Tex Manual Japanese
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jaciiiarticle.cls 担当
jaciiiarticle.cls Group
Fuji Technology Press Ltd.
jaciii@fujipress.jp,
http://www.fujipress.jp/jaciii/download.html
Summary
This is the guide for jaciiiarticle.cls, for the Journal of
Advanced Computational Intelligence and Intelligent
Informatics.
1 まえがき
このスタイルファイル(jaciiiarticle.cls)は,Journalof
AdvancedComputationalIntelligenceandIntelligent
Informatics(富士技術出版株式j会社発行)に掲載される論
文を作成するために専用のclassfile として作成されたもの
です.LaTeX2εのVersion 3.14以降を対象としています.
このスタイルファイルは本誌の組版体裁に従って調整してい
ますので,スタイルファイルの変更は一切しないでください.
LaTeX2ε用のクラスファイル
jaciiiarticle.cls 論文用クラスファイル
jaciiiarticlefont.clo クラスファイルに付属するファイル
補助用のjaciiiarticlefont.clo はjaciiiarticle.clsが正常に働く
ため必要ですのでjaciiiarticle.cls と同じholder(directory) 内
においてください.
1.1 このガイドの構成
JACIII の原稿は次のように分類されています.
Review
Paper,(Research paper, Paper for special Issue Ge
neral paper)
Development paper
Letter
Note
2章ではそれぞれ英語の論文の原稿のため定められている
書式と固有の注意点について述べます.
3章は図表の注意で,PostScript ファイルの取り込みに関す
る規定などを述べます.4章は数式に関する注意です.5章は
参考文献に関する注意点で,最後の6章は,提出するファイ
ルに関して述べます.
2 英語論文の形式
JACIIIに投稿される場合にはclassfileとしてjaciiiarticle.cls を
使用してください,オプションとして([] 内)下記のものを指定
すればそれぞれ表1に示す特有のformatを指定することがで
きます.指定がなければ「paper」になります。
論文形式 オプション名
Paper (論文) default, or paper
Review paper (総説) review
Development paper development
Letter letter
Note note
表1. 論文形式とオプション名の対応
例えば,論文であれば次のようになります.
¥documentclass{jaciiiarticle}
これらのオプションと共にまたは独立にrefereeを指定すると
¥documentclass[referee,review]{jaciiiarticle}
著者名などを伏せた査読用の原稿が出力されます.
2.1 原稿の書き方
図1 に原稿の全体構成を示します.
*コマンドの意味と用法
¥SetVolumeNumber{巻号番号}
¥SetVolumeNumber{Vol.1No.1,2003}のように巻数・
号数(2003年第1巻第1号)を指定します.論文が採
録されて,掲載号が通知されたのち正しい巻と号を指定
します.よって,投稿時には指定できませんし、指定し
なくても問題ありません.
¥setcounter{page}{ページ番号}
¥setcounter{page}{100}のように初めのページ番号を
指定します。投稿時にはページ番号が確定できませんの
で、指定しなくても問題ありません。
¥title{英文タイトル}
タイトル(英語)を書きます.前置詞,接続詞,文中冠
詞等を除き単語の先頭文字を大文字にします.タイトル
中に改行(¥¥)を指定すれば,タイトル中で改行でき
ます。
¥author{著者名のリスト}
¥author{1stauthor,2ndauthor,…,andlastauthor}
のように著者名のリストを書きます。後のアドレスと
対応を付けるために異なるアドレスを持つ著者がいる
場合には著者名のあとに$^*$,$^{**}$,$^{***}$
のようにasterisk記号を上付きでつけてください。
全員が同じ所属であれば必要ありません。また、最後の
著者の前には,andlastauthorとしてコンマも忘
れないでください。
JACIII 用 LaTeX
クラスファイルの使い方
HowtoUseaLaTeXClassFile
(jaciiiarticle.cls)
¥address{アドレスのリストとe‑mailaddress}
¥address{FujiTechnologyPressLtd.,4FToranomon
SangyoBldgs.2‑29,Toranomon1‑chomeMinatoku,
Tokyo,105‑0001Japan¥¥
E‑mail:TAE00762@niftyserve.or.jp¥¥
2番目のアドレス¥¥
…}
のようにして、著者の所属と住所、E‑mailaddressを書
きます。複数の著者が異なる所属である場合には、
¥authorで定義したasterisk記号を以下のようにいれて
ください。
¥address{$^*$FujiTechnologyPressLtd.,…}
¥dates{原稿投稿日}{原稿受領日}
原稿の投稿日と受領日を書きます。投稿時点では指定す
る必要はありません。
¥markboth{ヘッダー著者名}{ヘッダータイトル}
ヘッダーに出力する著者名とタイトルを定義します。
性と名の頭文字の間にコンマを入れてください。著者
が3人以下の場合は以下のように書きます。
¥markboth{Hayashi,K.,2ndauthor,3rdauthor}{title}
著者が3人を越える場合は、1stauthorのイニシャルの
あとにetal.をつけて下さい。
¥markboth{Hayashi,K.etal.}{title}
タイトルは基本的には¥titleで指定したものと同じで
すが、改行などの微調整をすることができます。
¥pagestyle{jaciiistyle}
JACIIIのページスタイルを読み込むために必要ですの
で必ず指定してください。
¥maketitle
JACIIIフォーマットでタイトルを出力します。
*abstract
概要を書くための環境です。
*keywords
keywordを書くための環境です。各keywordは以下のよ
うにコンマで区切って半角のスペースを空けてくださ
い。(keywordは全て小文字で入力してください)
keyword1,keyword2,keyword3,…
*acknowledgment
謝辞があれば,acknowledgment 環境に記述します。
図1 原稿の構成
3. 図表
図表の出力位置は原則として上に集めています。
表のキャプションは表の上に左寄せ,図のキャプションは図
の下に書いてください.
