Symantec LiveUpdate™ Administrator 2.2 ユーザーズガイド Ftp://ftp2.symantec.com/public/japanese/[skipped]/110/manuals/MR4/Live Update_Administrator_Users_Guide Live Update Users Guide
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Symantec LiveUpdate™ Administrator 2.2 ユーザーズガイド Symantec LiveUpdate™ Administrator 2.2 ユーザーズ ガイド 本書で説明するソフトウェアは、使用許諾契約に基づいて提供され、その内容に同意する場合にの み使用することができます。 Documentation version 2.0 商標登録 Copyright © 2008 Symantec Corporation.All rights reserved. Symantec、Symantec ロゴ、LiveUpdate、Symantec LiveUpdate Administrator、Symantec AntiVirus は、 Symantec Corporation または関連会社の米国およびその他の国における商標ま たは登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。 このシマンテック製品には、サードパーティ(「サードパーティプログラム」)の所有物であることを示す 必要があるサードパーティソフトウェアが含まれている場合があります。一部のサードパーティプログ ラムは、オープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスで利用できます。本ソフトウェアに含まれ る本使用許諾契約は、オープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスでお客様が有する権利ま たは義務は変更されないものとします。サードパーティプログラムについて詳しくは、この文書のサー ドパーティの商標登録の付属資料、またはこのシマンテック製品に含まれる TPIP ReadMe File を 参照してください。 本書に記載されている製品は、その使用、コピー、頒布、逆コンパイルおよびリバースエンジニアリ ングを制限するライセンスに基づいて頒布されています。本書のいかなる部分も、Symantec Corporation およびそのライセンサーからの事前の文書による許諾を得ることなく、いかなる方法に よっても無断で複写、複製してはならないものとします。 本書は、「現状のまま」提供されるものであり、Symantec Corporation は、商品価値を有すること、 お客様の特定の目的にかなうこと、権利を侵害していないことに対する暗黙的な保証を含む、明示 的あるいは暗黙的な条件、表明、および保証すべてから免責されるものとします。ただし、これらの 免責が法的に無効であるとされる場合を除きます。SYMANTEC CORPORATION は、提供されるパ フォーマンスまたは本書の使用に関連した付随的、または、結果的な損害に対して、一切責を負わ ないものとします。本書の内容は、事前の通知なく、変更される可能性があります。 ライセンス対象ソフトウェアおよび資料は、FAR 12.212 の規定によって商業用コンピュータソフトウェ アと見なされ、FAR 52.227-19 「Commercial Computer Software - Restricted Rights」、DFARS 227.7202 「Rights in Commercial Computer Software or Commercial Computer Software Documentation」、その他の後継規則の規定により制限権利の対象となります。米国政府によるラ イセンス対象ソフトウェアおよび資料の使用、修正、複製のリリース、実演、表示、開示は、本使用許 諾契約の条項に従ってのみ行われるものとします。 目次 第1章 Symantec LiveUpdate Administrator の概要 .................. 5 Symantec LiveUpdate Administrator について ..................................... Symantec LiveUpdate Administrator の新機能 .................................... Symantec LiveUpdate Administrator でできること ................................. LiveUpdate についての詳しい情報の入手 ............................................. 第2章 5 6 7 7 Symantec LiveUpdate Administrator のインストー ルと使用方法 ................................................................... 9 インストールする前に ........................................................................ 9 Symantec LiveUpdate Administrator のシステムの必要条件 .................. 10 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール ............................ 11 LiveUpdate Administrator の実行 .............................................. 12 Symantec LiveUpdate Administrator にアクセスするためのリモー ト接続の使い方 ................................................................. 13 Symantec LiveUpdate Administrator による更新の管理 .................. 14 Symantec LiveUpdate Administrator ホームページの使い方 ............ 15 インストール後のタスク ..................................................................... 17 Symantec LiveUpdate Administrator の更新 ..................................... 18 Symantec LiveUpdate Administrator のアンインストール ....................... 19 第3章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 ................ 21 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 ..................................... マイシマンテック製品カタログの更新 .............................................. マイシマンテック製品の使い方 ..................................................... 適用範囲情報の使い方 ............................................................. 配布元サーバーの設定 ............................................................. フェールオーバーサーバーの操作 ................................................ 配布センターの操作 ................................................................. ホストファイルの操作 ................................................................. Symantec LiveUpdate Administrator の設定 ............................... 21 21 21 22 22 25 26 28 29 4 目次 第4章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管 理 ...................................................................................... 33 ダウンロードのスケジュール設定 ......................................................... 配布のスケジュール設定 .................................................................. [活動の監視]の使い方 ................................................................... 要求の詳細の表示 ................................................................... ダウンロードと配布状態について ........................................................ 第5章 更新の管理 ........................................................................... 41 シマンテック製品の更新の管理 .......................................................... 更新の詳細の表示 ................................................................... リビジョンの削除 ...................................................................... リビジョンのロックとロック解除 ....................................................... 更新のテスト ................................................................................. 第6章 33 35 36 37 37 イベントの表示とユーザーの管理 41 42 44 44 44 .................................... 47 Symantec LiveUpdate Administrator の[イベントログ]について .............. ユーザー管理について .................................................................... 役割 ..................................................................................... ユーザーの追加 ...................................................................... 47 48 48 49 索引 ...................................................................................................................... 51 1 Symantec LiveUpdate Administrator の概要 この章では以下の項目について説明しています。 ■ Symantec LiveUpdate Administrator について ■ Symantec LiveUpdate Administrator の新機能 ■ Symantec LiveUpdate Administrator でできること ■ LiveUpdate についての詳しい情報の入手 Symantec LiveUpdate Administrator について Symantec LiveUpdate Administrator は、配布センターと呼ばれる社内の複数の中央 LiveUpdate サーバー上でシマンテック社の更新を管理できるようにするための企業向 け Web アプリケーションです。Symantec LiveUpdate Administrator を使うと、更新を [更新の管理]フォルダにダウンロードした後で、実働配布サーバーに送信して LiveUpdate クライアントがダウンロードできるようにしたり、テスト配布センターに発行して実働サーバー に送信する前に更新をテストしたりできます。 更新はスケジュールに従ってダウンロードと配布ができるので、1 回設定すれば自動的 に実行でき、保守が容易で信頼性が高いシステムを構築できます。必要に応じて、更新 を手動でダウンロードして送信することもできます。 図 1-1 は、一般的な LiveUpdate Administrator 環境を示しています。 6 第 1 章 Symantec LiveUpdate Administrator の概要 Symantec LiveUpdate Administrator の新機能 図 1-1 Symantec LiveUpdate Administrator 環境 実働配布センター 1 シマンテック 社の配布元 サーバー Symantec LiveUpdate Administrator 場所 2 3 テスト配布センター 1 場所 2 3 LiveUpdate クライアント シマンテック社の更新は、外部のシマンテック社のサイトから社内の Symantec LiveUpdate Administrator サーバーにダウンロードされます。ここから、更新をすぐに実働配布セン ターに送信して LiveUpdate クライアントがダウンロードできるようにすることも、テスト配 布センターに送信して更新をテストすることもできます。更新がテストの必要条件に合格 すると、前もって決定したスケジュールに従って実働センターに送信されます。 Symantec LiveUpdate Administrator の新機能 Symantec LiveUpdate Administrator には、次の新機能と拡張機能が含まれていま す。 拡張性の改善 Symantec LiveUpdate Administrator は Symantec Endpoint Protection 11.x のコンテンツに合わせて 100 の配布センターの 場所を管理できます。これらの場所は 1 つの配布センター内に設 定することも、複数の配布センターにわたって設定することもできま す。これにより、多数のリモートサイトを持つユーザーが1 つの中心 的な場所から更新を管理したり配布することができます。 ウイルス定義用に特定のプ 各サイトに必要な更新のみを配布することができます。これにより ラットフォームを選択する機能 オーバーヘッドが減りパフォーマンスが改善します。 第 1 章 Symantec LiveUpdate Administrator の概要 Symantec LiveUpdate Administrator でできること 堅ろうな配布パフォーマンス セキュリティコンテンツが、シマンテック社の LiveUpdate サーバー に送信されるとすぐに、配布用に利用できることは重要です。 Symantec LiveUpdate Administrator は、WAN および低速回 線の環境に対しても改善された配布を提供します。それは多数の リモートサイトを持つ組織でも同様に行われます。 帯域幅調整 帯域幅調整機能は、高低両方の帯域ネットワークのある環境での 配布を管理できるようにします。帯域幅調整はネットワークトラフィッ クの混雑を避けるために帯域幅の使用を最適化します。 Symantec LiveUpdate Administrator でできること Symantec LiveUpdate Administrator を使うと、ダウンロードセンターと配布センター (中央 LiveUpdate サーバーとも呼ばれる)を設定して管理できます。配布センターとダ ウンロードセンターになるのは、イントラネットの HTTP、HTTPS、FTP、UNC のいずれか のサーバー、または標準ファイルサーバー上のディレクトリです。実働配布センターを設 定した後は、LiveUpdate クライアント向けのホストファイルを生成できるので、クライアン トはそれぞれの LiveUpdate 要求を外部のシマンテック社の LiveUpdate サイトではな く、実働配布センターに送信できます。 LiveUpdate についての詳しい情報の入手 シマンテック社の Web サイトには、LiveUpdate と LiveUpdate 管理ユーティリティのトラ ブルシューティング、製品の更新、ナレッジベースの情報が掲載されています。 Web 上で、次の URL を表示してください。 http://www.symantec.com/region/jp/techsupp/ 7 8 第 1 章 Symantec LiveUpdate Administrator の概要 LiveUpdate についての詳しい情報の入手 2 Symantec LiveUpdate Administrator のインストー ルと使用方法 この章では以下の項目について説明しています。 ■ インストールする前に ■ Symantec LiveUpdate Administrator のシステムの必要条件 ■ Symantec LiveUpdate Administrator のインストール ■ インストール後のタスク ■ Symantec LiveUpdate Administrator の更新 ■ Symantec LiveUpdate Administrator のアンインストール インストールする前に Symantec LiveUpdate Administrator をインストールする前に、セットアッププログラム によってソフトウェアがどこにインストールされるかをよく理解しておいてください。完全な 互換性を得るために LiveUpdate クライアントが正しいバージョンに更新されていること と、使用環境がシステムの必要条件を満たしていることを確認します。 インストールのデフォルトの場所は、C:¥Program Files¥Symantec¥LiveUpdate Administrator です。 表 2-1 は、Symantec LiveUpdate Administrator のためにインストールされるコンポー ネントを示しています。 10 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のシステムの必要条件 Symantec LiveUpdate のコンポーネント 表 2-1 コンポーネント名 インストール場所 PostgreSQL DBMS <インストールパス>¥pgsql データベース <インストールパス>¥pgsql¥data Tomcat サーブレットエンジン <インストールパス>¥tomcat LiveUpdate Administrator <インストールパス>¥tomcat¥webapps¥lua Web アプリケーション [更新の管理]フォルダ Windows 2000、Windows 2003、Windows XP:¥All Users¥Application Data¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads 例)C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads Windows Vista および Windows 2008: ¥ProgramData¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads Symantec LiveUpdate Administrator のシステムの必 要条件 日本語版のシステムの必要条件について詳しくは、シマンテック社のテクニカルサポート Web サイトを参照してください。 メモ: Windows XP 64 はサポートされません。 シマンテックでは、配布センターの場所のホスト用に IIS または Apache のいずれかの使 用を推奨します。追加情報は、オペレーティングシステムの文書を参照してください。 Symantec LiveUpdate Administrator をインストールするには、管理者権限を持つパ ワーユーザーとしてログオンする必要があります。新しいローカルユーザーと新しいサー ビスを作成できる権限が必要です。 Symantec LiveUpdate Administrator ではデフォルトで次のポートが使われます。 7070 Symantec LiveUpdate Administrator で使います。 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール 7071 Tomcat でシステム終了コマンドに使います。このポートが閉じていても Symantec LiveUpdate Administrator は機能しますが、Tomcat によるシステム終了操作 は機能しません。 7072 PostgreSQL データベースで使います。 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール時にこれらのポートが他のアプリ ケーションによって使われている場合は、Symantec LiveUpdate Administrator で使 える代わりのポート番号の入力を要求するメッセージが表示されます。 Symantec LiveUpdate Administrator システムから送信される IP パケットに対してファ イアウォールが有効になっている場合は、HTTP(80)、 HTTPS(443)、FTP(23)などの 送信先 IP ポートの通信を許可する必要があります。Symantec LiveUpdate Administrator は、これらのポートを使って配布センターと通信します。 インストールに Terminal Service を使うと、問題が発生する可能性があります。Symantec LiveUpdate Administrator は、コンソールから直接インストールしてください。 メモ: MSVCR71.DLL が C:¥Windows¥system32 フォルダにあることを確認してくださ い。このファイルがない場合、C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_0X¥bin からコピーす ることができます。このファイルが system32 フォルダにないと、Tomcat サービスはロー ドされません。 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール Symantec LiveUpdate Administrator(setup.exe)をインストールすると、Apache Tomcat 5.5 と PostgreSQL データベース 8.2.9 の各アプリケーションもインストールされ ます。Symantec LiveUpdate Administrator 向けの LUA Apache Tomcat と LUA PostgreSQL のサービスは、インストールが完了するとすぐに Symantec LiveUpdate Administrator を使えるようにするためにインストールされ、起動します。どちらのサービ スも自動的に実行するように設定されています。 AutoRun が有効になっている場合は、セットアッププログラムが自動的に実行されます。 セットアッププログラムが自動的に実行されない場合は、CD のルートフォルダにある setup.exe を検索して実行してください。 11 12 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール Symantec LiveUpdate Administrator をインストールするには 1 setup.exe を実行し、画面の指示に従って操作します。 2 JRE がまだインストールされていないことが検出された場合は、JRE をダウンロードし てインストールするように要求するメッセージが表示されます。JRE のインストールは、 LiveUpdate Administrator のインストーラでは制御されません。JRE をインストー ルすると、LiveUpdate Administrator をインストールできるようになります。 