Cubase 5.5 日本語マニュアル Steinberger 5 New Features (Japanese) Jp

User Manual: Steinberger Cubase 5 New Features (Japanese) Steinberger - Cubase 5 - New Features (Japanese)

Open the PDF directly: View PDF PDF.
Page Count: 89

DownloadCubase 5.5 日本語マニュアル Steinberger 5 New Features (Japanese) Jp
Open PDF In BrowserView PDF
Cubase 5.5 の新機能

Cristina Bachmann, Heiko Bischoff, Marion Bröer, Sabine Pfeifer, Heike Schilling

本書の記載 事項は Steinberg Media Technologies GmbH 社 によって予告なしに変更されること があり、同社は記載内容に対する責任 を負いませ
ん。本書で取り扱われているソフトウェアはライセンス契約に基づいて供与されるもので、ソフトウェアを他の媒体に複製することはライセンス
契約の範囲内でのみ許可されます。Steinberg Media Technologies GmbH 社から前もって書面による承諾が得られていないかぎり、目的や形式の
如何にかかわらず、本書のいかなる部分も複写、複製、または、その他の方法で伝達、記録することは禁じられています。
製品名および会社名はすべて各社の商標または登録商標です。Windows XP は Microsoft Corporation の商標です。Windows Vista はアメリカ合衆
国およびその他の国々における Microsoft Corporation の登録商標です。Apple、Apple ロゴ、Macintosh、Mac および Mac OS は、アメリカ合衆
国 および その他 の国に おける Apple Inc. の登 録商標 です。Mac ロゴ はライ センス に基づ いて使 用され る商標 です。MP3SURROUND およ び
MP3SURROUND ロ ゴはアメリカ合衆国およびその他の国々における Thomson SA の登録商標であり、Thomson Licensing SAS からのライセンス
に基づいて使用されます。
リリース年月日:2010 年5月 12 日
© Steinberg Media Technologies GmbH, 2010.
All rights reserved.

目

次

5

はじめに

74 ビデオ

6

Cubase 5.5 の世界へようこそ

7

新機能を使った作業

8
9
9
9
10
12
15

プロジェクトアシスタントダイアログ
プロジェクトテンプレートの扱い方
拡張された編集機能
ユーザーインターフェイスの強化
編集機能が拡張された VST コネクションウィンドウ
オートメーション機能の追加と拡張
改良されたプロジェクト同期設定(Project
Synchronization Setup)
ダイアログ
オーディオミックスダウン書き出しダイアログの機能強化
チャンネル EQ ゲインの反転
(Gain inverse)
HD ビデオフレームレートへの対応
新デザインのマーカーウィンドウ
拡張された Control Room 機能
ヤマハ XF フォーマットへの対応
増強されたトラッククイックコントロール

75
77
77
78
80
81
81

15
16
16
16
18
18
18

82 プラグインの新機能
83
83
84
85
85

19 MediaBay
20
21
22
23
24
27
29
32
35

概要
MediaBay での作業
「検索先を指定(Define Locations)
」セクション
「検索先(Locations)」セクション
「結果(Results)」リスト
ファイルのプレビュー
「フィルター(Filters)」セクション
属性インスペクター(Attribute Inspector)
ループブラウザー(Loop Browser)
およびサウンドブラウ
ザー(Sound Browser)のウィンドウ
35 MediaBay の設定
36 キーボードショートカット
37 MediaBay に関連するウィンドウでの作業

39 サンプルエディター
40
44
50
51
55
57
61
71

作業の前に
Cubase でのビデオプロジェクトの準備
プロジェクトウィンドウのビデオファイル
ビデオの再生
ビデオの編集
ビデオファイルからのオーディオの抽出
ビデオファイルのオーディオの置き換え

ウィンドウについて
操作について
オプションと設定内容
AudioWarp:オーディオをプロジェクトのテンポに合わ
せる
フリーワープ
ヒットポイントとスライスを使った作業
VariAudio
リアルタイム処理を展開する

4
目次

AmpSimulator
Groove Agent ONE 1.1 アップデート
LoopMash 1.2 アップデート
REVerence のアップデート
スタジオ EQ のアップデート

1
はじめに

同様に [Alt]/[option] + [X] と記載されている場合、Windows では [Alt]

Cubase 5.5 の世界へようこそ

キー、Mac OS では [option] キーを押したままで [X] キーを押すことを

このたびは Cubase 5.5 をご入手いただき、まことにありがとうござい

指してい ます。また、上記の [Z]、[X] などアル ファベットや数 字で表

ます。この製品は Cubase 5 の無料アップデートバージョンで、アプリ

記されたキーは半角英数字を意味します。

ケーシ ョンの各所に新しい機能 や改良点が盛り込まれ ています。その
ほと んどは Nuendo 5 の開発成果 を惜しむ ことなく 直接 Cubase 5 に

➯ 本書では右クリックを使った操作が出てくるこ ともあります(コン

取り入れ たものです。新しく設計し直 された MediaBay や OpenGL 対

テキストメニューを開くときなど)
。Mac でシングルボタンのマウス

応の新 しいビデオエンジンはそ のうちの一部に過ぎま せん。本書では

を使用している場合は、[Ctrl] キーを押した状態で該当する要素をク

バージ ョン 5.0 以降に追加 または変更された 機能を順にご紹 介してい

リックしてください。

きます。中には、これまでの説明書とは内容が大きく変わったため、全
体を書 き直したかたちで収録 されている章もありま す。たとえば、細
かい変 更が数多く取り入れら れた「サンプルエディター」の 章がこれ
に該当 します。こうしたアプリケー ション全体にわたる機 能強化の概
観をつ かむため、時間をとって本 書を最後までお読みく ださい。そう
すれば、Cubase 5.5 をフルに使いこなすのに役立つことでしょう。
本バージョンは Mac OS X Snow Leopard(10.6)と Microsoft Windows
7 に対応しています。

アプリケーションのバージョンについて
本書では Windows 版と Mac OS 版の Cubase の使用方法をご紹介しま
す。
機能や設 定項目によっては、Windows か Mac OS、どちら か一方のプ
ラットフォーム(OS)でのみ利用できるものもあります。その場合は、
それが明記されています。
➯ 特にただし書きがない場合、記載された説明や手順は Windows と
Mac OS の両バージョンに当てはまります。

キーボードショートカットの表記について
Cubase のキーボードショートカットの多くは「修飾キー」と呼ばれる
命 令用のキ ー(modifier key)と共に使 用され ます。この キーは オペ
レーテ ィングシステムによっ て異なります。たとえば、取り 消し操作
の既定(デフォル ト)キーボードショートカットは Windows の場合、
[Ctrl] + [Z] ですが、Mac OS では [command] + [Z] です。
本書では、修飾キーを伴うキーボードショートカットを記述する場合、
まず Windows の修飾キーを挙げ、次のように記載します。
[Windows 修飾キー ]/[Mac OS 修飾キー ] + [ キー ]
たとえ ば [Ctrl]/[command] + [Z] と表記されてい る場合、Windows で
は [Ctrl] キー、Mac OS では [command] キーを押した状態で [Z] キーを
押すことを意味します。

6
はじめに

2
新機能を使った作業

テンプレートを選択する

プロジェクトアシスタントダイアログ
「ファイル(File)」メニューの「新規プロジェクト ...(New Project...)」

「プロジェクトアシスタント(Project Assistant)」ダイアログのカテゴ

を選択すると、「プロジェクトアシスタント(Project Assistant)」ダイ

リーバー(Category bar)には、さらに標準付属テンプレートの分類カ

アログが開きます。ここでは、最近使用したプロジェクトを開くか、新

テ ゴ リ ー を 示 す ア イ コ ン が 並 ん で い ま す。「レ コ ー デ ィ ン グ

しいプ ロジェクトを作成するか を選べます。新しいプロジ ェクトを作

(Recording)」、
「ス コ ア 作 成(Scoring)
」、「プ ロ ダ ク シ ョ ン

成する場合は、空白(Empty)のプロジェクトから始めることも、既存

(Production)
」
、
「マスタリング(Mastering)」というアイコンがありま
す。また、カ テゴリー バー右端の「そ の他(More)」に は、既定(デ

のテンプレートを土台にして始めることもできます。

フォルト)のプ ロジェクトテンプレ ートや、他のカテゴリーに 分類で
きないテンプレートが収められます。

カテゴリーバー
(Category bar)

これらのア イコンの1つをクリッ クすると、そのカテゴリーに 属する
テンプレー トの名前がカテゴリー バーの下に一覧表示され ます。この
リス トには Cubase と一緒 にイ ンスト ールさ れた標 準付属 のテン プ
レートが表示されます。ユーザーが新しく作成したテンプレートは、そ

ファイルリスト
(Template list)

のファイル の属するカテゴリーリス トのいちばん上に加えら れていき
ます。
「そ
• テンプレートを使用しない空白のプロジェクトを作成するには、
の他(More)
」カテゴリーにある

empty(空白) を選択し、[作

成(Create)
]ボタンをクリックします。
テンプレート項目が選択されていない状態で[作成(Create)
]ボタ

場所の設定
オプション

ンをクリックしても、空白のプロジェクトを作成できます。
• また、リスト内の項目を右クリックし、コンテキスト メニューから

[他のファイルを開く(Open Other)]ボタン

「名前の変更」や「削除」などの項目を選択すると、その機能を該当
する項目に適用できます。

以下の場合にも、このダイアログが開かれます:

プロジェクトの場所を選択する

」ページに
• 「環境設定(Preferences)」ダイアログ「全般(General)
ある「起動 時(On Startup)
」欄 のポッ プアップ メニュー で「プロ

「プロジェクトアシスタント(Project Assistant)」ダイアログの下部に

ジェクトアシスタ ントを表示(Show Project Assistant)」が選択さ

ある項目を使うと、プロジェクトファイルを保存する場所(メインフォ

れている場合のアプリケーション起動時。

ルダー)を指定できます。

• Cubase の起動中に [Ctrl]/[command] キーを押し続けた場合。

• 「既定の場所を使用(Use default location)」を選択すると、その右
側の欄に示されている既定(デフォルト)フォルダー がプロジェク

最近使用したプロジェクトを開く

トの保存 場所にな ります。そのま ま[作成(Create)]ボタン をク

ダイアログ内で上部にある「カテゴリーバー(Category bar)」の「最

リックするとその場所にプロジェクトフォルダーが作成されます。

近使用したプロジェクト(Recent)
」アイコンをクリックすると、最近

「フォルダーの名前(Project Folder)」欄では、プロジェクトフォル

開いた プロジェクトの名前が一 覧表示されます。表示され た項目の中

ダーの名前を 指定できま す。ここでフォル ダー名を指 定しないと、

から1つを選択すると、
[作成(Create)]ボタンの表示が[開く(Open)
]

プロジェクトファイルは「名称未設 定 - ××」という名前 のフォル

に変わります。ボタンをクリックすると、選択したプロジェクトファイ

ダーに保存されます。
「××」は自動的に付けられる数字を表します。

ルが開かれます。リストに表示される項目は「ファイル(File)」メニュー

➯ 既定(デフォルト)フォルダーを変更するには「既定 の場所を使用

の「最近使用したプロジェクト(Recent Projects)
」と同じです。

(Use default location)」
欄の右側にあるパス名欄をクリックします。
ダイアログが開かれるので、希望する場所を指定してください。
「プロジェクトの場所を表
• 別の場所にプロジェクトを作成するには、
示(Prompt for project location)」を選択し、
[続行(Continue)]ボ
タンをクリックします。
開かれたダイアログで希望するフォルダーを指定してください。

8
新機能を使った作業

他のファイルを開く(Open Other)
[他のファイルを開く(Open Other)]ボタンをクリックすると、これ
までに ご紹介した操作では表示 されないファイルも含 めて、あらゆる
プロ ジェクト ファイル を開くこ とができ ます。
「フ ァイル(File)」メ
ニューの「開く ...(Open...)」を選択した場合と同じ結果になります。

プロジェクトテンプレートの扱い方
テンプレートを保存する
「テンプレートとして保存(Save as Template)」ダイアログには「属性
インスペクター(Attribute Inspector)
」セクションが備わりました。こ
のセク ションでは、テンプレート にカテゴリー情報を設 定したり、説
明テキストを加えたりすることができます。設定できるカテゴリーは、
「プロジェクトアシスタント(Project Assistant)」ダイアログに表示さ

属性 の詳細につ いては 32 ペー ジの『属性イ ンスペク ター(Attribute

れる5 種類のうちのいずれか です。説明テキストは「プロジ ェクトア

Inspector)』を参照してください。

シスタント(Project Assistant)
」ダイアログ内にも表示されます。

拡張された編集機能

• カテゴリーを設定するには、 Template Category(テンプレートカ
テゴリー) の「値(Value)」欄をクリックし、ポップアップメニュー

新しいイベント選択オプション

か ら希 望 す る項 目 を 選 択し ま す。説 明テ キ ス ト を加 え る には、
Content Summary(コンテンツの概要) のテキスト欄をクリック

「編集(Edit)
」メニューの「選択(Select)
」サブメニューに「カーソル

し、ポップアップメニューから希望する項 目を選択するか、テキス

位置のイベント(Events under Cursor)」という新しい項目が加わりま

ト欄をダブルクリックし、テキストをタイプ入力します。

した。このオプ ションを選択すると、プ ロジェクトカーソルに 接して

➯ Template Category(テンプレートカテゴリー) の値を設定しな

いるイベントがすべて自動的に選択されます。

い場合、そのテンプレートは「プロジェクトアシスタント(Project
Assistant)
」ダイ アログでは、
「その他(More)」カテゴリーに表示

マウスホイールを使ったズーム操作

されます。

[Ctrl]/[command] キ ーを押した状態でマ ウスホイールを動 かすと、マ
ウスポイン ター位置を基準として 水平方向にズームイン / アウ トでき

MediaBay での プロジェ クトテ ンプレー トの表示 と
タグ付け

るようになりました。

MediaBay では「検索先を指定(Define Locations)
」セクションの VST
Sound

ユーザーインターフェイスの強化

ノ ードに、標準付属の プロジェクトテ ンプレートへの ショー

トカッ ト項目が収められてい ます。これらは「ファクトリー コンテン

すっきりと整理されたツールバー

ツ(Factory Content)
」フォルダーの Project Templates(プロジェク
プロジェクトウィンドウ、サンプルエディター、各 MIDI エディターで

トテンプレート) 内にあります。「テンプレートとして保存(Save as

は、ツールバー のマイナーチェンジ が行なわれ、すっきりとま とまっ

Template)」ダイアログ経由で独自に保存したプロジェクトテンプレー
トは、「ユーザーコ ンテンツ(User Content)」フ ォルダーの

たデザイン になりました。ボタンやア イコンのいくつかは機能 や内容

Project

に応じて新しいグループに再構成されています。

Templates(プロジェクトテンプレート) 内に収められます。

9
新機能を使った作業

ウィンドウレイアウトの設定(Set up Window Layout)ボタン

「模様替え」された編集履歴ダイアログ

ツ ール バ ーに は「 ウィ ン ドウ レイ ア ウト の設 定( Set u p Win dow

「編集履歴(Edit History)」ダイアログのデザインも新しく なっていま

Layout)」ボタンが備わりました。このボタンを使うと、情報ラインな

す。動作内容は これまでと同じです が、常に他のウィンドウの 前に表

どの各 種ウィンドウ構成要素 の表示オン / オフを設定 できます。これ

示させておけるようになりました。

までツー ルバー上にあった各要素 専用の表示切り替えボタ ンはなくな
りました。

編集機能が拡張された VST コネクションウィンドウ
VST コネクション(VST Connections)ウィンドウの各タブでは、バス
やチ ャン ネルが 階層形 式のテ ーブル にま とめら れてい ます。バス は
フォルダー として表示されるので、そ のフォルダーを開いたり 閉じた
りす ること で構成 チャン ネルの 情報を 表示さ せたり 隠した りでき ま

「ウィンドウレイアウトの設定(Set up Window Layout)」ボタンをク

す。プロジェク トに必要なバスを設 定したあと、バス項目にわ かりや

リック すると、グレーの設定画面 が表示されます。この画面 にはウィ

すい名前を 付けたり、ポートの割り当 てを変更したりしたいこ とがあ

ンドウ の各構成要素に対応した チェックボックスがあ ります。これら

ります。本バージョンの Cubase では、そうした数々の操作がこれまで

をオン またはオフにすること で、該当する要素の表示オ ン / オフを切

よりも簡単にできるようになりました。

り替えてください。

デバイスポートに接続されているバスの数を確認する
特定のポー トで現在いくつのバス が使用されているかを知 るには、そ
のポートの「デバイスポート(Device Port)
」欄をクリックしてくださ
い。ポップアップメニューが現れ、バス情報が表示されます。
この方法で 最大3つまでのバスの 割り当て内容を表示でき ます。4つ
以上のバスがある場合には、それを示す数字が右端に表示されます。
たとえば、以下の表示がある場合:
Adat 1 [Stereo1] [Stereo2] [Stereo3] (+2)...

➯ キーエディターとドラムエディターの 場合、このボタンは「情報ラ
インを表示(Show Info Line)」ボタンになり ます。名前のとおり、

これは Adat 1 ポートが3つのステレオバスと、さらに2つのバスに割

情報ラインの表示オン / オフを切り替えるのに使用します。

り当てられていることを表しています。

専用のポート割り当てを確認する

「色の選択(Color Selectors)」欄のポップアップメニュー
カラーツ ールの下にあった小さな カラー選択ポップアップ メニューが

スタジオチ ャンネルなど、チャンネ ルタイプやバスによっ ては、専用

なくなり、
「色の選択(Select Colors)
」欄のポップアップメニューに統

のポートが 割り当てられます。それら のポートを他のバスに割 り当て

合されました。

てしまうと、そ れまでセットされてい た方のバスが遮断されて しまい
ます。

新しいデザインのトラック追加ダイアログ

こうしたポートに別のバスを誤って割り当てることがないよう、
「デバ

進化した MediaBay に合わせて、各種トラックの追加ダイアログもデザ

イスポート(Device Port)
」欄のポップアップメニューには、専用ポー

インが変わりました。詳細 については 37 ペ ージの『MediaBay に関連

ト項目が赤 い色で表示されます。こ のため、欄をクリックする だけで

するウィンドウでの作業』を参照してください。

各ポートが専用ポートかどうか確認できます。

シェイプアップされた情報ライン
プロジェ クトウィンドウと各エデ ィターウィンドウの情報 ラインも改
良され て見やすくなりました。表示 される内容自体はこれ までと同じ
です。

10
新機能を使った作業

• 通し番号を使う場合、希望する複数のバス項目を 選択し、そのなか

複数項目の選択および選択解除

の1つに新しい名前を入力します。その際、その名前 の最後は半角

• キーボード ショートカッ トを使ってバ ス項目をすべ て選択したり、
すべての選択を解除したりすることもできます。[Ctrl]/[command] -

数字にします。

[A] を使うと「すべて選択」、[Shift] + [Ctrl]/[command]-[A] では「す

たとえば、8つの入力バス項目に

べて選択解除」を実行できます。

付けるとします。この場合、まず、希望するバス項目 をすべて選択

このキーボードショートカットを使うと きには、開かれているタブ

し、最初の項目に In 1

上でテーブルにフォーカスが合っている必 要があるので注意してく

す。入力が完了すると、それに合わせて他のすべての バス項目にも

In 1

から In 8

という名前を

という名前を半角英数字でタイプ入力しま

名前が自動的に設定されます。

ださい。テーブルにフォーカスを合わせる には、テーブル内の空白

• 半角英字(アルファベット)を使う場合、上記の通し 番号と同じ手

領域をクリックします。

順で操作します。その際、名前の最後は半角スペース と半角大文字

• リスト内で、並んでいる複数のバス項目を 選択する場合、最初の項

1文字にします。

目を選択したあと、
[Shift]キーを押した状態で最後の項目を選択す

たとえば、3つの FX チャンネル項目に

ると、希望するすべての項目をまとめて選択できます。

FX A 、 FX B 、 FX C

と

いう名前を付けるとします。この場合、まず、希望す るチャンネル

• [Ctrl]キーを押した状態で個々の項目を順番にクリックしていくと、
項目が隣り合っていなくても複数の項目を選択できます。

項目をすべて選択し、最初の項目に

これらの操作は、複数項目の名前をまとめ て変更したり、ポートの

で入力します。入力が完了すると、それに合わせて他 のすべての項

FX A

という名前を半角英字

割り当 てを全 体的に 変更し たりする 場合に 役立ち ます(詳細 は後

目にも名前が自動的に設定されます。ただし、この自 動設定機能は

述)
。

文字が Z に達した時点で停止し、それよりあとの項目はスキップ
されます。

➯ バスのスピーカーチャンネルなど、サブ項 目を選択すると、その親

上記のように半角英字(アルファベット)を使う場合、前に必ず

(ペアレント)項目も自動的に選択されます。

半角 スペース を入れる 必要が あります。半 角英字の 前に半 角ス

名前をタイプして項目を選択する

ペー スがなか ったり、半角 英数字 以外の文 字を使用 したり する

バ ス名リ スト内 のバス 名が 半角英 数字の 場合、コン ピュー ター キー

と、最初に選択されている項目だけに名前が設定されることにな
ります。

ボード でバス名の頭文字をタイ プすると、該当する項目が 自動的に選
択されます。

➯ 名前を入力するのは、選択した複数の項目のうち必 ずしも最初の項
目である必要はありません。たとえば、中ほどにある 項目に対して

このキーボード操作を行なうときには、タブ上でバス項目部分に

名前を入力すると、その下の項目から自動設定が行 なわれていきま

フォーカスが合っている必要があります。フォーカスを合わせる

す。自動設定がいちばん下の項目に達すると、いちば ん上の項目か

には、テーブル内にあるバス項目のどれかをクリックしてくださ

ら設定が続行され、すべての項目の名前が設定され た時点で完了し

い。

ます。

[Tab]キーを使ってバス項目間を移動する

複数のバスのポート割り当てを変更する

バス 名リストで バス項目 が選択され ているとき に[Tab]キーを押す

複数のバス項 目に対して、ポートの割り当てや グループ /FX チャンネ

と、次の項 目が選択され、その名前を タイプ入力できる状態 になりま

ルの出力ルーティングをまとめて変更することもできます。その場合、

す。同様に、[Shift]-[Tab]キーを使うと、前の項目が選択され、名

まず、希望する項目をすべて選択してください。

前が変更できる状態になります。

[Shift]キーを押した状態で、選択した項目のうち、いちば
• 続いて、

選択したバス項目の名前を自動的に変更する

ん上に表示され ている項目の「デバイ スポート(Device Port)」欄

選択 した複数 のバス項目 の名前はま とめて変更 すること ができます。

をクリックします。ポップアップメニューが表示 されたら、希望す

その場 合には通し番号または 半角英字(アルファベット)を 使用しま

るポートを選択してください。

す。

他のバス項目は自動的に後続のポートに接続されます。
この機能では、Control Room チャンネルに設定されているポー
トなど、専用割り当てのポートがスキップされます。専用割り当
てポ ート以外 のポート が順に割 り当てら れていく ことにな りま
す。

11
新機能を使った作業

• 選択 したバ ス項 目す べてに 対し て同 じポ ートを 割り 当て るには、
[Shift] + [Alt]/[option] キ ーを押した 状態で、選択した 項目のうち、
いち ば ん 上に 表 示さ れ てい る 項 目の「デ バ イス ポ ート(Device
Port)」欄をクリックします。ポップアップメニューが表示されたら、
希望するポートを選択してください。
➯ 選択 した バス やチ ャン ネル すべ てを、こ の操 作で「未 接続(Not
Connected)
」にセットすることもできます。

オートメーション機能の追加と拡張

強化されたトリム機能
オートメー ションパネルで「トリム(Trim)」ボ タンをオンにすると、
オートメー ショントラック上で トリム用のライン(トリム カーブ)が
最小値と最 大値のちょうど中間に セットされます。このトリム カーブ
を使うと、元の オートメーションカー ブ全体をそのまま動かす ことが
できます。トリ ムカーブを上下にド ラッグしたり、カーブ上に オート
メーション イベントを加えたりし てください。元のオートメー ション
カーブはそ のままで、値が相対的に増 えたり減ったりすること になり
ます。
オート メーションパネルのデ ザインも少し変わりま した。さらに「グ

本バ ージ ョンで は、このト リムカ ーブを 自動 的また は手動 操作で フ

ローバルオートメーションモード(Global Automation Mode)」ポップ

リーズでき るようになりました。これ はオートメーションカー ブとト

アッ プメニュー、「トリム(Trim)」ボタン、「機能(Function)」ポッ

リムカーブ を1つのオートメーシ ョンカーブに統合する(レン ダリン

プアッ プメニューなど、これまでほ かの場所にあった要素 や機能が組

グする)ことを意味します。

み込 まれてい ます。パネル の左下隅に あるボタ ンをクリッ クすると、

トリムカーブを自動的にフリーズするには、
「オートメーションの設定

「オートメーションの設定(Automation Preferences)
」画面が表示され
ます。ここでは「リターンタイム(Return Time)」、「リダクションレ

(Automation Preferences)」画面に ある「トリ ムをフ リーズ(Freeze
Trim)」欄をクリックします。ポップアップメニューが表示されるので、

ベ ル(Reduction Level)」などの 既定(デフ ォルト)値を 設定で きま

希望する項目を選択してください。
「パスの終了時(On Pass End)」の

す。また、これまで「オプション(Options)
」欄のポップアップメニュー

場合、1回の書き込み操作が完了した時点でフリーズが実行されます。

にあった「トラックのデータを表示(Show Data on Tracks)」
、
「書き込
み を続行(Continue Writing)」も、この設 定画面 に収め られま した

「トリムモードの終了時(On Leaving Trim Mode)」を選択すると、ト
リムモードをオフにしたとき、フリーズが行なわれます。

(「書き込みを続行(Continue Writing)」は旧バージョンの「新しい位
置 へ の ジ ャ ン プ 後 も オ ー ト メ ー シ ョ ン 書 き 込 み を 継 続(Allow
Continue Writing after Transport Jump)」に相当します)。

12
新機能を使った作業

トリ ムカーブ を手動で フリーズす るには、「オートメ ーションの 設定

"To Punch"

(Automation Preferences)」画面の「トリムをフリーズ(Freeze Trim)
」

1 つのシ ーンをリアルタ イムで再生して いるとします。そし て「次の

欄でポップアップメニューから「手動(Manually)
」を選択してくださ

シーンに移 るところで急にボリュ ームを下げなければなら ないが、ど

い。実際の操作には目的に応じて以下の方法があります。

れくらい下げればよいかわからない」という状況だとしましょう。
以下の手順で操作してください。

• 1つのオートメーショントラック上で特定 のパラメーターをフリー
ズする場合:トラック上でパラメーター名 をクリックし、クイック

1. オートメーションモー ドに「タッチ(Touch)」を選択したうえで、

メニュー(ポップアップメニュー)から「トリムをフリーズ(Freeze

To Punch ボタンをクリックして Fill オプションをオンにします。

Trim)
」を選択します。

2. 最初 のシ ー ンの 途中 か ら再 生を 開 始し、次 の シー ンへ の 移行 で

• プロジェクト内にあるすべてのトラックで トリムをフリーズする場

フェーダーにタッチします。

合:オートメーションパネルの「機能(Functions)
」欄のポップアッ

オートメーションパスがパンチインされます。

プメニューから「プロジェクト内のトリムオ ートメーションをすべ

3. フェーダーを動かします。2 つ目のシーンに望まれるボリュームが

てフリーズ(Freeze All Trim Automation in Project)」を選択します。

得られたらフェーダーを放してパンチアウトします。

• 選択し たす べての トラッ クで トリム データ をフリ ーズ する場 合:

パンチアウトの位置から、さかのぼってパンチイ ンの位置まで、ボ

オートメーションパネルの「機能(Functions)」欄のポップアップ

リュームカーブが設定されます。適切なボリューム を探そうとして

メニュ ーから「選 択した トラッ クのトリ ムオー トメー ション をフ

動いていたフェーダーによって書き込まれた値はすべて削除され、2

リーズ(Freeze Trim Automation of Selected Tracks)」を選択しま

つ目のシーンに適したときの値(パンチアウト時 の値)が適用され

す。

ます。ボリュームカーブは適切な位置で、最初のシー ンに設定され
た値から 2 つ目のシーンに適した値までジャンプします。

Fill

オプション

オートメーショ ンパネルには

Fill

To Start

オプションのセクションも加わり

ました。

To Start
Start

は

To Punch

に似ていますが、次の点が異なります。 To

を選択すると、オートメーションのパンチアウトをした時点で、

そのパンチ アウト位置からプロジ ェクトの先頭にさかのぼ って、その
範囲全体でオートメーショントラックに同じ値が適用されます。

"To End"
2 分間のシーンの BGM トラックのボリュームをオートメーションして
Fill

オプションで は、プロジェク トの特定範 囲に対して、実 行中の

いるとし ましょう。フェーダーを 2 分間ず っと押さえている必 要はあ

オートメ ーションパスからパンチ アウトしたときのオート メーション

りません。以下のようなことが可能です。

記録動作を指定できます。
こうした

Fill

1. オートメーションモー ドに「タッチ(Touch)」を選択したうえで、

機能では、オートメーショントラ ック上の指定した範

To End ボタンをクリックして

囲全体 にわたって一定の値が書 き込まれます。それまでそ のセクショ
ンに記録されていたデータは上書き消去されます。
Fill

Fill オプションをオンにします。

"To End" ボタンが強調表示されます。
2. シーンの再 生を開始し、パ ラメーター コントロール(フ ェーダー)
をタッチしてオートメーションパスをパンチインします。

機能のオプションは以下のとおりです。

13
新機能を使った作業

3. フェーダーを動かします。求める設定が得 られたら、フェーダーか

Fill

ら手を放してください。

オプションのコンビネーション

各種の

オー ト メ ーシ ョ ンデ ー タ の書 き 込 みが パ ンチ ア ウ トさ れ ます。

Fill

オプションを組み合わせて使用することもできます。

• "To Punch" と "To End" を組み合わせると、オートメーショントラッ

フェーダーが放されたときの値が、オートメ ーションカーブのパン

ク上でパンチインの位置からプロジェクトの終わり までの範囲に同

チアウトポイントからプロジェクトの最後までに適用されます。

じ値を適用できます。

Loop
• "To Start" と "To End" を組み合わせた場合、プロジェクトの最初から

Loop を使用するには、まず希望する範囲の両端に左右のロケーター

最後まで、オートメーショントラックにはパンチア ウト時の値が適

をセットします。そのうえで Loop を選択してオートメーションデー

用されます。

タを書 き込むと、パンチアウトし たときの値が、指定した範 囲全体に
適用されます。

Fill
Fill
•

オプション:ワンショット vs. 継続的な

Fill

オプションは、以下の 2 種類の機能で使用することができます。

Fill オプションのボタンの 1 つをクリックすると、ボタンは強調表
示となり、
「次のオートメーションパスまで」アクティブとなります
(ワンショット)。
このオプションは操作のあと、ふたたびオフに戻ります。

•

Fill

オプ ションボタンを「2回」ク リックすると、強調表 示のボ

タンにロックのシンボルが表示され、選択した

Fill

オプションが

永久的に設定されます。満足できる結果が得られる まで操作を繰り
返すことができます。
ボタンをもう一度 クリックすると、 Fill
されます。

14
新機能を使った作業

オプションはオフ に設定

Fill

この画面で は、組み合わせてファイル 名を作るための要素をい くつか

オプションをアクティブにしたままカーブを描く

オートメーショ ンパネルの

Fill

選択できます。画面のいちばん上にあるセクション(構成要素セクショ

オプションと鉛筆ツールを一緒に使

ン)の設定に応じて、以下の要素を利用できます。

うこと もできます。これはオートメ ーションデータを手動 で書き込む

要素

のにきわめて効果的な方法です。以下の手順で操作してください。

名前(Name)

1. オートメーショントラックを開き、鉛筆ツールに持ち替えます。
" オートメーション書込(Write)" をアクティブにする必要はありま

ミキサーインデック ミキサーチャンネルの数です。
ス(Mixer Index)

せん。
2. オートメーションパネルの Fill

コラムにある

To End

をクリッ

クします。
3. オート メーシ ョント ラック 上で、クリッ クして オート メーシ ョン
カーブを描きます。
4. マウスボタンを放します。
放すと同時 に、最後のオー トメーション イベントが 作成されます。

内容
「ファイルの場所(File Location)
」セクションの
「名前(Name)
」欄に設定されている名前です。

チャンネルタイプ
(Channel Type)

書き 出されるオー ディオ関連チ ャンネルの 種類
です。

チャンネル名
(Channel Name)

書き出されるチャンネルの名前です。

プロジェクト名
(Project Name)

Cubase プロジェクトの名前です。

この最後のイベントからプロジェクトの最 後までのオートメーショ
ンカーブが書き込まれます。
この仕組みは他のすべての

Fill

➯ 各要素を組み合わせることで、バッチ(一括)書き出 しを行なって
も、すべてのファイルに独自の名前を自動的に設 定できます。名前

オプションでも同様に機能します。

の設定パターンの設定が原因で重複する名前が生じ てしまう場合に
は、
[書き出し(Export)]ボタンをクリックしたときに警告メッセー

改良されたプロジェクト同期設定(Project
Synchronization Setup)ダイアログ

ジが表示されます。
• 名前の 構成要素 を加え るには、構 成要素 セクシ ョンの 右端にあ る

「プロジェクト同期設定(Project Synchronization Setup)」ダイアログ

「+」マークをクリックしてください。要素をセクションから削除す

はデザ インが最適化されました。同 期プロセスにかかわる 各要素のつ

るには、要素名の左側にある「−」マークをクリックします。

な がりが よりわ かりや すく なって います。各 セクシ ョンを 表す グラ

要素名を構成要素セクションから外に向かって ドラッグしても、そ

フィッ クスによって情報や信号 の流れ、ソースとターゲッ トの関係が

の要素をセクションから削除できます。

これま で以上にはっきりと しました。また、構成要素の 一部は、より

• 構成要素セクション内で項目を左右にドラッグ すると、構成要素の

わかりやすく統一性をもたせるよう名前が変更されています。

順序を変更できます。
• 構成要素セク ション内にす べての要素が 表示されてい ない場合は、

オーディオミックスダウン書き出しダイアログの
機能強化

要素名をクリックすると、ポップアップメニューに 複数の要素が表
示されます。この項目を選択することで構成要素の 順序を変更する
こともできます。

名前設定用の新しいオプション

名前設定 パター ンの中 で同じ要 素を2 回以上使 うこと はできま せ
ん。このため、ポップアップメニューには、その時点 で利用できる

「オーディオミックスダウン書き出し(Export Audio Mixdown)」ダイ

要素だけが表示されます。

アログには「ファイルの場所(File Location)」セクションに[名前の
設定パターン ...(Naming Scheme...)]という新しいボタンが加わりま

構成要素セクションの下には、以下の設定欄があります。

した。この ボタンをクリックする と、名前の設定パターンを 指定する
ための画面が表示されます。

項目
区切り用文字
(Separator)

15
新機能を使った作業

内容
この欄に、たとえばスペースやハイフンなどの文字
や記号を設定すると、それが構成要素の間に挿入さ
れます。半角の「 - 」
(スペース、ハイフン、スペー
ス)など、複数の文字を設定することもできます。

項目

これは特定 周波数のノイズをフィル ターで取り除くのにとて も便利な

内容

頭に付けるゼロ
ここで は通 し番号(カ ウント 値)やミキ サー イン
(Leading Zeros) デックスの先 頭に付けるゼロの 数を指定できます。
たとえば、
「2」にすると、1 から 10 の値は「001」
から「010」としてファイル名に付けられます。

機能です。取り 除きたい周波数を探 す場合、まずゲインを持ち 上げる
(フィルターの設定値をプラス方向にセットする)と、ターゲットとな
る周波数が見つけやすくなります。周波数が見つかったら、
「EQ 反転」
ボタンをクリックすれば、持ち上げていた分のゲインが下がります。

カウンターの開
ここで はファ イルに付 ける通 し番号の 最初の 値を
始番号(Counter 指定します。
Start Value)

HD ビデオフレームレートへの対応
Cubase は 23.97 fps を始め とした HD ビデオのフレームレー トに同期

➯「名前の設定パターン(Naming Scheme)」の設定画面を閉じるに

できるよ うになりました。「プロジェクト 設定(Project Setup)」ダイ

は、画面の 外をク リッ クして くださ い。
[名前 の設 定パタ ーン ...

