Casio K824FCM1PMJ J File 2 EXP700

User Manual: Casio File 2 EX-P700 | 取扱説明書 | デジタルカメラ | お客様サポート | CASIO

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撮影する
撮影する(応用編)(応用編)
本機はさまざまな機能の切り替えにより、多彩な応用撮影ができ
ます。

ピント合わせの方法を変える
ピント合わせの方法には、オートフォーカス、マクロ、無限遠、
マニュアルフォーカス、パンフォーカスの5種類があります。こ
れらをフォーカスモードといいます。

重要! • パンフォーカスは、ムービーモード時にのみ使用できま
す。他のRECモードでは使用できません。

1.

RECモードにします。

(パンフォーカス)※:ある被写体距離にピントが合うように
フォーカスが調整されます。
(無限遠)
:遠景を撮影するときに使用します。

】

※ ムービーモード以外のRECモードでは、“
ス)に切り替えることはできません。

】を押して、ピント合わ
せの方法を選びます。

62

(マクロ<接写>)
:近くのものを撮影するときに使用します。

(マニュアルフォーカス)
:手動でピントを合わせることができ

【

2. 【

• 【 】を押すたびに【液晶モ
ニター】に次の順でピント
合わせの方法が表示され、
切り替わります。

表示なし
(オートフォーカス)
:自動的にピントを合わせます。
• アイコンガイドを使用している場合は、
“
オートフォーカス”を選んでください
(107ページ)。

フォーカスモード

(パンフォーカ
”

撮影する(応用編)

自動でピントを合わせる(オートフォーカス)
オートフォーカスでは自動的にピントを合わせることができま
す。シャッターを半押しすると、オートフォーカス機能が働き自
動的にピント調整を始めます。ピントを合わせることができる範
囲は下記の通りです。

状況

動作確認用ランプ

フォーカスフレーム

ピント合わせ完了

緑点灯

緑点灯

ピント合わせ不可

緑点滅

赤点灯

3. 【シャッター】を全押しして撮影します。

範囲:約40cm∼∞

参考

1. 【

】を何回か押してフォーカスモード表示を消します。

• アイコンガイドを使用している場合は、“
ス”を選んでください(107ページ)。

2.

ピントを合わせたい被写体
を【フォーカスフレーム】の
中 に と ら え て 、【 シ ャ ッ
ター】を半押しします。
• 【 動 作 確 認 用 ラ ン プ 】と
【フォーカスフレーム】の
点灯のしかたによってピ
ントの状況を知ることが
できます。

オートフォーカ

10
1600 1200N
IN

ISO 80
F2.8
1/1000
04/12
04/
12/24
24
12 : 58

【フォーカスフレーム】

• オートフォーカス方式(AF方式)
(102ページ)が“ハイ
ブリッド”に設定されているときは、
【シャッター】を半
押しせずにいっきに押し込むことによって、位相差セン
サー方式のみでの高速オートフォーカス動作による撮影
を行うことができます。
ただし、
【シャッター】
を半押しした場合と比べてフォー
カス精度の点で多少劣りますので、ご注意ください。
• 特に緊急の撮影を除いて、
【シャッター】
を半押しして通
常のオートフォーカス動作を行ってからの撮影をおすす
めします。
• 被写体がオートフォーカスの範囲よりも近距離にあり、
ピントが合わない場合には、自動的にマクロ(65ペー
ジ)の範囲までピント調整を行います。

緑の【動作確認用ランプ】

63

撮影する(応用編)

■ オートフォーカスの測定範囲(AFエリア)を変える

“スポット”の場合

“マルチ”の場合

オートフォーカスモード、マクロモードでは、オートフォーカス
(A F )の測定範囲を変更することができます。設定によって
【フォーカスフレーム】の形状も変わります。

1.

RECモードで【MENU】を押します。

2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、【】を押します。
【フォーカスフレーム】

3. 【】
【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
スポット:中央のごく狭い部分を測定します。フォーカス
ロック(68ページ)を活用した撮影に便利です。
マルチ :【シャッター】
を半押しすると、7つの測距点の中
で、距離が一番近い被写体にピントを合わせま
す。集合写真などに便利です。

•“フリー”
に設定すると、最初は
【液晶モニター】
の中央に
【フォー
カスポイント】が表示されます。
“フリー”の場合

フリー :【】
【】
【】
【】で【フォーカスポイント】を移動
した後、【SET】
を押すことにより、【フォーカス
フレーム】を自由に移動させることができます。
フレーミングを考えずに、自由に被写体を捕らえ
たいときなどに便利です。

【SET】

【フォーカスポイント】

参考

64

•“マルチ”
に設定すると、幅広い
【フォーカスフレーム】
が
表示されます。
【シャッター】
を半押しすると、ピントが
合った場所の【フォーカスフレーム】が表示されます。

【フォーカスフレーム】

【フォーカスフレーム】

•“フリー”
に設定すると、オートフォーカス方式
(AF方式)
は自動
的にコントラスト方式に切り替わります(102ページ)。

撮影する(応用編)

近くを撮影する(マクロ)
マクロでは近距離で自動的にピントを合わせることができます。
近くのものを撮影
(接写)
するときに使用します。シャッターを半
押しすると、オートフォーカス機能が働き自動的にピント調整を
始めます。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りで
す。
範囲:約10cm∼50cm
(ワイド端)
約40cm∼50cm(テレ端)

1. 【
2.

