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CYPRESS Confidential
CYPRESS SEMICONDUCTOR
198 Champion Court
San Jose, CA 95134
Tel:
1-408-943 2600
Web:
www.cypress.com
CYPRESS Model
Manual
CYPRESS Model Manual
Version 1.0
Author:
CYPRESS
SEMICONDUCTOR
Department:
Hardware Systems
Engineering
Project:
CYPRESS Model Manual
Document
Name:
Cypress Model Manual.docx
Last Changed:
5/19/15
Distribution:
General Distribution
Preface:
This document covers Verilog and VHDL model simulation package
This document contains CYPRESS's technical specifications regarding the products described herein. This
document may be revised by subsequent versions or modifications due to changes in technical specifications.
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 2 of 10
目次
1 変更履歴................................................................................................... 3
2 はじめに................................................................................................... 4
3 VHDL/Verilog モデル .................................................................................. 5
3.1 提供ファイル........................................................................................ 5
3.1.1 VHDL シミュレーションモデル ............................................................ 5
3.1.2 Verilog シミュレーションモデル .......................................................... 5
3.1.3 プリロードファイル .......................................................................... 5
3.1.4 プリロードファイルの作成.................................................................. 6
3.2 モデルファイルのコンパイ.................................................................... 7
3.2.1 VHDL モデルのコンパイル.................................................................. 7
3.2.2 Verilog モデルファイルのコンパイ..................................................... 7
3.3 モデルシミュレーション .......................................................................... 8
3.3.1 基本的なシミュレーション.................................................................. 8
3.3.2 SDF ファイルの作成 ......................................................................... 8
4 サポート情報 ............................................................................................10
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 3 of 10
1 変更履歴
版数/日付 変更履歴
1.0/2004 123 初版
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
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2 はじめに
CYPRESS フラッシュメモリシミュレーションモデルには、以下の特徴があります。
High/Low & Top/Bottom の各ブートタイプをサポート
Verilog / Vhdl 言語をサポート
配線遅延を含んだ正確なタイミングでのシミュレーションが可
タイミングチェック機能内蔵
各設定をプリロードすることが可能
- 保護セクタの設定
- メモリデータの初期設定
- Secure Silicon のデータの設定
- トップ/ボトム ブートタイプの設
サイトからダウンロードした EXE ファイルをインストール後に、Figure 1のようなファイル構
成になっていることをご確認ください。
Figure 1 ファイル構成
Model
ディレクトリ
Utilities
ディレクトリ
- デルファイル (*.v *.vhd)
- タイミング情報 (*.ftm)
File
Manual - ドキュメント (*.pdf)
ファイルの構成
- 設定ファイル
(gen_utils.vhd / conversions.vhd)
- タイミングファイル作成用スクリプト
- タイミングファイル作成例
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 5 of 10
3 VHDL/Verilog モデル
3.1 提供ファイル
3.1.1 VHDL シミュレーションモデル
インストールしたディレクトリ内の“model”ディレクトリにあmodel.vhd がモデルファ
イルとなります。モデルファイルはgen_utils.vhd conversions.vhd によって定
義されます。 これら3つのファイルがシミュレーションにおける最小ファイル構成となりま
す。
3.1.2 Verilog シミュレーションモデル
インストールしたディレクトリ内の“model”ディレクトリにあmodel.v がモデルファイ
ルとなります。Verilog シミュレーションでは他のファイルは必要なく、このファイルがシ
ミュレーションの為の最小構成となります。
3.1.3 プリロードファイル
短時間でシミュレーションを行う為に、CYPRESS シミュレーションモデルにはプリロード
機能が用意されています。あらかじめメモリの初期データが決まっている場合には、プリ
ロード機能を使うことによりメモリにデータをプログラムする時間を省略できます。プリロ
ード機能は、以下の 2 項目を設定することで使用可能となります。
UserPreload
preload_file_name(s)
mem_file_name --- メモリデータの初期設定
prot_file_name --- 保護セクタの設定
secsi_file_name --- Secure Silicon のデータの設定
VHDL の場合 top_level.vhd で、Verilog の場合は model.v でこれらの設定を行います。
デフォルトではプリロード機能は使用しない設定となっている為、これらの設定を行わず
シミュレーションをすることも可能です。
異なる初期条件でシミュレーションを行う場合には、Figure 2のようなファイル構成にする
ことも可能です。
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 6 of 10
Figure 2 異なる初期条件におけるプリロードファイルの読み込み
3.1.4 プリロードファイルの作成
メモリデータ、CFI、保護セクタ情報などは、プリロードファイルからメモリにロードされます。
初期設定ではメモリデータ 0xFFFF、データシートと同じ CFI、保護セクタなしとなっています
が、プリロードファイルを作成することにより、これらの初期設定は変更可能です:
プリロードファイルによるメモリ
/Secure Silicon
のデータの設定例
// select Addr0: ADDR_0= AA, ADDR_1= 55, ADDR_2= 11
// select AddrA8: ADDR_8= 01, ADDR_9= 02, ADDR_10= 03
@00000
AA
55
11
@000A8
01
02
03
プリロードファイルのよる保護セクタの設定例
// select sector 01, 19, EE: set 1 to protect
@01
1
@19
1
@EE
1
**** プリロードファイルには空行を入れないで下さい
**** アドレスの”0”は省略不可能で
Model MEM
portlist(
UserPreload => FALSE
PreLoadFile1 => “none”
PreLoadFile2 => “none”
top_level.vhd
instance1
portlist (
….
