が液もれすることがあります。液もれは故障・破損の原因になることがあります。
z お手入れの際は、乾いた柔らかい布をご使用ください。
特に汚れがひどい場合は、中性洗剤に浸した布を固くしぼっておふきください。
なお、シンナーやベ
ンジンなどの揮発性溶剤は使用しないでください。
文字が消えたり、
ケースにシミをつけてしまう
恐れがあります。
z 画面のドット欠けについて
本商品は、
非常に高度な技術を駆使して作られておりますが、
画面の一部に非点灯などのドットが
存在することがあります。これは故障ではありません。
z 投映中は本体に衝撃を加えないでください。
投映中に本体に衝撃を加えると、投映が一時的に途切れた後に、画面の変色やエラーが発生するこ
とがあります。
画面が変色した場合は、
本体またはリモコンの[INPUT]キーで投映していた入力ソースを選択し直
すと、元の色に戻ります。元の色に戻らない場合は、
“電源を切るには”
(J-19ページ)に従って電源を
切ってから、再度電源を入れてください。
エラーが発生した場合は、
“故障かな?と思ったら”
(J-28ページ)
をご覧いただきインジケーター表
示に従って対処してください。
z 台形補正時画質について
台形補正操作を行うと画像が圧縮されるため、画像が乱れたり画質が低下する場合があります。こ
のような場合は、
可能な限り
“本機を設置する”
(J-13ページ)のイラストの設置状態に近づけてくだ
さい。イラストの設置状態に近いほど台形補正は少なくて済み、イラスト通りに設置すれば台形補
正は不要となります。
画質を重視する場合は、
台形補正機能が不要な位置に設置の上、補正を解除してご使用ください。
z 本機は、24時間連続使用などの長期連続運転での使用や本書で規定しております
“設置場所に関
するご注意”
(J-14ページ)
の設置条件を無視して使用された場合、保証期間であっても有償保証
とさせていただきます。

本体の移動時の注意
動作中および電源を切った直後は、前面の排気口およびその上
面が高温になっております。本機を移動する際は、図のように必
ずプロジェクターの両側面を持つようご注意ください。

ソフトケースへの収納について
本体が冷えてからソフトケースに収納してください。

J-7

内容物のご確認
内容物のご確認

パッケージには以下の内容物が含まれていますので、ご確認ください。

DATA PROJECTOR XJ-SV1

リモコン(YT-20)

電源コード
・
・
・
・

ソフトケース(本体用とコード類用)
CD-ROM
取扱説明書(基本編)
(本書)
「ご使用前にお読みください」

ビデオケーブル

試用電池(CR2025)
(リモコンに装着されています)

ミニD-Subケーブル

・ 保証書
・ ユーザー登録カード
・ バーコード付きシリアルナンバーシール(2枚)

CD-ROMの取扱説明書(PDF)の使い方
付属のCD-ROMには、より詳しい操作方法を解説した「取扱説明書(応用編)」がPDFファイル形式で
収録されています。
取扱説明書(PDF)を読むには、
Adobe® Reader®が必要です。
ご使用のパソコンにAdobe Reader
がインストールされていない場合は、
最初にCD-ROMに収録された「AdbeRdr60_jpn_full.exe」
ファイルをダブルクリックしてAdobe Readerをインストールしてください。(ご使用のパソコン
のOSがWindowsの場合)

取扱説明書(PDF)を見るには

1. CD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットしてください。
2. CD-ROMの中の「User’s Guide」フォルダを開きます。
3.「UsersGuide_Japanese.pdf」ファイルをダブルクリックします。
z Adobe Readerが起動し、取扱説明書が表示されます。
z ファイル名の後ろの「.pdf」は、パソコンの設定により表示されない場合があります。

J-8

本機の特長と主な機能
本機の特長と主な機能

z スリムでコンパクトなデータプロジェクター:厚さわずか32mm(最薄部)
のB5ファイルサイズなが
ら、実用的な1800ANSIルーメンの高輝度を実現。場所を選ばない容易な設置・投映が可能です。
z 広範囲な投映距離:スクリーンから最短1.1m~最長5.7mの範囲で投映が可能。1.7m時でも60インチの
大画面を確保します。
z 多様な入力ソースに対応:パソコンのRGB信号、ビデオ機器のコンポジットビデオ信号
(RCAピン
ジャック)、
コンポーネントビデオ信号(Y・Cb/Pb・Cr/Pr)の各入力ソースに対応しています。
z ダイレクトパワーオン機能:本機をコンセントにつなぐだけで、
自動的に電源が入り、投映を開始する
ように設定することができます。出先でプレゼンテーションを行うときなどの手間が省けます。
z ポインター機能:リモコン操作で様々な形状のポインターを投映画面に表示可能です。

各部の名称
各部の名称

【前面/上面/側面】
吸気口

キー・インジケーター部

角度調節ノブ
リリースボタン
リモコン受光部

レンズカバー

投映レンズ

排気口

【キー・インジケーター部】
TEMPインジケーター

[AUTO]キー

LAMPインジケーター

[ENTER]キー※

POWER/STANDBY
インジケーター
[

[MENU]キー

(電源)
]
キー

[ESC]キー

[INPUT]キー
[FOCUS ▲/▼]キー

カーソルキー

※[ENTER]キーには、キーの名前が印刷されていません。本書中で[ENTER]キーを押すように説明
されている箇所では、このキー
(またはリモコンの[ENTER]キー)を押してください。

J-9

各部の名称

警告

z 動作中はレンズをのぞかないでください。
z 吸気口/排気口をふさがないでください。
また、30cm以内に障害物を置かないでく
ださい。内部の発熱により、
火災や故障の原因となります。
z 排気口の周辺にさわらないでください。高温のため、
やけどをするおそれがあり
ます。

【底面】
角度調節ノブ

ランプカバー

角度調節ノブ
リリースボタン

左右傾き調節ノブ
(2カ所)

【背面部】
盗難防止用ロック穴

RGB入力端子

吸気口

電源コネクター

リモコン受光部
VIDEO入力端子

警告

z 本体側面、背面の吸気口をふさがないでください。
内部の発熱により、火災や故障
の原因となります。

z 盗難防止用ロック穴は盗難防止用のチェーン等を取り付けるためのものです。
ケンジントンロック
のホームページ
(http://www.kensington.com/)もご参照ください。

J-10

各部の名称

リモコンの各キーの名称
[INPUT]キー

リモコン発光部

[AUTO]キー
[

(電源)
]
キー
[BLANK]キー
[FREEZE]キー

[FOCUS S/T]キー

[COLOR MODE]キー

[D-ZOOM +/-]キー
[KEYSTONE +/-]キー
[MENU]キー
カーソルキー
(S/T/W/X)
[BRIGHT]キー([○]キー)