】を何回か押して“ ”を表示させます。

重要! • マクロ(接写)でフラッシュ撮影すると、フラッシュの光
がレンズ部にさえぎられて、画像に影が映し込まれるこ
とがありますので、ご注意ください。

参考

• 被写体がマクロの範囲より遠距離にあり、ピントが合わ
ない場合には、自動的にオートフォーカス
(63ページ)
の範囲までピント調整を行います。
• マクロ(接写)撮影時に光学ズーム(51ページ)を行う
と、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲が表示
されます。
例: 10cm‐ 50cm

撮影します。
• ピントの合わせかた、撮影のしかたはオートフォーカス
モードと同じです。
• 【動作確認用ランプ】
/
【フォーカスフレーム】
の点灯のしか
たによってピントの状況を知ることができます。点灯のし
かたはオートフォーカスモードと同じです。

65

撮影する(応用編)

遠くを撮影する(無限遠)

手動でピントを合わせる
(マニュアルフォーカス)

無限遠では∞
(無限遠)
にピントが固定されます。景色など遠景を
撮影するときに使用します。

マニュアルフォーカスでは手動でピントを合わせることができま
す。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りです。

1. 【
2.

】を何回か押して“

”を表示させます。

撮影します。

光学ズーム倍率

範囲

1倍

約10cm∼∞

4倍

約40cm∼∞

1. 【

】を何回か押して“MF”
を表示させます。
• 手順2で拡大表示される
範囲が枠で囲まれます。

枠

66

撮影する(応用編)

2. 【液晶モニター】で確認し

ピントを固定して撮影する
(パンフォーカス)

ながら、【】
【】を押して
ピントを合わせます。

ムービーモード(94ページ)
では、ある被写体距離にピントが合
うようにフォーカスを調整しておくため、オートフォーカスの動
作を行わずに撮影することができます。

【】: 近い側にピントを合
わせる
【】: 遠い側にピントを合
わせる
• 【液晶モニター】にはマニュ
アルフォーカスの位置が表
示され、おおよそのピント
の位置が確認できます。

1.
マニュアルフォーカスの位置

• ピントを合わせている間は
表示が拡大表示になり、
ピントの確認がしやすく
なります。

3. 【シャッター】を押して撮影します。
重要! • マニュアルフォーカス時はキーカスタマイズ(108ペー
ジ)により設定されている【】
【】を押しての動作は無
効になり、ピント合わせの動作が優先されます。

参考

• マニュアルフォーカス撮影時に光学ズーム
(51ページ)
を行うと、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲
が表示されます。
例:MF 10cm‐∞

ムービーモードを指定しま
す(43ページ)。
• ムービーモードにする
と、フォーカスモードは
自動的にパンフォーカス
になり、画面上に“PF”が
表示されます。
• ムービーモードで他の
フォーカスモードを指定
しているときは、【 】を
何度か押して“PF”を表示
させてください。

2. 【シャッター】を押して撮影します。
重要! • パンフォーカスは、ムービーモード時にのみ使用できま
す。他のRECモードでは使用できません。

67

撮影する(応用編)

フォーカスロック

露出を補正する(EVシフト)

撮影したい構図で
【フォーカスフレーム】
に入らない被写体にピント
を合わせる場合は、フォーカスロックを使います。フォーカスロッ
クはオートフォーカスモード、マクロモード
( )
で使用できます。

1.

ピントを合わせたい被写体
を【液晶モニター】
で見なが
ら、
【シャッター】
を半押し
します。

ピントを合わせたい被写体
10
1600 1200N

【フォーカスフレーム】

2. 【シャッター】を半押しした
まま、撮影したい構図を決
めます。

1.

RECモードにして【MENU】を押します。

2. “撮影設定”タブ→“EVシフ
ト”と選び、【】を押しま
す。

10
1600 1200N
IN

ISO80
F2.8
1/1000
04/12
04/
12/24
24
12 : 58

3. 【シャッター】を全押しして撮影します。

68

露出補正値:−2.0EV∼+2.0EV
補正単位 :1/3EV

IN

ISO 80
F2.8
1/1000
04/12
04/
12/24
24
12 : 58

参考

本機は撮影時の明るさに応じて、露出値(EV値)を下記の値に手
動で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、
背景が暗い場合の撮影などに利用すると、より良好な画像が得ら
れます。

• フォーカスロックと同時に露出
(AE)もロックされます。

露出補正表示

撮影する(応用編)

3. 【】
【】で露出補正値を選

4.