JRE は、LUA_CD の Support フォルダからインストールするか、http://java.sun.com/ からダウンロードできます。 3 [インストール先のフォルダ]ウィンドウで、次のいずれかの操作をします。 ■ インストールファイルフォルダおよび更新のダウンロード先フォルダのデフォルト の場所を選択するには[次へ]をクリックします。 ■ インストールファイルフォルダまたは[更新の管理]フォルダの場所を変更するに は[変更]をクリックします。 インストールフォルダのデフォルトの場所は、C:¥Program Files¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥ です。このフォルダには、Tomcat、 PostgreSQL データベース、LiveUpdate Administrator のファイル、各マニュアル がインストールされます。 デフォルトの[更新の管理]フォルダは、Windows 2000、Windows 2003、Windows XPの場合、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads です。Windows Vista、 Windows 2008 の場合、デフォルトの場所は C:¥ProgramData¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads です。イ ンストール後にこの場所を変更することはできません。 4 Symantec Administrator のユーザーセットアップウィンドウで、ユーザー名、パス ワード、パスワードの確認、電子メールアドレスを入力してから、[次へ]をクリックしま す。 5 [インストール]をクリックします。 デフォルトポートの一部またはすべてが現在使われている場合は、メッセージが表 示されます。この場合は、LiveUpdate Administrator で使う代わりのポートを指定 できます。これらのデフォルトポートを使うプログラムを停止した後は、LiveUpdate Administrator のサービスを再起動する必要があります。デフォルト以外のポートを 使う場合は、サービスを停止する必要はありません。 6 インストールが完了したら、[完了]をクリックします。 LiveUpdate Administrator の実行 LiveUpdate Administrator のセットアッププログラムによって、プログラムメニューにあ る[Symantec LiveUpdate Administrator]の下に[LiveUpdate Administrator]の 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール ショートカットが追加されます。インストール後はデスクトップにもショートカットが追加され ます。 LiveUpdate Administrator を Internet Explorer バージョン 6.0 を使用する Windows 2003 にインストールした場合、信頼できるサイトのリストに LiveUpdate Administrator の URL を追加する必要があります。 LiveUpdate Administrator を実行するには 1 次のいずれかの操作をします。 ■ スタートメニューで、[プログラム]、[Symantec LiveUpdate Administrator]の 順に選択してから、[LiveUpdate Administrator]をクリックします。 ■ 2 デスクトップの[LiveUpdate Administrator]アイコンをダブルクリックします。 [Symantec LiveUpdate Administrator]ウィンドウで、ユーザー名とパスワードを 入力し、[ログオン]をクリックします。 パスワードを忘れた場合は、インストール時に指定した電子メールアドレスに仮パス ワードを送信するように要求できます。この仮パスワードを使って LiveUpdate Administrator にサインインしてください。サインインの後で、パスワードのリセットを 要求するメッセージが表示されます。安全のために、仮パスワードは限られた時間 のみ有効です。 メモ: LiveUpdate Administrator のユーザーインターフェースは、画面の解像度 1024 x 768 を使用すると最もきれいに表示されます。 Symantec LiveUpdate Administrator にアクセスするためのリモート接 続の使い方 Symantec LiveUpdate Administrator(LUA)コンピュータにリモートで接続することが できます。接続には次のコマンド構造を使います。 http:// :7070/lua または http:// :7070/lua インストール時にデフォルトと異なるポート番号を指定した場合は、7070 の代わりにその ポート番号を指定してください。 13 14 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール Symantec LiveUpdate Administrator による更新の管理 Symantec LiveUpdate Administrator を使って、使用環境で使われるシマンテック製 品のリストの作成、更新をダウンロードする配布元サーバーの指定(省略可能)、ダウン ロードセンターと配布センターの作成などができます。ダウンロードと配布を自動的に行 うために更新のスケジュールを設定することもできます。ダウンロードする更新の種類や、 配布前にテストする必要があるかどうかなどを定義できます。 図 2-1 は LiveUpdate Administrator のホームページを示しています。ここでは、 LiveUpdate Administrator の設定と管理を行うためのオプションにアクセスできます。 図 2-1 設定 LiveUpdate Administrator ホームページ スケジュール設定 更新管理 ユーザー管理 最近の 活動 現在の イベント Symantec LiveUpdate Administrator では次のアイコンにより、すべての更新にダウン ロードと配布のスケジュールが設定されているかを確認できるようにしたり、追加の情報が あるときにそれを示したりすることができます。 項目に関する詳しい情報が表示されます。 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール [マイシマンテック製品]リストのすべての製品が、配布、ダウンロードのスケジュー ル、センターの適用範囲にあることを示します。 [マイシマンテック製品]リストの一部の製品が、配布、ダウンロードのスケジュー ル、センターの適用範囲にあることを示します。 [マイシマンテック製品]リストのどの製品も、配布とダウンロードのスケジュールと センターの適用範囲にないことを示します。 p.17 の 「マイシマンテック製品の理解 概要」 を参照してください。 Symantec LiveUpdate Administrator ホームページの使い方 Symantec LiveUpdate Administrator ホームページを使うことにより、LiveUpdate Administrator のダウンロードと配布の要求状態をチェックしたり、イベントログやシステ ム統計を表示することができます。[クイックリンク]を使うと、新しい配布センターやダウン ロードセンターを作成したり、新しい配布スケジュールを作成したりできます。 [マイシマンテック製品の概要]ボックスでは、お使いの製品にダウンロードスケジュール と配布スケジュールが適用されているか、そのスケジュールが配布センターのプロファイ ルに含まれているかを確認できます。製品の適用範囲は、設定に応じて全体、一部、な しのいずれかになります。 メモ: LiveUpdate Administrator の非活動タイムアウトは 120 分で、その後ログオンし なおす必要があります。 ダウンロードと配布の活動の表示 [ダウンロードと配布 最近の活動]ボックスには、最も新しい 10 個の要求が表示されま す。この情報はダウンロード活動 60 秒ごと、配布活動 15 秒ごとに更新されます。表示さ れる情報は次のとおりです。 [タスク] 要求が手動モードであるか自動モードであるか。要求が自動(スケジュール 設定済み)である場合は、そのスケジュールの名前が表示されます。 [種類] 要求の種類がダウンロードであるか配布であるか。 [開始日時] 要求が開始された時間。 [前回の変更] 要求の状態が更新された時間。 [状態] 要求の状態。 % 完了した処理の割合(パーセント)。 15 16 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール 特定の要求の詳細を表示するには、[%]列の右側にある省略記号ボタンをクリックしま す。 詳細な要求レポートのリンクをクリックすることにより、要求の詳細なリストを表示できます。 これにより、[ダウンロードと配布 - 活動の監視]ページに移動します。 [活動の監視]ページに表示されるイベントは、種類、状態、時間でフィルタ処理できま す。これらのイベントは、種類、イベントが開始または変更された時間、イベントの状態で ソートすることもできます。 p.36 の 「[活動の監視]の使い方」 を参照してください。 p.37 の 「ダウンロードと配布状態について」 を参照してください。 イベントログ活動の表示 [イベントログ 最近の活動]ボックスには、LiveUpdate Administrator によって生成され た最も新しい 10 個のイベントが表示されます。この情報は 15 秒ごとに更新されます。報 告されるイベントは次のとおりです。 [種類] 各イベントは、LiveUpdate Administrator モジュールの[ダウンロード]、 [配布]、[ログイン/ログオフ]、[ユーザー]、[サーバー]、[クライアント設 定]、[カタログ/サイトリスト]、[スケジュールのパージ]、[スケジュール]に よって生成されます。 [ユーザー] イベントを生成したユーザー。 [重大度] [重大度]に表示可能な値は[情報]と[重度]です。 [作成日時] イベントが生成された日時。 イベントレポートのリンクをクリックすると、説明を含めたすべてのイベントの完全なリストを 表示できます。表示される[イベントログ]では、イベントの種類、ユーザー、重大度でイベ ントをフィルタ処理できます。レポートの特定の日付または日付範囲を指定することもでき ます。このイベントログは、CSV(カンマ区切り)ファイルにエクスポートできます。イベント は管理者が削除することもできます。 p.47 の 「Symantec LiveUpdate Administrator の[イベントログ]について」 を参照し てください。 システム統計の表示 [システム統計]には、LiveUpdate Administrator とそのデータベースによって使われ る領域の量が表示されます。 [空きディスク容量] ローカルハードディスクドライブ上で利用可能なディスク領域が MB 単 位で示されます。[更新の管理]フォルダと Symantec LiveUpdate Administrator はここにインストールされます。 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 インストール後のタスク [データベースの使用容 LiveUpdate Administrator データベースが使用している領域が MB 量] 単位で示されます。 [更新の使用容量] 更新データベースが使用している領域が MB 単位で示されます。 クイックリンクの使い方 [クイックリンク]は、新しい配布センター、ダウンロードスケジュール、配布スケジュールを 追加できるページへのリンクです。これらのページには、[設定 - 配布センター]タブや[ダ ウンロードと配布 - スケジュール]タブをクリックしてアクセスすることもできます。 マイシマンテック製品の理解 概要 適用範囲は、[サイトリスト]のすべての製品が配布センターに割り当てられているかどう か、さらに配布スケジュールとダウンロードスケジュールに関連付けされているかどうかを 示します。適用範囲の程度は次のように示されます。 すべての製品とコンポーネントが配布センターに割り当てられ、ダウンロードスケ ジュールと配布スケジュールに関連付けされている。 一部の製品またはコンポーネントが配布センターに割り当てられ、ダウンロードス ケジュールと配布スケジュールに関連付けされている。 どの製品またはコンポーネントも配布センターに割り当てられていないうえ、ダウ ンロードスケジュールと配布スケジュールに関連付けされていない。 