[POINTER]キー

[ECO]キー
([△]キー)

[ENTER]キー([STYLE]キー)

[ASPECT]キー([□]キー)

[ESC]キー

[FUNC]キー

リモコンの準備
リモコンにはあらかじめ試用電池が装着されています。ご使用の前に裏面の電池絶縁シートを抜いてく
ださい。

z 電池が消耗しますので、
保管時はキーが押されないようにご注意ください。

J-11

各部の名称

リモコンの電池を新しい電池と交換するには
リモコンを初めて使う場合は、本機に付属の試用電池
(CR2025)をご使用ください。

注意

電池は間違ったタイプに交換すると、破裂の危険があります。
使用済みの電池は、取扱説明書に従って廃棄してください。

注意

電池は使い方を誤ると、液漏れによる周囲の汚損や、
破裂による火災、けがの原因と
なることがあります。次のことは必ずお守りください。
z 極性
(+/-の向き)
に注意して正しく入れてください。
z 本機で指定されている電池以外は絶対に使用しないでください。

1. 裏側の電池ホルダーの切り欠きにツ

2. 新しい電池(CR2025)を電池ホル

メをかけ、ロックを横に押しながら
(1)、引き抜きます(2)。

ダーにセットします。
z 電池の極性を逆に入れない様に注意して
ください
(+側が上)

1
2
3. 電池ホルダーを差し込みます。

J-12

使用前の準備
使用前の準備

本機を設置する

周囲に十分な余裕がある、しっかりした机や台の上などに設置してください。
z 投映するスクリーンに対して次のように設置すると、最適な映像を得ることができます。
上から見た図

横から見た図

スクリーン

本機の投映レンズの中心
とスクリーンの左右方向
の中央位置が一致するよ
うに設置します。

スクリーン

本機とスクリーンが直角に
なるように設置します。

z 本機からスクリーンに投映される画面のサイズ(投映サイズ)
は、本機からスクリーンまでの距離に
よって決まります。希望する投映サイズに応じて、
スクリーンと本機の距離を適宜調節してください。
「投映サイズを調節するには」
(J-20ページ)
も併せてご覧ください。

z 本機を傾けて設置する場合、
水平方向より上下±30度の範囲で設置可能です。上下にこの範囲以上に
傾けたり、
左右に傾けて設置しないでください。ランプの破裂や寿命を縮めたり、
故障の原因となり
ます。
z 本機の自動台形補正の補正可能範囲は0~+30度です。水平方向より下へ投映する場合は、
手動で台
形補正を行ってください
(J-21ページ)
。

J-13

使用前の準備

設置場所に関するご注意
本機の性能は,設置する環境によって影響を受けることがあります。
設置場所が次の条件に合っているこ
とをご確認ください。
z いつでも電源プラグが抜けるよう、電源プラグに手が届く場所でお使いください。
z 下図に示す範囲には物を置かないでください。特に吸気口、
排気口の周囲にはご注意ください。
スペースを開け、
吸気口や排気口を
ふさがない
排気口

吸気口

30cm

吸気口

z 本機の周囲に障害物や物を置かないでください。特に吸気口や排気口の30cm以内に障害物や物を置か
ないでください。
z 投映中は排気口部が高温になりますので、触れないでください。
また、排気口部の近くは高温になりま
すので、プラスチック等の高温に弱い物をそばに置いたり、
下に敷いたりしないでください。変形や変
色の原因となります。
z 不安定な場所や振動しやすいところは避けてください。また、
絨毯や布団、タオルなど柔らかい物の上
に置かないでください。
z 直射日光の当たる場所での使用は避けてください。
z ほこりの多い場所や多湿な場所での使用は避けてください。
z スピーカーやテレビ、ラジオなど磁気を発生する機器や暖房機器の近くでの使用は避けてください。
z 本機を使用すると、ファンの吸気口にほこりがたまることがあります。
ほこりがたまると故障の原因に
なりますので、本機をお使いになる前に毎回ほこりがたまっていないことを確認してください。
ほこり
がたまっている場合は、必ずファンの吸気口を掃除し、
ほこりを取り除いてからお使いください。
z 本機を設置する際には、吸気口をふさがないように設置してください。
吸気口をふさぐと、ランプの寿
命を縮める原因になります。
z 空調の風向きにより、レンズ付近に本機の排気熱が当たると投映画面に揺らぎが発生することがあり
ます。その場合、
空調の風向きや本機の設置位置を変更してご使用ください。

J-14

使用前の準備

設置角度の調整
本機の設置角度(投映レンズの仰角=投映角度)
を、0度
(水平)~12度の範囲内で調整することができま
す。また、
必要に応じて左右の傾きを微調整することもできます。

本機の設置角度を調整するには
1. 本 体 の 手 前 を 持 ち 上 げ た 状 態 で、側 面 の リ
リースボタンを押します。
z 角度調節ノブが引き出されます。
z 角度調節ノブは、リリースボタンを押してから引き
出してください。リリースボタンを押さずに引き出
すと、故障の原因となります。

2. 角度調節ノブの長さを大まかに決めて、リリースボタンを離します。
z リリースボタンを離した位置で、角度調節ノブが固定されます。

3. 左右傾き調節ノブを回して、本機の仰角と左
右の傾きを微調整します。
z 左右傾き調節ノブは微調整用のため、回し過ぎない
でください。ノブが外れたり、
締め過ぎにより回せな
くなるおそれがあります。

左右傾き調節ノブ

z 角度調節ノブをしまう時は、
リリースボタンを押してからノブを押し込んでください。リリースボタ
ンを押さずに無理に押し込まないでください。

リアプロジェクション(スクリーン背面からの投映)について
リアプロジェクションでは映像が左右逆になりますので、設定メニューを使った設定が必要になります。
詳しくは、付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)
をご覧ください。