撮影します。

び、【SET】を押します。
重要! • 明るすぎたり、暗すぎたりするときは、露出補正ができ

• これで露出補正値が設定
されました。

ない場合があります。

参考
露出補正表示

【】: +方向に補正されます。白い物の撮影や逆光での撮影
のときに押します。

• 測光方式をマルチパターン測光
(画面全体を分割し、そ
れぞれのエリアの測光データを元に露出を決めます)に
設定しているときに露出補正を行うと、測光方式が自動
的に中央重点測光
(中央部を重点的に測光します)
に切り
替わります。露出補正値を
“0.0”
に戻すとマルチパター
ン測光に戻ります(103ページ)。
• キーカスタマイズ機能を使うと、
【】
【】
で露出値が補
正できるように切り替えられます
(108ページ)。

【】: −方向に補正されます。黒い物の撮影や晴天の野外な
どのときに押します。

• 露出補正値をもとに戻したいときは、反対方向に露出補正
して“0.0”に合わせてください。

69

撮影する(応用編)

ホワイトバランスを変える
被写体は、太陽光や電球の光など光源の波長によって色味が異
なっています。ホワイトバランスとは、被写体を自然な色合いで
撮影できるように白を基準に色味を調整することです。

1.

RECモードにして【MENU】を押します。

2. “撮影設定”タブ→“ホワイ
トバランス”と選び、【】
を押します。

3. 【】
【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
オート

: 自動的にホワイトバランスを調整します。

太陽光 : 晴天時の野外での撮影用
曇天

: 薄曇∼雨天の野外や木陰などでの撮影用

日陰

: ビルの陰など極端に色温度が高いところでの
撮影用

蛍光灯1: 白色・昼白色蛍光灯下での色かぶりを抑えた
撮影用
蛍光灯2: 昼光色蛍光灯下での色かぶりを抑えた撮影用
電球
: 電球の雰囲気を消した撮影用

70

フラッシュ
: 複数の光源下でフラッシュの当たっている部
分の青味を抑えた撮影用
マニュアル : その場の光源に合わせて手動で設定します。
詳しくは「マニュアルホワイトバランスを設
定する」
を参照してください。

参考

• ホワイトバランスの
“オート”
では、被写体の中から白色
点をカメラが自動的に判断します。被写体の色や光源の
状況によってはカメラが白色点の判断に迷い、適切なホ
ワイトバランスに調整されないことがあります。このよ
うな場合は、太陽光や曇天など光源を指定する固定モー
ドをご使用ください。
•“マニュアル”
を選ぶと、前回マニュアルホワイトバラン
スを設定した際のバランスに設定されます。
• キーカスタマイズ機能を使うと、
【】
【】
でホワイトバ
ランスが変更できるように切り替えられます
(108ペー
ジ)。
• キーカスタマイズ機能で
“オート”
を選ぶときにアイコン
ガイド(1 0 7 ページ)を使用している場合は、“ AWB
オートWB”を選んでください。

撮影する(応用編)

マニュアルホワイトバランスを設定する
ホワイトバランスの
“オート”
や太陽光、曇天など光源を指定する固
定モードでは、複数の光源下など難しい環境において調整できる範
囲に限界があります。マニュアルホワイトバランスを使うと、さま
ざまな光源下で適正な色に調整することができます。マニュアルホ
ワイトバランスの設定は、白い紙などを画面に一杯に写した状態で
行ってください。

1.

4.

画面全体に白い紙などを写した状態で【シャッター】
を押
します。

白い紙

RECモードにして【MENU】を押します。

2. “撮影設定”タブ→“ホワイトバランス”と選び、【】を押
します。

3. 【】
【】で“マニュアル”を
選びます。
• 【液晶モニター】には、前
回マニュアルホワイトバ
ランスを設定した際のバ
ランスで被写体が表示さ
れます。

• “完了”
と表示されたらホワイトバランスの調整は完了です。

5. 【SET】を押します。
• ホワイトバランスを決定し、撮影ができる画面に戻ります。

参考

• 一度設定したマニュアルホワイトバランスは、新たにマ
ニュアルホワイトバランスを設定し直さない限り、電源
を入/切しても保持されたままとなります。

71

撮影する(応用編)

露出の方法を変えて撮影する(露出モード)
撮影時の絞りとシャッター速度の決定方法(露出モード)は、
【モードダイヤル】によって次のように切り替えることができま
す。
Aモード : 絞り優先AE
Sモード : シャッター速度優先AE
Mモード : マニュアル露出

• 設定できる絞り
絞り値

開ける

絞り込む

(W端の場合)F2.8・3.2・3.5・4.0・4.5・5.0・5.6・6.3・7.1・8.0
ピント

浅い

深い

1. 【モードダイヤル】を“A”
(絞
り優先)に合わせます。

絞りを優先して撮影する(絞り優先AE)
Aモード
(絞り優先AE)
では任意の絞りに固定して撮影することが
できます。絞りを開けるとピントが合う範囲が狭くなり、逆に絞
り込むとピントの合う範囲が広くなります。シャッター速度は自
動的に調整されます。
絞りを開ける

絞り込む

絞り値

EVシフト

2. 【】
【】で“絞り値”(25ページ)を選び、【】
【】で絞り
値を設定します。
• 【】
【】
で
“EVシフト”
を選び、
【】
【】
で露出補正値を設
定することもできます
(25、68ページ)。
【】で“FOCUS”
(MF調
• マニュアルフォーカス時は、【】
整)を選び、【】
【】でピントを合わせることができます
(25、66ページ)。

72

撮影する(応用編)

