General Valve Twin Seal Plug Iom Japanese
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PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP
ジェネラルバルブ
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル
GENERAL
TWIN SEAL
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP
目次
ツ イ ン・シ ー ル・バ ル ブ
据付 1
操作 2
シリーズ 400、800 & 900
一体型ブッシング/リテーナーリンググランド 3
一体型ブッシング/ボルト止めグランド 3
ブッシング/1グランド 4
ブッシング/2グランド 4
ベアリング/デュアルリテンション 5
ベアリング/内側・外側リテイニング 6
ベアリング/2グランド付き内側リテイニング 6
シリーズ 8800 7
オペレータ
モデル375H 8
モデル500H および 625H 9
モデル376G および 501G 10
モデル625G および 751G および 755G 12
モデル1261G および 1261-7G 14
モデル1276G 16
モデル 1500G 18
ブリード
DTR システムの説明 20
その他
操作および保守 22
部品 22
© Cameron バルブ・メジャメントグループ 2010/12 - IOM-GEN-TWIN-02 Rev. 2 2010/12
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP1
据付
配向
General Twin Sealバルブは、任意の姿勢で据え付けることがで
きま す。
流れの方向
General Twin Sealの設計は左右対称です。
流れの遮断は、流れの方向に関係なく、弁体の両側で達成
されます。
注記:20/21ページに記載した差圧温度差リリーフ(DTR)の
使 用 に と も な い 、好 ま し い 流 れ の 方 向 が 生 じ ま す。
修 理 の た め のスペース
修理を容易に行うため、バルブの下に、下部プレートの取り外し
およびシーティングスリップの取り出しのためのスペースをとるよ
うにしてください。寸法については表1をご参照ください。G enera l
Twin Sealの上には、位置表示フラグが自由に移動できるように
するため、および作動機構の取り外しのために、十分な空間が必
要 で す。
表1
標準ポートバルブの下には、スリップの取り外しのためのクリアラ
ンスが必要です。
バルブ
サイズ
インチ
最小クリアランス
ASME Class
150
ASME Class
300
ASME Class
600
ASME Class
900
6″ 9″ 9″ 10″ 8″
8″ 13″ 11″ 12″ 10″
10″ 15″ 13″ 8″ 10″
12″ 17″ 16″ 10″ 10″
14″ 19″ 15″ 10″ —
16″ 22″ 19″ 14' —
18″ 23″ 13″ — —
20″ 26″ 14″ 14″ —
24″ 28″ 17″ 12″ —
28″ 30″ 12″ — —
30″ 30″ 28″ — —
36″ 30″ ———
注記:指定された最小クリアランスよりも大きい空間をとることがで
き れ ば 、修 理 が よ り 行 い や す く な り ま す 。
フラン ジ のファス ナ ー
一部のGeneral Twin Sealでは、フランジの後ろ側に六角ナットが
入れられない場合、ネジ付きのフランジ穴があけられています。ネ
ジを切った穴の数とボルトサイズを表2に示します。これらの穴に
はキャップネジまたはスタッドボルトを使用することができます。
表2
バルブ
サイズ
インチ
ASME
Class
フランジあた
りのネジ穴
の数
ネジの
種類
UNC
必 要 な 長 さ( イ ン チ )
キャップ
ネジ
スタット
ボルト
6150 4¾″- 10 2¼ 3¼
8150 4¾″- 10 2¼ 3¼
8300 4⅞″- 9 34¼
10 150 4⅞″- 9 2¼ 3¼
10 300 41″- 8 34¼
12 150 4⅞″- 9 2¼ 3½
12 300 41⅛″- 8 3½ 5
14 150 81″- 8 2½ 4
14 600 41⅜″- 8 3¾ 4¾
16 150 81″- 8 2½ 3¾
18 150 81⅛″- 8 34¼
24 150 41¼″- 8 3¼ 4¾
24 600 81⅞″- 8 5¼ 6¾
28 150 61¼″- 8 3¼ 4½
28 300 61¼″- 8 3¼ 4½
30 150 61¼″- 8 3¼ 4½
ギアハウジングの向き
ギアオペレータ付モデルでは、ギアハウジングと付属のハンドホイ
ールの向きは、以下の手順で変更することができます。
A) バ ルブ を 全 開 位 置 にし ま す。
B) ギ アハ ウジ ングの キャップ ネジ を 外し ま す。
C) バルブをさらに開ける方向にハンドホイールを回すと、ギアハ
ウジングが回ります。ハンドホイールが希望する位置になり、
ギアハウジング取り付け穴が合う位置になるまで回し続けま
す。
D) ギアハウジング取り付け用のキャップネジを取り付けます。
注意:短いキャップネジは、ウォームシャフトの下に取り付けて
ください。
耐 圧テスト
General Twin Sealバルブは、据付後、下記の表3により、API 6Dのフルリミットで、静圧で耐圧試験を行うことができます。
表3
バルブ
図番
C411; C811; C911;
8811; C1611; C1500
C421; C821; C921;
8821; C1621; C1521
C441; C841; C941;
C1641; C1541
C851; C1651;
C1551 備考
ASME Class 150 300 600 900
シェル テスト圧 力
(バルブ開)
(psig)
(kh/cm2)
500
35
1200
85
2250
158
3350
235
漏れが無いこと
シートテスト圧 力
(バルブ閉)
(psig)
(kh/cm2)
300
21
800
56
1600
113
2400
168
上流および下流のシートをテストする
漏れが無いこと
補足(API 598)
エアシートテスト圧 力
(バルブ閉)
(psig)
(kh/cm2)
80
6
80
6
80
6
80
6
上流および下流のシートをテストする
漏れが無いこと
また
は
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP2
操作
General Twin Sealバルブは、無潤滑、弾性シール、プラグタイプ
バルブで、閉位置から開位置に回転する前に、プラグを機械的に
フリーにする手段を持っています。バルブを開ける場合、プラグを
持ち上 げ、これによりシートセグメントまたはスリップ はテ ーパ付
きのダブテイルにより引っ込められます。スリップが垂直な位置
を保ったままボディシートから完全にひっこめられた後、プラグ
は開位置まで回転します。
反対に、バルブを閉める場合は、スリップがポート位置にくるまで
は、シールと本体との接触無しに、プラグとスリップは自由に回転
します。その後、プラグがスリップの間に押し込まれると、テーパ
面 が楔 効 果でスリップ を押し 出して上 流 および 下 流 に対して 確 実
に締め切ります。上流に対して最大限にシールするために、十分
に押し込んでください。チーターバーを使 用しないこと。
小型のGeneral Twin Sealバルブは、ハンドホイール操作式で、開
閉するために最高3回転する必要があります。2¾回転までは、ス
リップを広げたり引っ込めたりすることとなり、1/4回転で弁体を
回転します。大型のバルブも同様の方法で操作されますが、密閉
されたウェザープルーフウォームギアが付いている点で異なりま
す。
バルブの頂部にある位置表示フラグが、プラグの実際の位置を示
します。バルブが開の時には、位置表示フラグは流れに沿った方
向になり、バルブが閉の時には、流れと直角になります。
General Twin Sealバルブはバブルタイトなので、液体サービスで
容易にオープンするため、本体内部に捉えられた圧力が使用圧力
を 超 え る こ と を 避 け る こ と が 重 要 で す 。従 っ て 、本 体 内 部 の 圧 力 上
昇を避けるためのリリーフシステムが必要です。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP3
一体型ブッシング/リテーナーリンググランド
一 体型ブッシング/ボルト止めグランド
以 下 のバ ルブ に 典 型 的 なアレン ジメント
2″ C811
2″ C821
3″ CA811
3″ CA821
一番小型のGeneral Twin Sealバルブは、
バ ルブ 内 の 流 体 に よるシート力 が 最 低 限
なので、別個のブッシングが必要ありませ
ん。また、オペレータのサイズにより、グラ
ンドがオペレ ータハウジ ング でバックアッ
プされたリテーナーリングで中に保持され
ていることにもご留意ください。
以 下 のバ ルブ に 典 型 的 なアレン ジメント
4″ C811
こ の ユ ニ ット は 、流 体 に よ る シ ー ト 力 が 小
さく、付属のわずかに大きいオペレータに
よりボルトグランドが利用できるため、別
個のブッシングが必要ありません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP4
ブッシング/1グランド
ブッシング/2グランド
以 下 のバ ルブ に 典 型 的 なアレン ジメント
2″ C841 6″ C911 12″ C811
2″ C851 6″ C921 12″ C821
2″ C861 6″ C941 12″ A1911
2″ C911 8″ C411 12″ C921
2″ C921 8″ C421 14″ C811
2″ C941 8″ C811 14″ C821
3″ C841 8″ C821 14″ C911
3″ C911 8″ C841 16″ C411
4″ C821 8″ C911 16″ C811
4″ C841 8″ C921 16″ C821
4″ C911 10″ C411 16″ C911/21
4″ C921 10″ C421 18″ C411
4″ C941 10″ CA811 18″ C811
6″ C411 10″ C821 20″ C411
6″ C421 10″ C911 20″ C421
6″ C821 10″ C921 20″ CA811
6″ C841 12″ C411 24″ C411
6″ CA811 12″ C421 24″ C421
この最も一般的なGeneral Twin Sealの設計は、
ブ ッ シ ン グ を 使 用 し て お り 、単 一 の グ ラ ン ド が 必
要 で す。
以下のバルブに
典 型 的なアレンジ
メント
3″ C851
3″ C861
4″ C851
6″ C851
圧 力クラス が 高いバ
ルブは、弁体の流体
圧力を最低限にする
た め に 、バ ラ ン ス プ
ラグデザインを採 用
し て お り 、そ の た め 2
つ のグランドが 必 要
です。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP5
ベアリング/デュアルリテンション
ベアリング/デュアルリテンション