適用範囲の情報は、次のコンポーネントについて示されます。 ■ [配布センターの適用範囲]は、[サイトリスト]の製品が配布センタープロファイルに含 まれているかどうかを示します。適用範囲は、実働配布センターのみを使って計算さ れます。テストセンターは適用範囲の計算に使われません。 ■ [ダウンロードスケジュールの適用範囲]は、[サイトリスト]の製品が、定義済みのダウ ンロードスケジュールに関連付けされているかどうかを示します。 ■ [配布スケジュールの適用範囲]は、[サイトリスト]のすべての製品が配布スケジュー ルに関連付けされているかどうかを示します。適用範囲は、実働配布センターのみを 使って計算されます。テストセンターは適用範囲の計算に使われません。 [製品適用範囲の詳細]リンクを使うと、[マイシマンテック製品]ウィンドウが表示されます。 各製品の適用範囲情報を表示するには、「+」記号をクリックして製品情報を展開してくだ さい。 インストール後のタスク インストール後は、次のタスクを実行する必要があります。 17 18 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator の更新 ■ 更新をダウンロードする製品の追加 製品を[マイシマンテック製品]リストに追加するには、[設定]タブをクリックし、[マイシ マンテック製品]ウィンドウで[新規の製品の追加]をクリックします。 p.21 の 「マイシマンテック製品の使い方」 を参照してください。 ■ 配布元サーバーの設定(省略可能) デフォルトでは、更新は http://liveupdate.symantecliveupdate.com にあるシマン テック社の LiveUpdate サーバーの 1 つからダウンロードされます。ただし、クライア ントが更新をダウンロードできる 1 つ以上のローカルサーバーを特定して設定し、エ ラーが起きた場合に使えるサーバーを指定できます。 新しい配布元サーバーを追加するには、[設定]タブをクリックし、[配布元サーバー] をクリックしてから[追加]をクリックします。 p.22 の 「配布元サーバーの設定」 を参照してください。 ■ 更新の配布に使う配布センターの設定 デフォルトでは、LiveUpdate Administrator のインストール中にテスト配布センター と実働配布センターという 2 つの配布センターが作成されます。更新のテストが完了 すると、「成功」のマークを付けることができ、前もって決定したスケジュールを使って 実働配布センターに送信できます。 配布センターに関連付けされた製品のリストを作成できます。配布センターのすべて の場所が、リストに設定された製品の製品更新と同期します。 たとえば、お使いのすべてのシマンテック製品のウイルス定義のみをダウンロードす る場合は、製品を選択してからウイルス定義コンポーネントを指定できます。 p.26 の 「配布センターの操作」 を参照してください。 ■ Windows LiveUpdate クライアントが配布センターから更新をダウンロードするため に使うクライアント設定ホストファイル(Settings.Hosts.LiveUpdate)または Java LiveUpdate クライアントが使う liveupdt.hst ファイルのエクスポート ホストファイルを生成するには、[設定]タブで[クライアント設定]をクリックしてから、 LiveUpdate クライアントが使う配布センターを選択します。[Window 設定のエクス ポート]をクリックして Settings.Host.LiveUpdate ファイルをエクスポートするか、また は[Java 設定のエクスポート]をクリックして Java LiveUpdate クライアントファイルを 作成します。 次に、このファイルを LiveUpdate クライアントコンピュータ上の ¥Program Files¥Symantec¥LiveUpdate ディレクトリにコピーします。LiveUpdate クライアント が実行されると、ダウンロードする更新の場所に関する情報がホストファイルを使って 検索されます。 p.28 の 「ホストファイルの操作」 を参照してください。 Symantec LiveUpdate Administrator の更新 Symantec LiveUpdate Administrator は自己更新が可能です。 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のアンインストール Symantec LiveUpdate Administrator を更新するには 1 Symantec LiveUpdate Administrator を起動します。 2 Symantec LiveUpdate Administrator のホームページで、タイトルバーの右側に ある[LiveUpdate]をクリックします。 3 [更新の確認]ページで、[更新の確認]をクリックします。 Symantec LiveUpdate Administrator のアンインストー ル Symantec LiveUpdate Administrator はコントロールパネルの[アプリケーションの追 加と削除]または[プログラムの追加と削除]を使ってアンインストールできます。 19 20 第 2 章 Symantec LiveUpdate Administrator のインストールと使用方法 Symantec LiveUpdate Administrator のアンインストール 3 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 この章では以下の項目について説明しています。 ■ Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 [設定]ページを使って、LiveUpdate で更新をダウンロードする製品を追加、管理できま す。配布元サーバーと配布センターの追加と管理、Symantec LiveUpdate Administrator の全般的な設定の修正もできます。 マイシマンテック製品カタログの更新 お使いのシマンテック製品が利用可能な製品のリストに表示されない場合は、シマンテッ ク製品カタログを更新する必要があることがあります。これによって、利用可能な最新の 製品がリストに追加されるので、その製品を[サイトリスト]に追加できます。 シマンテック製品カタログを更新するには ◆ [マイシマンテック製品]ウィンドウの左ペインで、[マイシマンテック製品タスク]の下 にある[シマンテック製品カタログの更新]をクリックします。 マイシマンテック製品の使い方 LiveUpdate によって更新がダウンロードされる製品を削除または追加できます。各製品 の適用範囲の詳細を表示することもできます。 p.17 の 「マイシマンテック製品の理解 概要」 を参照してください。 22 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 製品を製品リストに追加するには 1 [マイシマンテック製品]ウィンドウで、[新規の製品の追加]をクリックします。 2 [製品ライン]で、追加する製品の名前をリストから選択します。 3 [すべての製品]で、製品のバージョンと言語を選択します。すべてのバージョンと言 語を選択するには、[すべての製品]にチェックマークを付けます。 4 [OK]をクリックします。 お使いのシマンテック製品がリストに一覧されない場合は、シマンテック製品カタロ グを更新する必要があります。 p.21 の 「マイシマンテック製品カタログの更新」 を参照してください。 さらに製品を製品リストに追加するには、ステップ1から4を実行します。 製品を製品リストから削除するには 1 [マイシマンテック製品]ウィンドウで、製品リストから削除する製品の隣にあるボック スをクリックします。 2 [選択した製品の削除]をクリックします。 3 [削除の確認]をクリックして製品を削除します。 適用範囲情報の使い方 [ダウンロードスケジュールの適用範囲]列、[配布スケジュールの適用範囲]列、[配布 センターの適用範囲]列の情報を使って、お使いのすべてのシマンテック製品とコンポー ネントが配布とダウンロードのスケジュールに含まれているかどうかと、配布センターの一 部であるかどうかを判断できます。ダウンロードと配布に関する製品更新の設定に応じ て、適用範囲は全体、一部、なしのいずれかになります。 配布元サーバーの設定 Symantec LiveUpdate Administrator をインストールすると、 http://liveupdate.symantecliveupdate.com にあるシマンテック社の LiveUpdate サー バーがデフォルトで追加されます。省略可能なオプションとして、別の配布元サーバーを 追加できます。 一次サーバーが利用不能な場合に使うフェールオーバーサーバーのリストを指定できま す。Symantec LiveUpdate Administrator では、ユーザーインターフェースに表示さ れる順序でこれらのサーバーに接続を試みます。更新をダウンロードするときは、Symantec LiveUpdate Administrator では配布元サーバーからのダウンロードが試みられます。 このサーバーが利用できない場合は、フェールオーバーサーバーからのダウンロードが 試みられます。Symantec LiveUpdate Administrator で接続を試みる回数は、[環境 設定]オプションで設定できます。 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator で使うサーバーを設定するには、次の情報が必 要です。 [配布元サーバー名] 重複のないサーバー名を入力します。 [優先度] サーバーの優先度を示す 1 から 5 までの数字を入力します。1 が最も高い優先度で す。Symantec LiveUpdate Administrator では、同じタイムスタンプの更新がすべ ての配布元サーバーで利用可能な場合に、優先度が最も高いサーバーから更新を ダウンロードします。 [ホスト名/IP アドレス] サーバーに接続するために使われる URL です。Symantec LiveUpdate Administrator では、このエントリの有効性が確認されます。 [ルートディレクトリ] ダウンロードと配布が行われるサーバー上のルートディレクトリです。 [ログイン ID] 認証に使います。必要であれば、ドメイン名(ドメイン¥ユーザー名)を入力します。たと えば、enterprise¥Firstname_Lastname です。 [パスワード] 認証に使います。 [パスワードの確認] 認証に使います。 [プロトコル] 次のいずれかを選択します。 ■ [HTTP] ■ [HTTPS] ■ [FTP] ■ [UNC] [ポート(デフォルト以外を使う場合)] デフォルトのポートは次のとおりです。 ■ HTTP:80 ■ HTTPS:443 ■ FTP:21 UNC にはポート情報は不要です。 [プロキシを使う] プロキシサーバーを使う場合はこのオプションを選択します。 [プロキシホスト名/IP アドレス] サーバーに接続するために使われる URL です。Symantec LiveUpdate Administrator では、このエントリの有効性が確認されます。 [プロキシログイン ID] 認証に使います。必要であれば、ドメイン名(ドメイン¥ユーザー名)を入力します。たと えば、enterprise¥Firstname_Lastname です。 [プロキシパスワード] 認証に使います。 [プロキシパスワードの確認] 認証に使います。 23 24 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 [プロキシプロトコル] 次のいずれかを選択します。 ■ [HTTP] ■ [HTTPS] ■ [FTP] ■ [UNC] [ポート(デフォルト以外を使う場合)] デフォルトのポートは次のとおりです。 ■ HTTP:80 ■ HTTPS:443 ■ FTP:21 UNC にはポート情報は不要です。 配布元サーバーを追加するには 1 [設定]タブの[配布元サーバー]の下で、[追加]をクリックします。 2 [新しい配布元サーバー]ウィンドウで、サーバーの情報を入力します。 3 次のいずれかの操作をします。 ■ 新しい配布元サーバーを保存するには、[OK]をクリックします。 ■ 新しい配布元サーバーを保存し、このサーバーのフェールオーバーサーバーを 追加するには、[保存してフェールオーバーを追加]をクリックします。 ■ 新しいサーバーの追加を中止するには、[キャンセル]をクリックします。 配布元サーバーを編集するには 1 [設定]タブの[配布元サーバー]の下で、削除するサーバーを選択してから[編集] をクリックします。 