3. 【シャッター】を半押しします。

1. 【モー ドダイヤル 】を“ S ”

• 絞り値に合わせてシャッター速度をカメラが自動的に設定
し、ピントを合わせます。

(シャッター速度優先)
に合
わせます。

• 露出がオーバーまたはアンダー時には、
【液晶モニター】
に
シャッター速度と絞り値が橙色で表示されます。

4. 【シャッター】を全押しして撮影します。
シャッター速度

シャッター速度を優先して撮影する
(シャッター速度優先AE)
Sモード
(シャッター速度優先AE)
では任意のシャッター速度に固
定して撮影することができます。被写体の動きに応じたシャッ
ター速度が設定できます。絞りは自動的に調整されます。
遅い(1/30)

速い(1/2000)

EVシフト

2. 【】
【 】で“シャッター速度”(25ページ)を選び、【】
【】でシャッター速度を設定します。
• 【】
【】
で
“EVシフト”
を選び、
【】
【】
で露出補正値を設
定することもできます
(25、68ページ)。
• マニュアルフォーカス時は、
【】
【】で
“FOCUS”
(MF調
整)を選び、【】
【 】でピントを合わせることができます
(25、66ページ)。

3. 【シャッター】を半押しします。
• シャッター速度に合わせて絞り値をカメラが自動的に設定
し、ピントを合わせます。
• 露出がオーバーまたはアンダー時には、
【液晶モニター】
に
シャッター速度と絞り値が橙色で表示されます。

• 設定できるシャッター速度
遅い
シャッター
速度
BULB*(バルブ)
・60秒
動

き

※最長60秒です。

流れる

速い

4. 【シャッター】を全押しして撮影します。

1/2000秒
止まる

73

撮影する(応用編)

絞り値/シャッター速度を自由に設定して撮影す
る(マニュアル露出)

2. 【】
【】で“絞り値”(25ページ)を選び、【】
【】で絞り

Mモード
(マニュアル露出)
では絞り値、シャッター速度を自由に
設定して撮影することができます。

3. 【】
【 】で“シャッター速度”(25ページ)を選び、【】

• 設定できる絞り
絞り値

開ける

絞り込む

(W端の場合)F2.8・3.2・3.5・4.0・4.5・5.0・5.6・6.3・7.1・8.0
ピント

浅い

深い

動

き

速い
1/2000秒

流れる

止まる

※最長60秒です。

1. 【モードダイヤル】を“M ”
(マニュアル露出)に合わせ
ます。

絞り値

74

【】でシャッター速度を設定します。
• マニュアルフォーカス時は、
【】
【】で
“FOCUS”
(MF調
整)を選び、【】
【 】でピントを合わせることができます
(25、66ページ)。

4. 【シャッター】を半押しします。
• カメラがピントを合わせます。

• 設定できるシャッター速度
遅い
シャッター
速度
BULB*(バルブ)
・60秒

値を設定します。

シャッター速度

5. 【シャッター】を全押しして撮影します。

撮影する(応用編)

撮影ガイダンスと露出調整バーを表示する
(マニュアルアシスト機能)
Aモード
(絞り優先AE)/Sモード
(シャッター速度優先AE)/M
モード
(マニュアル露出)
のときに
【SET】
を押すと、撮影ガイダン
ス(撮影時の参考になる情報)と露出調整バー(絞り値/シャッ
ター速度バー)が画面に表示されます。

重要! • Aモード時に表示されるシャッター速度やSモード時に
表示される絞り値は、
【シャッター】
を半押ししてオート
フォーカス機能が働くと、多少変化することがあります
ので、目安の数値と捉えてください(厳密な数値は、
【シャッター】を半押ししたときに表示されます)。

撮影ガイダンス
絞り値バー
シャッター速度バー
• Aモード時に【SET】に続けて【】
【】を押すと、絞り値を設定
することができます。なお、このとき撮影ガイダンスは画面上
から消えます。
• Sモード時に【SET】に続けて【】
【】を押すと、シャッター速
度を設定することができます。なお、このとき撮影ガイダンス
は画面上から消えます。
• M モード時に【S E T 】に続けて【】
【 】を押すと、絞り値と
シャッター速度の撮影ガイダンス表示を切り替えることができ
ます。また、【】
【】を押して、絞り値とシャッター速度を設
定することができます。
• 撮影ガイダンスが消えているときに【DISP】を押すと、撮影ガ
イダンスは再び表示されます。

75

撮影する(応用編)

露出モード撮影時のご注意
• 被写体が暗すぎたり、明るすぎるときは、適正な明るさで撮影
できない場合があります。そのときは、Mモード
(マニュアル露
出)
で絞り値またはシャッター速度を適正な値に変更してくださ
い。
•“BULB”
に設定することができるのは、Sモード
(シャッター速
度優先AE)時とMモード(マニュアル露出)時です。
•“BULB”
に設定している場合は、
【シャッター】
を押し込んでい
る間
(最長60 秒)
露光し、【シャッター】を離すと露光を終了し
ます。
•“BULB”
に設定している場合は、カードリモコンでのバルブ撮
影方法はカメラ本体でのバルブ撮影方法と異なりますので、ご
注意ください(114ページ)。
• CCDの特性上、シャッター速度が遅くなると、撮影した画像に
ノイズが発生します。そのため、シャッター速度が1秒より遅
くなると、自動的にノイズ軽減処理を行います。ただし、
シャッター速度が遅くなるほど、ノイズが目立って発生するよ
うになります。ノイズが気になるような撮影においては、
シャッター速度を4秒以上(4秒より速く)に設定してお使いく
ださい。また、ノイズ軽減処理のために撮影時間がシャッター
速度の約2倍以上になります。
• シャッター速度を1/8秒より遅くした場合は、【液晶モニター】
で見える明るさと実際に撮影された画像の明るさが異なりま
す。