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
12″ C941
14″ C841
16″ C921
18″ CA821
18″ C911
20″ CA821
20″ CA841
20″ C841
20″ C A911
20″ CA921
24″ CA811
24″ C811
24″ C821
24″ CA821
24″ C911
28″ C811
28″ CC821
30″ CC811
30″ C821
バ ルブ サイズ が 大 きくなる
につれプラグの負荷も高
くなるため、これらのサイ
ズではベアリングが必 要
です。
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
8″ C851
10″ C851
このバ ルブはベアリングが
必 要 で す 。内 側 の ベ ア リ ン
グリテーナーは、上述のも
のとわずかに異なります。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP6
ベアリング/内側・外側リテイニング
ベアリング/2グランド付き内側リテイニング
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
10″ CB841
10″ C941
12″ CB841
16″ CA841
16″ C941
20″ CA921
24″ C841
これらのバルブサイズ
は 、ベ ア リ ン グ が 必 要
です。
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
36″ C A811
高 圧 で は 、静 圧 バ ラ ン ス
型プラグと2つのグラン
ドが 必 要 です。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP7
ジ ェ ネラ ル バ ル ブ ツ イ ン・シ ー ル 8 8 0 0
6グランド
77位置決めピン
62Bバックアップリング
62AOリング
63パッキン
72キャップネジ
2プラグ
49ガスケット
62Oリング
4プラグ
5スリップ
1
本体
62
Oリング
49
ガ スケ ット
3
下 部プ レート
76パイププラグ
76
パイププラグ
72キャップネジ
76パイププラグ
4
プラグ
1
本体
3
下部プレート
49ガスケット
76
パイププラグ
75
ナット
71
スタッド
71スタッド
71スタッド
5 スリップ
62Bバックアップリング
62BOリング
6 グ ランド
63パッキン 75ナット
75A吊り下げ用ラグ
62AOリング
62Oリング
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
2″ 8851
2″ 8861
3″ 8851
6″ 8821
8″ 8811
8″ 8821
10″ 8811
10″ 8821
12″ 8811
12″ 8821
以下のバルブに典型的な
アレンジメント
14″ 8811
16″ 8811
18″ 8811
20″ 8811
24″ 8811
注意:14”、20” および 24”
のモデル 8811G以外のす
べ て の サ イ ズ は 、バ ル ブ を
オペレータに接続する内部
カップ リン グが 組 み 込 ま れ
ていま す。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP8
ツインシール™ モデル375H
分解図
断面
型番
375 H
部品
番号
名称 必要数
121-419 オペレータハウジング 1
222-417 上部ステム 1
322-418 下 部ステム 1
427-418 表 示 器 シャフト 1
527-419 表示フラグ 1
628-406 ハンドホイール 1
745- 411 キー 1
846-425 ブッシング 1
948-405 ローラー 1
10 50-402 グ リースリテ ー ナ ー 1
11 62-32 Oリング 1
12 64-415 プロテクター 1
13 64-417 表 示プ レート 1
14 65-402 グ リースシ ール 1
15 66-409 ボールベアリング 1
16 72-5 キャップネジ 4
17 74-6 ネジ 1
18 74-9 セットネジ 1
19 75-434 ナット 1
20 76 - 411 潤 滑フィッティング 1
21 77-407 グランドピ ン 1
22 77-423 ドライブピン* 1
23 77-453 ロールピン 1
24 78-413 リテーナーリング 1
25 78-414 リテーナーリング 1
375 Hが使用されるモデル
2″ C811
2″ C821
3″ CA811
3″ CA821
オペレータの分解
1. ネジ(17)を外し、表示フラグ(5)を取り外します。
2. ステムプロテクター(12)を取り外します。
3. ハンドホイールナット(19)、ハンドホイール(6)、キー(7)、グリースリテー
ナ ーリング ( 1 0 ) を取り 外し ます。
4. リテーナーリング(25)を取り外し、上部ステムリテーナー(2)を、下部ス
テム(3)、ベアリング(15)、ローラー(9)、表示器シャフトサブアセンブリ(4)
とともに、ハウジング(1)の頂部を通して引き出します。
5. セットネジ(18)を下部ステムの底部から取り外し、下部シャフトステムの
下部を通して表示器シャフトサブアセンブリ(4)を押し出します。
6. ステムを分解し、リテーナーリング(24)とベアリング(15)を上部ステムか
ら取り外しま す。
7. グリースシール(14)とブッシング(8)(必要な場合)を上部ステム(2)の頂部
から取り外しま す。
8. Oリング(11)をハウジング(1)の内側から取り外します。
オペレータの組立
1. Oリング(11)をハウジング(1)に取り付けます。
2. ベアリング(15)を上部ステム(2)の頂部に取り付けます。リテーナーリ
ング ( 2 4 ) を取り 付 けま す。
3. 上部ステム(2)および下部ステム(3)の内側と外側の全ての表面に十分
な 量 の グ リースを 塗 布し ま す。
4. 上部ステムと下部ステムを互いにねじ込み、上部ステムにあるドライ
ブピン(22)が下部ステム(3)の頂部の肩部にきて上部ステムにある戻
り止め用の凹みが下部ステムのローラー穴とぴったりと合うように
しま す。
注:この作業は、数回のやり直しが必要となることがあります。ネジに
は複数の開始点があるため、一度で正しく組み立てることができると
は限りません。
5. 表示器シャフトサブアセンブリ(4)を、両方のステムの頂部を通して組
み立てます。表示器ディスクにある戻り止め穴を下部ステムのネジ付
き の 穴 と 合 わ せ て、セ ットネジ ( 1 8 ) で 固 定し ま す。セ ットネジ が 、下 部 ス
テムの外 表面より内側になるようにしてください。
6. ローラー(9)を、下部ステムの側面にある穴の中に入れます。グリース
を十分に塗布すると、ローラーが定位置に保たれます。
7. ローラーの位置がハウジングにあるローラー溝の位置と合うように
気をつけながら、ステムアセンブリをハウジングの中に入れます。ベ
アリングがハウジングにある肩部に乗っかるまで、アセンブリ全体を
押し下 げ ま す。
8. リテーナーリング(25)をハウジング(1)の頂部に取り付けます。
9. グリースリテ ーナ ー( 10 ) をハンドホイール ( 6 )に 取り付 け、ハンドホイ
ールとキー(7)を上部ステムの上に配置します。ブッシング(8)とグリー
スシール(14)をハンドホイールナット(19)の内側に取り付けます。ナ
ットを上部ステムにねじ込み、ハンドホイールをしっかりと締め込み
ます。
10. ステムプロテクター(12)を取り付けます。
11. 表示フラグ(5)を取り付け、ネジで固定します(17)。
* 個別に入手することはできません。
11
6
8
14
5
17
12
4
19
7
25
10
24
22
9
1
2
3
18
21
15
16
4
22
18
9
21
15
25
20
19
17 5
12
14
8
6
10
24
16
7
2
3
1
23
13
11
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP9
ツインシール™ モデル500H および 625H
分解図
断面
型番
500H
部品
番号
625H
部品
番号
名称
121- 411 21-407 オペレータハウジ
ング
222-408 22- 411 上部ステム
341-405 41-406 ドライブピン*
422-409 22-413 下部ステム
526-408 26-405 ハウ ジ ング キャップ
627-406 27-406 表示フラグ
727-404 27-438 表 示 器 シャフト
828-409 28-401 ハ ンド ホイール
941-403 41-403 グランドピン
10 41-404 41-404 戻り止めピン
11 45-401 45-413 キー
12 46-424 46-424 ブッシング
13 47-401 47-401 ばね
14 48-401 48-403 ローラー
15 62-17 62-17 Oリング
16 62-18 62-22 Oリング
17 64-414 64-405 プラスチックプラグ
18 64-411 64-412 プロテクター
19 65-401 65-401 グ リースシ ール
20 66-402 66-403 ボールベアリング
21 72-4 72-4 キャップネジ
22 72-5 72-6 キャップネジ
23 72-6 72-11 キャップ ネジ
24 72-21 72-21 キャップ ネジ
25 74-1 74-3 セットネジ
26 73-28 74-6 ネジ
27 75-427 75-429 六 角 ナット
28 76 - 411 76 -411 潤 滑フィッティング
29 77-402 77-403 カップ リン グ ピ ン
30 78-403 78-404 リテーナーリング
31 93-413 93-413 カバー
625 Hが使用されるモデル
2″ C851 2″ C941
2″ C861 4″ C941
3″ C851 6″ C911
3″ C861 6″ C921
4″ C841
4″ C851
6″ C821
8″ C811
10″ CA811
500 Hが使用されるモデル
2″ C841 2″ C921
3″ C841 3″ C911
4″ C811 4″ C911
4″ C821 4″ C921
6″ CA811
オペレータの分解
1. ネジ(26)を外し、表示フラグ(6)を取り外します。
2. ステムプロテクター(18)を取り外します。
3. ベアリングリテーナーナット(27)を取り外します。
4. ハンドホイール(8)とキー(11)を取り外します。
5. ボルトを外して、ハウジングカバー(5)を取り外します。
6. ボルトを外して、戻り止めピン(10)およびバネ(13)とともにガイドピン(9)
を取り外しま す。
7. ハウジング(1)の頂部を通して、下部ステム(4)、ローラー(14)、ベアリング
(20)、表示器シャフト(7)とともに上部ステム(2)を抜き出します。ベアリ
ングがハウジングにぴったりとはまっている場合、ハンドホイールおよ
びキーを交換します。ハンドホイールを時計方向に回して下部ステムを
できるだけ上に上げます。直径3/8” のバーを、ハウジングの底部にあ
る2 つ の穴 を通して 差し込 みま す。ハンドホイールを 時 計 方 向に 回して、
ベアリングがハウジングから離れるように持ち上げます。
