Yamaha MONTAGE Reference Manual MONTAGE6/7/8 リファレンスマニュアル Ja Rm A0
User Manual: Yamaha MONTAGE6/7/8 リファレンスマニュアル
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MUSIC SYNTHESIZER リファレンスマニュアル 目次 MONTAGEマニュアルの使いかた .............................. 2 リファレンス MONTAGEのしくみ 画面(タッチパネル)の見かた ..................................... 24 3 24 パフォーマンスプレイ(ホーム) ................................. 26 MONTAGEを構成するブロック.................................. 3 モーションコントロール............................................. 28 音源部 .............................................................................. 4 ミキシング.................................................................... 44 音源部のしくみ ................................................................................4 A/Dインプット部........................................................ 10 シーケンサー部 ............................................................ 10 アルペジオ部 ................................................................ 11 アルペジオカテゴリー ................................................................. 11 サブカテゴリー ............................................................................. 11 アルペジオネーム ......................................................................... 12 アルペジオ再生の仕方を設定する .............................................. 13 押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係について ................... 15 モーションシーケンサー部......................................... 16 エフェクト部 ................................................................ 18 エフェクトの構成 ......................................................................... 18 エフェクト接続と設定 ................................................................. 19 ボコーダーについて ..................................................................... 19 エンベロープフォロワー部......................................... 20 コントローラー部 ........................................................ 21 シーン............................................................................ 49 Play/Rec..................................................................... 54 ノーマルパート(AWM2)エディット........................ 58 エレメントコモンエディット(Common)..................................58 エレメントエディット(Element)...............................................94 エレメントオール (All Element) ............................................117 ドラムパートエディット.......................................... 119 キーコモンエディット (Common) .........................................119 キーエディット (Key)...............................................................126 ノーマルパート(FM-X)エディット ........................ 131 オペレーターコモンエディット(Common) ...........................131 オペレーターエディット(Operator).......................................141 コモン/オーディオエディット(Common/Audio) .................................................................................... 145 カテゴリーサーチ ..................................................... 161 鍵盤 ................................................................................................ 21 パフォーマンスカテゴリーサーチ(Performance Category Search) ......................................................................................161 ピッチベンドホイール ................................................................. 21 アルペジオカテゴリーサーチ(Arp Category Search).......163 モジュレーションホイール.......................................................... 21 ウェーブフォームカテゴリーサーチ(Waveform Search)..164 リボンコントローラー ................................................................. 21 ユーティリティー (Utility)..................................... 165 アサイナブルスイッチ ................................................................. 21 ライブセット ............................................................. 183 ノブ/コントロールスライダー .................................................... 22 ライブセット(Live Set) ...........................................................183 スーパーノブ ................................................................................. 22 内部メモリー ................................................................ 22 ライブセットエディット(Edit) ................................................184 ライブセットレジスター (Register) ......................................186 iPhone/iPadと接続する ........................................ 187 JA MONTAGEマニュアルの使いかた MONTAGE6/ MONTAGE7/ MONTAGE8には、取扱説明書、リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラメーターマニュアル、データ リストの4つのマニュアルを付属しています。取扱説明書は冊子として製品と同梱されており、リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラ メーターマニュアルとデータリストはPDFファイルとしてウェブサイトからダウンロードできます。 取扱説明書(冊子) MONTAGE6/ MONTAGE7/ MONTAGE8を使用するまでの準備と、基本的な操作方法について説明しています。 主に以下操作について説明しています。 • クイックガイド ― 音色(パフォーマンス)を選ぶ • クイックガイド ― 演奏する • クイックガイド ― オリジナルのライブセットを作る • クイックガイド ― 編集(エディット)する • 録音/再生する • マスターキーボードとして使う • マイクやオーディオ機器を活用する • 本体のさまざまな設定をする • 外部MIDI機器と接続して使う • コンピューターと接続して使う • 本体の設定をセーブ/ロードする リファレンスマニュアル(このPDFファイル) MONTAGEのしくみ、およびパラメーターについて説明しています。 シンセサイザーパラメーターマニュアル(別PDFファイル) AWM2音源やFM-X音源を搭載するMONTAGEで用いられるパートパラメーターやエフェクトタイプ/パラメーター、MIDIメッセージなどに ついて説明しています。まずは取扱説明書およびリファレンスマニュアルをお読みいただき、パートパラメーターやエフェクトなどについて さらに詳しく知りたい場合にこのマニュアルをご活用ください。 データリスト(別PDFファイル) MONTAGEに搭載されているパフォーマンス、ウェーブフォーム、エフェクトタイプ、アルペジオタイプなどのコンテンツのリストや、 MIDIインプリテーションチャートなどの資料を掲載しています。 リファレンスマニュアルの使い方について 画面と機能を選択 メニューを選択 • 「リファレンス」では、各ページの上部に画面を選択するタブがあります。 タブをクリックすると、該当画面のパラメーター説明ページに移動できま す。また、各ページの右側には、選択中の画面における機能ツリー図を掲 載しており、クリックすると、該当機能の説明ページに移動できます。 • 目次や本文中に書かれているページ番号をクリックすると、該当ページへ 移動できます。 • ファイルの左側に表示されている「しおり」上で見たい項目をクリックす ると、該当ページへ移動できます。(しおりが表示されていない場合は、 左上の「しおり」タブをクリックするとしおりが表示されます。 ) • Adobe Reader の「編集」メニューから「検索」または「簡易検索」を選 び、調べたいキーワードを入力することで、全文検索ができます。 NOTE 最新のAdobe Readerは、下記URLからダウンロードできます。 https://acrobat.adobe.com/jp/ja/products/pdf-reader.html NOTE Adobe Readerのバージョンによって、メニューの名称や表示位置などが異な る場合があります。 お知らせ • この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 • 本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。 • 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。 • iPhone、iPad、iPod touch、Lightningは、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。 • IOSは、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。 MONTAGE リファレンスマニュアル 2 MONTAGEのしくみ MONTAGEのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 MONTAGEを構成するブロック アルペジオ部 MONTAGE6/ MONTAGE7/ MONTAGE8は、音源部、A/Dインプット部、シーケンサー部、モーションシーケン エフェクト部 サー部、アルペジオ部、コントローラー部、エフェクト部、エンベロープフォロワー部の8つのブロックから構成され エンベロープフォロワー部 ています。 コントローラー部 モーションシーケンサー部 内部メモリー 制御信号が流れます コントローラー部 (21ページ) モーションシーケンサー部 (16ページ) 鍵盤(キーボード) 各種コントローラー(スーパーノブなど) オーディオ信号が流れます リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン エフェクト部 (18ページ) 音源部(4ページ) AWM2音源、FM-X音源 16パート パフォーマンス 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット システムエフェクト インサーションエフェクト×17 エレメントEQ パートEQ マスターエフェクト マスターEQ シーケンサー部 (10ページ) アルペジオ部 (11ページ) 16トラック MIDIシーケンサー ソング アルペジエーター×8 プリセットアルペジオ ユーザーアルペジオ ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット エンベロープ フォロワー部 (20ページ) A/Dインプット部 (10ページ) MIDI OUT MIDI IN AUDIO IN AUDIO OUT [USB TO HOST] MIDI [OUT] [USB TO HOST] MIDI [IN] [USB TO HOST] A/D INPUT [L/MONO]、[R] [USB TO HOST] OUTPUT [L/MONO]、[R] ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R] コンピューター 外部MIDI機器 コンピューター マイク、 コンピューター オーディオ機器など iPhone/iPadと接続する アンプ/ スピーカーなど AWM2 (Advanced Wave Memory 2)音源 MONTAGE本体には、AWM2音源が内蔵されています。AWM2音源とは、ヤマハの多くのシンセサイザーに 用いられている音源方式で、あらかじめサンプリングされたリアルなウェーブ(音の素材)を基にさまざまな音を 作り出します。生の楽器が持つ複雑な波形をそっくりそのまま持ち、音の要素として有効に活用できるように加 工されているので、ピアノや管楽器などをはじめとする楽器音を、高品位なサウンドで再現できます。また、リ アルな再現性にとどまらず、フィルターやエンベロープジェネレーターなどの機能を使って、積極的に新しい音 作りを試みることも可能です。 MONTAGE リファレンスマニュアル 3 MONTAGEのしくみ FM-X音源 MONTAGE本体には、AWM2音源だけでなく、FM-X音源も内蔵されています。「FM-X」の「FM」とは、 「Frequency Modulation」(フリケンシーモジュレーション)のことで、周波数を変化させる変調方式であるため 周波数変調とも呼ばれます。音のもととなる波形を別の波形で周波数変調させることで、新しい波形を作り出す 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 音源方式です。 シーケンサー部 FM-Xでは、8つのオペレーターと88タイプのアルゴリズムを使い、オペレーターの波形バリエーションをパラ アルペジオ部 メトリックに変更することができるようになりました。また、高品位なフィルター、エフェクト、EQなどを モーションシーケンサー部 AWM2音源部と共通で使うことができるため、今までのFM音源にはない、さらに表現力豊かな音作りができま エフェクト部 す。 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー 音源部 外部MIDIコントローラーやシーケンサー、本体アルペジオ部やコントローラー部などからのMIDI情報を受けて、実際 に発音するブロックです。MIDI情報には、MIDIチャンネルという1∼16の番号が割り当てられており、同時に16 チャンネル分の情報を扱えます。また、16個しかないMIDIチャンネルを拡張するためのものとして、MIDIポートがあ ります。本体の音源部では、ポート1のMIDIメッセージのみを受信します。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 音源部のしくみ ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット パフォーマンスについて コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ パフォーマンスとは、複数のパートから構成される音色セットのことで、MONTAGEではこのパフォーマンスを選ぶ ことで音色を切り替えます。パフォーマンスには、パート固有のパラメーターと全パート共通のパラメーターがあり、 それらを編集(エディット)することによってさまざまな音色の変化を作り出すことができます。パフォーマンス全体を 編集する作業は、コモン/オーディオエディット画面(145ページ)で行ないます。 ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する パフォーマンスのパート構成 MONTAGEのパフォーマンスは、16パートから構成されており、各パートを重ねたり、鍵盤の音域やベロシティーに よって分けたりして作ることができます。 パートについて MONTAGEには、ノーマルパート(AWM2)、ノーマルパート(FM-X)、ドラムパートの3種類のパートが内蔵されてい ます。 ノーマルパート(AWM2)はAWM2音源によるパートで、主に音階演奏ができる楽器の音色です。 ノーマルパート(FM-X)はFM-X音源によるパートで、ノーマルパート(AWM2)と同様に音階演奏ができる音色です。 ドラムパートは主に打楽器の音色です。 ノーマルパート(AWM2)は最大8エレメント、ノーマルパート(FM-X)は8オペレーター、ドラムパートは最大73ドラ ムキーで構成されます。 エレメント、オペレーター、ドラムキーは、パートを構成する音の要素のことで、音作りの最小単位です。これらの要 素を複数組み合わせて使うことで、バリエーション豊かな音作りが可能です。 パートは、エレメント/オペレーター /ドラムキー固有のパラメーター (エレメントエディットパラメーター /オペレー ターエディットパラメーター /キーエディットパラメーター )と、全エレメント/全オペレーター /全キー共通のパラ メーター (エレメントコモンエディットパラメーター /オペレーターコモンエディットパラメーター /キーコモンエ ディットパラメーター )で構成されています。 NOTE ノーマルパート(AWM2)のエディットは、ノーマルパート(AWM2)エディット(58ページ)で、ノーマルパート(FM-X)のエ ディットはノーマルパート(FM-X)エディット(131ページ)、ドラムパートのエディットはドラムパートエディット(119ペー ジ)で行ないます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 4 MONTAGEのしくみ ノーマルパート(AWM2)、ノーマルパート(FM-X)とドラムパート 本体の構成 ノーマルパート(AWM2) 音源部 ノーマルパート(AWM2)は、AWM2音源により、鍵盤の音階 A/Dインプット部 に合った音の高さで発音するパートです。音源の最小単位であ るエレメントが、最大8エレメント集まって構成されています。 エレメント2 エレメント4 エレメント6 エレメント1 エレメント3 エレメント5 シーケンサー部 ベロシティー 複数のエレメントで構成されているパートには、1エレメント アルペジオ部 モーションシーケンサー部 では作れない分厚いパートや、鍵盤を弾く強さによって音色を エフェクト部 切り替えられるパート、鍵盤を弾く位置によって音色を切り替 エンベロープフォロワー部 えられるパート、XA機能(6ページ)によってエレメントを切り コントローラー部 替えながら発音するパートなどがあります。 図は、ノーマルパート(AWM2)の例を示しています。このパートは、鍵盤を弱く弾くと、低音域ではエレメント1が、 内部メモリー 中音域ではエレメント3が、高音域ではエレメント5が発音し、鍵盤を強く弾くと低音域ではエレメント2が、中音域 ではエレメント4が、高音域ではエレメント6が鳴ります。たとえば、ピアノのパートの場合、エレメント1、3、5に 鍵盤を弱く弾いたピアノ音を、エレメント2、4、6に鍵盤を強く弾いたピアノ音を割り当てます。またエレメント1、 リファレンス 2には低音域に適したピアノ音を、エレメント3、4には中音域に適したピアノ音を、エレメント5、6には高音域に適 画面(タッチパネル)の見かた したピアノ音を割り当てます。そうすることで、鍵盤を弾く強さによってエレメントを切り替え、タッチセンシティビ ティーでは表現しきれない音量や音質の差をつけることができ、鍵盤を弾く位置によって、キースケールだけでは合わ パフォーマンスプレイ(ホーム) せきれない音域による音色の変化を表現できます。実際には、ベロシティーや音域の差をよりきめ細かく表現するため ミキシング に、最大8エレメントまで利用できます。その他、各エレメントに異なった音を割り当てるなど、工夫次第でさまざま なパートを作ることができます。 モーションコントロール シーン 再生/録音 ノーマルパート(FM-X) ノーマルパート(AWM)エディット ノーマルパート(FM-X)は、鍵盤の音階に合った音の高さで発音するパートで、FM-X音源の音を鳴らすパートです。 ドラムパートエディット FM-X音源では、発生させた波形を別の波形で変調させることで音をつくります。本機のFM-X音源には波形を発生さ ノーマルパート(FM-X)エディット せる装置であるオペレーターが8つあり、オペレーターの並べかたを選ぶことで、変調する側、される側の関係を作り コモン/オーディオエディット ます。オペレーターの並べかたはアルゴリズム、変調する側のオペレーターはモジュレーター、変調される側のオペ カテゴリーサーチ レーターはキャリアと呼びます。 オペレーターから出力される波形が正弦波の場合、基音以外の倍音は一切含みませんがオペレーター間で変調をかける ユーティリティー ことで倍音が得られます。変調によって得られる倍音構成は、キャリアとモジュレーターの周波数比とモジュレーター の出力レベル(変調レベル)で決まります。逆に基本音程は一般にはキャリアの周波数で決まり、キャリアの出力レベル ライブセット iPhone/iPadと接続する は音量レベルを決めます。こうしたFM方式による基本的な音色作りをアナログシンセサイザーに例えると、図のよう になります。 モジュレーター OP モジュレーターのキャリアに対する 周波数比が、オシレーターで特定の 倍音を含む基本波形を選ぶことに 相当する モジュレーターの出力レベル : フィルターの開き具合 ( カットオフ周波数 ) を決める モジュレーション ( 変調 ) モジュレーターのエンベロープ : フィルターのエンベロープを設定する キャリア OP キャリアの周波数 : オシレーターの基本音程を決める キャリアの出力レベル : アンプリファイアーで音量を 決める キャリアのエンベロープ : アンプリファイアーのエンベロープを設定する 図は2つのオペレーターを使った基本的なFM方式の説明ですが、実際には、MONTAGEでは8つのオペレーターが用 意されています。複数のオペレーターの並べ方をアルゴリズムと呼び、音色作りのためのパラメーターとしてあらかじ め用意されています。 ドラムパート ドラムパートは、C0∼C6の範囲の各ノートに1つずつ ドラムキーが割り当てられています。ドラムキーは 各ノートに固定されていて、移動したり範囲を広げた りすることはできません。ドラムキーには、ドラムや パーカッションの楽器音が割り当てられています。割 り当てる楽器音の種類を変えたり、ピッチやEGを調節 することで、さまざまなドラムパートを作成できます。 MONTAGE リファレンスマニュアル C0 C1 C6 鍵盤ごとに 異なる打楽器 (C0∼C6) 5 XA機能について MONTAGEのしくみ 本体の構成 XA機能(エクスパンデッド アーティキュレーション機能)は、生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音色で 音源部 の新たな演奏表現を創り出す機能です。 A/Dインプット部 シーケンサー部 自然なレガートを再現する アルペジオ部 アタックのある音を発音するエレメント(XAコントロール=Normal)とレガート時に発音するエレメント(XAコント モーションシーケンサー部 ロール=Legato)を、XAモードで自動的に切り替えることで、より自然なレガート演奏を再現します。 鍵盤を離したときに発音する音を再現する MONTAGEでは、XAコントロール=Key Offのエレメントを設定することにより、鍵盤を離したときに鳴る音を簡単 に再現できます。 同じ音を演奏しても発音が異なるといったばらつきを表現する MONTAGEでは、同じ音を演奏したときに順番に切り替えて発音するエレメント(XAコントロール=Cycle)と、その エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー リファレンス 中でランダムに発音するエレメント(XAコントロール=Random)という2種類のエレメントをXAコントロールで設定 画面(タッチパネル)の見かた することで発音のばらつきを表現できます。 パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール 楽器特有の奏法を再現する ミキシング 生楽器によっては、その楽器にしかできない特殊な奏法があります。たとえばギターのハーモニクスやミュート、フ シーン ルートのフラッタータンギング、サックスのグロートーンなどがそうです。MONTAGEでは、パネルの[ASSIGN 1]、 [ASSIGN 2]ボタンをオンにして演奏したときに発音するエレメント(XAコントロール=A.SW1 On、A.SW2 On)や、 再生/録音 両ボタンをオフにして演奏したときに発音するエレメント(XAコントロール=A.SW Off)をXAコントロールで設定す ることで、この特殊な演奏を再現できます。 NOTE [ASSIGN 1]、[ASSIGN 2]ボタンのオン/オフは、コモン/オーディオエディット画面で[Control] → [Control Number] (153ページ)で設定されているコントロールチェンジナンバーを外部から送信することでも行なえます。 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ 新たな演奏表現を創る ユーティリティー 上記で述べてきた機能は、生楽器の音色だけでなく、シンセ系の音色にも有効です。演奏中にまったく異なった音を鳴 ライブセット らすなど、新たな演奏表現が可能になります。 iPhone/iPadと接続する モーションコントロール機能について モーションコントロールは、モーション(リズミカルな音変化と多次元音変化)を生み、その変化をリアルタイムにコン トロールする、まったく新しい音表現を実現した機能です。演奏者のパッションに呼応するようにサウンドをドラス ティックに変化させ、ビートに合わせて表情豊かに演出します。モーションコントロール機能として、以下の3つを用 意しています。 多次元音変化を生むスーパーノブ MONTAGEで新たに搭載されたスーパーノブは、1つのノブで音楽的な多次元変化を作り出すまったく新しいイン ターフェースです。複数のパラメーターを同時にコントロールし、音やビートの変化を光の変化と動きで表現します。 連続的な音変化を与えるモーションシーケンサー モーションシーケンサーは、あらかじめ作成したシーケンスによってパラメーターを操作し、音色を変化させる機能で す。パフォーマンスのテンポやアルペジオ、接続した機器のリズムに同期させるなど曲の展開に応じたリズミカルな音 の変化をインタラクティブかつリアルタイムに作り出すことができます。 オーディオ入力によるモーションの制御を可能にするエンベロープフォロワー エンベロープフォロワーとは、入力信号の波形のエンベロープ(振幅包絡)を抽出する機能のことです。MONTAGEで は、オーディオ信号から抽出されたエンベロープ(振幅包絡)をモーションとして利用することができます。 NOTE エンベロープフォロワーは、外部機器からのオーディオ信号だけでなく、各パートの出力も入力信号として扱うことができま す。 MONTAGE リファレンスマニュアル 6 MONTAGEのしくみ モーションコントロールのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 ・モーションの振る舞いを シーケンサー部 連続コントロール ・別のモーションに切り替える アルペジオ部 ・トリガー、ホールド モーションシーケンサー部 エフェクト部 モーションシーケンサーを リアルタイムコントロール AUDIO ・パート 1 ∼ 16 ・A/D インプットパート エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー BEAT ・外部オーディオ テンポ抽出 ・外部 MIDI ・内部テンポ リファレンス エンベロープフォロワー モーションシーケンサー スーパーノブ 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット オートメーション リズミカルな音変化 ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する 多次元音変化 音源 エフェクト モーションコントロールについて詳しくは以下のURLをご参照ください。 http://www.yamaha.com/montage/ MONTAGE リファレンスマニュアル 7 MONTAGEのしくみ エレメント/ドラムキー /オペレーターのしくみ 本体の構成 エレメント/ドラムキー /オペレーターは、音作りの最小単位で、シンセサイザーとしての機能と構造を備えています。 音源部 図のように、ウェーブフォーム/オペレーターを元にして、 「Pitch EG (ピッチEG)」でピッチの変化を、 「Filter EG A/Dインプット部 (フィルター EG)」で音色の変化を、 「Amplitude EG (アンプリチュードEG)」で音量の変化をそれぞれ加えて、さら シーケンサー部 にLFOが、これら三要素の、音が鳴ってから消えるまでの周期的変化を決め、目的の音色を作成するしくみになってい アルペジオ部 ます。 モーションシーケンサー部 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 LFO コントローラー部 周期的な変化を設定 内部メモリー リファレンス OSC (オシレーター) ウェーブフォーム (AWM2) PITCH FILTER AMP (フィルター) (アンプリチュード) 音色を設定 音量を設定 (ピッチ) 音の高さを設定 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 ピッチEG フィルターEG アンプリチュードEG ピッチの時間的な 変化を設定 音色の時間的な 変化を設定 音量の時間的な 変化を設定 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット オシレーター 電子楽器の音源部を構成するユニットの1つで、サウンドの元になるウェーブフォームやオペレーターの設定をしま す。 オシレーターに関するパラメーターは、下記で設定します。 • ノーマルパート(AWM2)、ドラムパートの場合 コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Osc/Tune](94ページ、126ページ) • ノーマルパート(FM-X)の場合 [EDIT] → パート選択 → オペレーター選択 → [Form/Freq](141ページ) ピッチ エレメント/オペレーターコモンのチューニングやピッチEGの設定など、ピッチに関する設定をします。 ピッチに関するパラメーターは、下記で設定します。 • ノーマルパート(AWM2)、ドラムパートの場合 [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Osc/Tune](94ページ、126ページ) • ノーマルパート(FM-X)の場合 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Pitch/Filter](134ページ) ピッチEGに関するパラメーターは、下記で設定します。 • ノーマルパート(AWM2) [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Pitch EG](98ページ) • ノーマルパート(FM-X)の場合 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Pitch/Filter](134ページ) フィルター エレメントのフィルタータイプやカットオフ周波数、レゾナンスの設定、フィルター EGの設定など、フィルターに関 する設定をします。 フィルターおよびフィルター EGに関するパラメーターは、下記で設定します。 • ノーマルパート(AWM2)、ドラムパートの場合 [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Filter](100ページ、128ページ) • ノーマルパート(FM-X)の場合 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Pitch/Filter](134ページ) MONTAGE リファレンスマニュアル 8 アンプリチュード エレメント/ドラムキー /オペレーターの音量やパンなど、音量に関する設定をします。 アンプリチュードおよびアンプリチュードEGに関するパラメーターは、下記で設定します。 • ノーマルパート(AWM2)の場合 [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Amplitude](108ページ) • ドラムパートの場合 [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Level/Pan](129ページ) • ノーマルパート(FM-X)の場合 [EDIT] → パート選択 → オペレーター選択 → [Level](143ページ) MONTAGEのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 アルペジオ部 モーションシーケンサー部 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 LFO (ローフリケンシーオシレーター ) 内部メモリー LFOは、低周波数の信号を発振するユニットです。 LFOから発振された低周波によって、各エレメント/オペレーターのピッチ、フィルター、アンプリチュードが変調さ れ、ビブラート(ピッチを揺らす効果)、ワウワウ(音色を揺らす効果)、トレモロ(音量を揺らす効果)がそれぞれ得られ ます。LFOは、すべてのエレメント/オペレーターに共通にかかるパートLFOと、各エレメントにかかるエレメント LFOの2種類の設定があります。 パートLFOに関するパラメーターは、下記で設定します。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール • ノーマルパート(AWM2)の場合 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [Part LFO](85ページ) ミキシング • ノーマルパート(FM-X)の場合 再生/録音 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [Part LFO]または [2nd LFO](138ページ) エレメントLFOに関するパラメーターは、下記で設定します。 [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Element LFO](113ページ) シーン ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー 最大同時発音数について ライブセット シンセサイザーや音源モジュールなど、電子楽器の音源部で同時に発音可能な最大数を「最大同時発音数」とい iPhone/iPadと接続する います。 本体内蔵AWM2音源、FM-X音源それぞれ最大で128音まで同時に発音できます。この音数を超える演奏データ を本体音源部が受信すると、発音中の音が消えて音切れが起きてしまいます。減衰の遅いパートを使う場合には、 最大同時発音数を超えないようにしてください。 また、最大同時発音数はパート単位ではなくエレメント単位またはドラムキー単位で計算されます。ノーマル パート(AWM2)では最大8エレメントを重ねられるので、その場合、最大同時発音数は128音よりも少なくなり ます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 9 A/Dインプット部 A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からのオーディオ信号に対して、ボリュームやパン、エフェクトへ送る信号の量 (センドレベル)などをコントロールするブロックです。A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からの信号は、エフェクト 部のインサーションエフェクト、システムエフェクト、マスターエフェクト、マスター EQに送ることが可能です。 A/Dインプット部のボリュームやパン、エフェクトへ送る量は、下記で設定します。 MONTAGEのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 [PERFORMANCE] → [Mixing](44ページ) アルペジオ部 [EDIT] → PART [COMMON] → [Audio In] → [Mixing](147ページ) モーションシーケンサー部 エフェクト部 A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からのオーディオ信号をエフェクト部のどのエフェクトに送るかは、下記で設定し エンベロープフォロワー部 ます。 [EDIT] → PART [COMMON] → [Audio In] → [Routing](148ページ) コントローラー部 内部メモリー また、A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子のゲインの調整および有効にするかどうかの設定は、下記で設定します。 本体パネル上のA/D INPUT [GAIN]ノブおよびA/D INPUT [ON/OFF]ボタン [UTILITY] → [Settings] → [Audio I/O] →「A/D Input」(168ページ) リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーケンサー部 シーン コントローラー部や外部MIDI機器からのMIDI情報をトラックに録音し、ソングを作成するブロックです。 ノーマルパート(AWM)エディット 再生/録音 ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット ソングについて コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ソングは、鍵盤やコントローラーによる演奏をMIDIイベントとして各トラックに録音した、MIDIシーケンスデータで す。MONTAGEには最大で64曲保存することができます。 ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する トラックについて トラックとは、演奏を録音するためのメモリーのことで、1つのトラックには1パート分の楽器の演奏が録音できます。 MONTAGEのソングには、16トラックが用意されていて、16パート分の演奏を録音/再生可能です。 MIDI録音 演奏を、設定したソングに録音できます。鍵盤の演奏だけではなく、コントローラーや一部のノブの操作、アルペジオ の再生まで、すべてMIDIデータとしてトラックに記録できます。鍵盤やコントローラーの演奏は、キーボードコント ロールスイッチがオンのパートが録音されます。 NOTE ノブ操作では、コントロールチェンジも、パラメーターチェンジも録音されます。コントロールチェンジについては、別PDF ファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 NOTE MIDI録音の操作手順については、取扱説明書をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 10 MONTAGEのしくみ アルペジオ部 本体の構成 アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなフレーズやバッキングパターンが自動的に演奏される機能です。 従来の分散和音などが中心だったアルペジオの枠を大きく超えて、鍵盤を演奏するときの演奏補助的な役割にとどまら ず、楽曲制作でも目的の楽器や音楽ジャンルにぴったりあったバッキングフレーズを作成するツールとして活用できま す。 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 アルペジオ部 モーションシーケンサー部 アルペジオカテゴリー エフェクト部 エンベロープフォロワー部 本体に搭載されているアルペジオタイプは、下記のとおり「No Assign」「Control / Hybrid Seq」を含めて18種類 コントローラー部 のカテゴリーに分類されます。カテゴリーは楽器を軸にして分類されています。 内部メモリー アルペジオタイプ カテゴリー一覧 Piano Piano Pad Pad/Choir Keys Keyboard SynCp Syn Comp 画面(タッチパネル)の見かた Organ Organ CPerc Chromatic Perc パフォーマンスプレイ(ホーム) Gtr Guitar Dr/Pc Drum/Perc モーションコントロール Bass Bass S.FX Sound FX ミキシング Str String M.FX Musical FX シーン Brass Brass Ethnc Ethnic 再生/録音 WW Woodwind --- No Assign ノーマルパート(AWM)エディット SynLd Syn Lead Ct/Hb Control / Hybrid Seq ドラムパートエディット リファレンス ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット サブカテゴリー カテゴリーサーチ ユーティリティー アルペジオカテゴリーに含まれるアルペジオは、さらにサブカテゴリーにも分類されています。サブカテゴリーは音楽 ジャンルや使用される目的によって分類されています。作曲する曲のジャンルや目的に合わせてアルペジオを選択しや すくなっています。 