J-15

使用前の準備

パソコンとの接続
パソコンからのビデオ出力を、本機で投映することができます。

z 接続する際は、
本機とパソコンの電源を切った状態で行ってください。
<市販のアンプ内蔵スピーカー>

<本機>
RGB入力端子

<パソコン>
モニタ端子
(アナログRGB出力端子)へ
付属のミニD-Subケーブル
ヘッドフォン出力端子
(またはライン出力端子)へ

一般的なビデオ機器との接続
ビデオデッキやテレビ、
ビデオカメラなど各種ビデオ機器からの映像を、
本機で投映することができます。

z 接続する際は、
本機とビデオ機器の電源を切った状態で行ってください。
<本機>

<市販のアンプ内蔵スピーカー>

VIDEO入力端子

VIDEO出力端子へ

<ビデオ機器>

付属のビデオケーブル
AUDIO 出力端子へ

z 付属のビデオケーブルを使って、ピンジャック
(RCA)タイプのVIDEO出力端子と接続することができ
ます。ビデオカメラなど、
特殊な形状のビデオ出力端子を備えたビデオ機器と接続する場合は、ビデオ
機器に付属の専用ケーブルなどを利用して接続してください。詳しくは、
接続するビデオ機器の取扱説
明書を参照してください。

J-16

使用前の準備

z 本機からは音声は出力できません。
パソコンやビデオ機器から音声を出力したい場合は、市販のアン
プ内蔵スピーカーなどをご使用ください。
z 別売品のコンポーネントケーブル(YK-3)を使って、
ビデオ機器のコンポーネントビデオ出力端子と
本機のRGB入力端子を接続することができます。詳しくは、
付属のCD-ROMに収録されている取扱
説明書
(応用編)の
「補足資料:コンポーネントビデオ出力との接続」
を参照してください。

電源を入れる
以下の操作を行う前に、あらかじめ本機の設置およびパソコンやビデオ機器との接続を行ってください。

電源コードについてのご注意
z 必ず付属の電源コードをご使用ください。
z 電源は、指定された電源電圧
(日本国内では交流100V)
のコンセントを使用してください。
z 他の電気機器と同じコンセントを使用しないでください。また、
延長コードを使う場合は、延長コード
のアンペア数値に注意してください。
z 電源コードを束ねたまま使用しないでください。
z 電源コードの上に物を置いたり、踏みつけたりしないでください。
z 電源コードを引っ張らないでください。抜くときは、
電源プラグを持って抜いてください。
z 非常時に電源プラグが抜けるように、電源プラグの周りに物を置かないでください。
z 電源についてご不明な点は、お買い上げの販売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせく
ださい。

注意

z 電源プラグは、必ずアース付交流100Vのコンセントに接続してください。
z アースの接続は、必ず電源プラグをコンセントに差し込む前に行ってください。
z アースを外す場合は、
必ず電源プラグをコンセントから抜いた後に行ってください。

電源を入れるには
1. 付属の電源コードを使って、本機をコンセ

電源コネクター

ントに接続します。
z コンセントに接続した時点では、本機上面の3つ
のインジケーターすべてがオレンジ色に点灯し
ます。しばらくするとPOWER/STANDBYインジ
ケーターだけがオレンジ色に点灯した状態とな
り、その他のインジケーターは消灯します
(スタ
ンバイ状態)。
z 本機がスタンバイ状態になるまでは、[ (電源)
]
キーを押しても本機の電源は入りません。

付属の電源コード
プラグの形状は、ご使用の
地域によって異なります。

2. 本機と接続したパソコンやビデオ機器の電源を入れます。
3. 本機のレンズカバーが閉じている場合は、レンズカバーを開きます。
z レンズカバーを水平以上に開かないでください。故障の原因となります。

J-17

使用前の準備

4. [

(電源)
]
キーを押します。

z 本機のウォームアップが開始され、POWER/STANDBYインジケーターが緑色に点滅します。
z ウォームアップが完了すると、POWER/STANDBYインジケーターが緑色の点灯に変わり、
接続機
器からの映像が投映されます。
z 本機の電源を初めて入れた場合は、
「言語初期設定」画面が投映されます。
J-18ページの
「初回電源
投入時の言語初期設定」を参照し、
設定してください。
z 本機の
「エコモード」が
「オン」に設定されている場合は、
ウォームアップを開始するとLAMPインジ
ケーターが緑色に点灯します。
z 本機の電源コードをコンセントに接続したときに、
本機が高温の場合、クールダウン状態になりま
す。
クールダウン中はPOWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色に点滅します。クールダウン
が終わるまで、
[ (電源)
]
キーを押しても本機の電源は入りません。
クールダウンが終わるとスタン
バイ状態になり、
本機の電源を入れることができます。
z 本機はパスワード機能により、
プロジェクター所有者以外の者による不正使用を防止できます。
詳し
くは付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)
の「機器設定1→パワーオンパスワード」
を参照してください。

初回電源投入時の言語初期設定
お買い上げ後初めて本機の電源を入れると、投映画面の中央に
「言語初期設定」画面が表示されます。設定
メニューなどに表示する言語を選択してください。

1. カーソルキー [S][T]を使って、設定したい
言語を反転表示状態にします。

2. [ENTER]キーを押して選択します。

ダイレクトパワーオンについて
本機をコンセントにつなぐだけで、[ (電源)
]
キーを押さなくても本機が自動的に起動するように設定
することができます。この機能を
「ダイレクトパワーオン」と呼びます。
設定メニューの
「ダイレクトパ
ワーオン」を
「オン」に切り替えると、
次回本機をコンセントにつないだときからダイレクトパワーオン機
能が働きます。

z「ダイレクトパワーオン」が
「オン」に設定されているときは、
本機の電源を切った後に、電源コード
をコンセントから抜いてください。接続したままでは、ブレーカーの切断や停電発生時、その後の
復旧により自動的に電源が入ってしまいます。

J-18

使用前の準備

z ダイレクトパワーオン機能を使うと、
本機をコンセントに接続し、スタンバイ状態になると同時に自
動的に電源が入るため、
投映開始までの時間が短縮できます。ただし、
本機をコンセントに接続して
から投映が開始されるまでの一連の動作
(スタンバイ状態→電源オン→ウォームアップ→投映開始)
は、
ダイレクトパワーオン機能を使わない場合と同じです。本機をコンセントに接続してから投映が
開始されるまでの動作については、
J-17ページの
「電源を入れるには」を参照してください。
z ダイレクトパワーオンの設定について詳しくは、
付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書
(応用
編)
の「機器設定1→ダイレクトパワーオン」
を参照してください。

電源を切る
z 電源を切った後しばらくは、
投映用ランプ消灯後の冷却を行うためのクールダウン状態となり、
すぐ
に電源を入れることはできません。
z 電源を切った後しばらくは、
本機は熱を帯びています。移動などのために本機に触れる場合は、取り
扱いにご注意ください。
「本体の移動時の注意」
(J-7ページ)もご覧ください。
z 本機をしまう場合は、
冷えてから行ってください。