8. セットネジ(16)を取り外し、下部ステムの底部を通して表示器シャフト
サブアセンブリ(7)を押し出します。
9. 下部ステム(4)を上部ステム(2)から取り外します。
10. リテーナーリング(30)とベアリング(20)を上部ステムから取り外しま
す。
11. Oリング(16)をハウジングの内側から取り外し、グリースシール(19)とブ
ッシング(12)(必要な場合)を上部ステム(2)の頂部から取り外します。
オペレータの組立
1. ベアリング(20)を上部ステム(2)の上に配置します。リテーナーリング
(30)を取り付けてベアリングを定位置に固定します。
2. 上 部ステム(2 )の ベアリングの下の 全ての 表面 および 下 部ステムの 全て
の表面に十分なグリースを塗布します。上部ステム(2)を下部ステム(4)
にねじ込み、上部ステムにあるドライブピン(3)が下部ステムの頂部の
肩部にきて上部ステムにある戻り止め用の凹みが下部ステムのローラ
ー穴とぴったりと合うようにします。この作業は、数回のやり直しが必
要となることがあります。ネジには複数の開始点があるため、一度で正
しく組み立てることができるとは限りません。
3. 両方のステムを通して、表示器シャフトサブアセンブリ(7)を取り付けま
す。表示器ディスクにある戻り止め穴を下部ステムのネジ付きの穴と合
わ せ て、セットネジ ( 2 5 ) で 固 定しま す。セットネジ が 下 部ス テム の 外 表 面
より内側に収まるようにしてください。
4. Oリング(16)をハウジング(1)に取り付けます。
5. 下部ステムの穴にローラー(14)を配置します。グリースを十分に塗布す
ると、ローラーが定位置に保たれます。
6. ローラーの位置がハウジングにあるローラー溝の位置と合うように気
をつけながら、ステムアセンブリをハウジングの中に入れます。ベアリ
ングがハウジングの肩部に乗るまで、アセンブリ全体を押し下げます。
7. ハウジング(1)のガイドピンボスの表面に、パーマテックス・ナンバー
3D(Permatex Number 3D)を、滑らかに均等に塗布します。
8. ガイドピン(14)とともに、戻り止めピン(10)およびバネ(13)を差し込み、
下部ステムのスロットに完全にはめてからキャップネジ(21)で固定し
ます。
9. ハウジング(1)の表面に、パーマテックス・ナンバー3D(Permatex Num-
ber 3D)を、滑らかに均等に塗布します。
10. ハウジングカバー(5)の内側にOリング(15)を取り付け、キャップネジ
(22)でハウジング(1)に固定します。
11. ハンドホイール(8)とキー(11)を取り付けます。
12. ベアリングナット(27)を取り付け、しっかりと締めます。
13. グリースシール(19)とブッシング(12)を上部ステム(2)の頂部に取り付け
ます。
14. ステムプロテクター(18)を取り付けます。
15. 表示フラグ(6)を取り付け、ネジで固定します(26)。
* 個別に入手することはできません。
6
26
7
12
27
8
11
22
5
15
30
2
1
9
13
4
10
21
29
23
20
3
14
25
16
17
500 TS
625 TS
18
19
28
6
27
26
8
18
19
22
15 5
20
11
28
30
2
14
25
3
4
7
1
31
24
17
29
16
13
12
21
9
17
23
10
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP10
ツインシール™ モデル376G および 501G
断面
A-A断面
B-B断面
分解図
376 Hが使用されるモデル
2″ C811 2″ C821
3″ CA811 3″ CA821
501 Hが使用されるモデル
2″ C841 2″ C921
3″ C841 3″ C911
4″ C811 4″ C911
4″ C821 4″ C921
6″ CA811
8
34
18
23
21
2
9
4
5
21
19
14
3
32
1
10
27
15
A
16
13
A
BB
27
30
26
29
11
12
7
20
31
28
17
24
25
6
24-444
49-648-020
11 29
9
11
7
20
17
1224
6
26
25
プラスチックシム
24
25
31
34
8
21
2
23
18
16
5
23
13
14
28
33
35
19
21
1
27
32 上方
22
32 下方
10
4
3
30
15
(367のみ)
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP11
ツインシール™ モデル376G および 501G
オペレータの分解
1. 表示器ピン(34)を取り外し、ギアハウジング(2)を通して表示器ステム
(8)を引き出します。
2. ストップ ネジ ( 3 5 ) とダ ボ ピ ン ( 3 3 ) を 取り外 しま す。上 部 カップ リン グ ピ ン
(32)を外して、カップリング(10)を取り外します。
3. キャップネジ(29)、ワッシャー(11)、ハンドホイール(9)、キー(12)を取り
外します。
4. 4本のキャップネジ(27)を取り外し、ギアハウジングカバー(7)を取り外
しま す。
5. 4本のキャップネジ(27)を取り外し、ギアハウジングカバー(2)を持ち上
げて外します。ギアハウジングを持ち上げて外すとき、ウォームがギア
から外れるようにウォームシャフトを反時計方向に回すことが必要に
なる場合があります。ウォームシャフト(6)と両端のテーパー付きベアリ
ングカップ(24)およびコーン(25)をギアハウジング(2)から取り外すこと
が で きま す。
6. オペレータステム(3)、上部ステム(4)、ベアリング(23)、ローラー(16)は、
オペレータハウジングから持ち上げて外すことができます。
注:カムブッシング(13)とステムブッシング(14)はオペレータハウジン
グに圧入されているため、取り外さないでください。カムブッシング
を交換しなければならない場合は、オペレータハウジングを返却す
る 必 要 が ありま す。
型番
376G
部品
番号
501G
部品
番号
名称 必要数
121-583 21-555 オペレータハウジング 1
221-584 21-554 ギ アハウジング 1
322-524 22-508 オペレータステム 1
423-560 23-525 上部ステム 1
577-465 77-464 ピン* 1
624-451 24-445 ウォーム シャフト 1
726-632 26-580 ギアハウジングカバー 1
827-545 27-504 ステム表 示 器 1
928-441 28-442 ハンドホ イール 1
10 32-476 32-469 カップリング 1
11 44-465 44-453 ハ ンド ホイール ワッシャー 1
12 45-431 45-431 キー 1
13 46-557 46-501 カムブッシング 1
14 46-558 46-502 ステムブッシング 1
15 46-559 —パ イロットブッ シン グ 1
16 48-405 48-401 ローラー 1
17 62-71 62-34 Oリング 1
18 62-83 62-70 Oリング 1
19 62-398 62-79 Oリング 1
20 62-91 62-91 Oリング 1
21 62-371 62-339 Oリング 2
22 —64-424 キ ャップ ラグ
23 66-483 66-476 ボールベアリング 2
24 66-481 66-477 カップベアリング 2
25 66-482 66-478 コ ーン ベ ア リン グ 2
26 69-414 69-414 スピナーハンドル 1
27 72-5 72-5 キ ャップネジ 8
28 72-16 72-10 キャップ ネジ 4
29 72-21 72-26 キ ャップ ネジ 1
30 76-891 76-594 プラグ 1
31 76-612 76-612 潤 滑フィッティング 1
32 77-422 77-417 カ ップリン グ ピ ン 2
33 77-480 77-418 ダボピン 1
34 77-451 77-440 表示器ピン 1
35 98-790 98-663 ストップネジ 1
オペレータの組立
1. Oリング(21)をオペレータハウジング(1)内のステムブッシング(14)に取
り付けます。ベアリング(23)をオペレータハウジング(1)の頂部に取り付
けます。
2. オペレータステム(3)および上部ステム(4)の全ての表面に十分なグリー
スを塗布します。オペレータステムを上部ステムにねじ込み、ダボピン
(5)が上部ステムの底部の肩部にきてオペレータステムにある戻り止め
用の凹みが上部ステムの底部のローラー穴とぴったりと合うようにし
ま す。この 作 業 は 、数 回 の や り直し が 必 要 となること が ありま す。ネジ
には複数の開始点があるため、一度で正しく組み立てることができる
とは限りません。
3. ローラー(16)を上部ステム(4)にある穴とオペレータステム(3)の戻り止
め用の凹みに配置します。グリースを塗布すると、ローラーが定位置に
保 たれ ます。
4. オペレータハウジングを、上から見るとカムの持ち上がった部分がハ
ウジングボアの左下の1/4に入るように位置を調節します(断面図を参
照のこと)。ローラーを左側にした状態で、上部ステム、オペレータス
テム、およびローラー(組立済み、ステップ2および3を参照)を、ステム
ブッシング(14)およびカムローラーブッシング(13)を通して上部ステム
(4)の肩部がベアリング(23)に当たるまで、オペレータハウジング(1)内に
下 ろすように 位 置 付 け ま す。
5. ベアリング(23)をギアハウジング(2)に取り付けます。Oリング(21)をギア
ハウジング(2)の頂部に取り付けます。
6. テーパー付きローラーベアリングカップ(24)を、テーパー面の大きい直
径の側が外を向くように、ギアハウジングの凹みに取り付けます。
7. テーパー付きローラーベアリングカップ(24)とコーン(25)を、ウォームシ
ャフト(6)のハンドホイール端部に取り付けます。テーパーの大きい直
径がシャフトの肩部に向くように、ベアリングコーン(25)をウォームシ
ャフトの反対側に取り付けます。全ての部品に十分な量のグリースを
塗 布しま す。
8. ウォームシャフトをギアハウジングに取り付けます。後部のベアリング
コーンが、後部ベアリングカップに適切に入るように気をつけます。
9. Oリング(17)と(20)をギアハウジング(7)に取り付け、ギアハウジング(2)
に 、4 本 の キ ャ ッ プ ネ ジ で 組 み 込 み ま す 。
部品の定位置への保持に十分な程度にネジをねじ込みますが、この時
点では締めないようにしてください。
10. Oリング(19)をオペレータハウジングの頂部に取り付けます。上(ローラ
ーと同じ側)から見て、ウォームが左側になるように、ギアハウジング
を、4本のキャップネジ(27)によってオペレータハウジングの上に取り
付 けま す。
注:部品を 組み立てることができるように、ウォームシャフトをわずか
に外 側に 移動 する 必 要が あります。キャップネジ(2 7) をギ アハウジン
グカバー(7)に締め付けます。
11. ハンドホイール(9)、キー(12)、ワッシャー(11)、キャップネジ(29)を
ウォームシャフトの上に組み上げます。
12. オペレータステムの頂部にある穴を通してドリフトポンチを配置し、オ
ペレータステムが回転しないようにします。ポンチをウォームシャフト