アログの「フレームレート(Frame Rate)
」欄には、23.9 / 24.9 / 59.9 /

(Naming Scheme...)]ボタンの右側には、現在の設定に従ったファ
イル名が表示されます。

60 の各 fps 値が新たに追加されています。詳細については 76 ページの
『フレームレート』を参照してください。

左 / 右チャンネル(L/R channels)オプションの追加

新デザインのマーカーウィンドウ

「オーディオミックスダウン書き出し(Export Audio Mixdown)」ダイ

マーカート ラックでは、マーカーがよ りわかりやすいように表 示スタ

アログでは、さらに「オーディオエンジン出力(Audio Engine Output)
」

イルが新し くなっています。同時に、マ ーカーウィンドウのデ ザイン

セクションに「左 / 右チャンネル(L/R channels)」という項目が加わ

が大きく変更されました。

りまし た。このチェックボックス を利用すると、マルチチャ ンネルバ

ロケート タイプ
カーソル (Type)欄

スに含ま れている左右のサブチャ ンネルだけを1つのステ レオファイ
ルとして書き出すことができます。

機能
(Functions)欄

カーソルと共にオート
スクロール(Auto-Scroll
with Project Cursor)

➯「表示を更新(Update Display)」の項目はダイアログ内のいちばん
下に移動しました。

プロジェクトに読み込む(Import into Project)機能
の拡張
「オーディオミックスダウン書き出し(Export Audio Mixdown)」ダイ
アログには、下の方に「プロジェクトに読み込む(Import into Project)
」
セクシ ョンがあります。ここには、書 き出したミックスダウ ンファイ
ルを現在 のプロジェクトまたは新 しいプロジェクトに読み 込むための
設定項 目がいくつかあります。「プール(Pool)」欄をチェ ックされた
状態に すると、書き出されたファイ ルがそのまま自動的に クリップと

マーカーウ ィンドウでは、各マーカー の位置をリスト形式でと らえた

してプールに読み込まれます。

り、編集した りすることができま す。リストには、プロジェク トのタ

本バージョンでは「プールフォルダー(Pool Folder)
」というテキスト

イムラインに従ってマーカーの情報が順に並べられます。

欄が加わりました。ここでは、このクリップを収めるプールフォルダー
の名前を指定できます。

チャンネル EQ ゲインの反転(Gain inverse)
VST チャンネル 設定ウィンド ウやインスペ クターの各 EQ モジ ュール
には、EQ カーブを上下に「反転」させるボタンが備わりました。ボタ
ンをク リックすると、グラフの 横軸(周波数軸)を基準にし てゲイン
カーブの上下が逆になります。このボタンは EQ モジュールのオン / オ
フ切り替えボタンの右側にあります。また、このボタンは EQ モジュー
ルがオフになっているときには表示されません。

16
新機能を使った作業

• マーカーを別のマーカートラックに移動させる には、マーカーウィ

マーカーウィンドウを開くには以下に挙げる複数の方法があります。

ン ド ウ 内 で 希 望 す る マ ー カ ー 項 目 を 選 択 し た う え で「機 能

• 「プロジェクト(Project)」メニューの「マーカー(Markers)」を選

(Functions)」欄をクリックします。ポップアップメニューが表示さ

択する。

れたら、
「マーカーをトラックへ移動(Move Markers to Track)
」の

• トランスポートパネルの「MARKER」セクションにある[SHOW]ボ

サブメニューから希望するトラックを選択してください。

タンをクリックする。

移動されたマーカーは、最初にあったマーカートラ ックのマーカー

• キーボ ード ショー トカッ トを 使用す る(既定(デフ ォル ト)では

ウィンドウには表示されなくなります。

[Ctrl]/[command]-[M])
。

• マーカ ーを削除 するに は、マーカ ーウィ ンドウ 内で希 望するマ ー
カー項目を選択し、
「機能(Functions)
」欄のポップアップメニュー

タイプ(Type)欄

から「マーカーを削除(Remove Marker)」を選択してください。

• この欄のポップアップメニューでは、マーカ ーリストに表示される
マーカーの種類を選択できます。マーカー(ポジションマーカー)、

カーソルと共にオートスクロール(Auto-Scroll with
Project Cursor)

サイクルマーカー、すべて、の3つから選択してください。

この機能を 利用すると、プロジェクト 内に大量のマーカーがあ る場合

マーカーの追加、移動、削除

でもロケー トカーソルの位置を常 に把握できます。このボタン はマー

• マーカーウィンドウ(リスト)内でマーカ ーを選択するには、希望

カーウィン ドウ内の右上隅にあり ます。ボタンがオンになって いる場

する項目の行(段)をクリックします。

合、再生をスタ ートすると、ロケートカ ーソルが常にウィンド ウ内に

• 選択したマーカー項目を編集するには、希望 する欄をクリックして

表示されているよう、リストがスクロールされます。

ください。
複数 のマ ーカ ー項 目を 選択 する には、[Shif t]キーま たは [Ctrl]/

マーカーリスト内の移動操作

[command] キーを押した状態で希望する項目をクリックします。

マーカーリ スト内を移動するにはコ ンピューターキーボード を利用で

• ポジションマーカーを作成するには、希望す る位置にプロジェクト

きます。

カ ー ソ ル を セ ッ ト し た う え で、マ ー カ ー ウ ィ ン ド ウ の「機 能

• 上下の矢印キーを使うと、項目の選択を上下に切り 替えることがで

(Functions)」欄の ポッ プ アッ プメ ニ ュー から「マ ー カー を挿 入

きます。

(Insert Marker)」を選択します。

• [Enter]キーを押すと、その項目にロケートカーソルがセットされ、

マーカーがプロジェクトカーソルの位置 に作成され、マーカーウィ

プロジェクトカーソルもその位置に移動します。

ンドウ(リスト)とマーカートラックに表示されます。

再生中や録音中にこの方法を使うと、特定のマーカ ー位置に素早く

• サイク ルマー カーを 作成す るには、希望 する位 置に左 右のロ ケー

移動できます。

ターをセットしたうえで、マーカーウィンドウの「機能(Functions)
」
欄のポップ アップメニ ューから「サイク ルマーカーを 挿入(Insert

• [Page Up]キーを押すと最初のマーカー、[Page Down]キーでは
最後のマーカーに移動できます。

Cycle Marker)」を選択します。
アクテ ィブなマ ーカー トラッ クの左右 ロケー ター位置 にサイ クル
マーカーが作成されます。
• マーカーを移動させるには、まず希望する位 置にプロジェクトカー
ソルを セット します。続 いてマ ーカーウ ィンド ウ内で 移動さ せる
マーカー 項目を選 択し、
「機 能(Functions)」欄のポ ップアッ プメ
ニューから「マーカーをカーソルへ移動(Move Markers to Cursor)
」
を選択します。複数のマーカー項目を選択することもできます。
マーカーウ ィンドウ内で マーカー項目 の「ポジション(Position)」
欄に希 望する 値を入 力して もマーカ ーを移 動でき ます。サイ クル
マーカ ーの項 目を選 択した 場合、この入 力値は サイク ル開始 マー
カーのポジションに適用され、サイクル範囲がそのまま移動します。

17
新機能を使った作業

拡張された Control Room 機能

ヤマハ XF フォーマットへの対応
Cubase はヤマハの開発した XF 形式のファイルに対応しました。XF は

VST コネクションウィンドウ「スタジオ(Studio)
」タ
ブの強化

スタ ンダード MIDI ファ イル(SMF)を 拡張した 形式で、タイ プ 0 の
MIDI ファイルに曲の属性や歌詞情報などを記録できるようになってい

VST コネクションウィンドウでは「スタジオ(Studio)」タブのデザイ

ます。

ンが少し変わりました。新しく加わった「構成(Configuration)
」欄に

XF 形式のデー タが含まれている MIDI ファイルを読み込む と、その内

は Control Room チャンネルのチャンネル幅(「Stereo」など)が表示

容は「XF Data」
、
「Chord Data」
、
「SysEx Data」という名前で別々のト

されます。

ラックに分 けて配置されます。これら のパートの内容はリスト エディ
ターで編集 できます。たとえば、歌詞を 加えたり変更したりす ること

Control Room
チャンネルの
チャンネル幅
(channnel
width)
Control Room の
オン / オフ

が可能です。
XF データ内に あるイベン トの順序や イベントデ ータ自体を 変更
しな いでくだ さい。変更す ると不 具合が生 じる可能 性があ りま
す。

Control Room ミキサー
を開く

Cubase はタイ プ 0 の MIDI ファイル に XF データを含めて書き 出せる

新しいボタン「Control Room ミキサーを開く」

ようになり ました。MIDI データ と XF データを一緒に書き出さ ないよ

VST コネクションウィンドウの「スタジオ(Studio)」タブとプロジェ

除してください。

うにするには、XF データの含まれているトラックをミュートするか削

クトウィンドウのツールバーに「Control Room ミキサーを開く(Open
Control Mixer)」ボタンが備わりました。このボタンをクリックすると

増強されたトラッククイックコントロール

直接、Control Room ミキサーを開けます。

トラッククイックコントロールが、オーディオ、インストゥルメント、
MIDI の各トラックのほか、グループ、FX、入出力チャンネルでも利用
できるようになりました。
入出力チャ ンネルのトラッククイ ックコントロールは、以下の 手順で
➯ プロジェクトウィンドウのツールバー上に このボタンが見当たらな

確認できます。

い場合は、ツールバー上を右クリックし、コン テキストメニューか

1. ミキサーウィンドウを開き、入力チャンネル、あるい は出力チャン

ら「メディアとミキサーのウィンドウ(Media & Mixer Windows)
」

ネルの[W]ボタンをクリックします。

を選択してください。

オートメーションがアクティブになります。
2. プロジェクトウィンドウに現れたオートメーション トラックを選択

モニターチャンネルへの専用ポート割り当て機能

します。

「環境設定(Preferences)
」ダイアログの「VST」-「Control Room」ペー

インスペクターにクイックコントロールが表示されます。

ジには「モニターチャンネルに専用のデバイスポートを使用(Exclusive
Device Ports for Monitor Channels)
」という項目が加わりました。この
欄がオ ンになっていると、モニター チャンネルには専用の ポートが割
り当て られます。ポートを複数のモ ニターチャンネルに割 り当てる必
要のな い場合、この項目をオンに することをおすすめし ます。オンに
するこ とで、入出力チャンネルやモ ニターチャンネルに重 複してポー
トを割り当ててしまうのを防げます。
➯ この項目の設定は Control Room プリセットと共に保存されます。
環境設定のプリセット(Preference Preset)には保存されません。

18
新機能を使った作業

3
MediaBay

概要
一 般的な コンピ ュータ ーベー スの音 楽制作 環境に おける 最大の 課題
に、増え続 ける複数ソースのプ ラグイン、インストゥル メント、プリ
セッ トなどを どのよう に管理す るかが挙 げられま す。Cubase は、メ
ディア ファイルの管理を効率的 に行なえるデータベー スを備え、ユー
ザーはこ れを使用してシーケンサ ープログラム内のすべて のメディア
ファイルを管理できます。

「検索先(Locations)
」セクション
「検索先を指定
(Define
Locations)
」
セクション

属性インスペクター
(Attribute Inspector)

「フィルター
(Filters)
」
セクション

「結果
(Results)」
リスト
「プレビュー
(Previewer)」
セクション
:このセクションでは、メ
• 属性インスペクター(Attribute Inspector)

MediaBay には、複数のセクションがあります。

ディアファイルの属性(タグ)情報を確認、編集、追加 することが

• 検索先を指定(Define Locations): メディアファイルをスキャンす

できます(32 ページの『属性インスペクター(Attribute Inspector)
』

るシステム上の場所を「プリセット」と して作成できます (23 ペー

を参照)
。

ジの『検索先の指定』を参照 )。
• 検索先(Locations): 定義済みの検索先を切り替えることができま

Cubase 5.5 へのアップデートで重要な注意点

す。
• フィルター(Filters): ロジカルまたは属性フィルターを使用して「結

Cubase 5.5 では、MediaBay データベースファイルの形式が新し

果(Results)
」リストをフィルタリングできます (29 ページの『「フィ

くなり ました。このため、バ ージョン 4.x、5.0.x、または 5.1 の

ルター(Filters)」セクション』を参照 )。

データベースには対応していません。Cubase 5.5 は、新しいデー

• 結果(Results): 検索に一致したすべてのメディアファイルが表示さ

タベースファイルを作成するため、システム内のメディアファイ

れます。

ルをすべてスキャンし直す必要があります。

リストをフィルタリングしたり、文字列で検 索したりすることもで

MediaBay へのアクセス

きます ( 24 ページの『
「結果(Results)」リスト』を参照 )。
• プレビュー(Previewer): 「結果(Results)」リストに表示された

MediaBay を開くには、「メディア(Media)」メニューの「MediaBay」

ファ イ ルを プレ ビ ュー でき ま す (27 ペ ー ジの『フ ァイ ル のプ レ

を選択し ます。対応するキーボ ードショートカ ット ( デフォル トでは

ビュー』を参照 )。

[F5] キー ) を使用して開くこともできます。

20
MediaBay

MediaBay ウィンドウの設定

MediaBay での作業

MediaBay の各セクション (「結果(Results)」リストを除く ) は表示し

多くの音楽 ファイルを使用して作 業する際、必要なコンテンツ を素早

たり非表示にしたりできます。これによって、画面領域が広くなり、作

く簡単に見つけられることが最も重要です。MediaBay は、効率的かつ

業に必要な情報のみを表示できて便利です。

効果的な方 法でコンテンツを検索 および整理するのに役立 ちます。ス
キャン対 象に設定したフォ ルダーを最初にスキ ャンした ( 時間 がかか

セクションの表示 / 非表示の設定手順は以下のとおりです。

ります ) あとは、検索されたすべてのファイルのリストが表示され、参

1. MediaBay ウィンドウの左下にある「ウィンドウレイアウトの設定

照、タグ付け、または変更を簡単に行なえます。

(Set up Window Layout)
」ボタンをクリックします。

最初は「結果(Results)
」セクションが対応している形式のすべてのメ
ディアファ イルが表示されるため、フ ァイルが多すぎて把握す るのが
困難です。そ こで、検索とフィルタリ ングを使用すれば、目的 の結果
を素早く得ることができます。

ウィンドウ全体が半透明のカバーでおお われたようになり、中央の

まず、メディア ファイルを含むシステ ム上のフォルダーまたは ディレ

グレー領域に各セクションのチェックボックスが表示されます。

クトリを「検索先(Locations)
」に設定します。通常、コンピューター
上のファイ ルは特定の方法で整 理されています。たとえば、オ ーディ
オコンテン ツ用に使用しているフ ォルダー、特殊エフェクト用 のフォ
ルダー、特定の 収録に必要な背景ノイ ズを作成するためのサウ ンド一
式を入れるフォルダーなどを持っている場合があります。MediaBay で
は、これらのフ ォルダーを別々の検 索先として設定して、コン テキス
トに応じて「結果(Results)
」リストに表示されるファイルを制限する
ことができます。
コンピューターシステムを拡張したときは ( たとえば、作業に使用する
メディアフ ァイルを含む新しいハー ドディスクや外部ボリュ ームを追

2. 非表示 にするセ クショ ンのチ ェックボ ックス のチェッ クを外 しま

加したとき )、新しいボリュームを検索先として保存するか、または既
存の 検索先に追 加する習 慣をつけ ることをお すすめし ます。その後、

す。
ここで行なう変更は MediaBay ウィンドウに直接反映されます。
「結

「検索先を指定(Define Locations)
」セクションを非表示にすることが

果(Results)
」リストは非表示にできないことに注意してください。

できます。これによって、MediaBay の画面領域が広くなり、重要な「結
果(Results)
」リストに集中することができます。

➯ この操作にはキーボードショートカット も使用できます。上下左右
の矢印キーを使用してチェックボックスを移動し、[Space] キーを押

「結果(Results)」リストでは、表示するファイル形式を指定できます

してチェックボックスをチェックするか、ま たはチェックを外しま

(24 ページの『メディアタイプによるフィルタリング』を 参照 )。それ

す。

でもファイ ルの数が多すぎる場合、文 字列検索機能を使用して 結果を

3. 終了したら、グレー領域の外側をクリックし て設定モードを終了し

絞り込むこ とができます (25 ページの『文字列 検索の実行』を参照 )。

ます。

多くの場合、こ れによって目的のフ ァイルがすべて表示さ れ、ファイ

または、何もせずに数秒間待つと、半透明のペ インが自動的に消え

ルをプレビ ューしてからプロジェク トに挿入する次のプロセ スに進む

ます。

ことができます (27 ページの『ファイルのプレビュー』を参照 )。ただ

• セクションと セクションの間 のライン(ディバイダ ー)をドラ ッグ

し、属性またはロジカルフィルタリング のいずれかを使用して、より

して MediaBay の各セ クショ ンのサ イズを 変更す るこ とがで きま
す。

複雑かつ詳 細なフィルタリングを 行なうこともできま す (29 ペ ージの
『
「フィルター(Filters)
」セクション』を参照 )。フィルタリングまたは
検索には、属性 を使用することをお すすめします。ファイルに 特定の
属性値を指定する ( プロダクションサウンド、フォーリー、特殊エフェ
クトなどとして分類する ) と、参照プロセスを大幅にスピードアップで
きます (32 ページの『属性インスペクター(Attribute Inspector)』を参
照 )。

21
MediaBay

最後に、ド ラッグアンドドロッ プ、ダブルクリック、または コンテキ

• フォルダー全体 ( すべてのサブフォルダーを含む) をスキャンする設

ストメ ニューオプションを使用 すると、ファイルをプロジ ェクトに簡

定に戻すには、オレンジ色のチェックマークをクリックします。

単に挿入できます (26 ページの『プロジェクトへのファイルの挿入』を

チェックマークが白色に変わり、すべてのフォルダ ーがスキャンさ

参照 )。

れることを示します。
各フォルダ ーのスキャンステータ スは、フォルダーアイコンの 色で示

「検索先を指定(Define Locations)」セクション

されます。
• 赤色のアイコンは、現在スキャン中であることを示します。
• 薄い青色のアイコンは、スキャン済みであることを示します。
• スキャン対象から除外されたフォルダーには、濃い 青色のアイコン
が表示されます。
• オレンジ色のアイコンは、スキャンが中断されてい る状態であるこ
とを示します。
• 黄色のアイコンは、まだスキャンされていないことを示します。
スキャンの 結果はデータベースフ ァイルに保存されます。スキ ャン済
みフォルダ ーのチェックボックス のチェックを外した場合、メ ッセー
ジが表示さ れ、収集されたスキャンデ ータをこのデータベース ファイ
ルに含めた ままにするか、またはデー タベースファイルからこ のフォ

MediaBay をはじめて開いたとき、システム内のメディアファイルのス

ルダーのデ ータを完全に削除する かを選択できます。データベ ースエ

キャンが実行されます。「検索先を指定(Define Locations)
」セクショ

ントリーを保持した まま、( たとえば、再スキャンを実行すると きに )

ンでフ ォルダーのチェックボッ クスをチェックするか、ま たはチェッ

スキャン対象のフォルダーからは除外する場合は、
「変更なし(Keep)
」

ク を外し て、スキ ャン対 象に含 める フォル ダー を指定 しま す。コン

を選択しま す。プロジェクトにこのフ ォルダーの内容を使用し ない場

ピュー ター上のメディアファイ ルの数によっては、スキャ ンに時間が

合は、「削除(Remove)
」を選択します。

かかる 場合があります。指定したフ ォルダー内のすべての ファイルが

• 「今後、確認メッセージを表示しない(Please, don't ask again.)」オ

「結果(Results)
」リストに表示されます。

プションにチェックすると、プログラムを終了するまで、他のチェッ

• フォルダーをスキャン対象に含めるには、そ のチェックボックスを

クボックスのチェックを外しても警告メッセージが 表示されなくな

チェックします。

ります。

• フォルダーをスキャン対象から除外する には、そのチェックボック

Cubase を終了して再起動すると、警告メッセージが再度表示される

スのチェックを外します。

ようになります。

• 検索対象を個別のサブフォルダーに限定 するには、それらのチェッ

VST Sound ノード

クボックスをチェックします。
チェッ クマークの色は、スキャン対 象のフォルダーとサブ フォルダー

「検索先を指定(Define Locations)
」セクションには、ユーザーコンテ
ンツとファ クトリーコンテンツのプ リセットフォルダーとフ ァイルへ

を識別するのに役立ちます。

のショートカットである VST Sound ノードが用意されています。

• 白色のチェックマークは、すべてのサブフォ ルダーがスキャンされ

• デフォルトでは、VST Sound ノードの下には、コンテンツファイル、

ることを示します。

トラックプリセット、VST プリセットなどが保存された フォルダー

1 つ以上のサブフォルダーがスキャ
• オレンジ色のチェックマークは、

が表示されます。

ン対象から除外されていることを示します。

ファイルの「実際の」場所を確認するには、
「結果(Results)」リス

このフォルダーの一部のサブ
フォルダーは、スキャン対象
から除外されています。

トでファイルを右クリックし、
「エクスプローラーで表示(Show in
Explorer)
」(Windows)/「Finder で開く(Reveal in Finder)
」(Mac) を
選択します。エクスプロー ラ /Finder が開き、選択したファ イルが

このフォルダーのすべてのサブ
フォルダーは、スキャン対象に
含まれています。

強調表示されます。この機能は、VST Sound アーカイブに含まれる
ファイルにのみ使用できることに注意してください。

22
MediaBay

表示の更新

検索先を指定するには、以下の手順を実行します。

表示は、再ス キャンまたは更新の 2 つの方法で更新す ることができま

1. 左側のリストで、目的のフォルダーを選択します。

す。

2.「追加(Add)
」ボタンをクリックします。
新しい検 索先の 名前を 設定する ダイア ログボッ クスが 表示され ま

再スキャン

す。

「再スキャン(Rescan)
」ボタンをクリックすると、選択したフォルダー

3. デフォルト名のままにしておくか、または新しい名前を入力します。

が再ス キャンされます。フォルダー に多くのメディアファ イルが含ま

4.「OK」をクリックします。

れてい る場合、スキャンプロセス に時間がかかる場合が あります。特

「検索先(Locations)」セクションの「検索先(Locations)」ポップ

定のメ ディアフォルダーのコン テンツを変更し、これらの フォルダー

アップメニューに新しい検索先が追加されます ( 下記の図を参照 )。

を再スキャンする場合に、この機能を使用します。

5. 必要な数の検索先を追加するまで、この手順を繰り返します。
検索先を設定したら、
「検索先を指定(Define Locations)
」セクション
を非表示にできます (21 ページの『MediaBay ウィンドウの設定』を参
照 )。これによって、画面を広く使用できます。
➯「検索先(Locations)
」にはデフォルトでいくつかのプリセット (「す

➯ フォルダーを右クリックし、コンテキスト メニューから「ディスク

べてのメディア(All Media)
」(「検索先を指定(Define Locations)
」

を再スキャン(Rescan Disk)」を選択して、選択したフォルダーを

セクションの最上位ノード )、
「ローカルハードディスク(Local Hard

再スキャンすることもできます。

Disks)」( コンピューター システムのローカルハードディスク )、お
よび「VST Sound」(Steinberg 社のサウンドファイル、ループ、およ

表示を更新

びプリセットがデフォルトで保存されたフォルダー )) があります。

再スキャンオプションに加えて、「検索先を指定(Define Locations)」
セクショ ンでノードまたはフォル ダーを右クリックした場 合のコンテ

「検索先(Locations)
」セクション

キストメニューには、「表示を更新(Refresh Views)」オプションも含
まれま す。このオプションを使用 すると、該当するメディア ファイル

「検索先(Locations)」ポップアップメニューを開いて検索先を選択す
ると、その検索先内のメディアファイルが「結果(Results)
」リストに

を再スキャンせずに、このフォルダーの表示が更新されます。

表示されま す。指定した検索先を切 り替えると、目的のファイ ルを素
これは、次のような場合に役立ちます。

早く参照できます。

「結
• 属性値を変更し ( 32 ページの『属性の編集 ( タグ付け )』を参照 )、

検索先の定義を削除

上の階層へ

果(Results)」リストを更新して、該当するファイルのこれらの属
性値を表示する場合。
• たとえば、新しいネットワークドライブをマッピングして、
「検索先
を指定(Define Locations)
」セクションにこのドライブをノードと

前の表示 / 次の表示

して表示させる場合。親ノードで「表示を更新(Refresh Views)」オ
プションを選択するだけで、新しいドライブが「結果(Results)
」リ
ストに表示されます ( メディアファイルのスキャン対 象に設定でき
ます )。

こ こ を ク リ ック し て 下層フォルダーの
ポップアップメニュー ファイルも表示
を開き、目的の検索先
を選択します。

• ポップアップメニューから別の検索先を選択す るだけで、参照する
場所を変更できます。

検索先の指定

選択可能な検索先で目的の結果が得られない場 合、またはファイル

任意で「検 索先を指定(Define Locations)」セクションで検 索先を設

のスキャン対象のフォルダーがどの検索先にも含ま れていない場合

定した い場合、コンテンツをスキャ ンすることで検索先と して有効に

は、
「検索先を指定(Define Locations)
」セクションで新しい検索先

なり ます。このためには、検索 先 ( 使用する フォルダーへのシ ョート

を指定します。

カットなど ) を指定して、「検索先(Locations)」セクションで簡単に
アクセスできるようにします。

23
MediaBay

• フォルダーを選択した順序で前または次の フォルダーを選択するに
は、
「前 の表示(Previous Browse Location)」/「次の 表示(Next
Browse Location)
」ボタンを使用します。

メディアタイプによるフィルタリング
「結果(Results)」リストは、特定のメディアタイプのみ、またはいく
つかのメディアタイプの組み合わせを表示するように設定できます。

これらのパスは、MediaBay を終了すると削除されます。

• メディアタイプが現在表示されているフィールド ( デフォルトは「す

「上の 階層へ
• 選択したフ ォルダーの 親フォルダー を選択する には、

べてのメディア タイプ(All Media Types)
」) を クリックして、「メ

(Browse Containing Folder)
」ボタンをクリックします。

ディアの種類を表示(Show Media Types)」ダイアログボックスを

• ポップアップメニューから検索先を削除 するには、削除する検索先
を選択 して、「検索先 の定義 を削除(Remove

開きます。

Browse Location

ここでは、
「結果(Results)」リストに表示するメディアタイプを選

Definition)
」ボタンをクリックします。

択できます。

• 選択したフォルダーおよびそのサブフォル ダーに含まれるファイル
を表示するには ( サブフォルダ ーは表示しない )、「下層フォルダー
のファイルも表示(Deep Results)
」ボタンを有効にします。

すべてのメディアタイプを
表示する場合に選択します。

このボタンを無効にすると、選択したフォル ダーに含まれるフォル
ダーとファイルのみが表示されます。

過去に選択したメディア
タイプが直前のものから
4 つまでリストされます。

「結果(Results)
」リスト
「結果(Results)」リストは MediaBay で最も重要なセクションです。こ
こでは、選 択した検索先で見つかっ たすべてのファイルが 表示されま
す。

ここで選択したメディア
タイプが「結果(Results)
」
リストに表示されます。

特定のメデ ィアタイプが表示される ようにリストをフィルタ リングし
た場合、メディ ア項目の左にそのメデ ィアタイプに対応するア イコン
が示されます。複数のメディアタイプを選択した場合は、
「ミックスメ
ディアタイプ(Mixed Media Type)」アイコンが使用されます。

メディアタイプ
ファイルの数が膨大になる可能性があるため (「結果(Results)」セク
ション の右上の情報フィールド に、現在のフィルター設定 に一致した
ファイルの数 が表示されます )、MediaBay で何ら かのフィルターや検

「メディアの種類を表示(Show Media Types)」ダイアログボックスで、
「結果(Results)
」リストに表示するメディアタイプを選択できます。以
下のタイプがあります。

索 オプシ ョンを 使用し てリス トを絞 り込む 必要が ある場 合があ りま

オプション

す。以下のオプションを使用できます。
」リストに表示されるファイルの最大数を設定する
➯「結果(Results)

オーディオファイル
(Audio Files)

には、
「環境設定(Preferences)」ダイアログの「MediaBay」ペー
ジにある
「結果リストの項目数 ( 最大値 (Maximum
)
Items in Results
List)」欄に希望する値を指定します (35 ページの『MediaBay の設
定』を参照 )。

MIDI ファイル
(MIDI Files)

24
MediaBay

説明
選択すると、すべて のオーディオファ イルが
リストに表示さ れます。サポートされ ている
形式は、
「.wav」、「.w64」、「.aiff」、
「.aifc」、
「.rex」、「.rx2」、
「.mp3」、「.mp2」、
「.ogg」、
「.sd2」、
「.wma(Windows のみ)」です。
選択すると、すべての MIDI ファイル(ファイ
ルの拡張子は「.mid」
)がリストに表示されま
す。

オプション
MIDI ループを表示
(MIDI Loops)
パターンバンク
(Pattern Banks)

トラックプリセット
(Track Presets)

プラグインプリセット
(Plug-in Presets)

ビデオファイル
(Video Files)
プロジェクト
(Projects)

説明

設定手順は以下のとおりです。

選択すると、すべての MIDI ループ(ファイル
の拡張子は「.midloop」
)がリストに表示され
ます。

1. 結果コラムを設定するメディアタイプ ( またはメディアタイプの組
み合わせ ) を選択します。
2.「結果コラムを設定(Set up Result Columns)」ボタンをクリックし

選択すると、すべてのパターンバンク (ファ
イルの拡張子は「.patternbank」)がリストに
表示されます。パターンバンクは、MIDI プラ
グイ ンの Beat Designer で 生成 されま す。詳
細については、29 ページの『パターンバンク
のプレビュー』および別紙の PDF マニュアル
『プラグインリファレンス』を参照してくださ
い。
選択すると、
オーディオトラック、MIDI トラッ
ク、およびインス トゥルメントトラ ック用の
すべてのトラックプリセット (ファイルの拡
張子は「.trackpreset」)がリストに表示されま
す。トラックプ リセットとは、ト ラック、エ
フェクト、および ミキサーの設定の 組み合わ
せで、さまざまな タイプの新しいト ラックに
適用できます。詳細については、オペレーショ
ンマニュアルの『トラック プリセットの使用』
の章を参照してください。

て、サブメニューのオプションを選択または選択解除します。

ここをクリックしてポップアップメニューを開きます。

「結果(Results)
」リストに表示する属性を選択します。
➯ 特定の カテゴリ ーのど の属性 も表示 しない 場合、対応 するサブ メ
ニューで「選択を解除(Select None )
」オプションを選択します。
➯「環境設定(Preferences)」ダイアログの「MediaBay」ページで「結
果リストの編集を許可する(Allow Editing in Results List)」がオン

選択 する と、イ ンス トゥ ルメ ン トお よび エ
フェ クト プラ グイ ン用 のす べて の VST プ リ
セットがリス トに表示されます。こ れらのプ
リセットには、特 定のプラグイン用 のすべて
のパラメータ ー設定が含まれて います。これ
らのプリセッ トを使用して、インス トゥルメ
ントトラック にサウンドに適用 したり、オー
ディオトラック にエフェクトを適用 したりで
きます。詳細につ いては、オペレーシ ョンマ
ニュアルの『トラック プリセットの使用』の
章を参照してください。

になっている場合には「結果(Results)」リストの属性を編集でき
ます。オフの場合は、
「属性インスペクター(Attribute Inspector)
」
のみで編集できます。

文字列検索の実行
文字列検索機能を使用すると、「結果(Results)」リストに表示される
結果の数を 削減できます。検索文字 列欄に文字列を入力す ると、入力
した文字列 に一致する属性を持つメ ディアファイルのみが表 示されま
す。

選択すると、すべ てのビデオファイ ルがリス
トに表示されます。
選択すると、Cubase、Nuendo、Sequel のす
べてのプロジェクトファイル(「.cpr」、
「.npr」
、
「.steinberg-project」) がリス トに表示さ れま
す。

「結果(Results)
」リストのコラムの設定
たとえば、ドラ ムサウンドに関するす べてのオーディオループ を検索

各メデ ィアタイプ、またはメディア タイプの組み合わせで 検索した結
果には、「結果(Results)」リストに表示する属性コラムを指定できま
す。多くの場合、
「結果(Results)」リストには 2、3 の主な属性のみを

する 場合、検索 文字 列欄に「drum」と 入力し ます。 検索結 果には、
「Drums 01」
、
「Drumloop」、
「Snare Drum」などの名前のループが含ま
れます。また、
「Category」属性が「Drum&Percussion」のすべてのメ

表示し て、ファイルの属性値の完 全なリストは「属性インス ペクター

ディ アファ イル、また は他の属 性に「drum」が含 まれる すべての メ

(Attribute Inspector)
」で確認します。

ディアファイルが検索されます。

25
MediaBay

欄に文 字列を入力すると、背景が 赤色になり、リストに文字 列フィル
ターが 適用されていることが示 されます。文字列フィルタ ーをリセッ
トするには、文字列を削除します。

検索進行中インジケーター
「結果(Results)
」リストの右上に、MediaBay で現在ファイルが検索さ
れているかどうかを示すインジケーターがあります。

ブール値検索

このインジケーターが表示されている場合、
メディアの検索が進行中です。

ブール 演算子やワイルドカード を使用して、高度な検索を 行なうこと
もできます。以下の要素を使用できます。

リストのリセット

オプション

説明

AND [+]

[a and b] - 文字列を「and」(または + 記号) で区切って入
力すると、a と b を 両方含むすべてのファイルが 検索さ
れます。
ブール演算子を使用しない場合、デフォルトで「and」が
設定さ れます。そのため、「a b」と 入力しても同じ 結果
になります。

OR [,]

「結果(Results)
」リストにフィルターを設定している場合に、レーティ
ン グフ ィ ルタ ー の右 に ある「結 果リ ス トの フ ィル タ ーを リセ ッ ト
(Reset Results Filters)」をクリックすると、すべての設定をデフォルト
に戻すことができます。

[a or b] - 文字列を「or」( またはカンマ) で区切って入力す
ると、a か b のい ずれか、または両方含むすべて のファ
イルが検索されます。

NOT [-]

これによって、「検索文字列(Text search)」フィールド内の文字列が
削除され、レー ティングフィルターが すべてのファイルを表示 するよ

[not b] - 文字列の前に「not」( または - 記号 ) を付けて入
力する と、b を含まないす べてのファイルが検索さ れま
す。

うに設定さ れ、またすべてのメディア タイプフィルターの設定 が解除
されます。

カッコ
[( )]

[(a or b) + c] - カッコを使用すると、文字列をグループ化
できます。この例では、c と、a または b のいずれかを含
むファイルが検索されます。

プロジェクトへのファイルの挿入

引用符 [""]

["文字列"] - 引用符を使用すると、フレーズを定義できま
す。このフレーズを含むファイルが検索されます。

挿入(Insert into Project)
」のいずれかのオプションを選択するか、ま

ファイルを 右クリックしてコンテ キストメニューの「プロジェ クトに
たはファイ ルをダブルクリックす ると、そのファイルをプロジ ェクト
に挿入できます。その後の処理はトラックタイプによって異なります。

名前にハイフンを含むファイルを検索する場合、検索文字列を引
用符で囲んでください。引用符で囲まないと、ハイフンがブール
演算子「not」として扱われます。

オー ディオ ファイ ル、MIDI ループ、およ び MIDI ファイ ルは、
「結 果
(Results)
」リストでダブルクリックしてプロジェクトに挿入できます。
ファイルタ イプがアクティブなトラ ックのファイルタイプと 一致する

➯ 前 述 の 演 算 子 は、ロ ジ カ ル フ ィ ル タ リ ン グ で「が 次 に 一 致

場合は、アクテ ィブなトラックに挿 入され、ファイルタイプが 一致す

(matches)」条件を選択したときにも使用できます (29 ページの『ロ

るトラック がアクティブでない場 合は、新しいトラックに挿入 されま

ジカルフィルターの適用』を参照 )。

す。ファイルは、現在のプロジェクトのカーソル位置に挿入されます。
同様に、トラッ クプリセットをダブ ルクリックした場合、トラ ックタ

レーティングフィルター

イプがアク ティブなトラックのト ラックタイプと一致すれ ば、そのト

レーテ ィングフィルターを使用 すると、レー
ティングが 2 以上のファイ ルのみが表示され
ます。

ラックにト ラックプリセットが 適用されます。一致しない 場合は、そ
のトラックプリセットの設定を含む、新しいトラックが挿入されます。
VST プリセットをダブルクリックした場合、対応するインストゥルメン