2 サーバーの情報の編集が終了したら、次のいずれかの操作をします。 ■ [OK]をクリックして変更を保存します。 ■ [適用]をクリックして変更を保存し、編集を続けます。 ■ [テスト]をクリックしてサーバーの接続をテストします。 配布元サーバーを削除するには 1 [設定]タブの[配布元サーバー]の下で、削除するサーバーを選択してから[削除] をクリックします。 2 削除を中止するには、[キャンセル]をクリックします。 3 [削除の確認]をクリックして、選択した配布元サーバーを削除します。 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 出荷時のデフォルトにリセットするには 1 [設定]タブの[配布元サーバー]の下にある左ペインで、[デフォルトに戻す]をクリッ クします。 2 次のいずれかの操作をします。 ■ シマンテック社のデフォルトにリセットする操作を中止するには、[キャンセル]を クリックします。 ■ シマンテック社のデフォルトにリセットする操作を確認するには、[リセットの確認] をクリックします。 配布元サーバーとフェールオーバーサーバーがリセットされます。 フェールオーバーサーバーの操作 フェールオーバーサーバーは、配布元サーバーに対する接続に失敗したときに使われ ます。この場合に Symantec LiveUpdate Administrator では、指定されたフェール オーバーサーバーからのダウンロードが試みられます。この接続も失敗した場合は、配 布元サーバーからのダウンロードが再試行されます。Symantec LiveUpdate Administrator ではデフォルトで 3 回接続が試みられます。接続の試行回数は、[設 定]、[環境設定]の順に選択して[サーバー接続]オプションで変更できます。 p.29 の 「Symantec LiveUpdate Administrator の設定」 を参照してください。 フェールオーバーサーバーを追加するには 1 次のいずれかの操作を実行して、フェールオーバーサーバーに関連付ける配布元 サーバーを選択します。 ■ [設定]、[配布元サーバー]ウィンドウの左ペインで、[フェールオーバーサー バーの追加]をクリックします。次に、ドロップダウンリストで、フェールオーバー サーバーを追加する配布元サーバーを選択します。 ■ 右ペインの[配布元サーバー]の下で、フェールオーバーサーバーを追加する サーバーをクリックしてから、[追加]をクリックします。 ■ 新しい配布サーバーを追加している途中である場合は、[新しい配布元サー バー]ウィンドウで、[フェールオーバーサーバー]ボックスの隣にある[追加]をク リックします。 2 サーバーの情報を入力します。 3 次のいずれかの操作をします。 ■ [OK]をクリックして、フェールオーバーサーバーを追加します。 ■ [保存してさらに追加]をクリックして、別のフェールオーバーサーバーの追加を 続けます。 ■ [キャンセル]をクリックして、フェールオーバーサーバーの追加を中止します。 25 26 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 フェールオーバーサーバーの順序を変更するには 1 [配布元サーバー]ウィンドウで、配布元サーバーの名前をクリックしてから[編集]を クリックします。 2 移動するフェールオーバーサーバーの名前をクリックしてから、[上に移動]または [下に移動]をクリックします。 フェールオーバーサーバーを一次サーバーに昇格させるには 1 [設定]、[配布元サーバー]の順にクリックします。 2 [配布元サーバー]リストで、フェールオーバーサーバーが属する配布元サーバー の名前をクリックしてから[編集]をクリックします。 3 [配布元サーバーの編集]ウィンドウの[フェールオーバーサーバー]ボックスで、昇 格させるフェールオーバーサーバーをクリックしてから[一次]をクリックします。 4 [一次サーバーにする確認]をクリックします。これによって、フェールオーバーサー バーが一次配布元サーバーに昇格します。以前の一次配布元サーバーは、新しい フェールオーバーサーバーになります。 配布センターの操作 配布センターは、1 つのサーバー(中央 LiveUpdate サーバー)または更新が同時に配 布されるサーバーのグループです。各配布センターは、配布センターの名前とその種類 (実働またはテスト)別に一覧表示されます。テストする必要がある更新は、初めにテスト センターに配布されます。更新がテストに合格した後は、実働サーバーで配布するため にリリースされます。テストする必要がない更新は、実働サーバーに直接配布できます。 Symantec LiveUpdate Administrator では、デフォルトの実働センターとデフォルトの テストセンターの両方がインストールされます。 実働とテストの配布センターを独自に追加することもできます。各配布センターの情報の コピーまたは編集、配布センターの削除が可能です。配布センターの作成後に、配布セ ンター用に製品リストを定義します。この製品リストは、配布センター全体に適用されま す。製品ライン全体を選択することも、ソフトウェア更新やウイルス定義など特定のコンポー ネントのみを追加することもできます。製品リストを作成すると、[配布センターの編集]ペー ジに表示されます。製品リストは、選択したコンポーネントの詳細とともに表示されます。 メモ: IIS 6 および HTTP を使用してリモート配布センターをセットアップした場合、PUT 要求を受け付けるように WebDAV を有効にする必要があります。それ以外の場合は、 サーバーに到達できないという状態メッセージが表示されます。 適用範囲情報は製品レベルで表示され、すべてのコンポーネントが選択されたかどうか が示されます。 p.17 の 「マイシマンテック製品の理解 概要」 を参照してください。 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 「場所」と呼ばれる複数のサーバーを定義することもできます。更新は配布センターのす べての場所に配布されます。更新が場所に配布された後に、再び配布されることはあり ません。シマンテックでは、配布センターの場所に ISS または Apache のいずれかの使 用を推奨します。追加情報は、オペレーティングシステムの文書を参照してください。 UNC パス共有サーバーを使用し、リモートシステムにアカウントがある場合、命名された 共有場所への読み取り/書き込みアクセスがあることを確認します。UNC パスサーバー用 のログイン ID の形式はコンピュータ名¥ユーザー名にする必要があり、コンピュータ名は UNC 共有が存在するコンピュータの名前です。 メモ: シマンテックでは、最低システム必要条件に基づき、10 未満の場所の使用を推奨 します。 各場所の帯域幅調整を有効にできます。これにより、高低両方の帯域ネットワークのある 環境での配布を管理できます。リソースの 50 から 90 パーセントを消費する帯域を有効 にすることができます。デフォルトは 80 パーセントです。特定の場所の帯域幅調整を有 効にするほか、[設定]、[環境設定]ですべての場所のサーバーで有効にすることがで きます。 配布センターを作成した後、Windows クライアントでは Settings.Hosts.LiveUpdate ホ ストファイル、Java LiveUpdate クライアントでは liveupdt.hst ファイルを生成する必要が あります。LiveUpdate クライアントコンピュータは、このファイルを使って配布センターか ら更新をダウンロードできます。 p.28 の 「ホストファイルの操作」 を参照してください。 新しい配布センターを追加するには 1 [設定]タブの[配布センター]ウィンドウで[追加]をクリックします。 2 配布センターについて次の情報を入力します。 3 [配布センター名] この配布センターに付ける重複のない名前を入力します。 [配布センターの種類] ドロップダウンメニューから[実働]または[テスト]のいずれ かを選択します。 [説明] この配布センターの識別に役立つ意味のある説明を入力 します。 場所を指定するには、[場所]ボックスで[追加]をクリックします。 配布センターには少なくとも 1 つの場所が必要です。 4 [新しいロケーションサーバー]ウィンドウでサーバーの情報を入力します。 5 新しい場所を保存するには[保存]を、新しい場所の追加を続けるには[保存してさ らに追加]を、新しい場所の追加を中止するには[キャンセル]をクリックします。 27 28 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 6 [配布センターの編集]ウィンドウで、[製品リスト]ボックスの隣にある[追加]をクリッ クして、この配布センターに製品を追加します。 7 追加する製品を選択してから[OK]をクリックします。 すべての製品を追加するか、製品を展開してウイルス定義など特定のコンポーネン トを選択することができます。 8 [配布センターの編集]ウィンドウで、変更を保存してこのウィンドウを終了するには [OK]を、配布センターの編集を続けるには[適用]をクリックします。 配布センターを削除するには 1 [設定]タブの[配布センター]ウィンドウで、削除する配布センターを選択してから [削除]をクリックします。 2 [削除の確認]をクリックして配布センターの削除を終了します。 場所を削除するには 1 [設定]タブの[配布センター]ウィンドウで、削除する場所が含まれる[場所のリスト] を持つ配布センターを選択してから[編集]をクリックします。 2 [配布センターの編集]ウィンドウで、削除する場所を選択してから[削除]をクリック します。 3 [削除の確認]をクリックして場所の削除を終了します。 ホストファイルの操作 インストールされた LiveUpdate クライアントは、シマンテック社の LiveUpdate サーバー を使うように設定されます。LiveUpdate クライアントが代わりに配布サーバーから更新を 取り込むようにするには、新しいクライアント設定ホストファイルを生成し、このファイルを ネットワーク上の各クライアントコンピュータに配布する必要があります。クライアントコン ピュータで LiveUpdate が実行されると、コンピュータはホストファイルに指定したサー バーに接続され、その場所から更新がダウンロードされます。 クライアント設定ホストファイルは、クライアントコンピュータ上の LiveUpdate インストール フォルダにコピーする必要があります。デフォルトでは、LiveUpdate は C:¥Program Files¥Symantec¥LiveUpdate にインストールされます。 Windows LiveUpdate クライアントのホストファイルを生成するには 1 [設定]タブをクリックしてから[クライアント設定]をクリックします。 2 ホストファイルを作成する対象の配布センターを選択してから、[Windows 設定の エクスポート]をクリックします。 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 3 [保存]をクリックします。 4 ファイルを保存する場所を選択してから[保存]をクリックします。 Windows クライアントのファイルは Settings.Hosts.LiveUpdate という名前で保存 する必要があります。 Windows NT のサーバーやクライアント用には UNC パスを使わないでください。ス ケジュール設定ユーティリティを使う場合、すべてのユーザーにアクセスの権限があ る Windows NT サーバー上の共有リソース(NULL share)の中に LiveUpdate ファ イルがない限り、LiveUpdate は UNC パスに接続できません。 Java LiveUpdate クライアントのホストファイルを生成するには 1 [設定]タブをクリックしてから[クライアント設定]をクリックします。 2 ホストファイルを作成する対象の配布センターを選択してから、[Java 設定のエクス ポート]をクリックします。 3 [保存]をクリックします。 4 ファイルを保存する場所を選択してから[保存]をクリックします。 Java LiveUpdate クライアントのファイルは liveupdt.hst という名前で保存する必要 があります。 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の表示オプションと環境オプション、またはログ 記録モードやイベントのしきい値を設定できます。 [更新の管理]フォルダと配布センターの両方で古い更新をパージするためのスケジュー ルとルールを設定することもできます。