から90°の位置にした状態で、ハンドホイールを時計方向に回して、上
部ステムができるだけ下まで 進めます。オペレータの底部 のカップリン
グ(10)を、L字型の溝の底部の水平部と合うように位置付けます。オペ
レータのステムにあるカップリングピンの穴がカップリングの頂部の穴
と合い、傾斜の無い縦溝がハウジングにあるストップネジボスと合う
ま で カップ リング を 回 転し ます。カップ リン グ ( 3 2 ) を、カップ リン グの 頂
部の穴とオペレータステムの底部の穴に進めます。ストップネジ(35)と
ダボ ピ ン ( 3 3 ) を 取り 付 けま す。
注:カップリング(10)には、両側にL字型の 溝 があります。溝の1つの
縦 の 部 分 に は 、上 部 に 傾 斜 が あ り ま す。
カップリングは、傾斜が無い側面がストップネジに隣 接し、組みつけ
られるように取り付ける必要があります。(傾斜は、自動本体ブリー
ドバルブを作動させるために使用されます。)
13. Oリング(21)を、ギアハウジングの頂部に取り付け、Oリング(18)を下部
ステム(3)の頂部に取り付けます。オペレータステムの頂部に表示器ス
テム(8)を配置し、ギアハウジングを通して下ろします。表示器ピン(34)
を 取り付 けま す。
* 個別に入手することはできません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP12
ツインシール™ モデル625G、751G、および 755G
断面 分解図
751 Hが使用されるモデル
6″ C841 8″ C911
8″ C821 10″ C911
10″ C821 12″ 8811
12 ″ C811 14″ 8811
14″ C811
755 Hが使用されるモデル
6″ C851 8″ C941
8″ CA841
625 Hが使用されるモデル
2″ C851 2″ C941
2″ C861 2″ 8851
3″ C851 2″ 8861
3″ 8851 4″ C941
3″ C861 6″ C911
4″ C841 6″ C921
6″ C821 6″ 8821
8″ C811 8 ″ 8811
10″ CA811 10 ″ 8811
11
39
13
25
36
9
10
27
29
2
35
1
22
12
23
40, 30
43
6
19
31
14
3
38
15, 42
17
34
18
7
8
32
21
26, 28
41
24
16
33
20
5
4
26 28 13
17
34
7821 18
29
32
11
39
24
25
16
10
10
19 43
312
14
35
30/40
31
23
15/42
22
4
2
6
27
36
9
5
20
38
44
37
1
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP13
ツインシール™ モデル625G、751G、および 755G
オペレータの分解
1. ネジ(39)を外し、表示フラグ(11)を取り外します。
2. ステムプロテクター(24)を取り外します。
3. ボルトを外して、ギアハウジングカバー(9)を取り外します。
4. ベアリングリテーナーナット(16)を取り外します。
5. ベアリングキャリヤー(10)と上部ベアリング(27)を取り外します。
6. 上部リテーナーリング(43)を取り外します。
7. キャップネジ(34)、ワッシャー(17)、ハンドホイール(13)、キー(18)を取り外しま
す。
8. ボルトを外して、ベアリングキャップ(8)を取り外します。
注 意:プ ラス チ ック シム を 傷 つ け な い こ と 。
9. ウォームシャフト(7)のネジを回して外します。前部ベアリングコーン(26)とカッ
プ(28)および後部ベアリングコーン(26)は、ウォームシャフトとともに外れます。
次に、後部ベアリングカップ(28)をギアハウジング(2)から取り外すことができ
ます。
10. ウォームギア(6)とキー(19)を取り外します。
11. ボルトを外して、ギアハウジング(2)を取り外します。
12. ボルトを外して、ガイドピン(14)を取り外します。
13. ハウジング(1)の頂部を通して、下部ステム(3)、ローラー(20)、下部ベアリング
(27)、表示器シャフト(12)とともに上部ステム(4)を抜き出します。ベアリングがハ
ウジングにぴったりとはまっている場合、ウォームギアを、キーとともに上部ス
テムに上下逆さまに(ハブが上になるように)取り付けます。ギアを反時計方向に
回して下部ステムをできるだけ上に上げます。直径1/2” のバーを、ハウジングの
底部にある2つの穴を通して差し込みます。ギアハブにパイプレンチを掛けて
時計方向に回し、ベアリングがハウジングから離れるように持ち上げます。
14. セットネジ(38)を取り外し、表示器シャフトサブアセンブリ(12)を、下部ステムの
底部を通して押し出します。
15. 下部ステム(3)を、上部ステム(4)から取り外します。
16. リテーナーリング(43)と下 部ベアリング(27)を上部ステムから取り外します。
オペレータの組立
1. 2つのベアリング(27)のうちの1つを上部ステム(4)の上に配置します。注:このベ
アリングは、インナーレースのより幅広い方の表面が上部ステムの肩部の上に
乗るように組み立てます。リテーナーリング(43)を取り付けて、ベアリングを定
位 置 に 固 定し ます。
注:リテーナーリングは、インナーレースのより幅の狭い方の面に面すること
に なりま す。
2. 上部ステムのベアリングの下の全ての表面に、十分なグリースを塗布します。上
部ステム(4)を下部ステム(3)にねじ込み、上部ステムにあるストップピン(5)が下
部ステムの頂部の肩部にきて上部ステムにある戻り止め用の凹みが下部ステム
のローラー穴とぴったりと合うようにします。この作業は、数回のやり直しが必
要となることがあります。ネジには複 数の開始点があるため、一度で正しく組
み立てることができるとは限りません。
3. 表示器シャフトサブアセンブリ(12)を、両方のステムを通して取り付けます。表
示器ディスクにある戻り止め穴を下部ステムのネジ付きの穴と合わせて、セット
ネジ(38)で固定します。セットネジが下部ステムの外 表面より内側に収まるよう
にしてください。
4. Oリング(22)をハウジング(1)に取り付けます。
5. 下部ステムの穴にローラー(20)を配置します。グリースを十分に塗布すると、ロ
ーラーが定位置に保たれます。
6. ローラーの位置がハウジングにあるローラー溝の位置と合うように気をつけ
ながら、ステムアセンブリをハウジングの中に入れます。ベアリングがハウジン
グの肩部に乗るまで、アセンブリ全体を押し下げます。
7. ハウジング(1)のガイドピンボスの表面に、パーマテックス・フォームアガスケッ
ト(Permatex Form-a-Gasket)を滑らかに均等に塗布します。
8. 下部ステムのスロットに完全にはまるようにガイドピン(14)を差し込み、キャッ
プネジ ( 31 )で 固 定しま す。
9. ギアキー(19)を上部ステムのキー溝に取り付けます。
10. テーパー面の大きい直径の側が外を向くように、テーパー付きローラーベアリ
ングカップ(28)をギアハウジング(2)の後部ベアリングの凹みに取り付けます。
11. テーパー付きローラーベアリングカップ(28)とコーン(26)を、ウォームシャフト(7)
のハンドホイール端部に取り付けます。ベアリングコーン(26)を、テーパーの反
対 側 の 直 径 が 大 き い 側 に 、シ ャ フ ト の 肩 部 に 当 た る よ う に 位 置 付 け ま す 。
12. ウォームシャフトをギアハウジングに取り付けます。後部ベアリングコーンが後
部ベアリングカップ(28)に適切に入るように気をつけます。
13. Oリング(21)をベアリングカップ(8)の内 側に取り付けます。
14. ギアハウジングの上にあるベアリングカバーボスに、パーマテックス・ナンバー
3D(Permatex Number 3D)を滑らかに均等に塗布します。ベアリングカップ(8)
をキャップネジ(32)で定位置に止めつけます。プラスチックシムを必ずギアハウ
ジングとベアリングキャップとの間に取り付けてください。
15. ウォームギア(6)を、ハブが下向きになるように(より小さい穴に向かうように)
ギ アハ ウジ ング に 取り付 け ま す。
16. フォームアガスケット(Form-A-Gasket)をオペレータハウジング(1)の頂部のフラ
ンジに塗布します。上部ステム(3)のキー(19)に対するガイドとしてウォームギア
のキー溝を用いて、組み立てた部品とともに、ギアハウジング(2)をオペレータ
ハウジ ングの頂 部 に 配 置しま す。
17. リテーナーリング(43)を取り付け、ウォームギア(6)を固定します。
18. キャップネジ(35)でギアハウジング(2)をオペレータハウジング(1)に固定します。
注意:短いキャップネジ(33)をウォームシャフト(7)の中心の真下に取り付け
るように注 意してください。
19. ギアハウジング(2)をウォームギアの頂部までグリースで充填します。
20. ベアリング(27 )をベアリングキャリヤ(10)に取り付けます。
注 : ア ウター レ ースの 最 も 幅 広 な 面 が ベ アリング キャリヤ の 肩 部 を 向 くように
します。
21. ギアハウジング(2)の上面に、フォームアガスケット(Form-A-Gasket)を滑らかに
均 等 に 塗 布しま す。
22. ベアリングキャリヤ(10)をギアハウジング(2)の上に配置します。2つのキャップ
ネジ(36)を180°離して取り付け、ベアリングキャリヤを仮に位置合わせします。
少しだけねじ込むだけで十分です。
23. ロックナット(16)を上部ステムに取り付け、スパナでぴったりになるように締め
ま す。2 つ の キ ャップネジ ( 3 6 ) を 取り外 しま す。
24. グリースシール(25)をギアハウジングカバー(9)に取り付けます。カバーを表示
器シャフト(12)の上にスライドし、キャップネジ(36)でギアハウジング(2)の頂部
をに 固 定しま す。
25. ステムプロテクター(24)を取り付けます。
26. 表 示 フラ グ ( 1 1) を 取 り 付 け、ソケ ット ヘッド キャップ ネジ ( 3 9 ) で 固 定 しま す。
型番 625 G 部品番号 751G 部品番号 755 G 部品番号 名称
121-422 21-623 21-623 オペレータハウジング
221-408 21-405 21-443 ギ アハウジング
322-440 22-555 22-555 下部ステム
422-439 22-554 22-554 上部ステム
541-406 41-401 41-401 ドライブピン*
623-402 23-403 23-406 ウォームギア
724-404 24-404 24-403 ウォーム シャフト
826-401 26-401 26-401 ベアリングキャップ
926-413 26-403 26-403 ギ アハウジングカバー
10 26-412 26 -411 26-423 ベアリングキャリヤ
11 27-406 27-406 27-406 表示フラグ
12 27-429 27-435 27-435 表 示 器 シャフト
13 28-404 28-402 28-402 ハンドホイール
14 41-407 41-498 41-498 グランドピン
15 77-403 41-410 41-410 カ ップリン グ ピ ン
16 75-462 42-401 42-401 六 角 ナ ット