「結果(Results)」リストの上にあるレーティングフィルターを使用し

トのインス タンスを含むインストゥ ルメントトラックがプロ ジェクト

て、ファイルのレー ティングを 1 〜 5 の範 囲で指定できます。これに

に追加されます。一部 の VST プリセットでは、インストゥ ルメントの

よって、品 質条件に一致しない特定 のファイルを検索から 除外するこ

設定やプログラム全 体が読み込まれます。それ以外の VST プリセット

とができます。

では、1 つの プログラムの みが読み込ま れます (37 ページの『イ ンス

レーテ ィングフィルターを動か すと、有効なレーティング フィルター

トゥルメントプリセットの適用』を参照 )。

が赤色 で示されます。このレーティ ングのすべてのファイ ルがリスト
に表示されます。

26
MediaBay

パ ターン バンク をダブ ルク リック すると、プ ロジェ クトウ ィン ドウ

オーディオファイルのプレビュー

(Project Window)に新 しい MIDI トラッ クが作 成さ れます。Beat

トランスポート
コントロール

Designer プラグインのインスタンス が、このパターンを使用するイン

プレビュー
レベル

結果リストの新しい
選択項目を自動再生

サートエフェクトになります。

ビートをプロ
ジェクトに合
わせる

「結果(Results)
」リストでのファイルの管理

プロジェクトの
再生に合わせる

」リストでファイルをクリックして「検索先を指定
• 「結果(Results)
(Define Locations)」セクションの別のフォルダーにドラッグする
と、そのファイルを別の場所へ移動またはコピーできます。
新しい場所にコピーまたは移動するかを選 択するダイアログボック
スが表示されます。

オ ーデ ィオ ファ イル をプ レビ ュー する には、「プレ ビュ ース ター ト
(Play)
」ボタンをクリックします。その後の動作は、設定によって異な
ります。

• 「結果(Results)
」リストのコラムヘッダーをクリックして別の場所

• 「結果リストの新しい選択項目を自動再生(Auto Play New Results

にドラッグすると、コラムの順序を変更できます。

Selection)」を有効にしている場合、「結果(Results)」リストで選

• ファイルを削除するには、リストでファイ ルを右クリックし、コン

択したすべてのファイルが自動的に再生されます。

テキストメニューから「削除(Delete)
」を選択します。
このフォルダーをオペレーティングシステ ムのごみ箱に移動するか

• 「ビートをプロジェクトに合わせる(Align Beats to Project)」を有

尋ねる メッセ ージが 表示さ れます。ここ で削除 したデ ータは コン

効にしている場合、
「結果(Results)
」リストでプレビュー選択した

ピューターから完全に削除されるため、不要 なファイル以外は削除

ファイルが、プロジェクトのカーソル位置から、プロ ジェクトと同

しないでください。

期再生されます。これによって、オーディオファイル にタイムスト
レッチがリアルタイムで適用される場合があること に注意してくだ

エクスプローラ /Finder でファイルが削除された場合、プログラ

さい。

ムでは使用できませんが、
「結果(Results)」リストには表示され

「プレビュー(Previewer)
」セクションで「ビートをプロジェクトに

た ままにな ります。こ の問題を 解決す るには、該当 するフ ォル

合わせる(Align Beats to Project)」を有効にして、オーディオファ

ダーを再スキャンする必要があります。

イルをプロジェクトにインポートすると、対応する トラックが自動
的にミュージカルモードになります。

ファイルのプレビュー

• 「プロジェクトの再生に合わせる(Wait for Project Play)」を有効に

ファイ ルリストを十分に絞り込 んだら、個々のファイルを プレビュー

すると、トランスポートパネルの「開始」と「停止」機能が、
「プレ

し て、プロジ ェク トに 使用す るフ ァイ ルを決 めま す。これは「プ レ

ビュー(Previewer)」セクションの「プレビュースタート」と「プ

ビュー(Previewer)
」セクションで行ないます。

レビューストップ」ボタンと同期します。

MediaBay 固有の設定のいくつかは、メディアファイルの再生に影響を

このオプションは、オーディオループを再生するときに役立ちます。
この機能を最大限に活用するには、左のロケーター をバーの先頭に

及ぼすことに注意してください (35 ページの『MediaBay の設定』を参

設定して、トランスポートパネルを使用してプロジ ェクトの再生を

照 )。

開始します。
「結果(Results)
」リストで選択したループは、プロジェ
このセ クションに表示される要 素とその機能は、メディア ファイルの

クトと完全に同期して再生されます。
「プレビュー(Previewer)
」セ

タイプによって異なります。

クションのトランスポートコントロールにある「プ レビュースター
ト」と「プレビューストップ」は、必要に応じて使用できます。

「プレビュー(Previewer)」セクションは、ビデオファイル、プ
ロジェクトファイル、およびオーディオトラックプリセットには

MIDI ファイルのプレビュー

使用できません。

トランスポートコントロール

27
MediaBay

出力

これらの方法は、以下の項で説明します。

MIDI ファイル (「.mid」) をプレビューするには、まず「MIDI 出力を選
択(Output)
」ポップアップメニューで出力デバイスを選択する必要が

MIDI 入力を介したプリセットのプレビュー

あります。

MIDI 入力は常に有効であるため、MIDI キーボードがコンピューターに

• 「結果リストの新しい選択項目を自動再生(Auto Play New Results

接続され、適 切に設定されていれ ば、ノートを直接再生し て、選択し

Selection)」と「ビートをプロジェクトに合わせる(Align Beats to

たプリセットをプレビューできます。

Project)」はオーディオファイルの場合と同様に動作します ( 前述の
項を参照 )。

MIDI ファイルを使用したプリセットのプレビュー

長い MIDI ファイルの場合、タイムライン上をクリックすることで、そ

手順は以下のとおりです。

の位置まで再生をスキップできます。
1.「プレビュー再生シーケンス(Previewer Sequence Mode)」ポップ
アップメニューで、
「MIDI ファイルの読み込み(Load MIDI File)
」を

MIDI ループのプレビュー

選択します。

MIDI ループファイルをプレビューするには、再生ボタンをクリックし

2. 開いたダイアログボックスで、目的の MIDI ファイルを選択し、「開

ます。

く(Open)
」をクリックします。
MIDI ファイルの名前がポップアップメニューに表示されます。

• 「結果リストの新しい選択項目を自動再生(Auto Play New Results
Selection)」は、オーディオファイルの場合と同様に動作します ( 前

3. ポップアップメニューの左にある再生ボタンをクリックします。
MIDI ファイルから送信されたノートが、トラックプリセットの設定

述の項を参照 )。
MIDI ループは常にプロジェクトと同期して再生されます。

で再生されます。
➯ 簡単にアク セスできる ように、最 近使用した MIDI フ ァイルは引 き

VST プリセット、および MIDI トラックやインストゥ
ルメントトラック用のトラックプリセットのプレ
ビュー

続きメ ニュー に表示 されま す。このリ ストか らエ ントリ ーを削 除
するには、メニューでエ ントリーを選択し、
「MIDI ファ イルを削除
(Remove MIDI File )
」を選択します。

➯ オーディオトラック用のトラックプリセ ットは、プリセットブラウ

メモレコーダーを使用したプリセットのプレビュー

ザーでのみプレビューできます(オペレー ションマニュアルの「ト

メモレコーダー機能では、ノートシーケンスがループ再生されます。

ラックプリセット」の章を参照)
。

メモレコーダーは以下の手順で使用します。

トランスポート
プレビューレベルフェーダー
コントロール
「プレビュー再生シー
コンピューター
ケンス(Previewer
キーボードの入力
Sequence Mode )
」欄

1.「プレビュー再生シーケンス(Previewer Sequence Mode)」ポップ
アップメニューで、
「再生シーケンスを記録(Memo Recorder)
」を
選択します。
2. MIDI キー ボードまた はコンピュ ーターキー ボードで ノートを入 力
します。
再生ボタンが自動的に有効になり、プリセットの設 定でノートが再
生されます。
• ノートの再生を停止して 2 秒間待つと、直前まで再生していたノー
トシーケンスがループ再生されます。

MIDI トラッ クやイン ストゥ ルメント トラック 用のトラ ックプリ セッ

別のシーケンスを使用するには、ノートを再度入力するだけです。

ト、または VST プリセットをプレビューするには、MIDI ノートが必要

➯ メモ レコ ー ダー は、MIDIフ ァイ ル を使 用し て プリ セッ ト をプ レ

です。これ らのノートは、以下の方法 でトラックプリセット に送信で

ビューするときは使用できません。

きます。
• MIDI 入力経由
• MIDI ファイルを使用
• メモレコーダーを使用
• コンピューターキーボードを使用

28
MediaBay

「結果(Results)
」リストでパター
• パターンをプレビューするには、

コンピューターキーボードを介したプリセットのプレビュー

ンバンクを選択します。
「プレビュー(Previewer)」セクションで、

手順は以下のとおりです。

サブバンクやパターンを選択します。再生ボタンをクリックします。

1.「コンピューターキーボードの入力(Computer Keyboard Input)
」ボ

サブバンクには空のパターンが含まれる可能性があ ることに注意し

タンを有効にします。

てください。
「プレビュー(Previewer)
」セクションで空のパターン
を選択しても、何も起こりません。データを含む パターンは、キー

「プレビュー(Previewer)
」セクションのキーボード表示が、仮想キー

の上部に丸が付きます。

ボード として動作します(オペレ ーションマニュアルの「プ レイバッ

• 「結果リストの新しい選択項目を自動再生(Auto Play New Results

クとトランスポートパネル」の章を参照)。

Selection)
」は、オーディオファイルの場合と同様に動作します ( 前

「コンピューターキーボードの入力(Computer Keyboard Input)
」

述の項を参照 )。

ボ タン を 有効 に する と、コン ピ ュー タ ーキ ーボ ー ドが「プ レ
ビュー(Previewer)
」セクションで排他的に使用されるため、通

「フィルター(Filters)」セクション

常のキーボードショートカットは使用できません。ただし、以下
のキーボードショートカットは使用できます。

MediaBay では、詳細なファイル検索を実行できます。ロジカルまたは

[Ctrl]/[command]+[S] ( 保存 )、Num [*] ( 録 音の開 始 / 停止 )、

属性フィルタリングの 2 つのフィルタリングを使用できます。

[Space] ( 再生 / 停止 )、Num [1] ( 左のロ ケーターにジ ャンプ )、

ロジカルフィルターの適用

[Delete] または [Backspace] ( 削除 )、Num [/] ( サイクルオン / オ
フ )、および [F2] ( トランスポートパネルの表示 / 非表示 )

ロジカルフ ィルタリングは、ロジカル エディターの場合と同様 に動作

2. コンピューターキーボードの対応するキーでノートを入力します。

します(オペ レーションマニュア ルの「ロジカルエディタ ー、トラン
スフォーマー、インプットトランスフォーマー」の章を参照)。

パターンバンクのプレビュー
ド ラム パター ンを 含む パタ ーンバ ンク は、MID I プラ グイ ンの B eat
Designer で 作成で きます。Beat Designer とその機 能の詳 細につ いて
は、別紙 PDF マニュアル『プラグインリファレンス』の「MIDI エフェ
クト」の章を参照してください。1 つパターンバンクに 4 つのサブバン
クが含まれ、これらのサブバンクにはそれぞれ 12 個のパターンが含ま
れます。パターンバンクファイルを「プレビュー(Previewer)」セク

「フィルター(Filters)」セクションの「ロジカル(Logical)」ボタンを

ション でプレビューする場合、鍵 盤の形をした表示を使 用して、サブ

クリックす ると、ファイルの複雑な 検索条件を設定できま す。たとえ

バンク ( 上部の数字をクリック ) およびパターン ( 鍵をクリック ) を選

ば、特定のファイル属性値を検索できます。

択できます。

トランスポート
コントロール

手順は以下のとおりです。

プレビュー
レベル

「結果(Results)」リストの
新しい選択項目を自動再生

1.「検索先(Locations)
」セクションで、ファイルの検索先を選択しま
す。
2.「フィルター(Filters)
」セクションの「ロジカル(Logical)
」ボタン
をクリックして、ロジカル検索を有効にします。
条件入力の行が表示されます。
3. 左端のフ ィール ドをク リックし、「フィ ルター属 性の選 択(Select
Filter Attributes)
」ダイアログボックスを開きます。
ダイアログボックスに、選択可能な属性がアルファ ベット順にリス
トされます。リストのいちばん上に、過去の検索で選 択した属性が
直前のものから 5 つまで自動的に表示されます。
4. 使用する属性を選択し、
「OK」をクリックします。
• 複数の属性を選択することもできます。この場合、OR 検索が実行さ
れ、1 つ以上の属性が一致するファイルが検索されます。
5.「OK」をクリックして検索する属性を設定します。

29
MediaBay

• 「フィルター(Filters)」セクションの右上にある「フィルターをリ

6.「この属性内を検索(Attribute)
」ポップアップメニューの隣にある

セット
(Reset Filter)
」ボタンをクリックすると、すべての検索フィー

条件のポップアップメニューで、オプションを選択します。

ルドがデフォルト設定にリセットされます。

以下のオプションがあります :
オプション

説明

が次を含む 右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
(contains) 文字列または数字を含むファイルが検索されます。
が次を除く
(omits)

右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
文字列または数字を含まないファイルが検索されます。

が次と同じ
(equals)

右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
文字列ま たは数字と、ファイル拡張子も含め完全に同じ
ファイルが検索されます。検索文字列の大/小文字は区別
されません。

>=

右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
数字以上のファイルが検索されます。

<=

右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
数字以下のファイルが検索されます。

が空白(is
empty)

高度な文字列検索
ブール演算 子を使用して、高度な文字 列検索を実行することも できま
す。手順は以下のとおりです。
1. 任意の検索先を選択します。
2.「フィルター
(Filters)」セクションの上部にある
「ロジカル(Logical)
」
ボタンをクリックして、ロジカル検索を有効にします。
条件入力の行が表示されます。
3.「この属性内を検索(Attribute)
」ポップアップメニューで目的の属

特 定の属 性が指 定され てい ないフ ァイル が検索 されま
す。

性を選択するか、または「属性の特定なし(Any Attribute)」の設
定を残します。

が次に一致 右の「検索文字列(Text search)
」フィールドに指定した
(matches) 文字列ま たは数字を含むファイルが検索されます。ブー
ル演算 子を使用することもできます。これによって、高
度な文字列検索を行なうことができます (25ページの
『文
字列検索の実行』を参照 )。
範囲を指定
(range)

4. 検索条件が「が次に一致(matches)
」に設定されていることを確認
します。
5. ブール演算子を使用して、右の「検索文字列(Text search)」フィー
ルドに文字列を指定します。

この項目を選択すると、右の「検索文字列(Text search)」
フィールドに検索結果の上限と下限を指定できます。

使用可能なオプションについては、25 ページの『文字列検索の実行』
を参照してください。

7. 右のフィールドに文字列または数字を入力します。

コンテキストメニュー検索の実行

「結果(Results)」リストが自動的に更新され、検索条件に一致する
ファイルのみが表示されます。

「結果(Results)」リ ス ト ま た は「属 性イ ン ス ペ ク タ ー(Attribute
Inspector)」で、関心のある属性を持つファイルを選択した場合に、同

」を除くすべてのオプションで、「検索文字列
➯「範囲を指定(range)

じ属性を持つ他のファイルを簡単に検索できる方法があります。

(Text search)」フィールドに複数の文字列を入力できます ( 文字列
は空白で区切ります)。これらの文字列は AND 条件となり、フィー

選択したファイルを右クリックしてコンテキストメニューを開き、
「検

ルドに入力したすべての文字列を含むファイルが検索されます。

索 ...(Search for...)
」サブメニューから属性値を選択します。この方法

• 「検索文字列(Text search)」フィールドの右にある「+」ボタンを

で、この属性値 を共通に持つすべての ファイルを簡単に探すこ とがで

クリックすると、フィルターの行を追加できます。

きます。たとえ ば、同じ日に作成された すべてのファイルを表 示でき

この方法で最大 5 つのフィルター行を追加し、それぞれに検索条件

ます。

を定義する ことができ ます。複数のフィ ルター行を 指定した場合、

ロジカル検索文字列を指定する場合と同じです ( 前述の項を
➯ これは、

AND 検索になることに注意してください。各フィルター行に定義さ

参照 )。「検索 ...(Search for...)」オプションのいずれかを選択する

れたすべての条件に 一致するファイルが検 索されます。フィルター

と、
「フィルタ ー(Filters)」セクション がロジカルフィルタ リング

行を削除するには「−」ボタンをクリックします。

に自動的に切り替わり、対応するフィルター条件の 行が表示されま
す。前の設定に戻すには、
「フィルター(Filters)
」セクションで「戻
る(Go Back)」ボタンをクリックします。

30
MediaBay

各属性コラムには、現在選択している検索先で検索された属性値
のみが表示されます。そのため、別の検索先を選択すると、別の
属性が表示される場合があります。
• 同じコラムで複数の属性値を選択すると OR 条件になります。
そのため、いずれかの属性値に一致するファイルが「結果(Results)
」
リストに表示されます。

属性フィルターの適用

➯「Character」属性は、常に AND 条件になることに注意してください
( 以下を参照 )。
• 異なるコラムで複数の属性値を選択すると AND 条件になります。
そ の た め、す べ て の 属 性 値 に 一 致 す る フ ァ イ ル の み が「結 果
(Results)
」リストに表示されます。

MediaBay で可能なのは、コンピューターファイルの標準的なファイル
属性を検索して、表示したり編集したりすることだけではありません。
MediaBay には、所有するメディアファイルを整理するのに役立つ構成
済みの属性 ( タグ ) が用意されています ( 32 ページの『属性インスペク
ター(Attribute Inspector)』を参照 )。
「属性(Attribute)」ボタンをクリックすると、「フィルター(Filters)」
セクシ ョンに、特定の属性に関連 するすべての値が表示 されます。値
の 1 つを選択す ると、その属性値に一致するすべて のファイルが「結

ファイルに 属性値を割り当てると、メ ディアファイルを簡単に 整理で

果(Results)
」リストに表示されます。たとえば、サンプリングレート

きます。詳細については、32 ページの『属性インスペクター(Attribute

属性で「44100.00」のエントリーをクリックすると、サンプリングレー

Inspector)』を参照してください。

トが 44.1 kHz のファイルがすべて表示されます。

➯ ユーザー属性を作成して (35 ページの『ユーザー属性の定義』を参
照 ) 、独自のカテゴリーを作成することもできます。

属性の 使用は、ファイルの名前が 不明なときに、大規模なデ ータベー
スから特定のファイルを検索する必要がある場合に特に有効です。

属性検索の追加オプション

属性フィルタリングを有効にすると、
「フィルター(Filters)
」セクショ

• コラムタイトルをクリックし、コンテキストメニュ ーから別の属性

ンに属 性コラムが表示され、各コラ ムに属性値のリストが 表示されま

を選択すると、各コラムに表示する属性タイプを変更できます。

す。コラ ムの幅を ひろげる と、この条件 に一致す るファイ ルの数が、

• 属性値をクリックすると、属性値を選択できます。選 択解除する場

フィルター名の右に表示されます。

合は、もう一度クリックします。
各属性コラムで複数の値を選択できます。

属性フィルターを定義するには、属性コラム内の値をクリックします。
選択した属性値に一致するファイルのみが「結果(Results)
」リストに

• 「フィルター(Filters)」セクションの右上にある「フィルターをリ

表示さ れます。他のコラムの属性 値を選択すると、さらに絞 り込むこ

セット(Reset Filter)」ボタンをクリックすると、属性コラムのすべ

とができます。

ての設定をクリアできます。
このボタンをクリックすると、
「結果(Results)」リストもリセット

いくつかの属性は、相互に直接リンクしています ( たとえば、カ

されます。

テ ゴリー名 には、それぞ れ特定の サブカ テゴリー の値があ りま
す )。これらの属性のいずれかの値を変更すると、他のコラムの値
も変わります。

31
MediaBay

属性インスペクター(Attribute Inspector)

属性の編集 ( タグ付け )

メディアファイルの属性 (
「タグ」とも言う)は一連のメタデータであ

検索機能 ( 特に「属性インスペクター(Attribute Inspector)」) は、膨

り、ファイルの付加的な情報を提供するものです。

大な数の属性の追加や編集 ( タグ付け ) を行なう場合に強力なメディア
管理ツールになります。

「結果(Results)
」リストで 1 つ以上のファイルを選択すると、
「属性イ
ンスペクター(Attribute Inspector)
」の 2 つのコラムに属性と値のリス

通常、メディ アファイルは、楽器名、ス タイル、テンポなどを 示す名

トが表示さ れます。これは、選択したファ イルの概要を素早 く確認す

前を付けた フォルダーやファイル で管理されているため、階層 が深く

るのに便利です ( たとえば、
「結果(Results)
」リストでファイルを次々

なったり、名前 が長くなったりと、非常 に複雑なファイル構造 になり

に移動して確認する場合 )。

がちです。

メディ アファイルは、タイプによ って異なる属性を持ち ます。たとえ

特定のサウ ンドやループをこのよう なフォルダー構造から見 つけるに

ば、「.wav」オーディオファイルには「Name ( 名前 )」、
「Duration ( 長

は、非常に時 間がかかります。このよ うな問題を解決する のが、タグ

さ )」、
「Size ( サイズ )」、
「Sample Rate ( サンプリングレート )」などの

付けです。

属性 がありますが、「.mp3」ファイルには、さ らに「Artist ( ア ーティ

属性インスペクター(Attribute Inspector) での属性の編集

スト名 )」や「Genre ( ジャンル )」などの属性もあります。
「属性インスペクター(Attribute Inspector)」では、ファイルの属性値

「属性インスペクター(Attribute Inspector)」では、さまざまなメディ
アファイルの属性値を編集できます。属性値は、ポップアップメニュー

を編集したり、新しい属性値を入力したりすることもできます ( 以下を

から 選択する か、文字列や 数字を入 力するか、ま たは「Yes」/「No」

参照 )。

で設定できます。
➯「属性インスペクター(Attribute Inspector)」で属性値を変更する
と、該当するファイルが永続的に変更されることに 注意してくださ
い ( ただし、ファイル が書き込み禁止になっ ているか、または VST
Sound アーカイブに含まれている場合は除く )。
属性を編集する手順は以下のとおりです。
1.「結果(Results)
」リストで、属性を設定するファイルを選択します。
「属性インスペクター(Attribute Inspector)」に、該当する属性値が

属性は、複数のグループ (「Media」、
「Audio」
、
「Staff」など ) に分けら

表示されます。

れてい ます。これによって、リスト を管理しやすくなり、目 的の要素

2. 属性の「値(Value)
」コラム内をクリックします。

を簡単に見つけることができます。
標準の属性と、Cubase の構成済み属性を表示できます。さらに、独自
の属性を定義して、ファイルに追加することができます 。
「属性インスペクター(Attribute Inspector)」では、以下の 2 つの方法
で属性を表示できます。
• 使 用 可 能 な す べ て の 属 性 値 を 表 示 す る に は、
「ダ イ ナ ミ ッ ク

選択した属性によってその後の動作が異なります。

(Dynamic)」ボタンをクリックします。

• ほとんどの属性では、値 ( 名前、数字、ON/OFF ステータスなど ) を

このリストは、Cubase で自動的に生成されます。これは、選択した

選択できるポップアップメニューが開きます。たとえば、
「Name」
、

ファイルに割り当てられた属性を確認する場合に使用します。

「Family Name」
、「Author」などの属性がこれに当たります。

• 選択したメ ディアファイ ルの一連の構 成済み属性を 表示するには、

一部のポップアップメニューには「詳細 ...(more...)
」項目が表示さ

「指定済み(Defined)」ボタンをクリックします。

れ、これをクリックすると、ウィンドウが開いて追加 の属性値が表

この場合、( 対応する属性値が選択したファイルにあるかどうかにか

示されます。これらの属性選 択ウィンドウには「検索文字 列(Text

かわらず ) 表示する 属性を選択できます。表示する属 性リストを設

search)
」ボタンもあるため、特定の値を素早く検索できます。

定する方法の詳細については、34 ページの『属性リストの管理』を

• 「Rating」属性の場合、
「値(Value)」コラム内をクリックし、左右

参照してください。

にドラッグして設定を変更できます。

32
MediaBay

「特徴を編集(Edit
• 「Character」属性 (「Musical」グループ ) では、
Character)
」ダイアログボックスが開きます。

「属性インスペクター(Attribute Inspector)
」で使用される色の意味は、
「属性インスペクター(Attribute Inspector)」の下部にある色アイコン

左右どちらかのラ ジオボタンをクリッ クし、
「OK」ボタン をクリッ

のいずれか にマウスを合わせたとき に表示されるツールチッ プでも確

クして、
「Character」属性の値を定義します。

認できます。

3. 属性に任意の値を設定します。
• 多くの属性値は、
「属性インスペクター(Attribute Inspector)」の
「値(Value)
」コラム内をダブルクリックして編集することもできま

「結果(Results)」リストでの属性の編集
「結果(Results)」リストで属性を直接、編集することもできます。た

す。

とえば、ループ ファイルのライブラリ ーに属する多数のファイ ルにタ

値が表示されているフィールドに文字列 や数字を入力するか、また

グを付けることができます。

は設定を変更します。

これは、
「結果リストの編集を許可する(Allow Editing in Results

削除する「値(Value)
」
• 選択したファイルから属性値を削除するには、

List)」が有効な場合にのみ可能です ( 35 ページの『MediaBay の

コラム内で右クリックし、コンテキストメ ニューから「属性を削除

設定』を参照 )。

(Remove Attribute)
」を選択します。
手順は以下のとおりです。

• 「表示のみ(Display Only)」の属性は編集できません。
これは、そのファイル形式で値の変更が許 可されていないか、また

1.「結果(Results)
」リストで、属性値を変更するファイルを選択しま

は値の変更 に意味がな いことを意味 します (たと えば、MediaBay

す。

でファイルサイズを変更することはできません)
。

2. 変更する値のコラム内をクリックして、任意の設定を行ないます。

➯ 複数の ファイ ルを選 択して、設 定を同時 に行な うこと もでき ます

「属性インスペクター(Attribute Inspector)」と同様に、ポップアッ

( ファイルごとに一意である必要がある名前は除く )。

プメニューから値を選択したり、値を直接入力したりできます。

複数ファイルの属性の同時編集

属性インスペクター(Attribute Inspector)で使用される色
について

同時にタグ 付けできるファイルの 数に制限はありませんが、同 時に膨

「属性インスペクター(Attribute Inspector)
」で表示される値の色には、

大な数のフ ァイルをタグ付けする と、長い時間がかかる場合が あるこ

以下の意味があります。
色
白色

とに注意し てください。この操作はバ ックグラウンドで実行さ れるた
め、作業は通常どおり続けることができます。「結果(Results)」リス

説明
「通常の(normal)」属性であることを示します。「結果
(Results)」リストで 1 つ以上のファイルを選択したとき
に、値が同じ属性です。

黄色

黄色は「多義の(ambiguous)」属性であることを示し
ます。
「結果(Results)
」リストで複数のファイルを選択
したときに、値が異なる属性です。

オレンジ色

オレンジ色は「多義の静的な(ambiguous static)
」属性
であることを示します。
「結果(Results)
」リストで複数
のファイルを選択したときに、値が異なり、値を編集で
きない属性です。

赤色

トの上にある「属性カウンター(Attribute counter)」欄で、更新が必
要なファイルの数を確認できます。

• 「属性カウンター(Attribute counter)
」欄の値が 0 ( ゼロ ) になる前
に Cubase を終了すると、進捗バー とともにダイアログボッ クスが
表示され、更新プロセスにかかる時間が示されま す。このプロセス
は中止することができます。

赤色は、
「固定(static)」属性の値に表示されます。「結
果(Results)」リストで 1 つ以上のファイルを選択した
ときに、値を編集できない属性です。

この場合、
「中止(Abort)」をクリックする前に更新されたファイル
のみに、新しい属性値が設定されます。

33
MediaBay

➯ Cubase 以外の プログラム を使用して 、ファ イルの書 き込み禁止 ス

書き込み禁止ファイルの属性の編集

テ ー タ ス を 変 更 し た 場 合、フ ァ イ ル を 再 ス キ ャ ン す る ま で、

メディ アファイルは、さまざまな理 由で書き込み禁止にな っている場

MediaBay に変更が反映されません。

合があ ります。他のユーザーがファ イルを書き込み禁止に したコンテ
ンツに 属している場合や、誤って上 書きしないように自分 で書き込み

属性リストの管理

禁止にした場合、また MediaBay によってそのファイル形式の書き込み
が禁止されている場合があります。

「属性インスペクター(Attribute Inspector)」で、
「結果(Results)
」リ
ストと「属性インスペクター(Attribute Inspector)」自体に表示する

MediaBay では、ファイルの書き込み禁 止ステータスが、「属性インス

属性を 定義できます。メディアタ イプごとに個別 の属性セットを 設定

ペクター(Attribute Inspector)」の属性として、また「結果(Results)
」

できます。

リストの「Write Protection(書き込み禁止)」コラムに表示されます。

手順は以下のとおりです。
1.「属性イ ンス ペク タ ー( Attri b ute I n specto r)」 で、「 指定 済み
(Defined)」ボタンをクリックします。
2.「指定済み(Defined)」ボ タン の右 にある「定 義し た属 性を設 定

書き込 み禁止ファイルであって も、属性の定義が必要にな る場合があ

(Configure Defined Attributes)」ボタンをクリックします。

ります。たとえば、Cubase に同梱されたコンテンツファイルに属性を

さまざまなコントロールが表示されます。

適用す る場合や、他のユーザーと共 有していてファイルを 変更できな

3.「ダイナミック(Dynamic)
」/「指定済み(Defined)」ボタンの下の

い場合があります。これらの場合でも、ファイルを素早く見つけてワー

左端にあるボタ ンをクリックして「メ ディアタイプの 選択(Select

クフローを改善する必要がある場合があります。

Media Types)
」ダイアログボックスを開き、1 つ以上のメディアタ
イプを選択して、
「OK」をクリックします。

そのため、MediaBay では書き込み禁止ファイルの属性値の変更が可能
になっています。これらの変更は、ディスクに書き込まれず、MediaBay

「属性インスペクター(Attribute Inspector)」に、選択したメディア
タイプに設定可能なすべての属性のリストが表示されます。

のみに適用されます。

• 複数の属性を選択して、チェックボックスのチェッ クを一度に付け

• 書き込み 禁止ファイ ルに属性値 を指定す ると、「結果(R esults)」

たり外したりすることもできます。

リス トの「Write Protection(書 き込 み禁止)」コ ラム の隣に ある

• 複数のメディアファイルを選択した場合、選択した すべてのタイプ

「Pending Tags(未決定タグ)
」に反映されます。
MediaBay コンテンツを再スキャンして、前回のスキャンからハード

に設定が反映されます。

ディスク上のメディアファイルが変更さ れている場合、このファイ

オレンジ色のチェックマークは、属性の現在表示されている設定が、
選択したメディアファイルで異なることを示します。

ルの未決定タグがすべて失われることに注意してください。

• 「ミックスメディアタイプ(Mixed Media Type)
」オプションの表示

• ファイルに未決定タグがあり、そのファイル に該当する属性を書き
込む場合、まず書き込み禁止を解除して、コン テキストメニューか

設定 は、
「結 果(Results)」リス トま た は「属性 イ ンス ペ クタ ー

ら「ファイルにタグ情報を書き込む(Write Tags to File)
」を選択す

(Attribute Inspector)
」で異なるメディアタイプのファイル ( たとえ
ば、オーディオファイルと MIDI ファイル ) を選択するたびに適用さ

る必要があります。

れます。

」
➯「Write Protection(書き込み禁止)」や「Pending Tags(未決定タグ)

4. 特定の属性を選択するには、該当するチェックボッ クスをチェック

コラムが表 示されていな い場合、
「属 性インスペ クター(Attribute

します。

Inspector)」でそのファイルタイ プの該当する属性を有 効にする必
要があります。

「Type」コラム は、属性の
値が数値であるか、文字列
であ るか、また は Yes/No
タ イプ の スイ ッチ で ある
かを示しています。

• ファイ ルタイプ で書き 込み操 作が許可 され、オ ペレー ティング シ
ステム で必要な 権限が ある場 合、メデ ィアファ イルの 書き込み 禁
止ステ ータス を変更 できま す。ファ イルの 書き込 み禁止 属性を 設
定または 解除する方 法は、「結果(R esults)」リスト でファイル を
選択 し、コ ンテ キス トメニ ュー から 「書き 込み 禁止 に設 定(Set

「Precision」コラムは、数値
属 性で 小数 点 以下 の何 桁
ま で表 示す る かを 示し て
います。

Write Protection)」または「書き込 み禁止を解除(Remove Write
Protection)」を選択するだけです。

34
MediaBay

• Cubase は、メディアファイルに含まれるすべてのユーザー属性を認

」ボタンをクリッ
• 右上の「デフォルトにリセット(Reset to Default)
クすると、表示設定をリセットできます。

識します。たとえば、ファイルに独自のユーザータグ を割り当てた

これによって、すべてのメディアファイルの 表示設定がデフォルト

別のユーザーの コンテンツを読み 込んだ場合、MediaBay に これら

値にリセットされます。

のタグも表示されます。

➯ 別のメディアタイプの設定を行なうには、ダ イアログボックスのリ

ループブラウザー(Loop Browser)およびサウン
ドブラウザー(Sound Browser)のウィンドウ

ストでこのタイプのみを選択していることを確認します。
5. 作業しているすべてのメディアタイプに属性を設定したら、
「定義し
た属性を設定(Configure Defined Attributes)」をクリックして設
定モードを終了します。

「メディア(Media)」メニューから「ループブラウザー(Loop Browser)
」
と「サウンドブラウザー(Sound Browser)
」を選択すると、MediaBay
に 2つの異なるビューが開きます。
「ループブラウザー(Loop Browser)
」

ユーザー属性の定義

は、ループ ( オーディオファイル、MIDI ループ、パターンバンク ) を
素早 く検索でき るように 設定され ています。デフ ォルトの 検索先は、

使用可 能な属性が自分の環境に 合っていない場合、独自の 属性を定義
して、MediaBay データベースおよび該当するメディアファイルにこれ

「 VST Sound」ノ ード です 。同様 に、「サウ ンド ブラ ウ ザー(So und
Browser)」は、ウィンドウを設定しなくても、目的のサウンドを素早

らの属性を保存できます。

く検索でき るように設定されて います。デフォルトでは、トラ ックプ

手順は以下のとおりです。

リセ ットと プラグ インプ リセッ トを表 示する ように 設定さ れてい ま

1.「属性インスペクター(Attribute Inspector)」内にある「指定済み
(Defined)」ボタン を有効にし、
「定義した属性を設定(Configure
Defined Attributes)」ボタンをクリックして、設定モードに入りま
す。

す。デフォルトの検索先は、VST Sound ノードです。
「ループブ ラウザ ー(Loop Browser)」および「サ ウンド ブラウザ ー
(Sound Browser)」は、MediaBay と同じ機能を提供します。この章で
説明した ように、異なる検索先を 指定したり、検索を定義 したり、表

さまざまなコントロールが表示されます。

示するペインを設定したりできます。

2.「ユーザー属性を追加(Add User Attribute)」ボタン (「+」記号 ) を
クリックします。

MediaBay の設定

ダイアログボックスが開きます。

Cubase の「環境設定(Preferences)」ダイアログボックスには、プロ

3. 属性の種類を指定します。
属性として使用できるデータの種類は、
「テキスト(Text)」、「番号

グラムのグ ローバルな動作を制御す るオプションと設定がま とめられ

(Number)」、「Yes/No」スイッチです。「番号(Number)」属性の

ています。このダイアログボックス内には MediaBay 用の設定ページが

場合、
「精度(Precision)」フィールドに値を入力して、表示する小

あります。また、MediaBay 自体にも同じ設定項目が用意されています。

数点以下の何桁まで表示するかを指定できます。

この「MediaBay の設定(MediaBay Preferences)」ダイアログボックス

4. その下の文字列フィールドに、新しい属性の名前を入力します。

での設定手順は以下のとおりです。

これは、プログラムで表示される名前である ことに注意してくださ
1. ウィンドウの左下にある
「MediaBayの設定
(MediaBayPreferences)
」

い。この文字列フィールドの下に、名前が内部 的に使用されること

ボタンをクリックします。

が示されます ( たとえば、MediaBay デ ータベース )。このとき、特
定の名前が無効な場合や使用できない場合は、すぐに表示されます。
5.「OK」をクリックします。
使用可能な属性のリストに新しい属性が追加され、
「属性インスペク
ター(Attribute Inspector)」と「結果(Results)
」リストに表示され
ます。

• ウィンドウの上に半透明のペインが表示されま す。ペイン中央のグ
レー領域に、
「検索先(Locations)
」セクションと「結果(Results)
」

• ユーザー属性を削除するには、属性リストで削除する属性を選択し、
「ユーザー属性を削除(Remove User Attribute)
」ボタン (「-」記号

リストに設定可能な項目が表示されます。

) をクリックします。
属性リストから属性が削除されます。

35
MediaBay

オプション

説明

結果リストの
このオプションを有 効にすると、
「結 果(Results)」
編集を許可する リストでも属性を 編集できるようになり ます。この
(AllowEditingin オプシ ョンを 無効にす ると、
「属 性イン スペクタ ー
Results List)
(Attribute Inspector)」のみで編集可能です。
結果リストに
ファイル拡張子
を表示する
(Show File Extension in Results List)