シマンテック社から更新をダウンロードする場合、 インストール時に指定した[更新の管理]の場所にその更新がコピーされます。デフォル トでは、この場所は C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads になります。LiveUpdate Administrator は、更新を配布センターに配布します。更新は削除されるまで配布セン ターに残ります。配布センターの古い更新をパージして、ディスク容量を解放することが できます。デフォルトでは、配布センターの更新は毎日パージされます。ただし、この設 定は、自動的に更新をパージしない、一月に一回または週一回更新をパージするように 変更することもできます。 [更新の管理]フォルダに含まれるすべての更新は、5 世代以上前のリビジョンは、デフォ ルトでは週一回パージされるように設定されています。リビジョンの世代またはダウンロー ドされた更新の経過日数に基づいて、[更新の管理]フォルダでパージを行うためのルー ルを指定して削除する更新を決定できます。たとえば、10 世代より前のリビジョンの更新 または 10 日以上前にダウンロードされた更新をパージすることができます。 29 30 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 メモ: パージルールを満たしている場合でも、最新のリビジョンは削除されません。たとえ ば、10 日以上前のリビジョンでも、それが最新のリビジョンである場合には削除されませ ん。 すべての場所の帯域幅調整を有効にできます。帯域幅調整によって配布中に使用され るネットワークリソースの量を管理できます。特定の場所の帯域幅調整を有効にすること もできます。 p.26 の 「配布センターの操作」 を参照してください。 デフォルトでは、Web サーバーで HTTP Delete が無効になっているため、HTTP Delete 処理を有効にする必要があります。LiveUpdate Administrator に含まれるデフォルトの 配布センターでは、Delete 処理は有効になっています。新しい配布センターを作成した 場合には、サーブレットで doDelete を実装して Delete 機能を追加する必要があります。 IIS サーバーの場合、IUSR_<コンピュータ> Windows アカウントには Central LiveUpdate (CLU) Web アプリケーションのフォルダに変更許可が必要です。CLU Web アプリケー ションに対して別の Windows アカウントを設定した場合でも、HTTP DELETE 処理を有 効するにはそのフォルダに変更許可が必要です。 Symantec LiveUpdate Administrator でサーバー接続を試みる回数を指定できます。 ダウンロード要求や配布要求を開始すると、Symantec LiveUpdate Administrator で は、指定したサーバーに対する接続が試みられます。Symantec LiveUpdate Administrator からサーバーに接続できなかった場合は、サーバーの利用ができない と判断されます。10 秒から 60 秒までのタイムアウト期間を指定できます。デフォルトは 30 です。 Symantec LiveUpdate Administrator で接続が試みられる回数は、[再試行]フィール ドの値で決定されます。デフォルトでは接続が 3 回試みられますが、再試行カウンタは 2 回から 5 回まで設定できます。 Symantec LiveUpdate Administrator で接続を試みる間の待機時間の長さも設定で きます。[再試行間隔]の設定を使って、Symantec LiveUpdate Administrator で接続 を試みる間隔として 5 秒から 60 秒まで待機するように設定できます。デフォルトは 15 秒 です。 [電子メールサーバー]は、Symantec LiveUpdate Administrator のパスワードの回復 で使います。Symantec LiveUpdate Administrator で電子メールをユーザーに送信す るときに接続する必要がある SMTP サーバーを指定することができます。このサーバー は、すべての発信電子メールを処理します。[送信元アドレス]は、仮パスワードに関する 電子メールを送信するときに使います。 Symantec LiveUpdate Administrator のオプションを設定するには 1 [設定]タブをクリックしてから[環境設定]をクリックします。 2 [更新]をクリックして変更を保存します。 設定をデフォルトに復元するには[デフォルトに戻す]をクリックします。 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 [表示] [1 ページあたりの最大行数] 表示される行の数です。デフォルトは 25 です。 [環境変数] [一時ディレクトリ] Symantec LiveUpdate Administrator によって配布の前に更新がコピーされる場所です。 デフォルトの場所は C:¥TempDownload です。 [更新の管理フォルダの更新を [頻度] パージする] 古い更新をパージする頻度を選択します。オプションは[なし]、[日次]、[週次]、[月次]で す。デフォルトは[週次]です。日曜の午前 12 時にパージを実行するように設定されていま す。 [ルール] [経過日数限度: xx 世代以上前](1-10)デフォルトは 5 です。 [取り込み限度: xx 日以上前](1-31)デフォルトは 10 です。 [配布センターの更新をパージ [頻度] する] 古い更新をパージする頻度を選択します。オプションは[なし]、[日次]、[週次]、[月次]で す。デフォルトは[日次]です。午前 12 時 30 分にパージを実行するように設定されていま す。 [帯域幅調整] [帯域幅調整を有効にする] 帯域幅調整はデフォルトでは無効になっています。すべての場所に帯域幅調整を適用する には[すべての場所に適用する]をクリックします。 [帯域幅消費] 有効の場合、デフォルトは 80% です。帯域幅調整は 50 から 90 パーセントの間で設定でき ます。 [ログインセキュリティ] [最小パスワード長] デフォルトの長さは 8 文字です。 [ログ記録] [デバッグモード] デフォルトでは[OFF]です。テクニカルサポートから指示された場合のみ[ON]にします。 [イベントのしきい値] [情報](デフォルト)または[重要]。 [サーバー接続] [タイムアウト]:デフォルトは 30 秒です。 [再試行]:デフォルトは 3 回です。 [再試行間隔(秒)]:デフォルトは 5 です。 31 32 第 3 章 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 Symantec LiveUpdate Administrator の設定 [電子メールサーバー] [SMTP サーバー名]:デフォルトは[SMTP サーバー]です。 [送信元アドレス]:デフォルトは LiveUpdateAdministrator@symantec.com です。 デフォルトの設定を復元するには 1 [設定]、[環境設定]の順にクリックします。 2 [アプリケーションの環境設定]ウィンドウで[デフォルトに戻す]をクリックします。 3 [確認]をクリックします。 4 ダウンロードスケジュールと 配布スケジュールの管理 この章では以下の項目について説明しています。 ■ ダウンロードのスケジュール設定 ■ 配布のスケジュール設定 ■ [活動の監視]の使い方 ■ ダウンロードと配布状態について ダウンロードのスケジュール設定 Symantec LiveUpdate Administrator を設定して、更新を自動的にダウンロードでき ます。LiveUpdate を実行する頻度と、更新をダウンロードする製品を指定します。ダウン ロードと配布の手動要求を実行したり、Symantec LiveUpdate Administrator のダウン ロードと配布の要求を一覧表示する[活動の監視]を表示することもできます。 すべての製品とコンポーネントの更新をダウンロードするように選択することも、ウイルス 定義、ソフトウェア更新、その他のコンポーネントのいずれかのみをダウンロードするよう にダウンロードを微調整することもできます。たとえば、Symantec Client Security を実 行している場合は、ウイルス定義を日単位でダウンロードするスケジュールと、ソフトウェ ア更新を週単位または月単位でチェックする別のスケジュールを設定すると便利です。 34 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 ダウンロードのスケジュール設定 新しいダウンロードスケジュールを作成するには 1 [ダウンロードと配布]タブの[スケジュール]ウィンドウで、[ダウンロードの追加]をク リックします。 2 [ダウンロードスケジュールの追加]ボックスで、次の情報を入力します。 [ダウンロード スケジュール名] このスケジュールを説明する名前。 [状態] [有効]または[無効]。 [説明] このスケジュールの説明を入力します。 3 [製品の選択]ボックスで[追加]をクリックします。 4 このスケジュールに追加する製品とコンポーネントを選択します。製品リストを展開す るには、「+」記号をクリックし、特定のコンポーネント選択します。または、ダウンロー ドしたスケジュールにすべての製品とコンポーネントを追加するには[すべての製品] にチェックマークを付けます。 5 [追加]をクリックします。 6 スケジュールに割り当てるテスト状態を選択します。 デフォルトでは、テスト状態は[テストをスキップ]に設定されています。更新を配布 する前にテストを実行するには、状態を[要テスト]に設定します。 7 [スケジュールを選択してください]ボックスで、ダウンロードスケジュールを設定しま す。 8 [OK]をクリックしてスケジュールを保存するか、[キャンセル]をクリックしてこの処理 を中止します。 メモ: 製品と言語を選択し、その製品用の更新をダウンロードして、続いてほかの言語を 選択してその製品の更新をダウンロードする場合、ダウンロードや配布用にその言語を 対象とした更新が使用できないというメッセージが表示されます。ただし、次回更新が使 用可能になったときにはその言語用のコンテンツのダウンロードができます。 既存のスケジュールに基づく手動のダウンロード要求を実行するには ◆ 右ペインの[スケジュール]の下で、既存のダウンロードスケジュールを選択してから [今すぐに実行]をクリックします。 新しい手動のダウンロード要求を実行するには 1 左ペインの[スケジュールのタスク]で、[手動ダウンロード要求]をクリックします。 2 [手動ダウンロード要求 - ステップ 1/2]ウィンドウで、[追加]をクリックして、この要求 に追加する製品を選択します。 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 配布のスケジュール設定 3 [追加する製品を選択してください]ウィンドウで、追加する製品またはコンポーネン トを選択してから[OK]をクリックします。 4 このダウンロード要求のテスト状態を、[テストをスキップ]または[要テスト]から選択 します。 デフォルトは[テストをスキップ]です。 5 [次へ]をクリックします。 6 [手動ダウンロード要求 - ステップ 2/2]ウィンドウで、ダウンロードする更新を選択し ます。すべての製品とコンポーネントを選択することも、ソフトウェア更新やウイルス 定義など特定のコンポーネントを選択することもできます。 7 [次へ]をクリックしてダウンロード要求を開始します。 ダウンロードスケジュールを削除するには 1 [ダウンロードと配布 - スケジュール]リストで、削除するスケジュールの隣にあるボッ クスをクリックします。 2 [削除]をクリックします。 3 [削除の確認]をクリックしてスケジュールの削除を終了するか、[キャンセル]をクリッ クして削除を中止します。 配布のスケジュール設定 更新をダウンロードした後は、テスト配布サーバーか、実働配布サーバーに送信すること ができます。実働配布サーバーでは、この更新を LiveUpdate クライアントがダウンロー ドできます。 配布スケジュールを追加するときは、そのスケジュールに関連付ける製品とコンポーネン トも選択します。製品とコンポーネントのこのリストが、[更新の管理]フォルダにある更新 と比較されます。まだ配布されていないリビジョンがある場合は、現在の配布セッションで 配布されます。 