電源を切るには
1. [

(電源)
]
キーを押します。

z「電源をオフしますか?」
という確認メッセージが投映画面の中央に表示されます。
z 電源を切らない場合は、約10秒間放置してください。確認メッセージが消え、
投映が継続されます。
[ESC]キーを押した場合も、確認メッセージは消えます。

2. メッセージの表示中に[
z
z
z
z

(電源)
]
キーを押して電源を切ります。

本機の投映ランプが消灯し、投映映像が消えます。
POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色の点滅を開始します(クールダウン中)
。
クールダウン中は、再び電源を入れることはできません。
クールダウンが完了すると、POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色に点灯し
(スタンバ
イ状態)、
必要に応じて再度電源を入れることができます。

3. POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色の点滅から点灯に変わったのを
確認し、電源プラグをコンセントから抜きます。
z POWER/STANDBYインジケーターが消灯します。

4. パソコンやビデオ機器の電源を切り、本機と接続したケーブルを抜きます。
5. レンズカバーを閉じます。

オートパワーオフについて
キー操作および入力信号がない状態が約30分続くと、
本機の電源は自動的に切れます。この機能を
「オー
トパワーオフ」と呼びます。
オートパワーオフによって電源が切れた場合も、[
(電源)
]
キーを押して電
源を切った場合と同様に、クールダウン状態となります。

z「ダイレクトパワーオン」
(J-18ページ)
が「オン」
に設定されている場合は、電源を入れた後、
キー操作
および入力信号がない状態が約10分続くと、電源が自動的に切れます。

J-19

投映の基本操作
投映の基本操作

z 投映の各種応用操作について詳しくは、
付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書
(応用編)を参
照してください。

入力ソースを選択する
本機の電源を入れると、本機はRGB端子→VIDEO端子の順に入力信号を探します。入力信号が見つかる
と、本機はその入力ソースを自動的に選択して、
投映を開始します。
入力ソースを再度探すには、[INPUT]キーを押します。

z 自動選択された
(または手動で選択した)入力ソースの名前
(RGB、
コンポーネント、またはVIDEO)
は、
選択された後の数秒間、投映画面の右上に表示されます。
z 入力信号が検出できなかった場合、
「入力信号がありません」
というメッセージが表示されます。

投映映像を調節する
投映サイズを調節するには
投映サイズは、スクリーンと本機の間の距離によって調節します。
投映サイズを小さくするにはこの距離
をより短くし、大きくするにはより長くしてください。
投映サイズは、スクリーンと本機の間の距離が
1.1mのとき約40型、2.3mのとき約80型、5.7mのとき約200型相当となります。

焦点を合わせるには
[FOCUS ▲]キーまたは[FOCUS ▼]キーを押し続けます。焦点が合ったら、
キーを離します。

J-20

投映の基本操作

RGB入力の映像の自動調整について
入力ソースを切り替えてRGB(パソコンからの入力)を選択した際や電源投入時などに、
本機がRGB信号
を検出すると、投映映像の垂直/水平位置、
周波数、位相を自動的に調整します。また、
入力ソースとして
RGBが選択された状態では、
[AUTO]キーを押して自動調整を実行することができます。
z 手動で調整した値を保持したい場合は、
設定メニューの「機器設定1→自動調整」
をオフにしてくださ
い。
z 自動調整中は画像が乱れることがあります。
z 自動調整を行っても、
位置がずれていたり映像が乱れる場合は、設定メニューを使って手動で調整を
行ってください。

台形歪みを補正する(KEYSTONE)
本機と投映するスクリーンの角度によって、投映映像が歪み、
長方形にならない場合があります。
本機は
この「台形歪み」
を、自動または手動で補正する機能を備えています。

z 台形補正が行われた投映画面は、
スクリーンに対する投映角度によって小さくなったり、画質が乱れ
ることがあります。
投映画面が見づらい場合は、スクリーンに対する本機の設置位置を、
可能な限り
「本機を設置する」
(J-13ページ)
で図示されている状態に近くなるようにしてください。
z 横方向の台形歪みは補正できません。
本機の投映レンズの中心とスクリーンの左右方向の中央位置
が一致するように設置することをお勧めします
(J-13ページ)
。

自動台形補正について
設定メニューの「機器設定1→自動台形補正」
が「オン」
に設定
されていると、本機の縦方向の傾きを検知して、
投映映像が長
方形になるように自動的に補正が行われます。自動台形補正
が行われると、投映画面の中央に
「自動台形補正が行われまし
た」と表示されます。
z 本機の自動台形補正の補正可能範囲は0~+30度です。水平
方向より下へ投映する場合は、手動で台形補正を行ってく
ださい。

z 自動台形補正は本機の傾きを検出して行うため、
投映するスクリーンや壁面などが地面に垂直な場
合に限り有効です。
傾いたスクリーンなどに投映する場合は、手動で台形補正を行ってください。

手動で台形補正を行うには
1. [KEYSTONE +]/[KEYSTONE ー]キーを押します。
z 投映画面上に「台形補正」
画面が表示されます。

2. [KEYSTONE +]キー/[KEYSTONE ー]キーを押して補正を行います。
z 補正可能範囲は±30度です。

3. 設定画面を消すには、[ESC]キーを押します。
J-21

設定メニューについて
設定メニューについて

投映中に、[MENU]キーを押して投映画面に表示される
「設定メニュー」を使って、
本機のさまざまな基本
設定を行うことができます。カーソルキー
([W][X][S][T])と[ENTER]キーを使って、項目の選択や設定を
行ないます。
設定
(または表示)が可能なメニュー項目は、
投映中の入力ソースによって異なります。
下表の「入力ソー
ス」欄はR=RGB入力、
C=コンポーネント入力、V=ビデオ入力、
無=入力信号なしを表し、○は設定(または
表示)
可、×は不可を示しています。
また△は、
設定
(または表示)が可能だが制約があることを示してい
ます。
メインメニュー
サブメニュー