17 44-401 44-401 44-401 ワッシャー
18 45-402 45-402 45-402 半月キー
19 45-403 45-406 45-406 ストレートキー
20 48-403 48-413 48-413 ローラー
21 62-13 62-13 62-13 Oリング
22 62-22 62-209 62-209 Oリング
23 64-405 64-402 64-402 プラスチックプラグ
24 64-411 64-411 64-411 プロテクター
25 65-401 65-401 65-401 グ リース シ ール
26 66-401 66-401 66-401 ベ ア リン グコ ーン
27 66-412 66-410 66-410 ベアリングボール
28 66-458 66-458 66-458 ベアリングカップ
29 69-414 69-414 69-414 スピナーハンドル
30 72-11 — — スタッド
31 72-4 72-4 72-4 キャップネジ
32 72-5 72-5 72-5 キャップネジ
33 72-10 72-6 —キ ャップネジ
34 72-8 72-8 72-8 キャップ ネジ
35 72-9 72-9 72-9 キャップ ネジ
36 72-14 72-14 72-26 キ ャップ ネジ
37 72-21 72-21 72-21 キャップ ネジ
38 74-3 74-4 73-28 セットネジ
39 74-6 74-6 74-6 ネジ
40 —73-130 73-130 六角ネジ
41 76-612 76-612 76-612 潤 滑フィッティング
42 —78-406 78-406 リテーナーリング
43 78-404 78-408 78-408 リテーナーリング
44 93-413 93-413 93-413 カバー
* 個別に入手することはできません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP14
ツインシール™ モデル1261G および 1261-7G
断面 分解図
4 3 は 、図 示 せ ず
1261 Hが使用されるモデル
12″ C821 8″ C921
14″ C821 10″ CA921
16″ C811 12 ″ CA911
16″ 8811 14″ C911
18″ C811 16″ C911
18″ 8811
20″ CA811
20″ 8811
24″ 8811
1261-7Gが使用されるモデル
8″ C851 12″ CA921
10″ CB841 18 ″ C911
12 ″ CB8411 20 ″ CA911
16″ CA821
18″ CA821
24″ CA811
29
11
17
6
30
8
28
39
28
27
2
28
27
34
16
37
8
22
10
33
7
24
15
25
5
18
2
31
11
36
42
35
40
26
1
3
12
32
13
4
21
41
14
23
38
19
30
8
17
34
16
29
11
20
28
27
6
33
24
25
5
2
39
26
26
18
3
4
13
32
23
41
14
35
1
21
9
37
22
7
15
39
40
12
19
38
10
3642
31 2341
2827
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP15
ツインシール™ モデル1261G および 1261-7G
オペレータの分解
1. ネジ(37)を外し、表示フラグ(9)を取り外します。
2. 表示シャフトプロテクター(22)を取り外します。
3. ボルトを外して、ギアハウジングカバー(7)を取り外します。
4. 上部ステムナット(15)を取り外します。
5. 上 部 ベ アリング ( 2 5 ) を 取り 外し ま す。
6. キャップネジ(34)、ハンドホイールワッシャー(16)、ハンドホイール(11)、
半月キー(17)を取り外します。
7. ボルトを外して、ベアリングキャップ(8)を取り外します。
注 意:プ ラス チ ック シム を 傷 つ け な い こ と 。
8. ウォームシャフト(6)を回して外します。前部ベアリングコーン(27)とカッ
プ(28)および後部ベアリングコーン(27)は、ウォームシャフトとともに外
れます。次に、後部ベアリングカップ(28)をギアハウジングから取り外
すことができます。
9. ウォームギア(5)とキー(18)を取り外します。
10. ボルトを外して、ギアハウジング(2)を取り外します。
11. リテ ー ナーリング ( 4 0 ) を 取り外 しま す。
12. ボルトを外して、ガイドピン(13)を取り外します。
13. ハウジング(1)の頂部を通して、下部ステム(4)、ローラー(19)、2つのベ
アリング(26)、表示器シャフト(10)とともに上部ステム(3)を抜き出しま
す。
ベアリングがハウジングにぴったりとはまっている場合、ウォームギア
(5)を、キー(18)とともに上部ステムに上下逆さまに(ハブが上になるよう
に)取り付けます。ギアを反時計方向に回して下部ステムをできるだけ
上に上げます。直径1.5” のバーを、ハウジングの底部にある2つの穴を
通して差し込みます。ギアハブにパイプレンチを掛けて時計方向に回
し、ベアリングがハウジングから離れるように持ち上げます。
14. 六角穴付きキャップネジ(38)を取り外し、下部ステムの底部を通して表
示器シャフトサブアセンブリ(10)を押し出します。
15. 下部ステム(4)を、上部ステム(3)から取り外します。
16. ベアリング(26)を、上部ステム(3)から取り外します。
オペレータの組立
1. 2つのベアリング(26)を、上部ステム(3)に取り付けます。
注:これらはラジアルスラストベアリングであり、インナーレースの
最も幅広い表面と背中合わせになるように取り付ける必要がありま
す。
取 り 付 け 方 が 正 し く な い と 、重 大 な 損 傷 の 原 因 と な り ま す 。
2. ベアリングリテーナーリング(4 0)を取り付けます。
3. 上部ステムの全ての表面に、十分なグリースを塗布します。
4. 上部ステム(3)を下部ステム(4)にねじ込み、上部ステムにあるドライブ
ピンが下部ステムの頂部の肩部にきて上部ステムにある戻り止め用の
凹みが下部ステムのローラー穴とぴったりと合うようにします。ネジに
は複数の開始点があるため、この作業は数回のやり直しが必要となる
ことがあります
5. 表示器シャフトサブアセンブリ(10)を、両方のステムの頂部を通して組
み 立 てま す。
6. Oリング(21)をハウジング(1)に取り付けます。
7. ローラー(48)を、下部ステム(4)の側面にある穴の中に入れます。
8. ローラー(48)がハウジングにあるローラー溝と位置が合うように気を
つけながら、ステムアセンブリをハウジング(1)の中に配置します。
下部ベアリング(26)がハウジングにある肩部に乗っかるまで、アセンブ
リを 押 し下 げ ま す。
9. ハウジング(1)のガイドピンボスの表面に、パーマテックス・フォームア
ガスケット(Permatex Form-a-Gasket)を滑らかに均等に塗布します。
10. 下部ステム(4)のスロットに完全にはまるようにガイドピン(13)を差し込
み、キャップネジ(32)で固定します。
11. ギアキー(18)を上部ステム(3)のキー溝に取り付けます。
12. テーパー面の大きい直径の側が外を向くように、テーパー付きローラ
ーベアリングカップ(28)をギアハウジング(2)の後部ベアリングの凹み
に 取り付 け ます。
13. テーパー付きローラーベアリングカップ(28)とコーン(27)を、ウォームシ
ャフト(6)のハンドホイール端部に取り付けます。
14. ウォームシャフト(6)をギアハウジング(2)に取り付けます。後部ベアリ
ングコーン(27)が、後部ベアリングカップ(28)に適切に入るように気を
つけ ます。
15. Oリング(20)をベアリングカップ(8)の内側に取り付けます。
16. ギアハウジング(2)のベアリングキャップボスに、パーマテックス・フォー
ムアガスケット(Permatex Form-A-Gasket)を滑らかに塗布します。キ
ャップネジ(30)でベアリングキャップを定位置に固定します。
プラスチックシムを必ずギアハウジングとベアリングキャップとの間に
取り 付 け てくだ さ い 。
17. ウォームギア(6)を、ハブが 下向きになるように(最小の穴に向くように)
ギ アハウ ジ ング ( 2 ) に 取り 付 け ます。
18. 上部ステム(3)のキー(18)に対するガイドとしてウォームギアのキー溝を
用いて、組み立てた部品とともに、ギアハウジング(2)をオペレータハウ
ジ ングの 頂 部 に 配 置し ます。
19. ボールベアリング(25)を上部ステム(3)に取り付けて、ナット(15)で固定
しま す。
20. オペレータハウジングの頂 部に、パーマテックス・フォームアガスケット
(Permatex Form-A-Gasket)を、滑らかに塗布します。
21. キャップネジ(35)および(3)でギアハウジング(2)をオペレータハウジン
グ に 固 定し ます。
注意:短いキャップネジ(72B)をウォームの中心の真下に取り付ける
ように注 意してください。
22. ギアハウジング(2)をウォームギア(5)の頂部までグリースで充填しま
す。
23. ギアハウジング(2)の上面に、パーマテックス・フォームアガスケット
(Permatex Form-A-Gasket)を、滑らかに塗布します。
24. グリースシール(24)をギアハウジングカバー(7)の中に取り付けます。カ
バーを表示器シャフト(10)とボールベアリング(25)の上にスライドさせ、
キャップネジ(33)でオペレータハウジング(2)の頂部に固定します。
25. 表示器シャフトプロテクター(22)を取り付けます。
26. 表 示 フ ラ グ ( 9 ) を 取 り 付 け 、ネ ジ ( 3 7 ) で 固 定 し ま す 。
27. 半月キー(17)、ワッシャー(16)、キャップネジ(34)とともに、ハンドホイー
ル ( 11 ) を取り 付 けま す。
型番 1261 G
部品番号
1261-7G
部品番号 名称 必要数
121-621 21-621 オペレータハウジング 1
221-518 21-518 ギアハウジング 1
322-552 22-552 上部ステム 1
422-553 22-553 下部ステム 1
523-472 23-472 ウォームギア 1
624-428 24-428 ウォームシャフト 1
726-513 26-513 ギ アハウジングカバー 1
826-514 26-514 ベアリングキャップ 1
927-406 27-406 表示フラグ 1
10 27-488 27-488 表 示 器 シャフト 1
11 28-402 28-402 ハンドホイール 1
12 41-402 41-402 ドライブピン* 1
13 41-496 41-496 グランドピン 1
14 41-411 41-411 カップ リング ピ ン 1
15 42-403 42-403 ナ ット 1
16 44-401 44-401 ハ ンド ホイール ワッシャ ー 1
17 45-402 45-402 半月キー 1
18 45-404 45-404 キー 1
19 48-412 48-412 ローラー 1
20 62-13 62-13 Oリング 1
21 62-208 62-208 Oリング 1
22 64-411 64-411 プロテクター 1
23 64-416 64-416 プラスチックプラグ 21