ライブセット iPhone/iPadと接続する アルペジオタイプ サブカテゴリー一覧 Rock Rock World World Pop Rock Pop Rock General General Ballad Ballad No Assign No Assign Chill Chillout / Ambient Filter Filter * Hip Hop Hip Hop Exprs Expression * Funk Funk Pan Pan * Modern R&B Modern R&B Mod Modulation * Classic R&B Classic R&B PBend Pitch Bend * House House / Dance Pop Assign Assign 1/2 * Techno Techno / Trance Comb Comb * Jazz Jazz / Swing Zone Zone Velocity * D&B D&B / Breakbeats Z.Pad Zone Vel for Pad * Latin Latin NOTE カテゴリーサーチ画面において、*が付いたサブカテゴリーはカテゴリーで「Control/Hybrid Seq」を選択した場合のみ表示 されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 11 MONTAGEのしくみ アルペジオネーム 本体の構成 アルペジオタイプの名前の付け方には、名前の末尾の表記による次のようなルールがあります。このルールを理解すれ 音源部 ば、アルペジオネームからそのデータの中身について予測がつくようになり、アルペジオタイプ選びが簡単になりま A/Dインプット部 す。 シーケンサー部 アルペジオ部 末尾に「_N」が付加されるタイプ(例: HipHop1_N) 演奏したノート(音符)に合わせて鳴る、ノーマルパート用のアルペジオタイプ(15ページ)です。 モーションシーケンサー部 エフェクト部 末尾に「_C」が付加されるタイプ(例: Rock1_C) エンベロープフォロワー部 演奏したコードに合わせて鳴る、ノーマルパート用のアルペジオタイプ(15ページ)です。 コントローラー部 内部メモリー 末尾に何も付加されないタイプ(例: UpOct1) 演奏した音だけが鳴るノーマルパート用のアルペジオタイプ(15ページ)や、ドラム用のアルペジオタイプ(15ページ)、 リファレンス ノート(音符)以外のイベントを中心に作られたアルペジオタイプ(16ページ)です。 画面(タッチパネル)の見かた 「AF1」 「AF2」「AF1&2」が付加されるタイプ(例: Electro Pop AF1) このアルペジオタイプを再生すると、自動的に[ASSIGN 1]、[ASSIGN 2]ボタンまたはその両方がオンになり、 フレーズが再生されます。 パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 先頭に「[Mg]」が付加されるタイプ(例: [Mg]HardRock1) 再生/録音 メガボイス用のアルペジオタイプです。 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット メガボイスを活かしたアルペジオ 通常の音色では、鍵盤を弾いた強さ(ベロシティー )に適した音量/音質が、サウンドとして聞こえます。それに対 してメガボイスは、多くのエレメントが使われ、複雑な構造になっており、リアルタイム演奏には適していませ コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ん。しかし、メガボイスには、メガボイス用のアルペジオタイプが用意されており、それを用いることによって、 ユーティリティー より高品質で自然な演奏を実現します。メガボイスを使用する場合は、メガボイス用のアルペジオタイプととも ライブセット にお使いください。 iPhone/iPadと接続する 別PDFファイル「データリスト」内にある「Arpeggio Type List」の読み方について解説します。 Main Sub ARP Category Category No. ApKb Rock 1 ARP Name MA_70s Rock _ES Time Original Random Signature Length Tempo Accent SFX 4/4 2 Sound Type 130 Acoustic Piano : ApKb Rock 2 MB_70s Rock _ES 4/4 1 130 ApKb Rock 3 MC_70s Rock 4/4 2 130 ApKb Rock 4 MD_70s Rock 4/4 4 130 ApKb Rock 5 FA_70s Rock 4/4 1 130 ApKb Rock 6 FB_70s Rock _ES 4/4 1 130 ApKb Rock 7 FC_70s Rock _ES 4/4 2 130 NOTE このリストは説明のためのサンプルです。正確なアルペジオタイプリストは、別PDFファイル「データプリスト」をご覧くだ さい。 1 Main Category (メインカテゴリー ) メインカテゴリーを示します。 2 Sub Category (サブカテゴリー ) サブカテゴリーを示します。 3 ARP No (アルペジオナンバー ) アルペジオタイプの番号を示します。 4 ARP Name (アルペジオネーム) アルペジオタイプの名前を示します。 5 Time Signature (タイムシグネチャー ) アルペジオタイプの拍子を示します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 12 MONTAGEのしくみ 6 Length (レングス) アルペジオタイプの長さ(小節数) を示します。「Loop (ループ)」*1をoffに設定したときに再生する小節数です。 本体の構成 音源部 7 Original Tempo (オリジナルテンポ) アルペジオタイプに最も適したテンポを示します。アルペジオを選択したときに、自動的にこのテンポが設定され A/Dインプット部 るわけではありません。 シーケンサー部 アルペジオ部 8 Accent (アクセント) モーションシーケンサー部 あらかじめアクセントフレーズ(14ページ)が再生されるように設定してあるアルペジオタイプを、丸印で示しま す。 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 9 Random SFX (ランダムSFX) あらかじめランダムSFX機能(14ページ)が設定してあるアルペジオタイプを、丸印で示します。 内部メモリー ) Sound Type (サウンドタイプ) リファレンス このアルペジオタイプに最適な音色の種類を示します。 画面(タッチパネル)の見かた *1「Loop (ループ)」は、下記で設定します。 パフォーマンスプレイ(ホーム) [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Common] (73ページ) モーションコントロール ミキシング シーン アルペジオ再生の仕方を設定する 再生/録音 アルペジオは、鍵盤を押している間だけ再生する通常の状態から、鍵盤を離しても鳴り続ける状態などに切り替えるこ ノーマルパート(AWM)エディット とができます。また、強いベロシティーで鍵盤を弾いたときに特殊なアルペジオを鳴らすかどうかや、再生するアルペ ドラムパートエディット ジオ演奏に効果音を付けるかどうかについても設定が可能です。 ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ アルペジオ再生のオン/オフの仕方を切り替える ユーティリティー ライブセット アルペジオ再生のオン/オフの仕方は、下記の設定によって切り替えることができます。 鍵盤を押している間だけ再生する状態 「Hold」=「Off」 「Trigger Mode」=「Gate」 鍵盤を離してもアルペジオが鳴り続ける状態 「Hold」=「On」「Trigger Mode」=「Gate」 鍵盤を押さえるごとに、アルペジオ再生のオン/オフが 「Trigger Mode」=「Toggle」 (「Hold」のOn/Offは 切り替わる状態 iPhone/iPadと接続する 関係ありません) NOTE 「Hold」は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Common](73ページ) NOTE 「Arp Master」と「Arp Part」がオンの場合、サステインのコントロールチェンジ(コントロールナンバー =64)を受信する ことによって、「Hold」が「On」の場合と同じ効果が得られます。 NOTE 「Trigger Mode」は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Advanced](77ページ) MONTAGE リファレンスマニュアル 13 MONTAGEのしくみ アルペジオの鳴り方をノブで変更する 本体の構成 ノブファンクション[ARP/MS]ボタンを押して点灯させると、ノブ1∼4でアルペジオの鳴り方を変更できる状態にな 音源部 ります。アルペジオを再生しながらノブを操作してアルペジオの鳴り方を変更してみましょう。ノブ1∼8の効果につ A/Dインプット部 いては、クイックエディット(31ページ)で確認してください。 シーケンサー部 アルペジオ部 ノブで操作できるアルペジオの機能 モーションシーケンサー部 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー ノブ1 ノブ2 ノブ3 ノブ4 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) アクセントフレーズの再生について モーションコントロール アクセントフレーズとは、一部のプリセットのアルペジオパターンにあらかじめ設定されている、強いベロシティーで ミキシング 鍵盤が演奏されたときにだけ再生されるシーケンスフレーズのことです。アクセントフレーズは、アクセントベロシ シーン ティースレッショルドより大きなベロシティーで鍵盤を弾くことで再生できます。 アクセントフレーズが再生されない場合は、「Vel Threshold (アクセントベロシティースレッショルド)」を少し低め の値に設定して鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE 「Vel Threshold (アクセントベロシティースレッショルド)」は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Advanced](77ページ) NOTE この機能が有効になるアルペジオタイプについては、別PDFファイル「データリスト」内にある「Arpeggio Type List」を ご参照ください。 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット 効果音の再生について iPhone/iPadと接続する 一部のアルペジオタイプには、たとえば鍵盤を離したときにギターのフレットノイズを再生するなど、効果音を再生す る機能(ランダムSFX機能)が準備されています。ランダムSFX機能には、下記のパラメーターが用意されています。 ランダムSFX機能のオン/オフ Random SFX (ランダムSFX) ランダムSFX機能の音の大きさ Velocity Offset (ランダムSFXベロシティーオフセット) 鍵盤のベロシティーでランダムSFX機能の Key On Ctrl (ランダムSFXキーオンコントロール) 音の大きさをコントロールするかどうか NOTE 「Random SFX (ランダムSFX) 」、「Velocity Offset (ランダムSFXベロシティーオフセット)」、「Key On Ctrl (ランダム SFXキーオンコントロール)」は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Advanced](77ページ) NOTE 鍵盤を離したときにアルペジオが停止する場合は効果音は発生しません。 NOTE ランダムSFX機能が有効になるアルペジオタイプについては、別PDFファイル「データリスト」内にある「Arpeggio Type List」をご覧ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 14 押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係について MONTAGEのしくみ 本体の構成 押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係は、アルペジオタイプのカテゴリーによって、大きく3つのタイプに分けるこ 音源部 とができます。 A/Dインプット部 シーケンサー部 ノーマルパート用のアルペジオタイプ アルペジオ部 モーションシーケンサー部 ノーマルパートで鳴らすことを想定して作られたアルペジオタイプ(Drum/Perc、一部のControl/HybridSeq以外の エフェクト部 カテゴリーが該当)には、アルペジオの鳴り方として下記3種類が用意されています。 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 押鍵音だけが鳴るタイプ 内部メモリー 押鍵音(押鍵音に対するオクターブ音も含む)だけを使って、アルペジオが自動演奏されます。 押鍵したノートに合わせて鳴るタイプ リファレンス 1つの鍵盤を押しただけで、その音がルートとなるような特定のコードタイプのフレーズが、自動演奏されます。さら 画面(タッチパネル)の見かた に他の鍵盤を追加で押していくと、押鍵した音に合わせてフレーズの音の高さが変換されます。これらのアルペジオタ パフォーマンスプレイ(ホーム) イプは、名前の末尾に「_N」が付加されています。 押鍵したコードに合わせて鳴るタイプ 押した鍵盤からコードタイプを判別し、コードに沿って音程変換されたアルペジオが、常に適切な音域で自動演奏され ます。これらのアルペジオタイプは、名前の末尾に「_C」が付加されています。 モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット NOTE 「Key Mode (キーモード)」の設定が、「Sort」または「Sort+Drct」になっていると鍵盤を弾いた順番に関係なく同じアル ペジオが再生され、「Thru」または「Thru+Drct」になっていると鍵盤を弾いた順番によってアルペジオ再生の仕方が変わり ます。 NOTE これらのアルペジオタイプはノーマルパートを想定して作られているため、ドラムパートを使って鳴らしても、音楽的な演奏 にはならない可能性が高いです。 ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ドラムパート用のアルペジオタイプ ライブセット iPhone/iPadと接続する アルペジオタイプの中には、ドラムパートで鳴らすことを想定して作られたものがあります。この場合のアルペジオ機 能は、リズムパターンの自動演奏として機能します。これらのアルペジオタイプ(Drum/Percのカテゴリーが該当)で は、リズムパターンの鳴り方に、下記3種類が用意されています。 1つのドラムパターンだけが鳴るタイプ 押鍵音に関係なく(同時に押した鍵盤の数や種類に関係なく)、常に同じドラムパターンが鳴ります。 1つのドラムパターンをベースに打楽器を追加していくタイプ 1つの鍵盤を押した場合は、どの鍵盤を押しても同じドラムパターンが鳴ります。さらに他の鍵盤を追加で押していく と、各鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが、最初に鳴っていたドラムパターンに追加されていきま す。 押鍵音に割り当てられた打楽器だけを使うタイプ 1つの鍵盤を押した場合は、その鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが鳴ります。さらに他の鍵盤を 追加で押していくと、各鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが、追加されていきます。したがって、 複数の鍵盤を押すことで、押した鍵盤に割り当てられた打楽器音を使ったドラムパターンを作り上げることになりま す。ただし、「Key Mode (キーモード)」を「Thru」または「Thru+Drct」に設定している場合、同じ鍵盤でも、押 す順番によってドラムパターンが変わってきますので、同じ打楽器を使っていろいろな種類のリズムパターンを作りだ せます。 NOTE 上記3種類のタイプは、特にカテゴリー名やタイプ名で区別されているわけではありません。アルペジオタイプを選んで実際 に鳴らしてみることで確認できます。 NOTE これらのアルペジオタイプはドラムパートを想定して作られているため、ノーマルパートを使って鳴らしても、音楽的な演奏 にはならない可能性が高いです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 15 MONTAGEのしくみ ノート以外のイベントを中心に作られたアルペジオタイプ 本体の構成 これらのアルペジオタイプ(Control/HybridSeqのカテゴリーでFilter、Expression、Pan、Modulation、Pitch 音源部 Bend、Assign 1/2のサブカテゴリーが該当)では、コントロールチェンジやピッチベンドデータ中心のシーケンスが A/Dインプット部 組まれており、それを再生することによって押鍵中の音が変化していきます。 シーケンサー部 ノートオン/オフ(音符)データを含まないアルペジオもあり、これらを選択した場合は、「Key Mode (キーモード)」を アルペジオ部 「Direct」 、「Sort+Drct」、「Thru+Drct」のいずれかに設定する必要があります。 モーションシーケンサー部 NOTE 「Key Mode (キーモード)」の設定は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Common] (73ページ) エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー アルペジオの活用のヒント アルペジオは、ライブパフォーマンスなどで演奏を補助するためのツールとしてだけではなく、楽曲制作などで もクオリティーの高いMIDIデータを手軽に入力したり、目的の楽器や音楽ジャンルにぴったりあったバッキング フレーズを作成したりするツールとして活用できます。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた 活用方法については、取扱説明書の「クイックガイド」をご参照ください。 パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 モーションシーケンサー部 ノーマルパート(AWM)エディット モーションシーケンサーとは、あらかじめ作成したシーケンスによってパラメーターを時間的にコントロールし、音色 ドラムパートエディット を変化させる機能です。 ノーマルパート(FM-X)エディット パフォーマンスのテンポやアルペジオ、接続した機器のリズムに同期させるなど曲の展開に応じたリズミカルな音の変 コモン/オーディオエディット 化をインタラクティブかつリアルタイムに作り出すことができます。 曲の展開やシーンに合わせてレーン(系統)ごとに8つ、好きなシーケンスパターンを設定しておくことができます。 カテゴリーサーチ また、1パートにつき最大4レーンのモーションシーケンサーが使用でき、パフォーマンス全体で同時に8レーンまで ライブセット 使用できます。 ユーティリティー iPhone/iPadと接続する パフォーマンス全体のレーンのオン/オフ設定は、下記で確認できます。 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Motion Seq](38ページ) また、レーンごとのパラメーターは、下記で設定します。 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] →[Motion Seq] → [Lane](78ページ) 各レーンの設定 選択中のシーケンス設定 MONTAGE リファレンスマニュアル レーンごとのシーケンスパターン 各レーンの設定 16 モーションシーケンサー再生のオン/オフの仕方を切り替える モーションシーケンサー再生のオン/オフの仕方は、下記の設定によって切り替えることができます。 MONTAGEのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 鍵盤を押したときにモーションシーケンスを再生する 「LaneSW」=「On」 シーケンサー部 「Trigger」=「Off」 アルペジオ部 「Sync」=「Off」 モーションシーケンサー部 [MOTION SEQ TRIGGER]ボタンを押したときに 「LaneSW」=「On」 エフェクト部 モーションシーケンスを再生する 「Trigger」=「On」 「Sync」=「Off」 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 内部メモリー NOTE 「LaneSW」「Trigger」は下記で設定できます。 [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Motion Seq] → [Lane] (81ページ)をご覧ください。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた モーションシーケンサーの鳴り方をノブで変更する パフォーマンスプレイ(ホーム) ノブファンクション[ARP/MS]ボタンを押して点灯させると、ノブ1∼2およびノブ5∼8でモーションシーケンサー モーションコントロール の鳴り方を変更できる状態になります。モーションシーケンサーを再生しながらノブを操作してモーションシーケン ミキシング サーの鳴り方を変更してみましょう。ノブ1∼2およびノブ5∼8の効果については、クイックエディット(31ページ) で確認してください。 シーン 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット ノブで操作できるモーションシーケンサーの機能 ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ノブ1 ノブ2 ノブ5 ノブ6 ノブ7 ノブ8 ライブセット iPhone/iPadと接続する モーションシーケンスを編集(エディット)する 最大16ステップ(段階)で構成されるモーションシーケンスのパラメーターを編集(エディット)します。詳しくは83 ページをご覧ください。 モーションシーケンサーでコントロールするパラメーターを設定する モーションシーケンサーをコントローラー (ソース)として選択し、コントロールする対象のパラメーター (ディステ ネーション)を設定します。詳しくは89ページをご覧ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 17 MONTAGEのしくみ エフェクト部 本体の構成 音源部からの出力信号やA/D INPUT端子から入力された信号に、残響、広がり、厚みなど、さまざまな効果をかけ、 音を加工するブロックです。音作りでエフェクトを活用することによって、さらに表現力を加えます。 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 アルペジオ部 エフェクトの構成 モーションシーケンサー部 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 システムエフェクト(バリエーション、リバーブ) コントローラー部 システムエフェクトは、各パートのセンドレベルによって出力された信号をまとめてエフェクトに送り、効果のかかっ 内部メモリー た信号をリターンレベルで出力ラインとミックスするタイプのエフェクトです。そのため、すべてのパートに対して効 果をかけることができます。 MONTAGEでは、システムエフェクトとしてバリエーションとリバーブの2つのエフェクトを搭載しています。 バリエーションからリバーブへのセンドレベル(バリエーショントゥーリバーブ)も設定できます。これは、バリエー ションの出力音にリバーブをかけるためのもので、バリエーションを通らない信号と同じ程度のリバーブ感を加えるこ とで、自然な効果を得ることができます。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン インサーションエフェクト 再生/録音 インサーションエフェクトは、パートに対して効果をかけるためのエフェクトです。各パートのインサーションエフェ ノーマルパート(AWM)エディット クトは、A/Bを異なったエフェクトタイプに設定できます。パートエディット → [Effect] (67ページ、122ページ、 ドラムパートエディット 136ページ)で設定します。 ノーマルパート(FM-X)エディット MONTAGEは17系統のインサーションエフェクトを内蔵しているので、パート1∼16とA/Dインプットパートの合 計17パートすべて、各パートに設定されたインサーションエフェクトを有効に設定できます。 コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット マスターエフェクト iPhone/iPadと接続する 音声の最終出力段階で本体サウンド全体にかけるエフェクトです。複数のエフェクトタイプがあります。 エレメントEQ ノーマルパート(AWM2)の各エレメント、ドラムパートの各ドラムキーが持つEQです。2バンドのシェルビングタイ プのパラメトリックEQと、1バンドのピーキングタイプのパラメトリックEQ、そして単に出力音をブーストするEQ の3種類のタイプから選んでパラメーターを設定します。 NOTE A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からの入力信号には、エレメントEQは効果しません。 パートEQ 各パートごと、インサーションエフェクトの前後にEQの設定ができます。 パート 3バンドの パラメトリックEQ インサーション エフェクト パートEQ 2バンドの パラメトリックEQ パートEQ マスター EQ 音声の最終出力段階で本体サウンド全体にかける、5バンドのEQです。ローとハイの形状を、ピーキングタイプか シェルビングタイプかに切り替えることができます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 18 MONTAGEのしくみ エフェクト接続と設定 本体の構成 1 パートごとにパートEQとインサーションエフェクト の設定 音源部 パフォーマンス パート A/Dインプット部 パートEQ インサーションA/B シーケンサー部 2 バリエーションとリバーブについての設定 アルペジオ部 設定画面: パートエディット → [Effect] → [Routing] (67ページ、 モーションシーケンサー部 センドレベル 122ページ、136ページ) コモン/オーディオエディット → [Effect] → [Routing] (148ページ) バリエーション バリエーション トゥー リバーブ 設定画面: コモン/オーディオエディット → [Effect] → [Master FX] (158ページ) システムエフェクト リターンレベル 4 マスター EQの設定 設定画面: コモン/オーディオエディット → [Effect] → [Master EQ] マスター エフェクト (159ページ) 内部メモリー リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング NOTE A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からのオーディオ入力信号の エフェクト設定は、コモン/オーディオエディット → [Audio In] で行ないます。 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 リバーブ 3 マスターエフェクトのエフェクトタイプと エフェクトパラメーターの設定 エフェクト部 マスターEQ シーン 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット ボコーダーについて ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット MONTAGEにはボコーダーが搭載されています。ボコーダーは、マイクから入力された音声の特徴を抽出し、それを コモン/オーディオエディット 用いて楽器本体の音源から入力された音を加工するエフェクターです。マイクを使ってしゃべりながら鍵盤を弾くと、 カテゴリーサーチ 楽器音をロボットボイスのように発音させることができます。ボコーダーの原理は、人が声を出すしくみに関係があり ユーティリティー ます。人は声帯で発生する音を口や鼻で共振させて声を出しています。この共振部は周波数特性を持っており一種の ライブセット フィルターとして働き、多数のフォルマントを発生させています。ボコーダーでは、マイクから入力された声からこの フィルターの特徴を抽出し、多数のバンドパスフィルターで声のフォルマントを再現しています。楽器の音をこのフィ iPhone/iPadと接続する ルターに通すことによって、いわゆるロボットボイスを作り出しています。 マイク入力 または パート出力 パート出力 (楽器音) 音声の特徴を抽出 フィルターで フォルマントを再現 ロボットボイス ボコーダー エフェクトカテゴリー、エフェクトタイプ、エフェクトパラメーターについて MONTAGEに搭載されているエフェクトのカテゴリーと、そのカテゴリーに含まれるエフェクトタイプについて は、別PDFファイル「データリスト」の「Effect Type List」をご参照ください。また、各エフェクトタイプで 設定できるエフェクトパラメーターについては、別PDFファイル「データリスト」の「Effect Parameter List」をご参照ください。 また、各エフェクトカテゴリー、エフェクトタイプ、エフェクトパラメーターの解説については、別PDFファイ ル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 プリセットプログラムについて 各エフェクトタイプは、いくつかの場面を想定したエフェクトパラメーターの設定を、プリセットプログラムと して内蔵しています。エフェクトパラメーターを設定する際には、対象となる音色や楽曲に最も適したプリセッ トプログラムを選んでから、さらに作り込むようにすれば最初から設定する手間が省けます。 プリセットプログラムは、各エフェクトパラメーター画面の「Preset」で設定できます。各エフェクトタイプの プリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 19 MONTAGEのしくみ エンベロープフォロワー部 本体の構成 入力信号の波形のエンベロープ(振幅包絡)を抽出する機能で、音色を変化させるコントローラーとして使います。パー ト出力だけでなく、A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子に接続した外部機器からの入力信号も扱うことができます。 各エンベロープフォロワーはEnvFollower 1ならパート1、EnvFollower 2ならパート2、EnvFollower ADならオー ディオパートといったように、それぞれ固有の入力ソースを持っています。各エンベロープフォロワーからの出力信号 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 はコントロールアサイン画面で「ソース」として選択することで出力先を自由に設定できます。たとえばパート1のエ アルペジオ部 ンベロープフォロワー (EnvFollower 1)を使ってパート2の音色を変化させるといったこともできます。各エンベロー モーションシーケンサー部 プフォロワーの出力信号で操作する機能は、コントロールアサイン画面(89ページ)で設定します。 エフェクト部 エンベロープフォロワー部 コントローラー部 各エンベロープフォロワー 内部メモリー EnvFollower 1 EnvFollower 2 EnvFollower MST EnvFollower AD リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パート1 パート2 パフォーマンス全体 (16パート+ オーデイオパート) パフォーマンスプレイ(ホーム) オーディオパート エンベロープフォロワーの入力ソース モーションコントロール ミキシング シーン エンベロープフォロワーへの入力信号 再生/録音 エンベロープフォロワーからの出力信号 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット 選択中のエンベロープフォロワーの情報 ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する エンベロープフォロワーの 入出力信号の流れ 選択中のエンベロープフォロワーの 入力ソース [EDIT] → PART [COMMON] → [Audio In] → [Routing] →「Envelope Follower」(EnvFollower AD) [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Routing] →「Envelope Follower」(EnvFollower MST) [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [Routing] →「Envelope Follower」(EnvFollower 1∼16) MONTAGE リファレンスマニュアル 20 MONTAGEのしくみ コントローラー部 本体の構成 MIDIデータを出力して、音源部やDAWソフトウェアをコントロールするブロックです。鍵盤を弾いて音源部を演奏し たり、ノブでパフォーマンスに変化を加えたり、DAWソフトウェアのコントロールをしたりできます。 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 鍵盤 アルペジオ部 音源部やシーケンサー部に対して演奏データ(ノートデータ)を送り、音を出したり演奏を録音したりするコントロー エフェクト部 ラーです。OCTAVE [−]/[+]ボタンを押して音の高さを1オクターブ単位で移動したり、[SHIFT]ボタンを押しなが らOCTAVE [−]/[+]ボタンを押すことで音の高さを半音単位で移動したり、鍵盤を弾く強さに対するベロシティーの エンベロープフォロワー部 出方を調節したりできます。 内部メモリー モーションシーケンサー部 ピッチベンドホイール コントローラー部 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた 鍵盤演奏などで鳴っている音の高さ(ピッチ)を上げたり下げたりするために使 うコントローラーです。奥へ回すとピッチが上がり、手前へ回すとピッチが下 パフォーマンスプレイ(ホーム) ピッチが上がる モーションコントロール がります。ピッチベンドから手を離すと、自動的に中央の位置に戻り、本来の ミキシング ピッチに戻ります。ピッチが変化する幅(ピッチベンドレンジ)は、パートエ シーン ディット → [Part Setting] → [Pitch] (60ページ)で設定します。また、パー トエディット → [Mod/Control] → [Control Assign] (89ページ、139ペー 再生/録音 ピッチが下がる ジ)では、ピッチベンドホイールにピッチベンド以外の機能をパートごとに割り ノーマルパート(AWM)エディット 当てることもできます。 ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット モジュレーションホイール モジュレーションホイールは、本来は鍵盤演奏の音にビブラートをかけるため のホイールですが、プリセットのパフォーマンスには、さまざまな機能があら カテゴリーサーチ ユーティリティー 効果が大きい ライブセット iPhone/iPadと接続する かじめ割り当てられています。 ホイールを一番手前まで回すと効果が最小になり、奥に回すと効果が大きくな ります。効果を使わない場合は、一番手前に戻しておきます。また、パートエ ディット → [Mod/Control] → [Control Assign] (89ページ、139ページ) 効果が小さい では、モジュレーションホイールにさまざまな機能をパートごとに割り当てる こともできます。 リボンコントローラー 表面を指で左右方向にこすることで、特定の機能を連続的に変化させるコントローラーです。プリセットパフォーマン スの各パートにはさまざまな機能があらかじめ割り当てられています。リボンコントローラーの効果は、パートエ ディットのコントロールアサイン画面(89ページ)で割り当てます。また、リボンコントローラーから指を離したとき に値を記憶するか、リセットするかについて、コモン/オーディオエディットのジェネラル画面のリボンコントロー ラーモード(146ページ)で設定できます。 アサイナブルスイッチ XA機能(6ページ)の一部として、より多彩な表現を実現させるために、リアルタイムにエレメントを変化させるボタン として機能します。エレメントエディット → [Osc/Tune] (94ページ)で設定できます。また、このボタンを押すと、 再度押しなおすまでオンとするか、押し続けている間だけオンとするかについて、コモン/オーディオエディット → [General] (145ページ)で設定できます。さらに、パートエディット → [Mod/Control] → [Control Assign] (89 ページ、139ページ)で、さまざまな機能をパートごとに割り当てて使用することもできます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 21 MONTAGEのしくみ ノブ/コントロールスライダー 本体の構成 演奏しながらノブやスライダーを動かすことで、鍵盤演奏などで鳴っているパートの音色や音質、音量を、リアルタイ 音源部 ムに変えることができます。ノブ/スライダーの使い方については取扱説明書をご覧ください。また、ノブ1∼8の機能 A/Dインプット部 についてはクイックエディット(29ページ)をご覧ください。 シーケンサー部 アルペジオ部 スーパーノブ モーションシーケンサー部 スーパーノブを使うと、8つのノブに割り当てられた全パート共通のAssign 1∼8の機能の値を同時にコントロール エンベロープフォロワー部 できます。スーパーノブの使い方については取扱説明書を、スーパーノブでコントロールする値の設定についてはスー コントローラー部 パーノブ画面(39ページ)をご覧ください。また、Assign 1∼8の機能の設定方法はコモン/オーディオエディットの 内部メモリー エフェクト部 コントロールアサイン画面(152ページ)をご覧ください。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた 内部メモリー パフォーマンスプレイ(ホーム) MONTAGEでは、パフォーマンス、ライブセット、ソングなど、さまざまなデータを作成することになります。ここ ミキシング では、これらデータの管理方法や、データが保存されるメモリーについて説明します。 シーン モーションコントロール 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット 内部メモリー リコールバッファー コンペアバッファー ただし、 ユーティリティー設定、 ただし、 ユーティリティー設定、 ソングレコードは 除きます。 ソングレコードは 除きます。 プリセットメモリー 外部機器とのデータ通信 ドラムパートエディット 内部でのデータ通信 ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット ・プリセットパフォーマンス ・アルペジオ カテゴリーサーチ ・モーションシーケンス ・オーディションフレーズ ・ウェーブフォーム MIDI機器またはコンピューター DAWソフトウェア ・ライブセット ・カーブ ・マイクロチューニング ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する バルクダンプ ・ パフォーマンスエディット ・ モーションシーケンスエディット ・ユーティリティー設定 ・クイックセットアップ ユーザー領域 ・ ユーザーパフォーマンス ・ ユーザーアルペジオ ・ ユーザーモーションシーケンス ・ ユーザーカーブ ・ ユーザーライブセット ・ ユーザーマイクロチューニング ・ ユーザーウェーブフォーム ・ ユーティリティー ・ クイックセットアップ ライブラリー領域 ・ ソングレコード USBフラッシュメモリー ユーザーメモリー ソング MOTIF XF フォーマット ファイル拡張子 「.X3A」 「.X3V」 「.X3G」 「.X3W」 ロード セ / ーブ ・ ユーザーカーブエディット ・ ライブセットエディット ・ ユーザーマイクロチューニング エディット ・ ユーザーウェーブフォーム エディット ス ト ア︵ ボ タン 操 作 で 実 行 ︶ エディットバッファー ファイル拡張子「.X7U」 ファイル拡張子「.X7L」 ファイル拡張子「.MID」 ファイル拡張子「.WAV」 オーディオレコード/プレイ ファイル拡張子「.WAV」 「.AIF」 プリセットメモリー プリセットのパフォーマンスやアルペジオ、オーディションフレーズなどが保存されています。読み出し専用のメモ リーで、データの書き換えはできません。 MONTAGE リファレンスマニュアル 22 エディットバッファー エディットバッファーとは、パフォーマンスやライブセット、ソングなどを編集(エディット)するための作業用メモ リーエリアです。データの読み出し/書き込みの両方ができるメモリーですが、電源を切るとメモリー上のデータは消 去されます。編集したデータは、パフォーマンスを切り替える前および電源を切る前にユーザーメモリーに保存する必 要があります。(パフォーマンス、モーションシーケンス以外のデータは自動保存されます。 ) MONTAGEのしくみ 本体の構成 音源部 A/Dインプット部 シーケンサー部 ユーザーメモリー アルペジオ部 ユーザー領域には、エディットバッファーで編集したユーザーデータ、システム全体の設定となるユーティリティー設 モーションシーケンサー部 定などが保存されています。ライブラリー領域には、USBフラッシュメモリーから読み込んだライブラリーファイル エフェクト部 (ファイル拡張子「.X7L」)を8個までロードできます。 エンベロープフォロワー部 データの読み出し/書き込みの両方ができるメモリーで、電源を切ってもメモリー上のデータは保持されます。 コントローラー部 リコールバッファー /コンペアバッファー 内部メモリー リコールバッファーは、エディットバッファーのバックアップ用メモリーとして用意されています。これを利用すれば 編集中の内容をストアせずに、別のパフォーマンスを選んでしまったような場合でも、編集していた内容をエディット バッファー内に呼び戻せます(リコール機能)。またコンペアバッファーは、編集前の内容を保持しておくメモリーで す。これを利用すれば、編集前の内容を一時的に呼び戻して、編集によってどう音が変わったかを聞き比べることがで きます(コンペア機能)。これらのメモリーは、データの読み出し/書き込みの両方ができるメモリーですが、電源を切 るとメモリー上のデータは消去されます。コンペア機能の使い方については取扱説明書をご参照ください。 リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた パフォーマンスプレイ(ホーム) モーションコントロール ミキシング シーン 再生/録音 ノーマルパート(AWM)エディット ドラムパートエディット ノーマルパート(FM-X)エディット コモン/オーディオエディット カテゴリーサーチ ユーティリティー ライブセット iPhone/iPadと接続する MONTAGE リファレンスマニュアル 23 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Display (touch panel) リファレンス 画面(タッチパネル)の見かた ここでは、全画面で共通に表示されるナビゲーションバーについて説明します。 ナビゲーションバー 1 2 3 4 5 6 7 8 1 HOME (ホーム)アイコン パフォーマンスプレイ画面(26ページ)に移動します。 2 EXIT (エグジット)アイコン パネル上の[EXIT]ボタンと同様の機能です。設定中に1つ上の階層画面に戻るときに、このアイコンを使います。 3 [INFORMATION]エリア 選択中の画面名などの情報を表示します。 4 EFFECT (エフェクト)アイコン エフェクトスイッチ画面(182ページ)を開きます。インサーションエフェクト/システムエフェクト/マスターエ フェクトのいずれかがオフになると、アイコンが消灯します。 5 QUICK SETUP (クイックセットアップ)アイコン ローカルコントロール オン/オフ、MIDI IN/OUT設定を表示します。 ローカルコントロールオンの場合は鍵盤のアイコンが点灯し、ローカルコントロールオフの場合は鍵盤のアイコン が消灯します。 MIDI IN/OUT設定がMIDIの場合は、MIDI端子のアイコンが表示されます。MIDI IN/OUT設定がUSBの場合は、 USBアイコンが表示されます。アイコンをタッチするとクイックセットアップ画面(166ページ)を開きます。 6 TEMPO SETTINGS (テンポセッティング)アイコン 現在選択されているパフォーマンスのテンポを表示します。アイコンをタッチするとテンポセッティング画面 (180ページ)を開きます。 7 LIVE SET (ライブセット)アイコン アイコンをタッチするとライブセット画面(183ページ)を開きます。 