キーボードショートカット

2. 各項目を希望に応じてオン / オフ設定します。

MediaBay ウィン ドウから、MediaBay で使用可能なキーボ ードショー

「検索先(Locations)」セクションで設定可能なオプションは以下のと

ト カ ッ ト を 表 示 で き ま す。こ れ は、割 り 当 て 済 み の 使 用 可 能 な

おりです。
オプション

このオプションを有 効にすると、
「結 果(Results)」
リストにファイル名の拡張子 (「.wav」や「.cpr」な
ど) が表示されます。

MediaBay キーボードショートカットを素早く確認するのに便利です。

説明

検索済みの場所 このオプショ ンを有効にすると、ファイ ルをスキャ
だけを表
ンしな いすべて のフォ ルダーが 非表示に なります。
示(Show Man- 「検索先を指定(Define Locations)
」セクションの階
aged Locations 層表示がシンプルになります。
Only)
現在の選択範囲
を既定の検索先
にする(Use Current Selection as
Base Location)

この オプ ショ ンを 有効 にす ると、選 択した フォ ル
ダーとそのサ ブフォルダーのみが表 示されます。す
べて のフ ォルダ ーを 表示 するよ うに 切り 替える に
は、このオプションを無効にします。

MediaBay が開
いているときだ
けフォルダーを
スキャンする
(Scan Folders
only when MediaBay is open)

このオプションを有効にすると、MediaBay ウィンド
ウが開いているときのみ、Cubase でメディアファイ
ルがスキャンされます。
このオプションを無効にすると、MediaBay ウィンド
ウが閉じてい る場合でも、フォルダーの スキャンが
バックグラウ ンドで実行されます。た だし、再生ま
たは録音時は、Cubase でフォルダーのスキャンは行
なわれません。

「キーボードショ ートカット(Key Commands)」ペインを開く手順 は
以下のとおりです。
1. ウ ィ ン ド ウ の 左 下 に あ る「キ ー ボ ー ド シ ョ ー ト カ ッ ト(Key
Commands)
」ボタンをクリックします。

ウィンドウの上に半透明のペインが表示されま す。ペイン中央のグ
レー領域に、使用可能なキーボードショートカットが表示されます。

「結果(Results)」セクションで設定可能なオプションは以下のとおり
です。
オプション
結果リストの
項目数 (最大値 )
(Maximum
Items in Results
List)

説明
このパラメーターを使用して、
「結果(Results)」リ
ストに 表示され るファ イルの最 大数を指 定します。
これによって、フ ァイルのリストが管理 不可能な長
さになることが回避されます。
ファイルの最大数に達した場合、MediaBay では警告
が表示されま せん。ファイルの最大数に 達したため
に、特定のファイ ルが見つからない場合 があること
に注意してください。

• キーボードショートカットを確認するだけの場合、
背景 ( グレー領域
の外 ) をクリックして、ペインを閉じます。

36
MediaBay

• キーボード ショートカッ トの割り当て または変更を 行なう場合は、

エフェクトプリセットの適用

グレー領域内の項目をクリックします。

インサート エフェクトを追加し た場合、エフェクトスロッ トの「プリ

「キーボードショートカット(Key Commands)」ダイアログボック

セット(Presets )
」ポップアップメニューで、さまざまなプリセットか

スが開き、キーボードショートカットの設定 および編集を行なえま

らプリセットを選択できます。

す ( オペレーショ ンマニュアルの「キーコマンド」の 章を参照を参

プリセットブラウザー(Preset browser)が開きます。

照)。

MediaBay に関連するウィンドウでの作業
MediaBay の概念は、新規トラックを追加したり、VST インストゥルメ
ントや エフェクトのプリセット を選択したりする場合 など、プログラ
ム全体で使用されています。MediaBay の関連ウィンドウでのワークフ
ローも、MediaBay の場合と同じです。以下に例を示します。

トラックの追加
「プロジェクト(Project)」メニューで「トラックを追加(Add Track)
」
のいず れかの項目を選択すると、以 下のダイアログボック スが開きま
す。

「オーディオトラックを追加(Add Audio Track)」ダイアログボックス

インストゥルメントプリセットの適用

「検索(Browse)」ボタンをクリックすると、ダイアログボックスが拡

VST インストゥルメントで作業する場合、
「プリセット(Presets)
」ポッ

張され、(MediaBay と同様の ) 「結果(Results)
」リストが表示されま

プアップメ ニューで、さまざまなプリ セットからプリセットを 選択で

す。ただし、こ のコンテキストで使用 可能なファイルタイプ のみが表

きます。

示されます。

プリセットブラウザー(Preset browser)が開きます。

インストゥルメント用の VST プリセットは、
「プリセット(Presets)」
と「プログラム(Programs)」の 2 つにグループ分けできます。「プリ
セット(Presets )
」は、マルチティンバーインストゥルメントのプラグ
イン全体の設定を含みます ( これは、すべてのサウンドスロット用の設
定 ( グローバル設定 ) を意味します )。
「プログラム(Programs)」は、
既存の トラックにトラックプリ セットを適用すること もできます。こ

マルチティンバ ーインストゥルメントの 1 つのプログラム 用のみの設

の場合、上のようなダイアログボックスが開きます。

37
MediaBay

定を含みます ( これは、1 つのサウンドスロット用の設定のみを意味し
ます )。MediaBay では、これらをアイコンで識別できます。これによっ
て、VST プリセットが単一のサウンドか複数のサウンドのどちらを含ん
でいるかを直接確認できます。
アイコン

説明
このプリセット には、読み込み済みのすべてのプログラム
の設定が含まれます。
このプログラム には、最初のまたは選択したインストゥル
メントスロット用の設定のみが含まれます。

38
MediaBay

4
サンプルエディター

ウィンドウについて

サンプ ルエディターでは、波形を見 ながらオーディオクリ ップを編集

➯ この章では「ループ」という言葉がよく出てきま す。この言葉は基

できます。この編 集操作には、切り取りと貼り付け(カット & ペース

本的に、拍節(ミュージカルタイム)ベースのオーデ ィオファイル

ト)、削除、鉛筆ツールを使った描き込み、処理、エフェクトの適用な

を指します。こうしたループファイルは特定のテン ポに従って一定

どがあ ります。基本的に、これらの操 作では再生位置や音量 レベルな

数の小節やビートを単位としてできています。サイ クル範囲を適切

どの参 照データだけが変更され、実 際のオーディオファイ ルは元のま

にセットしたうえで、ループを正しいテンポで再 生すると、境界部

ま保持さ れます。このため、こうした編集 方法は「非破壊編集(non-

分の切れ目を感じさせない、滑らかで継続的なルー プ再生ができま

destructive editing)
」と呼ばれます。「オフライン処理履歴」ダイアロ

す。

グを使 用するとして、特定の変更 操作を取り消したり、変更 前の状態

サンプルエディターを開く

に戻したりできます。
(詳細については、オペレーションマニュアルの
『オーディオ処理とその機能』の章を参照してください)
。

サンプルエディターを開くには、プロジェクトウィンドウ、またはオー

サンプ ルエディターには、リアルタ イムストレッチやピッ チシフトな

ディオパー トエディターの中で、オー ディオイベントをダブル クリッ

どの「AudioWarp」関 連機能も備わっ ています。オーディオ ループを

クします。また、プール内のオーディオクリップを直接、ダブルクリッ

プロ ジェク トのテン ポに合わ せる場合 などに使 えます(51 ペー ジの

クしても開けます。同時に複数のサンプルエ ディター ウィンドウを開

『AudioWarp:オー ディオを プロジ ェクトの テンポ に合わせ る』を参

いておくことも可能です。

照)。

➯ プロジェクトウィンドウで「オーディオパート」をダ ブルクリック

サンプル エディターの特別な機能 としてもう一つ挙げられ るのはヒッ

すると、そのパート 内にオーディオ イベントが 1 つ しかなくても、

トポイントの検出です。ヒットポイントはオーディオの「スライス」を

「オーディオパートエディター」が開きます。詳細については、オペ

作成す るベースになります。スラ イスは、ピッチを保持した ままでテ

レーションマニュアルの「オーディオパートエデ ィター」の章を参

ンポを 変更するなど、さまざまな 状況で役に立ちます(詳細 について

照してください。

は 57 ページの『ヒットポイントとスライスを使った作業』を参照)。
VariAudio は、キーエディターで MIDI イベント を編集するのと同じく
らい簡 単に、モノフォニックのオー ディオ素材のピッチと 長さを変更
できる機能です。これらのリ アルタイム ピッチ変更機能では、ピッチ
が切り替わる部分でも自然な響きが保たれます。これらも「非破壊的」
な ので、いつで も、最初の 状態に まで戻 せます。詳 細につ いては 61
ページの『VariAudio 』を参照してください。

40
サンプルエディター

ツールバー

リアルタイムの状態

クリップに対して行なわれた編集操作の数

ツールバーには、以下のツールがあります。

ソロ モードで編集

試聴モード

再生、ループ ボタン、
ボリュームコントロール

選択されている表示形式

ウィンドウレイ
アウトの設定

現在の選択範囲

オーディオイベント
オートスクロール 編集中は自動
部分を表示
スクロール機
リージョンを表示
能を保留

ゼロクロス
ポイントに
スナップ

ミュージカル
モード
ツールボタン

ズーム倍率

元のピッチと平均律ピッチからのずれ

現在のピッチと平均律ピッチからのずれ
既定(デフォ ルト)状態では、長さと位 置の値は「プロジェク ト設定
(Project Setup)」ダイアログで指定された形式で表示されます。ツー
ルバーと同 様、情報ラインも表示項 目を独自に選択できま す。詳細に

スナップ オン / オフ

ついては、オ ペレーションマニュ アルの『スタマイズにつ いて』の章
ツール ボタンの並んでいる右側 には、オーディオファイル の長さが小

を参照してください。

節数(Bars)と拍数(Beats)で表示されます。これ は、その右側に表

• 情報ラインの表示オン /オフを切り替えるには、ツールバーの左端近

示されるテンポ(Tempo)や拍子(Signature)と同じように「推定値」

くにある「ウィンドウレイアウトの設定(Set up Window Layout)
」

です。ミュ ージカルモードを使用 する場合は、読み込んだオ ーディオ

ボタ ンをク リッ クし、表 示さ れた 設定画 面で「情 報ラ イン(Info

ファイ ルの小節数と、この小節数欄 の値が合っているかを 常に確認す

Line)」欄をオンまたはオフにしてください。

る必要があります。値を合わせるには、欄の右端にある上下の三角マー
クをク リックするか、欄をクリッ クして、希望する値を半角 数字でタ
イプ入力します。アルゴリズム(Algorithm)欄をクリックすると、リ

サンプルエディターのインスペクター

アルタ イムのタイムストレッチ ングに使用するアルゴ リズムを、ポッ

サン プル エディ ターの 左側に は、サンプ ルエ ディタ ーのイ ンスペ ク

プアップメニューから選択できます。詳細については 72 ページの『展

ターがあり ます。サンプルエディタ ーでの作業に使用する、す べての

開用のアルゴリズムの選択』を参照してください。

ツールと機能は、ここにそろっています。
この イン スペク ターに 備えら れたタ ブの 詳細に ついて は、オペレ ー
ションマニ ュアルの『プロジェクト ウィンドウ』の章を参照し てくだ
さい。

• ツールバーは表示項目を独自に選択でき ます。ツールバー上で右ク
リックすると、コンテキストメニューが現 れます。チェックされて
いる項目が表示されるので、必要に応じて希 望する項目を選択して

「定義(Definition)
」タブ

ください。ツールバー設定の詳細については、オペレーションマニュ
アルの『スタマイズについて』の章を参照してください。

情報ライン(info line)
情報ラインはツールバーの下に表示されます。ここでは、編集中のオー
ディオクリップに関する各種の情報を確認できます。

オーディオフォーマットと長さ

「 定義( Def inition )」タブ では、時間の 流れに 沿った「目盛 り」
(オー
デ ィオグ リッ ド) を調 整し、 タイ ミン グの 枠組み を設 定で きま す。

「プロジェクトの調」のモード

こ れは 、プ ロジ ェク ト のテ ンポ に 合わ せた い オー ディ オ ルー プや
オー ディオ ファ イルが あると きに役 立ちま す( 詳細は 、51 ページの
『AudioWarp:オーデ ィオを プロジェ クトの テンポに 合わせる』を 参
照)。「定義(Definition)」タブが開かれているときには、通常のルー
ラーの下に、オ ーディオクリップの拍 節を表すルーラーが表示 されま
す。

41
サンプルエディター

AudioWarp

• 上の図にある「ピッチ変更オフ(Disable Pitch Changes)」ボタンを

タブ

クリックすると、それまでに行なったピッチ変更が すべてオフにな

ワープ変更オフ
(Disable Warp Changes)

ります。これにより、ピッチ変更の適用前と適用後の サウンドを聞
き比べられます。
ただし、その場 合、画面の表 示は変わり ません。
「ピ ッチ変更 オフ
(Disable Pitch Changes)」機能は、ピッチの変更やワープ操作によ
る変更をリセットするか、サンプルエディターを閉 じるとオフにな
ります。この機能のオン / オフ状態は、サンプルエデ ィターを閉じ
るときに記憶されません。

AudioWarp タブでは、音楽的なタイミングを調整します。たとえば、
スウィ ングを加えたりできま す。また、波形内のビート部分 をドラッ
グしてグリッドラインに合わせることで、タイミングを整えたり、ニュ

「ヒットポイント(Hitpoints)」タブ

アン スを変えた りすること も可能です(詳 細は 55 ページ の『フリー
ワープ』を参照)。
• 上の図にある「ワープ変更オフ(Disable Warp Changes)」ボタン
をクリックすると、ワープ機能による変更がすべてオフになります。
これにより、ワープ機能の使用前と使用後の サウンドを聞き比べら
れます。
ただし、その場合、画面の表示は変わり ません。また、ミュージカ
ルモードで適用されたタイムストレッチ の変更は、この機能でオフ
になりません。
「ワープ変更オフ(Disable Warp Changes)
」機能は、
ワープ機能による変更をリセットするか、サ ンプルエディターを閉
このタブでは、オーディオデータに「ヒットポイント(hitpoint)」と

じるとオフになります。この機能のオ ン / オ フ状態は、サンプルエ

呼ばれる一 時的なマーカーをセッ トしたり、それを変更したり します

ディターを閉じるときに記憶されません。

(詳細は 57 ページの『ヒットポイントとスライスを使 った作業』を参

VariAudio タブ

照)。このヒットポイントを使うと、オーディオデータを時間的に分割

ピッチ調整オフ(Disable Pitch Changes)

(スライス)して、グルーヴ クオ ンタイズ マップを作成で きます。ま
た、このタブでは、ヒットポイントを利用してマーカー、リージョン、
イベントを作ることもできます。

「範囲(Range)」タブ

このタブでは、オーディオファイル内の楽音一つ一つを編集できます。
MIDI ノートの編集と似たような操作でピッチやタイミングを変えられ

このタブに は、選択範囲にかかわる操 作に役立つ機能が用意さ れてい

ます(詳細は 61 ページの『VariAudio の波形ディスプレイを理解する』

ます(46 ページの『選択範囲を設定する』を参照)。

を参照)。また、オーディオデータから MIDI ノートのデータを抽出す
ること もできます(詳細は 70 ページ の『機能:MIDI を抽出(Extract
MIDI)』を参照)。

42
サンプルエディター

「処理(Process)
」タブ

「オーディオ(Audio)
」メニューと「編集(Edit)」メニューから重要な
オーディオ編集機能を抜き出して再構成されたタブです。
「処理を選択

波形ディスプレイとレベルスケール

(Select Process)」と「プラグインを選択(Select Plug-in)」欄の詳細に
ついては、オペレーションマニュアルの『オーディオ処理とその機能』
の章を参照してください。

オーバービューライン(Overview line)
イベントの開始位置

選択範囲

スナップポイント

イベントの終了位置

波形ディスプレイの表示範囲

オーバ ービューラインでは、オーデ ィオクリップ全体の波 形を把握で
きます。既定(デフォルト)状態の場合、ここには波形全体、波形ディ

波形ディス プレイには、編集中のオー ディオクリップの波形画 像が表

スプレイに現在表示されている範囲(以下、
「ディスプレイ範囲」)
、そ

示されます。表示形式は、
「環境設定(Preferences)」ダイアログの「イ

して現 在の選択範囲がそれぞれ 異なる色で表示されま す。ツールバー

ベントの表示(Event Display)」- 「オ ーディオ(Audio)」ページで選

上の「オーディオイベント部分を表示(Show Audio Event)
」ボタンが

択できます(オペレーションマニュアルの『プロジェクトウィンドウ』

オンに なっている場合、イベント の開始 / 終了位置やスナ ップポイン

の章を参照)。また、波形ディスプレイの左端には振幅値を示す「レベ

トもオーバービューラインに表示されます。

ルスケール」を表示できます。

• オー バービ ュー ライ ンの下 半分 にマ ウス ポイン ター を合 わせて、

• レベルスケールには、パ ーセンテージ、d B、2つの表示単位 のうち

ディスプレイ範囲を左右にドラッグする と、波形ディスプレイに表

から希望するものを選べます。

示される範囲を前後に移動できます。

レベルスケールのいちばん上に表示されてい る「単位」をクリック
するとクイックメニューが現れるので、希望する項 目を選択してく

• オーバービューラインの下半分でディスプレイ範囲の開始 / 終了位

ださい。

置をドラッグすると、実際の波形ディスプレ イに表示される範囲が
それに合わせて自動的にズームイン / ズームアウトします。
• オーバービューラインの上半分で希望する 範囲を囲むようにドラッ
グすると、その範囲が波形ディスプレイに表示されます。

ルーラー

• 波形デ ィスプレ イ内や レベル スケー ル上で 右クリ ックする と、ク

サンプ ルエディターのルーラー は、オーバービューライン と波形ディ

イックメニューが現れます。このメニューから「ハー フレベルライ

ス プレイ の間 にあり ます。表示 単位 は基本 的に「プ ロジェ クト 設定

ンを表示(Show Half Level Axis)」を選択すると、フルレ ベルの半

(Project Setup)」ダイアログで指定されている形式に従います(詳細

分を表す横軸の表示をオン / オフ切り替えできます。

はオペ レーションマニュアル の『プロジェクトウィンド ウ』の章を参

• 右クリックをしたときにツールボックスが表示される場合は、
「環境

照)。「定義(Definition)」タブが開かれているときには、通常のルー

設定(Preferences)」ダイアログの「編集」−「ツール」で、右クリッ

ラーの 下に、オーディオクリップの 拍節を表すルーラーが 表示されま

ク時にツールボックスを表示」の設定をオフにしてください。

す。

43
サンプルエディター

項目

ハーフレベル軸
(Half level axis)
(ハーフレベルのライン)

操作について
ズーム機能
サンプ ルエディターのズーム機 能は、従来のズーム手順で 行ないます
が(『入門マニュアル』を参照)
、以下の特記事項があります。
• 縦方向のズームスライダーを動かすと、波形 の高さの表示倍率が変
化します。これは、プロジェクトウィンドウで の表示倍率の変更に
少し似ています(詳細はオペレーションマ ニュアルの『プロジェク

内容

選択範囲をズーム(水
平方向のみ)
(Selection (Horiz.))
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)

現 在の 選択範 囲を 水平方 向に ズー ム イン し
て、波形ディスプレイいっぱいに表示します。

イベント全体を表示
(Zoom to Event)

編 集中 のオ ーデ ィ オイ ベン トに 対応 する ク
リップの範囲(「イベント開始(Event Start)」
から「イベント終了(Event End)」まで)を
表示します。
もっ とも、プールからサ ンプルエディタ ーを
開い た場合は、クリップ 全体が表示され るた
め、この機能は使用できません。

垂直方向にズームイン/ 前述 の「縦方向のズー ムスライダー」を 使っ
ズームアウト
た場合と同じ結果が得られます。
(Zoom In/Out Vertical)
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)
ズームを元に戻す/
ズームを再実行
(Undo/Redo Zoom)

トウィンドウ』の章を参照を参照)
。
•

「環境設定(Preferences)」ダイアログの「編集(Editing)
」- {ツー

ズー ム操作を取り消し たり再実行した りする
ための項目です。

VariAudio タブがアクティブになっている場合、[Alt]/[option] キー
を押した状態で、希望するセグメント範囲を囲むよ うにドラッグす

ル(Tools)」ページにある「ズームツール標準モード:水平方向ズー

ると、その範囲がちょうど波形ディスプレイに収ま るように表示さ

ムのみ(Zoom Tool Standard Mode: Horizontal Zooming Only)
」の

れます(詳細は 61 ページの『VariAudio』を参照)。同じように [Alt]/

項目がオフ の場合は、ズー ムツールで希 望する範囲 を選択すると、

[option] キーを押し た状態で、セグメントのない部分を クリックす

縦方向の表示倍率も一緒に変化します。

ると、ズームアウトできます。
「編集 (Edit)」メ ニュー やクイ ック メニュ ーの「 ズーム (Zoom)
」

• 現在の拡大率は、画面のピクセルあたりのサンプ ル数として、情報

サブメ ニューには、サンプルエディ ターで使用できる以下 の項目があ

ラインに表示されます。

ります。
項目

➯ 横方向は1ピクセルあたり1サンプル以下のスケー ルまで拡大でき
ます。50 ページの『サンプルエディターで波形を描く』で説明する

内容

とおり、鉛筆ツールを使って作図する際には、この率 のズームが必

ズームイン
(Zoom In)

プロジェクトカーソルを中心として、一段階、
拡大します。

ズームアウト
(Zoom Out)

プロジェクトカーソルを中心として、一段階、
縮小します。

は、
「環境設定(Preferences)
」ダイアログの「イベントの表示(Event

全体を表示
(Zoom Full)

ク リップ全体がちょ うど波形ディス プレイに
収まるように表示します。

ブで表示(Interpolate Audio Images)」オプションの設定によって

選択範囲を拡大表示
(Zoom to Selection)

現 在の選択範囲を波 形ディスプレイ いっぱい
に表示します。

要となります。
• 1ピクセル当たり 1サンプ ル以下に拡大した場合、サンプ ルの表示
Display)
」-「オーディオ(Audio)
」ページの「オーディオ波形をカー
異なります。
このオプションがオフのとき、各サンプルの値が「ステップ」となっ
て表示されます。このオプションがオンのとき、
「曲線」を形成する
ように補間が行なわれて表示されます。

44
サンプルエディター

➯ キーボードショートカット(Key Commands)ダイアログの「メディ

サンプルの試聴

ア
(Media)」
カテゴリーには「プレビュー スタート(Preview start)」
、

サンプ ルエディターを開いた状 態で、プロジェクト全体を 再生するこ

「プレビュー ストップ(Preview stop)」という2つのショートカッ

ともできますが、編集中のオーディオだけを聴きたいこともあります。

トがあります。これらはサンプルエディターでも 使用できます。サ

、あるいは Main
➯ 試聴時、オーディオは Control Room(オンの場合)

ンプルエディターでの試聴中やプロジェクトの 再生中に、これらの

Mix バス(デフォルト出力バス)に送られます。

ショートカットを使うと、それまでの再生が停止されます。

「スクラブ再生(Scrubbing)
」機能
ツールバーの「試聴(Audition)」ボタンをクリックすると、編集中の
のオーディオが再生されます。その際、以下の規則があります。
スクラブ ツールを使うと、希望する速 度で再生、早送り、巻戻しがで

• 選択範囲を設定した場合は、その範囲だけが再生されます。

きます。特定の 位置を探すのに役立 ちます。以下の手順で操作 してく

• 選択範囲 がなく、さら に「オーディオ イベント部 分を表示(Show

ださい。

Audio Event)」がオフになっている場合は、現在のカーソル位置か

1.「スクラブ ツール」を選択します。

ら再生が開始されます。
(Audition Loop)
」ボタンがオンになっていると、再
• 「試聴(ループ)

2. 波形ディスプレイの任意のポジションでクリッ クして、マウスボタ

生は「試聴(Audition)」ボタンをオフにするまで繰り返されます。

ンを押したままにしておきます。

それ以外の場合は、再生は一度だけです。

プロジェクトカーソルが、クリックしたポジションに移動します。

➯ リー ジ ョン を 試聴 す るた め の再 生 ボタ ン( 「リ ージ ョンを 再生

3. 左右どちらかにドラッグします。

(Play Regions)」ボタン)もあります。詳細については 49 ページの

オーディオが再生されます。再生の速度とピッチは ドラッグ操作の

『リージョンの試聴』を参照してください。

速度によって変化します。

スピーカーツールを使う

スナップポイントを調整する

波形デ ィスプレイ内をスピーカ ーツールでクリックし て、マウスボタ

「スナップポイント」は、オーディオイベント内にある特別なマーカー

ンを押 したままでいると、その位 置からクリップが再生 されます。マ

です。これは、スナ ップ機能をオンにし た状態でイベントを移 動する

ウスボタンを放すと再生が止まります。

際に、基準とな るポジションとして 使用できます。スナップポ イント
は、選択したどのポジションに対しても、磁石のようになります。

試聴モード(Acoustic Feedback)を使う

既定(デフォ ルト)状態では、スナップポ イントはオーディオ イベン
トの開始 位置に設定されます。し かし、多くの場合、ダウンビ ートな
ど「音楽的に意味のある」位置に移動させた方が役立ちます。
ツー ルバー上の「アコ ースティック ピッチフィ ードバック(Acoustic

スナップポイントを調整するには、以下の手順で操作してください。

Pitch Feedback)」ボタンがオンになっている場合、オーディオのピッ
1. ツール バー上 の「オ ーディ オイベ ント 部分を 表示( Show Audio

チ(音の高 さ)を変更すると、その音 が再生されます。これ によって

Event)」ボタンをオンにして、イベント部分を波形ディスプレイに

変更状態を耳で確認できます。

表示させます。

キーボードショートカットの使用

2. イベント内 の

S

フラグが表示 されるよ う、必要に応じ て、波形

ディスプレイをスクロールします。

「環境設定(Preferences)」ダイアログ(「トランスポート(Transport)
」

スナップポイントをまだ調整していない場合、ポイ ントはイベント

ページ)で「再 生 / 停止の切り替えコマ ンドで個別ウィンド ウを試聴

の開始位置にセットされています。

(Playback Toggle triggers Local Preview)
」オ プショ ンを選 択すると、
[ Space] キ ー で 試聴 を 開始 / 停 止 でき ま す。 ツー ル バー の「 試 聴
(Audition)」アイコンをクリックするのと同じです。

45
サンプルエディター

3.

S

フラグをクリックして、希望のポジションにドラッグします。

選択範囲を設定する

希望する位 置にプロジ ェクトカーソ ルをセット したうえで、「オー

サン プル エディ ターで オーデ ィオの 範囲 を選択 するに は、範囲選 択

ディオ(Audio)
」メニューの「スナップポイントをカーソル位置に

ツールでクリック & ドラッグします。

設定(Snap Point To Cursor)」を選択することもできます。

範囲が選択された状態

• ツール バー 上の「ゼ ロク ロスポ イン トにス ナッ プ( Sn ap to Zero
Cro ss in g)」ボタ ンがオ ンに なっ ている と、選択 範囲 の開 始位置
スナップポイントは現在のカーソル位置に設定されます。この方法は、

と終 了位 置 が、必 ず、 振幅 値 ゼロ の位 置に セ ット され ま す。こ

プロジェクトウィンドウ、およびオーディオパートエディターでも、同

れによ り、 範囲を 切り 取った りコ ピー したり した 場合 に「境 目」

じように使えます。

の位置 でノ イズ が発生 する のを抑 えら れま す。
• 選択範囲は、その左右の端をドラッグするか、[Shift] キーを押しな

(まだイベントを生成していない)クリップに対して直接、スナップポ

がらドラッグすると、サイズを変更できます。

イントを設定することもできます。

• 現在の選択範囲は、サンプルエディターの「範囲(Range)」タブの

「定義(D efin ition)」タブを開いてグ リッドの開 始位置を設 定

各欄によって明示されます。

す ると、スナッ プポイントもその 位置に移動しま す(52 ページ

この数値を変更して選択範囲を微調整できま す。値は、プロジェク

の『手動調整(Manual Adjust)
』を参照)
。

トの時間軸ではなく、クリップの先頭を基準とした サンプル単位の
数値で表示されます。

クリッ プをサンプルエディター で開くには、プールでクリ ップを直接
ダブル クリックします。上記の手 順を使用して、スナップポ イントを
設定し たあと、プール、あるいはサ ンプルエディターか ら、スナップ

「選択(Select)」メニューの使い方

ポイン トのポジションを使いな がら、クリップをプロジェ クトに挿入

「範囲(Range)
」タブの「選択(Select)
」メニュー、そして「編集(Edit)
」

できます。

メニューの「選択(Select)
」には、以下の項目が用意されています。

オーディオイベントとオーディオクリップには、別々のスナップ

項目

内容

ポイントを設定できます。プールからクリップを開くと、そのク
リップのスナップポイントを編集することになります。プロジェ
ク トウィン ドウ内に あるイベ ントを 開くと、その イベント のス
ナップポイントが編集の対象になります。クリップのスナップポ
イントは、イベントのスナップポイントの「テンプレート」の役
割を果たします。しかし、スナップ機能ではイベントのスナップ
ポイントが基準になります。

すべて
(Select All)

クリップ全体を選択します。

なし
(Select None)

オーディオの選択を解除します(選択範囲の
長さが"0"になります)。

左右ロケーター間
(Select in Loop)

左右 ロケー ターの 間に ある、すべ てのオ ー
ディオを選択します。

イベント範囲
(Select Event)

46
サンプルエディター

編集 中のイ ベント内 にある オーデ ィオだ け
を選 択しま す。プール から サンプ ルエデ ィ
ターを開いた場合は、クリップ全体が表示さ
れるため、この機能は使用できません。
VariAudio タ ブが開かれていて、オーディ
オフ ァイル が複数の セグメ ントに 分割さ れ
て いる 場 合(63 ペー ジ の『「セ グメ ン ト
(Segments )
」モード』を参照)
、すべてのセ
グメントが選択されます。

項目

項目

内容

内容

左右ロケーターを選択
範囲に設定(Locators
to Selection)
(
「範囲(Range)
」タブ
のみ)

現在 の選択 範囲を 挟むよ うにロ ケータ ーを
設定 します。イ ベン トが選 択され てい る場
合、または選択範囲がある場合にのみ使用で
きる機能です。

カーソル位置を選択範
囲の左端に設定
(Locate Selection)
(
「範囲(Range)
」タブ
のみ)

プロ ジェク トカー ソルを 現在の 選択範 囲の
開始位置、または終了位置に移動します。イ
ベントやパートが選択されている場合、また
は選択範囲がある場合にのみ使用できます。

選択範囲を反復再生
(Loop Selection)
(
「範囲(Range)
」タブ
のみ)

現 在 の選 択 範 囲の 開 始 位置 か ら 再生 を ス
ター トし、選択 範囲 の終了 位置に 到達 する
と、また、開始位置からリピート再生します。

プロジェクト開始から
カーソル位置まで
(From Start to Cursor)
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)

クリ ップの 開始位 置から プロジ ェクト カー
ソルまでの、すべてのオーディオデータを選
択します。

カーソル位置からプロ
ジェクト終了まで
(From Cursor to End)
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)

プロジェクトカーソルの位置から、クリップ
の最 後まで のオー ディオ データ をすべ て選
択します。この機能を使うには、プロジェク
トカ ーソル がクリ ップ内 にある 必要が あり
ます。

「新規バージョン(New Version)」の選択操作が、そのあとの処理

この 機能を 利用す るには、ま ず、VariAudio
機能 を使っ てオー ディオ イベン トを分 析し
たうえで、検出された楽音を選択する必要が
あります(同じピッチのノートを複数選択し
ても構いません)。選択したうえで、この機
能を実行すると、選択されている楽音と同じ
ピッチ(音の高さ)の楽音がすべて選択され
ます。全オクターブ(all Octaves)の場合は、
すべ ての楽 音域に わたっ て同じ 音名の 楽音
が 選 択 さ れ ま す。同 オ ク タ ー ブ(sa me
Octave)の場合は選択されている楽音と同一
ピッチの楽音が選択され、違うオクターブに
ある同名の楽音は対象外になります。

• クリッ プに対し て行な った変 更は、すべ て「オ フライ ン処理履 歴

同じピッチ - 全オクター
ブ /同オクターブ(Equal
Pitch - all Octaves/same
Octave)

選択範囲の左端をカー
ソル位置に設定
(Left Selection Side to
Cursor)
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)

選択範囲の右端をカー
ソル位置に設定
(Right Selection Side
to Cursor)
(
「編集(Edit)」メ
ニューのみ)

現在の選択範囲の終了位置を、プロジェクト
カーソルの位置にセットします。カーソルが
クリ ップ自 体より も右 側にあ るとき は、ク
リップの終了位置まで選択されます。この機
能は VariAudio のセグメントには使用できま
せん。

選択範囲を編集する
サンプルエディターでの選択範囲は、いくつかの方法で編集できます。
共用コピー(Shared Copy)であるイベント(すなわち、プロジェクト
内の他のク リップが使用する、同じ クリップを参照するイ ベント)を
編集しようとすると、そのクリップの新しいバージョンを作成するか、
尋ねてきます。
• 選択 した イベ ント だけ を編 集す るに は、
「新 規バ ージ ョン(New
Version)」を選択します。編集をすべての共用コピーに適用させた
い場合は、
「続行(Continue)」を選択します。
➯ ダイアログで「今後、確認メッセージを表示しない(Please, don't
ask again)」オプションをチェックすると、「続行(Continue)」/
にも自 動的に 共通 して適 用され ます。こ れは、あと で「環境設 定
(Preferences)」ダイア ログの「編 集操作(Edit)」-「オーディ オ
(Audio)」ペ ージに ある「共有 クリッ プの処 理時(On Processing
Shared Clips)
」の項目を使って、設定を変えることもできます。
(Offline Process History)
」に記録され、あとで元に戻す(Undo)こ
とができます(オペレーションマニュアルの『オーデ ィオ処理とそ
の機能(Audio processing and functions)』の章を参照)。

切り取り(Cut)、コピー(Copy)、貼り付け(Paste)の使い方
サン プルエ ディ ターの インス ペクタ ーにあ る「処 理(Process)」タ
ブの「編集(Edit)
」メニュー、また、メインの 「編集(Edit)」メニュー
には、
「切 り取 り(Cut)」
、「コ ピー( Copy)」、
「貼 り付 け(Pas te)」
と いう 項目が あり ます 。こ れら の機 能は、 以下のルールに従 って動
作します。
• 「コピー(Copy)」を選択すると、選択 範囲のデータが、ク リップ

現在の選択範囲の開始位置を、プロジェクト
カーソルの位置にセットします。この機能を
使うには、プロジェクトカーソルがクリップ
内 に あ る 必 要 が あ り ま す。こ の 機 能 は
VariAudio の セグ メン ト には 使用 で きま せ
ん。

ボードにコピーされます。
• 「切り取り(Cut)」を選択すると、選択範囲 のデータが「切り取ら
れ」
、そのまま、OS のクリップボードに移動します。
切り取られた範囲の右側にあるイベントは、そのまま、空いたスペー
スを埋める形で左に移動します。

47
サンプルエディター

」を選択すると、クリップボードに置かれたデー
• 「貼り付け(Paste)

1. サンプルエディターで、選択範囲を設定します。

タが挿入されます(貼り付け、ペースト)
。

2. プロジェクトウィンドウ内の希望するオーディ オトラック上に、選

このとき、エディター内に選択範囲がある 場合は、その選択範囲の

択範囲をドラッグします。

データ全体が、貼り付けられたデータに置 き換えられます。選択範
囲がない場合は、プロジェクトカーソルの位 置にデータが挿入され

選択範囲からクリップやオーディオファイルを作成する

ます(挿入されたデータがプロジェクトカー ソル位置から始まるこ

次の手順で、選択された範囲から抽出した クリップ、または オーディ

とになります)
。このラインよりも右にあった部分は、そのまま右に

オファイルを新しく作成できます。

移動します。

1. サンプルエディター内で選択範囲を設定します。
2. コンテキストメニューから、
「オーディオ(Audio)」- 「 選択イベン

「削除(Delete)」

トから独立ファイルを作成(Bounce Selection)」を選択します。

「削除(Delete)」(サ ンプ ルエ ディ ター の イン スペ クタ ーの「処 理
(Process)」タブ の「編集(Edit)」メニュー、またはメ インの「編集