UserPreload => TRUE
PreLoadFile1 => “my_file1.mem”
PreLoadFile2 => “my_file2.mem”
)
Instance2
portlist (
….
UserPreload => FALSE
PreLoadFile1 => “none”
PreLoadFile2 => “none”
)
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 7 of 10
3.2 モデルファイルのコンパイル
3.2.1 VHDL モデルのコンパイル
ファイルのコンパイル先は以下のように設定します:
conversions.vhd : ライブラ”FMF”へコンパイル
gen_utils.vhd: ライブラリ”FMF”へコンパイル
model.vhd: ライブラリ”work”へコンパイル
model.vhd をコンパイルする前に、conversion.vhd gen_utils.vhd がコンパイルされ
ている必要があります。ライブラリFMF”を作成し、これらの 2ファイルをライブラリFMF”
へコンパイルした後で model.vhd のコンパイルを実行してください。
3.2.2 Verilog モデルファイルのコンパイル
Verilog の場合、ライブラリを設定する必要はありません。モデルファイル(model.v)はデ
フォルトのままでコンパイル可能となっています。
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
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3.3 モデルシミュレーション
3.3.1 基本的なシミュレーション
クリティカルなタイミングを使用しないシミュレーションは、デフォルトのファイル構成で行え
ます。単純にシミュレーションを流して波形を見るだけであれば、新たにファイルを用意する必
要はありません。
タイミング情報を記述した SDF ファイルを作成することで、より詳細なシミュレーションが可
能となります。配線遅延を含めたシステムレベルのシミュレーションを、ASIC における一般的
なシミュレーションフローと同一の手法で行えます。
3.3.2 SDF ファイルの作成
全てのスピードバージョンにおいて”model”ディレクトリにある FTM ファイルから SDF ファ
イルを作成することができます。FTM ファイルかSDF ファイルを作成するには、以下の 2
りの方法があります。:
1 FTM ファイルからコピー&ペースト(VHDL/Verilog
FTM ファイル内から使用するスピードバージョンを探します。任意のスピードバージョンに
いて記述されている部分(<TIMING></TIMING>の中身)をコピーし、utilities/
CreateSDF ディレクトリにある SDF ファイルに上書きした後、保存します。
2 SDF ファイルの自動作成(VHDL のみ、UNIX 環境)
各スピードバージョンに対応した FTM ファイルがある場合、Perl スクリプトを実行できる
UNIX 環境が必要となりますが、FTM ファイルから SDF ファイルを自動的に作成することがで
きます。utilities/CreateSDF ディレクトリにある Perl スクリプトは、最上位のネットリスト
(top_level.vhd)を分析してタイミング情報を抽出し、SDF ファイルを作成します。この場合、
各インスタンスはデータシートに準ずるタイミング情報を持つことが前提となります。
( Figure 3参照).
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 9 of 10
Figure 3 異なるスピードバージョンに対応したネットリストの例
Perl スクリプトは、タイミング属性(TimingModel)に基づいて適切なタイミング情報を抽出
し、SDF ファイルを作成します。コマンドラインで以下のコマンドを入力することにより、Perl
スクリプトは実行されます。
perl mk_sdf_204.pl top_level.vhd
SDF ファイルを作成する為には、mk_sdf.cmd ファイル内に記述されている timing_dir のパ
スを正確に記述する必要があります
****VHDL のみのモジュール構成である場合に限り使用可能です。
****UNIX 環境でのみ使用可能です。Windows 環境で実行したい場合は、サポートまでご連絡
願います。
参考ファイル
utilities/CreateSDF に参考ファイルがあります。この場合は、Am29LV640M_vhd.ftm ファ
イルから toplevel.sdf が抽出されています。
Model MEM
portlist(
TimingModel => default
);
top_level.vhd
Instance 1
portlist (
….
TimingModel => Am29128HL90
)
Instance 2
portlist (
….
TimingModel => Am29128HL120
)
CYPRESS シミュレーションモデル, ユーザーマニュアル
Version 1.0, 2/3/2004 Page 10 of 10
4 サポート情報
ご質問やご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせ願います。
memorytools.help@SPANSION.com

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