入力ソース
R

C

V

メインメニュー
無

映像調整

サブメニュー

入力ソース
R

C

V

無

機器設定1

明るさ

○

○

○

×

自動台形補正

○

○

○

○

コントラスト

○

○

○

×

自動調整

○

×

×

△

シャープネス

×

×

○

×

エコモード

○

○

○

○

色の濃さ

×

×

○

×

オートパワーオフ

○

○

○

○

色合い

×

×

△

×

パワーオンパスワード

○

○

○

○

カラーモード

○

○

○

×

ダイレクトパワーオン

○

○

○

○

カラーバランス

○

○

○

×

言語

○

○

○

○

垂直位置

○

○

○

×

機器設定1 の初期化

○

○

○

○

水平位置

○

○

○

×

周波数

○

×

×

×

ポインター

○

○

○

○

位相

○

×

×

×

機器設定2 の初期化

○

○

○

○

映像モード

×

×

○

×

映像調整の初期化

○

○

○

×

機器設定2

情報

画面設定

ランプ使用時間

○

○

○

○

ランプ使用時間の初期化

○

○

○

○
○

台形補正

○

○

○

○

入力信号

○

○

○

アスペクト比

×

△

○

×

信号名

○

○

○

×

投映方法

○

○

○

○

インデックス

○

○

×

×

スタート画面

○

○

○

○

解像度

○

×

×

×

無信号時画面

○

○

○

○

水平周波数

○

○

○

×

ブランク時画面

○

○

○

○

垂直周波数

○

○

○

×

画面設定の初期化

○

○

○

○

走査方式

○

○

×

×

○

○

○

○

入力設定

全初期化

RGB 入力

○

○

×

△

ビデオ信号

×

×

○

△

信号名表示

○

○

○

○

入力設定の初期化

○

○

○

○

全初期化

z 各設定項目の詳細や、設定の操作については、
付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)を
参照してください。

J-22

メンテナンスについて
メンテナンスについて

クリーニングについて

本機外部/レンズ/吸気口/排気口は、定期的にクリーニングしてご使用ください。

z 本機のクリーニングは、
必ず本機が十分に放熱した状態で行ってください。本機の電源が入っている
場合は、
クリーニング前に必ず次の操作を行ってください。

1. 本機の電源を切る。
2. POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色点灯に変わったのを確認する。
3. 電源プラグをコンセントから抜き、約60分以上放熱させる。

本機外部のクリーニング
本機外部をクリーニングする際は、柔らかな布を薄い中性洗剤に浸し、
固くしぼって拭いてください。
ベ
ンジン、アルコール、
シンナーなどの化学薬品は絶対にご使用にならないでください。

レンズのクリーニング
市販のメガネ拭き用のクロスやクリーニングペーパーなどを使って拭いてください。
なお、クリーニング
時にレンズを傷つけないようご注意ください。

吸気口/排気口のクリーニング
背面および両側面の吸気口にはゴミやほこりがたまりやすいので、下図のように電気掃除機を使い、時々
ていねいに吸い取ってください。

z 吸気口にほこりがたまったままで本機をご使用になると、
本機内部の温度が過度に上昇し、
故障の原
因となります。
z ご使用の環境によっては、
排気口にもほこりやゴミがたまることがあります。このような場合は、吸
気口と同様にクリーニングしてください。

J-23

メンテナンスについて

レンズカバーが外れてしまったら
レンズカバーが外れてしまった場合は、取扱説明書(応用編)の
「補足資料:レンズカバーが外れてしまった
ら」を参照して取り付けてください。

ランプの交換について
注意

z 交換時期を超えて使用すると、ランプが破裂する可能性が高くなります。
交換メッ
セージが表示されたら、速やかに新しいランプと交換してください。

z 光源用ランプは消耗品です。ランプの寿命は2000時間です。交換表示は2000時間でメッセージが出ま
すが、ランプの特性や使用環境により、
メッセージが出る前に暗くなったり、点灯しなくなることがあ
ります。

ランプ使用時間の確認
ランプの累積使用時間を、設定メニューで確認することができます。

1. [MENU]キーを押して、設定メニューを表示します。
2. [T]キーを押して、メインメニューの「情報」
を選択します。
z 設定メニュー画面の右側に、ランプ使用時間が
表示されます。

3. 設定メニューの操作を終了するには[MENU]キーを押します。
ランプの交換時期について
ランプの累積使用時間が2000時間を超えると、LAMPインジケーターが赤点滅し、
次のようなメッセージ
が表示されます。
ランプの交換時期です。取扱説明書に従い早めに交換してください。
このメッセージが表示された場合は「ランプの交換」
()J-25ページ)に従って、
お早めにランプの交換を
行ってください。
(なお、
このメッセージは、電源オン時に約10秒間表示されたのち消えますので、その後は通常通り本機を
使用できます。)
このメッセージが表示されてもランプの交換を行わずに100時間を超え使用を続けた場合、
LAMPインジ
ケーターが赤点灯し、次のようなメッセージが表示され約10秒後に電源が切れます。
ランプ寿命を超過しています。ランプを交換するまで電源が入りません。
このメッセージが表示された場合は「ランプの交換」
()J-25ページ)に従って、
速やかにランプ交換を
行ってください。

J-24

メンテナンスについて
ランプの交換

注意

z 本機の使用中はランプやランプの周辺が非常に高温になります。本機の電源を切り、
クールダウン(POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ点滅)後、本機から電
源コードを取り外し、本機を60分以上放熱させた後、ランプの交換を行ってくださ
い。動作中や停止直後は、
ランプやランプの周辺が高温のため、触れるとやけどをす
るおそれがあります。
z ランプを交換する際は、必ず本機専用のランプカートリッジ
(YL-33、
別売品)をご使
用ください。指定のランプ以外は使用しないでください。
z ランプは内部圧力の高い水銀ランプを使用しています。衝撃やキズ、
使用時間の経
過による劣化などにより、
大きな音をともなって破裂したり、
点灯しなくなること
があります。また、ランプの個体差や使用条件によってランプの寿命に大きな差が
あります。
z ランプカートリッジのガラスの部分に手で触れないでください。ランプの破裂や寿
命が短くなる原因となります。
z ランプ破壊時には、ランプハウス内にガラスの破片が飛び散ったり、
ランプ内部のガ
スが本機の吸気口/排気口から排出されることがあります。ランプ内部に含まれて
いるガスは、水銀が含まれていますので、
破裂した場合は十分な換気を行ってくださ
い。ガスを吸い込んだり、
目に入った場合は、速やかに医師にご相談ください。
z 万一ランプが割れた場合は、ガラスの破片でけがなどをしないようにご注意くださ
い。万一ランプが割れた場合は、
ご自分でランプ交換を行わずに、販売店またはカシ
オテクノ修理相談窓口に修理をご依頼ください。
z ランプは水銀物質を使用しています。ご使用後のランプは、
各自治体の規制に従い廃
棄してください。

ランプについて
ランプカートリッジの取っ手には図のA、
Bの2種類あります。いずれも同じ性能で、
それぞれが使用可能
です(説明のイラストはBタイプを使用しています)。

A

B

J-25

メンテナンスについて
ランプを交換するには
ランプ交換を行う際は、交換用ランプ
(別売品)に同梱の専用ドライバーをご使用ください(本機にはドラ
イバーは付属していません)。