24 65-401 65-401 グ リースシ ー ル 1
25 66-404 66-404 ボールベアリング 2
26 66 -411 66 -411 ボールベアリング 2
27 66-465 66-465 ベ アリ ング コ ーン 2
28 66-466 66-466 ベアリングカップ 1
29 69-414 69-414 スピナーハ ンドル 4
30 72-2 72-2 キ ャップネジ 1
31 72-3 72-3 キャップ ネジ 2
32 72-4 72-4 キャップ ネジ 8
33 72-7 72-7 キャップ ネジ 1
34 72-8 72-8 キャップ ネジ 7
35 72-13 72-13 キ ャップネジ 2
36 72-21 72-21 キャップ ネジ 1
37 73-28 74-6 ネジ 1
38 73-28 74-12 セ ットネジ 2
39 76-412 76-412 潤 滑フィッティング 1
40 78-405 78-405 リテーナーリング 2
41 78-407 78-407 リテーナーリング 1
42 93-413 93-413 カバー 1
43 —26-712 アダプター 1
* 個別に入手することはできません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP16
ツインシール™ モデル1276G
断面 分解図
1276 Hが使用されるモデル
10″ C851 16″ C921
16″ CA841 20″ CB921
20″ CA821
24″ CA821
30″ CC811
9
31
19
34
18
10
7
36
22 41
9
29 30 36
26
5
23
45
15
3
38
37
4
2
1
40
32
33
16
25
42
44
11
43
21
28
20
27
35
6
8
17
24
12
39
13
39
3
29
31
34
36
13
14
21
2
40
44
8
41
4
38
33
25
15
45
37
1
23
16
42
18
49-649-20
シム
(図示せず)
41
10
22
30
19 729 30
36
9
12
32
43
5
20
28
27
35
11
24
17
6
26
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP17
ツインシール™ モデル1276G
オペレータの分解
1. ハンドホイールを反時計方向に回して、全開位置にします。
2. セットネジ(39)を外し、表示フラグ(11)を取り外します。
3. ステムプロテクター(24)を取り外します。
4. ボルトを外して、ギアハウジング(8)を取り外します。
5. ベアリングリテーナーナット(17)とボールベアリング(27)を取り外します。
6. キャップネジ(34)、ワッシャー(17)、ハンドホイール(13)、キー(18)を取り
外します。
7. ボルトを外して、ベアリングキャップ(9)と(10)を取り外します。
注意:プラスチックシムが前部ベアリングキャップ(10)の下で損傷し
ないようにしてください。
8. ウォームシャフト(7)、およびコーン(29)とカップ(30)から成るテーパーベ
アリング を 取り外し ます。
9. ウォームギア(6)とキー(20)を取り外します。
10. ボルトを外して、ギアハウジング(3)を取り外します。
11. ボルトを外して、ガイドピン(16)を取り外します。
12. 上部ハウジング(1)の頂部を通して、ベアリング(28)、ローラー(21)ととも
に上部ステム(5)および下部ステム(4)を抜き出します。ベアリングが上
部ハウジングにぴったりとはまっている場合、上部ステムと下部ステム
をローラーとともに、下部ハウジング(1)の底部を通して取り外します。
上部ハウジングと下部ハウジングのボルトを外して、ベアリングを適切
なベアリング抜きを使用して取り外します。
13. 上部ステムおよび 下 部ステムを 分 離し 、表 示 器シャフトアセンブリ(12 )
を取り外しま す。
オペレータの組立
1. 2つのベアリング(28)を、上部ステム(5)の頂部に取り付けます。
注:これらはラジアルスラストベアリングであり、インナーレースウェ
イの最も幅広い表面と背中合わせになるように取り付ける必要があ
りま す。取り 付 け 方 が 正しくな い と 、重 大 な 損 傷 の 原 因 となりま す。
2. 上部ハウジング(2)の底 部フランジに、パーマテックス・ナンバー
3D(Permatex Number 3D)を滑らかに均等に塗布し、スタッド(32)とナ
ット(40)で下部ハウジング(2)に固定します。ダボピン(43)は、下部ハウ
ジングでは圧入で、上部ハウジングではすきまばめです。ダボピンの機
能は、ローラー溝を適切に位置合わせすることです。
3. 上部ステム(5)および下部ステム(4)の全ての表面に十分なグリースを塗
布しま す。
4. 2つのステムを互いにねじ込 み、上部ステムにあるドライブピン(14)が
下部ステムの頂部の肩部にきて上部ステムにある戻り止め用の凹みが
下部ステムのローラー穴とぴったりと合うようにします。この作業は、
数回のやり直しが必要となることがあります。ネジには複数の開始点
があるため、一度で正しく組み立てることができるとは限りません。
5. 表示器シャフトサブアセンブリを、両方のステムの上を通して取り付
け、ロールピン(44)により下部ステムの底部に取り付けます。
6. Oリング(23)を下部ハウジング(1)に取り付けます。
7. ローラー(21)を、下部ステム(4)の側面にある穴の中に入れます。グリー
スを十分に塗布すると、ローラーが定位置に保たれます。
8. ベアリングとローラーを組み付けたステムを、2つのベアリング(28)の
下の方が上部ハウジングの肩部の上に乗るまで、上部ハウジングの頂
部を通して下へ配置します。
9. 下部ハウジング(1)のガイドピンボスの表面に、パーマテックス・フォー
ムアガスケット(Permatex Form-a-Gasket)を滑らかに均等に塗布し
ます。
10. 下部ステムのスロットに完全にはまるようにガイドピン(16)を差し込
み、キャップネジ(33)で固定します。
11. ギアキー(20)を上部ステム(5)のキー溝に取り付けます。
12. コーンのテーパーの大きい直径がシャフトのそれぞれの肩部と向き合
うように、テーパー付きローラーベアリングコーン(29)をウォームシャフ
ト( 7 ) の 両 端 に 取り 付 けま す。
13. カップ(30)をコーン(29)の上に取り付けます。
14. ギアハウジング(3)のベアリングリテーナーボスの表面に、パーマテッ
クス・ナンバー3D(Permatex Number 3D)を、滑らかに均等に塗布し
ます。
15. 閉 止 ベ アリン グカップ ( 9 ) を キャップ ネジ ( 3 6 ) で 定 位 置 に 止 め つ け ま す。
16. ウォームシャフト(7)をギアハウジングに取り付けます。
17. Oリング(22)をベアリングキャップ(10)に取り付け、キャップネジ(36)で
止めつけます。プラスチックシムを必ずギアハウジングとベアリングキ
ャップと の 間 に 再 度 取り 付 け てくだ さ い 。
18. ウォームギア(6)を、ギアハウジングに、ハブが下向きになるように取り
付けます(最も小さい穴に向かうように)。
19. 上部ハウジングの頂 部のフランジに、パーマテックス・ナンバー
3D(Permatex Number 3D)を、滑らかに塗布します。
20. 上部ステムのキー(20)に対するウォームギアのキー溝をガイドとして用
いて、組立済みの部品とともにギアハウジングを上部ハウジングの上
に配置し、上部ハウジングにキャップネジ(38)で止めつけます。
21. ボールベアリング(27)を上部ステム(3)に取り付けて、ナット(17)で固定
しま す。
22. ギアハウジングをウォームギアの頂部までグリースで充填します。
23. ギアハウジングの上表面の周辺に、パーマテックス・ナンバー
3D(Permatex Number 3D)を滑らかに均等に塗布します。
24. グリースシール(26)をギアハウジングカバー(8)に取り付けます。カバー
を表示器シャフト(12)とボールベアリング(27)の上にスライドさせ、キャ
ップネジ(35)でオペレータハウジングの頂部に固定します。
25. ステムプロテクタ(24)を取り付け、表示フラグ(11)をセットネジ(39)で定
位 置 に 固 定し ます。
26. ハンドホイール(13)を、キー(19)、ワッシャー(18)、キャップネジ(34)、スピ
ナ ーハ ンドル ( 3 1) ととも に 取り付 け ます。
型番 1276 G 部品番号 名称 必要数
121-594 下部ハウジング 1
221-595 上部ハウジング 1
321-505 ギ アハウジング 1
422-533 下部ステム 1
522-534 上部ステム 1
623-461 ウォームギア 1
724-425 ウォームシャフト 1
826-487 ギアハウジングカバー 1
926-488 ベアリングキャップ 1
10 26-489 ベアリングキャップ 1
11 27-406 表示フラグ 1
12 27-541 表 示 器 シャフト 1
13 28-432 ハンドホイール 1
14 41-473 ドライブピン* 1
15 41-476 カップ リン グ ピ ン 1
16 41-480 グランドピン 1
17 42-403 ナット 1
18 44-401 ワッシャー 1
19 45-402 キー 1
20 45-428 キー 1
21 48-409 ローラー 1
22 62-20 Oリング 1
23 62-215 Oリング 1
24 64-412 プロテクター 1
25 64-416 プラスチックプラグ 4
26 65-401 グ リースシ ール 1
27 66-404 ボールベアリング 1
28 66-452 ボールベアリング 2
29 66-454 ベ ア リン グコ ーン 2
30 66-463 ベアリングカップ 2
31 69-414 スピナーハ ンドル 1
32 71-47 スタッド 12
33 72-5 キャップネジ 2
34 72-8 キャップ ネジ 1
35 72-26 キ ャップ ネジ 8
36 72-64 キ ャップネジ 12
37 73-111 キャップ ネジ 6
38 73-131 キ ャップ ネジ 12
39 74-6 ネジ 1
40 75-406 ナ ット 24
41 76-412 潤 滑フィッティング 2
42 76-536 パイププラグ 1
43 77-454 ダボピン 1
44 77-481 ロールピン 1
45 78-407 リテーナーリング 2
* 個別に入手することはできません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP18
ツインシール™ モデル1500G
断面 分解図
1500 Hが使用されるモデル
20″ C841 16″ C941
30″ CC821
36″ CA811
34
18
19
31
30
10
22
29
7
9
36
41
11,39
24
46
15, 45
43
12
23
44
4
16, 33
1
21 2
27
28
39, 40
26
8
35
37
2
32, 40
5
42
6
19
38
** シールド
(図示せず)
25-93-424
25-93-492
4
5
20
28
41 36
9
39
3
8
27
35
11
24
17
6
26
31
34
36
18
41
29 30
19 729 30
13
14
21
10
22