新しいクリップが作成され、プールに追加されます。また、もう 1 つの

(Edit)
」メニュー)を選択、あるいは [Backspace] キーを押すと、選択

サンプルエディター ウィンドウが開き、新規クリップが表示されます。

範囲の データがクリップから削 除されます。切り取られた 範囲の右側

このクリッ プは、オリジナルクリップ と同じオーディオファイ ルを参

にあるイベントは、左に移動して空いたスペースを詰めます。

照しますが、選択範囲のオーディオデータだけを含んでいます。

「無音部分を挿入(Insert Silence)」

リージョンの操作

「無音部分を挿入(Insert Silence)
」(サンプルエディターのインスペク

リージョン(Region)は「クリ ップ内のセクション」です。リ ージョ

ターの「処理(Process)」タブの「編集(Edit)」メニュー、またはメ

ンの主な使 い方のひとつにサイク ル録音があります。サイクル 録音で

インの 「編集(Edit)
」メニューの 「範囲(Range)
」サブメニュー)を

は、1回のテイ クが1つのリージョ ンとして保存されます(オ ペレー

選択す ると、現在の選択範囲 と同じ長さの「無音」部分 が、選択範囲

ションマニュアルの『録音』の章を参照)
。また、オーディオクリップ

の開始位置から挿入されます。

内の大事な 部分にマークを付けるた めにリージョンを使うこ ともでき
ます。サンプル エディターやプール から、プロジェクトウィン ドウに

• 選択範囲のデータは置き換えられるの ではなく、そのまま、右に移
動します。

リージョン をドラッグすると、新しい オーディオイベントを作 成でき

選択範囲の音をなくすには、
「無音化(Silence)」を使用します(オ

ます。

ペレ ーシ ョンマ ニュ アル の『オー ディ オ処 理とそ の機 能(Audio

リージョ ンの作成、編集、管理を行な うには、サンプルエディ ターを

processing and functions)』の章を参照)
。

使うのがいちばん効率的です。

処理

リージョンの作成と削除

サ ンプ ル エデ ィタ ーで 選 択さ れて い る範 囲の オー デ ィオ に対 し て

1. リージョンにしたい範囲を選択します。

処 理機能を適 用する ことも できま す(サ ンプル エディ ター のイン ス

2.「ウィンドウレイアウトを設定(Setup Window Layout)
」ボタンを

ペ クター の「処理 (Process)」タブの「処理を選択(Select Process)」

クリックして「リージョン(Regions)」欄をチェックされた状態に

メニュー、またはメインの 「オーディオ(Audio)
」メニューの 「処理

します。

(Process)」サブメニュー)
。また、エフェクトをかけることも可能です

波形ディスプレイの右側にリージョンリスト(Regions list)が表示

(サンプルエディターのインスペクターの「処理(Process)」タブの「プ

されます。

ラグインを選択(Select Plug-in)」メニュー、またはメインの 「オー
ディオ(Audio)
」メニューの「プラグイン(Plug-ins )」サブメニュー)
。
詳細に ついては、オペレーション マニュアルの『オーディオ 処理とそ
の機能(Audio processing and functions)』の章を参照してください。

選択範囲からドラッグアンドドロップで新しいイベントを作
成する
以下の手順で、選択された範囲だけの新しいイベントを作成できます。

48
サンプルエディター

3.「リージョン(Regions)
」リストの上にある「リージョンを追加(Add

リージョンの試聴

Region)」ボタンをクリックするか、
「オーディオ(Audio)
」メニュー

リストでリージョンを選択して、
「試聴(Play)
」ボタンをクリックして

-「高度な処理(Advanced)
」サブメニューの「イベント / 選択範囲

試聴できます。また、ツールバーの「試聴(ループ)
(Audiotion Loop)
」

からリージョンを作成(Event or Range as Region)」を選択します。

ボタンがアクティブになっていると、繰り返して再生されます。

選択範囲のリージョンが作成されます。

リージョンリスト内の項目を選択し、ツールバー上の
「試聴(Audition)
」

4. リージョンに名前を付けるには、リスト中の 該当のリージョンをダ
ブルクリックして、新しい名前を入力します。

ボタンを クリックしても、リージ ョンを試聴できます。再 生中、リス

この手順で、リージョン名をいつでも変更できます。

ト内で別の 項目をクリックしたり、コ ンピューターキーボード の上下
矢印キーを 使ったりすると、各リージ ョンを次々と聞き比べる ことが

• リストでリージョンをクリック すると、サンプルエディターは連動

できます。

してリージョン部分を表示します。
• クリップからリージョンを削除するには、リ ージョンリスト内で希

リージョンから選択範囲を設定する

望する項目を選択し、リージョンリストの 上にある「リージョンを

リージョン リスト内の項目を選 択し、リストの上にある「リー ジョン

削除(Remove Region)」ボタンをクリックします。

の選択(Select Region)」ボタンをクリックすると、その範囲が選択さ
れます(範囲選択ツールで選択した場合と同じです)。この機能は、リー

ヒットポイントからリージョンを作成する

ジョン部分だけに処理を適用するときなどに便利です。

オー ディオイベント にヒットポイン トが計算されて いる場合、ヒット
ポイン トから自動的にリージョ ンを作成できます。録音さ れたサウン

➯ プールで、リージョンをダブルクリックすると、サンプルエディター

ドを分離する場合に便利な機能です。詳細については 57ページの『ヒッ

が自動的に開き、リージョン部分が選択された状態になります。

トポイントとスライスを使った作業』を参照してください。

リージョンからオーディオイベントを作成する
リージョンを編集する

ドラッグア ンドドロップ操作で、リー ジョンから新しいオーデ ィオイ

リ ス トで リー ジ ョン を 選択 す ると、波 形デ ィ スプ レ イと オ ーバ ー

ベントを作ることもできます。

ビューラインでは、リージョン範囲がグレーで表示されます。

以下の手順で操作してください。
1. リージョンリストがモニター画面内で左側にく るよう、サンプルエ
ディターウィンドウを大きく移動させます。
2. リージョンリストから希望するリージョン項目をプ ロジェクトウィ
ンドウ内の希望するトラックにドラッグします。
マウスボタンを放すと、新しいイベントが作成されます。
「オーディオ(Audio)
」メニューの「高度な処理(Ad• この操作は、
vanced)」サブメニューから「イ ベント をリー ジョ ンに置 き換え
(Eve nts fro m Regions)」機能(オペレーションマニュアルの『「プ

リージ ョンの開始 / 終了位置を編 集するには、次に挙げる 2つの方法

ロジェクトウィンドウ』の章を参照)を使用しても実行できます。

があります。
• 波形ディスプレイに表示されている、リージ ョンの開始と終了を表

リージョンからオーディオファイルを書き出す

わす四角形「ハンドル」をドラッグする

サン プルエ ディター で設定し たリー ジョンは、プ ールで 新しい オ ー

マウスポイ ンターをハ ンドルに合わ せると、ポイン ターが変わり、

ディオファイルとしてディスクに書き出す ことができます (オペレー

ハンドルをドラッグできることを表します。

ションマニュアルの『プール』の章を参照)。

• 「リージョン(Regions)」リストで希望する項目の「開始(Start)」
と「終了(End)」の位置を編集する
位置の表示は、ルーラーや情報ラインで設定 されている形式に従い
ますが、プロジェクトの時間軸ではなく、オー ディオクリップの先
頭を基準とした位置が表示されます。

49
サンプルエディター

サンプルエディターで波形を描く

スナップ(Snap)

鉛筆ツ ールを使うと、オーディオ クリップをサンプル単 位で「書き込
んで」編集 できます。この方法 は、いわゆる「プチノイ ズ」などを手
動で修正したい場合に便利です。
1. 情報ラインの

Zoom

欄の値が

サンプルエディターの「スナップ(Snap)
」は、適切な位置を基準にし
て編集でき るようにしてくれる補 助機能です。指定できる位置 を制限

1 未満になるまで拡大します。

したり、ターゲットとなる位置を特定のグリッドに設定したりして、位

これで、サンプルあたり のピクセル数が、1 より大きい ことになり

置の指定 を調整します。ツールバ ー上の「スナップ」ボタンを クリッ

ます。

クすることで、オン / オフの切り替えができます。

2. 鉛筆ツールを選択します。

➯ サンプルエディターのスナップは、プロジェクトウ ィンドウのツー

3. 波形ディスプレイ内で、希望のポイントをク リックして波形を描き
ます。

ルバーや他のエディターでのスナップ設定とは 別に機能します。サ

マウスボタンを放すと、描いた範囲が自動的に選択されます。

ンプルエディター以外には影響しません。

➯ VariAudio

タブが開かれているときは、鉛筆ツ ールを使用できま

ゼロクロスポイントにスナップ(Snap to Zero
Crossing)

せん。

オプションと設定内容
オーディオイベント部分を表示(Show Audio Event)

このボタン がオンになっていると、選 択や挿入などの操作が振 幅値ゼ
ロの位置を 基準にして行なわれ るようになります。これに より、いわ
ゆる「プチノイズ」が生じるのを防げます。
➯ すでにヒットポイントが算出されている場合、この ボタンをオンに

ツールバーの「オーディオイベント部分 を表示(Show Audio Event)
」

すると、ヒットポイントにもスナップします。

ボタン がオンになっているとき、波 形ディスプレイとオー バービュー
ライン では、イベントに対応する セクションは強調表示 されます。イ

➯ サンプルエディターの「ゼロクロスポイントにスナップ(Snap to

ベント に属さないオーディオク リップの部分は、背景がグ レーで表示

Zero Crossing)」は、プロジェクトウィンドウのツールバーや他の

されます。

エディターでの設定とは別に機能します。サンプル エディター以外
には影響しません。

• このモー ドでは、波形ディ スプレイで イベント両 端の「ハンドル」
をドラッグすると、クリップのイベン トの開始 / 終了ポイントを調

オートスクロール(Auto-Scroll)

整できます。
このオプションは、プロジェクトウィンドウ、またはオーディオ
パー トエディターで、「オーディオ イベント」をダブルク リック

サンプルエディターのツールバー上にある「オートスクロール(Auto-

し てサンプ ルエディ ターを開 いたと きだけ使 用できま す。オー

Scroll)」ボタンがオンになっていると、再生中、プロジェクトカーソ

ディオイベントをプールから開いたときには使用できません。

ルが常に見えるよう、波形ディスプレイが自動的にスクロールします。
➯ ここで の設定は、プ ロジェ クトウ ィンド ウや他 のエデ ィターで の
オートスクロール機能には関係していません。

50
サンプルエディター

リッドラインを示しています。この2つのグリッ ドは現在、揃って

AudioWarp:オーディオをプロジェクトのテン
ポに合わせる
AudioWarp

いません。

は、リア ルタイ ムで実行 できる、タ イムス トレッ チや

ピッチシフトなどをまとめた機能です。AudioWarp は、主に、オーディ
オルー プをプロジェクトのテン ポに合わせたり、オーディ オクリップ
内でのテンポの揺れをなくしたりするのに使用します。

ミュージカルモード(Musical Mode)
オーデ ィオループをプロジェク トのテンポに合わせる 場合、規則正し
くビートが刻まれているループを使うのが一般的です。この場合は、通
常、ツールバー上の「ミュージカルモード(Musical Mode)
」ボタンを
2. ツールバー上の「ミュージカルモード」ボタンをクリ ックしてオン

オンにするだけで十分です。

にします。

ミュージカルモードは AudioWarp の中でも大事な機能の一つです。こ

ワープ機能が実行され、プロジェクトテンポにぴったりと合うよう、

のモードでは、リアルタイムでタイムストレッチ機能を実行して、オー

オーディオクリップのサイズ(長さ)が自動的に調節されます。ルー

ディオ クリップをプロジェク トのテンポに合わせ、固定 できます。こ

ラーも、それに合わせてグリッド(縦のライン)が揃います。

れによ り、タイミングにそれほど 気を遣わなくても、さまざ まなルー
プをプロジェクトで使えます。
ミュー ジカルモードがオンの場 合、プロジェクトのテンポ が変わって
も、オーディオイベントは、MIDI イベントと同じように、そのテンポ
に従います。

プロジェク トウィンドウでは、オーデ ィオイベントの右下隅に 音符と
左右の矢印 が小さく表示されま す。これは、そのイベントがミ ュージ
カルモードであることを示しています。

ミュージカルモードは、AudioWarp タブ、定義タブ、ツールバーのそ
れぞれで、「ミュージカルモード」ボタンをクリックしてオン / オフ
を切り替えられます。
プール内で「ミュージカル(Musical)」モードのオン / オフを切り替え

オー ディ オクリ ップに テンポ や長さ を設 定する と、その情 報はプ ロ
ジ ェ クト と 共 に保 存 さ れま す。こ の ため、す で に「ミ ュー ジ カ ル
(Musical)」モードがオンになっている状態でファイルをプロジェクト
に読み込め ます。テンポの設定され たクリップを書き出す と、その設

ることもできます。この場合、
「ミュージカルモード(Musical Mode)
」

定どおりのオーディオファイルが保存されます。

コラム内のチェックボックスをクリックしてください。

Cubase は ACID® ループに対応しています。このループは標準の

オーデ ィオループをプロジェク トのテンポに合わせる には、以下の手

オーディオファイルですが、テンポ / 長さの情報が埋め込まれて

順で操作してください。

いま す。ACID® ファイ ルを Cubase に読 み込む と、自動的 に

1. プロジェクトにループを読み込み、ダブルク リックしてサンプルエ

「ミュージカル(Musical)」モードがオンになり、ループはプロ

ディターで開きます。

ジェクトのテンポに合わせられます。

「定義(Definition)
」タブを開くと、波形ディスプレイ上部には上下
2つのルーラーが表示されます。上のルー ラーは、プロジェクトの
テンポに従ったグリッドライン、下はオーデ ィオデータに従ったグ

51
サンプルエディター

イベ ント のスナ ップポ イント が選択 範囲 の開始 位置に 移動し、波 形

自動調整(Auto Adjust)

ディスプレ イ内に縦の赤いライン が多数並んでいるはずで す。これは

オーディ オファイルのテンポ値が わからない場合やループ のビートが

オーディオ の拍節とプロジェクトの グリッドがそろえられた ことを示

等間隔でない場合などには、そのファイルの「定義(definition)」を変

しています。

更する 必要があります。変更する には、サンプルエディター のインス
ペク ターにある「定義(Definition)」タブを 開き、
「自動 調整(Auto

手動調整(Manual Adjust)

Adjust)」機能を使います。

特殊なルー プを扱う場合など、自動調 整機能で思うような結果 が得ら

自 動調整 機能は ビート がプロ ジェク トのグ リッド ライン にそろ うよ

れないとき には、オーディオファイル のグリッドやテンポを手 動で調

う、オーディオの内容を「クオンタイズ」してくれます。

整できます。

以下の手順で操作してください。

以下の手順で操作してください。

1. サンプルエディターを開き、オーディオクリ ップの一部または全体

1. サンプルエディターのインスペクターで「定義(Definition)」タブ

を選択します。

を開き、
「手動調整(Manual Adjust)
」ボタンをクリックして、オン

オーディオイベントの開始位置と終了位置 をセットして範囲を指定

にします。

することもできます。

2. その下にある「グリッド(Grid)
」欄をクリックし、ポップアップメ
ニューから希望する値を選択します。
この値によってオーディオのグリッドライン の間隔(解像度)が決
まります。波形ディスプレイ内では、各小節の1拍目 とそれ以外の
拍の位置が色の違う縦のラインで表示されます。

2.「定義(Definition)」タブを開き、「自動調整(Auto Adjust)」ボタ
ンをクリックします。

3. ミュージカルモードがオンになっている場合はオフにします。

楽音の 立ち上が り部分 がプロ ジェクト のグリ ッドライ ンに合 うよ

4. マウスポインターを オーディオクリップの開始位置に合わせ、
「グ

う、オーディオデータの時間的な長さが変更されます。

リッドの開始を設定(Set Grid Start)」というツールチップが表示さ
れた状態にします。
マウスポインターが左右を指した矢印のアイコ ンに変わります。こ
れはオー ディオ のグリ ッドライ ンを移 動できる ことを 示してい ま
す。

3. ツールバー上の「ミュージカルモード」ボタン をクリックしてオン
にします。
2つのルーラーのグリッドラインがそろ います。これでクリップに
「ワープ(warp)」が適用されました。

52
サンプルエディター

10.ここで小節内にあるそれぞれの拍(ビート)の位置を必要に応じて

5. クリックして、そのまま右へドラッグし、グリ ッドの開始位置が最
初のビートにそろったら、マウスボタンを放します。

調整してみましょう。

オーディオのグリッドラインを示す下のル ーラーのグリッドが操作

波形ディスプ レイ内で縦 のラインの中 心部(上下方向 の中央付近)

に合わせて変更されます。

にマウ スポイ ンター を合わ せると、「拍の 位置を 設定(Set

Beat

6. 必要に応じて試聴機能を使い、2小節目の始まる位置を確認します。

Position)」というツールチップが表示されます。同時にラインが水

7. 波形ディスプレイ内の上部で、第2小節の始 めにいちばん近い縦の

色に変わります。そのまま、ラインをドラッグし、波 形のビートと
そろう位置でマウスボタンを放してください。

ラインにマウスポインターを合わせます。縦 のラインが濃いブルー
に変わり、
「グリッド幅を合わせる(Stetch Grid)
」というツールチッ
プが表示されます。
マウスポインターの機能は波形ディスプレイ内の位置(高さ)によっ
て変わります。たとえば、そのまま、ディスプ レイ内の下部にポイ
ンターを移動すると、小節の位置を調整できます(詳細は後述)
。
8. 濃いブルーのラインを第2小節の頭へド ラッグし、最初のビート位
置にそろったところでマウスボタンを放します。
次の小節の開始位置が設定され、同じグリッ ド間隔がそれ以降の小
節にも適用されます。

• 操作結果に満足できない場合は調整したグリッ ドライン(小節また
は拍)を削除できます。波形ディスプレイ内にマウス ポインターを
合わせて、修飾キー のいずれか(Shift / Ctrl / Alt)1つを押し てく
ださい。
マウスポインターが消しゴムのアイコンに変わり、
「拍の編集を削除
(Remove Beat Edit)」というツールチップが表示されます。その状
態で、希望するラインをクリックすると、そのライン 設定が削除さ
れます。
9. あとに続く小節のラインを確認し、必要に応 じて位置を調整してく
ださい。波形ディスプレイ内の下部で小節の ラインにマウスポイン
ターを 合わせ ると、「小節位 置を設 定(次の小 節を 移動)
(Set Bar
Position (Move Following Bars))」というツールチップが表示されま
す。同時に縦のラインが緑色に変わります。
この状態で操作すると、小節の位置を設定 できます。縦のラインを
ドラッグすると、次の小節の開始位置がセ ットされ、前の小節のテ
ンポがそれに応じて調節されます。

調整が済ん だらミュージカルモー ドをオンにします。オーディ オのテ
ンポとプロジェクトのテンポがそろいます。

53
サンプルエディター

スウィングを適用する
自動調 整機能を使ってオーデ ィオ素材に「クオンタイズ」を かけたあ
と、リズム 感が単調すぎる場合 などには「スウィング」をか けること
ができます。以下の手順で操作してください。
1. ミュージカルモードがオフになっている場合はオンにします。
2.

AudioWarp

タブの「解像度(Resolution)」欄でポップアップメ

ニューから適当なグリッド解像度を選択します。
この値によって、スウィングが適用される 拍が決まります。たとえ

リアルタイ ムのタイムストレッチ 機能を適用したときの音 質は、この

ば、
「1/2」を選択すると、2分音符ごとにスウィン グが適用されま

ポップアッ プメニューで選択する 項目によって決まります。各 種のプ

す。
「1/4」では4分音符単位でスウィングがかかることになります。

リセットの ほか、ワープ機能のパラメ ーターを独自に設定する ための
項目もあります。
オプション

オ ーディオのタ イミングは変 更されません。こ のた
め 打楽器系のサ ウンドにベス トなモードで す。特定
の ピッチを持つオ ーディオに対 してこのオプシ ョン
を 使用すると、人工 的になりや すくなりま す。その
場合、「ミックス(Mix)
」モードを試してください。

プラック
(Plucked)

ピ ーク が 含ま れる、た だし 比較 的一 定 のサ ウン ド
キャラクターを持つサウンドに適しています(「はじ
く」楽器 -ギターなど)。

3.「スウィング割合(Swing)」という表示のすぐ下にはスライダーが

パッド(Pads) 特 定のピッチが あり、遅いリズム と比較的一定 のサ
ウ ンド キャ ラク ター を持 つサ ウン ドに 適し てい ま
す。自然なサウンドになるようにとどめられますが、
リズミックな精度は多少犠牲になります。

あります(クリックしてみると水色のバーが現れます)
。このスライ
ダー上をクリックまたはドラッグしてスウ ィングがかかる量を調整
します。スウィング機能は「解像度(Resolution)
」の値を基準にし
て偶数ビートをグリッド位置より遅ら せます。この欄では、この時
間的なオフセットを指定します。

ボーカル
(Vocals)

これによってスウィング感、シャッフル感が生まれます。

符スウ ィングまで、さまざまなタイ ミング感を作り出すこ とができま
す。

ツ ール バー 上の

特 定のピッチと ピーク成分、そし て顕著なサウ ンド
キ ャラクターを 持つサウンド に適していま す(ボー
カルなど )。

ミックス(Mix) ピ ッチのある素材 だが上記にあ てはまらない場 合に
(均質でないサウンドキャラクターである場合)、変調
し た結果のサウン ドの不自然さ とリズムの変化 を最
小限にとどめます。

解像度とスライダーの設定に応じて、2分音符スウィングから 64 分音

リアルタイム再生用のアルゴリズムを選択する

説明

ドラム
(Drums)

高度な処理
(Advanced)

タ イムストレッチ パラメーター を手動で操作で きる
よ うになります。デ フォルトで は、ダイアログ を開
い た際に、最後に使 用したプリセ ットの内容が 示さ
れます(ソロモードを選択した場合を除く - 下記を参
照)。
「高度な処理(Advanced)」設定の詳細は次の
表を参照してください。

ソロ(Solo)

オ ーデ ィ オの 音色 的な 特徴 が保 持 され ます。モ ノ
フ ォニックな素 材に対してだ け使用できま す(ソロ
の木管 /金管楽器、ソロボーカル、モノフォニックシ
ンセ、単旋律(ユニゾン)の弦楽器など )。

Algorithm(アル ゴリ ズム) 欄 のポ ップア ップ メ

ニュー では、リアルタイム再生に使 用されるアルゴリズム のプリセッ
トを選 択できます。この選択内容 はミュージカルモード、フ リーワー
プ、スウィングの各機能でのワープ変更に影響します。また、VariAudio
のワー プ機能とピッチ機能にも 関係します(ソロプリセッ ト以外は使
用できません)。

54
サンプルエディター

「高度な処理(Advanced)」メニュー項目を選択すると、ダイアログが

ミュージカルモードのオン / オフを切り替えたり、解像度を変更

表示さ れ、タイムストレッチのサウ ンドクオリティーに影 響を与える

したりすると、ワープ機能を使ったそれまでの変更内容はすべて

以下の 3 つのパラメーターを手動で調整できます。

失われます。

パラメーター

説明

「フリーワープ(Free Warp)」ツールを使用する

グレインサイズ リアルタイムタ イムストレッ チのアルゴリズ ムが細
(Grain size)
分化 した オー ディ オの ひ とつ の単 位を「グ レイ ン
(Grains)」と呼びます。このパラメーターではグレイ
ンのサイズを 設定できます。レ ベルが急激に 変化す
るパーカッシブな素材などでは、多くの場合、「グレ
インサイズ(Grain size)」を小さめに設定した方がよ
い結果が得られます。

ワープタ ブの作成は、サンプル エディターの

タ ブにあ

ヒットポイントからワープタブを作成することもできます(56 ページ
の『ヒットポイントからワープタブを作成する』を参照)。サンプルエ
ディターの

AudioWarp

タブを開いて「フリーワープ(Free Warp)
」

ツールを 使用すると、ワープタブ が作成されます。また、ヒッ トポイ
ントからワ ープタブを作成する こともできます。以下の例 では、テン

オーバーラップ グレインが他の グレインとオ ーバーラップす る際の
(Overlap)
パーセンテー ジの設定がで きます。安定した サウン
ドキャラクタ ーに対しては、高 い値を使用し てくだ
さい。
変動量
(Variance)

AudioWarp

る「フリーワ ープ(Free Warp)」ツールを使っ て行ないます。また、

ポが揺れて いるオーディオファイル に対してワープタブを使 うことで
安定したテ ンポに固定します。これは ワープタブとフリーワー プツー
ルの一般的 な使い方の説明ですが、ワ ープタブは基本的にさま ざまな
タイミング 調整に使用できます。フ リーワープツールを使 うと、オー

グレインの長さ の変動量をパ ーセンテージで 設定で
きます。オーバー ラップエリア を常に変動さ せるこ
とで、サウ ンド はより 自然 に聴こ えま す。
「変 動量
(Variance)
」を 0(ゼロ)に設定した場合、初期のサ
ンプラーのよ うな人工的な(あ たかも加工さ れたよ
うな)サウンドに なります。逆に 変動量を大 きく設
定した場合、リズム的にはより自然に聴こえますが、
濁ったサウンドになります。

ディオクリ ップのあらゆる部分を自 由自在に伸び縮みさせる ことがで
きます。
以下の手順で操作してください。
1. 編集するオーディオイベントをサンプルエディターで開きます。
ここでは、編集するオーディオイベントがプロジェ クトの始めにあ
るものとします。
2. ツールバー 上の「ゼロ クロスポ イントにス ナップ(Sn ap to Z ero

フリーワープ

Crossing)
」ボタンをオンにします。
このボタンをオンにすると、ワープタブはゼロク ロスポイント(振

フリー ワープツールは、ワープタ ブを作成するのに使用 します。ワー

幅値がゼロの位置)とヒットポイント(表示され ている場合)にス

プタブ は、オーディオイベントの音 楽的に意味のあるタイ ムポジショ

ナップします。

ン(各小節の 1 拍目など)につけるマーカーです。ワー プタブをプロ

3.「定義(Definition)」タブを開き、「自動調整(Auto Adjust)」ボタ

ジェク トの対応するタイムポジ ションにドラッグして、オ ーディオを

ンをクリックします。

ストレッチできます。

4. オーディオイベント内にある最初のビートがグリッ ドの第1拍にそ
ろうよう、イベントの開始位置を調整します。
• 出だしが拍(ビート)に合っていない素材もあり ます。その場合は
波形ディスプレイ上部にある2つのルーラーの うち、下のルーラー
の左端にある「イベント開始」ハンドルをドラッ グして、イベント
の開始位置を調整してください。その場合もオーデ ィオイベントの
第1拍とグリッドの第1拍をそろえるようにし ます。イベントの開
始位置を変更した場合はプロジェクトウィンドウで もイベントの位
置を調節してください。
これでオーディオイベントの最初のビートがプロジ ェクトの第1拍
にぴったりとそろっているはずです。

VariAudio

タブが開かれている場合、ワープハンドルだけが表

次に最初の ワープタブをセットす る位置を決めます。トランス ポート

示されます。

パネルの[CLICK]ボタンをクリックしてメトロノームをオンにしたう

ワ ープタ ブはミ ュージ カルモ ードを オンに したあ とでも 調整で きま

えで、オーディオクリップを再生してみましょう。

す。

55
サンプルエディター

5. 再生音を聴きながら、第1拍がプロジェクト のグリッドからずれて

既存のワープタブの挿入位置を移動する

いる小節を見つけます。

ワープタブ の挿入位置を変更した い場合は、ルーラーのワープ タブの

難しいときには、スクラブツールを使った り、表示を拡大したりす

ハンドルを希望する位置にドラッグします。

ると見つけやすくなります。
6.

AudioWarp

タブを開き、
「フリーワープ(Free Warp)
」欄のボタ

ンをクリックします。
フリーワープツールが選択された状態になります。
7. 波形ディスプレイ内で、調整したい位置にマ ウスポインターを合わ
せます。
マウスポインターのアイコンが、左右を指し た矢印と時計と縦のラ
インに変わります。
縦のラインはポインターの水平位置を表します。

ワープタブ機能を一時停止する

8. マウスをクリックし、現れた「ワープタブ (Warp tab)」をそのまま、
AudioWarp

希望する位置にドラッグします。
ワープタブはオレンジ色の縦のラインです(標準設定の場合)
。

フ 状 態 に で き ま す。ま た、
「キ ー ボ ー ド シ ョ ー ト カ ッ ト(Key

9. マウスボタンを放すと、その位置にワープタブがセットされます。
これでドラッグした位置のビートはプロジ ェクトのビートに合って
いるはずです。合っていない場合はワープタ ブを前後にドラッグし

タブの「ワープ変更オフ(Disable Warp Changes)」ボ

タンをクリ ックすると、ワープ機能 による変更を一時的に、す べてオ
Commands)」ダイアログで「サンプルエディター(Sample Editor)」「VariAudio - ワープ設定を除外(VariAudio - Disable Warp Changes )」
のキーボードショートカットを設定し、それを使う方法もあります(詳

て調整できます。また、ワープタブ自体の位置 を調整することもで

細はオペレ ーションマニュアル の『キーボードショートカ ット』の章

きます(詳細は次節を参照)
。

を参照)。

➯ 作業の進め方として、まず複数の重要な拍節 ポジションにワープタ
ブを作成し、そのあとで各ワープタブの位置 を調整することもでき

ワープタブを削除する

ます(詳細は次節を参照)
。

波 形デ ィス プレ イ内 にマ ウス ポイ ンタ ーが ある 場合、[Alt]/[option]

ルーラ ーには、ワープタブハンド ルの隣に数字が表示さ れます。この

キーを押し た状態にすると、ポインタ ーのアイコンが消しゴム に変わ

数字は、ストレッチの量などのワープ値を示します。1.0 より高い数値

ります。そのまま、希望するワープタブのラインをクリックすると、そ

は、そのワ ープタブの前のオーディ オリージョンがストレ ッチされて

のワープタ ブを削除できます。複数 のワープタブを削除す るには、同

いること(オリジナルのテンポよりも遅めに再生)、1.0 より低い数値

じく [Alt]/[option] キーを押した状態で、希望する範囲に四角形を描く

は、そのワ ープタブの前のオーディ オリージョンが圧縮さ れているこ

ようにドラッグしてください。

と(オリジナルのテンポよりも早めに再生)を示します。

ワープ機能による変更をリセットする

10.必要に応じて、ほかの小節の開始位置も上記の手順で調整します。

ワープ機能を使った変更を元に戻すには、 AudioWarp

➯ 値は 0.1 〜 10 の範囲で示されます。またこの値は、「ミュージカル

タブ上で「フ

リーワープ(Free Warp)」ボタンの下にある「リセット(Reset)」ボ

(Musical)」モードが オンの際にプロジェクトテンポ を変更した場

タンをクリックします。すると、 AudioWarp

合、またはプロジェクトでタイムワープツー ルを使用した場合に更

という表記のすぐ右側

にある「ワープ変更オフ(Disable Warp Changes)」ボタンもリセット

新されます。

されます。
➯ ミュージカルモードがオンになっているときは、フ リーワープ機能

ワープタブの編集

による変更だけがリセットされ、他のワープ機能の 変更は保持され

既存のワープタブの目標位置を移動する

ます。

ワープタ ブを移動するには、まず「フリー ワープ(Free Warp)」ツー

ヒットポイントからワープタブを作成する

ルを選 択します。続いて、波形ディス プレイ内でワープタブ を希望す
る位置 までドラッグします。ワープ タブの位置に従ってオ ーディオが

「オー デ ィ オ(Audio)」メニ ュ ー の「リ ア ルタ イ ム 処 理(Realtime

伸び縮みします。

Processings)」サブメニューから 「ヒットポイントからワープタブを
作成(Create Warp Tabs from Hitpoints)」を選択すると、ヒ ットポイ
ントからワープタブを作成できます。

56
サンプルエディター

ヒットポイントに適したファイルとは?

ヒットポイントとスライスを使った作業

• ループ内の個々のサウンドに、顕著なアタック成分 が含まれている

「ヒットポイント」の検出は、サンプルエディター特有の機能です。こ

必要があります。

の機能は、オーディオファイルに含まれるアタック成分を検出し、その

アタックが遅 い場合や、レガ ート奏法を使 用している 場合などは、

検出し た、すべての位置に「ヒット ポイント」と呼ばれるマ ーカーを

望む結果が得られないこともあります。

挿入します。これらのヒットポイントをもとに、
「スライス」を作成で

• 録音のレベルが低い オーディオファイルは、適切にスライスできな

きます。各スライスは、理想的なことに、ループ内の個々のサウンド、

い可能性があります。

すなわ ち「拍」を表すことができ ます(これは、ドラムやリ ズム系の

その場合は オーディオファイルを高いレベルで録りなおすか、ファ

ループ素材の作業に最適な機能です)。

イルのノーマライズ、DC オフセットの除去などをお試しください。

オーディオファイル を「スライス」すると、数多くの操作が便利に行

• ショートディレイのような「サウンドがぼやける」種 類のエフェク

なえます。以下はその一例です。

トによって不鮮明になったサウンドのオーディオフ ァイルを使用し

• オーディオの再生ピッチに影響を与える ことなく、オーディオのテ

た場合、狙った効果が得られないことがあります。

ンポを変更する。

ヒットポイントの検出とループのスライス

• ドラムループからタイミングのパター ン(グルーヴマップ)を抽出
する。このグルーヴマップは、他のイベントを クオンタイズさせる

以下の説明に進む前に、上記のポイントに基づいて、使用するオーディ

際に適用できます。

オファイル がヒットポイントを使っ たスライス作成に適して いるか確

• ドラムループに含まれる、個々のサウンドを置き換える。

認してください。適している場合は、以下の手順で操作します。

• 演奏内容の基本的なフィーリングを保持 したまま、ドラムループの

1.「ヒットポイント
(Hitpoints)」タブを開きます。続いて、
「使用(Use)
」

実際の演奏を編集する。

ポップアップメニューから希望する項目を選択します。

• ループからサウンドを抽出する。

「ヒットポイント(Hitpoints)
」タブの「使用(Use)」ポップアップ

オーデ ィオパートエディターで、こ れらのスライスをさら に編集する

メニューは、どの ヒットポイ ントを表示す るかにかか わるもので、

こともできます。たとえば、以下のような変更を行なえます。

不要なヒットポイントを削除するのに便利です。
オプションは以下のとおりです。

• スライスを削除する、ミュートする
• スライスの順序を変える、別のスライスと 置き換える、スライスに
クオンタイズをかけるなど、ループの内容を変更する
• 個々のスライスに処理やエフェクトをかける

項目

説明

すべて(All)

すべてのヒットポイントが表示されます(「ヒットポ
イント感度(hitpoint sensitivity)
」スライダーの設定
とは別のものであ り、無効になるわけではあ りませ
ん)
。

1/4, 1/8,
1/16, 1/32

ループ内で、選択した 音価の位置に近いヒッ トポイ
ントだけが表示されます(たとえば、正確に16 分音
符の位置のそばにあるヒットポイントを表示)
。ここ
でも「ヒットポイント感度(hitpoint sensitivity)
」ス
ライダーの設定は有効です。

• 「オーディオ(Audio)」メニューの「選択イベントから独立ファイ
ルを作成(Bounce Selection)
」を使って、個々のスライスから新し
いファイルを作成する
• スライスにリアルタイムの移調やストレッチを適用する
• スライスのエンベロープを編集する
➯ ヒットポイントは、
「ヒットポイント(Hitpoints)」タブが開かれて
いるときだけ、波形ディスプレイに表示されます。

ヒットポイントの使用
ヒット ポイントを利用してルー プをスライスする主な 目的は、ループ
を曲のテンポに合わせることです。また、MIDI ファイルの場合と同じ
ように、リ ズム系のオーディオルー プのタイミングをその まま保持し
て曲のテンポを変更することも可能です。

バイアス(拍) 「すべて(All)」モードと似たものですが、均一に分
(Metric Bias)
割できる位置(4分、8分、16分などの位置)に近い、
すべてのヒットポ イント感度が高められ ます。それ
らは「ヒットポイント感度(hitpoint sensitivity)
」ス
ライダーを下げても表示されています。密度の高い、
たくさんのヒット ポイントを持つ材料で も、それが
拍子に合致してい る場合に便利です。音符の 位置に
近いヒットポイン トを素早く見つけることが できま
す(スライダーを上 げると、他のヒットポイ ントも
有効になります)
。

57
サンプルエディター

」欄のポップアップメニューから「すべて(All)」以外
➯「使用(Use)