1. 本機の電源を切り、電源コードを取り

6. ランプカートリッジの取っ手またはリ

外します。

ボンを引き起こし、ランプカートリッ
ジを引き抜きます。

2. 本機のランプが完全に放熱するまで放
置します(約60分)。

3. 本機の底面を上にして、机の上など安
定した場所に置きます。

4. ランプカバーのネジをゆるめ、ランプ
カバーを取り外します。

7. 新しいランプを、図のように方向を合
わせて奥まで差し込みます。
z 差し込み後、取っ手はランプ側に倒し、B
のランプのリボンは手順5のイラストの
ように収納してください。

ランプカバー

ランプカートリッジのミゾを、ランプハウスのミ
ゾに合わせて入れてください。

5. ランプカートリッジのSマークの付い
た場所の3箇所のネジをゆるめます。

z ランプ
(ガラス部分)や本機内部のミラー部分
などには、
手で触れないようにご注意くださ
い。
ランプの破裂、寿命が短くなる、
製品の性
能ダウンなどの原因となります。

8. ランプカートリッジの3箇所のネジを
締めます。

9. ランプカバーを元の位置に取り付け、
ネジを締めます。
z この後引き続き、
「ランプ使用時間の初期化」
の操作を行ってください。

ランプカートリッジ

J-26

メンテナンスについて
ランプ使用時間の初期化
ランプ使用時間の初期化操作は、ランプ交換を行った時期により異なります。
ランプの交換時期です。取扱説明書に従い早めに交換してください。
このメッセージが表示された後で、下記のメッセージが表示されないうちにランプ交換を行った場合は、
「ランプ使用時間を初期化するには」
を参照してください。
ランプ寿命を超過しています。ランプを交換するまで電源が入りません。
このメッセージが表示された後でランプ交換を行った場合は、
「ランプ寿命を超過した場合のランプ使用
時間の初期化について」を参照してください。

ランプ使用時間を初期化するには

1. 本機の電源を入れます。
2. [MENU]キーを押して、設定メニューを表示します。
3. [T]キーを押してメインメニューの「情報」を選択し、[ENTER]キーを押します。
4. [ENTER]キーを押します。
z「ランプ使用時間を初期化しますか?」というダイアログが表示されます。

5. [S]キーを押して「はい」を選択し、[ENTER]キーを押します。
z ランプ使用時間が初期化され、
「0時間」になります。

6. 設定メニューの操作を終了するには[MENU]キーを押します。
z 設定メニューが投映画面から消えます。

ランプ寿命を超過した場合のランプ使用時間の初期化について
ランプ寿命を超過してからランプ交換を行った場合は、本機の電源が入らないため設定メニューによる
操作を行うことができません。この場合は、
次の操作によりランプ使用時間の初期化を行ってください。

ランプ寿命が超過した後にランプ使用時間を初期化するには

1. 付属の電源コードを使って、本機をコンセントに接続します。
z 接続すると本体上面のPOWER/STANDBYインジケーターとLAMPインジケータが赤色に点灯し
ます(ランプ寿命超過状態)
。

2. 本体の[W]キーを押しながら、[AUTO]キーを約5秒間押し続けます。
z ランプ使用時間が初期化されると、POWER/STANDBYインジケーターが赤色の点灯からオレン
ジ色の点灯に変化し、同時にLAMPインジケーターが消灯します。

3. [

(電源)
]
キーを押して、本機の電源が入るのをご確認ください。

J-27

故障かな?と思ったら
故障かな?と思ったら

インジケーター表示について

本機の状態を、上面の各インジケーターの色や点灯/点滅状態によって判別することができます。本機の
正常時、エラー時のそれぞれの状態でのインジケーター表示について説明します。
z 表中の「POWER」はPOWER/STANDBYインジケーターを表しています。
TEMPインジケーター
LAMPインジケーター
POWER/STANDBYインジケーター

正常時のインジケーター表示
インジケーター表示
POWER :オレンジ点灯
TEMP
:オレンジ点灯
LAMP
:オレンジ点灯
POWER :オレンジ点灯
POWER
POWER
POWER

:緑点滅
:緑点灯
:オレンジ点滅

LAMP

:緑点灯

本機の状態
本機の電源コードをコンセントに接続した直後です。
スタンバイ状態(下
記参照)
になるまでは、本機の電源を入れることはできません。
本機の電源コードがコンセントに接続されており、
スタンバイ(待機)
状
態です。
本機の電源を入れた直後のウォームアップ中です。
本機の電源が入り、
使用可能な状態です。
本機の電源を切った直後のクールダウン中です。
また、電源コードをコン
セントに接続したときに本機が高温の場合も、
この状態になります。
本機の
「エコモード」が
「オン」に設定されています。

エラー発生時のインジケーター表示と警告メッセージ
エラーが発生して、電源コードを取り外す際には、
クールダウン後ファンが停止してから行ってくださ
い。ファンが回転中に電源コードを取り外し、
再度電源コードを接続した場合エラーから復帰できないこ
とがあります。
インジケーター表示/警告メッセージ
POWER :緑点灯
TEMP
:-
LAMP
:-
メッセージ :内部が高温になってい
ます。
設置状況を確認してく
ださい。

本機の状態と対処
内部が極端に高温になっています。
次の操作を行ってください。
警告メッセージは[ESC]キーを押すと消えます。
1 本機の吸気口/排気口がふさがれていないか、
本機の周囲の
スペースが十分に確保されているか確認する。
) 設置場所に関するご注意
(J-14ページ)
2 本機の吸気口/排気口にほこりがたまっていたら電源を切っ
て掃除する。
) クリーニングについて
(J-23ページ)
POWER :オレンジ点滅→オレン 内部が極端に高温になったため、電源が自動的に切れました。次
ジ点灯
の操作を行ってください。
TEMP
:赤点滅
(約1秒周期)
→ 1 本機の吸気口/排気口がふさがれていないか、
本機の周囲の
消灯
スペースが十分に確保されているか確認する。
LAMP
:-
) 設置場所に関するご注意
(J-14ページ)
メッセージ :内部が高温になってい 2 本機の吸気口/排気口にほこりがたまっていたら掃除する。
ます。
) クリーニングについて
(J-23ページ)
電源をオフにします。 上記について問題が無い場合には、
POWER/STANDBYインジ
ケーターがオレンジ点灯に変わったのを確認後、
再度電源を入
れてください。電源を入れ直してもエラーになる場合は、お買い
上げの販売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせ
ください。