76

露出を固定して撮影する(AEロック撮影)
M モ ー ド( マ ニ ュ ア ル 露 出 )以 外 の 露 出 モ ー ドの 撮影 で は 、
【シャッター】
を半押しすると露出は固定されますが、それとは独
立して露出を固定することができます。
下記のような条件下であらかじめ露出を固定した後、構図を決め
たり、ピントを合わせたいときに使用します。
− 露出を合わせたい被写体とオートフォーカスを使ってピン
トを合わせたい被写体が一致しないとき
− フラッシュ撮影時、フラッシュを発光する前の露出で撮影
したいとき(シンクロ撮影)

1.

RECモードにして、露出を合わせたい被写体にカメラを
向けます。

2. 【AE-L】を押します。
• 露出(絞り値とシャッター
速度)が固定され、【液晶
モニター】に“AE-L”と表
示されます。

BKT

AE-L

AE-L

撮影する(応用編)
• 【A E - L 】を再度押すか、
モードを切り替えたり電
源を切ると、露出固定は
解除されます。

3.

AE-L

撮影します。
• 撮影が終了すると、露出固定は自動的に解除されます。

重要! • 露出固定をやり直したいときは、【AE-L】を押して露出

連続して撮影する(連写モード)
【シャッター】を押すたびに1枚だけ撮影する1枚撮影モードと異
なり、
【シャッター】
を押し続けている間、連続撮影ができます。
本機では、次の3つの連写ができます。
• 通常連写モード
【シャッター】
を押し続けている間、連続撮影することができま
す。
• 高速連写モード
【シャッター】を押し続けている間、約3枚/秒で最大5枚まで
連続撮影することができます。通常連写よりも高速な連写が可
能です。
• マルチ連写モード
【シャッター】を1回押して、短時間で25コマを連続撮影し、1
枚の画像にまとめることができます。

固定をいったん解除した後、再度【AE-L】を押してくだ
さい。
• 連写撮影中は、露出固定された状態で連続撮影します。
• ムービー撮影開始前、およびムービー撮影中でも、露出
固定/解除ができます(94ページ)。
• 撮影する被写体と大幅に異なる輝度の構図でAEロック
させた場合には、オートフォーカスが正しく動作しない
場合があります。
•【AE-L】
を押し続けることでも、同様にAEロック撮影が
できます。
B

77

撮影する(応用編)

連続して撮影する(通常連写)
【シャッター】を押し続けている間、連続撮影ができます。
• 撮影速度:撮影速度は、設定されている画像サイズや画質に
よって変わります。
• 撮影枚数:そのとき撮影できる最大の枚数

1.

高速で連続して撮影する(高速連写)
通常の連写より高速で連続撮影ができます。
• 撮影速度:約3枚/秒
(ただし、シャッター速度が遅くなると、
撮影間隔は長くなります)
• 撮影枚数:最大5枚

1.

R E C モ ー ド に し て【
BKT】を押します。

RECモードにして【

2. 【】
【】で“H

BKT】を押します。

”を選び、【SET】を押します。

• 【液晶モニター】に“

”が表示されます。

3. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】を押している間、連続撮影します。
【シャッター】から指を離すと、撮影は終了します。

2. 【】
【】で“

”を選び、【SET】を押します。

• 【液晶モニター】に“

”が表示されます。

3. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】を押している間、連続撮影します。
【シャッター】から指を離すと、撮影は終了します。

参考

78

•【
BKT】を押し続けた状態で【】
【 】により連写
BKT】から指を離しても、連
モードを選んだ後、【
写モードを設定することができます。

重要! • 撮影中は【液晶モニター】には撮影した画像は表示されま
せん。
• シャッター速度が1秒よりも遅くなると、ノイズ低減処
理が行われるため、撮影できる枚数は4枚に減少しま
す。

撮影する(応用編)

25コマを1枚の画像にまとめる
(マルチ連写)
短時間で25コマを連続撮影し、
1枚の画像にまとめることができ
ます。

1.