• プールを開くと、スライスされたクリップは独自の アイコンを伴っ

の項目を選択すると、通常のルーラーの下 に、オーディオクリップ

て表示されます。スライスされたクリップをプール からオーディオ

の拍節を示す2つめのルーラーが表示されます。

トラックにドラッグすると、上記と同じように、プロジェクト テン
ポに合致したスライスのオーディオパートが作成されます。

2.「感度(Sensitivity)」欄のスライダーを右に動かすと、感度が高く

4. トランスポートパネル上の「サイクル(Cycle)」ボタンをオンにし

なり、ヒットポイントの数が増えます。逆 に、スライダーを左に動
かすと、不要なヒットポイントを減らせま す。この両方の操作を組

ます。

み合わせると、1つの楽音に1つのヒットポ イントが設定されてい

ループがプロジェクトのテンポに合わせて、スムー ズに繰り返して

る状態に近づけられます。

再生されるはずです。

ループのテンポを変えるためにスライス する場合は、できるだけ多

ヒットポイントとテンポ設定

くのスライスを作るのが一般的です。しかし、ループ内の「ヒット」
(波形上の「山」)1つに対して、複数のヒットポイントが設定され

拍節ベース の設定とプロジェクトの テンポはループの再生に 影響しま

ないようにする必要があります。また、グ ルーヴ感を出すには、8

す。

分音符、16 分音符など、ループ素材に応じた単位の音符1つに対し

• トラックリストかインスペクター上のミュージカル / リニア ボタン

て1つのスライスを作って試してみるのがいいでしょう(詳細は 59

(4分音符)がオンになっていることを確認します(詳細はオペレー

ページの『グルーヴクオンタイズマップを作成する』を参照)
。

ションマニュアルの『プロジェクトウィンド ウ』の章を参照)これ

次のステップに進みましょう。Cubase のプロジェクトのテンポとルー

で、
プロジェクトのテンポを変更しても、ループは、それに従います。

プを合わせます。

• プロジェクト のテンポがル ープのオリジ ナルテンポよ り遅い場合、
パートの各スライス間にサウンドの途切れを生じる 可能性がありま

3.「ヒットポイン ト(Hitpoints)」タブで「スライス を作成(Create

す。

Slices)
」ボタンをクリックするか、
「オーディオ(Audio)」メニュー
から「ヒットポイント(Hitpoints)」-「ヒットポイントからオーディ

これについ ては、
「オー ディオ( Audio)」メ ニュー - 「高度な処 理

オスライスを作成(Create Audio Slices from Hitpoints)」を選択し

(Advanced)」サブメニューの「隙間をつめる(Close Gaps)」機能
で対処できます(60 ページの『隙間をつめる(Close Gaps)』を参

ます。ヒットポイントからスライスが作成されます。

照)。また、パートのオーディオトラックに、約 10 ms のフェード
以下の操作が自動的に行なわれます。

アウトを設定する必要があります。それにより、パー トの再生中に

• サンプルエディターが閉じます。

スライス間でクリック ノイズが発生するのを防げます。詳細につい

• オーディオイベントは、ヒットポイントの位置でスライスされます。

てはオペレーションマニュアルの『フェード、クロス フェードとエ
ンベロープ』を参照してください。

ヒットポイント間がそれぞれ、別個のイベ ントになります。もっと

• プロジェクト のテンポがル ープのオリジ ナルテンポよ り速い場合、

も、各イベントが参照している、元のオーディ オファイルは同じで

トラックのオートクロスフェード機能が有効かもしれません。

す。

この場合でも、必要であれば「隙間をつめる(Close Gaps)
」機能を

• オーディオイベントが、複数のスライスを 含んだ「オーディオパー
ト」に置き換えられます(オーディオパートを ダブルクリックする

使用し てくだ さい。詳し くは 60 ペー ジの『隙 間をつ める(Close

と、オーディオパートエディターが開き、これ らの各スライスを確

Gaps)
』を参照してください。

認できます)
。
スライスを作成すると、そのクリップを参照している、他のイベ
ントも、すべて自動的に置き換えられます。
• ループは、自動的にプロジェクトのテンポ に合わせられます。その
際、 Bars(小節) 欄、 Beats(拍) 欄で指定された長さが考慮さ
れます。たとえば、4小節に設定されてい ると、プロジェクトのテ
ンポでちょうど4小節になるように、パート 全体の長さが変更され
ます。パート内の各スライスは、相対的な位置関係を保った状態で、
間隔が調整されます。

オーディオパートエディター(Audio Part Editor)に表示されたスライ
ス。上の例では、プ ロジェクトのテンポ はループのオリジナル テンポ
より速いので、スライスはオーバーラップしています。

58
サンプルエディター

• スネアドラムの直後にハイハットが入るなど、1つ のスライスの中

手動でヒットポイントを設定する

に複数の「ヒット」がある場合は、ヒットポイントを 手動で追加で

「ヒットポイント感度(Sensitivity )
」スライダーを使ってヒットポイン

きます。また、
「ヒットポイント感度(Sensitivity)」スライダーを

トの感 度調整をしても望ましい 結果が得られない場合 は、手動でヒッ

動かし、必 要なヒッ トポイ ントが 現れた ところ でその ポイント を

トポイントを加えたり、編集したりできます。

ロックすることもでき ます。ロックするには、[Ctrl]/[command] ま

以下の手順で操作してください。

たは [Shift] キー を押し た状 態でヒ ットポ イント のハン ドルを ク

1. ヒットポイントを追加したい地点で、波形デ ィスプレイをズームイ

リックします。ヒットポイントがロックできたら、ス ライダーを元
に戻します。

ンします。

ロックされたヒットポイントは暗い色で表示され、
「ヒットポイント

2.「ヒットポイント編集(Edit Hitpoints)」ツールを選択し、その領域

感度(Sensitivity)」スライダーを元に戻しても非表示にはなりませ

を試聴してサウンドの開始ポイントが表示 されていることを確認し

ん。ヒットポイントのロックを解除するには、そのハ ンドルをふた

ます。

たびクリックしてください。

3. サンプルエディターのツールバー上にあ る「ゼロクロスポイントに

• 波形編集ツールが選択されている場合、波形ディス プレイ内にマウ

スナップ(Snap to Zero Crossing)」ボタンをオンにします。

スポインターがあるときに [Ctrl]/[command] または[Shift]キーを

これによって、波形のゼロクロスポイント(振 幅値がゼロのポイン

押した状態にすると、ポインターのアイコンが消し ゴムに変わりま

ト)に対するスナップ機能が適用されるの で、手動でスライスを追

す。そのまま、ヒットポイントのラインをクリッ クすると、そのポ

加しても、ノイズが発生することはありません。自動検出機能によっ

イントを削除できます。

て検出されたヒットポイントは、すべて自動 的にゼロクロスポイン

並んでいる複数のヒットポイントをまとめて削 除するには、同じく

トに配置されます。

[Ctrl]/[command] または[Shift]キーを押した状態で、希 望する範

「ゼロクロスポイントにスナップ(Snap to Zero Crossing)」機能

囲に四角形を描くようにドラッグしてください。

を使うと、タイミングが微妙に変わることがあります。このため、
特に、グル ーヴ クオンタイズ マッ プを作成するだけの 場合など

グルーヴクオンタイズマップを作成する

には、この機能をオフにした方がいいかもしれません。もっとも、
そのあとでスライスを作成する場合は、通常、オートフェードを

サンプルエ ディターで作成したヒ ットポイントをもとに、グル ーヴク

オンにする必要があります。

オンタイズマップ(Groove Quantize Map)を生成できます。グルーヴ
によるクオ ンタイズは、タイミング の補正ではなく、リズム感 の作成

4. [Alt]/[Option] キーを押した状態にすると、マウスポインターは鉛筆

が目的で す。グルーヴクオンタイ ズを実行すると、録音の 内容と「グ

ツールに変わります。この状態でサウンドの 開始位置をクリックし

ルーヴ」
(ファイルから生成されたタイミングのパターン)が比較され、

ます。ロックされたヒットポイントがダークブルーで表示されます。

タイミング をグルーヴに合わせて、イ ベントのポジションを移 動でき

新しいヒットポイントが表示されます。追加 されたヒットポイント

ます。すなわち、オ ーディオループから タイミングパターンを 抽出す

は、デフォルト設定としてロックされています。

ると、それを MIDI パート(またはスライス済みの別のオーディオルー

• 作成されたヒットポイントがサウンドの開 始位置から大きくずれて

プ)のクオンタイズに適用できます。

しまった場合は、そのヒットポイントの「ハンドル」
(ルーラーに接

以下の手順で操作してください。

している三角形)を希望する位置にドラッグして修正できます。
5. マウスポインターをスライスに合わせます。

1. オーディオのテンポを確認し、オーディオのグリッドを定義します。

ポインターがスピーカーのアイコンに変わります。そのまま、クリッ

2. これまでにご紹介した手順でヒットポイントを作成 / 編集します。

クすると、そのスライス範囲全体を試聴できます。

8分音符、16 分音符など、できるだけループに合った区切りの単位

• たとえば、1つの楽音が2つのスライスに分 かれてしまっている場

でスライスを作成してください。素材によっては「使用(Use)
」欄

合には、2つめのヒットポイントのハンドル をクリックしてくださ

のポップアップメニューで適当な音符の値を指定す ると効果が上が

い。

ります(詳細は 57 ページの『ヒットポイントの検出とループのスラ

ハンドルが小さくなってラインが消え、オフ になったことを表しま

イス』を参照)
。

す。ふたたび「オン」にするには、もう一度ハン ドルをクリックし

➯ スライスを作成する必要はありません。ここではヒ ットポイントの

ます。

設定だけで十分です。

59
サンプルエディター

3. ヒットポイントの設定を終えたら、ヒットポイント(Hitpoints)」タ

イベントを作成(Create Events)

ブを開いて「グルーヴを作成(Create Groove)」ボタンをクリック
するか、
「 オーディオ(Audio)」メニューの「 ヒットポイント(Hitpoints)
」サブメニューから「 ヒット ポイ ント からグ ルー ヴク オン

ファ イルのヒッ トポイント に沿った個 別のイベ ントを作成 する場合、
「ヒットポイント
(Hitpoints)」
タブで「イベントを作成(Create Events)」
ボタンをク リックしてください。ヒッ トポイントは自由な方法 で設定

タイ ズの 作成(C re ate G roo ve Quantize from Hitpoints)」を選択

されて構いません。

します。

➯ 作成されたスライスがプロジェクトウィンドウに 個別イベントとし

これによって、グルーヴが抽出されます。

て表示されます。

4. プロジェクトウィンドウの「クオンタイズ(Quantize)
」ポップアッ
プメニューを開くと、メニューの最下部に、グルーヴの抽出元となっ

隙間をつめる(Close Gaps)

たファイルと同じ名前の項目が追加されているはずです。
このグルーヴは、他のクオンタイズ値と同 じく、クオンタイズの基

この機能は「オーディオ(Audio)
」メニューの「高度な処理
(Advanced)」

準値として選択できます(オペレーションマニュアルの『MIDI の各

サブメニュ ーから選択できます。テン ポを変更できるようにル ープの

種機能とクオンタイズ』の章を参照)
。

スライスができていて、実際にプロジェクトのテンポを変更する場合、
この機能が役立ちます。

5. このグルーヴを保存する場合、
「クオンタイズ設定(Quantize Setup)
」
ダイアログを開いてプリセットとして保存してください。

一般的に、ルー プファイルが録音され た元のテンポよりもプロ ジェク

➯ MIDI パートからもグルーヴを作成できます。その場合、パートを選

トのテン ポを下げると、スライス の間にすき間(ギャップ)が 生じま

択し、
「クオンタイズ設定(Quantize Setup)」ダイアログの中央に

す。このすき 間はテンポが下がる ほど大きくなります。逆 に、ループ

あるグリッドディスプレイにドラッグするか、MIDI メニューの「高

ファ イルのオリ ジナルテン ポよりもプ ロジェク トテンポを 上げると、

度なクオンタイズ(Advanced Quantize)
」サブメニューから「パー

スライスの距離が縮まってスライス同士が重なることになります。

トからグルーヴを作成(Part to Groove)
」を選択してください。

このどちらの場合にも「隙間をつめる(Close Gaps)
」機能を使うこと
ができます。

その他のヒットポイント機能

以下の手順で操作してください。

サンプルエディターのインスペクターの「ヒットポイント(Hitpoints)
」

1. プロジェクトのテンポを希望する値に設定します。

タ ブ、そして 「オ ーディ オ(Audio)
」メ ニュー のさまざ まなサ ブメ

2. プロジェクトウィンドウで、スライスの含まれてい るパートを選択

ニューには、以下のような機能も用意されています。

します。
3.「オーディオ(Audio)」メニューの「高度な処理(Advanced)」サ

マーカーを作成(Create Markers)

ブメニューから「隙間をつめる(Close Gaps)」を選択します。

オー ディオイ ベントのヒ ットポイン トがすでに 検出され ている場合、

間隔を埋めるように、スライスの長さを調整するタ イムストレッチ

「 ヒッ トポイ ント (Hitp o ints)」タ ブの「 マー カーを 作成 (Create

が、各スライスに対して実行されます。オーディオパ ートの長さと

Markers)」ボタンをクリックすることで、各ヒットポイントに1つの

「環境設 定(Preferences)」ダイアロ グで選択し たアルゴリズ ムに

マーカーを作成できます。その場合、プロジェクト内にマーカートラッ

よっては、この処理に時間がかかる場合もあります。

クがな いときには、新しいマーカ ートラックが作成され、自 動的にア

4. 波形の表示が更新され、間隔が埋められます。

クティ ブにセットされます(オペ レーションマニュアル の『プロジェ

プールを開くと、新しいクリップがスライスの数だ け作成されてい

クトウィンドウ』の章を参照)
。ヒットポイントを参照してポジション

るはずです。

ニング する場合や、タイムワープ ツール(オペレーションマ ニュアル
の『テンポ と拍子の編集』を参照)を 使用する際に、マーカ ーに対し

「隙間をつめる(Close Gaps)」機能を適用したあとに、ふたたび、テ

てスナップするようになります。

ンポを変える場合は、適用した「隙間をつめる(Close Gaps)
」機能を
取り消す か、ストレッチされてい ない、元のファイルを使 って、最初

リージョンを作成(Create Regions)

からテンポを設定し直す必要があります。

オー ディオイ ベントがヒ ットポイン トがすでに 検出され ている場合、

「隙間を
➯ プロジェクトウィンドウやオーディオパートエディターで、

「ヒッ トポイ ント(Hitpoints)」タブ の「リー ジョン を作 成(Create

つめる(Close Gaps)
」コマンドを「オーディオイベントを次のイベ

Regions)」ボタンをクリックすると、ヒットポイントからリージョン

ントの始点までストレッチする機能」として利用す ることもできま

が自動 的に作成されます。録音され たサウンドを分離して 使用する場

す。

合などに役立つ機能です。

60
サンプルエディター

VariAudio
AudioWarp 機能によって、時間軸に沿ったオーディオ編集は、それま
でより もずっと簡単になり ました。それでも、これまで、ピ ッチの編
集は、イベ ントやパート全体に 対して「移調」の値を設定で きるだけ
でした。
VariAudio には各種 のボーカル 編集機能が 総合的にま とめられて いま
す。たとえ ば、シングルボイスのボー カル録音に収められた 楽音1つ
1つの ピッチを変更 / 調整する ことができます。また、簡単 なマウス
操作で イントネーションを整え たり、タイミングの問題を 解消したり
するこ ともできます。この機 能は、モノフォニック(単 音)のボーカ
ル素材 に使うために開発、最適 化されました。サキソフ ォンなど、他

ピッチ成分 が含まれていない音 には、セグメントが作成さ れず、その

のモノ フォニック素材でも、ピッチ の検出や楽音のストレ ッチは機能

部分が空白 になることがありま す。たとえば、特定の子音だけ がある

します。し かし、最終的なクオリティ ーは素材の全体的な条 件や音楽

部分や息継ぎの音などがこれに該当します。

的な構造によって大きく左右されます。

波形

こ の機能 の仕組 みは次 のとお りです 。まず、メ ロディ ーラ インが 分

セグメント

析 さ れ、 検 出 さ れ た 一 つ 一 つ の 楽 音 が 「オ ー デ ィ オ セ グ メ ン

空白部分

ト(au dio segment)
」、または単に「セグメント(segment)」と呼ば
れる単位に分離されます。各セグメントは、元の波形に重なる位置に、
キーエディターのようにピ アノ ロール形式で表示されます。表示され
たセグ メントはピッチや長さ などを変更できます。この 変更は「非破
壊的」に実行されるため、前の編集段階に戻ることも可能です。
VariAudio を使うと、楽音を縦方向(音の高さ。詳細は 65 ページの『ピッ
チを変更する』を参照)にも、横方向(時間の流れ。詳細は 68 ページ
の『セグメントにワープをかける』を参照)にも調整できます。

波形の冒頭にセグメントのない部分が見えます。息継ぎなど、特定の
ピッチがない音では、こうした空白状態になります。

VariAudio の波形ディスプレイを理解する

➯ ステレオやマルチチャンネルのファイルを開いても、VariAudio タ
ブを使用する場合、波形は常に「モノラル状態」で表示されます。

サ ン プ ルエ デ ィ タ ーで、シ ン グ ル ボ イス の ボ ー カル 素 材 を 開き、
VariAudio タブ上にある「セグメント(Segments)」ボタンか「ピッ

セグメント の縦方向の位置は、そのセ グメントの平均ピッチを 表しま

チ&ワープ(Pitch & Warp)」ボタンをクリックすると、その素材の内

す。「ピッチ&ワ ープ(Pitch & Warp)
」ツ ールがオン になってい る場

容が分 析されます。分析が済むと、一 つ一つの楽音を示すセ グメント

合、マウスポイ ンターをセグメント に合わせると、そのピッチ を示す

が表示されます。この、セグメントの割り当て操作を、
「セグメンテー

鍵盤が表示されます。

ション」と 呼びます。セグメンテー ションを行なうこと で、オーディ

セグメントに
マウスポイン
ターを合わせ
ると ...

オ波形 内にある歌詞の位置がわ かりやすくなり、ピッチや タイミング
などを変更できるようになります。

... 波形内に鍵盤
が表示されます。

61
サンプルエディター

また、波形が十分なサイズまで拡大されている場合、マウスポインター

[Alt]/[option] キーを押した状態で、希 望するセグメント範囲を 囲むよ

をセグメントに合わせると、そのセグメントの音名(理論的なピッチ)

うにドラッ グすると、その範囲がちょ うど波形ディスプレイに 収まる

と、そのピ ッチからのずれ(実際 のピッチ)が表示され ます。理論的

ように表示されます。また、同じように [Alt]/[option] キーを押した状

ピッチは A3 を 440 Hz とした場合の平均律に基づいています。ずれの

態で、セグメン トのない部分をクリ ックすると、ズームアウト できま

値はセント(1/100 半音)に相当します。セグメントを選択すると、こ

す。[Alt]/[option] キーを押した状態で、空いている部分をダブルクリッ

の値が情報ラインにも表示されます。

クすると、すべ てのセグメントが表示 されるサイズまでズーム アウト
できます。

音名(理論的ピッチ)

理論的(平均律)
ピッチとの差

編集やオフライン処理の適用と VariAudio
以下の編集 操作やオフライン処理を 行なうことでオーディオ データの

楽音のピッ チは、知覚される基音の高さを表します。たとえ ば、 A3

長さが変更 された場合、オーディオ素 材全体を再分析する必要 が出て

は、440 Hz のサイン波と同じピッチとして知覚されます。こうしたピッ

くることがあります。

チ(音高)は、対数 関数(ロガリズム)に基 づいた周波数軸 を等間隔

」タブ -「処理を選択(Select
• サンプルエディターの「処理(Process)

に区切 ったものです。以下の表は、ピ アノでは中央にあたる オクター

Process)
」欄のポップアップメニューと、
「オーディオ(Audio)」メ

ブのピッチ(音名)と周波数(Hz)の関係を示したものです。
C4

C#4/

D4

D#4/Eb4 E4

F4

Db4
261.63

277.18

ニューの「処理(Process)」サブメニューの項目のうち、選択範囲

F#4/

に対して適用できる処理。

Gb4
293.66

311.13

329.63

349.23

• サンプルエディターの「処理(Process)」タブ- 「プラグインを選

369.99

択(Select Plug-in)」のポ ップア ップメ ニュ ーと、
「オ ーディ オ
(Audio)」メニューの「プラグイン(Plug-ins)」サブメニューの項

G4

Ab4/

A4

A#4/Bb4 B4

C5

目を使 ったエフ ェクト 処理(詳細 はオペ レーシ ョンマ ニュアル の

G#4
392.00

415.30

『オーディオ処理とその機能』の章を参照)。
440.00

466.16

493.88

523.25

• 切り取り、貼り付け、削除(詳細は 47 ページの『選択範囲を編集す
る』を参照)、または鉛筆ツールを使った波形の 描き込み(詳細は

セグメ ントの平均ピッチは、セグ メント内に表示される「微 分ピッチ

50 ページの『サンプルエディターで波形を描く』を参照)。

カーブ」か ら算出されます。この曲 線は、そのオーディオ部 分のピッ

こ の た め、こ う し た 編 集 操 作 や オ フ ラ イ ン 処 理 は、常 に、

チ成分の変動を表します。

VariAudio 機能を使用する前に行なう必要があります。

微分ピッチ カーブ

VariAudio の 設定されているオーディオフ ァイルに対して、たとえば、
サンプルエディター内で「切り取り(cut)」など、長さや位置が変わ
る編集を行なうと、次の警告メッセージが表示されます。

• [続行(Proceed)]を クリ ックす ると、その 編集操 作が実 行され、
VariAudio の設定情報が失われます。
セグメントの横方向の位置は、時間軸上の位置と長さを表します。

[キャンセル(Cancel)]をクリックすると、オーディオデータはそ
のままで、ダイアログが閉じられます。

コンピ ューターキーボードの矢 印キーを使うと、セグメン トの選択を
順に切り替えられます。

62
サンプルエディター

VariAudio の設定されたオーディオファイルに対して、オフライン処理

セグメンテ ーションの編集操作 には、セグメントの開始 / 終了 位置の

を適用すると、次の警告メッセージが表示されます。

変更、分割と 結合、移動と削除があり ます。波形ディスプレイ 内に希
望する範囲を表示させ、
「セグメント(Segments)」ボタンをオンにす
れば、マウス を使って、希望するセグ メントを編集できま す。編集結
果が気 に入らな い場合は、元の 状態に戻せ ます(詳細は 70 ペー ジの
『リセット(Reset)
』を参照)
。
セグメンテーションを変更すると、セグメントのピッチが常に再
計算されます。このため、ピッチを変更する場合は必ず、セグメ

• [続 行(Proceed)]をクリ ックす ると、その 処理が 実行さ れます。

ントの長さや位置を先に設定しておくことをおすすめします。

VariAudio の設定情報は失われます。

➯「セグメント(Segments)
」モードでは、細い斜線ストライプの入っ

[キャンセル(Cancel)]をクリックすると、オーディオデータが変

たセグメントが表示されます。
[Tab]キーを押すと、
「ピッチ&ワー

更されることなく、そのまま、ダイアログが閉じられます。

プ(Pitch & Warp)」モード(詳細は 65 ページの『「ピッチ&ワープ

]をクリックすると、すべての
• [保持して続行(Proceed and Keep)

(Pitch & Warp)」ツール』を参照)に切り替えられます。

VariAudio データが保持された状態で処理が実行されます。
既存の VariAudio データ が影響を受けない可能性のあ るオフライン

次の各項では、
「セグメント(Segments)」モードをオンにした場合に

処理は次のとおりです:エンベロープ(Envelope)、フェードイン /

行なえる変更操作をご紹介します。

フェードアウト(Fade In/Out)、ノーマライズ(Normalize)、無音

セグメントの開始 / 終了位置を変更する

化(Silence)
。
• ダイアログ内の「次回から、この警告を表示しない(Do not display

音節の最初 や最後にある子音や、楽音 の残響がセグメントに入 ってい

this warning again)」オプションをオンにすると、次回から、この

ないときなど、セグメントの開始位置や終了位置をずらしたい場合は、

メッセージが表示されなくなり、このダイア ログで選択された動作

以下の手順で操作します。

が自動的に実行されます。

1.

こう した 警告 メッセ ージ をふ たた び表 示さ せる には、「環境設 定
(Preferences)」ダイアログの

VariAudio

VariAudio

タブで「セグメント(Segments)」モードをオンにし

ます。

ページを開き、「サンプ

2. マウスポインターをセグメントの開始 / 終了位置に合わせます。

ル デ ータ の変更 時に警 告を表 示しな い(Inhibit warning when

ポインターが左右を指す三角形のアイコンに変わります。

changing the Sample Data)」
、
「オフライン処理の適用時に警告を表
示しない(Inhibit warning when applying Offline Processes)」オプ
ションをオフにします。

「セグメント(Segments)
」モード
この機 能を実行すると、検 出や設定のデータ が生成されるので、
プ ロジェク トのファ イルサイ ズが大 きくなり ます。編集内 容に
よって はオーディオファ イル自体も大きくな ることがあります。
3. そのまま、開始 / 終了位置を左か右へドラッグします。

また、オーディオファイルの分析には、ファイルのサイズに応じ

セグメントの長さが変わり、セグメントの平均ピッ チが再計算され

て時間もかかります。注意してください。
VariAudio

ます。再計算の結果によっては、セグメントが上か下 に移動するこ

タブで「セグメント(Segments)」ボタンをオンにする

とがあります。その際、スナップ機能の設定値は考慮されません。

と、オーデ ィオファイルの内容が 分析され、一つ一つの楽音 がセグメ

ピッ チ成分の ない部分 が増えた ために平 均ピッチ が算出で きな

ントに分離されます。

い場合、そのセグメントは自動的に削除されます。

リバー ブなどのエフェクトをか けるため、ピッチ成分を含 んでいない

➯ セグメントの開始 / 終了位置を移動できるのは、隣のセグメントと

音もピ ッチ変更したいことがあ ります。その場合はセグメ ンテーショ

の境界線までです。セグメント同士を重ねる(オーバ ーラップさせ

ン(セグメ ントの割り当て)を編集 して、ピッチ成分のない 部分もセ

る)ことはできません。

グメントに指定する必要があります。指定しない場合、ピッチ変更は、
ピッチ成分のある音にだけ適用されます。

63
サンプルエディター

3. セグメントをクリックします。クリックされたセ グメントが、次の

セグメントを分割する

セグメントと結合されます。

セグメ ント内に複数の楽音があ る場合は、次の手順でセグ メントを分

あらかじめ、隣り合った複数のセグメントが選択されている場合は、

割できます。
1.

VariAudio

それらがまとめて結合されます。スナップ機能の設 定は考慮されま
タブで「セグメント(Segments)」モードをオンにし

せん。

ます。

ピッ チ成分の ない部分 が増えた ために平 均ピッチ が算出で きな

2. 希望するセグメントの「底辺」付近に、マウス ポインターを合わせ

い場合、そのセグメントは自動的に削除されます。

ます。
マウスポインターのアイコンがハサミに変わります。

セグメントを時間的に移動させる
分割した セグメントを前後(左右)に 動かして、時間的な位置 を調整
した方がい い場合もあります。その場 合は以下の手順で操作し てくだ
さい。
1.

VariAudio

タブで「セグメント(Segments)」モードをオンにし

ます。
3. 分割したい位置をクリックします。

2. セグメントの「上辺」付近にマウスポインターを合わせます。

スナップ機能の設定に基づいてセグメントが分割されます。

マウスポインターのアイコンが左右を指す三角形に変わります。

ピッ チ成分の ない部分 が増えた ために平 均ピッチ が算出で きな
い場合、そのセグメントは自動的に削除されます。
➯ セグメントは一定以上の長さである必 要があります。このため、特
に短いセグメントは分割できません。
3. そのまま、セグメントを左か右にドラッグします。

セグメントを結合する

セグメントが移動します。あらかじめ、隣り合った複 数のセグメン

セグメンテーションを変更すると、セグメントのピッチが常に再

トが選択されている場合は、それらがまとめて結合されます。スナッ

計算されます。このため、ピッチを変更する場合は必ず、セグメ

プ機能の設定は考慮されません。

ン トの長 さや 位置を 先に 設定し ておく こと をおす すめ します。

ピッ チ成分の ない部分 が増えた ために平 均ピッチ が算出で きな

ピッチ クオンタイズや「なめらかピッチ曲線」スライダー(どち

い場合、そのセグメントは自動的に削除されます。

らも後述)を使ったり、手動でピッチを変更したりした場合、セ

➯ セグメントの開始 / 終了位置を移動できるのは、隣のセグメントと

グ メントを 結合する と、ピッチ変 更の設 定が失わ れてしま うの

の境界線までです。セグメント同士を重ねる(オーバ ーラップさせ

で、注意してください。

る)ことはできません。

1つの 楽音が複数のセグメント に分かれている場合、次の 手順でセグ
メントを結合できます。

セグメントを削除する

1.

ピッチ成分 の少ない音や子音の 部分など、セグメントでは なく、元の

VariAudio

タブで「セグメント(Segments)」モードをオンにし

音をそのま ま使いたい場合は、セグメ ントを削除した方が便利 なこと

ます。

があります。

2. 結合したいセグメントのうち、前にある方の セグメントにマウスポ
インターを合わせ、[Alt]/[option] キーを押します。

• セグ メ ン ト を 削 除 す る には、 VariAudio

マウスポインターのアイコンが「のり」
(接着剤)に変わります。

タブ で「セ グ メ ン ト

(Segments)
」モードをオンにしたうえで、希望するセグメントを選
択し、
[Backspace]キーを押してください。

セグメンテーションの保存について
セグメンテ ーションの設定情報はプ ロジェクトファイルと共 に保存さ
れます。個別の保存操作は必要ありません。

64
サンプルエディター

楽音(ノート)を特定のピッチにスナップさせる動作には3種類のモー

「ピッチ&ワープ(Pitch & Warp)
」ツール
VariAudio

ドがありま す。これらのモードは以 下の修飾キー(モディファ イアー

タブの「ピッチ&ワープ(Pitch & Warp)」ツールをオン

キー)を利用して使い分けることができます。

にすると、オーディオ波形のピッチや時間的な伸縮を調整できます。

モード

内容

セグメントのピッチやタイミングを変更する前に、そのセグメン
トの 編集操作やオフ ライン処理を 済ませてくださ い(詳細は 62
ページの『編集やオフライン処理の適用と VariAudio』を参照)
。
セグメ ントのピッチやタイミ ングは、修正するためだけ でなく、クリ
エイティブな目的で変えてみるのもおもしろいでしょう。VariAudio を
使うと、自 然な響き、あるいは人工的 な響きでメロディーラ インをひ
ねって みたり、特定の音を長くし たり短くしたり、自由に実 験してみ
ることができます。

の修飾キー
絶対ピッチ
スナップ
(Absolute Pitch
Snapping)

半 音 階の スケ ー ル上 で いち なし(修飾キーを使用
ば ん 近い 理論 的 ピッ チ にセ しない場合)
グ メ ント をス ナ ップ さ せま
す。

相対ピッチ
スナップ
(Relative Pitch
Snapping)

現 在 のピ ッチ と 理論 的 ピッ [Ctrl]/[command]
チ と の差 を保 っ たま ま セグ
メ ン トを 正確 に 半音 単 位で
ス ナ ッ プさ せ ま す。たと え
ば、セ グ メ ント の 基 本的 な
ピッチが C3 で、理論的ピッ
チとの差が 22 % だとしま
す。このセグメントを半音上
に 移 動 させ る と、ピ ッチ は
C#3 になりますが、理論的
ピッチとの差はそのまま 22
% に保持されます。

➯「ピ ッチ&ワー プ(Pitch & Warp)」モー ドでは、ス トライプの な
い、シン プルな地 のセグメン トが表示 されます 。
[Tab ]キーを 押
すと、「ピッ チ&ワ ープ(Pitch & Warp)」モード と「セグメ ント
(Segments)
」モードを切り替えられます。
➯ 設定できる ピッチの範囲 は

E0 (下一点ほ)から

既定(デフォルト)

C5 (三点ハ)

までです。この範囲は、波形ディスプレイの左 端にある鍵盤でも確
認できます。

ピッチスナップ ス ナ ップ 機能 な しで ピ ッチ [Shift]
なし
を自由に調整できます。

ピッチを変更する
セグメ ントのピッチ(音の高さ)を 変更するには、以下の手 順で操作

➯「環境設定(Preferences)」ダイアログの「編集操作(Editing)」-「制

します。

御ツール(Tool Modifiers)」ペー ジを開 くと、既定(デフ ォルト)
1.

VariAudio

タブで「ピッチ&ワープ(Pitch& Warp)
」ツールをア

の修飾キー ( モディファイキー ) を変更できます。

クティブにします。

3. 上下方向に希望する位置までドラッグしてく ださい。ただし、元の

2. セグメントにマウスポインターを合わせます。

ピッチから離れるほど、響きが不自然になる可能 性があるので、注

マウスポインターのアイコンが手の形 に変わります。これは、その

意してください。

セグメントのピッチを変更できることを 意味します。波形が十分な

ピッチを変更したときにツールバーの Algorithm(アルゴリズム)

サイズまで拡大されている場合、セグメン ト内に、そのセグメント

欄が「ソロ(Solo)
」以外に設定されている場合は、自動的に「ソロ

の音名(理論的なピッチ)と、そのピッチか らのずれ(実際のピッ

(Solo)」に切り替えられます。同時に、その切り替えを伝えるメッ

チ)が表示されます。理論的ピッチは A3 を 440 Hz とした場合の平

セージが表示されます。セグメントを上下にドラ ッグすると、上記

均律に基づいています。ずれの幅はパーセンテージで示されます。

の設定に従って、ピッチが変わります。ドラッグ している間は、元
の微分ピッチ カーブがオレンジ色で表示されます。複数のセグメン
トが選択されている場合、ドラッグすると、それらが まとめてピッ
チ変更されます。
上下の矢印キーを使っても、セグメントのピッチを変更できます。
以下の手順で操作してください。
• 半音単位でピッチを変えるには、上下の矢印キーを押します。
• [Shift] キーを押した状態で上下の矢印キーを押すと、セント(1/100
半音)単位でピッチを変更できます。

65
サンプルエディター

3. そのまま、上または下へドラッグします。それに 従って、微分ピッ

プ ロジェク トの移調 機能(詳細は オペレ ーション マニュア ルの

チ カーブが変更されます。

『移調機能』の章を参照)を使用すると、
「ピッチ&ワープ(Pitch
& Warp)」ツールで変更された状態をさらに移調することになり
ます。ただし、その場合、サンプルエディターの波形ディスプレ
イの表示には、プロジェクトの移調設定が反映されません。

ピッチクオンタイズ(Quantize Pitch)機能
スライ ダーを使って、現在のピ ッチを、いちばん近い、平均 律のピッ

セグメントの終わりにかけて
ピッチが下がるときは…

チに合うよう、調節してみることもできます。

…セグメントの右端を下へド
ラッグします。

以下の手順で操作してください。
セグメントの最初や最後の部分だけカーブを変えたい場合は、
「調整ア

1. 希望するセグメントを選択します。

ンカー(tilt anchor)」を使って、変更する範囲を指定できます。以下

2.「ピッチをクオンタイズ(Quantize Pitch)」欄のスライダーを右へ動

の手順で操作してください。

かします。

1. マウスポインターをセグメントの上辺に合わせます。

選択されたセグメント全体のピッチ カーブが、基準となるピッチに

ポインターのアイコンが

向かって徐々に変更されます。

I

字形に変わります。

2. そのまま、調整アンカーをセットしたい位置をクリックします。

「キーボードショートカッ ト(Key commands)
(詳細 は オペレーショ

クリックした位置に縦のラインが現れます。これが 調整アンカーで

ンマニュアルの『キーボードショートカット』の章を参照)
」ダイアロ

す。1つのセグメントに対して設定できるアンカーは1つだけです。

グでは、
「サンプルエディター(Sample Editor)
」カテゴリーで「ピッチ

アンカーを移動するには、作成したときと同じよ うに、希望する位

をクオンタイズ(Quantize Pitch)
」用のキーボードショートカットを設

置をクリックします。

定できます。キーボードショートカットを使ってピッチクオンタイズを

3. セグメントの左または右の上端にマウスポイン ターを合わせ、上ま

行なうと、セグメントは、いちばん近い半音の位置に直接、移動します。

たは下へドラッグします。
それに合 わせて、微分ピ ッチ カー ブがセグ メントの 端と調整 アン

微分ピッチ カーブを調整する

カーの間で変化します。変化の幅は端に近いほど大きくなります。

セグメ ント全体のピッチを変え るだけなく、さらに細かく 編集したい
ことも あります。そうなると、セグメ ントの中にあるピッチ の揺れを
調整する必要が出てき ます。この揺れは、微分ピッチ カーブ(詳細は
61 ページの『VariAudio の波形ディ スプレイを理解 する』を参照)と
して表示されます。

セグメントの「上辺」をクリッ
クすると、調整アンカーが作成
され ...

微分ピッチ カーブは、セグメントの基本ピッチの変動を表してい
ます。ピッチ成分のないオーディオ部分では、微分ピッチ カーブ
が表示されません。

• [Alt]/[option] キーを押した状態で上下にドラッグすると、調整アン

以下の手順で操作してください。
1.

VariAudio

... セグメントの最後にかけて下
がっているピッチを補正できま
す。

カーを軸として微分ピ ッチ カーブがシーソーの ように変化します。
軸の位置を変えるには、セグメント上辺の希望する 位置をクリック

タブで「ピッチ&ワープ(Pitch& Warp)
」ツールをア

します。

クティブにします。
2. 希望するセグメントの左または右の上端に マウスポインターを合わ
せます。
マウスポインターのアイコンが上下を指した矢印に変わります。

66
サンプルエディター

調整アンカーを設定すると ...
微分音の揺れが多いときは「なめらかピッチ曲線(Straigthen
Pitch)
」スライダーを右に動かすと ...