J-28

故障かな?と思ったら
インジケーター表示/警告メッセージ
POWER :オレンジ点滅→赤点灯
TEMP
:赤点滅
(約0.5秒周期)
LAMP
:-
メッセージ :-
POWER :緑点灯
TEMP
:-
LAMP
:-
メッセージ :高温による自動電源オ
フの履歴があります。
設置状況を確認してく
ださい。

POWER :オレンジ点滅→赤点灯
:赤点灯
TEMP
LAMP
:赤点灯
メッセージ :ファンに異常が発生し
ました。
電源をオフにします。
POWER :オレンジ点滅→赤点灯
:赤点灯
TEMP
LAMP
:-
メッセージ :システムに異常が発生
しました。
電源をオフにします。
POWER :緑点灯
TEMP
:-
:-
LAMP
メッセージ :システムに異常が発生
しました。
一部の機能が正常に働か
ない可能性があります。
POWER :緑点灯
TEMP
:-
LAMP
:-
メッセージ :フォーカスの駆動がで
きません。
一度電源を入れ直して
みてください。
それでもこのメッセー
ジが表示される場合に
は、
修理をご依頼くだ
さい。
POWER :オレンジ点滅→赤点灯
TEMP
:赤点灯
LAMP
:-
メッセージ :-

本機の状態と対処
内部が極端に高温になったため、
電源が自動的に切れました。次
回の起動時に次項に示すメッセージが表示されます。
事項に記載
した対処を行ってください。
前回の使用時に、
内部が極端に高温になったため、電源が自動的
に切れました。
次の操作を行ってください。警告メッセージは
[ESC]キーを押すと消えます。
1 本機の吸気口/排気口がふさがれていないか、
本機の周囲の
スペースが十分に確保されているか確認する。
) 設置場所に関するご注意
(J-14ページ)
2 本機の吸気口/排気口にほこりがたまっていたら電源を切っ
て掃除する。
) クリーニングについて
(J-23ページ)
3 本機から電源コードを取り外し、
インジケーターが消えてし
ばらくしてから電源コードを接続して、
再度電源を入れてく
ださい。
電源を入れ直してもエラーになる場合は、お買い上げ
の販売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせく
ださい。
ファンに異常が発生したため、
電源が自動的に切れました。
POWER/STANDBYインジケーターが赤点灯に変わり、
ファンが
停止したのを確認してください。
確認後、本機から電源コードを
取り外し、
インジケーターが消えてしばらくしてから電源コード
を接続して、
再度電源を入れてください。電源を入れ直してもエ
ラーになる場合は、
お買い上げの販売店またはカシオテクノ修理
相談窓口にお問い合わせください。
システムに異常が発生したため、
電源が自動的に切れました。
POWER/STANDBYインジケーターが赤点灯に変わったのを確
認後、
本機から電源コードを取り外し、インジケーターが消えて
しばらくしてから電源コードを接続して、
再度電源を入れてくだ
さい。
電源を入れ直してもエラーになる場合は、お買い上げの販
売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせください。
システムに異常が発生し、一部の機能が正常に働かない可能性があ
ります。
電源を一旦切り、
本機から電源コードを取り外し、インジ
ケーターが消えてしばらくしてから電源コードを接続して、
再度電
源を入れてください。電源を入れ直してもエラーになる場合は、
お
買い上げの販売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わ
せください。
警告メッセージは[ESC]キーを押すと消えます。
光学系駆動の回路に異常が発生したため、
フォーカスの駆動がで
きません。
本機の電源をいったん切り、再度電源を入れてくださ
い。
電源を入れ直してもエラーになる場合は、お買い上げの販売
店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせください。
警告メッセージは[ESC]キーを押すと消えます。

外部からのノイズなどの要因による誤動作のために電源が自動的に
切れたことが考えられます。POWER/STANDBYインジケーターが
赤点灯に変わり、ファンが停止したのを確認してください。確認後、
本機から電源コードを取り外し、インジケーターが消えてしばらく
してから電源コードを接続して、再度電源を入れてください。電源を
入れ直してもエラーになる場合は、お買い上げの販売店またはカシ
オテクノ修理相談窓口にお問い合わせください。

J-29

故障かな?と思ったら
インジケーター表示/警告メッセージ
POWER :オレンジ点滅→赤点灯
TEMP
:赤点滅(約0.5秒周期)
LAMP
:赤点滅(約0.5秒周期)
メッセージ :-

本機の状態と対処
ランプの消灯または点灯しなかったため、
電源が自動的に切れま
した。
POWER/STANDBYインジケーターが赤点灯に変わったの
を確認して一度電源コードを取り外し、
しばらくしてから接続し
直してから、
再度電源を入れてください。電源を入れ直してもエ
ラーになる場合は、
本体が冷めてからランプを交換してくださ
い。
(J-24ページ)
ランプを交換しても点灯しない場合は、
お買い
上げの販売店またはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせ
ください。
POWER :オレンジ点滅→赤点灯 本機内部のメモリエラーが発生したため、
電源が自動的に切れま
TEMP
:赤点滅(約2秒周期)
した。
POWER/STANDBYインジケーターが赤点灯に変わり、
LAMP
:-
ファンが停止したのを確認してください。
確認後、本機から電源
メッセージ :-
コードを取り外し、
インジケーターが消えてしばらくしてから電
源コードを接続して、
再度電源を入れてください。電源を入れ直
してもエラーになる場合は、
お買い上げの販売店またはカシオテ
クノ修理相談窓口にお問い合わせください。
POWER :オレンジ点滅→赤点灯 ランプカバーが開いたことを検出したため、
電源が自動的に切れ
TEMP
:オレンジ点滅
ました。
次の操作を行ってください。
(約1秒周期)
1 POWER/STANDBYインジケーターが赤点灯に変わったのを
LAMP
:-
確認して本機から電源コードを取り外す。
メッセージ :-
2 ランプカバーが閉じていることを確認して下さい。
3 電源コードを接続して、
再度電源を入れる。
電源を入れ直してもエラーになる場合は、
お買い上げの販売店ま
たはカシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせください。
ランプの交換時期です。
「ランプの交換について」
(J-24ページ)を
POWER :緑点灯
:-
参照してランプの交換を行ってください。
警告メッセージは
TEMP
:赤点滅(約1秒周期)
[ESC]キーを押すと消えます。
LAMP
メッセージ :ランプの交換時期です。
取扱説明書に従い早め
に交換してください。
POWER :オレンジ点滅→赤点灯 ランプ寿命を超過しており、
本機の電源が入らない状態です。
「ラ
TEMP
:-
ンプの交換について」
(J-24ページ)を参照してランプの交換を
LAMP
:赤点灯
行ってください。
メッセージ :ランプ寿命を超過して
います。
ランプを交換
するまで電源が入りま
せん。