RECモードにして【

2. 【】
【】で“

BKT】を押します。

”を選び、【SET】を押します。

• 【液晶モニター】に“

”が表示されます。

3. 【シャッター】を1回押して撮影します。
• 25コマの撮影が終了すると、1枚の画像に合成してメモ
リーに保存されます。

重要! • マルチ連写では、撮影する際に【シャッター】を押し続け
る必要はありません。
• 保存される画像のサイズは1600×1200Pixelsとな
ります。

連写時のご注意
• 次のような場合は、連写はできません。
− 撮影画質をTIFF形式(非圧縮)
に設定しているとき
(60ペー
ジ)
− シャッター速度を“BULB”に設定しているとき(73、74
ページ)
− ベストショットモードのソフトフォーカスで撮影している
とき(87ページ)
− カップリングショット/プリショット撮影しているとき
(90、91ページ)
• 連写では、フラッシュは発光禁止となります。
• 通常連写では、セルフタイマーは使用できません。また、高速
連写/マルチ連写では、トリプルセルフタイマーは使用できま
せん。(58ページ)。
• マルチ連写では、シャッター速度を1/15秒より遅くすること
はできません。
• 連写では、露出/フォーカス位置は1枚目を撮影した際に固定
されますので、2枚目以降は1枚目と同じ露出/フォーカス位
置で撮影されます。
• 連写中は、撮影が終了するまで、カメラを動かさないように注
意してください。
• 連写中にメモリーの残り容量が足りなくなった場合、連写は途
中で終了します。
• シャッター速度を遅く設定していると、連写の撮影間隔は長く
なります。

79

撮影する(応用編)

オートブラケティング撮影をする
オートブラケティング撮影とは、いくつかの撮影条件を少しずつ
変化させながら複数の画像を一挙に撮影することです。撮影した
画像の中から最良の画像を選択したり、微妙な画質の変化を楽し
んだりすることができます。変化させることのできる撮影条件は
次の3つです。
• 露出
• ホワイトバランス
• フォーカス距離

• フィルター1
• フィルター2
• ポートレート
• シャープネス
• 彩度
• コントラスト

露出を自動的に変化させながら撮影する
(AEブラケティング撮影)
1回の撮影で、露出値を少しずつ変化させた画像を3枚または5
枚連続して撮影することができます。
• 露出値の補正幅
(シフト量)
は、好みに合わせて設定することが
できます。

露出を切り替えて、3枚撮影した場合

また、1回の撮影で、条件を少しずつ変化させた複数の画像を一
挙に記録することができます。ただし、条件の変化量や撮影枚数
は固定されており、設定することはできません。変化させること
のできる撮影条件は次の6つです。

80

1.

R E C モ ー ド に し て【
BKT】を押します。

撮影する(応用編)

2. 【】
【】で
“AEB”を選び、
【】を押します。

ホワイトバランスを自動的に変化させながら撮影
する(WBブラケティング撮影)
1回の撮影で、ホワイトバランスを少しずつ変化させた画像を3
枚または5枚連続して撮影することができます。
• ホワイトバランスの色の振れ幅は、好みに合わせて設定するこ
とができます。

3. 【】
【】で撮影枚数を設定します。
• 設定できる撮影枚数は3枚または5枚です。

4. 【】
【】で露出値の補正幅を設定します。
5.

1.

RECモードにして【

BKT】を押します。

2. 【】
【】
で
“WBB”
を選び、
【】を押します。

設定が終了したら、
【SET】を押します。
• 【液晶モニター】に“AEB”と表示されます。

6. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】
を1回押すと、設定されている枚数分が撮影
されます。

参考

• 撮影間隔は、高速連写(78ページ)と同じです。
•【
BKT】を押し続けた状態で【】
【】によりオート
ブラケティングモードを選んだ後、【
BKT】から指
を離しても、同じように操作することができます。

3. 【】
【】で撮影枚数を設定します。
• 設定できる撮影枚数は3枚または5枚です。

81

撮影する(応用編)

4. 【】
【】でホワイトバランスの色味幅を設定します。
5.

設定が終了したら、
【SET】を押します。
• 【液晶モニター】に“WBB”と表示されます。

6. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】
を1回押すと、設定されている枚数分が撮影
されます。

参考

• 撮影間隔は、高速連写(78ページ)と同じです。

フォーカス距離
(位置)
を自動的に変化させながら
撮影する(フォーカスブラケティング撮影)
1回の撮影で、フォーカス距離
(位置)
を少しずつ変化させた画像
を3枚または5枚連続して撮影することができます。ピントを合
わせにくいマクロ撮影や望遠撮影のときに使うと便利です。
• フォーカス距離の振れ幅
(カメラと被写体までの距離)
は、好み
に合わせて設定することができます。

1.

RECモードにして【

BKT】を押します。

2. 【】
【】で“AFB”を選び、
【】を押します。

3. 【】
【】で撮影枚数を設定します。
• 設定できる撮影枚数は3枚または5枚です。

82

撮影する(応用編)

4. 【】
【】でフォーカス距離の振れ幅を設定します。
5.

設定が終了したら、
【SET】を押します。
• 【液晶モニター】に“AFB”と表示されます。

6. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】
を1回押すと、設定されている枚数分が撮影
されます。

参考

• 撮影間隔は、高速連写(78ページ)と同じです。

さまざまな撮影条件を少しずつ変化させた画像を
撮影する(マルチブラケティング撮影)
さまざまな撮影条件を少しずつ変化させた複数の画像を、一挙に
記録することができます。ただし、1回の撮影での変化量や撮影
される枚数は固定されており、設定することはできません。変化
させることのできる撮影条件は次の6つです。
• フィルター1(5枚)
• フィルター2(5枚)
• ポートレート(3枚)
• シャープネス(5枚)
• 彩度
(5枚)
• コントラスト(5枚)

1.