調整アンカーをセットして [Alt]/
[option] キーを押した状態でマウスポ
インターを合わせると ...

... 揺れの幅が狭まって、カーブがなめらかになります。

MIDI でピッチを指定する
VariAudio

タブ では、MIDI キー ボー ドやバ ーチャ ル キ ーボー ド

(Nuendo Expansion Kit のみ - 詳細はオペレーションマニュアルの『再
生とトラ ンスポートパネル』を 参照)のキーを使って、直 接、セグメ

... アイコンが斜めの矢印に変わり、微
分ピッチカーブをシーソーのように動
かせます。

ントのピッチを指定することもできます。
以下の手順で操作してください。

4. 必要に応じて、希望する状態になるまで上記 の操作ステップを繰り

1. セグメントの長さや位置を調整したうえで、希望す るセグメントを

返します。

選択します。

• セグメントから調整アンカーを削除するには、[Alt]/[option] キーを

2.「ピッチ&ワープ(Pitch & Warp)」ツールをオンにして、「MIDI ス

押した状態でセグメントの上辺にマウス ポインターを合わせ、アイ

テップ入力(MIDI Input)」ボタンをクリックします。

コンが「のり」(接着剤)の チューブ に変わっ たら、クリック しま
す。上辺のすぐ下に表示された水平ライン上 のどこをクリックして
も構いません。
調整アンカーが削除されます。

3. 接続されている MIDI キーボードのキーを押すか、バーチャル キー
ボードのキーをクリックして、
希望するピッチ(音名)を入力します。

ピッチの揺れをなめらかにする(Straighten Pitch)
VariAudio

入力されたピッチに、セグメントが移動します。

タブにある「なめらかピッチ曲線」スライダーを使うと、

• バーチャル キーボードが表示されているときは、キーボードショー
トカットが使用できないので注意してください。

セグメントの範囲内にあるピッチの揺れを減らせます。この機能では、
セグメント内のピッチが、平 均律のピッチに近づけられ、ピッチ カー

この MIDI 入力機能には「静止」、
「ステップ」、2つのモードがありま

ブがなめらかになります。以下の手順で操作してください。

す。 [Alt]/[ option ] キ ーを 押し た状 態で 「MIDI ステ ップ 入力(M IDI

1. 希望するセグメントを選択します。

Input)
」ボタンをクリックすると、モードを切り替えられます。

2.「なめらかピッチ曲線(Straigthen Pitch)
」スライダーを右に動かし
ます。
選択されたセグメントのピッチ カーブがなめらかになります。

67
サンプルエディター

• 「静止(Still)モード」では、前述のように、希望するセグメントを

3. そのまま、希望する方向にドラッグします。

選択し、MIDI キーボード やバーチャ ル キーボード でピッチを 変更

「スナップ(Snap)
」ボタンがオンになっている場合、グリッドライ

できます。複数のセグメントを選択して、それ らをまとめて移動さ

ンの近くでマウスボタンを放すと、セグメントの端 がラインの位置

せることもできます。その場合、先頭にあ るセグメントが、指定さ

にスナップします。セグメントの端をドラッグす ると、隣接してい

れたピッチに合わされ、他のセグメントは、そ れに合わせて平行移

るセグメントのワープタブも表示されます。これ により、ストレッ

動します。

チ機能の影響範囲をよりよく把握できます。

MIDI 入力「静止(Still)モード」がオンに
なっている状態
• 「ステップ(Step)モード」では、一つ一つのセグメントに対して順
番にピッチを設定していきます。まず、最初の セグメントを選択し
て、MIDI キーボードやバ ーチャル キーボ ードでピッチを指 定しま
す。すると、セグメントのピッチが設定 され、自動的に、次のセグ
メントが 選択され ます。これに より、MIDI 経由で 各セグメン トの
ピッチを次々と設定していけます。たとえ ば、元の波形とはまった
く違ったメロディー ラインを作ることも可能です。

MIDI 入力「ステップ(Step)モード」が
オンになっている状態
4. 入力が済んだら、
「MIDI ステップ入力(MIDI Input)」ボタンをオフ

➯ セグメントにワープをかけると、隣接しているセグ メントのタイミ

にします。

ングも変わります。

➯ この MIDI 入力機能は、キー番号(音名)だけを対象にしています。

➯ ワープ機能では、プロジェクト自体のテンポとは無 関係にタイミン

ピッチベ ンドやモ ジュレーシ ョンなど のコントロ ーラー デー タを

グが調整されます。オーディオをプロジェクトのテ ンポに合わせる

入力しても、無視されます。

ことが目的である場合は、ミュージカルモード(詳細は 51 ページの
『AudioWarp:オーディオをプロジェクトのテンポに合わせる』を参

セグメントにワープをかける

照)を使用する必要があります。

以下の操作を行なう場合は、必ず、セグメントの長さや位置を先

• ワープ タブの相 対的な 位置を 変える には、ワー プタブ のハンド ル

に設定しておく必要があります。

(ルーラー上の三角形)を希望する位置にドラッグします。その位置

フレー ズのタイミングを特定の 位置に合わせたり、個々の セグメント

に応じて、波形画像とオーディオの位置が相対的 に変わります(詳
細は 69 ページの『ワープタブを編集する』を参照)
。

の位置を調整したりするに は、セグメント レベルで時間的に伸縮させ
ると便 利です。ここでは、この伸縮 機能を使うことを「ワー プをかけ

• ワープタブを削除するには、修飾キー(既定設定では [Shift] キー)

る」と表現 します。オーディオ セグメントにワ ープ(AudioWarp)を

を押した状態(マウスポインターのアイコンが消し ゴムになった状

かけると、「ワープタブ(Warp tab)」と呼ばれるタイミング補正用の

態)で、希望するワープタブのハンドル付近をクリックします。

ポイントが作成されます。このポイントは、AudioWarp 、VariAudio 、

• ワープ機能を使った編集の結果が気に入らない ときは、全体を元の

2つの タブが開かれているとき に、波形上に縦のラインと して表示さ

状態に戻せ ます。セグメン トが選択さ れていない状 態にして、「リ

れます。オーディオファイル全体にワープをかける方法については、55

セット(Reset)」欄の ポップ アッ プメニ ューか ら「ワー プの変 更

ページの『フリーワープ』を参照してください。

(Warp Changes)」を選択してください(リセットの詳細は 70 ペー
ジの『リセット(Reset)
』を参照)。

セグメントにワープをかけるには、以下の手順で操作してください。
1.

VariAudio

タブで「ピッチ&ワープ(Pitch& Warp)
」ツールをア

クティブにします。
2. 希望するセグメントの開始 / 終了位置にマウスポインターを合わせ
ます。
ポインターのアイコンが左右を指す矢印 に変わります。クリックす
ると、ルーラー上にワープタブが表示されます。

68
サンプルエディター

3. マウスポイン ターをワー プタブのハン ドル(ルーラー 上の三角形)

ワープタブを編集する

に合わせます。ポインターのアイコンが左右を指す 三角形に変わっ

楽音の 前に、息を吸う音など、ピッ チ成分のない音があ るとき(詳細

たら、ハンドルを波形の開始位置へドラッグします。

は 61 ペー ジの『VariAudio の 波形ディス プレイを理 解する』を参照)

ドラッグしている間、操作の対象となる範囲がオレ ンジ色で表示さ

には、セグメントと波形が違う位置で始まることになります。しかし、

れます。

ワープ をかける場合には、多くの 場合、息を吸う音まで含め て調整す
る必要があります。
もちろ ん、その調整を行なうために セグメントの設定を変 えることも
できま す。しかし、そのあとでピッ チを変更すると、ピッチ 成分の含
まれな い音まで一緒に変更さ れてしまいます。それを避 けるには、以
下の手順で操作してください。
1.「ピッチ&ワープ(Pitch & Warp)
」ツールをオンにして、ツールバー
上の「スナップ(Snap)
」ボタンもオンにします。

これで、波形と小節の開始位置が揃いました。

この例では、セグメントと波形の開始位置が合っていません。
2. マウス ポインタ ーをセ グメン トの開始 位置に 合わせま す。ポイ ン
ターのアイコンが左右を指す矢印に変わ ったら、セグメントの左端
を小節の開始位置までドラッグします。
セグメントの境界線が、小節の始まる、正確な グリッドラインにス
ナップします。
ワープをか けたあとにセグメント の長さを変更したときは、多 くの場
合、ワープタブ の位置を調整してタイ ミングを合わせる必要が ありま
す。

これで セグメントと小節の開 始位置が揃いました。あと は、波形の開
始位置を揃えましょう。

69
サンプルエディター

」ボタンと「試聴(ループ)
(Audition Loop)」ボ
• 「試聴(Audition)

リセット(Reset)
VariAudio

タンを使う

タブ にある、こ の欄の ポッ プアッ プメニ ューを 使うと、

「試聴(Audition)」ボタンをクリックすると、オーディオクリップ

「ピッチ&ワープ(Pitch & Warp)
」ツールでの変更を取り消して元の状

が最初から、または選択範囲の最初から再生されます。
「試聴(ルー

態に戻 せます。ピッチの変更と時 間的な伸縮のいずれか、ま たは両方

プ)
(Audition Loop)」ボタンがオンの場合、クリップ全体、または

を リセッ トで きま す。また、オー ディ オを 再分析 して「セ グメン ト

選択範囲が繰り返して再生されます。

(Segments)
」モードでの変更をリセットし、元のセグメント設定に戻

• トランスポートパネルの再生ボタンをクリックする

すこと も可能です。ポップアップ メニューには、以下の項目 がありま

必要に応じて[サイクル]ボタンをオンにしてか ら再生します。プ

す。
機能
ピッチの変更
(Pitch Changes)

ワープの変更
(Warp Changes)

ロジェクト全体が再生されるので、他のトラックや エフェクトなど

内容

も含めて聴くことになります。

調整 アンカーを使った 微分ピッチ カー ブの変更
も含めて、すべてのピッチ変更がリセットされま
す。セグメントが選択されている場合は、そのセ
グメントに対する変更がリセットされます。何も
選択されていない場合は、すべてのセグメントに
対する変更が取り消されます。

変更した音 を元の音と聴き比べた い時には、以下のような方法 があり
ます。
•

VariAudio タブにある「ピッチ変更オフ(Disable Pitch Changes)」
ボタンのオン / オフを切り替える。
「キーボードショートカット(Key
commands)
(詳 細 はオ ペレ ー ショ ンマ ニ ュア ルの『キ ー ボー ド

ワ ープ機能を 使った変 更内容が すべて取り 消さ
れます。

ショートカット』の章を参照)
」ダイアログの「サンプルエディター
(Sample Editor)
」
「VariAudio
- ピッチの変更をリセット(VariAudio

ピッチとワープの
調整 アンカーを使った 微分ピッチ カー ブの変更
変更(Pitch + Warp も含めた、すべてのピッチ変更と、ワープ機能を
Changes)
使った変更内容が、すべてリセットされます。セ
グメントが選択されている場合は、そのセグメン
トに対する変更、選択されていない場合は、すべ
てのセグメントに対する変更が取り消されます。

- Disable Pitch Changes)」でキーボードショートカットを設定する
こともできます。
•

AudioWarp タブにある「ワープ変更オフ(Disable Warp Changes)
」
ボタンのオン / オフを切り替える。
「キーボードショートカット(Key
commands)
(詳 細 はオ ペレ ー ショ ンマ ニ ュア ルの『キ ー ボー ド

オーディオを再分析 オ ーディオ が再分析 され、全体の セグメン テー
(Reanalyze
ションがリセットされます。
Audio)

ショートカット』の章を参照)
」ダイアログの「サンプルエディター
(Sample Editor)
」
「VariAudio
- ワープの変更をリセット(VariAudio
- Reset Warp Changes)」でキーボードショートカットを設定するこ
ともできます。

➯「キーボードショートカット(Key commands)
(詳細はオペレーショ
ンマニュアルの『キーボードショートカット』の章を参照)」ダイア

機能:MIDI を抽出(Extract MIDI)

ログでは、
「サンプルエディター(Sample Editor)」カテゴリーで、

この機能はオーディオから音楽の構造データを取り出し、MIDI パート

リセット用、再分析用のキーボードショートカットを設定できます。

を作成します。たとえば、ボーカル録音の上に MIDI インストゥルメン
トでまった く同じ(または一定の音 程だけずらした)メロディ ーを重

変更した結果を聴くには

ねたい場合などに役立ちます。抽出(作成)された MIDI パートをスコ

ピッチ やタイミングなどを変 更したとき、その結果を聴 くには、以下

アエディターで楽譜にしたり、MIDI ファイルとして書き出したりする

の方法があります。

こともできます(オペレーションマニュアルの『ファイルの扱い方』の
章を参照してください)。

• ツールバー上の「試聴モード(Acoustic Feedback)」ボタンをオン
にする

➯ オーディオから MIDI を抽出する前にセグメンテーションを整えて

該当するセグメントが再生されます。これ により、変更した状態を

ください。
セグメントの位置や長さが不適切なままで MIDI データを

簡単に耳で確認できます。

抽出すると、それを MIDI パート内で(波形画像なしで)修正しなく

• ツールバー上の「再生(Play)」ツールを選択する

てはならないことがあります。MIDI データの抽出では、音の変わり

希望する位置をクリックすると、マウスボ タンを押している間、そ

目、微分ピッチカーブ、ピッチクオンタイズ、ピッチ 変更などの設

の位置からあとのオーディオが再生されます。

定を取り入れることもできます。
抽出の結果 は、元の録音の質や、素材の 音楽的な内容などによ って変
わります。

70
サンプルエディター

MIDI データを抽出するには、以下の手順で操作してください。
1.

VariAudio

4.「ターゲット(Destination)」欄のポップアップメニューを使って、
作成される MIDI パート データの記録先を指定します。

タブを開きます。

メニュー項目の内容は以下のとおりです。

2.「機能(Functions)」欄をクリックし、ポップアップ メニューから

項目

「MIDI を抽出 ...(Extract MIDI...)
」を選択します。
「MIDI データの抽出(Extract MIDI)
」ダイアログが表示されます。
3.「抽出モード(Extraction mode)」欄のポップアップメニューから、
ピッチベンドデータの取り扱いについて、希望する項目を選びます。
ピッチベンドイベントは、ピッチの揺れや継続的な変化を表す MIDI コ
ントローラーデータです。MIDI ファイルを書き出すと、このデータも
一緒に保存されます。

選 択さ れて いる 最初 の MIDI トラ ッ クま たは イン ス
トゥル メント トラッ クに、MIDI パ ートが作成さ れま
す。すでに MIDI パートがある場合は、それに重なるよ
うに新しいパートが配置されます。

新規トラック
(New MIDI
Track)

新しい MIDI トラックが作成され、そこに MIDI パート
が配置されます。

プロジェクト
クリップボー
ド(Project
Clipboard)

抽出された MIDI データはクリップボード(コピー用の
メモリー領域)にコピーされま す。プロジェクトウィ
ンドウ 内で MIDI / イン ストゥルメン ト トラック を選
択したら、希望する位置にデータを挿入できます。

各項目の内容は以下のとおりです。
項目

内容

ノートのみ。
ピッチベンド
データを除く
(Just Notes
and no
Pitchbend
Data)

作成 される MIDI パートに は、ノートのデ ータ(ピッ
チ、開始位置など)だけが記録されます。

ノートと静止
ピッチベンド
データ
(Notes and
Static
Pitchbend
Data)

セ グメント ごとに1 つのピッ チベンド イベント が作
成されます。この項目を選択した場合は、
「ピッチベン
ド範囲(Pitchbend Range)」欄で1から 24 の間の値
を設定 してください。外部 MIDI デバイスや VST イン
スト ゥルメン トを使う場 合、それらの使 用する値と、
この欄での設定値が同じ範囲にある必要があります。

内容

選択された最
初のトラック
(First Selected
Track)

➯ プロジェクト内で使用されていないオーディオファ イルをプールか
らサンプルエディターで開いた場合、MIDI パートはプロジェクトの
開始位置に挿入されます。
5.[OK]をクリックします。
MIDI パートが作成されます。
➯ サンプルエディター内のオーディオイベントが、オ ーディオクリッ
プの一部分だけを参照している場合、
その部分だけから MIDI データ
が抽出されます。
「キーボードショートカット(Key commands)
(詳細は オペ レーショ
ンマニュアルの『キーボードショートカット』の章を参照)
」ダイアロ

ノートと継続 微分ピッチ カーブに相当する、継続的なピッチベンド
ピッチベンド イベントが生成されます。この項目を選択した場合は、
データ
「ピッチベンド範囲(Pitchbend Range)」欄で1から
(Notes and
24 の間の値を設定してください。外部 MIDI デバイス
Continuous
や VST インストゥルメントを使う場合、それらの使用
Pitchbend
する値と、この欄での 設定値が同じ範囲にある必要が
Data)
あります。
作成される MIDI パートのピッチベン ド カーブは比較
的 なめら かに 表示さ れます が、実際 のピッ チベ ンド
データには、検出され たピッチ変動がすべて収められ
ます。

グの「サンプルエディター(Sample Editor)」カテゴリーでキーボード
ショートカ ットを設定することも できます。
「VariAudio - MIDI を抽出
(Extract MIDI(no Dialog))」の項目を利用すると、ダイアログが表示さ
れることなく、前回の設定が自動的に適用されます。

リアルタイム処理を展開する
リアルタイム処理は、いつでも「展開(flatten)」できます。展開には
「プロセッサーの負荷を減らす」
、
「処理対象となるサウンドの音質を最
適化する」、という2つの効果があります。展開機能では、以下の内容
が固定されます。
• ワープ機能による時間的な変更(VariAudio 機能を含む。詳細は 55
ページの『フリーワープ』と、68 ページの『セグメントにワープを
かける』を参照)。ワープタブの機能が一時停止(バイパス)になっ
ている場合でも、ワープの設定内容が取り込まれ ます。展開の実行
後は、ワープタブがない状態になります。しかし、他 のオーディオ
処理などと同じく、展開機能自体も取り消せます。

71
サンプルエディター

(詳細は 65 ページの『ピッチを変更す
• VariAudio によるピッチの変更

展開用のアルゴリズムの選択

る』を参照)。VariAudio タブの機能が一時停止(バイパス)になっ

プールでは、1つのアルゴリズムを複数のクリップに対してまと

ている場 合でも、ピッチの 設定内容が 取り込まれ ます。展開には、

めて設定することもできます。

リアルタイム アルゴリズムの「ソロ(Solo)」プリセットが使用さ

VariAudio のピッチ変更機能を使った場合は、自動的に、リアル

れます。展開の実行後は、VariAudio の設定データがない状態になり

タイム アルゴリズムの「ソロ(Solo)
」プリセットが使用されます。

ます。しかし、他のオーディオ処理などと 同じく、展開機能自体も

リアルタイム処理を展開すると、オーディオの処理に MPEX 4 アルゴリ

取り消せます。

ズ ムを 使 用し て、リ アル タ イム 処理 よ りも 高 いオ ー ディ オク オ リ

• イベント の移調(詳細はオ ペレーショ ンマニュア ルの『移調機能』

ティーを実 現できます。オフライン 処理以外に、ポリフォニッ クフォ

の章を参照)
。

ルマントのピッチシフトを維持 / 固定する唯一の方法です。

• 展開を実行するには、希望するオーディオイベントを選択し、
「オー
デ ィ オ(Audio)」メ ニ ュ ー の「リ ア ル タ イ ム 処 理(Realtime

方法は以下のとおりです。

Processing)
」サブメニューから「展開(Flatten)」を選択します。
この機能は、オフライン処理を適用する前に 使用することもできま

1. 処理を展開するオーディオイベントを選択します。

す。処理のフリーズを適用すると、オリジナル ファイルのコピーが

2.「オーディオ(Audio)」メニューから「リアルタイム処理(Realtime

自動的にプールに作成され、オリジナルのオ ーディオクリップはそ

Processing)
」-「展開(Flatten)」を選択するか、「処理(Process)
」

のままの状態が維持されます。

タブの「展開(Flatten)」ボタンをクリックします。
ピッチを変更していない場合は、処理に使うアルゴ リズムを選択す
るためのダイアログが表示されます。
「アルゴリズム(Algorithm)」
欄では、 MPEX か「リアルタイム」のいずれかを選べます。 MPEX
を選ぶと、保存されるオーディオの音質をいくつか の段階から選択
できます。
「リアルタイム」を選ぶと、プロセッサーにかかる負荷が
少ないので、比較的、短時間で展開できます。

➯ VariAudio 機能でピッチを変更した場合、また、元のデータに対し
て 0.5 〜 2

の範囲外の比率でタイムストレッチを行なった場合に

は、このダイアログが表示されません。その場合 には、自動的にリ
アルタイム アルゴリズムが使用されます。
MPEX4 アルゴリズムでは、以下の音質レベルから希望するものを選択
できます :
項目
ブレビュー品質
(Preview)

内容
この 項目は、試聴す る場合にのみ 選択してく ださ
い。

ミックス(速度
処理が速いため、プレビューに適しています(モノ
優先)(Mix Fast) ラル、ステレオ、両方の素材に使用できます)。
ソロ(速度優先)
(Solo Fast)

72
サンプルエディター

単体楽器、ボイスのモノラル素材に向いています。

項目

• プロジ ェクトウ ィンド ウ内で「タ イムス トレッ チして サイズ変 更

内容

ソロ(音楽的 )
(Solo Musical)

上記と同じですが、クオリティーはより高くなりま
す。

(Sizing Applies Time Stretch)
」機能を使ってオーディオイベントの

ポリ(速度優先 )
(Poly Fast)

良 好な音質を確 保すると同時 に処理も速い モード
です。モノラル /ポリフォニック両素材に使用でき
ます。ドラムループ、ミックス、和音の素材に使用
します。

ストレッチをキャンセル(Unstretch Audio)」で、その操作を取り

ポリ(音楽的 )
(Poly Musical)

モノラル / ポリフォニック両素材に使える MPEX ア
ルゴリズムのデフォルトクオリティーです。ドラム
ループ、ミックス、和音に使用します。

• ツールバー上の欄でテンポや長さを入力する と、その値は、その元

ポリ(複雑 )
(Poly Complex)

クオリティー重視の設定のため、プロセッサーへの
負荷も大きくなります。非常に複雑なサウンド素材
の処理、あるいはストレッチ値が 1.3 以上の場合に
使用します。

サイズを変えた場合も、イベントを選択して、上 記の「オーディオ
消せます。
タイムストレッチ機能やワープタブを使った変更が すべて取り消さ
れます。
のオーディオクリップに対する設定値として記録されます。
その設定内容は、「オーディオストレ ッチをキャンセル(Unstretch
Audio)
」で取り消されません。

リアル タイム処理のプリセット は、サンプルエディターの ツールバー
にある「アルゴリズム(Algorithm)
」欄で選択できます(54 ページの
『リアルタイム再生用のアルゴリズムを選択する』を参照)
。
3. アルゴリズムを選択し、
[OK]ボタンをクリックします。
処理が終了すると、リアルタイムでストレ ッチ、またはピッチシフ
トを適用されていたループ は、同じ状態で再生されますが、
「ミュー
ジカル(Musical)」モードはオフになり、リアルタイムピッチシフ
トは 0 に設定されます。
オーデ ィオクリップは、リアルタイ ム処理を適用する前の 標準のオー
ディオクリップと同じ状態(例:テンポの変更を反映しない、など)に
なりま す。処理機能の展開は、プロジ ェクトのテンポやキー の設定が
終了し た時点で行なうのが理 想的ですが、もちろん、あとで オーディ
オに新しいキーやテンポを適用することもできます。この場合、すでに
処 理を適 用した ファイ ルに 変更を 加える よりも、オ リジナ ルの オー
ディオクリップに戻って変更を行なうほうが効果的です。

適用したタイムストレッチを取り消す
AudioWarp タブや VariAudio

タブで波形の長さを変えた場合、リ

アルタイ ムのタイムストレッチ機 能による変更をまとめて 取り消すこ
ともできます。取り消すには、
「オーディオ(Audio)
」メニューの「リ
アルタイム処理(Realtime Processing)」-「オーディオストレッチを
キャンセル(Unstretch Audio)
」を選択します。
➯ この取り消し操作では、リアルタイムのピッ チ変更やミュージカル
モード自体の設定は取り消されないので注意してください。
イベント やクリップに対してタイ ムストレッチが適用され ていない場
合、上記の「オーディオストレッチをキャンセル(Unstretch Audio)
」
はグレー表示され、選択できません。

73
サンプルエディター

5
ビデオ

作業の前に

形式

説明

ビデオ ファイルを扱うプロジ ェクトで作業を行なう には、まず、使用

MPEG-2

このコンテナ形式は DVD のオーサリングに使用されます。
AC3 マルチチャンネルオーディオを格納することもできま
す。拡張子は「.m2v」です。

VOB

この形式は DVD ビデオで使用されます。MPEG-2 に準拠し
ていますが、制限と仕様が追加されています。

MPEG-4

この形式は QuickTime ムービー規格に準拠しており、スト
リーミング、編集、ローカ ルでの再生、およびコンテンツ
の 相互変 換に関す るさま ざまな メタデ ータを 格納でき ま
す。ファイル拡張子は「.mp4」です。

AVI

この形式は、Microsoft 社が導入したマルチメディアコンテ
ナ形式です。

DV

これは、ビデオカメラで使用されるビデオ形式です。

WMV

これは、Microsoft 社が開発したいくつかの専用コーデック
用の圧縮ビデオファイル形式です。

する装 置と作業内容に応じてシ ステムを設定する必要 があります。以
下の項 では、ビデオファイルの 形式、フレームレート、およ びビデオ
出力デバイスの概要について説明します。
Cubase 5.5 は、これまでとはまったく違うビデオ再生エンジンを
使用しているため、ビデオの再生には、使用しているコンピュー
ターに QuickTime 7.1(またはそれ以降のバージ ョン)がインス
トールされていることと、OpenGL 1.2 以上(OpenGL 2.0 を推奨)
に対応したビデオカードが必要です。

ビデオファイルの互換性
ビデオ ファイルには多くの形式 があるため、ある形式のフ ァイルがシ
ステ ム上で動 作するかど うかを判断 するのが困 難な場合 があります。
ビデ オファイル が Cubase で再生で きるかどう かを判断す る方法は 2

Cubase はこれらすべてのコンテナ形式をサポートしていますが、コン

つあります。

テナファイ ル内の圧縮されたビデオ ストリームとオーディオ ストリー

• Qu ickTime 7.1 以上で ビデオ ファイ ルを開 きます 。Cub ase で は

ムをデコー ドできるソフトウェアが コンピューターにインス トールさ
れていない場合、問題が発生する可能性があります。また、ビデオファ

QuickTime を使用してビデオファイルが再生されます。

イルの作成 に使用されたコーデック の種類を知っておく必要 がありま

• 「プール」でビデオ ファイルのファイル情報を確認します。「形式が

す。

不適切であるか、対応していないファイ ルです。」と表示された場
合、そのビデオファイルは破損しているか、有 効なコーデックでサ

コーデック

ポートされていない形式です。

コーデックとは、ビデオ ( およびオーディオ ) ファイルのサイズを小さ

特定のビデオファイルを読み込めない場合、外部アプリケーショ

くし、コンピューターで扱いやすくするためのデータ圧縮方式です。ビ

ンを使用してそのファイルを互換性のある形式に変換するか、必

デオファイ ルを再生するには、コンピ ューターのオペレーティ ングシ

要なコーデックをインストールする必要があります。コーデック

ステムに正 しいコーデックがイン ストールされ、ビデオストリ ームの

の詳細については、75 ページの『コーデック』を参照してくださ

デコードが可能である必要があります。

い。

コーデッ クとコンテナ形式 の名前は紛らわしい 場合があります。

ビデオコンテナ形式

コン テナ形式 はファイ ル内で使 用されて いるコー デックと 同じ

ビデオ などのマルチメディアフ ァイルは、コンテナ形式に なっていま

名前であることが多いため、コンテナ形式またはファイルタイプ

す。コンテナ内には、ビデオやオーディオ以外にも、メタデータ ( オー

(.wmv、.mov、.dv など ) を、使用されてい るコーデックと 区別

ディオ とビデオを同時に 再生するために必要 な同期情報など ) を始め

するようにしてください。

とする さまざまな情報が格納 されています。コンテナ形 式では、作成

特定のビデ オファイルを読み込め ない場合、必要なコーデック がコン

日、作成 者、チャプタ ーマーク などに関 するデー タも格納 できます。

ピューターにインストールされていない可能性があります。この場合、

Cubase では以下のコンテナ形式がサポートされています。

インターネット (Microsoft 社やアップル社などの Web サイト ) でビデ

形式

説明

オコーデックを検索してください。

MOV

これは QuickTime ムービーです。

QT

こ れも QuickTime ムービ ーですが、Windows のみ で使用
されます。

MPEG-1

こ れ は、ビ デオ と オー デ ィオ の 圧 縮に 関 する M o vi n g
Picture Experts Group の最初の規格で、ビデオ CD の作成
に 使 用 さ れ ま す。こ の コ ンテ ナ 形 式 の フ ァ イ ル には、
「.mpg」または「.mpeg」という拡張子が付きます。

75
ビデオ

フレームレート

マルチ出力ビデオカード

Cubase では、さまざまな種類のビデオおよびフィルム用フレームレー

最も 一般的 な方法 の 1 つは、マ ルチ出 力ビデ オカー ドをコ ンピュ ー

トを使 って作業できます。利用でき るフレームレートは以 下のとおり

ターに取り 付けて使用することで す。マルチ出力ビデオカード を使用

です。:

すると、複数のコンピューターモニター ( 最大 4 つ ) をビデオカードに
接続できます。Cubase からのビデオ出力をいずれかの出力先に送るこ

• 23.9fps

とで、コンピ ューターのモニターや HD テレビの画面にフルス クリー

このフレ ームレート はフィルム を NTSC ビ デオ形式に 変換する際、

ンモードでビデオファイルを表示できます。

2-3 プルダウン処 理でテレシネ変換 できるよう、速度を下 げるのに

➯ 複数のビデオカードを使用してこれと同じ処理を行 なうこともでき

使用されま す。このレートは HD ビ デオ形式でも 使用され、 24p

ます。2 枚のデュアルディスプレイ対応ビデ オカードを 1 つのシス

と呼ばれます。

テムで使用することは ( 合計 4 つのモニター )、フィルムのポストプ

• 24fps

ロダクションシステムで は一般的によく見られる 構成です。1 つの

これは標準的なフィルムカメラのフレームレートです。

出力を ビデオ 専用に し、残り 3 つの出 力を Cubase や他 のアプ リ

• 24.9fps

ケーションに割り当てることができます。

このフレームレートは一般的に PAL や NTSC のビデオ形式やフィル
ムとの間で変換を行ないやすくするため に使用されます。エラーを

さまざまなビデオカードが、標準の VGA、DVI、S-Video、HDMI、コン

修正する際によく利用されます。

ポーネントビデオなど、さまざまな出力方式をサポートしています。ビ

• 25fps

デオに使用 するモニターの種類は、ビ デオカードのオプション に応じ

これは PAL ビデオ規格のフレームレートです。

て選択できます。HD テレビやデジタルプロジェクターを使用すると最

• 29.97fps

大画面での 表示が可能になります が、通常のコンピューターモ ニター

これは NTSC ビデオ規格のフレームレートです。カ ウントはドロッ

も非常に高画質のビデオモニターとして使用できます。

プフレームとノンドロップフレームのどちらかを選択できます。

専用ビデオカード

• 30fps
これはかつて白黒放送の NTSC 規格で採用されて いたフレームレー

Cubase では専用 ビデオカードの使用もサ ポートされています。通常、

トです。音楽レコーディングでは普及して いましたが、今日では標

専用ビデオカードは、ビデオ編集システムでビデオ編集するときに、ビ

準的に使用されることはなく なりました。このレートは NTSC ビデ

デオをディ スクにキャプチャーし て表示するために使用さ れます。通

オを 2-3 テレシネ変換でフィルムの速度にプ ルアップした場合と同

常は高解像 度の表示が可能で、カード 上でビデオの圧縮処理と デコー

じ速度になります。

ド処理を行なうことで、ホスト CPU の負荷を減らします。

• 59.98fps
このレートは 60p

➯ Blackmagic Design 社製の Decklink カードは、Cubase に自動的に

とも呼ばれますが、実際には、業務用 HD カメ

認識されます。ビデオはカード出力に直接送信されます。

ラの多くは 59.98 fps で映像を記録します。現在市販されている HD
ビデオカメラは、標準的なレートとしてフル 60 fps では録画しませ

FireWire DV 出力

ん。

コンピュ ーターの FireWire ポートを使用 して、FireWire から DV への
スタ ンドア ロンの 変換装 置や各 種ビデ オカメ ラなど の外部 コンバ ー

ビデオ出力デバイス

ターに、DV ビデオストリームを出力することもできます。このような

Cubase は、複数のビデオファイル再生方式をサポートしています。用

装置をテレ ビやプロジェクターに接 続して大画面表示するこ とも可能

途によ っては、画面上で「ビデオプ レーヤー」ウィンドウ内 にビデオ

です。FireWire プロトコル はデータを高速 で転送でき、ビデオ関 連の

ファイ ルを表示するだけでよい 場合も多くありますが、細 部を確認す

周辺機器との伝送手段としては最も標準的なものとなっています。

るため にビデオを拡大表示した り、セッションに参加して いる他のメ

Windows では、Cubase を起動する前にデバイスを FireWire ポー

ンバーに もビデオが見えるように したりする必要がある場 合も多々あ

トに 接続し ておくこ とが重 要です。そう しない と、デバイス が

ります。このようなニーズに応えるため、Cubase では多くの種類のビ

Cubase によって適切に検出されない場合があります。

デオ出力デバイスを使用できます。

76
ビデオ

➯ Cubase は、ビデオを読み込む際にサムネイルキャッシュファイルを

Cubase でのビデオプロジェクトの準備

自動的に作成します。生成されたファイルはビデオ ファイルと同じ

以下 の項では、ビデオを 使用する Cubase プロ ジェクトの準備 に必要

フォルダに "< ビデオファ イルの名称 >.vcache" という名称で 保存

な、基本的 な操作について説明 します。ビデオファイル は、オーディ

されます。

オファイ ルとは別のハードディス クドライブに格納するこ とをおすす

Cubase では、フレームレートと形式が異なる複数のビデオファイ

めしま す。これにより、高解像度ビデ オと多くのオーディオ トラック

ルを同じビデオトラックで使用できます。適切なコーデックがイ

を同時に 使用しているときにデー タストリーミングの問題 が発生する

ンストールされていれば、すべてのビデオファイルを 1 つのプロ

のを防ぐことができます。

ジェクトで再生できます。ただし、オーディオイベントとビデオ

ビデオファイルの読み込み

イベントを適切に同期するには、ビデオファイルのフレームレー

互換性の あるビデオファイルをプ ロジェクトに読み込むの は非常に簡

ます ( 以下を参照 )。

トが プロジェ クトのフ レームレ ートに一 致してい る必要が あり

単です。

プロジェクトウィンドウのビデオファイル

ビデオ ファイルの読み込み方法 は、オーディオファイルの 読み込み方
法と同じです。

ビデオファ イルはイベント / クリップ としてビデオトラックに 表示さ
れますが、これにはフィルムのフレームを表すサムネイルが付きます。

• 「ファイル」メニューの「読み込み」-「ビデオファイル」を使用する
「ビデオの読み込み」ダイアログボックスで「ビデオからオーディオ
を抽出」オプションを有効にします。これ により、ビデオに埋め込
まれているオーディオストリームが、ビデオ トラックの下に新しく

ビデオトラックを
ミュート

作成されたオーディオトラックに読み込 まれます。新しいトラック

フレーム数を表示

とクリップにはビデオファイルの名前が 流用されます。新しいオー

サムネイルを表示

ロック

ディオイベントはビデオイベントと同じ 開始ポジションとなり、互
いに同期します。コンテナファイル内にオー ディオストリームがな

トラックリ ストおよびインスペク ターには、以下のボタンが表 示され

い場合、
「互換性のあるオーディオストリームがファイル内に見つか

ます。

りませんでした。」というエラーメッセージが表示されます。
「OK」

ボタン

をクリックすると、ビデオストリームの読み込みが続行されます。

ビデオトラック このボタンを有効にすると、ビデオの再生が停止しま
をミュート
す。プロ ジェクトの他 のイベント の再生は続行 しま
す。このボタンを使用すると、ビデオ再生が不要な処
理を 実行する 際に Cubase の パフォー マンスを 向上
できます。