J-30

故障かな?と思ったら

本機のトラブルと対処について
本機の使用中に何らかのトラブルが発生した場合は、故障とお思いになる前に、
以下をご確認くだ
さい。
現象

原因と対処

[ (電源)
]
キーを押して
も電源が入らない

POWER/STANDBYインジケーターが点灯していない
場合は、
電源コードが正しく接続されていません。

参照先

J-17ページ

➔ 電源コードを本機とコンセントにしっかり接続
してください。
(「電源を入れる」
参照)

TEMPまたはLAMPインジケーターが点滅(点灯)
し続け J-28ページ
たまま消灯しない場合は、何らかのエラーが発生してい
ます。

➔ 「インジケーター表示について」の「エラー発生時

のインジケーター表示と警告メッセージ」を参照
してください。

接続している機器からの 本機と接続しているパソコンやビデオ機器側の電源が -
映像が投映されない
入っていなかったり、ビデオ信号が出ていないことが
考えられます。

➔ 接続しているパソコンやビデオ機器の電源が

入っており、
正常に動作していることをご確認く
ださい。

正しい入力ソースが選択されていないことが考えられ J-20ページ
ます。

➔ 本機に接続している機器に合わせて入力ソース

を正しく選択してください。
(
「入力ソースを選択
する」参照)

接続している機器からの ビデオ機器のコンポーネント出力端子と本機のRGB
映像が正しく投映されな 端子を接続した場合、ビデオ機器によっては、映像が正
い
しく投映されない場合があります。

J-16ページ

➔ 本機のVIDEO入力端子をご使用ください。
(
「一般
的なビデオ機器との接続」参照)

RGB/コンポーネント選
択時に、
投映された映像
の色や表示が極端にずれ
ている

設定メニューの
「入力設定→RGB 入力」
の設定として、 取扱説明書
誤って
「コンポーネント」
または
「RGB」
が選択されてい (応用編)
ることが考えられます。
本機のRGB 入力端子とパソコ
ンのRGB 出力端子を接続しているときに「コンポーネ
ント」
が選択されているか、本機のRGB 入力端子とビデ
オ機器のコンポーネントビデオ出力端子を接続してい
るときに「RGB」が選択されている場合は、映像が正し
く表示されません。

➔ 設定メニューの「入力設定→RGB入力」を「自動」に
切り替えてください。

「パスワードを入力して
設定メニューの
「機器設定1 →パワーオンパスワード」 取扱説明書
ください」というメッ
が「オン」に設定されています。
(応用編)
セージから先に進めない
➔ 正しいパスワードを入力し、[ENTER]キーを押し
てください。

J-31

故障かな?と思ったら
原因と対処

現象

リモコンで操作できない リモコンの電池が消耗していることが考えられます。

参照先

J-12ページ

➔ 電池を交換してください。
(
「リモコンの電池を新
しい電池と交換するには」参照)

リモコンの操作可能範囲外で操作していることが考え 取扱説明書
られます。
(応用編)

➔ 操作可能範囲内から操作してください。
TEMPまたはLAMPイン ➔ 「インジケーター表示について」の
「エラー発生時
のインジケーター表示と警告メッセージ」を参照
ジケーターが点滅(点灯)
している
してください。
「ランプの交換時期です
…」というメッセージが
表示された

ランプの交換時期です。

「ランプ寿命を超過して
います …」というメッ
セージが表示された

ランプ寿命を超過しており、本機の電源が入らない状
態です。

J-28ページ

J-24ページ

➔ ランプの交換を行ってください。
(「ランプの交換
について」
参照)

J-24ページ

➔ ランプの交換を行ってください。
(
「ランプの交換
について」
参照)

以下の操作により正常に戻る場合がありますのでお試しください。
1.[ (電源)
]
キーを押し、
表示の指示に従い電源を切ってください。
2.クールダウン後、ファンが完全に止まってから電源コードを取り外してください。
3.電源コードを接続して、再度電源を入れてください。
※ [ (電源)
]
キーを押しても電源オフの確認メッセージが表示されない場合には、
電源コードを取
り外し10分以上放置後、
電源コードを接続して、再度電源を入れてください。
この操作を行っても、動作が正常に戻らないときは、
お買い上げの販売店またはカシオテクノ修理相談
窓口にお問い合わせください。

J-32

製品仕様
製品仕様

モデル名

XJ-SV1

投映方式
DLPチップ

DLP方式
サイズ

0.55型

画素数

SVGA
(800×600)

投映レンズ

電動フォーカス

光源

200W高圧水銀ランプ

RGB入力端子

RGBミニD-Sub 15ピン×1
(コンポーネント信号入力端子と共用)

VIDEO入力端子

RCAピンジャック×1

使用環境

動作温度:5~35℃
動作湿度:20~80%
(ただし結露しないこと)

電源

AC100V、50/60Hz、3.1A

外形寸法

幅約270mm×奥行き約199mm×厚さ約43mm
(突起部を除く、
最薄部32mm)

質量

約1.8kg

言語仕様

英語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/スペイン語/
スウェーデン語/中国語
(繁体字)/中国語(簡体字)
/韓国語/
日本語

※ 改良などのため、
仕様は予告なく変更されることがあります。

J-33

再生紙を使用しています。
RJA517081-004V02

Printed in Japan
MA0703-001001A



Source Exif Data:
File Type                       : PDF
File Type Extension             : pdf
MIME Type                       : application/pdf
PDF Version                     : 1.3
Linearized                      : Yes
Encryption                      : Standard V1.2 (40-bit)
User Access                     : Print, Fill forms, Extract, Assemble, Print high-res
Page Count                      : 36
Page Layout                     : OneColumn
Has XFA                         : No
XMP Toolkit                     : XMP toolkit 2.9.1-14, framework 1.6
About                           : uuid:75221d8c-0956-49c2-a97c-8f1716109ee5
Producer                        : Acrobat Distiller 6.0.1 (Windows)
Create Date                     : 2007:06:06 18:30:09+09:00
Creator Tool                    : PScript5.dll Version 5.2.2
Modify Date                     : 2007:06:07 11:11:15+09:00
Metadata Date                   : 2007:06:07 11:11:15+09:00
Document ID                     : uuid:4ac5a10a-add8-4d94-82c6-bc15a2a55e33
Format                          : application/pdf
Creator                         : CASIO COMPUTER CO., LTD.
Title                           : XJ-SV1
Author                          : CASIO COMPUTER CO., LTD.
EXIF Metadata provided by EXIF.tools

Navigation menu