8 UTILITY (ユーティリティー )アイコン アイコンをタッチするとユーティリティー画面のうち、直前に開いた画面を開きます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 24 リファレンス Performance Edit Search Utility Display (touch panel) 9 上下スクロールボタン Live Set 展開表示ボタン 一覧表示 9 ポップアップリスト 特定のパラメーターにおいて、設定値をリスト表示します。設定値が多いパラメーターの場合、上下スクロールボ タンおよび展開表示ボタンが表示されます。展開表示ボタンをタッチすると、設定値が一覧表示されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 25 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance パフォーマンスプレイ(ホーム) Home パフォーマンスプレイ画面では、パフォーマンスを選んで演奏するほか、パフォーマンスの設定を一部作り変えること もできます。 Motion Control Overview Quick Edit Home (ホーム) Arpeggio Motion Seq 手順 [PERFORMANCE]ボタン または HOME(ホーム)アイコンをタッチ Super Knob Knob Auto 1 2 Mixing Scene Play / Rec 3 MIDI Audio 4 5 7 6 8 9 ) ! @# $ 1 パフォーマンスネーム 選択中のパフォーマンスの名前が表示されます。タッチすると、カテゴリーサーチ、エディット、リコールなどを 行なうメニューが表示されます。 NOTE パフォーマンス内のパラメーターを変更すると、パフォーマンスネームの右下に青色のフラグが表示されます。 2 パートインジケーター カーソルがパフォーマンスネームまたはパート1∼8にあるときはパート9∼16の使用状況を表示します。 カーソルがパート9∼16にあるときはパート1∼8の使用状況を表示します。パート9∼16が使用されていない場 合は表示されません。 3 フラグ 選択中のパフォーマンスのフラグが表示されます。 フラグの表記と意味 表記 意味 AWM2 AWM2音源のパートのみで構成されるパフォーマンス FM-X FM-X音源のパートのみで構成されるパフォーマンス FM-X+AWM2 FM-X音源のパートとAWM2音源のパートから構成されるパフォーマンス MC モーションコントロールをフィーチャーしたパフォーマンス SSS Seamless Sound Switching (シームレス サウンド スイッチング)に対応したパフォーマンス 4 ノブの機能 ノブ1∼8に現在割り当てられているノブの機能が表示されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 26 リファレンス Performance Edit Search Utility 5 パートネーム 各パートのパートネームが表示されます。タッチすると、カテゴリーサーチ、エディット、コピーなどを行なう メニューが表示されます。 また「+」ボタンをタッチすると、パートを追加できます。 Live Set Performance Home Motion Control Overview 6 コモン モーションシーケンサー スイッチ Common/ADパートのモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。Common/ADパートのレーンスイッ チがすべてオフの場合は表示されません。 設定値: Off、On Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob 7 パートアルペジオ オン/オフスイッチ パートごとのアルペジオ オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On 8 パートモーションシーケンサースイッチ パートごとのモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。パートのレーンスイッチがすべてオフの場合は 表示されません。 設定値: Off、On Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio 9 ノートリミット 各パートが発音する音程の範囲(最低音と最高音)を表示します。C5∼C4のように最低音の方が最高音より音程が 高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼C8の範囲で発音します。ノートリミットの設定のしかたにつ いては、取扱説明書をご参照ください。 設定値: C -2∼G8 ) キーボードコントロール スイッチ パートごとのキーボードコントロール オン/オフを切り替えます。本体の鍵盤でパートを演奏するかどうかを設定 します。このスイッチをオフにしたパートは、そのパートを選択しないと鍵盤を弾いても音が鳴りません。 設定値: Off、On ! パートのミュート オン/オフ切り替え パートごとのミュート オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On @ パートのソロ オン/オフ切り替え パートごとのソロ オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On # パートのボリューム パートのボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 $ メーター パートのオーディオ出力レベルを表示します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 27 リファレンス Performance Edit Search Utility モーションコントロール モーションコントロールでは、選択中のパフォーマンスの音色やアルペジオ、モーションシーケンサーの設定など、 モーションコントロール全般に関する設定を行なうことができます。 モーションコントロールは以下の画面から構成されます。 Live Set Performance Home Motion Control Overview • オーバービュー Quick Edit • クイックエディット Arpeggio • アルペジオ Motion Seq • モーションシーケンサー Super Knob • スーパーノブ Knob Auto • ノブオート Mixing Scene Motion Control (モーションコントロール) Play / Rec MIDI Audio Overview (オーバービュー ) オーバービュー画面では、コントローラーとパートの結線図が表示されます。現在のコントローラーとパートの関係を 視覚的に確認できます。 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Overview] または [SHIFT] + [PERFORMANCE] Part (パート) 選択中のパートが表示されます。パートを切り替えると、コントローラーの機能が各パートの設定に変わり、結線図が 更新されます。 結線図内でハイライトされているパートと連動しています。 設定値: Common、Part 1∼16 Edit Common Control Settings/Edit Part Control Settings (エディットコモンコントロールセッティング/エディットパートコントロールセッティング) 現在選択中のパートのコントロールアサイン画面を開きます。 コモンの場合は152ページ、パート1∼16の場合は89ページをご参照ください。 Control Function (コントロールファンクション) パフォーマンスコントロールとパートコントロールを切り替えます。 設定値: Performance Control、Part Control MONTAGE リファレンスマニュアル 28 リファレンス Performance Edit Search Utility Controller (コントローラー ) 「Controller」とパートの結線表示のオン/オフを切り替えます。 「Controller」の対象コントローラーは以下です。 • ピッチベンドホイール • モジュレーションホイール Live Set Performance Home Motion Control Overview • リボンコントローラー Quick Edit • [ASSIGN 1]、[ASSIGN 2] (アサイナブルスイッチ1、2)ボタン Arpeggio • [MOTION SEQ HOLD] (モーションシーケンサーホールド)ボタン Motion Seq • [MOTION SEQ TRIGGER] (モーションシーケンサートリガー )ボタン Super Knob 設定値: Off、On Knob Auto Assignable (アサイナブル) 「Assignable」とパートの結線表示のオン/オフを切り替えます。 「Assignable」の対象コントローラーは以下です。 Mixing Scene Play / Rec • アサイナブルノブ1∼8 MIDI 設定値: Off、On Audio Fader (フェーダー ) 「Fader」とパートの結線表示のオン/オフを切り替えます。 「Fader」の対象コントローラーは以下です。 • コントロールスライダー 1∼8 設定値: Off、On Super Knob (スーパーノブ) 「Super Knob」とパートの結線表示のオン/オフを切り替えます。 「Super Knob」の対象コントローラーは以下です。 • スーパーノブ 設定値: Off、On Quick Edit (クイックエディット) クイックエディット画面では、大まかな音色の設定を行なうことができます。全パート共通の設定と任意のパートの設 定とを切り替えられます。 インジケーターが表示されているパラメーターについては、ノブファンクション[TONE][EQ/FX][ARP/MS]ボタンを 切り替えることにより、ノブ1∼8でコントロールすることができます。 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Quick Edit] MONTAGE リファレンスマニュアル 29 リファレンス Performance Edit Search Utility Part (パート) 選択中のパートが表示されます。ここではクイックエディットしたいパートを選択します。 設定値: Common、Part 1∼16 ■「Part」=「Common」の場合 クイックエディットの対象は、全パート共通のパラメーターとなります。 Performance Name (パフォーマンスネーム) パフォーマンスに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示され、 入力画面で名前をつけることができます。 Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto FEG Atk (FEGアタックタイム) 鍵盤を弾いてからカットオフ周波数がアタックレベルで設定した値になるまでの、音色変化にかかる時間を設定し ます。ここでは、エレメント/オペレーターコモンのFEG (105ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Mixing Scene Play / Rec MIDI FEG Decay (FEGディケイタイム) Audio アタックレベル後のカットオフ周波数の変化の時間を設定して、音の歯切れの良さや、減衰音の減衰の速さをコン トロールします。ここでは、エレメント/オペレーターコモンのFEG (105ページ)に対するオフセット値を設定し ます。 設定値: -64∼+63 FEG Rel (FEGリリースタイム) 鍵盤を離してからカットオフ周波数がリリースレベルで設定した値になるまでの時間を設定して、離鍵後の音の減 衰を遅くしたり速くしたりします。ここでは、エレメント/オペレーターコモンのFEG (105ページ)に対するオフ セット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Edit Master EQ (エディットマスター EQ) コモン/オーディオエディットのマスターイコライザー画面(159ページ)を開きます。 Edit All Arp (エディットオールアルペジオ) モーションコントロールのアルペジオ画面(35ページ)を開きます。 Edit Common MS (エディットコモンモーションシーケンサー ) コモン/オーディオエディットのモーションシーケンサー レーン画面(151ページ)を開きます。 Cutoff (カットオフ フリケンシー ) フィルターのカットオフ周波数を設定して、音色を変更します。ローパスフィルターが選ばれている場合は、値を 大きくすると音が明るくなり、値を小さくすると音が暗くなります。ここでは、エレメント/ドラムキー /オペレー ターコモンのフィルターのカットオフ周波数(102ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Resonance (レゾナンス) カットオフ周波数付近の信号の音量を増減することで、独自のクセを調整します。ここでは、エレメント/ドラム キー /オペレーターコモンのフィルターのレゾナンス(103ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 FEG Depth (FEGデプス) FEGによるカットオフ周波数の変化幅を設定します。ここでは、エレメント/オペレーターコモンのFEGデプス (106ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Portamento (ポルタメントタイム) ポルタメントのピッチ変化にかかる時間またはピッチ変化の速さを設定します。コモン/オーディオエディットの 同パラメーターと連動しています。 設定値: -64∼+63 Attack (AEGアタックタイム) 鍵盤を弾いてから音量が最大になるまでの時間を設定します。ここでは、エレメント/ドラムキー /オペレーターの AEG (110ページ、129ページ、143ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 MONTAGE リファレンスマニュアル 30 リファレンス Performance Edit Search Utility Decay (AEGディケイタイム) 音量が最大になったあとの音量変化の時間を設定します。ここでは、エレメント/ドラムキー /オペレーターの AEG (110ページ、129ページ、143ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Live Set Performance Home Motion Control Overview Sustain (AEGサステインレベル) Quick Edit 鍵盤を押さえている間持続し続ける音量を設定します。ここでは、エレメント/ドラムキー /オペレーターのAEG Arpeggio (110ページ、129ページ、143ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Release (AEGリリースタイム) Motion Seq Super Knob Knob Auto 鍵盤を離してから音が消えるまでの時間を設定します。ここでは、エレメント/ドラムキー /オペレーターのAEG Mixing (110ページ、129ページ、143ページ)に対するオフセット値を設定します。 Scene 設定値: -64∼+63 Play / Rec Low Gain (マスター EQローゲイン) MIDI マスター EQ「Low」帯域の信号レベルを設定します。 Audio 設定値: -12dB∼+12dB Lo Mid Gain (マスター EQローミッドゲイン) マスター EQ「Low Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Mid Gain (マスター EQミッドゲイン) マスター EQ「Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Hi Mid Gain (マスター EQハイミッドゲイン) マスター EQ「Hi Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB High Gain (マスター EQハイゲイン) マスター EQ「High」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Pan (パフォーマンスパン) パフォーマンスサウンド全体のパン(ステレオ定位)を設定します。各パートに設定されたパンに対して、相対的に 効果がかかります。 設定値: L63∼C∼R63 Var Return (バリエーションリターン) バリエーションエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Rev Return (リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Common Clock Swing (コモン スイング) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」を設定します。 各パート設定のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」のオフセット値になります。 設定値: -120∼+120 Common Clock Unit (コモン ユニットマルチプライ) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 各パートのユニットマルチプライが「Common」に設定されているパートに効果します。 再生時間を伸縮することでアルペジオ/モーションシーケンサーの譜割やテンポが変化し、元のアルペジオ/モー ションシーケンサーとは異なったタイプのアルペジオ/モーションシーケンサーとなります。 設定値: 50%∼400% 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 31 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Common Arp Gate Time (コモン アルペジオ ゲートタイム) Performance パフォーマンス全体のアルペジオ「ゲートタイムレート」を設定します。 Home 各パート設定のアルペジオ「ゲートタイムレート」のオフセット値になります。 設定値: -100∼+100 Motion Control Overview Common Arp Velocity (コモン アルペジオ ベロシティーレート) Quick Edit パフォーマンス全体のアルペジオ「ベロシティーレート」を設定します。 Arpeggio 各パート設定のアルペジオ「ベロシティーレート」のオフセット値になります。 設定値: -100∼+100 Common Motion Seq Amplitude (コモン モーションシーケンサー アンプリチュード) Motion Seq Super Knob Knob Auto パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。 Mixing 各パートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」のオフセット値になります。 Scene 「アンプリチュード」はシーケンス全体の変化の大きさです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「アンプリチュード」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Play / Rec MIDI Audio Common Motion Seq Shape (コモン モーションシーケンサー パルスシェイプ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ」のオフセット値になります。 シーケンスを構成しているステップカーブの形状を変化させます。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンのうち、「Control」がオンになっているパラメーター を相対的に変化させます。 設定値: -100∼+100 Common Motion Seq Smooth (コモン モーションシーケンサー スムースネス) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「スムースネス」のオフセット値になります。 「スムースネス」とは、シーケンスの時間変化の滑らかさです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「スムースネス」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Common Motion Seq Random (コモン モーションシーケンサー ランダム) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「ランダム」を設定します。 各パート設定のモーションシーケンサー「ランダム」のオフセット値になります。 「ランダム」はシーケンスの「ステップバリュー」がランダムに変化する度合いです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「ランダム」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 MONTAGE リファレンスマニュアル 32 リファレンス Performance Edit Search Utility ■「Part」=「Part 1∼16」の場合 クイックエディットの対象は、各パートのパラメーターとなります。 Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Part Category Main (パート メインカテゴリー ) Part Category Sub (パート サブカテゴリー ) パートが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。 カテゴリーとは音色の種類や特徴を一目でわかるようにするためのキーワードで、適切なカテゴリーを設定してお くと、多くのパートの中から目的のパートを短時間で見つけ出せます。 メインカテゴリーは楽器の大きな区分けを示すもので、MONTAGEでは17種類用意されています。サブカテゴ リーはメインカテゴリーをさらに細かく分類するもので、カテゴリーごとに最大9種類用意されています。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Part Name (パートネーム) パートに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示され、入力画面 で名前をつけることができます。 以下のパラメーターに関する説明は「Part」=「Common」の場合(30ページ)と同じです。 • FEG Atk (FEGアタックタイム) • FEG Decay (FEGディケイタイム) • FEG Rel (FEGリリースタイム) • Cutoff (カットオフ) • Resonance (レゾナンス) • FEG Depth (FEGデプス) • Portamento (ポルタメントタイム) 設定値が「Part」=「Common」の場合と異なります。 設定値: 0∼127 • Attack (AEGアタックタイム) • Decay (AEGディケイタイム) • Sustain (AEGサステインレベル) • Release (AEGリリースタイム) FEG Sus (FEGサステインレベル) 鍵盤を押さえている間持続し続けるカットオフ周波数の変化量を設定します。ここでは、エレメント/オペレー ターコモンのFEGのディケイ2レベル(105ページ)に対するオフセット値を設定します。 設定値: -64∼+63 Edit Part EQ (エディットパートEQ) パートエディットのパートイコライザー画面(70ページ)を開きます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 33 リファレンス Performance Edit Search Utility Edit Part Arp (エディットパートアルペジオ) Live Set Performance パートエディットのアルペジオ画面(73ページ)を開きます。 Home Edit Part MS (エディットパートモーションシーケンサー ) Motion Control パートエディットのモーションシーケンサー レーン画面(81ページ)を開きます。 Overview Quick Edit EQ Low Gain (3バンドEQローゲイン) 3バンドEQ「Low」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB EQ Mid Freq (3バンドEQミッドフリケンシー ) 3バンドEQ「Mid」帯域の周波数を設定します。 設定値: 139.7Hz∼10.1kHz EQ Mid Gain (3バンドEQミッドゲイン) Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec 3バンドEQ「Mid」帯域の信号レベルを設定します。 MIDI 設定値: -12dB∼+12dB Audio EQ Mid Q (3バンドEQミッドキュー ) 3バンドEQ「Mid」帯域の幅を設定します。 設定値: 0.7∼10.3 EQ High Gain (3バンドEQハイゲイン) 3バンドEQ「High」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Pan (パン) 各パートのパン(ステレオ定位)を調節します。 設定値: L63∼C∼R63 Var Send (バリエーションセンド) バリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Rev Send (リバーブセンド) リバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Part Clock Swing (パート スイング) 「Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサーグリッド)」で指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたる ノートイベントのタイミングを前後に移動して、アルペジオ/モーションシーケンサー再生のリズムが跳ねた感じ (スイング感)を出します。 • +1以上: ジャストのタイミングより後ろに移動します。 • -1以下: ジャストのタイミングより前に移動します。 • 0: アルペジオ/モーションシーケンサーグリッドで設定した音符の発音タイミングを移動せず、スイング感を出 しません。 スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利です。 設定値: -120∼+120 Part Clock Unit (パート ユニットマルチプライ) 選択中のパートのアルペジオ/モーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 設定値: 50%∼400%、Common 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Part Arp Gate Time (パート アルペジオ ゲートタイム) 選択中のパートのアルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。 各アルペジオセレクト設定の「ゲートタイムレート」(76ページ)のオフセット値になります。 設定値: 0%∼200% MONTAGE リファレンスマニュアル 34 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Part Arp Velocity (パート アルペジオ ベロシティーレート) 選択中のパートのアルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。 Home 各アルペジオセレクト設定の「ベロシティーレート」(76ページ)のオフセット値になります。 Motion Control 設定値: 0%∼200% Overview Part Motion Seq Amplitude (パート モーションシーケンサー アンプリチュード) Quick Edit 選択中のパートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。 Arpeggio 各レーンのモーションシーケンサー「アンプリチュード」(83ページ)のオフセット値になります。 パート内の「MS FX」がオンになっているレーンの「アンプリチュード」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Motion Seq Super Knob Knob Auto Part Motion Seq Shape (パート モーションシーケンサー パルスシェイプ) Mixing 選択中のパートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。 Scene 各レーンのモーションシーケンサー「ステップカーブパラメーター」(84ページ)のオフセット値になります。 パート内の「MS FX」がオンになっているレーンのうち、 「Control」がオンになっているパラメーターを相対的 Play / Rec に変化させます。 MIDI 設定値: -100∼+100 Audio Part Motion Seq Smooth (パート モーションシーケンサー スムースネス) 選択中のパートのモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 各レーンのモーションシーケンサー「スムースネス」(83ページ)のオフセット値になります。 パート内の「MS FX」がオンになっているレーンの「スムースネス」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Part Motion Seq Random (パート モーションシーケンサー ランダム) 選択中のパートのモーションシーケンサー「ランダム」を設定します。シーケンスの「ステップバリュー」がラン ダムに変化する度合いを設定します。 設定値: 0∼127 Arpeggio (アルペジオ) アルペジオ画面では、複数パートを一覧表示した状態でアルペジオタイプの設定を行なうことができます。 この画面でアルペジオタイプをタッチすると、メニューが表示され、[Search]を選択するとアルペジオカテゴリー サーチ画面が開きます([CATEGORY]ボタンを押すことでも同様の操作が行なえます)。[Number]メニューを選択す るとアルペジオナンバー指定によるアルペジオタイプ選択ができます。 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Arpeggio] View(ビュー ) MONTAGE リファレンスマニュアル 各アルペジオタイプ 35 リファレンス Performance Edit Search Utility Part 9-16 / Part 1-8 (パート9∼16 / パート1∼8) 一覧表示するパートを切り替えます。「Part 9-16」が表示されているときは、パート1∼8のアルペジオタイプが一覧 表示されます。「Part 1-8」が表示されているときは、パート9∼16のアルペジオタイプが一覧表示されます。 設定値: Part 9-16 / Part 1-8 Live Set Performance Home Motion Control Overview Arp Master (アルペジオ マスタースイッチ) Quick Edit パフォーマンス全体のアルペジオ オン/オフを切り替えます。パネルの[ARP ON/OFF]ボタンと連動します。 Arpeggio 設定値: Off、On Motion Seq Sync Quantize (シンク クオンタイズバリュー ) Super Knob 複数パートのアルペジオを再生する際、再生中のアルペジオに対して、次のアルペジオをスタートさせるタイミングを Knob Auto 調整します。「Off」に設定すると、各パートを鳴らすタイミングと同時に、アルペジオが再生されます。表示される数 Mixing 値はクロックを表しています。 Scene 設定値: Off、60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) Play / Rec MIDI Arp (パート アルペジオスイッチ) Audio 各パートのアルペジオ オン/オフを切り替えます。パートコントロール状態のとき、パネルのナンバー C [1]∼[8]ボタ ンと連動します。 設定値: Off、On Arp Select (アルペジオセレクト) アルペジオタイプを切り替えます。パフォーマンスコントロール状態のとき、パネルのナンバー C [1]∼[8]ボタンと 連動します。 設定値: 1∼8 View (ビュー ) 一覧表示するアルペジオタイプの情報を切り替えます。 設定値: Category、Number、Range ■「View」=「Category」の場合 Category (アルペジオカテゴリー ) 設定値: アルペジオカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 Sub (アルペジオ サブカテゴリー ) 設定値: アルペジオサブカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 Name (アルペジオネーム) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 ■「View」=「Number」の場合 MONTAGE リファレンスマニュアル 36 リファレンス Performance Edit Search Utility Bank (アルペジオバンク) Live Set Performance 設定値: Preset、User、ライブラリ1∼8 Home Number (アルペジオナンバー ) Motion Control 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Overview Quick Edit Name (アルペジオネーム) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Arpeggio Motion Seq Super Knob ■「View」=「Range」の場合 Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Name (アルペジオネーム) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Velocity Limit (アルペジオ ベロシティーリミット) アルペジオが鳴るベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。ベロシティーリミットの設定のしかたにつ いては、取扱説明書をご参照ください。 設定値: 1∼127 Note Limit (アルペジオノートリミット) アルペジオが鳴るノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。ノートリミットの設定のしかたについては、取扱 説明書をご参照ください。 設定値: C -2∼G8 MONTAGE リファレンスマニュアル 37 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Motion Seq (モーションシーケンサー ) モーションシーケンサー画面では、複数パートを一覧表示した状態でモーションシーケンサーの設定を行なうことがで きます。 Home Motion Control Overview Quick Edit 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Motion Seq] Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio MS Master (モーションシーケンサー マスタースイッチ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。パネルの[MOTION SEQ ON/OFF]ボタン と連動します。 設定値: Off、On Active (アクティブ モーションシーケンサー ) レーンスイッチがオンになっている数を表示します。スラッシュ (/)の右側の数字は、同時にオンに設定できるレーン 数の上限を表しています。 PartSW (モーションシーケンサー パートスイッチ) 各パート/パート共通のモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。パートコントロール状態のとき、各パー トのスイッチはパネルのナンバー B [1]∼[8]ボタンと連動します。また、Common/ADパートのモーションシーケン サー オン/オフはパネルのELEMENT/OPERATOR [COMMON]ボタンと連動します。ただし、すべてのレーンス イッチがオフのパートは、パネルボタンは無効です。 設定値: Off、On Lane Switch (レーンスイッチ) 各レーンのオン/オフを切り替えます。1パートにつき最大4レーンのモーションシーケンサーが使用でき、パフォーマ ンス全体で同時に8レーンまで使用できます。 設定値: Off、On Motion Seq Select (モーションシーケンス セレクト) モーションシーケンスタイプを切り替えます。パフォーマンスコントロール状態のとき、パネルのナンバー B [1]∼ [8]ボタンと連動します。 設定値: 1∼8 MONTAGE リファレンスマニュアル 38 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Super Knob (スーパーノブ) スーパーノブ画面では、スーパーノブでコントロールする値に関する設定を行ないます。 Home Motion Control Overview 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Super Knob] Quick Edit Arpeggio Assignable Knob 1∼8 Destination Value 1 (アサイナブルノブ1∼8 デスティネーションバリュー 1) Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Assignable Knob 1∼8 Destination Value 2 (アサイナブルノブ1∼8 デスティネーションバリュー 2) Assignable Knob 1∼8 Destination Value 1 (アサイナブルノブ1∼8 デスティネーションバリュー 1) Assignable Knob 1∼8 Destination Value 2 (アサイナブルノブ1∼8 デスティネーションバリュー 2) 全パート共通のアサイナブルノブ1∼8の変化幅を設定します。 スーパーノブ使用時、ここで設定した値の範囲内でアサイナブルノブバリューが変化します。1がスーパーノブ バリューを最小にしたときの値で、2がスーパーノブバリューを最大にしたときの値です。 設定値: 0∼127 Assignable Knob 1∼8 Value (アサイナブルノブ1∼8 バリュー ) アサイナブルノブ1∼8の値です。 設定値: 0∼127 Super Knob (スーパーノブ バリュー ) スーパーノブの値です。 設定値: 0∼127 LED Pattern (スーパーノブ LEDパターン) スーパーノブの点灯パターンを設定します。 設定値: Type 1、Type 2-1、Type 2-2、Type 3-1、Type 3-2、Type 4-1、Type 4-2、Type 5-1、Type 5-2、Type 6、 Type 7-1、Type 7-2、Type 8-1、Type 8-2、Type 9、Type 10、Type 11、Off MONTAGE リファレンスマニュアル 39 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Knob Auto (ノブオート) ノブオート画面では、スーパーノブに適用されるモーションシーケンサー (スーパーノブモーションシーケンサー )の Home Motion Control 設定を行ないます。モーションシーケンサーにより、自動でスーパーノブの値をコントロールできるようになります。 Overview スーパーノブで使用できるレーンは1つです。 Quick Edit NOTE モーションシーケンサーで使用できるレーンはパフォーマンス全体で同時に最大8レーンですが、ここで使用するレーンは その制限の対象には含まれません。 Arpeggio Motion Seq 手順 [PERFORMANCE] → [Motion Control] → [Knob Auto] Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio MS Master (モーションシーケンサー マスタースイッチ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。パネルの[MOTION SEQ ON/OFF]ボタン と連動します。 設定値: Off、On Super Knob MS (スーパーノブ モーションシーケンサー スイッチ) スーパーノブに適用されるモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On MS FX (スーパーノブ モーションシーケンサー FXレシーブ) ノブファンクション[ARP/MS FX]ボタンがオンのときのノブ操作の効果を受けるか(On)/受けないか(Off)を、設定し ます。 設定値: Off、On Trigger (スーパーノブ モーションシーケンサー トリガーレシーブ) [MOTION SEQ TRIGGER]ボタンの信号を受信するか(On)/しないか(Off)を、設定します。オンにすると [MOTION SEQ TRIGGER]ボタンを押すまでモーションシーケンスが再生されなくなります。 設定値: Off、On Sequence Select (スーパーノブ モーションシーケンスセレクト) モーションシーケンスタイプを切り替えます。パフォーマンスコントロール状態のとき、パネルのナンバー B [1]∼ [8]ボタンと連動します。 設定値: 1∼8 Sync Part (スーパーノブ モーションシーケンサー シンクパート) スーパーノブモーションシーケンサーが同期するパートを設定します。ここで設定したパートのノートオンや「Arp/ MS Grid」の設定に連動します。 設定値: Part 1∼Part 16 MONTAGE リファレンスマニュアル 40 リファレンス Performance Edit Search Utility Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサー グリッド) クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。表示される数値はクロックを表しています。 モーションシーケンサーの場合は、この値を1ステップ長とします。ここでの設定は「Sync Part」で設定したパート の値になります。 設定値: 60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) Random (スーパーノブ モーションシーケンサー ランダム) シーケンスの「ステップバリュー」がランダムに変化する度合いを設定します。 設定値: 0∼127 Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Sync (スーパーノブ モーションシーケンサー シンク) スーパーノブに適用されるモーションシーケンスの再生を、パフォーマンスのテンポ/ビート/アルペジオと同期させる かどうかを設定します。 設定値: Off、Tempo、Beat、Arp Mixing Scene Play / Rec Off: スーパーノブモーションシーケンサーは単独で再生されます。 MIDI Tempo: パフォーマンスのテンポに同期してスーパーノブモーションシーケンサーが再生されます。 Audio Beat: 拍に同期してスーパーノブモーションシーケンサーが再生されます。 Arp: 再生中のアルペジオの小節先頭と同期してスーパーノブモーションシーケンサーが再生されます。 Speed (スーパーノブ モーションシーケンサー スピード) モーションシーケンスを再生する速さを設定します。 スーパーノブモーションシーケンサーシンク=Offのときに有効なパラメーターです。 