新しい配布スケジュールを追加するには 1 [ダウンロードと配布]タブの[スケジュール]ウィンドウで、[配布の追加]をクリックし ます。 2 [配布スケジュールの追加]ボックスで、次の情報を入力します。 3 ■ [配布 スケジュール名] ■ [状態]([有効]または[無効]) ■ [説明] 更新が配布される製品とコンポーネントを選択するには[追加]をクリックします。 35 36 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 [活動の監視]の使い方 4 このスケジュールに追加する製品とコンポーネントを選択します。製品リストを展開す るには、「+」記号をクリックし、特定のコンポーネント選択します。または、配布スケ ジュールにすべての製品とコンポーネントを追加するには[すべての製品]にチェッ クマークを付けます。 5 [追加]をクリックします。 6 [コンテンツの配布先]ボックスで、配布センターの種類として[テスト]、[実働]、また はその両方を選択します。次に[配布センター]を選択します。すべての配布セン ターを選択するか、センターのサブセットを選択できます。 7 配布スケジュールを選択します。 8 [OK]をクリックしてスケジュールを保存するか、[キャンセル]をクリックしてこの処理 を中止します。 既存のスケジュールに基づく手動の配布要求を実行するには ◆ 右ペインの[スケジュール]の下で、既存の配布スケジュールを選択してから[今すぐ に実行]をクリックします。 新しい手動の配布要求を実行するには 1 左ペインの[タスクのスケジュール中]で、[手動配布要求]をクリックします。 2 [手動配布要求 - ステップ 1/2]ウィンドウで[追加]をクリックして、この要求を使って 配布する製品を選択します。 3 [追加する製品を選択してください]ウィンドウで、製品またはコンポーネントを選択し てから[OK]をクリックします。 4 [手動配布要求 - ステップ 1/2]ウィンドウで、[配布センターの種類]として[すべて]、 [すべての実働センター]、[すべてのテストセンター]のいずれかを選択します。 5 [配布センター]として[すべて]または[サブセット]を選択します。 6 [次へ]をクリックします。 7 [手動配布要求 - ステップ 2/2]ウィンドウで、配布する更新を選択してから[次へ]を クリックします。 [活動の監視]の使い方 [活動の監視]では、すべてのダウンロード要求と配布要求の詳細を表示できます。 各要求に関して次の情報が表示されます。 [タスク] 要求の説明。定時要求の場合は、要求の名前が表示されます。それ以外の 場合は、説明は[手動]になります。 [種類] 要求の種類が[配布]であるか[ダウンロード]であるか。 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 ダウンロードと配布状態について [開始日時] 要求が開始された日時。 [前回の変更] 要求が最後に変更された日時。 [状態] 更新の状態。 % 完了した処理の割合(パーセント) [活動]ボックスの右側にある[フィルタを表示]アイコンを使って、活動をフィルタ処理でき ます。活動は、[種類]、[状態]、[日時]([開始日時]または前回の変更が行われた日 時)でフィルタ処理できます。 要求の詳細の表示 特定の要求の詳細を表示できます。要求の詳細には、要求の状態に関する情報(更新 のテストが必要かどうか、更新の合計サイズ、要求が開始された日時)、更新がダウンロー ドされた製品とコンポーネントなどがあります。更新ファイルの名前も表示されます。 要求の詳細を表示するには ◆ 詳細を表示する要求の[%]列の右側に表示されている省略記号ボタンをクリックし ます。 ダウンロードと配布状態について [活動の監視]および要求の詳細表示で、ダウンロード要求と配布要求の状態を見ること ができます。表示される状態は、要求が正常に完了したかどうかの確認や、問題の解決 に役立ちます。 次の状態が表示されます。 ■ ダウンロード要求の状態 ■ 配布要求の状態 ■ 更新のダウンロードの状態 ■ 更新の配布の状態 以下はダウンロード要求の可能な状態を説明しています。 [状態] [説明] 作成されました ダウンロード要求が作成されました。 完了しました ダウンロード要求は完了しました。 失敗しました ダウンロード要求は失敗しました。 37 38 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 ダウンロードと配布状態について [状態] [説明] 中止しています ダウンロード要求は中止の処理をしています。 中止しました ダウンロード要求が中止されました。 更新を取り込んでいます 配布元サーバーからのダウンロードを開始しました。 更新をコミットしています 一時ディレクトリへのダウンロード要求は完了しました。更新は[更 新の管理]フォルダへ移動され、データベースが更新されました。 以下は配布要求の可能な状態を説明しています。 [状態] [説明] 作成しました 配布要求が作成されました。 完了しました 配布要求は完了しました。 失敗しました 配布要求は失敗しました。 中止しました 配布要求が中止されました。 以下はダウンロードの更新要求の可能な状態を説明しています。 [状態] [説明] 見つかりませんでした 要求は正常に完了しました。しかし製品カタログに一覧表示され ている製品の 1 つの更新が配布元サーバーに見つかりませんで した。 製品カタログには、特定の製品に適用可能な更新のリストが含ま れます。 スキップしました この状態には 3 つの理由があります。 更新は以前にダウンロードされており、再びダウンロードされ ません。 ■ ダウンロードされた後は、更新は一時ディレクトリから削除され ます。 ■ 更新のサイズはカタログに一覧表示されているサイズと異な ります。 ■ 重複 製品カタログと更新はすでにダウンロードされており、再びダウン ロードされません。 ダウンロード中 ダウンロードは実行中です。 ダウンロードしました ダウンロードは完了しました。 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 ダウンロードと配布状態について [状態] [説明] 完了しました ダウンロードしたコンテンツは[更新の管理]フォルダに移動され ました。 失敗しました ダウンロードは失敗しました。 破損 ダウンロードされた更新か、有効性確認に失敗した関連付けられ たファイルの 1 つです。 ダウンロード中 更新はダウンロード中です。 以下は配布の更新要求の可能な状態を説明しています。 [状態] [説明] ファイルが見つかりませんでし た 更新は[更新の管理]フォルダに見つかりませんでした。 コピーに失敗しました 更新は一時ディレクトリにコピーできませんでした。 転送に失敗しました アップロードに失敗したか利用可能な領域がありません。 配布されました アップロードは保留で、まだ開始されません。 失敗しました 一般的なエラーです。 スキップしました ファイルはほかの更新要求の一部であるためにスキップされ、アッ プロードされませんでした。 サーバー上にすでに ファイルは以前の配布要求時にすでにアップロードされていま す。 存在します 一時ファイルが ファイルは一時ディレクトリでは利用できません。 見つかりませんでした 破損 更新または関連付けられたカタログのファイルは失敗しました。 39 40 第 4 章 ダウンロードスケジュールと配布スケジュールの管理 ダウンロードと配布状態について 5 更新の管理 この章では以下の項目について説明しています。 ■ シマンテック製品の更新の管理 ■ 更新のテスト シマンテック製品の更新の管理 [更新の管理]では、[マイシマンテック製品]で選択した製品に関するシマンテック社の すべての更新を管理できます。更新の表示、承認、削除が可能です。 [マイシマンテック製品]に製品を追加していない場合はエラーメッセージが表示され、お 使いのシマンテック製品のリストを作成するように要求されます。 p.21 の 「マイシマンテック製品の使い方」 を参照してください。 製品の更新がダウンロードされるデフォルトの場所は C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Symantec¥LiveUpdate Administrator¥Downloads です。 Symantec LiveUpdate Administrator のインストール後はこの場所を変更できません。 ダウンロードフォルダのコンテンツは、リスト表示または詳細表示で確認できます。リスト表 示には、すべての製品に関して現在ダウンロードされた更新と定義のすべてが表示され ます。古いリビジョンの更新は表示されません。ただし、詳細表示を使えば古い更新を表 示できます。 更新は[製品/コンポーネント]の名前、[ダウンロード日]、[重要度]、[ファイル名]、[テ スト状態]、[配布の適用範囲]で一覧表示されます。この表示は、製品名、テスト状態、 日付範囲でフィルタ処理できます。 更新は[更新名]、[重要度]、[種類]、[ファイル名]でフィルタ処理または検索できます。 さらに、特定の製品に関する更新、重要度に基づく更新、または更新がダウンロードされ た日付別の更新のみを表示することもできます。 [重要度]は更新の緊急性を示すために使います。[製品/コンポーネント]は更新がダウ ンロードされる製品名とコンポーネント名です。 42 第 5 章 更新の管理 シマンテック製品の更新の管理 重要度として表示される値は次のとおりです。 [重要] 脆弱性やカテゴリ 5 のアウトブレークコンテンツなど、最も重要な更新用に 予約されています。 [推奨] 不具合に対処するためのパッチやセキュリティ更新ファイルを表すすべて の製品の更新です。 [省略可能] 新しい機能や製品の拡張機能です。 [製品/コンポーネント]リストを展開すると、それぞれの製品更新について次の情報を表 示できます。 [ファイル名] 取り込まれる更新パッケージの実際のサーバー側の名前。常に ZIP ファ イルですが、.zip の拡張子が使われないこともあります。 [テスト状態] 更新のテスト状態を示します。次の状態があります。 [配布の適用範囲] ■ [破損] ■ [失敗] ■ [エラー] ■ [不要] ■ [成功] ■ [保留] ■ [再テスト] ■ [不明] ■ [未テスト] 現在のリビジョンがすべての配布センターに配布されるかどうかを示しま す。次の 3 つの値があります。 このコンテンツはプロファイルにこの製品があるすべての配布センター に配布されます。 ■ このコンテンツは少なくとも 1 つの配布センターに配布されます。 ■ ■ このコンテンツはまだどの配布センターにも配布されていません。 p.17 の 「マイシマンテック製品の理解 概要」 を参照してください。 特定の更新コンポーネントの詳細は、[配布の適用範囲]列の右側に表示されている省 略記号ボタンをクリックして表示できます。 更新の詳細の表示 [更新の詳細]ウィンドウには、リビジョンの詳細と、特定の製品コンポーネントの配布状態 が表示されます。 [リビジョンの詳細]ボックスには、次の情報が表示されます。 第 5 章 更新の管理 シマンテック製品の更新の管理 [名前] コンポーネントの名前。 [重要度] 表示される値は、[重要]、[推奨]、[省略可能]です。 [種類] 種類とは、更新のデータの種類を表します。たとえば、[コンテンツ]や[修 復ツール]などです。 [ファイル名] 取り込まれる更新パッケージの名前。 [サイズ] サーバー上の圧縮ファイルのサイズをバイト単位で示します。この数字は KB に変換され、LiveUpdate ウィザードに表示されて、選択された LiveUpdate パッケージのサイズをユーザーに示します。 [再ブートが必要] 更新のインストール後に再ブートが必要かどうかを示します。 種類とは、更新のデータの種類を表します。表示される値は次のとおりです。 [Content] ウイルス定義、侵入防止と侵入検知のシグネチャ、スパム定義、クライム ウェア定義などのためのシマンテックセキュリティレスポンスの更新。 [Patch] 不具合に対する修復が含まれる製品更新。 [Setting] 設定ファイルの製品更新。 [Information] メッセージのみの製品更新。 [Help] ヘルプコンテンツの製品更新。 [Documentation] 通常は PDF 形式で配信されるマニュアルやその他の文書。 [Tip] 役に立つヒント。 [Fixtool] 製品更新やパッチでは対処されない製品エラーに対処するためのスタン ドアロンの修復ツール。 [配布の状態]ボックスには次の情報が表示されます。 [配布センター] 配布センターの名前。 [センターの種類] 配布センターの種類([実働]または[テスト])。 [配布したリビジョン] 配布センターに配布された更新リビジョン。