¥begin{figure}
¥begin{center}
¥epsfig{file=xxxx.eps,width=90mm}
¥end{center}
¥caption{図の説明文... }
¥end{figure}
¥begin{table}
¥caption{表の説明}
¥begin{tabular}{lcr}
表の内容
¥end{tabular}
¥end{figure}
取り込みが可能な図の形式はepsとjpg ファイルのみです.
取り込みにはgraphicx パッケージ,または epsfig パッケー
ジのいずれかを用いてください.
図はソースファイルを置いているtopdirectoryの下に
figというsubdirectoryを作成して置いてください。Directory構
¥documentclass[paper]{jaciiiarticle}
¥SetVolumeNumber{巻数、番号}
¥setcounter{page}{ページ番号}
¥title{英語タイトル}
¥author{ローマ字著者名一覧}
¥address{ローマ字読みaddress}
¥dates{投稿日}{受領日}
¥markboth{header出力の著者名}{header出力のタイト
ル}
¥begin{document}
¥pagestyle{jaciiistyle}
¥maketitle
¥begin{abstract }
abstract
¥end{abstract}
¥begin{keywords}
keywords
¥end{keywords}
原稿の内容
¥begin{acknowledgment}
%% 謝辞原稿の内容(省略)%%
¥end{acknowledgment}
¥begin{thebibliography}{??}
¥bibitem[]{}
¥bibitem[]{}
¥end{thebibliography}
造については、 6. ファイルの提出 について で詳しく述べ
ます。
PostScript ファイル中では以下のPS フォントのみ
を用いてください.¨
Courier, Courier-Bold,
Courier-Oblique, Courier-BoldOblique,
Helvetica, Helvetica-Bold,
Helvetica-Oblique, Helvetica-BoldOblique,
Times, Times-Bold, Times-Italic, Times-BoldItalic
Symbol, ZapfDingbats,
中ゴシックBBB, リュウミンライトKL
その他のPS,TrueType,OpenType のフォントを利用
される場合は必ずアウトライン化してください.
図や写真の取り込みついてのその他の注意点です.
線画は,文字の大きさや線の太さが,本文の文字の
大きさとバランスが取れるような大きさで取り込ん
でください.
写真およびスクリーンを多用した編状のパターンは
著者のプリンタと印刷会社の機器の解像度の違いな
どによって,黒くつぶれたり,意図しない線が見え
る場合があります.
*図表の番号を本文で参照する際には
文頭の場合 {¥bfFigure1},{¥bfTable1}
文中の場合 {¥bfFig.1},{¥bfTable1}
のように¥bfを用いてください。
4. 数式
数式は文書の幅をはみ出しやすいので,特に注意して
ください.アメリカ数学学会(AMS) のスタイルファイルの
使用amsfonts スタイルなどを用いて利用できる以下のフォ
ントは利用可能です.
msam5, msam6, msam7, msam8, msam9, msam10
msbm5, msbm6, msbm7, msbm8, msbm9, msbm10
5.References:(参考文献)
BibTEX を使わない場合
本誌の¥bibitem の記述は以下のとおりです.
¥bibitem{jml:86} J. R. Quinlan, ...
掲載順は,引用順です.
文献を複数引用する場合は[3][4],[3][4][5][6] の様にせ
ず[3,4][3-6] のようにまとめてください.
Defaultでcitepackageを使いますので、
¥cite{ref:1,ref:2,ref:3}
のようにすれば[1-3]と表示されます。
8・2 BibTEX を使う場合
使い方は,参考文献の所定の箇所に
¥bibliography{btxsample} %% .bib ファイル名
¥bibliographystyle{jsai} %% jsai.bst スタイルの指定
と指定します.
データベース.bib ファイルの例を図2 に示します.
図2 .bib ファイルの例
6. ファイルの提出について
原稿およびファイルの提出については「原稿執筆案内」、ホー
ムページの各種案内特に電子ファイルによる投稿についてを
ご参照ください。 ここではファイルの提出の際の注意点を挙
げます.
原稿のTEX ファイルは,メインのファイルにインクルードま
たはインプットするのではなく,必ず1本にまとめてください.著
者独自のマクロは原則として使わないでください。 必要やむ
終えない場合には使ったマクロのコンパイルに必要なソース
コードを必ず添付してください.
なお,使用されるパッケージで,一般サイトにないものを使う
ときは必ず原稿と共に使ったスタイルファイルを添付してくだ
さい.ただし,最終組版の段階でそれらパッケージが使えなく
なることもあります.
特殊なパッケージを使用される場合は十分な配慮をお願い
致します.
図のps およびeps ファイル,BibTEXの生成する
bbl ファイルも必ず添付してください.
なお、提出すべきファイルには以下のようなdirectory構造を
作ってください。
maindirectory/fig
texソースファイル eps,jpegなどの画像ファイル
bblファイル(必要な場合)
eps,jpegについてはソースファイルを置いたdirectoryの下に
figというdirectoryを作成して、その中に配置してください。
@Article{jml:86,
author = "J. R. Quinlan",
title = "Induction of Decision Trees",
journal = "Machine Learning",
year = 1986,
volume = 1,
pages = "81--106"
}
@Book{tex:1,
author = “.Otobe, and S.Eguchi”
title = “LaTeX2εfor WINDOWS
publisher = "Soft Bank Company",
year = 1997
}