設定値: 0∼127 Unit Multiply (スーパーノブ モーションシーケンサー ユニットマルチプライ) スーパーノブモーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 スーパーノブモーションシーケンサーシンク=Off以外のときに有効なパラメーターです。 設定値: 50%∼6400%、Common 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Key On Reset (スーパーノブ モーションシーケンサー キーオンリセット) 鍵盤を押したときにモーションシーケンスの再生をリセットするかどうかを設定します。 スーパーノブモーションシーケンサーシンク=Arp以外のときに有効なパラメーターです。 また、Trigger=Onのとき無効となります。 設定値: Off、Each-On、1st-On Each-On: 鍵盤を弾くたびにシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まります。 1st-On: 鍵盤を弾いたときに1音めは必ずシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まります。1音め をノートオフせずに2音めを弾いた場合、2音めはリセットされません。 Loop (スーパーノブ モーションシーケンサー ループ) モーションシーケンスが繰り返し再生されるか、1回だけ再生されるかを切り替えます。 設定値: Off、On Velocity Limit (スーパーノブ モーションシーケンサー ベロシティーリミット) モーションシーケンスが再生されるベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。 設定値: 1∼127 Cycle (スーパーノブ モーションシーケンサー サイクル) モーションシーケンスを作るときのステップ数を設定します。 設定値: 1∼16 Load Sequence (ロードシーケンス) ユーザーメモリーのモーションシーケンスデータをロードします。詳細についてはロード(174ページ)をご参照くださ い。 MONTAGE リファレンスマニュアル 41 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Edit Sequence (エディットシーケンス) モーションシーケンスの設定画面を開きます。最大16ステップ(段階)で、シーケンスを作成します。 Motion Seq Step Value (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップバリュー ) Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Motion Seq Step Type (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップタイプ) Cycle (スーパーノブ モーションシーケンサー サイクル) モーションシーケンスを作るときのステップ数を設定します。 設定値: 1∼16 Amplitude (スーパーノブ モーションシーケンサー アンプリチュード) モーションシーケンス全体の変化の大きさを設定します。 設定値: 0∼127 Smooth (スーパーノブ モーションシーケンサー スムースネス) モーションシーケンスの時間変化の滑らかさを設定します。 設定値: 0∼127 Sequence Select (スーパーノブ モーションシーケンスセレクト) モーションシーケンスタイプを切り替えます。パフォーマンスコントロール状態のとき、パネルのナンバー B [1]∼ [8]ボタンと連動します。 設定値: 1∼8 Polarity (スーパーノブ モーションシーケンサー ポラリティー ) モーションシーケンスの極性を設定します。 設定値: Unipolar、Bipolar Unipolar: 単極。シーケンスに応じてパラメーターが基準値のプラスの範囲でのみ変化します。 Bipolar: 双極。シーケンスに応じてパラメーターが基準値のプラスとマイナス、両方の範囲で変化します。 Motion Seq Step Value (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップバリュー ) モーションシーケンスの各ステップの値を設定します。カーソルの位置に応じてスライダー 1∼8でステップ1∼8、 ステップ9∼16の値をそれぞれコントロールできます。 設定値: 0∼127 Motion Seq Step Type (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップタイプ) モーションシーケンスの各ステップのタイプを設定します。カーソルの位置に応じてSCENE [1]∼[8]ボタンでステッ プ1∼8、ステップ9∼16のタイプを切り替えることができます。 設定値: A、B MONTAGE リファレンスマニュアル 42 リファレンス Performance Edit Search Utility Pulse A / Pulse B (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップカーブタイプ) パラメーターの変化カーブをPulse A、Pulse Bでそれぞれ設定します。ここで設定したカーブのうち、どちらを各ス テップで使うかを上記「Motion Seq Step Type」で選択します。横軸は時間、縦軸がステップの値を表します。各 カーブの形状については90ページをご参照ください。 設定値: (プリセットバンク選択時) Standard、Sigmoid、Threshold、Bell、Dogleg、FM、AM、M、Discrete Saw、Smooth Live Set Performance Home Motion Control Overview Saw、Triangle、Square、Trapezoid、Tilt Sine、Bounce、Resonance、Sequence、Hold Quick Edit (ユーザーバンク選択時) User 1∼32 Arpeggio (ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Library 1∼8内のカーブ Motion Seq Direction (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップカーブ ダイレクション) Super Knob モーションシーケンスのステップカーブの方向を設定します。 Knob Auto 設定値: Forward、Reverse Prm1 / Prm 2 (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップカーブ パラメーター ) モーションシーケンスのステップカーブの形状を調整します。 カーブタイプによっては無効となります。また設定値の範囲はカーブタイプによって異なります。 Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Control (スーパーノブ モーションシーケンサー ステップカーブシェイプ コントロールスイッチ) モーションシーケンスのステップカーブの形状をノブでコントロールする(On)か、しない(Off)かを切り替えます。 「MS FX」がオンの場合のみ表示されます。カーブタイプによっては無効となります。 設定値: Off、On Store Sequence (ストアシーケンス) エディットしたモーションシーケンスデータを保存(ストア)します。詳細についてはストア/セーブ(176ページ)を ご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 43 リファレンス Performance Edit Search Utility ミキシング ミキシング画面では、各パートのボリュームを調整したり、エフェクトの設定をしたりしてミキシングを作り変える作 業を行ないます。 注記 ミキシング画面での設定は、パフォーマンスの一部としてストア(保存)されます。 Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Mixing (ミキシング) Motion Seq Super Knob 手順 [PERFORMANCE] → [Mixing] Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Part 1-16/Audio Switch (パート1∼16/オーディオ スイッチ) Part 1-16 / Audio Switch (パート1∼16/オーディオ スイッチ) パート1∼16のミキシング設定表示をするか、パート1∼8、オーディオパート、デジタルパート、マスターのミキシ ング設定表示をするかを切り替えます。 設定値: Part1-16、Audio MONTAGE リファレンスマニュアル 44 リファレンス Performance Edit Search Utility ■「Part 1∼16」パート選択の場合 パート1∼16のミキシング設定をします。 Function Switch (ファンクションスイッチ) Part Category (パートカテゴリー ) Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Part Category (パートカテゴリー ) パートが属するメインカテゴリーを表示します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Function Switch (ファンクションスイッチ) パート1∼16のミュート/ソロのオン/オフ設定をするか、キーボードコントロール オン/オフ設定をするかを切り 替えます。 設定値: Mute/Solo、Kbd Ctrl • Function Switch =「Mute/Solo」のとき Mute/Solo (パートミュート/ソロ) パート1∼16のミュート/ソロのオン/オフを切り替えます。それぞれオンのときはボタンが点灯、オフのときはボ タンが消灯します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 45 リファレンス Performance Edit Search Utility • Function Switch = 「Kbd Ctrl」のとき Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Kbd Ctrl (キーボードコントロール) パート1∼8のキーボードコントロールのオン/オフを切り替えます。オンのときはボタンが点灯、オフのときは ボタンが消灯します。 設定値: Off、On 3-band/2-band Switch (3バンドEQ/2バンドEQ スイッチ) EQ (イコライザー ) 3-band/2-band Switch (3バンドEQ / 2バンドEQ スイッチ) パート1∼16の3バンドEQと2バンドEQの表示を切り替えます。 設定値: 3-band、2-band EQ (イコライザー ) 「3-band/2-band」の設定に応じて、3バンドEQ / 2バンドEQを表示します。 ここをタッチすると、パートEQエディットへのメニューが表示されます。 Rev Send (リバーブセンド) パート1∼16のリバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 46 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Var Send (バリエーションセンド) パート1∼16のバリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Home Motion Control Dry Level (ドライレベル) Overview パート1∼16のドライレベル(システムエフェクトを通さないレベル)を設定します。 Quick Edit 設定値: 0∼127 Arpeggio Motion Seq Pan (パン) パート1∼16のパン(ステレオ定位)を調節します。 Super Knob 設定値: L63∼C∼R63 Knob Auto Mixing Volume (パートボリューム) Scene パート1∼16のボリュームを設定します。 Play / Rec 設定値: 0∼127 MIDI Audio ■「AD/Digi」パート選択の場合 オーディオパート/デジタルパートのミキシング設定をします。 A/D Part EQ (オーディオパートイコライザー ) A/D Part EQ (オーディオパートイコライザー ) 2バンドのパラメトリックEQを表示します。 ここをタッチすると、コモン/オーディオパートEQエディットへのメニューが表示されます。 A/D Part Rev Send (オーディオパート リバーブセンド) Digital Part Rev Send (デジタルパート リバーブセンド) オーディオパート/デジタルパートのリバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)設定します。 設定値: 0∼127 A/D Part Var Send (オーディオパート バリエーションセンド) Digital Part Var Send (デジタルパート バリエーションセンド) オーディオパート/デジタルパートのバリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)設定します。 設定値: 0∼127 A/D Part Dry Level (オーディオパート ドライレベル) Digital Part Dry Level (デジタルパート ドライレベル) オーディオパート/デジタルパートのドライレベルを設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 47 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance A/D Part Pan (オーディオパート パン) Digital Part Pan (デジタルパート パン) Home オーディオパート/デジタルパートのパン(ステレオ定位)を調節します。 Motion Control 設定値: L63∼C∼R63 Overview A/D Volume (オーディオパート ボリューム) Digital Part Volume (デジタルパート ボリューム) Quick Edit オーディオパート/デジタルパートのボリュームを設定します。 Motion Seq Arpeggio 設定値: 0∼127 Super Knob Knob Auto ■「Mst」パートの場合 Mixing マスターのミキシング設定となります。 Master EQ (マスターイコライザー ) Scene Play / Rec MIDI Audio Master EQ (マスターイコライザー ) 5バンドのパラメトリックEQを表示します。 ここをタッチすると、マスター EQエディットへのメニューが表示されます。 Rev Return (リバーブリターン) Var Return (バリエーションリターン) リバーブ/バリエーションエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Pan (パフォーマンスパン) パフォーマンスサウンド全体のパン(ステレオ定位)を設定します。各パートに設定されたパンに対して、相対的に 効果がかかります。 設定値: L63∼C∼R63 Performance Volume (パフォーマンスボリューム) パフォーマンスサウンド全体のボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 48 リファレンス Performance Edit Search Utility シーン シーンとは、8つの[SCENE]ボタンそれぞれにアルペジオタイプやモーションシーケンスタイプ、パートのパラメー ター値などの設定を記録する機能です。シーン画面ではシーン機能に関するさまざまな設定を行なうことができます。 この画面でメモライズスイッチをオンにし、パラメーターを編集した機能についてはそれぞれのシーンに設定値が自動 Live Set Performance Home Motion Control Overview 的に記録されます。シーン機能の使い方については取扱説明書をご参照ください。 Quick Edit NOTE シーン機能は、シーン画面以外でも設定できます。シーン画面で設定できるパラメーターがアサインされているノブやスライ Arpeggio ダーなどでパラメーターを変更したあと、[SHIFT]ボタンを押したままSCENE [1]∼[8]ボタンを押すことで、シーン1∼8を それぞれのボタンに記録できます。 Scene (シーン) Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing 手順 [PERFORMANCE] → [Scene] Scene Play / Rec MIDI Audio Scene Select (シーンセレクト) タブを選択してシーンを切り替えます。パネルのSCENE [1]∼[8]ボタンと連動します。 設定値: 1∼8 Memory (メモライズスイッチ) 各パラメーター (アルペジオ、モーションシーケンサー、スーパーノブ、ミキシング、アンプリチュードEG、Arp/MS FX)をそのシーンに記憶するかどうかを設定します。このスイッチをオフにすると、該当するタブを選択してもパラ メーターが表示されません。 設定値: Off、On ■「Arp/Motion Seq」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Motion Seq Master (モーションシーケンサー マスタースイッチ) 選択中のシーンにおけるパフォーマンス全体のモーションシーケンサー オン/オフを設定します。 設定値: Off、On Motion Seq Select (モーションシーケンス セレクト) 選択中のシーンにおけるモーションシーケンスタイプを設定します。 設定値: 1∼8 Arp Master (アルペジオ マスタースイッチ) 選択中のシーンにおけるパフォーマンス全体のアルペジオ オン/オフを設定します。 設定値: Off、On Arp Select (アルペジオ セレクト) 選択中のシーンにおけるアルペジオタイプを設定します。 設定値: 1∼8 MONTAGE リファレンスマニュアル 49 リファレンス Performance Edit ■「Super Knob」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Search Utility Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Super Knob (スーパーノブバリュー ) 選択中のシーンにおけるスーパーノブの値を設定します。 設定値: 0∼127 ■「Mixing 1」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Rev Send (リバーブセンド) 選択中のシーンにおける各パートのリバーブセンドを設定します。 設定値: 0∼127 Var Send (バリエーションセンド) 選択中のシーンにおける各パートのバリエーションセンドを設定します。 設定値: 0∼127 Dry Level (ドライレベル) 選択中のシーンにおける各パートのドライレベルを設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 50 リファレンス Performance Edit Pan (パン) 選択中のシーンにおける各パートのパンを調節します。 設定値: L63 ∼C∼R63 Search Utility Live Set Performance Home Motion Control Volume (パートボリューム) Overview 選択中のシーンにおける各パートのボリュームを設定します。 Quick Edit 設定値: 0∼127 Arpeggio Motion Seq ■「Mixing 2」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Cutoff (カットオフ) 選択中のシーンにおける各パートのカットオフ周波数を設定します。 設定値: -64∼+63 Res (レゾナンス) 選択中のシーンにおける各パートのレゾナンスを設定します。 設定値: -64∼+63 FEG Depth (FEGデプス) 選択中のシーンにおける各パートのFEGデプスを設定します。 設定値: -64∼+63 Mute (パートミュート) 選択中のシーンにおける各パートのミュート オン/オフを設定します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 51 リファレンス Performance Edit ■「AEG」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Search Utility Live Set Performance Home Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Scene Play / Rec MIDI Audio Attack (AEGアタックタイム) 選択中のシーンにおける各パートのAEGアタックタイムを設定します。 設定値: -64∼+63 Decay (AEGディケイタイム) 選択中のシーンにおける各パートのAEGディケイタイムを設定します。 設定値: -64∼+63 Sustain (AEGサステインレベル) 選択中のシーンにおける各パートのAEGサステインレベルを設定します。 設定値: -64∼+63 Release (AEGリリースタイム) 選択中のシーンにおける各パートのAEGリリースタイムを設定します。 設定値: -64∼+63 ■「Arp/MS FX 1」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 MONTAGE リファレンスマニュアル 52 リファレンス Performance Edit Search Utility Swing (スイング) 選択中のシーンにおける各パートのアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」を設定します。スイングに ついては「クイックエディット」(34ページ)をご参照ください。 設定値: -120∼+120 Live Set Performance Home Motion Control Overview Unit (パート ユニットマルチプライ) Quick Edit 選択中のシーンにおける各パートのアルペジオ/モーションシーケンサー「ユニットマルチプライ」を設定します。 Arpeggio 設定値: 50%∼400%、Common 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Motion Seq Super Knob Knob Auto Mixing Gate Time (ゲートタイムレート) Scene 選択中のシーンにおける各パートのアルペジオ「ゲートタイムレート」を設定します。 Play / Rec 設定値: 0%∼200% Velocity (ベロシティーレート) MIDI Audio 選択中のシーンにおける各パートのアルペジオ「ベロシティーレート」を設定します。 設定値: 0%∼200% ■「Arp/MS FX 2」タブ選択およびメモライズスイッチ オンの場合 Amp (モーションシーケンサー アンプリチュード) 選択中のシーンにおける各パートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。「アンプリ チュード」については「クイックエディット」(32ページ)をご参照ください。 設定値: -64∼+63 Shape (モーションシーケンサー パルスシェイプ) 選択中のシーンにおける各パートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。「パルスシェイプ」 については「クイックエディット」(32ページ)をご参照ください。 設定値: -100∼+100 Smooth (モーションシーケンサー スムース) 選択中のシーンにおける各パートのモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 「スムースネス」に ついては「クイックエディット」(32ページ)をご参照ください。 設定値: -64∼+63 Random (モーションシーケンサー ランダム) 選択中のシーンにおける各パートのモーションシーケンス「ランダム」を設定します。 「ランダム」については 「クイックエディット」(32ページ)をご参照ください。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 53 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Play/Rec Home Play/Recでは、MONTAGE本体に「ソング」としてMIDI録音/再生したり、MONTAGE本体の演奏をUSBフラッ シュメモリーにオーディオ録音/再生したりすることができます。 Motion Control Overview Quick Edit Arpeggio Play/Rec (プレイ/レック) Motion Seq Super Knob MIDI (ミディ ) Knob Auto MIDI画面では選択中のパフォーマンスによる演奏を、設定したソングにMIDI録音/再生できます。鍵盤の演奏だけでは Mixing なく、コントローラーやノブの操作、アルペジオの再生まですべてMIDIデータとしてトラックに記録できます。 Scene Play / Rec ■ 再生/再生待機状態 手順 MIDI [R](プレイ)ボタン または [PERFORMANCE] → [Play/Rec] → [MIDI] Audio Song Length (ソングレングス) Track Play Switch (トラックプレイスイッチ) Song Name (ソングネーム) 選択中のソングの名前を表示します。タッチすると、ロード、リネームを行なうメニューが表示されます。 Performance Name (パフォーマンスネーム) 選択中のパフォーマンスの名前が表示されます。 Time Signature (タイムシグネチャー ) ソングの拍子を表示します。 Position (ソングポジション) ソングの録音/再生開始位置を設定します。また、再生中の位置を表示します。 左側の数字は小節(メジャー )、右側の数字は拍(ビート)とティックを表しています。 Tempo (テンポ) ソングを再生するテンポを設定します。選択中のパフォーマンスのテンポと連動します。 設定値: 5∼300 NOTE テンポは下記で設定します。 [PERFORMANCE] → [UTILITY] → [Tempo Setting] (180ページ) MONTAGE リファレンスマニュアル 54 リファレンス Performance Edit Search Utility Store Tempo (ストアテンポ) ボタンを押すと、ストアされている ソングのテンポを現在のテンポに変更します。 Store Tempoは、以下の場合は表示されません。 • 新規録音状態(ソングデータがない) • 再生中 Live Set Performance Home Motion Control Overview • 録音待機中 Quick Edit • 録音中 Arpeggio Motion Seq Save As .mid File (セーブ アズ ミディファイル) ボタンを押すとStore/Save画面に移行し、ソングをファイルとして保存できます。 Save As .mid Fileは、以下の場合は表示されません。 • 新規録音状態(ソングデータがない) Super Knob Knob Auto Mixing • 再生中 Scene • 録音待機中 Play / Rec • 録音中 MIDI • USBフラッシュメモリーなど有効な外部メモリー /ストレージが接続されていない Audio Song Length (ソングレングス) シーケンス全体の長さを表示します。 Track Play Switch (トラックプレイスイッチ) トラックごとの再生オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On ■ 録音/録音待機状態 手順 [●](レコード)ボタン または [PERFORMANCE] → [Play/Rec] → [MIDI] → [●](レコード)ボタン Time Signature (タイムシグネチャー ) ソングの拍子を設定します。 設定値: 1/16∼16/16、1/8∼16/8、1/4∼8/4 Rec Quantize (レコードクオンタイズ) 演奏上のあいまいな音符のタイミングを、レコーディング時にジャストタイミングにそろえて録音する機能です。 設定値: 60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符)、Off MONTAGE リファレンスマニュアル 55 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Performance Record Type (レコードタイプ) 録音方式を選択します。新規録音状態のときは無効となります。 設定値: Replace (リプレース)、Overdub (オーバーダブ)、Punch (パンチ) Replace: すでにデータが入っているトラックに対して録音した場合に、上書きでリアルタイム録音を行なう方式です。元の Home Motion Control データは消えます。 Overview Overdub: すでにデータの入っているトラックに対して録音した場合に、重ねてリアルタイム録音を行なう方式です。元の Quick Edit データは消えません。 Arpeggio Punch: すでにデータの入っているトラックを、部分的にリアルタイム録音で録音し直す方式です。あらかじめ設定した録音 開始小節/拍と終了小節/拍の間を、上書き録音で書き換えます。 Motion Seq Super Knob Punch In (パンチイン) パンチイン(録音開始)する小節と拍を設定します。「Record Type」で「Punch」を選択した場合のみ有効となりま す。 Knob Auto Mixing Scene Punch Out (パンチアウト) Play / Rec パンチアウト(録音終了)する小節と拍を設定します。 「Record Type」で「Punch」を選択した場合のみ有効となりま す。 NOTE パンチイン/パンチアウトの設定のしかたについては取扱説明書をご参照ください。 MIDI Audio Undo (アンドゥー ) 直前に実行したレコーディングを取り消して、実行前の状態に戻します。シーケンスが存在する状態で追加録音後に有 効となります。 Redo (リドゥー ) アンドゥーで取り消した操作を再び実行します。アンドゥー実行後に有効となります。 Audio (オーディオ) Audio画面ではMONTAGE本体での演奏をUSBフラッシュメモリーに、WAV形式(44.1kHz/24bit/ステレオ)の オーディオファイルとして録音できます。連続で最大74分または録音先デバイスの上限の容量まで録音ができます。 ■ 再生/再生待機状態 手順 [PERFORMANCE] → [Play/Rec] → [Audio] オーディオ全体の長さと現在の再生位置を表示 レベルメーター Audio Name (オーディオネーム) 選択中のオーディオファイルの名前を表示します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 56 リファレンス Performance Edit Search Utility Position (オーディオポジション) Live Set Performance オーディオの再生開始位置を設定します。また、再生中の位置を表示します。 Home Audio Volume (オーディオボリューム) Motion Control オーディオ再生時の音量を設定します。録音中は無効となります。 Overview 設定値: 0∼255 Quick Edit Audio Length (オーディオレングス) オーディオ全体の長さです。 Arpeggio Motion Seq Super Knob レベルメーター オーディオの入出力レベルを表示します。 Knob Auto Mixing Scene ■ 録音/録音待機状態 Play / Rec MIDI 手順 [PERFORMANCE] → [Play/Rec] → [Audio] → [●](レコード)ボタン Audio Recordable (オーディオ レコーダブルタイム) オーディオの録音可能時間を表示します。録音待機状態時のみ表示されます。 Trigger Level (トリガーレベル) 録音開始のしかたを選択します。録音待機状態時のみ表示されます。 「Trigger Level」=「manual」に設定した場合は、[R](プレイ)ボタンを押すことで録音を開始します。 「Trigger Level」=「1∼127」に設定した場合は、[R](プレイ)ボタンを押してから設定した値を超える信号が入力 されたときに、録音が自動的に開始されます。設定したレベルは、レベルメーターに青い三角形で表示されます。ノイ ズに影響されない範囲でできるだけ低く設定すると、アタック部分が切れずに録音できます。 設定値: manual (マニュアル)、1∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 57 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio ノーマルパート(AWM2)エディット 鍵盤の音階どおりに発音する「ノーマルパート(AWM2)」は、最大8個のエレメントで構成されています。エレメント とは、パートを構成する最小単位です。ノーマルパート(AWM2)のエディットは、8つのエレメントに共通のパラメー ターを設定する「エレメントコモンエディット」とエレメントごとのパラメーターを設定する「エレメントエディッ ト」の2種類に分かれます。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit エレメントコモンエディット(Common) Effect Routing Ins A Part Settings (パートセッティング) Ins B EQ General (ジェネラル) Arpeggio Common ジェネラル画面では、パートの名称や発音条件など、一般的な設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [General] Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Part Category Main (パートメインカテゴリー ) Part Category Sub (パートサブカテゴリー ) 選択中のパートが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Part Name (パートネーム) Element LFO Element EQ All Element Osc Balance 選択中のパートに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示され、入力 画面で名前をつけることができます。 Volume (パートボリューム) 選択中のパートのボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 Pan (パン) 選択中のパートのパンを調節します。 設定値: L63∼C∼R63 MONTAGE リファレンスマニュアル 58 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Dry Level (ドライレベル) 選択中のパートのドライレベルを設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 設定値: 0∼127 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings Var Send (バリエーションセンド) General 選択中のパートのバリエーションセンドを設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となりま Pitch す。 Zone Settings 設定値: 0∼127 Zone Transmit Rev Send (リバーブセンド) Effect 選択中のパートのリバーブセンドを設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 Routing 設定値: 0∼127 Ins A Part Output (パートアウトプットセレクト) 選択中のパートのオーディオ信号の出力先を設定します。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2...USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off Ins B EQ Arpeggio MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 Common AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 Individual USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…/29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Advanced Motion Seq USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Common Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Lane Mono/Poly (モノ/ポリ) 選択中のパートの発音モードを選択します。Mono (モノ)は単音演奏用、Poly (ポリ)は和音演奏用の発音方式です。 設定値: Mono、Poly Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Key Assign (キーアサインモード) 発音中の音に対して、同じノートオン情報を続けて受信したときの発音方法を設定します。設定値について詳しくは別 PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 設定値: Single (シングル)、Multi (マルチ) Single: 先に発音された音をいったん止めてから再び音を鳴らします。 Multi: 発音中の音は鳴らしたまま重ねて発音します。クラッシュシンバルなど減衰の長い音を連打するような場合には、マル チに設定すると自然な発音になります。 Arp Play Only (アルペジオ プレイオンリー ) アルペジエーターでのみ演奏するパートにするか(On)、しないか(Off)を設定します。オンに設定したパートは、アル Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude ペジエーターによるノートオンでのみ発音します。 Level / Pan 設定値: Off、On Amp EG Element Pan (エレメント パンスイッチ) Scale エレメントエディット([EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Amplitude] → [Level/Pan] →「Pan」)で設定 Element LFO したパンを有効にする(On)か/しないか(Off)を設定します。offに設定すると、エレメントエディットでのパン設定をC Element EQ (センター )とみなします。 設定値: Off、On Velocity Limit (ベロシティーリミット) All Element Osc Balance 各パートのベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。ここで設定したベロシティーの最低値と最高値の範囲 内で、そのパートが発音します。93∼34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、1∼34と 93∼127の範囲で発音します。ベロシティーリミットの設定のしかたについては、取扱説明書をご参照ください。 設定値: 1∼127 Note Limit (ノートリミット) 各パートの発音鍵域(最低音と最高音)を設定します。ノートリミットハイが最高音、ノートリミットローが最低音で す。ここで設定した最低音と最高音の鍵盤範囲で、そのパートが発音します。C5∼C4のように最低音の方が最高音よ り音程が高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼C8の範囲で発音します。 設定値: C -2∼G8 MONTAGE リファレンスマニュアル 59 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Velocity Depth (ベロシティーセンシティビティーデプス) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit オフセット=64の場合 鍵盤を弾いたときの強さ(ベロシティー )を、そのままではなく変換し デプス=127 127 た上で音源部に送ることができます。ここでは、 「鍵盤を弾いたとき デプス=64 Part Settings 実際に音源に送る ベロシティー のベロシティー」に対する、 「実際に音源部に送るベロシティー」の General 変化の度合いを設定します。右のグラフのように、値を大きくするほ デプス=32 Pitch ど、「鍵盤を弾いたときのベロシティー」に対して、 「実際に音源に送 るベロシティー」の変化が大きくなります。 設定値: 0∼127 Common デプス=0 0 鍵盤を弾いたときの ベロシティー 127 Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Velocity Offset (ベロシティーセンシティビティーオフセット) Ins A 実際に音源に送るベロシティーの値を一律に増減します。下記のグラフのように、ここで設定した値を基に実際のベロ シティー値を増減します。 Ins B 設定値: 0∼127 EQ Arpeggio デプス=64、 オフセット=32のとき デプス=64、 オフセット=96のとき デプス=64、 オフセット=64のとき Common Individual 127 127 実際に 音源に送る ベロシティー 127 実際に 音源に送る ベロシティー Advanced 実際に 音源に送る ベロシティー Motion Seq Common Lane 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Pitch (ピッチ) ピッチ画面では、パートの音程に関する設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [Pitch] Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Portamento Master SW (ポルタメント マスタースイッチ) ポルタメントとは、最初に弾いた鍵盤から次に弾いた鍵盤までを連続的に変化させる機能です。ポルタメントマスター スイッチはパフォーマンス全体にポルタメント効果をかけるか(On)、かけないか(Off)を設定します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 60 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Portamento Part SW (ポルタメント パートスイッチ) 選択中のパートにポルタメント効果をかけるかどうか設定します。 設定値: Off、On Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings Portamento Mode (ポルタメントモード) General 鍵盤の弾き方により、どのようにポルタメント効果がかかるかを設定します。 Pitch 設定値: Fingered (フィンガード)、Full-time (フルタイム) Zone Settings Fingered: レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をしたときにだけ、ポルタメントの効果がかかります。 Full-time: つねにポルタメントがかかります。 Zone Transmit Effect Portamento Time (ポルタメントタイム) Routing ポルタメントのピッチ変化にかかる時間またはピッチ変化の速さを設定します。 Ins A 設定値: 0∼127 Ins B Portamento Time Mode (ポルタメント タイムモード) ピッチが変化する時間的基準を設定します。 