リビジョンがロックされている場 合は、日付の左側に南京錠のマークが表示されます。 [ロック先/ロック解除] リビジョンが配布センターに対してロックされている場合は、[ロック解除] ボタンが表示されます。リビジョンがロックされていない場合は、[ロック先] ボタンが表示されます。 [ロック 警告] ロックされたリビジョンが最新ではない場合は、警告が表示されます。 43 44 第 5 章 更新の管理 更新のテスト リビジョンの削除 [更新の管理]フォルダからリビジョンを削除できます。すべての更新と TRI ファイルが削 除されます。現在のリビジョンを削除すると、フォルダにまだ残っている以前のリビジョン が現在のリビジョンになり、次のダウンロードイベントでダウンロードされます。ロックされた リビジョンは削除できません。 更新リビジョンを削除するには 1 [更新の管理]ウィンドウで、[製品/コンポーネント]リストを展開します。 2 削除するリビジョンを選択します。 3 [削除]をクリックします。 リビジョンのロックとロック解除 更新リビジョンを特定の配布センターに対してロックできます。リビジョンがロックされると、 新しいリビジョンはダウンロードされますが、ロック対象の配布センターでは利用できなく なります。[配布の状態]リストの配布されたリビジョンの隣に南京錠のマークが表示され ます。 リビジョンをロックするには 1 [更新の管理]ウィンドウで、[製品/コンポーネント]リストを展開します。 2 ロックする更新の[配布の適用範囲]列の右側にある省略記号ボタンをクリックしま す。 3 [更新の詳細]ウィンドウの[配布の状態]ボックスで、ロックする配布センターを選択 してから[ロック先]をクリックします。 4 [更新の管理 - ロックを追加]ウィンドウで、ロックするリビジョンを選択してから[OK] をクリックします。 5 [更新の管理 - ロック追加の確認]ウィンドウで[OK]をクリックします。 リビジョンのロックを解除するには ◆ [リビジョン更新の詳細]ウィンドウで[ロック解除]をクリックします。 更新のテスト ダウンロードスケジュールを作成したり、手動ダウンロード要求を実行するときは、ダウン ロードする更新のテスト状態を設定する必要があります。更新には、[テストをスキップ]ま たは[要テスト]のいずれかのマークを付けることができます。テストする必要がない更新 は、実働配布センターに直接送信できるので、すぐにダウンロードできます。 第 5 章 更新の管理 更新のテスト ダウンロードされるそれぞれの更新には、テスト状態が関連付けされています。テスト状 態を見ると、更新がテストされたかどうかや、更新がどの段階にあるかがわかります。テス ト状態には次の 6 種類があります。 [未テスト] 更新はまだテストされていませんが、実働配布センターに配布する前 にテストする必要があります。このコンテンツは、テスト配布サーバー にまだ配置されていません。 [成功] 更新のテストはすでに成功していて、実働配布センターに送信する 準備ができています。 [失敗] 更新のテストは失敗しました。この更新は実働配布センターに配布で きません。 [不要] この更新は、実働配布センターに配布する前にテストする必要はあり ません。 [エラー] 更新は内部でテストに成功し、実働配布センターに配布されました が、問題があることが後でわかりました。 [再テスト] この更新は、欠陥があることがわかったか、テストに失敗したため、再 テストすることが望まれます。 ダウンロードされた更新のテスト状態は、[更新の管理]で確認できます。[未テスト]のマー クが付いた更新は、テスト配布センターに送信できます。ここから、さらにテストするため に配布できます。更新のテストが完了したら、[成功]または[失敗]のマークを付けること ができます。成功した更新は、この後で実働配布センターに配布できます。失敗した更 新は、さらにテストするためにテスト配布センターに再送信でき、状態は[再テスト]に変わ ります。 実働配布センターに配布する更新には、[不要]または[成功]のいずれかのマークが付 いています。実働センターに配布した後で更新に問題があることがわかった場合は、[エ ラー]のマークを付けてからテストセンターに送り返してさらにテストを実行できます(状態 は[再テスト]に変わります)。 [成功]または[不要]のマークが付いた更新のみが、実働配布センターに送信できます。 Symantec LiveUpdate Administrator では、[失敗]または[エラー]のマークが付いた 更新を実働配布センターに送信することができません。[未テスト]のマークが付いた更新 が自動的に実働配布センターに送信されることはありませんが、テスト配布センターに送 信することはできます。 メモ: 一部の更新コンポーネントは、複数の製品間で共有されます。特定の製品の更新 をテストする必要があると指定している場合は、共有コンポーネントのすべての更新が自 動的に[要テスト]に設定され、ダウンロード時は状態が[未テスト]になります。 図 5-1 は、テストフローと起こる可能性がある結果を示しています。 45 46 第 5 章 更新の管理 更新のテスト 図 5-1 Symantec LiveUpdate Administrator のテストフロー 更新の状態を[要テスト]に設定したにもかかわらず、まだ更新をテストしていない場合は、 LiveUpdate Administrator によってテスト状態が[未テスト]に設定されます。それ以外 の場合は、状態が[不要]に設定されます。 更新の状態が[未テスト]である場合は、LiveUpdate Administrator によって更新が適 切なテスト配布センターに配布されます。この処理は、指定したスケジュールに基づいて 自動的に行うことができます。このテスト用の更新は手動で配布することもできます。 更新のテストが完了したら、状態を[成功]または[失敗]に設定します。これにより、[成 功]のマークが付いた更新を実働配布センターに発行できるようになります。 更新のテストが失敗した場合は、更新を再テストまたは削除することも、単に[更新の管 理]フォルダに残しておくこともできます。 更新を実働配布センターに配布し、後で問題があると判断した場合は、更新に[エラー] のマークを付けることができます。これによって、今後の操作でこの更新が実働配布セン ターに配布されることを防止できます。 6 イベントの表示とユーザー の管理 この章では以下の項目について説明しています。 ■ Symantec LiveUpdate Administrator の[イベントログ]について ■ ユーザー管理について Symantec LiveUpdate Administrator の[イベントログ] について Symantec LiveUpdate Administrator の[イベントログ]には、Symantec LiveUpdate Administrator によって生成されたイベントに関する情報が表示されます。イベントはそ の種類、ユーザー、重大度でフィルタ処理できます。さらに、レポートに特定の日付や日 付範囲を指定したり、レポートを CSV(カンマ区切り)ファイルにエクスポートすることもで きます。イベントをログから削除することもできます。 [イベントログ]には次の情報が表示されます。 [作成日時] イベントが生成された日時。 [イベントの種類] イベントを生成したモジュール。表示される値は、[ダウンロード]、[スケジュー ル]、[配布]、[ログイン/ログオフ]、[サーバー]、[カタログ/サイトリスト]で す。 [重大度] イベントの重大度。 [ユーザー] イベントを生成したユーザー。 パージイベントのために、LiveUpdate Administrator はプロセスの開始に LUA Startup を使用します。この名前はユーザーのリストに表示されます。 48 第 6 章 イベントの表示とユーザーの管理 ユーザー管理について [説明] イベントの説明。 イベントがログに記録される方法を変更できます。 p.29 の 「Symantec LiveUpdate Administrator の設定」 を参照してください。 ユーザー管理について Symantec LiveUpdate Administrator の[ユーザーの管理]ページは、Symantec LiveUpdate Administrator のユーザーを追加、修正するページです。システムに現在 ログオンしている任意のユーザーをログオフできます。Symantec LiveUpdate Administrator ユーザーに電子メールを送信したり、ユーザーの詳細を表示することも できます。 [ユーザーの管理]ウィンドウには次の情報が表示されます。 [ユーザー] ユーザーのログイン名。 [姓] 必須。 [名] 必須。 [役割] ユーザーは[管理者]または[ユーザー]のいずれかになります。 [状態] ユーザーのログイン状態が表示されます。 ユーザーに電子メールを送信するには、[状態]列の右側にある封筒アイコンをクリックし ます。ユーザーの詳細を表示または編集するには、封筒アイコンの右側にある省略記号 アイコンをクリックします。 役割 Symantec LiveUpdate Administrator には、[管理者]と[ユーザー]という 2 種類の ユーザーの役割があります。管理者の役割では、システムへのフルアクセスが与えられま す。ユーザーの役割では、ユーザーの活動が次の活動に制限されます。 ■ 手動ダウンロード ■ 手動配布 ■ [更新の管理]における更新の状態の変更 ■ プロファイルの変更 その他のモジュールについては、ユーザーに読み取り専用アクセスが与えられます。 第 6 章 イベントの表示とユーザーの管理 ユーザー管理について ユーザーの追加 新しいユーザーを追加するには次の情報が必要です。 [ユーザー名] 少なくとも 4 文字の長さが必要です。 [パスワード] 少なくとも 8 文字の長さが必要です。 [姓] 必須。 [名] 必須。 [電子メールアドレ ス] 必須。 [役割] [管理者]または[ユーザー]。 ユーザーを追加するには 1 [ユーザーの管理]ウィンドウで[追加]をクリックします。 2 新しいユーザーの情報を入力します。 3 [OK]をクリックして新しいユーザーを保存するか、[すべてを消去]をクリックして フォームを消去します。 ユーザーを削除するには ◆ ユーザー名の隣にあるボックスにチェックマークを付けてから[削除]をクリックしま す。 ユーザーを強制的にログオフするには ◆ ユーザー名の隣にあるボックスにチェックマークを付けてから[強制ログオフ]をクリッ クします。 49 50 第 6 章 イベントの表示とユーザーの管理 ユーザー管理について 索引 H HTTP Delete 30 I IUSR アカウントの許可 30 L LiveUpdate Administrator インストール 11 仮パスワードの要求 12 クイックリンク 17 システムの必要条件 9 設定 21 ホームページ 15 LiveUpdate クライアントホストファイル。 「クライアント設 定」を参照 liveupdt.hst 28 LUA Startup [イベントログ]ユーザーリスト 47 S Settings.Hosts.LiveUpdate 28 あ イベントログ 概要 47 最近の活動 16 か カタログ 38 活動の監視 表示 36 要求の詳細 36 環境変数 設定 29 更新 デフォルトのダウンロードの場所 41 更新の管理 詳細の表示 42 使い方 41 [更新の管理]フォルダ パージ 29 さ 最近の活動 表示 16 システム統計 16 シマンテック製品カタログ 更新 21 重要度の値 41 状態 ダウンロード 37 配布 37 製品カタログ 38 設定 29 た 帯域幅調整 6 すべての場所で有効化 29 有効化 27 ダウンロード 手動要求の実行 34 スケジュール設定 33 スケジュールの削除 35 適用範囲 17 概要 22 テスト 更新 44 状態 44 データの種類 43 [電子メールサーバー] 29 は 配布 手動要求の実行 36 スケジュール設定 35 配布センター 更新のパージ 29 追加 26 52 索引 配布元サーバー 出荷時のデフォルトにリセット 25 設定 22 デフォルト 22 フェールオーバーサーバー 22 パージ 更新 29 ルール 29 場所 27 UNC 共有サーバー 27 フェールオーバーサーバー 昇格 25 設定 25 ま マイシマンテック製品 概要 21 削除 21 タスク 21 追加 21 適用範囲の概要 17 や ユーザー 管理 48 強制ログオフ 48 役割 48 ら リビジョン [更新の管理]から削除 44 ロックとロック解除 44 レポート 47
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