➯ サポートされていないビデオファイル を「ビデオの読み込み」オプ
ションで読み込もうとすると、
「ビデオの読み込み」ダイアログボッ
クスに「形式が不適切であるか、対応していないファイルです。」と
いうメッセージが表示されます。
• まず「プール」に取り込んでから、プロジェクトウィンドウにドラッ
グする ( 詳細につ いてはオペレーションマニ ュアルの「プール」の
章を参照 )
• ドラッグアンドドロップを使用する (Windows のエクスプローラ /

説明

フレーム数を
表示

このボタンを有効にすると、各サムネイルの左下にフ
レーム番号が表示されます。

サムネイルを
表示

このボタンを使用すると、ビデオトラックのサムネイ
ルの表示 /非表示を切り替えることができます。

ロック

このボタンを有効にすると、ビデオイベントがロック
され ます ( 詳細に ついては オペレーシ ョンマニ ュア
ルの「プロジェクトウィンドウ」の章を参照 )。

Mac OS の Finder、プール、または MediaBay から )
➯「プール」またはドラッグアンドドロップを使用してビデオファイル
を読み込む場合、Cubase はビデオファイルからオーディオを自動的

➯ これらのボタンのうちのいくつかは、トラックリス トに表示されな

に抽出できます。この処理を行なうかどうかは、
「環境設定」ダイア
ログボックスの「ビデオ」ページの「ビデオフ ァイル読み込み時に

い場合があります。トラックリストに表示するボタンは、
「トラック

オーディオを抽出」設定で指定します。ビデオ ファイルからのオー

コントロールの設定」ダイアログ ボックスで指定します ( オペレー

ディオの抽出の詳細については、81 ページの『ビデオファイルから

ションマニュアルの「カスタマイズについて」の章を参照 )。

のオーディオの抽出』を参照してください。

77
ビデオ

サムネイル キャッシュファイルを 手動で作成する場合、以下の 方法を

サムネイルについて

使用できます。

各サム ネイルイメージは、対応する フレームの開始位置に 正確に表示
されま す。ズームインした場合も、フ レーム間に十分なスペ ースがあ

• 「プール」で、サムネイルキャッシュファイルを作成するビデオファ

れば、スペ ースが許すかぎりサム ネイルが繰り返し表示 されます。そ

イルを右クリックし、コンテキストメニューで「サム ネイルキャッ

のため、ズ ームインの倍率に関係な く常にサムネイルを確 認すること

シュを生成」オプションを選択します。

ができます。

サムネイルキャッシュファイルが作成されま す。または、すでにそ
のビデオファイルのサムネイルキャッシュファイル が存在していた

サムネイルのメモリーキャッシュサイズ

場合、サムネイルキャッシュファイルが「更新」されます。

「環境設定」ダイアロ グボックスの「ビデ オ」ページで、
「サ ムネイル

• プロ ジェ ク トウ ィン ド ウで、ビ デオ イ ベン ト のコ ンテ キ スト メ

のメモ リーキャッシュサイズ」の 値を入力できます。このオ プション

ニューを開き、
「メディア」サブメニューの「サムネイルキャッシュ
を生成」を選択します。

で、
「リアル」なサムネイル表示に使用できるメモリー容量が決まりま
す。現在表示されているイメージは、サムネイルのメモリーキャッシュ

• 「メディア」メニューで「サムネイルキャッシュを生成」を選択しま
す。

に バッフ ァーさ れます。メ モリ ー容量 が残っ ていな い場合 に別 のイ
メージ に移動すると、キャッシ ュ内で「最も古い」画像が最 新の画像

➯ すでに存在するサムネイルキャッシュファイルの「更新」は、
「プー

と置き 換えられます。長時間のビデ オクリップを操作して いる場合や

ル」内からのみ実行できます。

高い表示倍率で作業している場合、
「サムネイルのメモリーキャッシュ

➯ サムネイルキャッシュファイルはバックグラウンド で生成されるた

サイズ」の値を上げる必要がある場合があります。

め、Cubase での作業を続行できます。

サムネイルキャッシュファイルについて

ビデオの再生

Cubase は、ビデオを読み込む際にサムネイルキャッシュファイルを自
動的に 作成します。キャッシュフ ァイルが利用されるの は、すでにプ

ビデオファイルを再生するには、QuickTime 7.1 以上がコンピュー

ロセッ サーへの負荷が非常に高 く、サムネイルの正常な描 画やリアル

ター にイン ストール されてい る必要 がありま す。QuickTime に

タイムの 計算がプロジェクトの編 集や処理に必要なシステ ムリソース

は、フリーウェアのバージョンと、ビデオ変換オプションが追加

を消費してしまうような場合です。サムネイルをズームインすると、サ

された「Pro」( プロ ) バージョンがありますが、プレーヤーエン

ムネイ ルの解像度が低くなって 画像が不鮮明になりま す。コンピュー

ジンは双 方に共通です。したが って、Cubase で再生のみ 行なう

ターの CPU に大きく依存するプロセスが終了すると、フレームは自動

場合、「Pro」バージョンの購入は必要ありません。

的に再計算されます。すなわちプログラムは、
「画像をリアルタイムで

使用し ているビデオ装置 で Cubase からビデオ を再生できるかど うか

計算」または「キャッシュファイルを使用」を自動的に切り替えます。

を確 認するに は、
「デバ イス設 定」ダイアロ グボック スの「ビデ オプ

➯ 書き込み禁止になっているフォルダーから ビデオファイルを読み込

レーヤー」ペー ジを開きます。システム がビデオの最小要件を 満たし

んだ場合など、サムネイルキャッシュファイ ルを生成できない場合

ていない場合、その旨を通知するメッセージが表示されます。
「デバイ

もあります。あとでホストフォルダーにアクセスできるのであれば、

ス設定」ダイア ログボックスの詳細 については、以下の項を参 照して

サムネイルキャッシュファイルを手動で生成することができます。

ください。
ビデオは、トランスポートコントロールを使用して、他のすべてのオー

サムネイルキャッシュファイルの手動生成

ディオおよび MIDI 素材と一緒に再生されます。

読み込み 時にサムネイルキャッシ ュファイルを生成できな かった場合
や、外部ビ デオ編集アプリケーショ ンで特定のビデオファ イルを編集
したためにそのファイルのサムネイルキャッシュファイルを「更新」す
る必要 がある場合、サムネイルキャ ッシュファイルを手動 で生成でき
ます。

78
ビデオ

• ビデオイメージの品質があまり重要でない場合、ま たはパフォーマ

「デバイス設定」ダイアログボックスのビデオ設定

ンスに問題がある場合は、
「ビデオのクオリティー」ポップアップメ

「デバイス設定」ダイアログボックスでは、ビデオファイルの再生に使

ニューの値を下げてみてください。

用する デバイスを指定します。再生 中に別の出力デバイス に切り替え

品質設定を高くするとビデオの表示がシャープでス ムーズになりま

ることができます。

すが、プロセッサーの負荷が高くなります。

コンピューターの画面上でのビデオの再生
「ビデオプレーヤー」ウィンドウは、コンピューターの画面上でビデオ
を再生するために使用されます。

「デバイス設定」ダイアログボックスの「ビデオプレーヤー」ページ

• 「ビデオプレーヤー」ウ ィンドウを開くには、
「デ バイス」メニュー

ビデオ出力デバイスを設定するには、以下の手順を実行します。

で「ビデオプレーヤー」を選択します。
1.「デバイス」メニューで「デバイス設定 ...」を選択して「デバイス設
定」ダイアログボックスを開き、
「ビデオプレーヤー」ページを選択
します。
2.「アクティブ」コラムで、ビデオの再生に使用するデバイスのチェッ
クボックスをチェックします。
使用しているシステムでビデオを再生でき るすべてのデバイスが表
示されます。
「PC モニター」デバイスは、コンピューターのモニター
でビデオファイルを再生するために使用 されます。出力デバイスの
詳細については、76 ページの『ビデオ出力デバイス』を参照してく
ださい。
3.「表示形式」コラムのポップアップメニューから、出力形式を選択し
ます。

ウィンドウサイズとビデオ品質の設定

「PC モニター」出力では、
「固定」表示形式のみを使用できます。他
の出力デバイスでは、デバイスに応じて再生 に別の出力形式を選択

「ビデオプレーヤー」ウィンドウのサイズを変更したり、ビデオの再生
品質を変更したりするには、
「ビデオプレーヤー」ウィンドウのコンテ

できます。

キストメニューで適切なオプションを選択します。

4.「オフセット」設定を調整して、処理による遅延を補正します。
ビデオ処理中の遅延により、Cubase でビデオイメージがオーディオ
とずれる 場合がありま す。
「オフ セット」パラメ ーターを使 用する
と、この影響を補正できます。
「オフセット」の値は、ビデオ素材の
処理時間を補正するため にビデオを前倒して配信する時間 ( ミリ秒
単位 ) を示します。処理 による遅延時間は各ハードウ ェア構成で異
なる可能性があるため、適切な値を判断する ために異なる値を試し
てみる必要があります。
➯「オフセット」の値は、出力デバイスごとに個別に設定できます。こ
の値は、プロジェクトに関係なく、出力デバイ スごとにグローバル
に保存されます。
➯ オフセットが使用されるのは再生中のみ です。停止モードおよびス
クラブモードでは無効になるため、正しいビ デオフレームが常に表
示されます。

79
ビデオ

➯ ビデオがフルスクリーンモードで再生されると き、ビデオのアスペ

以下のオプションがあります。

クト比は常に維持されます。

オプション

説明

フルスクリー
ンモード

ウィンドウがコンピューターの画面全体に拡大されま
す。複数の モニターで 作業して いる場合、「ビデオプ
レーヤー」ウィンドウを別のモニターに移動できます。
これにより、片方のモ ニターで Cubase を操作しなが
ら、もう一方のモニターでビデオを再生できます。フ
ルスクリーンモードを終了するには、ウィンドウのコ
ンテキストメニューを使用するか、またはコンピュー
ターのキーボードの [Esc] キーを押します。

ビデオのジョグ / シャトル再生
ビデオイベ ントはジョグ / シャトル 再生、すなわち任意の速度 で早送
りまたは巻き戻ししながら再生できます。この操作を行なうには、
「ビ
デオプレー ヤー」ウィンドウ内でク リックして、マウスを右ま たは左
に動かします。
また、トランス ポートパネルのスク ラブコントロール、または リモー

1/4 サイズ

ウィンドウサイズが実際のサイズの 1/4 になります。

トコ ント ローラ ーのジ ョグホ イール を使 用して、ビ デオイ ベント を

1/2 サイズ

ウィンドウサイズが実際のサイズの 1/2 になります。

ジョグ / シャトル再生することもできます。

等倍

ウィ ンドウ サイズ が実際 のビデ オのサ イズに なりま
す。

ジョ グと スクラ ブ、それぞ れのコ ントロ ール の詳細 につい てはオ ペ

2倍

ウィンドウが実際のサイズの 2 倍に拡大されます。

章を参照してください。

ビデオのクオ
リティー

このサブメニューでは、ビデオイメージの品質を変更
できます。設定を高くするとビデオの表示がシャープ
でスムーズになりますが、プロセッサーの負荷が高く
なります。

ビデオの編集

レーション マニュアルの「プレイバ ックとトランスポート パネル」の

ビデオクリ ップは、オーディオクリ ップの場合と同様に、イベ ントに
よって再生 されます。オーディオイ ベントの場合と同じよ うに、ビデ
オイベントに対してもすべての基本的な編集操作が可能です。1 つのイ

• 通常のウィンドウのサイズ変更操作と同 様に、境界線をドラッグす

ベントを取 り出して何度もコピー することで、さまざまなミッ クスを

ることができます。
➯ 解像度が高 くなるほど、再 生に多くの処 理能力が必 要になります。

作成するこ とができます。たとえば、イ ベントハンドルを使用 してビ

プロセッサーの負荷を減らす必要があ る場合、
「ビデオプレーヤー」

デオイベン トをトリミングして、カウ ントダウンを削除するこ ともで
きます。また、他 のイベントと同様に、プ ロジェクトウィンド ウでビ

ウィンドウのサイズを小さくするか、
「ビデオのクオリティー」サブ

デオイベントをロックしたり、
「プール」でビデオクリップを編集した

メニューの値を下げます。

りすることもできます。

アスペクト比の設定

ビデオイベ ントをフェードさせたり クロスフェードさせたり すること

境界線 をドラッグして「ビデオプ レーヤー」ウィンドウのサ イズを変

はできま せん。また、鉛筆ツール、のり ツール、およびミュー トツー

更すると、ビデオイメージが歪む場合があります。これを防ぐには、ビ

ルをビデオイベントに使用することはできません。

デオ再生時のアスペクト比を設定します。

➯ Windows のみ : CD からコピーしたビデオファイルを編集できない

• 「ビデオプレーヤー」コンテキストメニューの「アスペクト比」サブ

場合、CD からコピ ーしたファイ ルがデフォル トで書き込み禁 止に
なっていることが原因の可能性があります。書き込 み禁止を解除す

メニューで、以下のいずれかのオプションを選択します。

るには、Windows エクス プローラ ーで「プロパ ティ」ダイア ログ

オプション

説明

なし

ウィンドウサイズの変更時、ビデオのアスペクト比は維
持されません。イメージ は、
「ビデオプレ ーヤー」ウィ
ンドウ全体を占めるように拡大/縮小されます。

内部

「ビデオプ レーヤー」ウィンドウのサイズは自 由に変更
できますが、ビデオのアスペクト比は維持され、ウィン
ドウ全体 を占めるよ うにビデ オイメージ の周りに 黒い
境界が表示されます。

外部

「ビデオプ レーヤー」ウィンドウのサイズ 変更が、ビデ
オイメージのアスペクト比によって制限されます。ビデ
オイメージは常にウィンドウ全体を占め、アスペクト比
は維持されます。

ボックスを開いて「読み取り専用」オプションを無効にします。

80
ビデオ

2.「ファイル」メニュー の「書き出し」サ ブメニュ ーで「オーデ ィオ

ビデオファイルからのオーディオの抽出

ミックスダウン」オプションを選択し、ビデオコンテ ナファイルに

ビ デオフ ァイル にオー ディ オが含 まれて いる場 合、オーデ ィオ スト

挿入するオーディオファイルを 書き出します ( 詳細につい てはオペ

リーム を抽出できます。オーディオ 素材を読み込む場合は 常にダイア

レーションマニュアルの「オーディオミックスダウ ンのファイル書

ログボックスが表示され、異なる読み込みオプションを選択できます (

き出し」の章を参照 )。

詳細に ついてはオペレーション マニュアルの「プロジェク トウィンド

3.「ファイル」メニューで「ビデオファイルのオーディオを置き換え」

ウ」の章を参照 )。抽出されたオーディオストリームは新しいオーディ

を選択します。

オトラ ックとしてプロジェクト に追加され、他のすべての オーディオ

ファイルの選択ダイアログボックスが開き、ビデオ ファイルを指定

素材と同様に編集できます。

するように求められます。

ビデオファイルからオーディオを抽出する方法は以下のとおりです。

4. ビデオファイルを選択して「開く」をクリックします。
次に、対応するオーディオファイルを指定するように求められます。

• 「ビデオの読み込み」ダイアログボックスで「ビデオからオーディオ

前の手順で作成したファイルを指定します。

を抽出」オプションを有効にする (77 ペー ジの『ビデオファイルの

5. オーディオファイルを選択して「開く」をクリックします。

読み込み』を参照 )

選択したオーディオがビデオファイルに追加さ れます。既存のオー

• 「ファイル」メニューの「読み込み」サブメニューで「ビデオファイ

ディオストリームがある場合は、オーディオが置き換えられます。

ルのオーディオ」オプションを使用する
選択したオーディオトラック上のプロジェ クトカーソルを開始位置

処理が完了 したら、ネイティブメディ アプレーヤーでビデオフ ァイル

としたオーディオイベントが挿入されま す。オーディオトラックを

を開き、適切に同期されているか確認します。

選択していない場合、新しいオーディオトラックが作成されます。
• 「環境設定」ダイアログボックスの「ビデオ」ページで「ビデオファ
イル読み込み時にオーディオを抽出」オプションを有効にする
ビデオ ファイ ル読み 込み時 に、ビデオフ ァイル から自 動的に オー
ディオストリームが抽出されます。
• 「メディア」メニューの「ビデオファイルからオーディオを抽出」オ
プションを使用する
「プール」にオーディオクリップが作成されます。ただし、プロジェ
クトウィンドウにはイベントは追加されません。
ここに示した機能は、MPEG-1 および MPEG-2 ビデオファイルに
は使用できません。

ビデオファイルのオーディオの置き換え
ビデ オで使用す るすべての オーディオ データと MIDI データの 編集が
終わり、最 終的なミックスを作成 したら、新しいオーディオ をビデオ
に書き 戻す必要があります。この 処理を行なうには、オーデ ィオをビ
デオコンテナファイル内の別のストリームに埋め込みます。
ビデオ ファイルのオーディオス トリームを置き換える には、以下の手
順を実行します。
1. Cubase で、ビデオファイルの開始位置に左のロケーターを配置しま
す。この操作により、オーディオストリームと ビデオストリームが
確実に同期します。

81
ビデオ

6
プラグインの新機能

AmpSimulator
AmpSimulator

Groove Agent ONE 1.1 アップデート

はパネルのデザインが新しくなっています。ただし、

個別サンプルの置き換え

備わっているパラメーターはこれまでのバージョンと同じです。

Groove Agent ONE のサンプルパッドでは、サンプルを個別に置き換え
ることができるようになりました。
• パッドに設定(マップ)されているサンプルを置き換えるには、[Alt]/
[option] キーを押し た状態で、新しいサンプルを希望す るパッドに
ドラッグアンドドロップします。
[Alt]/[option] キーを押さない場合は、パッドにレイヤーが追加され
ます。
• パッドレイヤー内のサンプルを置き換えるには、まず、
「LCD ディス
プレイ」
(パネル内の左上)内で置き換える対象となるレイヤーを選
択します。続いて、[Alt]/[option] キーを押した状態で、新しいサン
プルをパッド上にドラッグアンドドロップします。

所在不明のファイルに関する操作

AmpSimulator はモノラルのディストーションエフェクトです。さま
ざまなギター アンプとスピ ーカーキャビネットの組み合わせをエミュ

プリセット に属するサンプルが見 つからない場合は、そのファ イルの

レート しています。幅広い種類のア ンプとキャビネットが 用意されて

場所を指定 するためのダイアログ が表示されます。場所を指定 しない

います。

で操作を続けるには[無視(Ignore)
]ボタンをクリックしてください。

パラメーターは下記のとおりです。

該当するフ ァイルの収められてい るフォルダーを指定する には[ファ
イルの場所を設定(Locate File)]をクリックします。また、該当する

パラメーター

説明

Drive

アンプのオーバード ライブのかかり具合をコントロー
ルします。

には[フォルダー内の検索]をクリックしてください。

Bass

低域周波数のトーンコントロールです。

GAK アーカイブファイルの保存と読み込み

Middle

中域周波数のトーンコントロールです。

Groove Agent ONE の設定 と現在の設定 状況で参照さ れているサ ンプ

Treble

高域周波数のトーンコントロールです。

ルファイルすべてを「Groove Agent ONE キット」として保存できるよ

Presence

高域のブースト用です。

うになりました。このファイルは「GAK アーカイブ(GAK archive)」と

Volume

全体の出力レベルのコントロールです。

呼ばれ、名前に

アンプ名ポッ
プアップメ
ニュー

アンプセクションの いちばん上にあるアンプ名の欄を
クリックすると、この ポップアップメニューが表示さ
れ、希 望 する ア ンプ モ デ ルを 選 択で き ます。 "N o
Speaker" を選択すると、この機能をバイパスできます。

GAK アーカイブを保存するには、以下の手順で操作してください。

キャビネット
名ポップアッ
プメニュー

キ ャビネ ットセ クショ ンのい ちばん 上に あるキ ャビ
ネット名の欄をク リックすると、このポップアップメ
ニューが表示され、希 望するスピーカーキャビネット
モデルを選択できます。"No Speaker"を選択すると、こ
の機能をバイパスできます。

Damping
Lo/Hi

ファイルが あると思われるフォルダ ーやサブフォルダー内を 検索する

.gak

という拡張子が付けられます。

1. Groove Agent ONE を希望する状態に設定します。
2.「Exchange」セクションの[Export]ボタンをクリックします。
「Export Groove Agent ONE kit(Groove Agent ONE キットの書き出
し)
」ダイアログが表示されます。ここでアーカイブファイルの名前
と保存場所を指定してください。
3.[保存(Save)]ボタンをクリックします。
アーカイブファイルが保存され、ダイアログが閉じます。

選択したスピーカー キャビネットのサウンドシェイプ
を決めるトーンコ ントロールです。値の上でクリック
し、新しい値を入力した後、[Enter]キーを押します。

➯ この操作では、GAK アーカイブファイルと共にプラグインプリセッ
トファイル も作成され ます。このプリ セットには GAK アーカ イブ
ファイル内のサ ンプル参照情報が 収められています。MediaBay で
は、このプリセットファイルをブラウズできるの で、使用サンプル
まで含めたすべての Groove Agent ONE 設定情報に Cubase の内部
からアクセスできます。

83
プラグインの新機能

GAK アーカイブファイルを開くには、以下の手順で操作してください。

LoopMash 1.2 アップデート

1.「Exchange」セクションの[Import]ボタンをクリックします。

トラックボリュームコントロールとレベルメーターを搭載

2. 希望する GAK ファイルを指定して[開く(Open)]ボタンをクリッ

各トラック の右端にはボリューム コントロールが備わりま した。この

クします。

コントロー ルを操作するとトラック の相対的なボリュームを 調整でき

指定した GAK ファイルの 設定とすべてのサンプルが Groove Agent

ます。このため、ト ラック同士のバラン スをとるのに使用して くださ

ONE に読み込まれます。

い。

Polyphony(ポリフォニー)カウンター

ボリ ュー ムコン トロー ルの左 側には レベ ルメー ターが ありま す。ト

「LCD ディスプレイ」(パネル内の左上)には現在、再生 中のパッドの

ラックの現在の再生レベルを視覚的にとらえるのに役立ちます。

数が表示されます。

相似度スレッショルドの設定
新しい編集機能:波形ディスプレイの開始 / 終了ロケーター

本バージョ ンでは相似度スレッショ ルドのコントロールが加 わりまし

「Pad Edit」セクションの[Voice]ボタンをクリックすると、ディスプ

た。これ は、すべて の段 の相似 度ゲイ ンスラ イダー(similarity gain

レイは「波形ディスプレイ(waveform display)
」になります。右側の

slider)を縦断するように走る細いラインで、上下の端に三角形のハン

パッド から希望するものを選択 すると、そのパッドに割り 当てられて

ドルがあり ます。このハンドルを左 右にドラッグすると、それ ぞれの

い るサン プルの 波形が 波形 ディス プレイ に表示 されま す。この 波形

段で再生さ れるスライスの相似 度(互いに似ている度合い)の 最小値

デ ィスプ レイに は、サンプ ル再 生の開 始位置 と終了 位置を 決め るロ

を指定できます。

ケーターが加わりました。ロケーターを前後にドラッグすることで、そ

このコント ロールで指定された 値よりも小さい(左側にあ る)相似度

れぞれの位置を調整できます。また、
[Ctrl]キーを押した状態でロケー

のスライスは再生されません。

ターを クリックすると、その位置を 中心として波形の表示 が拡大され
ます。各ロ ケーターを移動させる と、自動的にゼロクロスポ イントに

小節と拍を示す新しいルーラー

スナッ プする(振幅値ゼロの位置 にセットされる)ので注意 してくだ

トラックセ クションのいちばん上 にはルーラーがあります。こ こには

さい。

小節と拍(ビ ート)を示すラインや数 字が表示されます。この 表示は

マウスホイールを使ったパラメーターの調節

プロジェクトの拍子に基づいています。

アプリ ケーション内にある他の いくつかの設定欄と同 様、波形ディス

相似度スレッショルドスライダー
(Similarity threshold slider)

プレイ でも、上部に表示されるパ ラメーター欄をクリッ クし、マウス

ルーラー
(Ruler)

ホイー ルを使って値を増減させ ることができるように なりました。欄
をクリックし、そのまま上下にドラッグする操作も使えます。

マウスホイー
ルを使って、
これらのパラ
メーターを変
更できます。
トラックボリュームコントロール

開始ロケーターと終了ロケーター

レベルメーター

84
プラグインの新機能

ユーザーの意図に反して REVerence がこうしたサ ラウンドファイルを

REVerence のアップデート

トゥルース テレオモードで処理して しまわないようにする方 法があり

REVerence には「Smooth Parameter Changes(パラメーターの変更を

ます。それは、インパルス応答ファイルの iXML チャンクに「Recording

スムーズに行なう)」ボタンが加わりました。このボタンはパネル内の

Mode(録音モード)」属性を書き込むことです。ステレオトラックで

右上、プログラムスロットと「store/recall/erase(保存 / 呼び出し / 削

REVerence に4チャン ネル構成のインパル ス応答ファイルを読 み込ん

除)」ボタンセクションの間にあります。このボタンがオンになってい

だ場 合、REVerence は そのフ ァイル 内の iXML チ ャン クを探 します。

ると、プログラムが切り替わるときにクロスフェードが適用されます。

チャンク内に「Recording Mode」属性タグが見つかった場合の動作は

使用する プログラムを選ぶときや インパルス応答の設定を 調整すると

以下のとおりです。

きなど には、このボタンをオフに しておいてください。好み のプログ

• 属性(attribute)の内容が「TrueStereo」の場合、REVerence はトゥ

ラムマトリックスが決まったところで、このボタンをオンにすると、プ

ルーステレオモードで動作します。

ログラム間の移行時に不要なノイズが入るのを防げます。

• 属性が「A/B」または「Quadro」になっていると、REVerence は通
常のステレオモードで動作します。この場合、サラウ ンドファイル
の左右(L/R)チャンネルだけが処理されます。
➯ MediaBay の属性インスペクター(Attribute Inspector)を利用する
と、この「Recording Mode」属性の値を効率よく編集、設定できま

トゥルーステレオ(True-stereo)

す。独自にインパルス応答ファイルを作成した場合 などは特に役立

トゥルー ステレオ形式で録音され たインパルス応答ファイ ルを使用す

ちます。詳細についてはオペレーシ ョンマニュアルの「MediaBay」

ると、オリ ジナルの音響空間をき わめてリアルに再現で きます。トゥ

の章を参照してください。

ルーステ レオ形式のインパルス応 答ファイルが以下のチャ ンネル構成

スタジオ EQ のアップデート

で ある場 合、REVerence は、そのフ ァイル を処理 できま す。ただし、
チャンネ ルの構成と順序まで完全 に一致する必要があるの で注意して

各帯域の EQ には、EQ カーブを上下に反転させる「inv(反転)」ボタ

ください:LL, LR, RL, RR

ンが備わ りました。ボタンをクリ ックすると、グラフの横 軸(周波数

各チャンネルの内容は以下のとおりです。

軸)を基準にし てゲインカーブの上 下が逆になります。このボ タンは

チャンネル 信号のソース

録音に使用されたマイク

ゲインコントロールの右下にあります。

LL

左(left source)

左マイク(left microphone)

LR

左(left source)

右マイク(right microphone)

RL

右(right source)

左マイク(left microphone)

RR

右(right source)

右マイク(right microphone)

➯ 希望するトゥルーステレオ形式のインパル ス応答ファイルが複数の

これは特定 周波数のノイズを取り 除くのにとても便利な機 能です。取

モノラルフ ァイルとして しか存在しな い場合には、Cubase のオー

り除きたい 周波数を探す場合、まず ゲインを持ち上げると、タ ーゲッ

ディオミックス書き出し機能を使って、REVerence に対応したイン

トの周波数が見つけやすくなります。周波数が見つかったら、
「inv」ボ

ターリーブ形式のファイルに組み直すこ とができます。詳細につい

タンをクリックすれば、持ち上げていた分のゲインが下がります。

てはオ ペレー ション マニュ アルの「オー ディオ ミック スダウ ンの
ファイル書き出し」の章を参照してください。
ステレオトラック に REVerence をイン サートし、4チャンネルのイン
パルス 応答ファイルを開 くと、REVerence は標準で自動的に トゥルー
ステレオモードで動作するようになっています。
このため、4チャンネル構成(L, R, LS, RS)で録音されたサラウンドの
インパルス応答ファイルを使用する場合、4.0 構成のオーディオトラッ
クに REVerence をインサートする必要 があります(ステレオトラック
ではトゥルーステレオモードで処理されてしまいます)。

85
プラグインの新機能

索引

A
ACID ループ 51
AmpSimulator 83
AudioWarp
概要 51
ミュージカル モード 51
AudioWarp タブ
サンプル エディター 42

F
FireWire DV 出力 76
Free Warp 55

概要 61
セグメント 61
セグメントを編集 63
波形ディスプレイ 61
ピッチ クオンタイズ 66
ピッチの変更 65
ピッチの揺れをなめらかにする 67
変更した結果を聴く 70
編集 62
リセット 70
VariAudio タブ
サンプル エディター 42

あ

M
MediaBay
VST Sound ノード 22
ウィンドウレイアウト 21
概要 20
キーボードショートカット 36
「結果」セクション 24
「検索先」セクション 23
検索先の指定 23 22
スキャン操作 22
セクション 20
セクションの表示 /非表示 21
設定 35
属性インスペクター 32
属性の編集 32
属性フィルタリング 31
「フィルター」セクション 29
ブール値検索 26
「プレビュー」セクション 27
メディアファイルのスキャン 22
ユーザー属性の定義 35
ロジカルフィルタリング 29
MIDI の抽出
ノートと継続ピッチベンド データ 71
ノートと静止ピッチベンド データ 71
ノートのみ、ピッチベンド データを除
く 71

,

MPEG ファイル
ビデオ 75

P
Pitch/Warp
ピッチの変更 65
VariAudio タブ 65

V
VariAudio
MIDI の抽出 70
MIDI を使ったピッチ指定 67
Pitch/Warpの編集 65

アスペクト比
「ビデオプレーヤー」ウィンドウ 80
アルゴリズム
サンプルエディター 54

い
移動操作
マーカーリスト 17
イベント
選択してファイルを作成 48
ヒットポイントから作成 60
イベント作成
サンプル エディター 60
インスペクター
サンプル エディター 41

お
オーディオ イベント
カット 47
コピー 47
サンプルエディターでの編集 40
サンプルエディターで表示 50
スライス 58
選択範囲の設定 46
選択範囲を編集する 47
貼り付け 47
リージョンから選択 49
リージョンポイントから作成 49
オーディオ波形をカーブで表示 44
オーディオループ
プロジェクトのテンポにあわせる 52
オーディオワープ
タイムストレッチを取り消す 73
オーディオをプロジェクトのテンポに合わせ
る 51
オートスクロール
サンプルエディター 50
オフライン処理
VariAudio 62

87
索引

く
クオンタイズ
グルーヴクオンタイズマップ 59
グルーヴクオンタイズマップ 59

さ
サイクルマーカー
マーカーウィンドウで追加する 17
サムネイル
概要 78
サムネイルキャッシュファイル 78
サムネイルキャッシュファイルの手動
生成 78
サムネイルのメモリーキャッシュサイ
ズ 78
サンプル エディター
AudioWarp タブ 42
MIDI ステップ入力 67
VariAudio タブ 42
イベントの作成 60
インスペクター 41
オーディオ クリップの情報 41
オーバービューライン 43
オプションと設定 50
試聴 45
情報ライン 41
処理タブ 43
ズーム 44
スクラブ再生 45
スナップ 50
ゼロ クロスポイントにスナップ 50
ゼロクロスポイントにスナップ 50
操作について 44
ツールバー 41
定義タブ 41
波形を描く 50
範囲タブ 42
ヒットポイント タブ 42
ミュージカル モード 51
無音部分を挿入 48
リージョン 48
ルーラー 43
ワープ タブ機能の一時停止 56
ワープタブ機能の一時停止 56

し
試聴
キーボードショートカットの使用 45
サンプル エディター 45
試聴モード 45
スピーカーツールを使う 45
試聴モード
サンプルエディター 45

試聴(ループ)ボタン
サンプル エディター 45
自動調整
サンプルエディター 52
手動調整
サンプルエディター 52
情報ライン
サンプル エディター 41
処理タブ
サンプル エディター 43

MPEG-1 75
MPEG-2 75
MPEG-4 75
QT 75
VOB 75
WMV 75
アスペクト比 80
オーディオの置き換え 81
オーディオの抽出 81
コーデック 75
コンテナ形式 75
再生 78
サムネイル 78
サムネイルを表示 77
出力デバイス 76
ジョグ/シャトル再生 80
デバイス設定 79
トラック 77
ファイルの互換性 75
フレーム数を表示 77
編集 80
ミュート 77
読み込み 77

ち
調整アンカー
削除 67
作成 66
セグメントあたりの数 66

つ
ツールバー
サンプル エディター 41

て

す
スウィング
サンプルエディター 54
ズーム
サンプル エディター 44
隙間をつめる
サンプルエディター 60
スクラブ再生
サンプル エディター 45
スナップポイント
サンプル エディターでの設定 45
スピーカーツール
試聴 45
スライス
作成 57 58

,

せ
セグメント
VariAudio 63
開始 /終了位置の変更 63
結合 64
削除 64
時間的な移動 64
分割する 64
保存 64
ゼロ クロスポイント
サンプル エディター 50
ゼロクロスポイント
サンプル エディター 50

そ
属性
MediaBay での編集 32
概要 32
定義 35
リストの管理 34

た
タイプ欄 17
タイム ストレッチ
取り消し(サンプル エディター)73

定義タブ
サンプル エディター 41

と
同期
設定 15

な
なめらかピッチ曲線(VariAudio)67

は
バイアス(拍)57
波形
描く(サンプル エディター)50
波形ディスプレイ
サンプルエディター 43
パターンバンク
MediaBay でのプレビュー 29
範囲タブ
サンプル エディター 42

ひ
ピッチ
編集(VariAudio)66
揺れをなめらかにする(VariAudio)67
ピッチ クオンタイズ (VariAudio) 66
ヒットポイント 57
イベントを作成 60
検出 57
手動での設定 59
隙間をつめる 60
テンポ設定 58
ポップアップメニューから選択 57
マーカーを作成 60
リージョンを作成 49 60
ワープ タブの作成 56
ヒットポイント タブ
サンプル エディター 42
ビデオ
AVI 75
DV 75
MOV 75

,

88
索引

ビデオからオーディオを抽出 81
ビデオの再生 78
外部出力デバイス 79
コンピューターの画面上 79
ビデオファイルのオーディオを置き換え 81
「ビデオプレーヤー」ウィンドウ 79
アスペクト比 80
ウィンドウサイズの設定 79
ビデオ品質の設定 79
微分ピッチ カーブ
調整 66

ふ
ファイル
選択イベントからの作成 48
フリー ワープ 55
フリー ワープ ツール 55

ま
マーカー
移動する 17
削除する 17
トラックに移動 17
ヒットポイントから作成 60
マーカーウィンドウ 16
マーカーウィンドウで追加する 17
マーカーウィンドウ
タイプ欄 17
マーカーリスト
移動操作 17

み
ミュージカル モード
サンプルエディター 51
プール内でオンにする 51

む
無音部分を挿入
サンプル エディター 48

よ
読み込み
ビデオファイル 77

り
リージョン
オーディオファイルを書き出す 49
概要 48
削除 48
作成 48
試聴 49
ヒットポイントから作成 49 60
編集 49

,

リセット(VariAudio)70

る
ルーラー
サンプルエディター 43

れ
レベルスケール
サンプルエディター 43
ハーフレベルライン 43

わ
ワープ タブ
一時停止(バイパス)56
移動 56
削除 56
ヒットポイントからの作成 56
編集 56 69
リセット 56

,

89
索引



Source Exif Data:
File Type                       : PDF
File Type Extension             : pdf
MIME Type                       : application/pdf
PDF Version                     : 1.6
Linearized                      : Yes
Encryption                      : Standard V1.2 (40-bit)
User Access                     : Print, Copy, Fill forms, Extract, Assemble, Print high-res
Page Mode                       : UseOutlines
XMP Toolkit                     : 3.1-702
Producer                        : Acrobat Distiller 5.0.5 for Macintosh
Create Date                     : 2010:05:14 16:15:41Z
Modify Date                     : 2010:05:14 16:57:33+09:00
Metadata Date                   : 2010:05:14 16:57:33+09:00
Creator Tool                    : FrameMaker 7.0
Format                          : application/pdf
Title                           : Cubase 5.5 日本語マニュアル
Description                     : 新機能マニュアル
Creator                         : U.R.G. Pro Audio Division, Yamaha Corporation
Document ID                     : uuid:88cb3c3c-30cd-4c60-8604-5109f25cac8c
Instance ID                     : uuid:b7f6ffa2-f35a-44f1-8bdc-aca4a9798127
Page Count                      : 89
Page Layout                     : SinglePage
Subject                         : 新機能マニュアル
Author                          : U.R.G. Pro Audio Division, Yamaha Corporation
EXIF Metadata provided by EXIF.tools

Navigation menu