設定値: Rate 1 (レート1)、Time 1 (タイム1)、Rate 2 (レート2)、Time 2 (タイム2) Rate 1: 一定の速さでピッチが変化します。 Time 1: 一定の時間でピッチが変化します。 Rate 2: 一定の速さでピッチが変化しますが、変化の広さが1オクターブ以内に限られます。 Time 2: 一定の時間でピッチが変化しますが、変化の広さが1オクターブ以内に限られます。 EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Portamento Legato Slope (ポルタメント レガートスロープ) 「Mono/Poly」を「Mono」に設定してレガート演奏するときの、音の立ち上がりを調整します。 設定値: 0∼7 Lane Mod / Control Part LFO Note Shift (ノートシフト) Control Assign ピッチを半音単位で調整します。 Receive SW 設定値: -24∼+0∼+24 Detune (デチューン) Element Osc / Tune 選択中のパートの音程を0.1ヘルツ単位で微調整します。 Pitch EG ピッチをわずかにずらすことで、デチューン効果を得ることができます。 Filter 設定値: -12.8Hz∼+0.0Hz∼+12.7Hz Pitch Bend ↓/↑(ピッチベンドレンジ ロワー /アッパー ) ピッチベンドホイールを上下方向に回したときに、ピッチがどれだけ変化するかをそれぞれ半音単位で設定します。 設定値: -48∼+0∼+24 Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Micro Tuning Name (マイクロチューニングネーム) 現在選択されているパートで使用するマイクロチューニング(音律)を設定します。設定できるマイクロチューニングに ついて詳しくは、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 設定値: Equal Temperament、Pure Major、Pure Minor、Werckmeister、Kirnberger、Vallotti & Young、1/4 shift、 1/4 tone、1/8 tone、Indian、Arabic 1、Arabic 2、Arabic 3、User 1∼8 (ユーザーバンク選択時)、Library 1-1∼8-8 (ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Micro Tuning Root (マイクロチューニングルート) Osc マイクロチューニングの基準音を設定します。マイクロチューニングネームによっては基準音の設定が必要ないものが Balance あり、表示されません。 設定値: C∼B MONTAGE リファレンスマニュアル 61 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Edit User Tuning (エディットユーザーチューニング) ユーザーマイクロチューニングの設定画面を開きます。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Tuning No. (マイクロチューニングナンバー ) Mod / Control 選択中のユーザーマイクロチューニングナンバーです。 Part LFO 設定値: 1∼8 Control Assign Tuning Name (マイクロチューニングネーム) Receive SW 選択中のユーザーマイクロチューニングに名前をつけます。タッチするとメニューが表示され、入力画面で名前をつけ ることができます。 C、C♯、D、D♯、E、F、F♯、G、G♯、A、A♯、B 各音のピッチをセント単位で調整してマイクロチューニングを設定します。 設定値: -99∼+99 Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Initialize (イニシャライズ) 選択中のユーザーマイクロチューニングの設定を初期化します。 Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 62 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Zone Settings (ゾーンセッティング) ゾーンセッティング画面では、ゾーン機能の設定を行ないます。 Common Part Settings MONTAGEでは、鍵盤を最大8つの領域(ゾーン)に分け、それぞれの領域(ゾーン)に異なるMIDIチャンネルを割り当て General たりすることができます。これにより、1台の鍵盤でマルチ音源の複数パートを同時に鳴らしたり、内部音源と外部音 Pitch 源の鳴らし分けができるなど、キーボードが複数あるかのように使用できます。 この画面を有効にするには、あらかじめ[UTILITY] → [Settings] → [Advanced] →「Zone Master」をオンにして おく必要があります。 詳細は取扱説明書をご参照ください。 Zone Settings Zone Transmit Effect Routing 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [Zone Settings] Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Zone (ゾーンスイッチ) Filter EG ゾーン機能を使うか(On)/使わないか(Off)を設定します。Offにした場合、以下のパラメーターはすべて無効になりま Scale す。 設定値: Off、On Int SW (インターナルスイッチ) このゾーンでの演奏により発生したMIDIメッセージを、内部音源に送るかどうかを設定します。 Amplitude Level / Pan Amp EG Scale 設定値: Off、On Element LFO Transmit Ch (トランスミットチャンネル) Element EQ このゾーンでの演奏により発生したMIDIメッセージを、MIDI出力するときのチャンネルを設定します。 設定値: Ch1∼Ch16、Off Note Limit (ノートリミット) All Element Osc Balance このゾーンの発音鍵域(最低音と最高音)を設定します。ノートリミットハイが最高音、ノートリミットローが最低音で す。ここで設定した最低音と最高音の鍵盤範囲で、そのゾーンが発音します。C5∼C4のように最低音の方が最高音よ り音程が高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼G8の範囲で発音します。 設定値: C -2∼G8 Octave Shift (オクターブシフト) このゾーンの鍵盤の音高をオクターブ単位でシフトします。上下に3オクターブずつシフトできます。 設定値: -3∼+0 (標準)∼+3 Transpose (トランスポーズ) このゾーンの鍵盤の音高を半音単位でシフトします。 設定値: -11∼+0 (標準)∼+11 MONTAGE リファレンスマニュアル 63 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Bank Select (トランスミット バンクセレクト) バンクセレクトMSB/LSBを外部に送るかどうかを設定するトランスミットスイッチです。 トランスミットチャンネルがオフの場合は無効となります。 設定値: Off、On Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pgm Change (トランスミット プログラムチェンジ) Pitch プログラムチェンジを外部に送るかどうかを設定するトランスミットスイッチです。 Zone Settings トランスミットチャンネルがオフの場合は無効となります。 Zone Transmit 設定値: Off、On Effect Vol/Exp (トランスミット ボリューム/エクスプレッション) Routing ボリューム設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定するトランスミットスイッチです。 Ins A トランスミットチャンネルがオフの場合は無効となります。 Ins B 設定値: Off、On Pan (トランスミット パン) EQ Arpeggio パン設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定するトランスミットスイッチです。 Common トランスミットチャンネルがオフの場合は無効となります。 Individual 設定値: Off、On MIDI Bank MSB/LSB (バンクセレクトMSB/LSB) Advanced Motion Seq パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するバンクを選択します。MSB、LSBから構成されています。 Common トランスミットバンクセレクトがオフの場合は無効となります。 Lane 設定値: MSB、LSBそれぞれに000∼127 Mod / Control MIDI Pgm Num (プログラムチェンジナンバー ) Part LFO パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するプログラムチェンジナンバーを選択します。 Control Assign トランスミットプログラムチェンジがオフの場合は無効となります。 Receive SW 設定値: 001∼128 MIDI Volume (ボリューム) Element Osc / Tune パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するボリュームを選択します。 Pitch EG トランスミットボリューム/エクスプレッションがオフの場合は無効となります。 Filter 設定値: 0∼127 MIDI Pan (パン) パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するパンを選択します。 トランスミットパンがオフの場合は無効となります。 設定値: L64∼C∼R63 MIDI Send (MIDIセンド) この値が「ON」のときはトランスミットスイッチの設定に従ってMIDI Bank、MIDI Pgm Number、MIDI Volume、 Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale MIDI Panを変更すると外部へ MIDI出力されます。 Element LFO トランスミットチャンネルがオフ、または4つのトランスミットスイッチがすべてオフの場合は無効となります。 Element EQ 設定値: Off、On All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 64 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Zone Transmit (ゾーントランスミット) ゾーントランスミット画面では、トランスミットスイッチの設定を行ないます。 Common Part Settings トランスミットスイッチは、各ゾーンでの演奏で発生したコントロールチェンジやプログラムチェンジなどを、送信す General る(On)か、しない(Off)かを切り替えます。 Pitch ゾーンセッティング画面の「Transmit Ch」が「Off」のときは、この画面での設定は効果しません。 この画面を有効にするには、あらかじめ[UTILITY] → [Settings] → [Advanced] →「Zone Master」をオンにして おく必要があります。 詳細は取扱説明書をご参照ください。 Zone Settings Zone Transmit Effect Routing 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [Zone Transmit] Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Pgm Change (トランスミット プログラムチェンジ) Filter EG プログラムチェンジを外部に送るかどうかを設定します。 Scale 設定値: Off、On Amplitude Bank Select (トランスミット バンクセレクト) Level / Pan バンクセレクトMSB/LSBを外部に送るかどうかを設定します。 Amp EG トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Scale 設定値: Off、On Element LFO Pitch Bend (トランスミット ピッチベンド) Element EQ ピッチベンドホイール操作で発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 設定値: Off、On After Touch (トランスミット アフタータッチ) All Element Osc Balance アフタータッチ操作で発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 設定値: Off、On CC (トランスミット コントロールチェンジ) コントロールチェンジメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 設定値: Off、On Vol/Exp (トランスミット ボリューム/エクスプレッション) ボリューム設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 65 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Pan (トランスミットパン) パン設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General MW (トランスミット モジュレーションホイール) Pitch モジュレーションホイール操作で発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 Zone Settings トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Zone Transmit 設定値: Off、On Effect Sustain (トランスミット サステイン) Routing サステインのMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 Ins A トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Ins B 設定値: Off、On FC1/FC2 (トランスミット フットコントローラー ) EQ Arpeggio 別売のフットコントローラーを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを Common 設定します。 Individual トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Advanced Motion Seq FS (トランスミット フットスイッチ) Common 別売のフットスイッチを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定し Lane ます。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On A. SW1/A. SW2 (トランスミット アサイナブルスイッチ) [ASSIGN 1]、[ASSIGN 2] (アサイナブルスイッチ1、2)ボタンを押して発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力 するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter MS Hold (トランスミット モーションシーケンサー ホールド) Type [MOTION SEQ HOLD] (モーションシーケンサーホールド)ボタンを押して発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出 Filter EG 力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Scale Amplitude Level / Pan MS Trigger (トランスミット モーションシーケンサー トリガー ) [MOTION SEQ TRIGGER] (モーションシーケンサートリガー )ボタンを押して発生するMIDIメッセージを外部へ MIDI出力するかどうかを設定します。 Amp EG Scale トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Element LFO 設定値: Off、On Element EQ All Element RB (トランスミット リボンコントローラー ) リボンコントローラー操作で発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Osc Balance 設定値: Off、On BC (トランスミット ブレスコントローラー ) ブレスコントローラーに対応するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On A.Knob1∼8 (トランスミット アサイナブルノブ) アサイナブルノブ1∼8操作で発生するMIDIメッセージを外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 トランスミットコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 66 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Effect (エフェクト) Common Part Settings Routing (ルーティング) General ルーティング画面では、パートのエフェクト結線の設定を行ないます。 Pitch Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [Routing] Zone Transmit Effect Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Filter Element 1∼8 (エレメント コネクションスイッチ) Type 各エレメントの出力先を、インサーションエフェクトA、Bのどちらにするかを設定します。また、インサーションエ Filter EG フェクトを通さない設定(Thru)にすることもできます。 Scale 設定値: Thru (スルー )、InsA (インサーションエフェクトA)、InsB (インサーションエフェクトB) Amplitude Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Level / Pan インサーションエフェクトA、Bそれぞれを有効にするかどうかを設定します。 Amp EG 設定値: Off、On Category (エフェクトカテゴリー ) Type (エフェクトタイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Preset (プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。プリセットを変更するこ とで、エフェクトのかかり方を変えることができます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (サイドチェーン/モジュレーターパート) サイドチェーン/モジュレーターとは、通常の入力とは別系統の入力のことです。特定のエフェクトタイプでこれらを 指定することができ、他パートの出力信号やオーディオの入力信号により、エフェクトのかかり具合をコントロールで きます。 エフェクトタイプによっては無効となります。 ここではサイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。 モジュレーターパートに自パートまたは「Master」を指定した場合、無効となります。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off MONTAGE リファレンスマニュアル 67 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Ins Connect (インサーション コネクションタイプ) インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。設定値を変更すると、画面上の信号経路をイメージした結 線図も変化します。詳しくは、MONTAGEのしくみにあるエフェクトの内部構成図(19ページ)をご参照ください。 設定値: Parallel、Ins A→B、Ins B→A Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Rev Send (リバーブセンド) Pitch インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、リバーブエフェクトへ送る信号の量(センド Zone Settings レベル)を設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 Zone Transmit 設定値: 0∼127 Effect Var Send (バリエーションセンド) Routing インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、バリエーションエフェクトへ送る信号の量 Ins A (センドレベル)を設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 Ins B 設定値: 0∼127 Part Output (パート アウトプットセレクト) EQ Arpeggio オーディオ信号の出力先を設定します。 Common 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off Individual MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 Advanced Motion Seq AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Common AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Lane USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Mod / Control Part LFO Envelope Follower (エンベロープフォロワー ) Control Assign エンベロープフォロワーの設定画面を開きます。エンベロープフォロワーの詳細については、MONTAGEのしくみの Receive SW エンベロープフォロワー部(20ページ)をご参照ください。 Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Part (インプットソース) 現在選択中のエンベロープフォロワーの入力ソース(元)を表示します。 設定値: Master、AD、Part 1∼16 Gain (エンベロープフォロワー ゲイン) 「Part」で選択したインプットソースの入力ゲインを設定します。 設定値: -24.0dB∼0.0dB∼+24.0dB Attack (エンベロープフォロワー アタック) エンベロープフォロワーのアタックタイム(立ち上がりの早さ)を設定します。 設定値: 1ms∼40ms MONTAGE リファレンスマニュアル 68 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Release (エンベロープフォロワー リリース) エンベロープフォロワーのリリースタイム(減衰の早さ)を設定します。 設定値: 10ms∼680ms Common Part Settings General Input Level (インプットレベル) 「Part」で選択したインプットソースから入力される入力信号のレベルを表示します。 Pitch Zone Settings Envelope Follower Output (エンベロープフォロワー アウトプット) エンベロープフォロワーの出力レベルを表示します。 Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins A (インサーションエフェクトA) Ins B (インサーションエフェクトB) Ins B インサーションエフェクトA/インサーションエフェクトB画面では、インサーションエフェクトの詳細設定を行ないま EQ Arpeggio す。 Common 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [InsA] / [InsB] Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) Element LFO Element EQ Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) 対象インサーションエフェクトを有効にするかどうかを設定します。 設定値: Off、On All Element Osc Balance Category (エフェクトカテゴリー ) Type (エフェクトタイプ) 対象インサーションエフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。プリセットを変更するこ とで、エフェクトのかかり方を変えることができます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 69 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Side Chain/Modulator (サイドチェーン/モジュレーターパート) サイドチェーン/モジュレーターとは、通常の入力とは別系統の入力のことです。特定のエフェクトタイプでこれらを 指定することができ、他パートの出力信号やオーディオの入力信号により、エフェクトのかかり具合をコントロールで きます。 Common Part Settings General エフェクトタイプによっては無効となります。 ここではサイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。 モジュレーターパートに自パートまたは「Master」を指定した場合、無効となります。 Pitch 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Zone Transmit Zone Settings Effect Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプによって異なります。 Routing 各エフェクトタイプで設定できるエフェクトパラメーターについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェ Ins A クトパラメーターの詳しい解説については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照くだ さい。 Ins B EQ Arpeggio Common EQ (パートイコライザー ) Individual パートイコライザー画面では、パートEQの設定を行ないます。 Advanced 各パートごと、インサーションエフェクトの前後にEQの設定ができます。 Motion Seq Common パート 3-band EQ インサーション エフェクト Lane 2-band EQ パートEQ パートEQ Mod / Control Part LFO Control Assign 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [EQ] Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance 3-band EQ / 2-band EQ (3バンドEQ / 2バンドEQ スイッチ) 3バンドEQ設定と2バンドEQ設定の表示を切り替えます。 設定値: 3-band EQ、2-band EQ MONTAGE リファレンスマニュアル 70 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) ■「3-band EQ」の場合 3バンドEQ設定の画面表示となります。 Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane EQ Low Gain (3バンドEQローゲイン) Mod / Control 3バンドEQ「Low」帯域の信号レベルを設定します。 Part LFO 設定値: -12dB∼+12dB Control Assign EQ Mid Gain (3バンドEQミッドゲイン) Receive SW 3バンドEQ「Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB EQ Hi Gain (3バンドEQハイゲイン) 3バンドEQ「High」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG EQ Low Freq (3バンドEQローフリケンシー ) 3バンドEQ「Low」帯域の周波数を設定します。 設定値: 50.1Hz∼2.00kHz Scale Amplitude Level / Pan EQ Mid Freq (3バンドEQミッドフリケンシー ) 3バンドEQ「Mid」帯域の周波数を設定します。 設定値: 139.7Hz∼10.1kHz EQ Hi Freq (3バンドEQハイフリケンシー ) 3バンドEQ「High」帯域の周波数を設定します。 設定値: 503.8Hz∼14.0kHz EQ Mid Q (3バンドEQミッドキュー ) Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance 3バンドEQ「Mid」帯域の幅を設定します。 設定値: 0.7∼10.3 MONTAGE リファレンスマニュアル 71 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit ■「2-band EQ」の場合 2バンドEQ設定の画面表示となります。 Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane EQ1 Type (2バンド EQ1タイプ) / EQ2 Type (2バンド EQ2 タイプ) Mod / Control 使用したいイコライザーのタイプを選びます。 Part LFO 設定値: Thru、LPF、HPF、Low Shelf、Hi Shelf、Peak/Dip Control Assign Thru: イコライザーを通さず信号をそのまま通過させます。 LPF/HPF: 設定したカットオフ周波数よりも高いあるいは低い周波数の音をカットします。 Low Shelf/Hi Shelf: 特定の周波数以下あるいは以上の信号を盛り上げたり削ったりします。 Low Shelf + + フリケンシー 0 Element Osc / Tune Hi Shelf ゲイン Receive SW ゲイン Pitch EG フリケンシー Filter Type 0 Filter EG – – 周波数 Scale 周波数 Peak/Dip: 特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりします。 + Amplitude Level / Pan Amp EG ゲイン フリケンシー Scale Element LFO 0 周波数 Element EQ All Element – Osc Balance EQ 1 Gain (2バンド EQ1 ゲイン) / EQ 2 Gain (2バンド EQ2 ゲイン) EQ1 Freq / EQ2 Freqで設定された周波数帯域の信号レベルを設定します。 EQ Type=「Thru」「LPF」「HPF」の場合は無効となります。 設定値: -12dB∼+12dB EQ 1 Freq (2バンド EQ1 フリケンシー ) / EQ 2 Freq (2バンド EQ2 フリケンシー ) ブースト/カットしたい周波数を設定します。 EQ Type=「Thru」の場合は無効となります。 設定値: 63Hz∼18.0Hz MONTAGE リファレンスマニュアル 72 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio EQ 1 Q (2バンド EQ1 キュー ) / EQ 2 Q (2バンド EQ2 キュー ) EQ1 Freq / EQ2 Freqで設定した周波数付近の音量を増減する帯域の幅を設定します。EQ Type=「Peak/Dip」 の場合のみ有効となります。 設定値: 0.1∼12.0 NOTE イコライザーのしくみについては、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Output Level (2バンドアウトプットレベル) Zone Settings 2バンドEQの出力レベルを設定します。 Zone Transmit 設定値: -12dB∼+12dB Effect Routing Ins A Arpeggio (アルペジオ) Ins B EQ Common (コモン) コモン画面では、パート内で共有されるアルペジオの設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Common] Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Arp Part (パート アルペジオスイッチ) 選択中のパートのアルペジオ オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On Arp Master (アルペジオ マスタースイッチ) Element EQ All Element Osc Balance パフォーマンス全体のアルペジオ オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On Sync Quantize (シンク クオンタイズバリュー ) 複数パートのアルペジオを再生する際、再生中のアルペジオに対して、次のアルペジオをスタートさせるタイミングを 調整します。「Off」に設定すると、各パートを鳴らすタイミングと同時に、アルペジオが再生されます。表示される数 値はクロックを表しています。 設定値: Off、60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) MONTAGE リファレンスマニュアル 73 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Hold (ホールド) 一度鍵盤を弾いたあと、鍵盤から指を離してもアルペジオが繰り返し鳴り続ける機能をオン/オフします。 設定値: Sync-Off (シンクオフ)、Off、On Sync-Off: 鍵盤から手を離している間も内部的にはアルペジオ再生が続き、次に鍵盤を弾くと発音が再開されます。 Off: 鍵盤を押している間のみ、アルペジオを再生します。 On: 一度鍵盤を弾いたあと、鍵盤から指を離してもアルペジオが繰り返し鳴り続けます。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Key Mode (キーモード) 鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生の仕方を設定します。 設定値: Sort (ソート)、Thru (スルー )、Direct (ダイレクト)、Sort+Drct (ソートダイレクト)、Thru+Drct (スルーダイレクト) Sort: 複数の鍵盤を弾いたとき、鍵盤を弾いた順番に関係なく常に同じアルペジオが鳴ります。 Zone Transmit Effect Routing Thru: 複数の鍵盤を弾いたとき、鍵盤を弾いた順番によってアルペジオの再生の仕方が変わります。 Ins A Direct: アルペジオによる演奏は再生されず、鍵盤を弾いた音がそのまま鳴ります。ただし、アルペジオによって、パンやブ Ins B ライトネスなどのコントロールチェンジデータによる音色変化の効果が得られます。したがって、アルペジオデータ内にコン トロールチェンジデータが入っているアルペジオタイプや、アルペジオカテゴリー「Control (コントロール)」に含まれるア ルペジオタイプを選択している場合に有効な設定です。 Sort+Drct: ソートの設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵盤を弾いた音も鳴ります Thru+Drct: スルーの設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵盤を弾いた音も鳴ります。 Velocity (ベロシティーレート) アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、 128以上になる場合は127に置き換えられます。 設定値: 0%∼200% Gate Time (ゲートタイムレート) EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control アルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。この設定によってゲートタイムが0に Part LFO なる場合は、1に置き換えられます。 Control Assign 設定値: 0%∼200% Receive SW Change Timing (チェンジタイミング) Element アルペジオ再生中にアルペジオタイプを変更したとき、すぐに切り替わるのか(Real-time)、次の小節の頭で切り替わ Osc / Tune るのか(Measure)を設定します。 Pitch EG 設定値: Real-time (リアルタイム)、Measure (メジャー ) Filter Loop (ループ) Type 鍵盤を押さえ続けるとアルペジオが繰り返し演奏される状態(On)と、鍵盤を押さえるたびに1回だけ演奏される状態 Filter EG (Off)とを切り替えます。 Scale 設定値: Off、On Arp Play Only (アルペジオ プレイオンリー ) アルペジエーターでのみ演奏するパートにするか(On)、しないか(Off)を設定します。オンに設定したパートは、アル ペジエーターによるノートオンでのみ発音します。 設定値: Off、On Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサー グリッド) クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。表示される数値はクロックを表しています。 Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element モーションシーケンサーの場合は、この値を1ステップ長とします。 Osc 設定値: 60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 Balance 480 (4分音符) Qntz Strength (クオンタイズ ストレングス) クオンタイズをかける強さ(「Arp/MS Grid」で設定した基準の音符に、どの程度近づけるか)を設定します。100% で「Arp/MS Grid」で設定したジャストなタイミングにデータが移動します。0%ではクオンタイズはかかりません。 設定値: 0%∼100% MONTAGE リファレンスマニュアル 74 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Unit (パート ユニットマルチプライ) アルペジオの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 再生時間を伸縮することでアルペジオの譜割やテンポが変化し、元のアルペジオとは異なったタイプのアルペジオとな ります。 設定値: 50%、66%、75%、100%、133%、150%、200%、266%、300%、400%、Common Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 Pitch 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 Zone Settings 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Zone Transmit Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Swing (スイング) 「Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサー グリッド)」で指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたる ノートイベントのタイミングを前後に移動して、アルペジオ/モーションシーケンサー再生のリズムが跳ねた感じ(スイ ング感)を出します。 • +1以上: ジャストのタイミングより後ろに移動します。 • -1以下: ジャストのタイミングより前に移動します。 • 0: アルペジオ/モーションシーケンサーグリッドで設定した音符の発音タイミングを移動せず、スイング感を出しま せん。 スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利です。 設定値: -120∼+120 Velocity Limit (アルペジオ ベロシティーリミット) アルペジオが鳴るベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。ここで設定した範囲内のベロシティーで、アル ペジオが鳴ります。93∼34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、1∼34と93∼127の範 Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control 囲でアルペジオが鳴ります。 Part LFO 設定値: 1∼127 Control Assign Note Limit (アルペジオ ノートリミット) Receive SW アルペジオが鳴るノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。設定した範囲内の鍵盤を弾いたとき、アルペジオは鳴 Element ります。C5∼C4のように最低音の方が最高音より高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼G8の範囲でア Osc / Tune ルペジオが鳴ります。 Pitch EG 設定値: C -2∼G8 Filter Octave Shift (アルペジオ アウトプット オクターブシフト) Type アルペジオ演奏のピッチをオクターブ単位で上下に移動します。 Filter EG 設定値: -10∼+0∼+10 Scale Octave Range (アルペジオ オクターブレンジ) アルペジオ演奏の音域を、1オクターブ単位で変更します。 設定値: -3∼+0∼+3 Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 75 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Individual (インディビジュアル) Common インディビジュアル画面では、アルペジオセレクト1∼8に対応するアルペジオタイプのパラメーターの設定を行ない Part Settings ます。各アルペジオタイプの設定をタッチするとメニューが表示されます。[Search]を選択するとアルペジオカテゴ General リーサーチ画面(163ページ)を開きます。[Number]を選択するとアルペジオナンバーでアルペジオタイプを選択でき Pitch るようになります。 手順 Zone Settings [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Individual] アルペジオタイプの設定 Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Arp Part (パート アルペジオスイッチ) Arp Master (アルペジオ マスタースイッチ) Sync Quantize (シンク クオンタイズバリュー ) コモン画面と同じです。 