RECモードにして【

BKT】を押します。

2. 【】
【】
で
“Multi”
を選び、
【】を押します。

83

撮影する(応用編)

3. 【】
【】で変化させたい撮影条件を選択し、【SET】を押
します。
• 【液晶モニター】に“MB”と表示されます。

4. 【シャッター】を押して撮影します。
• 【シャッター】を1回押すと、画像を1枚撮影した後、撮影
条件に合わせて内部処理した画像が複数枚記録されます。

参考

84

•“フィルター1”
を選ぶと、白黒/セピア/赤/紫のフィ
ルターを装着したような画像を撮影します。
•“フィルター2”
を選ぶと、緑/青/黄/ピンクのフィル
ターを装着したような画像を撮影します。
•“ポートレート”
を選ぶと、標準的な撮影の後に、ソフト
フォーカスの画像、肌色を強調した画像を撮影します。

オートブラケティング撮影時のご注意
• 次のような場合は、オートブラケティング撮影はできません。
− 撮影画質をTIFF形式(非圧縮)
に設定しているとき
(60ペー
ジ)
− シャッター速度を“BULB”に設定しているとき(73、74
ページ)
− ベストショットモードのソフトフォーカスで撮影している
とき(87ページ)
− カップリングショット/プリショット撮影しているとき
(90、91ページ)
• オートブラケティング撮影では、フラッシュは (発光禁止)
となります。
• オートブラケティング撮影では、トリプルセルフタイマー
(58
ページ)は使用できません。
• オートブラケティング撮影中は、設定されている枚数分
(3枚ま
たは5枚)
の撮影が終了するまで、カメラを動かさないように注
意してください。
• 5枚撮影できるブラケティング撮影で、シャッター速度が1秒
よりも遅くなると、ノイズ低減処理が行われるため、最後の1
枚が撮影されません(4枚までで撮影が中断されます)。
• オートブラケティング撮影中にメモリーの残り容量が足りなく
なったり、電池が切れた場合は、撮影は中断されます。
• オートブラケティング撮影では、一部のメニュー設定が無視さ
れる場合があります。

撮影する(応用編)

高速連写/ブラケティング撮影した画像をす
ぐに確認する(マルチプレビュー機能)

2. 【】
【】
【】
【】
で画像に枠を移動し
【SET】
を押すと、枠
の画像が1枚で表示されます。
• 【液晶モニター】
に“
”
などのアイコンと何枚目に撮影し
た画像かを示す数値が表示されます。

高速連写/ブラケティング撮影した画像を、PLAYモード
(121
ページ)に切り替えずに、RECモードで見ることができます。

3. 【】
【】で前後の画像を見ることができます。
1.

高速連写/ブラケティング
撮影した後に
【PREVIEW】
を押します。
• 高速連写/ブラケティン
グ撮影した画像が簡易画
像で表示され、1枚目に
撮影された画像の上に枠
が表示されます。

4.

再度【PREVIEW】を押すと、簡易画像が表示される前の
状態に戻ります。

重要! • 通常連写/マルチ連写/1枚撮影後に【PREVIEW】を押
【PREVIEW】

高速連写で撮影した画像を
見た場合

した場合は、最後に撮影した1枚の画像しか見ることは
できません。
• 以下の場合は、【PREVIEW】を押しても、直前に高速
連写/ブラケティング撮影した画像を見ることはできま
せん。
− 電源を入れた直後
− 撮影後に【モードダイヤル】を回した場合
− 高速連写/ブラケティング撮影以外の新たな撮影を
した場合
• 高速連写後でも、1枚しか撮影していなかった場合は、
一覧表示にはなりません。1枚表示の画面になります。

85

撮影する(応用編)

プレビュー中の画像を消去する

4. 【SET】を押します。

高速連写/ブラケティング撮影した画像を、プレビュー中に消去
することができます。

重要! • 直前に撮影した画像が1枚しかない場合は、“全連写消
去”は表示されません。

重要! • 一度消去してしまった撮影内容は、二度と元に戻すこと
はできません。消去の操作を行う際は、本当に不要な画
像かどうかをよく確かめてから行ってください。

1.

高速連写/ブラケティング撮影した後に【PREVIEW】を
押して、簡易画像を表示させます。

2. 【EX

】を押します。

3. 【】
【】で消去内容を選びます。
全連写消去: 直前に高速連写またはブラケティング撮影し
たすべての画像を消去します。
消去
:【】
【】
で画面に表示させた画像のみを消去し
ます。
キャンセル: 消去を中止します。

86

撮影する(応用編)
シーンNo.

さまざまなシーンを選んで撮影する(ベストショットモード)
27種類のシーンの中から撮影したいシーンを選ぶと、自動的に
そのシーンに最適な設定になります。
シーンNo.