ハ ンドホ イール は 図 示 せ ず
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP19
ツインシール™ モデル1500G
オペレータの分解
1. ウォームシャフトを反時計方向に回して、全開位置にします。
2. セットネジ(39)を外し、表示フラグ(11)を取り外します。
3. ステムプロテクター(24)を取り外します。
4. ボルトを外して、ギアハウジング(8)を取り外します。
5. セットネジ ( 3 9 ) と 上 部 ス テム ナット ( 17 ) を 取 り外 しま す。
6. ボールベアリング(27)を取り外します。
7. ボルトを外して、ベアリングキャップ(10)を取り外します。
注意:プラスチックシムをモーターアダプターの下で損傷しないよう
にしてくだ さ い 。
8. ウォームシャフト(7)、およびコーン(29)とカップ(30)から成るテーパーベ
アリング を 取り外し ます。
9. ウォームギア(6)とキー(20)を取り外します。
10. ボルトを外して、ギアハウジング(3)を取り外します。
11. ボルトを外して、ガイドピン(16)を取り外します。
12. 上部ハウジング(2)の頂部を通して、ベアリング(28)、ベアリングリテー
ナー、ローラー(21)とともに上部ステム(5)および下部ステム(4)を抜き
出しま す。
ベアリングが上部ハウジングにぴったりとはまっている場合、上部ステ
ムと下部ステムをローラーとともに、下部ハウジング(1)の底部を通して
取り外します。上部ハウジングと下部ハウジングのボルトを外して、ベ
アリング を適 切なベ アリング 抜きを 使 用して 取り外します。
13. 上部ステムと下部ステムとを分離し、ナット(43)と表示器シャフト(12)を
取り外します。
オペレータの組立
1. 2つのベアリング(28)とベアリングリテーナーを、上部ステム(5)の頂部
の 端 に 取り 付 けま す。
注:これらはラジアルスラストベアリングであり、インナーレースの最
も幅広い表面と背中合わせになるように取り付ける必要があります。
取 り 付 け 方 が 正 し く な い と 、重 大 な 損 傷 の 原 因 と な り ま す 。
2. 上部ハウジング(2)の底部フランジに、フォームアガスケット(Form-A-
Gasket)を滑らかに均等に塗布し、スタッド(32)とナット(40)で下部ハウ
ジング(1)に固定します。
3. 上部ステム(5)および下部ステム(4)の全ての表面に十分なグリースを塗
布しま す。
4. 2つのステムを互いにねじ込 み、上部ステムにあるドライブピンが下 部
ステムの頂部 の肩部にきて上部ステムにある戻り止め用の凹みが 下部
ステムのローラー穴とぴったりと合うようにします。この作業は、数回
のやり直しが必要となることがあります。ネジには複数の開始点があ
るため、一度で正しく組み立てることができるとは限りません。
5. 表示器シャフト(12)を、両方のステムの上を通して取り付け、ナット(43)
により下 部 ステムの 底 部 に 固 定しま す。
6. Oリング(23)を下部ハウジングに取り付けます。
7. ローラー(21)を、下部ステム(4)の側面にある穴の中に入れます。グリー
スを十分に塗布すると、ローラーが定位置に保たれます。
8. ベアリング(28)、ベアリングリテーナー、およびローラー(21)を組み付
けたステムを、2つのベアリングの下の方が上部ハウジングの肩部の上
に乗るまで、上部ハウジングの頂部を通して下へ配置します。
9. 下部ハウジングのガイドピンボスの表面に、フォームアガスケット
(Form-a-Gasket)を滑らかに均等に塗布します。
10. 下部ステムのスロットに完全にはまるようにガイドピン(16)を差し込
み、キャップネジ(33)で固定します。
11. ギアキー(20)を上部ステムのキー溝に取り付けます。
12. コーンのテーパーの大きい直径がシャフトのそれぞれの肩部と向き合
うように、テーパー付きローラーベアリングコーン(29)をウォームシャフ
ト( 7 ) の 両 端 に 取り 付 けま す。
13. カップ(30)をコーンの上に取り付けます。
14. ウォームシャフトをギアハウジングに取り付けます。
15. ギアハウジング(2)の上面に、フォームアガスケット(Form-A-Gasket)を
滑ら か に 均 等 に 塗 布し ます。
16. Oリング(22)をベアリングキャップ(10)に取り付け、ネジ(36)でギアハウ
ジングに止めつけます。プラスチックシムを必ずギアハウジングとモー
ターアダプターとの間に再度 取り付けてください。
17. ウォームギア(6)を、ハブが下向きになるように(より小さい穴に向くよ
うに) ギアハウジングに取り付けます。
18. 上部ハウジング(2)の上部フランジに、フォームアガスケット(Form-A-
Gasket)を、滑らかに均等に塗布します。
19. 上部ステムのキー(20)に対するウォームギアのキー溝をガイドとして用
いて、組立済みの部品とともにギアハウジングを上部ハウジングの上
に配置して、上部ハウジングにキャップネジ(38)で止めつけます。
20. ボールベアリング(27)を上部ステムに取り付けて、上部ステムナットで
固 定しま す。
21. イ ン サ ートと セットネジ を 上 部 ス テム ナ ットに 取 り付 け ま す。
22. ギアハウジングをウォームギアの頂部までグリースで充填します。
23. ギアハウジングの上面の周辺に、フォームアガスケット(Form-A-Gas-
ket)を滑らかに均等に塗布します。
24. グリースシール(26)をギアハウジングカバー(8)に取り付けます。カバー
を表示器シャフト(12)とボールベアリング(27)の上にスライドさせ、キャ
ップネジ(35)でギアハウジングの頂部に固定します。
25. ステムプロテクタ(24)を取り付け、表示フラグ(11)をセットネジ(39)で定
位 置 に 固 定し ます。
型番 1500 G 部品番号 名称 必要数
121-572 下部ハウジング 1
221-571 上部ハウジング 1
321-573 ギ アハウジング 1
422-510 下 部ステム 1
522-509 上部ステム 1
623-411 ウォームギア 1
724-425 ウォームシャフト 1
826-515 ギ アハウジングカバー 1
926-488 ベアリングキャップ 1
10 26-489 ベアリングキャップ 1
11 27-406 表示フラグ 1
12 27-450 表 示 器 シャフト 1
13 28-432 ハンドホイール 1
14 41-474 ドライブピン* 1
15 32-410 カップ リン グ ピ ン 1
16 41-474 グランドピ ン 1
17 75-441 ナット 1
18 44-401 ワッシャー 1
19 45-402 キー 1
20 45-414 キー 1
21 48-408 ローラー 1
22 62-20 Oリング 1
23 62-89 Oリング 1
24 64-412 プロテクター 1
25 —オペレータシールド 2
26 65-401 グ リースシ ール 1
27 66-424 ボールベアリング 1
28 66-425 ボールベアリング 1
29 66-454 ベ ア リン グコ ーン 2
30 66-463 ベアリングカップ 2
31 69-414 スピナーハ ンドル 1
32 71-109 スタッド 12
33 72-5 キャップネジ 2
34 72-8 キャップ ネジ 1
35 72-26 キ ャップ ネジ 8
36 72-64 キ ャップネジ 12
37 73-87 キ ャップ ネジ 12
38 73-124 キャップ ネジ 12
39 74-6 ネジ 1
40 75-408 ナ ット 24
41 76-412 潤 滑フィッティング 2
42 76-470 パイププラグ 1
43 75-441 ナット 1
44 72-21 キャップ ネジ 30
45 75-442 カ ップ リング ピ ン ナ ット 2
46 32-452 スペーサー 1
* 個別に入手することはできません。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP20
ティー
流れ方向
マニュアルブリード
リリーフバルブ
ブ リ ー ド 穴 、以 下
に記載した場合
以 外 は 、全 て の
バルブでボンネ
ットに位 置 しま す。
下 流 の ど 部 タップ
本 体 キ ャビ ティタップ
アイソレ ー
ションバ ルブ
上 流 の ど 部 タップ
アイソレ ー ションバ ルブ
1つのブロック
に、リリーフバルブ
と
マニュアルブリードバルブ
が含まれる
DTR ブリードシステムの説明
範囲
本仕様は、General Twin Seal差圧温度リリーフ(DTR)ブリードシステムの適正な機能、トラブルシューティ
ング、および修理に対処するものです。
背景
General Twin Sealバルブが着座し、かつ液体で満たさ
れている場合、直射日光や周囲温 度の変動などによる
わ ず か な 温 度 差 で も 、熱 膨 張 に よ っ て 本 体 の キ ャ ビ テ
ィ内の著しい圧力変化を生じます。330 API燃料油で満
たされたバルブでは、たった1°F (約0.56℃)の温度上
昇でも、75 PSI (約5.2 bar)の圧力上昇がみられます。こ
れを総体的に見ると、通常の周囲温度の30°F (約17℃)
の変動により、本体のキャビティ圧力が2250 psi (約
155 bar) の上昇を生じる可能性があります。
実際の使用条件(流体、圧力、容器の剛性、同伴気体の
有無など)によって結果は異なりますが、液体で充填さ
れ た ポ ジ ティ ブ シャットオ フバ ル ブ で は 危 険 な 高 圧 が
発生することが知られています。
したがって、General Twin Sealを液体に使用する場合
に は 、圧 力 逃 が し 装 置 が 必 要 で す。
差圧温度リリーフ(DTR)システムは、こうした自動の
「装置」の1つで、全ての自動バルブに含まれなければ
なりません。
モデル 400/800/900
マニュアルブリード付差圧温 度リリーフ(DTR)システムによるフローラインへの排出
モデル 8800
作動原理
差圧温度差リリーフ(DTR)システムは、以下のように取付けされます。DTRには様々なコン
ポーネントが使用されます。ここに示したように、1つのタイプでは、リリーフバルブがボン
ネット上のティーの出口に取り付けられ、バルブの上流側ののど部まで圧力が逃げるよう
に配 管 されて います。
標準的なリリーフバルブは、作動圧力に関係なく、すべてのバルブに対して25 PSI(約1.7
bar)で開くように設定されています。バルブが閉まっている状態では、リリーフバルブは、
上流圧力を25 PSI(約1.7 bar)上回ると開きます。このシステムは、バルブが閉まっていると
きの み 機 能しま す。
マニュアル本体ブリードバルブは、General Twin Sealに標準で含まれます。General Twin
Sealが閉じた後、このリリーフシステムに取り付けられたブリードバルブが開けられます。
シールの有効性は、同伴された空気やガスによるキャビティ容積の安定化のために数秒
たった後、直ちに評価することができます。General Twin Sealが再び開く前に、このブリ
ードバルブを閉める必要があります。
上流側ののど部タップに取り付けられたアイソレーションバルブも標準のDTRに含まれて
います。これは、リリーフシステムが上流の圧力を逃がすことができるように開けたままに
して おく必 要 が ありま す。