Arp (アルペジオセレクト) Filter Type Filter EG Scale Amplitude アルペジオセレクトを切り替えます。 Level / Pan 設定値: 1∼8 Amp EG Category (アルペジオカテゴリー ) Scale 現在設定されているアルペジオのカテゴリーを表示します。 Element LFO 設定値: アルペジオカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 Element EQ Sub (アルペジオサブカテゴリー ) 現在設定されているアルペジオのサブカテゴリーを表示します。 設定値: アルペジオサブカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 All Element Osc Balance Name (アルペジオネーム) 現在設定されているアルペジオの名前を表示します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Velocity (ベロシティーレート) アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、 128以上になる場合は127に置き換えられます。 設定値: -100%∼+100% Gate Time (ゲートタイムレート) アルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。この設定によってゲートタイムが0に なる場合は、1に置き換えられます。 設定値: -100%∼+100% MONTAGE リファレンスマニュアル 76 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Advanced (アドバンスド) アドバンスド画面では、アルペジオパラメーターの高度な設定を行ないます。 Common Part Settings General 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Arpeggio] → [Advanced] Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Arp Part (パート アルペジオスイッチ) Arp Master (アルペジオ マスタースイッチ) Sync Quantize (シンククオンタイズバリュー ) コモン画面と同じです。 Element Osc / Tune Pitch EG Filter Accent Vel Threshold (アクセント ベロシティースレッショルド) Type アクセントフレーズの再生を開始するベロシティーの強さを設定します。 Filter EG アクセントフレーズとは、一部のプリセットのアルペジオパターンにあらかじめ設定されている、強いベロシティーで Scale 鍵盤が演奏されたときにだけ再生されるシーケンスフレーズのことです。アクセントフレーズは、アクセントベロシ ティースレッショルドより大きなベロシティーで鍵盤を弾くことで再生できます。 アクセントフレーズが再生されない場合は、アクセントベロシティースレッショルドを少し低めの値に設定して鍵盤を 弾いてみてください。 NOTE この機能が有効になるアルペジオタイプについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 設定値: Off、1∼127 Accent Start Quantize (アクセント スタートクオンタイズ) Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ アクセントフレーズをアクセントベロシティースレッショルドよりも強いベロシティーで鍵盤が押さえられたと同時に All Element 再生する(Off)か、アルペジオタイプごとに設定されている音符のタイミングに合わせて再生する(On)かを設定します。 Osc 設定値: Off、On Balance Random SFX (ランダムSFX) ランダムSFX機能を有効にするかどうかを設定します。 ランダムSFX機能とは、一部のアルペジオタイプに準備されている効果音を再生する機能のことで、たとえば鍵盤を離 したときにギターのフレットノイズを再生するなど、さまざまなタイプがあります。 NOTE この機能が有効になるアルペジオタイプについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 設定値: Off、On Random SFX Velocity Offset (ランダムSFX ベロシティーオフセット) ランダムSFX機能で再生される効果音のベロシティーを増減する値を設定します。 設定値: -64∼+0∼+63 MONTAGE リファレンスマニュアル 77 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Random SFX Key On Ctrl (ランダムSFX キーオンコントロール) ランダムSFX機能で再生される効果音を、鍵盤を押さえたときのベロシティーで再生する(On)か、自動的に決められ るベロシティーで再生するか(Off)を設定します。 設定値: Off、On Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Velocity Mode (ベロシティーモード) Pitch 鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生のベロシティーについて設定します。 Zone Settings 設定値: Original (オリジナル)、Thru (スルー ) Zone Transmit Original: アルペジオタイプに設定されているベロシティーで再生されます。 Thru: 実際に鍵盤を弾いたときのベロシティーで再生されます。 Effect Routing Trigger Mode (トリガーモード) Ins A 鍵盤を押さえるとアルペジオの再生がスタートし、離すとストップする状態(Gate)と、鍵盤を押さえるたびにアルペ Ins B ジオ再生のスタートとストップが交互に切り替わる状態(Toggle)を切り替えます。 設定値: Gate (ゲート)、Toggle (トグル) EQ Arpeggio Common Individual Motion Seq (モーションシーケンサー ) Advanced Motion Seq Common (コモン) コモン画面では、パート内で共有されるモーションシーケンサーのパラメーターの設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Motion Seq] → [Common] Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Common Clock Swing (コモン スイング) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」を設定します。 各パート設定のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」のオフセット値になります。 設定値: -120∼+120 Common Clock Unit (コモン ユニットマルチプライ) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 各パートのユニットマルチプライが「Common」に設定されているパートに効果します。 再生時間を伸縮することでアルペジオ/モーションシーケンサーの譜割やテンポが変化し、元のアルペジオ/モーション シーケンサーとは異なったタイプのアルペジオ/モーションシーケンサーとなります。 設定値: 50%∼400% 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 78 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common Arp Gate Time (コモン アルペジオ ゲートタイム) パフォーマンス全体のアルペジオ「ゲートタイムレート」を設定します。 各パート設定のアルペジオ「ゲートタイムレート」のオフセット値になります。 設定値: -100%∼+100% Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Common Arp Velocity (コモン アルペジオ ベロシティーレート) Pitch パフォーマンス全体のアルペジオ「ベロシティーレート」を設定します。 Zone Settings 各パート設定のアルペジオ「ベロシティーレート」のオフセット値になります。 Zone Transmit 設定値: -100%∼+100% Effect Common Motion Seq Amplitude (コモン モーションシーケンサー アンプリチュード) Routing パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。 Ins A 各パートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」のオフセット値になります。 Ins B 「アンプリチュード」はシーケンス全体の変化の大きさです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「アンプリチュード」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 EQ Arpeggio Common Common Motion Seq Shape (コモン モーションシーケンサー パルスシェイプ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ)」のオフセット値になります。 シーケンスを構成しているステップカーブの形状を変化させます。 Individual Advanced Motion Seq パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンのうち、 「Control」がオンになっているパラメーターを相 Common 対的に変化させます。 Lane 設定値: -100∼+100 Common Motion Seq Smooth (コモン モーションシーケンサー スムースネス) Mod / Control Part LFO パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 Control Assign 各パートのモーションシーケンサー「スムースネス」のオフセット値になります。 Receive SW 「スムースネス」とは、シーケンスの時間変化の滑らかさです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「スムースネス」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Common Motion Seq Random (コモン モーションシーケンサー ランダム) Element Osc / Tune Pitch EG Filter パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「ランダム」を設定します。 Type 各パート設定のモーションシーケンサー「ランダム」のオフセット値になります。 Filter EG 「ランダム」はシーケンスの「ステップバリュー」がランダムに変化する度合いです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「ランダム」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Scale Amplitude Level / Pan Part Clock Swing (パート スイング) 「Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサーグリッド)」で指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたるノー トイベントのタイミングを前後に移動して、アルペジオ/モーションシーケンサー再生のリズムが跳ねた感じ(スイング 感)を出します。 • +1以上: ジャストのタイミングより後ろに移動します。 • -1以下: ジャストのタイミングより前に移動します。 • 0: アルペジオ/モーションシーケンサーグリッドで設定した音符の発音タイミングを移動せず、スイング感を出しま せん。 Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利です。 設定値: -120∼+120 Part Clock Unit (パート ユニットマルチプライ) 選択中のパートのアルペジオ/モーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 設定値: 50%∼400%、Common 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 79 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Part Arp Gate Time (パート アルペジオ ゲートタイム) 選択中のパートのアルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。 各アルペジオセレクト設定の「ゲートタイムレート」(76ページ)のオフセット値になります。 設定値: 0%∼200% Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Part Arp Velocity (パート アルペジオ ベロシティーレート) Pitch 選択中のパートのアルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。 Zone Settings 各アルペジオセレクト設定の「ベロシティーレート」(76ページ)のオフセット値になります。 Zone Transmit 設定値: 0%∼200% Effect Part Motion Seq Amplitude (パート モーションシーケンサー アンプリチュード) Routing 選択中のパートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。 Ins A 各レーンのモーションシーケンサー「アンプリチュード」(83ページ)のオフセット値になります。 Ins B パート内の「MS FX」がオンになっているレーンの「アンプリチュード」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 EQ Arpeggio Part Motion Seq Shape (パート モーションシーケンサー パルスシェイプ) Common 選択中のパートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。 Individual 各レーンのモーションシーケンサー「ステップカーブパラメーター」(84ページ)のオフセット値になります。 パート内の「MS FX」がオンになっているレーンのうち、「Control」がオンになっているパラメーターを相対的に変 化させます。 設定値: -100∼+100 Advanced Motion Seq Common Lane Part Motion Seq Smooth (パート モーションシーケンサー スムースネス) 選択中のパートのモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 各レーンのモーションシーケンサー「スムースネス」(83ページ)のオフセット値になります。 Mod / Control Part LFO パート内の「MS FX」がオンになっているレーンの「スムースネス」を相対的に変化させます。 Control Assign 設定値: -64∼+63 Receive SW Element Part Motion Seq Random (パート モーションシーケンサー ランダム) 選択中のパートのモーションシーケンサー「ランダム」を設定します。シーケンスの「ステップバリュー」がランダム に変化する度合いを設定します。 設定値: 0∼127 Osc / Tune Pitch EG Filter Type Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサー グリッド) クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。表示される数値はクロックを表しています。 モーションシーケンサーの場合は、この値を1ステップ長とします。 設定値: 60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 80 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Lane (レーン) レーン画面では、モーションシーケンサーのレーンごとのパラメーターの設定を行ないます。 Common Part Settings General 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Motion Seq] → [Lane] Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Motion Seq Master SW (モーションシーケンサー マスタースイッチ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。 設定値: Off、On Motion Seq Part SW (モーションシーケンサー パートスイッチ) Element Osc / Tune Pitch EG Filter 選択中のパートのモーションシーケンサー オン/オフを切り替えます。 Type 設定値: Off、On Filter EG LaneSW (レーンスイッチ) Scale 各レーンのオン/オフを切り替えます。1パートにつき最大4レーンのモーションシーケンサーが使用でき、パフォーマ Amplitude ンス全体で同時に8レーンまで使用できます。オフにすると、そのレーンに関するパラメーターが表示されなくなりま Level / Pan す。 Amp EG 設定値: Off、On Scale MS FX (レーン モーションシーケンサー FXレシーブ) Element LFO 選択中のレーンがノブファンクション[ARP/MS FX]ボタンがオンのときのノブ操作の効果を受けるか(On)/受けない Element EQ か(Off)を、設定します。 All Element 設定値: Off、On Osc Trigger (レーン モーションシーケンサー トリガーレシーブ) Balance 選択中のレーンが[MOTION SEQ TRIGGER]ボタンの信号を受信するか(On)/しないか(Off)を、設定します。 Onにすると[MOTION SEQ TRIGGER]ボタンを押すまでモーションシーケンスが再生されなくなります。 設定値: Off、On Sequence Select (レーン モーションシーケンス セレクト) モーションシーケンスセレクトを切り替えます。 設定値: 1∼8 MONTAGE リファレンスマニュアル 81 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Sync (レーン モーションシーケンサー シンク) コントロールアサイン画面(89ページ)で設定されるディスティネーションに適用されるモーションシーケンスの再生 を、パフォーマンスのテンポ/ビート/アルペジオと同期させるかどうかを設定します。 設定値: Off、Tempo、Beat、Arp、Lane1 (Lane2∼4選択時) Off: レーンモーションシーケンサーは単独で再生されます。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Tempo: パフォーマンスのテンポに同期してレーンモーションシーケンサーが再生されます。 Pitch Beat: 拍に同期してモーションシーケンサーが再生されます。 Zone Settings Arp: 再生中のアルペジオの小節先頭と同期してレーンモーションシーケンサーが再生されます。 Zone Transmit Lane1: レーン1と同期してレーンモーションシーケンサーが再生されます。 Effect Speed (レーン モーションシーケンサー スピード) Routing モーションシーケンスを再生する速さを設定します。 Ins A レーンモーションシーケンサーシンク=Offのときに有効なパラメーターです。 Ins B 設定値: 0∼127 EQ Unit Multiply (レーン モーションシーケンサー ユニットマルチプライ) Arpeggio 選択中レーンのモーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 Common レーンモーションシーケンサーシンク=Off、Lane1以外のときに有効なパラメーターです。 Individual 設定値: 50%∼6400%、Common、Arp 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Arp: 選択中パートのアルペジオのユニットマルチプライで設定した値が適用されます。 Key On Reset (レーン モーションシーケンサー キーオンリセット) 鍵盤を押したときにモーションシーケンスの再生をリセットするかどうかを設定します。 レーンモーションシーケンサーシンク=Arp、Lane1以外のときに有効なパラメーターです。 また、Trigger=Onのとき無効となります。 設定値: Off、Each-On、1st-On Each-On: 鍵盤を弾くたびにシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まります。 1st-On: 鍵盤を弾いたときに1音めは必ずシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まります。1音め をノートオフせずに2音めを弾いた場合、2音めはリセットされません。 Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Loop (レーン モーションシーケンサー ループ) モーションシーケンスが繰り返し再生されるか、1回だけ再生されるかを切り替えます。 レーンモーションシーケンサーシンク=Lane1以外のときに有効なパラメーターです。 設定値: Off、On Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Velocity Limit (レーン モーションシーケンサー ベロシティーリミット) 選択中のレーンのモーションシーケンスが再生されるベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。 レーンモーションシーケンサーシンク=Lane1以外のときに有効なパラメーターです。 設定値: 1∼127 Amp EG Scale Element LFO Element EQ Cycle (レーン モーションシーケンサー サイクル) 選択中のモーションシーケンスのステップ数を設定します。 設定値: 1∼16 All Element Osc Balance Load Sequence (ロードシーケンス) ユーザーメモリーのモーションシーケンスデータをロードします。詳細についてはロード(174ページ)をご参照くださ い。 MONTAGE リファレンスマニュアル 82 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Edit Sequence (エディットシーケンス) モーションシーケンスの設定画面を開きます。最大16ステップ(段階)で、シーケンスを作成します。 Motion Seq Step Value (レーン モーションシーケンサー ステップバリュー ) Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Motion Seq Step Type (レーン モーションシーケンサー ステップタイプ) Lane (カレントセレクトレーン) Control Assign Receive SW Element 現在選択中のレーンを表示します。レーンスイッチがオフのレーンは表示されません。 Osc / Tune 設定値: 1∼4 Pitch EG Cycle (レーン モーションシーケンサー サイクル) 選択中のモーションシーケンスのステップ数を設定します。 設定値: 1∼16 Filter Type Filter EG Scale Amplitude (レーン モーションシーケンサー アンプリチュード) モーションシーケンス全体の変化の大きさを設定します。 設定値: 0∼127 Smooth (レーン モーションシーケンサー スムースネス) モーションシーケンスの時間変化の滑らかさを設定します。 設定値: 0∼127 Sequence Select (レーン モーションシーケンス セレクト) Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element モーションシーケンスセレクトを切り替えます。 Osc 設定値: 1∼8 Balance Polarity (レーン モーションシーケンサー ポラリティー ) モーションシーケンスの極性を設定します。 設定値: Unipolar、Bipolar Unipolar: 単極。シーケンスに応じてパラメーターが基準値のプラスの範囲でのみ変化します。 Bipolar: 双極。シーケンスに応じてパラメーターが基準値のプラスとマイナス、両方の範囲で変化します。 Motion Seq Step Value (レーン モーションシーケンサー ステップバリュー ) モーションシーケンスの各ステップの値を設定します。カーソルの位置に応じてスライダー 1∼8でステップ1∼8、 ステップ9∼16の値をそれぞれコントロールできます。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 83 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Motion Seq Step Type (レーン モーションシーケンサー ステップタイプ) モーションシーケンスの各ステップのタイプを設定します。カーソルの位置に応じてSCENE [1]∼[8]ボタンでステッ プ1∼8、ステップ9∼16のタイプを切り替えることができます。 設定値: A、B Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pulse A/Pulse B (レーン モーションシーケンサー ステップカーブタイプ) Pitch パラメーターの変化カーブをPulse A、Pulse Bでそれぞれ設定します。ここで設定したカーブのうち、どちらを各ス Zone Settings テップで使うかを上記「Motion Seq Step Type」で選択します。 Zone Transmit 設定値: (プリセットバンク選択時) Standard、Sigmoid、Threshold、Bell、Dogleg、FM、AM、M、Discrete Saw、 Smooth Saw、Triangle、Square、Trapezoid、Tilt Sine、Bounce、Resonance、Sequence、Hold Effect 詳細は別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Routing (ユーザーバンク選択時) User 1∼32 Ins A (ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Library 1∼8内のカーブ Ins B Direction (レーン モーションシーケンサー ステップカーブダイレクション) モーションシーケンスのステップカーブの方向を設定します。 設定値: Forward、Reverse Prm1/Prm 2 (レーン モーションシーケンサー ステップカーブパラメーター ) モーションシーケンスのステップカーブの形状を調整します。 カーブタイプによっては無効となります。また設定値の範囲はカーブタイプによって異なります。 EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Control (レーン モーションシーケンサー ステップカーブシェイプ コントロールスイッチ) モーションシーケンスのステップカーブの形状をノブでコントロールする(On)か、しない(Off)かを切り替えます。 「MS FX」がオンの場合のみ表示されます。カーブタイプによっては無効となります。 設定値: Off、On Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Store Sequence (ストアシーケンス) エディットしたシーケンスデータを保存(ストア)します。詳細についてはストア/セーブ(176ページ)をご参照くださ い。 Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 84 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Mod/Control (モジュレーション/コントロール) Common Part Settings Part LFO (パートLFO) パートLFO画面では、パートのLFOの設定を行ないます。 General Pitch Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [Part LFO] Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune LFO Wave (LFOウェーブ) LFOのウェーブを選択します。 設定値: Triangle、Triangle+、Saw Up、Saw Down、Squ1/4、Squ1/3、Square、Squ2/3、Squ3/4、Trapezoid、S/H1、 S/H2、User Tempo Sync (LFOテンポシンク) LFOウェーブの変化の速さを、アルペジオ/ソングの再生テンポと同期させるかどうかを設定します。 設定値: Off (同期させない)、On (同期させる) Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 85 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio ■「Tempo Sync」=オフの場合 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Speed (LFOスピード) LFOウェーブの変化の速さを設定します。 「Tempo Sync」=オンのときは無効となります。 設定値: 0∼63 Random Speed (LFOランダムスピードデプス) LFOスピードをランダムに変化させます。 設定値: 0∼127 Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune ■「Tempo Sync」=オンの場合 Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Tempo Speed (LFOテンポスピード) 「Tempo Sync」=オンのときに有効なパラメーターで、LFOウェーブの変化の速さを音符で設定します。 設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 Tri. (8分音符の3連符)、1/16 Dot. (付点16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 Tri. (4分音符の3 連符)、1/8 Dot. (付点8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 Tri. (2分音符の3連符)、1/4 Dot. (付点4分音符)、1/2 (2分音 符)、Whole Tri. (全音符の3連符)、1/2 Dot. (付点2分音符)、1/4 x 4 (4分音符4拍: 4拍子での全音符)、1/4 x 5 (4分 音符5拍)、1/4 x 6 (4分音符6拍)、1/4 x 7 (4分音符7拍)、1/4 x 8 (4分音符8拍)、1/4 x 16 (4分音符16拍)、 1/4 x 32 (4分音符32拍)、1/4 x 64 (4分音符64拍) MONTAGE リファレンスマニュアル 86 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Delay (LFOディレイタイム) 鍵盤を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。 設定値: 0∼127 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings Fade In (LFOフェードインタイム) General 鍵盤を弾いて「Delay」(上記)で設定された時間を経過したあと、LFOの効果がフェードインしていく時間を設定しま Pitch す。 Zone Settings 設定値: 0∼127 Zone Transmit Hold (LFOホールドタイム) Effect LFOの効果が始まってから最大レベルに達したあとの持続時間を設定します。 Routing 設定値: 0∼126、Hold Ins A Hold: フェードアウトに移行しなくなります。 Fade Out (LFOフェードアウトタイム) 鍵盤を弾いて「Hold」(上記)で設定された持続時間を経過したあと、LFOの効果がフェードアウトしていく時間を設定 Ins B EQ Arpeggio します。 Common 設定値: 0∼127 Individual Key On Reset (LFOキーオンリセット) 鍵盤を押したときにLFOの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、Each-on、1st-on Each-on: 鍵盤を弾くたびにLFOの発振がリセットされ、波形の初期状態から信号波形が始まります。 1st-on: 鍵盤を弾いたときに1音めは必ずLFOの発振がリセットされ、波形の初期状態から信号波形が始まります。1音めを ノートオフせずに2音めを弾いた場合、2音めはリセットされません。 Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Loop (LFOループ) Control Assign LFOウェーブが繰り返し再生されるか、1回だけ再生されるかを切り替えます。 Receive SW 設定値: Off、On Element Phase (LFOフェーズ) Osc / Tune LFOウェーブがリセットされたときの、初期位相を設定します。 Pitch EG 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270° Filter Element Phase Offset (LFOエレメントフェーズ オフセット) 「Phase」パラメーターで設定された値からのオフセット値を、エレメント別に設定します。 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270° Type Filter EG Scale Amplitude Destination (LFOデスティネーション) LFOウェーブでコントロールする機能を選択します。 設定値: Insertion Effect A Parameter 1∼24、Insertion Effect B Parameter 1∼24、Level、Pitch、Cutoff、Resonance、 Pan、E.LFO Speed Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Depth (LFOデプス) 「Destination」ごとのLFOウェーブによるコントロールの深さを設定します。 設定値: 0∼127 Element EQ All Element Osc Element Depth Ratio (LFOエレメントデプスレシオ) Balance 「Depth」をエレメントごとに調整します。LFOの効果を切るにはOffに設定します。「Destination」がエレメントに 関する場合のみ表示されます。 設定値: Off、0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 87 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Edit User LFO (エディットユーザー LFO) ユーザー LFOの設定画面を開きます。最大16ステップ(段階)で、LFO波形を作成します。 User LFO Step Value (ユーザー LFOステップバリュー ) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Cycle (サイクル) Part LFO LFOのステップ数を設定します。 Control Assign 設定値: 2 steps、3 steps、4 steps、6 steps、8 steps、12 steps、16 steps Receive SW Slope (スロープ) 現在表示されている波形グラフの傾斜を変更/設定します。 設定値: Off (傾斜なし)、Up (上昇の傾斜)、Down (下降の傾斜)、Up&Down (上昇して下降する傾斜) Element Osc / Tune Pitch EG Filter User LFO Step Value (ユーザー LFOステップバリュー ) 各ステップの値を設定します。 設定値: -64∼+63 Type Filter EG Scale Template (テンプレート) LFOウェーブのテンプレートを選択します。 Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 88 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Control Assign (コントロールアサイン) Common コントロールアサイン画面では、パートのコントローラー設定を行ないます。 Part Settings 任意のコントローラー (ソース)に任意のパラメーター (デスティネーション)を割り当てることで音色の自由なコント General ロールを可能にします。コントローラーにはピッチベンドホイールやノブなどの物理的な操作子だけでなく、モーショ Pitch ンシーケンサーやエンベロープフォロワーを指定することもできます。 1つのパートに対して最大16種類の異なるコントローラーセットを同時に設定できます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] →[Control Assign] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Auto Select (オートセレクトスイッチ) 「ディスプレイフィルター」のオートセレクト設定を有効にする(On)か、無効にする(Off)かを切り替えます。Onにし Type た場合、ソースとして指定したいコントローラーを操作すると自動的に「ディスプレイフィルター」に設定されます。 Filter EG [CONTROL ASSIGN]ボタンを押すことでも同様の操作が行なえます。 Scale 設定値: Off、On Amplitude Display Filter (ディスプレイフィルター ) Level / Pan 設定表示するコントローラーを指定します。 Amp EG 設定値: PitchBend、ModWheel、AfterTouch、FootCtrl 1、FootCtrl 2、FootSwitch、Ribbon、Breath、AsgnKnob 1∼8、 AsgnSw 1、AsgnSw 2、MS Lane 1∼4、EnvFollow 1∼16、EnvFollowAD、EnvFollowMst Scale Element LFO Element EQ Display Name (ディスプレイネーム) パフォーマンスプレイ画面(26ページ)で表示するアサイナブルノブ1∼8の名前を設定できます。「ソース」が 「AsgnKnob 1∼8」以外では表示されません。 All Element Osc Balance Destination (デスティネーション) コントロールの対象となるパラメーターを設定します。 「+」ボタンをタッチすることでデスティネーションを追加で きます。「デスティネーション」の設定例については、以下をご参照ください。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」の「Control List」をご参照ください。 デスティネーションの設定例 よく使われる効果の設定例を紹介します。 音量をコントロールする Part Param → Volume ピッチを変化させる ロータリースピーカーのスピードを切り替える Part Param → Pitch Ins A/B → InsA/B SpdCtrl *1 ワウペダルの効果をかける Ins A/B → InsA/B PdlCtrl *2 上記の効果をさせたい場合、「デスティネーション」の設定以外にも以下の設定が必要です。 *1 パートエディットのエフェクト画面で、インサーションエフェクトA/Bのエフェクトタイプを「Rotary Speaker」に設定 *2 パートエディットのエフェクト画面で、インサーションエフェクトA/Bのエフェクトタイプを「VCM Pedal Wah」に設定 MONTAGE リファレンスマニュアル 89 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Source (ソース) 「デスティネーション」で選択したパラメーターを操作するコントローラーを設定します。 設定値: PitchBend、ModWheel、AfterTouch、FootCtrl 1、FootCtrl 2、FootSwitch、Ribbon、Breath、AsgnKnob 1∼8、 AsgnSw 1、AsgnSw 2、MS Lane 1∼4、EnvFollow 1∼16、EnvFollowAD、EnvFollowMst Common Part Settings General Element SW (エレメントスイッチ) Pitch 各エレメントに対してコントローラーの働きを有効にする(On)か、無効にする(Off)かを選択します。「デスティネー Zone Settings ション」のパラメーターがエレメントに関する場合のみ表示されます。 設定値: Off、On Zone Transmit Effect Curve Type (カーブタイプ) Routing 「デスティネーション」で設定したパラメーターの変化カーブを設定します。横軸は「ソース」で設定したコントロー ラーの値、縦軸が「ディステネーション」で設定したパラメーターの値を表します。 設定値: Standard、Sigmoid、Threshold、Bell、Dogleg、FM、AM、M、Discrete Saw、Smooth Saw、Triangle、Square、 Trapezoid、Tilt Sine、Bounce、Resonance、Sequence、Hold、User 1∼32 (ユーザーバンク選択時)、Library 1∼8 (ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Standard Smooth Saw Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Sigmoid Triangle Common Lane Mod / Control Part LFO Threshold Square Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Bell Trapezoid Pitch EG Filter Type Filter EG Dogleg Tilt Sine Scale Amplitude Level / Pan Amp EG FM Bounce Scale Element LFO Element EQ All Element AM Resonance Osc Balance M Sequence Discrete Saw Hold MONTAGE リファレンスマニュアル 90 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Polarity (カーブポラリティー ) 「カーブタイプ」で設定したカーブの極性を設定します。 設定値: Uni、Bi Uni: 単極。カーブの形状に応じてパラメーターが基準値のプラスかマイナス、どちらか片方の範囲でのみ変化します。 Bi: 双極。カーブの形状に応じてパラメーターが基準値のプラスとマイナス、両方の範囲で変化します。