内蔵シーン

内蔵シーン

21

文字を写します

22

コレクションを写します

23

白黒

24

レトロ

1

人物を写します

25

トワイライト

2

風景を写します

26

名刺や書類を写します(92ページ)

3

風景と人物を写します

27

ホワイトボードなどを写します(92ページ)

4

カップリングショット(90ページ)

5

プリショット(91ページ)

6

ソフトフォーカス

7

子供を写します

8

スポーツを写します

9

キャンドルライトで人物を写します

10

パーティーを写します

11

ペットを写します

12

花を写します

13

緑を鮮やかに写します

14

水の流れを滑らかに写します

15

水しぶきを止めて写します

16

夕日を写します

17

夜景を写します

18

夜景と人物を写します

19

花火を写します

20

食べ物を写します

新規登録(88ページ)

1. 【モードダイヤル】を“

”
に合わせ、
【SET】
を押しま
す。
• ベストショットモードに
なり、シーンのサンプル
画像が表示されます。

2. 【】
【 】で撮影したいシーンを選び、【SET】を押しま
す。

3.

撮影します。

87

撮影する(応用編)

重要! • シーンに使用されているサンプル画像は本機で撮影され
•
•

•

•

•
•

たものではありません。イメージ画像です。
被写体の条件によっては、充分な効果が得られなかった
り、正しく撮影されない場合があります。
シーンを選んだ後から
【SET】
を押し、
【】
【】
で撮影し
たいシーンを選んで【SET】を押すと、シーンを選び直
すことができます。
選んだシーンの各種設定内容は変更することができます
が、シーンを選び直したり、電源を入れ直すと、設定内
容は初期状態に戻ります。
夜景や花火のシーンなどシャッター速度が遅くなる撮影で
は、撮影した画像にノイズが発生するため、自動的にノイ
ズ低減処理を行っています。このノイズ低減処理のため
に、撮影が終了するまでの時間がシャッター速度に比べて
長くなります。その間はキー操作を行わないでください。
夜景や花火のシーンなどシャッター速度が遅くなる撮影で
は、手ぶれを防ぐために、三脚の使用をおすすめします。
花火のシーンでマルチ連写(79ページ)を行っても、
シャッター速度が1/15秒に固定されてしまうため、撮
影した画像は真っ暗になり、何も写りません。

撮影したいシーンを登録する(カスタム登録)
今まで撮影した画像の設定内容をベストショットモードに登録し
て、呼び出すことができます。呼び出した画像の設定内容と同じ
設定で撮影することができます。

1. 【モードダイヤル】を“
す。

• シーンのサンプル画像が表示されます。

2. 【】
【】を押して、“新規登
録”を表示させます。

3. 【SET】を押します。
4. 【】
【】を押して、登録し
たい画像を選びます。

参考

88

• ベストショットモード
で電源を入れたとき、
約2秒間、操作ガイドと
現在選ばれているシー
ンのサンプル画像が表
示されます。

”に合わせ、【S E T 】を押しま

撮影する(応用編)

5. 【】
【】で“登録”を選び、
【SET】を押します。
• 登録が完了します。
• 撮影できる状態になりま
す。以降、87ページと同
じ操作により、この設定
を選んで撮影することが
できます。

重要! • 本機 では、 本機内 蔵のシ ーン のあと に“マイ ベスト
ショット”
(カスタム登録したシーン)の順番でシーンが
登録されます。
• 内蔵メモリーをフォーマット(152ページ)すると、カ
スタム登録したベストショットモードのシーンファイル
は消えてしまいますので、その場合は必要に応じてカス
タム登録し直してください。

参考

• 登録される設定内容は下記の通りです。
フォーカスモード、EVシフト、フィルター、測光方式、
ホワイトバランス、フラッシュ光量、シャープネス、彩
度、コントラスト、フラッシュモード、ISO感度、フ
ラッシュアシスト、マニュアル撮影時の絞り値とシャッ
ター速度
• 本機で撮影された画像からのみ設定内容を読み取ること
ができます。
• 登録可能件数は最大999件となります。
• 各シーンの設定状態はメニューをたどり、各機能の設定
内容を表示させることにより、確認できます。
•カスタム登録したシーンのファイル名は、
「UP700nnn.JPE(n=0∼9)」となります。
• カスタム登録したシーンを消去したい場合は、ベスト
ショットモードでシーンを選ぶときに、カスタム登録し
たシーンを表示させ、【EX
】を押して削除するか、
パソコンを使って内蔵メモリー内の
「SCENE」
フォルダ
内から消去したいシーンのファイルを削除してください
(178ページ)。

89



Source Exif Data:
File Type                       : PDF
File Type Extension             : pdf
MIME Type                       : application/pdf
PDF Version                     : 1.3
Linearized                      : Yes
Encryption                      : Standard V1.2 (40-bit)
User Access                     : Print, Fill forms, Extract, Assemble, Print high-res
Create Date                     : 2005:04:06 10:59:15
Producer                        : Acrobat Distiller 4.0 for Macintosh
Author                          : CASIO COMPUTER CO., LTD.
Creator                         : Acrobatª 4.0: LaserWriter 8 J1-8.7.1
Title                           : K824FCM1PMJ-J
Modify Date                     : 2005:04:06 14:38:43+09:00
Keywords                        : MA0503-B
Page Count                      : 28
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