このアイソレーションバルブは、以下に説明する保守およびトラブルシューティングのため
にの み 使 用しま す。
バルブは、修理のためにのみ閉められます。 通 常 の 運 転 時 に 閉 じ る と 、リ リ ー フ シ ス テ ム (
リリーフバルブ/チェックバルブ)の自動部分が作動しません(アイソレーションバルブが閉
じているとき、リリーフバルブの出口は閉じます)。
ブリードシステムの残りのコンポーネント、すなわちチューブフィッティング、ニップル、パイ
プフィッティング等は「作動原理」には機能的には関連がありませんが、下記に説明する「
作動しない理由」には関連する場合があります。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP21
モーター操作弁で、DTRシステムがとりわけ重要となる理由
電動アクチュエータやモーターオペレータは、一般的に、バルブが
シートから離れ始める時には開放トルクリミッターをバイパスま
たは無視するように構成されています。
モーター操作のGeneral Twin Sealが何らかの熱膨張を受けた場
合、本体のキャビティ内の圧力は配管圧力よりも著しく上昇する
場合があり(下図を参照のこと)、弁座が離れるための抵抗負荷を
静水力学的に生じることがあります。さらに悪いことに、弁体が
上がることによってこれらのスリップは内側に引かれるため、閉じ
込められた本体のキャビティ容積はアコーディオンのように縮め
られます。
これにより、以下のようなことが生じるまで、熱膨張による圧力に
直接的に加えて、本体のキャビティの圧力はさらに高く押し上げ
られます。
1) スリップ シール が は な れ る
2) モーターが停止する
3) 何かが破損する
4) DTRが作動する
弊 社 の ス リ ップ シ ー ル は 、大 変 信 頼 性 の 高 い バ ブ ル タ イ ト な た め 、
モーター停止が最大定格トルクの6倍にもおよぶ可能性がありま
す(前述のように、トルクリミッターは弁座が離れるための回路で
は使用されません)。このため、電気モーターオペレータは自動圧
力保護を有する必要があります。これには、前述のようにまさに
DTRの動作が最適です。電動アクチュエータのトルクスイッチは、
開 方向に対して閉 方向よりも高く設 定 するようにしてください。
他の タイプのアクチュエーターに 対する懸 念
自動圧力保護(DTR)が取り付けられていない場合、他の遠隔操作
バルブ、すなわち油圧、空気圧、DC等で、弁座が離れるときに停
止 す る 問 題 が 起 こ る 場 合 が あ り ま す 。し た が っ て 、こ れ ら の ア プ リ
ケーションでもDTRは必要です。しかし、停止トルクは、同様の破
損への懸念を意味するわけではありません。
手動操作バルブ
手動操作バルブ(現場操作)では、マニュアル本体ブリードバルブ
にアクセスすることができます。マニュアル本体ブリードバルブ
は、この加圧動作および熱による昇圧を逃がすようにわずかに開
放することができます。環境または安全上の理由からこの中央キ
ャビティを大気開放できない場合、DTRが必要となる場合があり
ます。オプションとして、マニュアル本体ブリードのみでも許容で
きる 場 合 が ありま す。
現象 問題 解決法
シートが 離 れ
るときにバル
ブが動かなく
なる
アイソレ ー ショ
ンバルブが閉じ
ている
リリ ーフ チ ェ ッ
クバルブが 逆 向
きに取り付けら
れている
アイソレーションバルブを開ける。閉めるの
は修理のときのみ。
アイソレーションバルブを閉めて、バルブの
シートを着座させ、バルブから液体をブリー
ドさせて、液体を抜き、チェック/リリーフバ ル
ブを取り外し、逆向きに再取り付けし、ブリ
ードバルブを閉じ、アイソレーションバルブ
を開ける。
チューブ / 配 管
が漏れる
チェックバルブ
に異物が詰まっ
ている
フィッティング
の ゆ る み /ニップ
ルの 損傷により
ブリード
上と同じだが、バルブを交換または清掃す
る。
アイソレーションバルブを閉め、バルブを閉
め、バルブから液体をブリードさせて液体を
抜き、必要に応じて修理し、分離バルブを開
け、ブリードバルブを閉じる。
ブリードシステムが適切に機能していることを点検するために、
適切な圧力計をバルブの上流に取り付け、観察します。General
Twin Sealのシートを着座させ、完全性を確認します。ハンドポン
プ を接 続して、適 切 に圧 力 を 測 定して、マニュアルで 本体 からブリ
ードさせ ます。ハ ンドポ ンプ に 対応 する流 体 を 貯 留し 、マニュアル
ブリードバルブを開け、ゆっくりと流 体を送り込み始め、本体キャ
ビティ圧 力 を観 察しま す。
この圧力が上流圧力を25PSI(1.7 bar)を超えないことに留意します。
超えない場合はDTRリリーフが確認されたことになります。
閉じ込められた液体の容積
の 熱 膨 張 の 結 果 として、圧
力が上昇する。
弁座が離れ始める
スリップ が 引っ
込 ん で 、閉 じ 込
められた容積が
「 縮 む 」こ と に
よ っ て 、キ ャ ビ テ
ィ圧力がさらに
上がる。
圧力が均一化される
弁座が離れる動作の続き
シールが本体から離れるのに
十 分 遠くま でスリップ が 引っ
込む。
配管内の圧力は、
本体 の キャビ ティ圧 力
とは無関係である。
配管圧力は一定の
まま。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP22
保守
General Twin Sealバルブに毎日の保守は必要ありませんが、時々
行う必要がある整備作業がいくつかあります。
1. 年に1回、下部プレートにあるプラグからドレンプラグを取り外
して、下部プレートから残渣を洗い流し、抜き出します。寒冷な
気候では、凍結する天候が始まる前に、弁体または弁体トラニ
オンの下にたまっている可能性のあるあらゆる水分を下部プレ
ートド レン プ ラ グ か ら 排 出 す る 必 要 が ありま す。
a. バルブオペレータハウジングに潤滑剤をいっぱいに充填し
て 、水 分 を 排 除 し 、水 分 が 凝 縮 し て 凍 結 す る の を 防 ぎ ま す。
オペレ ー タに はグリースフィッティングが 付 いて いま す。潤
滑剤は、General Twin Sealバルブが開位置にあるときにの
み、注入するようにします。通常の条件では、半年につきグ
リースガンで数回押し込む程度で十分です。12ヒドロキシス
テアリン酸リチウム、またはリチウムベースのモリジス ルファ
ィドグリースを使用します。
b. 可能な場合は、一時的にABBVカバーとガイドピンを外しま
す。半 年 ごとに 、この 部 分 に十 分 グリースを 塗 布し ます。
2. 本 体 ブリードが 漏 れを 示して いて、ハ ンドホイール を( 特別な手
段を必要とせずに) 普 通 の力 で 回しても 止まら ないとき には い
つでも、以下のうちの1つで直せる場合があります。
a. 流 体が流れてバルブ本体を洗い流している間、バルブの開
閉を繰り返して操作する。数回にわたってフラッシングを試
みた後、General Twin Sealバルブを閉じ、チェックバルブを
再度ブリードします。本体ブリードがまだバルブの漏れを示
す 場 合 、b ) へ 進 み ま す 。
b. バルブにDTRシステムが付いている場合、リリーフバルブが
漏れている可能性があります。配管アイソレーションバルブ
を一時的に閉めることによって、これを点検します。漏れが
止まった場合は、リリーフバルブを修理または交換します。
漏れが止まらない場合は、スリップを点検する必要があり
ます。
c. スリップを点検または交換するためには、配管内の液体を排
出する必要があります。それから、General Twin Sealバルブ
を開位置にして(配管圧力がゼロの状態で本体ブリードバル
ブを点検して)、下部プレートを取り外します(下部プレート
は、バルブを閉め、楔を差し込んでから、再度バルブを開け
ることによって外すことができます)。スリップを弁 体から外
して検 査し 、損 傷してい る場 合 は 交 換 することが で きま す。
交換前のスリップを必ず保存しておき、交換クレジットのた
めにCameronに返却してください。下部プレートを取り外し
て ス リ ッ プ を 交 換 し た と き は 毎 回 、下 部 プ レ ー ト O リ ン グ と ガ
スケ ットを 交 換 す ることを 推 奨 しま す。
シ ー ティング スリップ の 交 換 の た め に 下 部 プ レ ート に アク セ スす る
ことができない場合、バルブオペレータとボンネットを取り外して
(ボンネットを取り外す前に、本体ブリードをチェックして配管圧
力 が ゼ ロ で あ る こ と を チ ェ ッ ク し ま す ) 、ス リ ッ プ を バ ル ブ の 頂 部
か ら交 換 する こと が で きま す。
3. ステムパッキンを交換する必要がある場合、以下の手順で行う
ことが で きま す。
a. 下記の4項に記載されているようにして、オペレータを取り
外します。
b. パッキングランドを取り外し、内側と外側のOリングとバック
アップリングを交 換します。
c. パッキンリングを取り外し、注意深く交換します。
d. パッキング ランド を 交 換しま す。
e. 4項に記載されているようにして、オペレータを交換しま
す。
4. オペレータを交換する方法
a. 配 管 圧 力 を 遮 断しま す。
b. General Twin Sealバルブを特にきつく閉めます。
c. オペレータを取り外したときに、圧力がゼロであるようにブ
リードバルブを開けます。
d. カップリングピンを抜き出します(ガイドピンボスに向かっ
て)。
e. ハウジング据え付けボルトを取り外し、オペレータを持ち上
げ て外しま す。
f. 逆の手順で新しいオペレータに交換します(カップリングピ
ンをガイドピンボスと同じ側から差し込みます)。
g. ブリードバルブを閉めます。
h. バ ルブの 操 作 を チェックします。
部品
Cameronのバルブ・メジャメントグループは、新品の交換部品の
みを提供し、これらの部品は各地のCameron営業所を通して供
給されます。詳細については、www.c-a-m.comをご覧ください。
Oリング、グランドパッキン、およびガスケットは、発注が容易にな
るようにキットの中に梱包されています。交換用のスリップを発注
する場合は必ず、スリップからバルブサイズ、シリーズ、部品番号、
および弾性シール材料のタイプを指定してください。
Cameronは、弊社のCamserv部門を通して、再生バルブ、緊急修
理、技術サポート、保守契約、試運転、整備訓練セミナーも提供
して いま す。
PROCESS VALVES
据 付 、操 作 、保 守 マ ニ ュ ア ル General Twin Seal / iOM-Gen-Twin-02-JP
ノート
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修理マニュアルの請求は、担当のCameronバルブ・メジャメントグループ代理店にお申しつけください。
ジェネラルバルブ®
最新の連絡先・所在地情報は下記のウエブサイトへ。www.c-a m.com
© Cameron バルブ・メジャメントグループ Printed in Canada 2010/12 改定 IOM-GEN-TWIN-02-JP
米 国 テ キ サ ス 州 ヒ ューストン 市
ブライアーパーク・ドライブ3250
、300号室、郵便番号77042
米国 内フリーダイヤル
800-323-9160