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Ratio (カーブレシオ) Zone Settings カーブによるパラメーター値の変化比を設定します。 Zone Transmit 設定値: -64∼+63 Effect Param 1/Param 2 (カーブパラメーター ) Routing カーブの形状を調整します。 Ins A カーブタイプによっては無効となります。 Ins B Destination to Name (デスティネーション トゥー ネーム) 設定されている「デスティネーション」のパラメーターが「ディスプレイネーム」にコピーされます。 「ソース」が 「AsgnKnob 1∼8」以外では表示されません。 Delete (デリート) 選択中の「デスティネーション」を削除します。 EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Edit User Curve (エディットユーザーカーブ) Common ユーザーカーブの設定画面を開きます。8点の線形補間(Linear)か、ステップでカーブを作成します。 Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ Curve No. (カーブナンバー ) All Element 選択中のカーブナンバーです。 Osc 設定値: 1∼32 Balance Curve Name (カーブネーム) 選択中のカーブに名前をつけます。タッチするとメニューが表示され、入力画面で名前をつけることができます。 Curve Type (カーブタイプ) カーブのタイプを設定します。 設定値: Linear、Step Input (インプット) カーブの入力レベルを設定します。 「Input 1」は0に固定されます。「Input 8」はカーブタイプが「Linear」の場合、 127に固定されます。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 91 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Output (アウトプット) カーブの出力レベルを設定します。 設定値: 0∼127 Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Receive SW (レシーブスイッチ) Pitch Zone Settings レシーブスイッチ画面では、パートのレシーブスイッチ設定を行ないます。 各パートでが、コントロールチェンジなどのMIDIメッセージを、受信する(On)か、しない(Off)かを設定します。 NOTE この画面の「CC (レシーブ コントロールチェンジ)」をオフにすると、コントロールチェンジに関するパラメーターはすべて 設定できなくなります。 Zone Transmit Effect Routing Ins A 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [Receive SW] Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Pgm Change (レシーブ プログラムチェンジ) プログラムチェンジを受信するかどうかを設定します。 設定値: Off、On Scale Amplitude Level / Pan Bank Select (レシーブ バンクセレクト) バンクセレクトMSB/LSBを受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Amp EG Scale Element LFO Element EQ Pitch Bend (レシーブ ピッチベンド) ピッチベンドホイール操作で発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 設定値: Off、On All Element Osc Balance After Touch (レシーブ アフタータッチ) アフタータッチ操作で発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 設定値: Off、On CC (レシーブ コントロールチェンジ) コントロールチェンジメッセージを受信するかどうかを設定します。 設定値: Off、On Vol/Exp (レシーブ ボリューム/エクスプレッション) ボリューム設定を受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 92 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Pan (レシーブパン) パン設定を受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General MW (レシーブ モジュレーションホイール) Pitch モジュレーションホイール操作で発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 Zone Settings レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Zone Transmit 設定値: Off、On Effect Sustain (レシーブ サステイン) Routing サステインのMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 Ins A レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Ins B 設定値: Off、On FC1/FC2 (レシーブ フットコントローラー ) EQ Arpeggio 別売のフットコントローラーを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 Common レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Individual 設定値: Off、On FS (レシーブ フットスイッチ) Advanced Motion Seq 別売のフットスイッチを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 Common レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Lane 設定値: Off、On Mod / Control A. SW1/A. SW2 (レシーブ アサイナブルスイッチ) Part LFO [ASSIGN 1]、[ASSIGN 2] (アサイナブルスイッチ1、2)ボタンを押して発生するMIDIメッセージを受信するかどう Control Assign かを設定します。 Receive SW レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Element Osc / Tune MS Hold (レシーブ モーションシーケンサー ホールド) Pitch EG [MOTION SEQ HOLD] (モーションシーケンサーホールド)ボタンを押して発生するMIDIメッセージを受信するかど Filter うかを設定します。 Type レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 Filter EG 設定値: Off、On MS Trigger (レシーブ モーションシーケンサー トリガー ) Scale Amplitude [MOTION SEQ TRIGGER] (モーションシーケンサートリガー )ボタンを押して発生するMIDIメッセージを受信する Level / Pan かどうかを設定します。 Amp EG レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On RB (レシーブ リボンコントローラー ) リボンコントローラー操作で発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance BC (レシーブ ブレスコントローラー ) ブレスコントローラーに対応するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On A.Knob 1∼8 (レシーブ アサイナブルノブ) アサイナブルノブ1∼8操作で発生するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 レシーブコントロールチェンジがオフのときは無効となります。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 93 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio エレメントエディット(Element) Normal Part (AWM2) Edit Common Osc/Tune (オシレーター /チューン) Part Settings General オシレーター /チューン画面では、エレメントのオシレーターの設定を行ないます。サウンドの元になるウェーブ フォームを選んだり、発音する音域やベロシティーの範囲などを設定します。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Osc/Tune] Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Element Switch (エレメントスイッチ) Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Bank (ウェーブフォーム バンク) Number (ウェーブフォーム ナンバー ) Category (ウェーブフォーム カテゴリー ) Sub Category (ウェーブフォーム サブカテゴリー ) Name (ウェーブフォーム ネーム) 現在選ばれているエレメントのウェーブフォームです。 「Bank」では、プリセットウェーブフォームとユーザーウェー Filter Type Filter EG Scale Amplitude ブフォーム、ライブラリーウェーブフォームのどれがエレメントに割り当てられているかを表示します。 Level / Pan 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Amp EG Scale Element Switch (エレメントスイッチ) 現在選ばれているエレメントを使用するかどうかの設定をします。 設定値: Off、On Element LFO Element EQ All Element XA Control (XAコントロール) Osc XA機能におけるエレメントの役割を設定します。 Balance XA機能は生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音色での新たな演奏表現を作り出すために搭載された機能 です。各エレメントの発音方法を以下の8種類の中から指定することで、XA機能を実現できます。XA機能の詳細につ いては、MONTAGEのしくみの音源部(6ページ)をご参照ください。 設定値: Normal (ノーマル)、Legato (レガート)、Key Off (キーオフ)、Cycle (サイクル)、Random (ランダム)、A.SW1 On (アサ イナブルスイッチ1 オン)、A.SW2 On (アサイナブルスイッチ2 オン)、A.SW Off (アサイナブルスイッチ オフ) Normal: 通常のエレメントとして発音します。 Legato: 「Mono/Poly」=「Mono」に設定している場合に、レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をす ると、「Normal」に設定されているエレメントの代わりに発音します。 Key Off: 鍵盤から指を離したときに発音します。 Cycle: Cycleに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがエレメント番号順に発音します。 Random: Randomに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがランダムに発音します。 A.SW1 On: [ASSIGN 1]ボタンがオンになっているときに発音するエレメントです。 A.SW2 On: [ASSIGN 2]ボタンがオンになっているときに発音するエレメントです。 A.SW Off: [ASSIGN 1]ボタンと[ASSIGN 2]ボタンがともにオフになっている場合に発音するエレメントです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 94 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Elem Group (エレメントグループ) XA機能によって別のエレメントに発音が引き継がれる場合に、同じタイプのXAコントロールをもったエレメントに発 音が引き継がれるようにグループ分けをするための設定です。XAコントロールがすべて「Normal」に設定されてい る場合には、この設定による影響はありません。 設定値: 1∼8 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Elem Connect (エレメントコネクションスイッチ) Zone Settings 各エレメントの出力先を、インサーションエフェクトA、B のどちらにするかを設定します。また、インサーションエ Zone Transmit フェクトを通さない設定(Thru=スルー )にすることもできます。 設定値: Thru、InsA、InsB Effect Routing New Waveform (ニュー ウェーブフォーム) Ins A USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオデータを「ウェーブフォーム」としてロードします。 Ins B 詳細についてはロード(174ページ)をご参照ください。 ウェーブフォームをロードすると、後述の「Edit Waveform」が表示されるようになります。 EQ Arpeggio Coarse (コースチューン) Common 各エレメントのピッチを、半音単位でシフトします。 Individual 設定値: -48∼+48 Fine (ファインチューン) Advanced Motion Seq 各エレメントのピッチを微調節します。 Common 設定値: -64∼63 Lane Pitch/Vel (ピッチ ベロシティーセンシティビティー ) 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で、ピッチを変化させる度合いを設定します。 設定値: -64∼63 プラスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が高くなります。 マイナスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が低くなります。 0: 元のピッチのまま変化しません。 Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Fine/Key (ピッチ ファイン キーフォローセンシティビティー ) Pitch EG ファインチューニングによるピッチの変化を、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。 Filter 設定値: -64∼63 プラスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときはピッチが下がり、高音部の鍵盤を弾いたときはピッチが上がります。 マイナスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときはピッチが上がり、高音部の鍵盤を弾いたときはピッチが下がります。 Random (ランダム ピッチデプス) Type Filter EG Scale Amplitude 鍵盤を弾くたびにエレメントのピッチをランダムに変化させます。値を大きくするほどピッチ変化が大きくなります。 Level / Pan 0に設定すると元のピッチのまま変化しません。 Amp EG 設定値: 0∼127 Scale Vel Cross Fade (ベロシティークロスフェード) Element LFO ベロシティーリミットの範囲外のベロシティーで鍵盤を弾いたときに、ベロシティーリミットから離れるにつれてオシ Element EQ レーターの出力レベルが徐々に下がっていくような状態にする設定です。0に設定するとベロシティーリミットの範囲 外のベロシティーではまったく発音しなくなります。設定値が大きいほどオシレーターの出力レベルの下がり方がゆる やかになります。 設定値: 0∼127 All Element Osc Balance Tempo Sync (キーオンディレイ テンポシンクスイッチ) 鍵盤を押したあと、実際に音が出るまでの遅れであるキーオンディレイのタイミングを、テンポと同期させるかどうか を設定します。 設定値: Off、On Length (キーオンディレイ タイムレングス) 鍵盤を押したあと、実際に音が出るまでの遅れを設定します。各エレメントに対して、異なるディレイを設定できま す。「Tempo Sync」=オンの場合は無効となります。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 95 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Length (キーオンディレイ ノートレングス) 「Tempo Sync」=オンの場合に有効なパラメーターで、 「Key On Delay」のタイミングを音符で設定します。 設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 Tri. (8分音符の3連符)、1/16 Dot. (付点16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 Tri. (4分音符の3連 符)、1/8 Dot. (付点8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 Tri. (2分音符の3連符)、1/4 Dot. (付点4分音符)、1/2 (2分音符)、 Whole Tri. (全音符の3連符)、1/2 Dot. (付点2分音符)、1/4 x 4 (4分音符4拍:4拍子での全音符)、1/4 x 5 (4分音符5拍)、 1/4 x 6 (4分音符6拍)、1/4 x 7 (4分音符7拍)、1/4 x 8 (4分音符8拍) Common Part Settings General Pitch Velocity Limit (ベロシティーリミット) Zone Settings 各エレメントのウェーブが発音するベロシティーの、最低値と最高値を設定します。ここで設定した範囲内のベロシ Zone Transmit ティーで、エレメントが発音します。93∼34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、1∼ 34と93∼127の範囲で発音します。 Effect Routing 設定値: 1∼127 Ins A Note Limit (ノートリミット) Ins B 各エレメントの発音鍵域の最低音と最高音を設定します。ここで設定した最低音と最高音の鍵盤範囲で、エレメントが EQ 発音します。C5∼C4のように最低音の方が最高音より高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼G8の範囲 Arpeggio で発音します。 Common 設定値: C -2∼G8 Individual Advanced Pitch/Key (ピッチ キーフォロー センシティビティー ) となりの鍵盤との音程を設定します。後述のCenter Keyに指定された鍵盤でのピッチが基準となります。 設定値: -200%∼+0%∼+200% Motion Seq Common +100% (通常の設定): となりの鍵盤との音程差が半音になります。 0%: となりの鍵盤との音程がなくなり、すべての鍵盤でセンターキーで指定したピッチが鳴ります。 マイナスの値: ノートの高低と実際に鳴る音の高低が入れ替わります。 Lane Mod / Control Part LFO Center Key (ピッチ キーフォローセンシティビティー センターキー ) Control Assign 上記「Pitch / Key」の基準ノートを設定します。 Receive SW 設定値: C -2∼G8 Element Edit Waveform (エディットウェーブフォーム) Osc / Tune ウェーブフォームエディット画面を開きます。 Pitch EG ここでは、ウェーブフォームを構成するキーバンクに関する設定を行ないます。 Filter Type • キーバンクについて キーバンクとは、ボーカルの音声やオーディオ信号をデジタルデータとして本体内に取り込んだものです。 Filter EG 一般的にウェーブと呼ばれるデータとまったく同じものですが、後ほど説明するウェーブフォームと紛らわしい Scale ためにMONTAGEではキーバンクと呼んでいます。 Amplitude Level / Pan • キーバンクとウェーブフォーム MONTAGE内では、キーバンクは必ずいずれかのウェーブフォームに保存されています。 Amp EG ウェーブフォームには、複数のキーバンクを保存することが可能です。たとえば、1つのウェーブフォームに数 Scale 十個のキーバンクを保存することもできます。こうして1つのウェーブフォームに多くのキーバンクを保存した Element LFO 場合、1つの鍵盤を演奏してすべてのサンプルが発音するようでは収拾がつかないため、キーバンクごとに発音 する鍵盤の範囲(ノートリミット)や、ベロシティーの範囲(ベロシティーリミット)を設定できるしくみになって います。そうすることで、演奏する鍵盤の位置や鍵盤を弾く強さによって違うキーバンクが発音し、バリエー Element EQ All Element Osc ション豊かな音色となります。 Balance ウェーブフォーム ベロシティー 127 40 キーバンク2 キー バンク1 ウェーブフォーム キーバンク3 D#2 MONTAGE リファレンスマニュアル キーバンク4 A#2 キーバンク5 G#3 F4 キーナンバー (ノートナンバー ) 96 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit • パートとウェーブフォーム ウェーブフォームは、パートに組み込んではじめて鍵盤で演奏することが可能になります。パートには、ノーマ ルパート(AWM2)エディットのエレメントエディット(94ページ)およびドラムパートエディットのキーエ ディット(126ページ)で、1エレメントについて1つずつウェーブフォームを割り当てることができるしくみに なっています。 Common Part Settings General Pitch Number of Keybanks (ナンバーオブキーバンク) Waveform Total Size (ウェーブフォーム トータルサイズ) Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element 各キーバンクの鍵盤範囲とベロシティー範囲 Waveform (ウェーブフォーム) 現在選択中のウェーブフォームを表示します。 Osc / Tune Pitch EG Filter Type Category (ウェーブフォーム メインカテゴリー ) Sub Category (ウェーブフォーム サブカテゴリー ) 選択中のウェーブフォームが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Name (ウェーブフォーム ネーム) 選択中のウェーブフォームに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが 表示され、入力画面で名前をつけることができます。 Number of Keybank (ナンバー オブ キーバンク) 選択中のウェーブフォームが持つキーバンクの数を表示します。 Waveform Total Size (ウェーブフォーム トータルサイズ) 選択中のウェーブフォームの全データ容量を表示します。 Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Keybank (キーバンク) 現在選択中のキーバンクを表示します。 Size (キーバンクサイズ) 選択中のキーバンクのデータ容量を表示します。 Channel (キーバンクサイズ) 選択中のキーバンクが、ステレオかモノラルかを表示します。 Velocity Limit (ベロシティーリミット) 選択中のキーバンクが発音するベロシティーの、最低値と最高値を設定します。 設定値: 1∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 97 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Note Limit (ノートリミット) 選択中のキーバンクの発音鍵域の最低音と最高音を設定します。 設定値: 1∼127 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings Volume (ボリューム) General 選択中のキーバンクのボリュームを設定します。 Pitch 設定値: 0∼255 Zone Settings Pan (パン) 選択中のキーバンクの定位を調節します。 設定値: L63 ∼C∼R63 Zone Transmit Effect Routing Ins A Tune Coarse (コースチューン) 選択中のキーバンクのピッチを、半音単位でシフトします。 設定値: -64∼+63 Ins B EQ Arpeggio Tune Fine (ファインチューン) Common 選択中のキーバンクのピッチを微調節します。 Individual 設定値: -64∼+63 Delete Keybank (デリート キーバンク) 選択中のキーバンクを削除します。 Add Keybank (アッド キーバンク) 現在選択中のウェーブフォームにキーバンクを追加します。 Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Pitch EG (ピッチEG) ピッチEG画面では、オシレーターのピッチエンベロープジェネレーターの設定を行ないます。 Element Osc / Tune PEGのタイムとレベル(ピッチ変化の量)を設定し、鍵盤を弾いた瞬間から、音が消えるまでのピッチの時間的な変化を Pitch EG 作ります。 Filter Type 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Pitch EG] Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 98 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Common Hold (ホールド) Attack (アタック) Decay1 (ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) Release (リリース) Time ホールドタイム アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム Level ホールドレベル アタックレベル ディケイ1レベル ディケイ2レベル リリースレベル Part Settings General Pitch Zone Settings 設定値: Time (タイム): 0∼127 Level (レベル): -128∼+127 Zone Transmit Effect Time/Key (PEGタイム キーフォローセンシティビティー ) Routing PEGのピッチ変化の速さを、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。 後述のCenter Keyに指定された鍵盤によって作られる、PEGの変化の速さが基準となります。 Ins A 設定値: -64∼+63 Ins B プラスの値: PEGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。 EQ マイナスの値: PEGの変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなります。 Arpeggio 0: 鍵盤の高低によるPEGの変化はなくなります。 Common Center Key (PEGタイム キーフォローセンシティビティーセンターキー ) Individual 上記「Time/Key」の基準ノート(鍵盤)を設定します。ここで設定したキー (ノート)では、PEGで設定したピッチ変化 の速さがそのまま再現されます。 Advanced Motion Seq 設定値: C-2∼G8 Common Time/Vel (PEGタイム ベロシティーセンシティビティー ) Segment (PEGタイム ベロシティーセンシティビティー セグメント) Lane Mod / Control PEGによるピッチ変化の時間を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。 まず「Segment (時間区分)」を選び、次に「Time/Vel」の値(ベロシティーの感度)を設定します。 Part LFO Control Assign 設定値: Time/Vel: -64∼+63 Receive SW プラスの値: 強いベロシティーでPEGの変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなります。 Element マイナスの値: 強いベロシティーでPEGの変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなります。 Osc / Tune 0: ベロシティーによるPEGの変化はなくなります。 設定値: Segment: Attack (アタック)、Atk+Dcy (アタック+ディケイ)、Decay (ディケイ)、Atk+Rls (アタック+リリース)、 All (オール) Pitch EG Filter Attack: アタックタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Atk+Dcy: アタックタイム/ディケイ1タイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Type Decay: ディケイタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Filter EG Atk+Rls: アタックタイム/リリースタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Scale All: PEGのすべてのタイム設定に対して「Time/Vel」の値が影響します。 Amplitude PEG Depth (PEGデプス) Level / Pan PEG によるピッチの変化幅を設定します。 Amp EG 設定値: -64∼+63 Scale Element LFO Depth/Vel (PEGデプス ベロシティーセンシティビティー ) Curve (PEGデプス ベロシティーセンシティビティー カーブ) Element EQ PEGによるピッチの変化幅を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。また、Curve All Element (カーブ)はベロシティーに応じた「PEG Depth」の変化のしかたを設定します。横軸はベロシティー、縦軸がピッチ Osc 変化幅を表します。 Balance 設定値: Depth/Vel: -64∼+63 プラスの値: 強いベロシティーでPEGの変化幅が広くなり、弱いベロシティーでは狭くなります。 マイナスの値: 強いベロシティーでPEGの変化幅が狭くなり、弱いベロシティーでは広くなります。 0: ベロシティーによるPEGの変化はなくなります。 設定値: Curve: 0∼4 0 1 2 3 4 NOTE PEGの詳細は、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 99 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Filter (フィルター ) Common Part Settings Type (タイプ) General タイプ画面では、各エレメントで使用したいフィルターのタイプを選びます。選んだフィルターのタイプによって、 Pitch 設定できるパラメーターは異なります。 Zone Settings Zone Transmit 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Filter] → [Type] Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type (フィルタータイプ) 各エレメントで使用するフィルターを選びます。本体で使えるフィルターは、大きく分けるとLPF (ローパスフィル ター )、HPF (ハイパスフィルター )、BPF (バンドパスフィルター )、BEF (バンドエリミネートフィルター )の4タイ Filter Type プです。各設定値について詳しくは、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Filter EG 設定値: LPF24D、LPF24A、LPF18、LPF18s、LPF12+HPF12、LPF6+HPF12、HPF24D、HPF12、BPF12D、 Scale BPFw、BPF6、BEF12、BEF6、DualLPF、DualHPF、DualBPF、DualBEF、LPF12+BPF6、Thru (スルー ) LPF Amplitude Level / Pan レゾナンス ゲイン ゲイン Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element 通過する部分 カットオフ周波数 周波数 カットオフ周波数 周波数 LPF24D: デジタルならではのクセを持つ-24dB/octのLPF型ダイナミックフィルターです。LPF24Aと比べ、レゾナンス Osc Balance 効果が強く付けられます。 ゲイン レゾナンス 通過する部分 周波数 LPF24A: アナログシンセの4ポールLPF (-24dB/oct)に近い特性を持つ、デジタルのLPF型ダイナミックフィルターです。 LPF18: 3ポール(-18dB/oct)のLPFです。 LPF18s: 3ポール(-18dB/oct)のLPFです。LPF18に比べると、なだらかな周波数カーブを持っています。 MONTAGE リファレンスマニュアル 100 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit HPF ゲイン 通過する部分 レゾナンス Common Part Settings General Pitch 周波数 カットオフ周波数 Zone Settings Zone Transmit LPF12+HPF12: 2ポール(-12dB/oct)のLPFとHPFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルターです。HPFカットオ フとHPFキーフォローセンシティビティーを設定できます。 LPF6+HPF12: -6dB/octのLPFと-12dB/octのHPFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルターです。HPFカットオ フとHPFキーフォローセンシティビティーを設定できます。 HPF24D: デジタルならではのクセを持つ-24dB/octのHPF型ダイナミックフィルターです。レゾナンス効果が強く付けら Effect Routing Ins A Ins B EQ れます。 ゲイン Arpeggio レゾナンス Common Individual 通過する部分 Advanced Motion Seq 周波数 Common Lane HPF12: -12dB/octのHPF型ダイナミックフィルターです。 Mod / Control BPF Part LFO 通過する部分 ゲイン Control Assign Receive SW Element Osc / Tune 中心周波数 周波数 BPF12D: デジタルならではのクセを持つ-12dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルターです。 ゲイン Pitch EG Filter Type レゾナンス Filter EG Scale Amplitude Level / Pan 通過する部分 周波数 Amp EG Scale BPFw: -12dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルターですが、通過させるバンド幅をより広く設定できます。 Element LFO Element EQ ゲイン All Element Width 通過する部分 Osc 周波数 Balance BPF6: -6dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルターです。 ゲイン レゾナンス 通過する部分 MONTAGE リファレンスマニュアル 周波数 101 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit BEF ゲイン 通過する部分 Common Part Settings General Pitch Zone Settings 中心周波数 周波数 Zone Transmit Effect BEF12: -12dB/octのバンドエリミネートフィルターです。 Routing BEF6: -6dB/octのバンドエリミネートフィルターです。 Ins A DualLPF: -12dB/octのLPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。2つのフィルター間の距離を、ディスタ ンスで設定します。フィルターの特性図は画面に表示されます。 Ins B EQ ゲイン ディスタンス Arpeggio Common Individual 周波数 画面上では、 低い方のカットオフ周波数を設定。 高い方のカットオフ周波数は低い方に連動する DualHPF: -12dB/octのHPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。 DualBPF: -6dB/octのBPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。 DualBEF: -6dB/octのBEFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルターです。 Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign ディスタンス ゲイン Advanced Motion Seq Receive SW Element Osc / Tune 周波数 画面上では、 低い方のカットオフ周波数を設定。 高い方のカットオフ周波数は低い方に連動する Pitch EG Filter Type LPF12+BPF6: -12dB/octのLPFと-6dB/octのBPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。2つのフィル ター間の距離を、ディスタンスで設定します。 Filter EG Scale ゲイン Amplitude Level / Pan Amp EG ディスタンス 周波数 画面上では、 低い方のカットオフ周波数を設定。 高い方のカットオフ周波数は低い方に連動する Scale Element LFO Element EQ All Element Cutoff (カットオフ フリケンシー ) カットオフ周波数を設定します。ここで設定した周波数が、上記Typeで設定したフィルターを信号が通過するときの Osc Balance 基準となります。 設定値: 0∼255 Cutoff/Vel (カットオフ ベロシティーセンシティビティー ) カットオフ周波数を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって変化させる度合いを設定します。 設定値: -64∼+63 プラスの値: 鍵盤を強く弾いたときほどカットオフ周波数が高い方へ移動します。 マイナスの値: 鍵盤を弱く弾いたときほどカットオフ周波数が高い方へ移動します。 0: ベロシティーによるカットオフ周波数の変化はなくなります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 102 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Resonance (レゾナンス) Width (ウィズ) このパラメーターは、現在「Filter Type」で選ばれているフィルターの種類によって表示が切り替わります。LPF、 HPF、BPF (BPFwを除く)、BEFが選ばれている場合はResonance (レゾナンス)、BPFwの場合はWidth (ウィズ) となります。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Resonance (レゾナンス)の場合は、レゾナンス効果の強さを設定します。ここでの設定により、「Cutoff」で設定し Pitch たカットオフ周波数近くの信号を持ち上げ、音にクセをつけることができます。 Zone Settings Width (ウィズ)の場合は、BPFwによって通過させる周波数帯域の幅を設定します。 Zone Transmit 「Filter Type」で選ばれているフィルターの種類によっては表示されません。 設定値: 0∼127 Effect Routing Cutoff/Key (カットオフ キーフォローセンシティビティー ) Ins A フィルターのカットオフ周波数を、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。後述のCenter Keyに指定され Ins B た鍵盤でのカットオフ周波数が基準となります。 EQ 設定値: - 200%∼+200% プラスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が低く、高音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が高 Arpeggio くなります。 Common マイナスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が高く、高音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が Individual 低くなります。 Center Key (カットオフ キーフォローセンシティビティーセンターキー ) 「Cutoff/Key」の基準音となるC3を表示します。このパラメーターは表示のみの機能です。 Gain (ゲイン) ゲイン(フィルターユニットへの信号の通過量)を設定します。 Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO ■「Distance」「Res/Vel」が表示されるフィルタータイプの場合 Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance Distance (ディスタンス) デュアルタイプのフィルターおよびLPF12+BPF6の、2つのカットオフ周波数の距離を設定します。「Filter Type」で選ばれているフィルターの種類によっては表示されません。 設定値: -128∼+127 Res/Vel (レゾナンス ベロシティーセンシティビティー ) レゾナンス効果を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。「Filter Type」で選ば れているフィルターの種類によっては表示されません。 設定値: -64∼+63 プラスの値: 鍵盤を強く弾いたときほどレゾナンス効果が大きくなります。 マイナスの値: 鍵盤を弱く弾いたときほどレゾナンス効果が大きくなります。 0: レゾナンスの値は変化しません。 MONTAGE リファレンスマニュアル 103 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio ■「HPF Cutoff 」 「HPF Cutoff /Key」が表示されるフィルタータイプの場合 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common HPF Cutoff (ハイパスフィルター カットオフ フリケンシー ) ハイパスフィルターのキーフォロー (弾く鍵盤によって、フィルターのカットオフやFEGの音色変化の速さをコン トロールする機能)の中心周波数を設定します。数値を上げるとカットオフ周波数は高くなり、音の低音成分がカッ トされて音色が軽い感じになります。数値を下げるとカットオフ周波数は低くなり、音の低音成分を通すために音 色がどっしりした感じになります。フィルタータイプがLPF12+HPF12、LPF6+HPF12の場合にのみ、この パラメーターは有効です。 設定値: 0∼255 Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune HPF Cutoff/Key (ハイパスフィルター カットオフ キーフォローセンシティビティー ) HPFのカットオフ周波数が、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。フィルタータイプが LPF12+HPF12、LPF6+HPF12の場合にのみ、このパラメーターは有効です。 設定値: -200%∼+200% プラスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が低く、高音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数 が高くなります。 マイナスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が高く、高音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波 数が低くなります。 Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 104 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Filter EG (フィルター EG) Common フィルター EG画面では、エレメントのフィルターエンベロープジェネレーターの設定を行ないます。 Part Settings FEG (フィルターエンベロープジェネレーター )のタイムとレベル(カットオフ周波数の変化量)を設定し、鍵盤を弾い General た瞬間から、音が消えるまでの音色の時間的な変化を作ることができます。 Pitch 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Filter] → [Filter EG] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Pitch EG Hold (ホールド) Attack (アタック) Decay1(ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) Release (リリース) Time ホールドタイム アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム Type Level ホールドレベル アタックレベル ディケイ1レベル ディケイ2レベル リリースレベル Filter EG 設定値: Time (タイム): 0∼127 Level (レベル): -128∼+127 Filter Scale Amplitude Level / Pan Time/Key (FEGタイム キーフォローセンシティビティー ) FEGの周波数の変化の速さを、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。 後述のCenter Keyに指定された鍵盤によって作られるFEGの変化の速さが基準となります。 設定値: -64∼+63 プラスの値: FEGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。 マイナスの値: FEGの変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなります。 0: 鍵盤によるFEGの変化はなくなります。 Center Key (FEGタイム キーフォローセンシティビティー センターキー ) Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance 上記「Time/Key」の基準ノート(鍵盤)を設定します。 設定値: C-2∼G8 Time/Vel (FEGタイム ベロシティーセンシティビティー ) Segment (FEGタイム ベロシティーセンシティビティー セグメント) FEGによるカットオフ周波数の変化の時間を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。 まずSegment (時間区分)を選び、次に「Time/Vel」の値(ベロシティーの感度)を設定します。 設定値: Time/Vel: -64∼+63 プラスの値: 強いベロシティーでFEGの変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなります。 マイナスの値: 強いベロシティーでFEGの変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなります。 0: ベロシティーによる変化はなくなります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 105 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) 設定値: Segment: Attack (アタック)、Atk+Dcy (アタック+ディケイ)、Decay (ディケイ)、Atk+Rls (アタック+リリース)、 All (オール) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Common Attack: アタックタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Part Settings Atk+Dcy: アタックタイム/ディケイ1タイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Decay: ディケイタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 General Atk+Rls: アタックタイム/リリースタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Pitch All: FEGのすべてのタイム設定に対して「Time/Vel」の値が影響します。 Zone Settings Zone Transmit FEG Depth (FEGデプス) FEGによるカットオフ周波数の変化幅を設定します。 Effect 設定値: -64∼+63 Routing Ins A Depth/Vel (FEGデプス ベロシティーセンシティビティー ) Curve (FEGデプス ベロシティーセンシティビティーカーブ) Ins B FEGによるカットオフ周波数の変化幅を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。 また、Curve (カーブ)はベロシティーに応じた「FEG Depth」の変化のしかたを設定します。 Arpeggio 横軸はベロシティー、縦軸がカットオフ周波数の変化幅を表します。 Common 設定値: Depth/Vel: -64∼+63 Individual 設定値: Curve: 0∼4 0 EQ Advanced 1 2 3 4 Motion Seq Common Lane NOTE FEGの詳細は、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 106 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Scale (フィルタースケール) フィルタースケール画面では、エレメントのフィルタースケールの設定を行ないます。 フィルタースケールは、鍵盤(キー )の高低によって、フィルターのカットオフ周波数を変化させる機能です。 Common Part Settings General Pitch 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Filter] → [Scale] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Break Point 1∼4 (ブレイクポイント1∼4) 「Cutoff Offset」を設定する4か所のノートナンバーを設定します。 設定値: C -2∼G8 NOTE 「Break Point」のノートナンバーは1から4まで順番に高くなるように自動調節されます。 Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Cutoff Off set 1∼4 (カットオフ オフセット1∼4) 4か所のブレイクポイントに「Cutoff」を増減する値を設定します。 設定値: -128∼+127 NOTE 「Cutoff」の上限/下限を超えるようなオフセットレベルを設定しても、実際のカットオフ周波数は上限/下限を超えることは ありません。 NOTE ブレイクポイント1より低い音は、1のカットオフ周波数になります。ブレイクポイント4より高い音は、4のカットオフ周波 数になります。 NOTE フィルタースケールの設定例については、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 107 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Amplitude (アンプリチュード) Common Part Settings Level/Pan (レベル/パン) General Pitch レベル/パン画面では、各エレメントのレベルやパン(ステレオ出力定位)に関する設定を行ないます。 Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Amplitude] → [Level/Pan] Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Level (レベル) 各エレメントの出力レベルを設定します。 Pitch EG 設定値: 0∼127 Filter Type Level/Vel (レベル ベロシティーセンシティビティー ) Off set (レベル ベロシティーセンシティビティー オフセット) Curve (レベル ベロシティーセンシティビティー カーブ) Filter EG Scale レベル(音量)を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で変化させる度合いを設定します。「Offset」は、 「Level/Vel」で決 Amplitude 定した音量を一律に増減します。プラスした結果、値が127よりも大きくなる場合は、ベロシティーが127の音量に Level / Pan なります。また、「Curve」はベロシティーに応じた音量の変化のしかたを設定します。横軸はベロシティー、縦軸が 音量の変化幅を表します。 Amp EG 設定値: Level/Vel: -64∼+63 プラスの値: 鍵盤を強く弾いたときほど音が大きくなります。 Element EQ マイナスの値: 鍵盤を弱く弾いたときほど音が大きくなります。 All Element 0: ベロシティーによる音量変化はなくなります。 設定値: Offset: 0∼127 Osc レベルベロシティーセンシティビティー オフセット = 0 レベルベロシティーセンシティビティー レベルベロシティーセンシティビティー オフセット = 64 オフセット = 96 Y 127 127 Y A Y A 127 B B A: B: C: X: Y: 64 127 X 0 Balance A B C C C 0 Scale Element LFO 64 127 X 0 64 127 X レベルベロシティーセンシティビティー = 0 レベルベロシティーセンシティビティー = 32 レベルベロシティーセンシティビティー = 64 鍵盤を弾いたときのベロシティー 実際に音源に送るベロシティー MONTAGE リファレンスマニュアル 108 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit 設定値: Curve: 0∼4 0 1 2 3 4 Common Part Settings General Pitch Pan (エレメント パン) 各エレメントのステレオ定位を調節します。 設定値: L63∼C (センター )∼R63 Zone Settings Zone Transmit Effect Alternate Pan (オルタネートパン) Routing 鍵盤を弾くたびに左右交互に音の定位が移動する度合(変化の幅)を設定します。Panで設定した位置が左右への移動の Ins A 基準位置となります。 Ins B 設定値: L64∼C∼R63 Random Pan (ランダムパン) EQ Arpeggio 鍵盤を弾くたびにランダムに音の定位が移動する度合を設定します。Panで設定した位置が定位の変化の中心となりま Common す。 Individual 設定値: 0∼127 Scaling Pan (スケーリングパン) Advanced Motion Seq 弾く鍵盤の位置(ノート)によって左右の音の定位が移動する度合(変化の幅)を設定します。Panで設定した値が、C3で Common の定位となります。 Lane 設定値: -64∼+0∼+63 プラスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほど定位が左になり、高音部の鍵盤を弾いたときほど右に移動します。 マイナスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほど定位が右になり、高音部の鍵盤を弾いたときほど左に移動します。 Level/Key (レベル キーフォローセンシティビティー ) 各エレメントの音量を鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。後述のCenter Keyの音量が基準となりま す。 Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune 設定値: -64∼+0∼+63 プラスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほど音量が小さく、高音部の鍵盤を弾いたときほど音量が大きくなります。 マイナスの値: 低音部の鍵盤を弾いたときほど音量が大きく、高音部の鍵盤を弾いたときほど音量が小さくなります。 Pitch EG Filter Type Center Key (レベル キーフォローセンシティビティー センターキー ) 上記「Level/Key」の基準音程となるC3を表示します。このパラメーターは表示のみの機能です。 Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 109 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Amp EG (アンプリチュードEG) Common アンプリチュードEG画面では、エレメントのAEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )のタイム設定を行 ないます。鍵盤を弾いた瞬間から、音が消えるまでの音量の時間的な変化を作ることができます。 Part Settings General Pitch 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Amplitude] → [Amp EG] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Initial (イニシャル) ― Time Level ホールドレベル Osc / Tune Attack (アタック) Decay1(ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) Release (リリース) Pitch EG アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム Filter アタックレベル ディケイ1レベル ディケイ2レベル ― Type Filter EG 設定値: Time (タイム): 0∼127 Level (レベル): 0∼127 Scale Amplitude Time/Key (AEGタイム キーフォローセンシティビティー ) AEGの音量変化の速さを、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。後述のCenter Keyに指定された鍵盤に よって作られるAEGの変化の速さが基準となります。 設定値: -64∼+63 プラスの値: AEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。 マイナスの値: AEGの音量変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなります。 0: 鍵盤によるAEGの音量変化はなくなります。 Center Key (AEGタイム キーフォローセンシティビティー センターキー ) 上記「Time/Key」の基準ノート(鍵盤)を設定します。ここで設定したキー (ノート)では、タイムで設定した音量変化 Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance の速さがそのまま再現されます。 設定値: C-2∼G8 Release Adj (AEGタイム キーフォローセンシティビティーセンターキー リリースアジャストメント) AEGタイムキーフォローセンシティビティーのAEGリリースに対する感度を調整します。 値を下げると感度が下がります。 設定値: 0∼127 127: ディケイ1、ディケイ2と同じAEGタイムキーフォローセンシティビティーになります。 0: AEGリリースに対するAEGタイムキーフォローセンシティビティーの効果がなくなります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 110 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Time/Vel (AEGタイム ベロシティーセンシティビティー ) Segment (AEGタイム ベロシティーセンシティビティーセグメント) AEGによる音量変化の時間を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。 まずSegment (時間区分)を選び、次に「Time/Vel」の値(ベロシティーの感度)を設定します。 設定値: Time/Vel: -64∼+63 プラスの値: 強いベロシティーでAEGの音量変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなります。 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch マイナスの値: 強いベロシティーでAEGの音量変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなります。 Zone Settings 0: ベロシティーによる変化はなくなります。 Zone Transmit 設定値: Segment: Attack (アタック)、Atk+Dcy (アタック+ディケイ)、Decay (ディケイ)、Atk+Rls (アタック+リリース)、 All (オール) Attack: アタックタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Effect Routing Atk+Dcy: アタックタイム/ディケイ1タイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Ins A Decay: ディケイタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 Ins B Atk+Rls: アタックタイム/リリースタイムに対して「Time/Vel」の値が影響します。 EQ All: AEGのすべてのタイム設定に対して「Time/Vel」の値が影響します。 Arpeggio Half Damper (ハーフダンパースイッチ) Common ここを「On」にすると、別売のフットコントローラー FC3をリアパネルのFOOT SWITCH [SUSTAIN]端子に接続 Individual することにより、ハーフダンパー機能を使った演奏ができるようになります。 設定値: Off、On Advanced Motion Seq Time (ハーフダンパータイム) Common ハーフダンパースイッチを「On」に設定しているとき、別売のフットコントローラー FC3を一番奥まで踏んだまま鍵 Lane 盤を離してから音が消えるまでの時間を設定します。ハーフダンパースイッチが「Off」の場合は表示されません。 設定値: 0∼127 NOTE AEGの詳細は、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 111 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Scale (アンプリチュードスケール) アンプリチュードスケール画面では、エレメントのアンプリチュードスケールの設定を行ないます。 アンプリチュードスケールは、鍵盤(キー ) の高低によって、音量を変化させる機能です。 Common Part Settings General Pitch 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Amplitude] → [Scale] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Break Point 1∼4 (ブレイクポイント1∼4) 「Level Offset」を設定するノートナンバーを設定します。 設定値: C -2∼G8 NOTE 「Break Point」のノートナンバーは1から4まで順番に高くなるように自動調節されます。 Osc / Tune Pitch EG Filter Type Level Off set 1∼4 (レベル オフセット1∼4) 4か所のブレイクポイントに「Level」を増減する値を設定します。 設定値: -128∼+127 NOTE アンプリチュードスケールの設定例については、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照くださ い。 Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 112 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit Element LFO (エレメントLFO) Common エレメントLFO画面では、エレメントに効果するローフリケンシーオシレーター (LFO)の設定を行ないます。 Part Settings エレメントのローフリケンシーオシレーター (LFO)は、低周波の信号を発振するユニットで、ピッチ/フィルター / General アンプリチュードに対する変調(周期的な揺れを与えること)に使われます。 Pitch 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Element LFO] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune LFO Wave (LFOウェーブ) LFOのウェーブを選択します。ここで選んだウェーブを使って、さまざまな音の揺れ方を作り出します。 Pitch EG 設定値: Saw、Triangle、Square Filter Triangle (三角波) Saw (鋸歯状波) Square (矩形波) Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Speed (LFOスピード) Amp EG LFOウェーブの変化の速さを設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 Scale 設定値: 0∼63 Element LFO Key On Reset (LFOキーオンリセット) Element EQ All Element 鍵盤を押したときにLFOの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Osc Off On 時間 キーオン Balance 時間 キーオン Delay (LFOディレイタイム) 鍵盤を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。 設定値: 0∼127 Fade In (LFOフェードインタイム) 鍵盤を弾いて「Delay」で設定された時間を経過したあと、LFOの効果がフェードインしていく時間を設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 113 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Pitch Mod (LFOピッチモジュレーションデプス) LFOのウェーブでピッチを周期的に変化させる設定です。 設定値: 0∼127 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings Filter Mod (LFOフィルターモジュレーションデプス) General LFOのウェーブでフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させる設定です。 Pitch 設定値: 0∼127 Zone Settings Amp Mod (LFOアンプリチュード モジュレーションデプス) LFOのウェーブで音量を周期的に変化させる設定です。 設定値: 0∼127 Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B Element EQ (エレメントEQ) エレメントEQ画面では、エレメントのイコライザーの設定を行ないます。 EQ Arpeggio Common Individual 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメント選択 → [Element EQ] Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale EQ Type (エレメントEQタイプ) Element LFO 使用したいイコライザーのタイプを選びます。 Element EQ 設定値: 2-band (2バンド)、P.EQ (パラメトリックEQ)、Boost6 (ブースト6dB)、Boost12 (ブースト12dB)、Boost18 (ブース ト18dB)、Thru (スルー ) 2-band: ある周波数(Low Freq、High Freq)を境にそれより高い周波数帯域や低い周波数帯域の信号レベルを増減させるタ イプ(シェルビングタイプ)のイコライザーです。 All Element Osc Balance P.EQ: 中心周波数(Freq)付近の信号レベル(Gain)を増減させるタイプのイコライザーです。 Boost6、Boost12、Boost18: 音量をそれぞれ6dB/12dB/18dB上げます。 Thru: イコライザーを通さず信号をそのまま通過させます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 114 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit ■ EQ Type =「2-band」の場合 Common Low Freq 設定値: 50.1Hz ∼ 2.00kHz ゲイン Part Settings High Freq 設定値: 139.7Hz∼12.9kHz + General Pitch 周波数 0 Zone Settings Zone Transmit – Effect Low Gain High Gain 設定値: -12dB∼+12dB 設定値: -12dB∼+12dB Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter EQ Low Gain (エレメントEQローゲイン) エレメントEQ「Low」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB EQ Hi Gain (エレメントEQハイゲイン) エレメントEQ「High」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB EQ Low Freq (エレメントEQローフリケンシー ) Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan Amp EG Scale エレメントEQ「Low」帯域の周波数を設定します。 Element LFO 設定値: 50.1Hz∼2.00kHz Element EQ EQ Hi Freq (エレメントEQハイフリケンシー ) エレメントEQ「High」帯域の周波数を設定します。 設定値: 139.7Hz∼12.9kHz MONTAGE リファレンスマニュアル All Element Osc Balance 115 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (AWM2) Edit ■ EQ Type = 「P.EQ」の場合 Common ゲイン Q (周波数特性) 設定値: 0.7∼10.3 + 周波数 0 Part Settings General Pitch Zone Settings Gain 設定値: -12dB∼+12dB – Freq 設定値:139.7Hz∼12.9kHz Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG EQ Gain (エレメントEQ ゲイン) Filter EQ Freqで設定された周波数帯域の信号レベルを設定します。 Type 設定値: -12dB∼+12dB Filter EG EQ Freq (エレメントEQ フリケンシー ) ブースト/カットしたい周波数を設定します。 設定値: 139.7Hz∼12.9kHz Scale Amplitude Level / Pan Amp EG EQ Q (エレメントEQ キュー ) EQ Freqで設定した周波数付近の信号レベルを増減させて、さまざまな周波数特性カーブを作ることができます。 設定値: 0.7∼10.3 NOTE イコライザーのしくみについては、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance MONTAGE リファレンスマニュアル 116 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio エレメントオール (All Element) Normal Part (AWM2) Edit Common Osc (オシレーター ) Part Settings General オシレーター画面では、オシレーター設定を8エレメントまとめて行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → [All] → [Osc] Pitch Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element SW (エレメントスイッチ) 各エレメントを使用するかどうかの設定をします。 設定値: Off、On Osc / Tune Pitch EG Filter Type XA Control (XAコントロール) 各エレメントのXA機能を設定します。 XA機能は生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音色での新たな演奏表現を作り出すために搭載された機能 Filter EG Scale Amplitude です。 各エレメントの発音方法を以下の8種類の中から指定することで、XA機能を実現できます。XA機能の詳細について Level / Pan は、MONTAGEのしくみの音源部(6ページ)をご参照ください。 Amp EG 設定値: Normal (ノーマル)、Legato (レガート)、Key Off (キーオフ)、Cycle (サイクル)、Random (ランダム)、A.SW1 On (アサ イナブルスイッチ1 オン)、A.SW2 On (アサイナブルスイッチ2 オン)、A.SW Off (アサイナブルスイッチ オフ) Normal: 通常のエレメントとして発音します。 Legato: 「Mono/Poly」=「Mono」に設定している場合に、レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をす ると、「Normal」に設定されているエレメントの代わりに発音します。 Key Off: 鍵盤から指を離したときに発音します。 Cycle: Cycleに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがエレメント番号順に発音します。 Random: Randomに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがランダムに発音します。 Scale Element LFO Element EQ All Element Osc Balance A.SW1 On: [ASSIGN 1]ボタンがオンになっているときに発音するエレメントです。 A.SW2 On: [ASSIGN 2]ボタンがオンになっているときに発音するエレメントです。 A.SW Off: [ASSIGN 1]ボタンと[ASSIGN 2]ボタンがともにオフになっている場合に発音するエレメントです。 Group (エレメントグループ) XA機能によって別のエレメントに発音が引き継がれる場合に、同じタイプのXAコントロールをもったエレメントに発 音が引き継がれるようにグループ分けをするための設定です。XAコントロールがすべて「Normal」に設定されてい る場合には、この設定による影響はありません。 設定値: 1∼8 Waveform (ウェーブフォームネーム) 各エレメントのウェーブフォームネームです。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 117 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Velocity Limit (ベロシティーリミット) 各エレメントのウェーブが発音するベロシティーの、最低値と最高値を設定します。ここで設定した範囲内のベロシ ティーで、エレメントが発音します。93∼34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、1∼ 34と93∼127の範囲で発音します。 設定値: 1∼127 Normal Part (AWM2) Edit Common Part Settings General Pitch Note Limit (ノートリミット) Zone Settings 各エレメントの発音鍵域の最低音と最高音を設定します。ここで設定した最低音と最高音の鍵盤範囲で、エレメントが Zone Transmit 発音します。C5∼C4のように最低音の方が最高音より高いような設定を行なった場合、C -2∼C4とC5∼G8の範囲 で発音します。 設定値: C -2∼G8 Effect Routing Ins A Ins B Balance (バランス) バランス画面では、ピッチ、パン、レベルなどの設定を8エレメントまとめて行ないます。 EQ Arpeggio Common 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → [All] → [Balance] Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Control Assign Receive SW Element Osc / Tune Pitch EG Filter Type Filter EG Scale Amplitude Level / Pan SW (エレメントスイッチ) 各エレメントを使用するかどうかの設定をします。 Amp EG Scale 設定値: Off、On Element LFO Coarse (コースチューン) Element EQ 各エレメントのピッチを、半音単位でシフトします。 All Element 設定値: -48∼+48 Osc Fine (ファインチューン) Balance 各エレメントのピッチを微調節します。 設定値: -64∼63 Cutoff (カットオフ フリケンシー ) 各エレメントのカットオフ周波数を設定します。 設定値: 0∼255 Pan (エレメント パン) 各エレメントのステレオ定位を調節します。 設定値: L63 (左端)∼C (センター )∼R63 (右端) Level (レベル) 各エレメントの出力レベルを設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 118 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio ドラムパートエディット 各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラムパート」は、C0∼C6の各鍵盤に割り当てられた73のドラム Drum Part Edit Common Part Settings キーで構成されています。ドラムパートを作り変えるドラムパートエディットは、すべてのドラムキーに共通するパラ General メーターを設定する「キーコモンエディット」と、ドラムキーを構成するパラメーターを設定する「キーエディット」 Zone Settings の2種類に分かれます。 Zone Transmit Effect キーコモンエディット (Common) Routing Ins A Part Settings (パートセッティング) Ins B EQ General (ジェネラル) 手順 Arpeggio Common Individual [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [General] Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune Filter Level / Pan Element EQ Part Category Main (パートメインカテゴリー ) Part Category Sub (パートサブカテゴリー ) 選択中のパートが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Part Name (パートネーム) 選択中のパートに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示され、入力 画面で名前をつけることができます。 Volume (パートボリューム) 選択中のパートのボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 Pan (パン) 選択中のパートのパンを調節します。 設定値: L63∼C∼R63 Dry Level (ドライレベル) 選択中のパートのドライレベルを設定します。パートアウトプット「MainL&R」「Drum」選択時のみ有効となりま す。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 119 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Var Send (バリエーションセンド) 選択中のパートのバリエーションセンドを設定します。パートアウトプット「MainL&R」「Drum」選択時のみ有効と なります。 Drum Part Edit Common Part Settings 設定値: 0∼127 General Rev Send (リバーブセンド) Zone Settings 選択中のパートのリバーブセンドを設定します。パートアウトプット「MainL&R」「Drum」選択時のみ有効となりま Zone Transmit す。 Effect 設定値: 0∼127 Routing Part Output (パートアウトプットセレクト) Ins A 選択中のパートのオーディオ信号の出力先を設定します。 Ins B 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off、Drum EQ MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 Arpeggio AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 Common USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Individual AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Advanced USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Motion Seq Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Common Drum:「Drum Key Out」が表示され、ドラムキーごとに出力先を設定できるようになります。 Note Shift (ノートシフト) Lane Mod / Control ピッチを半音単位で調整します。 Control Assign 設定値: -24∼+0∼+24 Detune (デチューン) Receive SW Key 選択中のパートの音程を0.1ヘルツ単位で微調整します。 Osc / Tune ピッチをわずかにずらすことで、デチューン効果を得ることができます。 Filter 設定値: -12.8Hz∼+0.0Hz∼+12.7Hz Level / Pan Pitch Bend ↑/↓ (ピッチベンドレンジ アッパー /ロワー ) Element EQ ピッチベンドホイールを上下方向に回したときに、ピッチがどれだけ変化するかをそれぞれ半音単位で設定します。 設定値: -48∼+0∼+24 Arp Play Only (アルペジオ プレイオンリー ) アルペジエーターでのみ演奏するパートにするか(On)、しないか(Off)を設定します。オンに設定したパートは、アル ペジエーターによるノートオンでのみ発音します。 設定値: Off、On Element Pan (エレメント パンスイッチ) キーエディット([EDIT] → パート選択 → ドラムキー選択 → [Level/Pan]→「Pan」)で設定したパンを有効にする (On)か/しないか(Off)を設定します。offに設定すると、キーエディットでのパン設定をC (センター )とみなします。 設定値: Off、On Velocity Limit (ベロシティーリミット) 各パートのベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。 設定値: 1∼127 Note Limit (ノートリミット) 各パートの発音鍵域(最低音と最高音)を設定します。 設定値: C -2∼G8 MONTAGE リファレンスマニュアル 120 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Velocity Depth (ベロシティーセンシティビティーデプス) 鍵盤を弾いたときの強さ(ベロシティー )を、そのままではなく変換した上で音源部に送ることができます。ここでは、 「鍵盤を弾いたときのベロシティー」に対する、「実際に音源部に送るベロシティー」の変化の度合いを設定します。 下記グラフのように、値を大きくするほど、「鍵盤を弾いたときのベロシティー」に対して、 「実際に音源に送るベロシ Common Part Settings General ティー」の変化が大きくなります。 Zone Settings 設定値: 0∼127 オフセット=64の場合 デプス=127 127 Zone Transmit デプス=64 Effect Routing 実際に音源に送る ベロシティー Ins A デプス=32 Ins B EQ デプス=0 0 鍵盤を弾いたときの ベロシティー Arpeggio 127 Common Individual Velocity Offset (ベロシティーセンシティビティーオフセット) Advanced 実際に音源に送るベロシティーの値を一律に増減します。下記のグラフのように、ここで設定した値を基に実際のベロ Motion Seq シティー値を増減します。 設定値: 0∼127 Common デプス=64、 オフセット=32のとき 127 デプス=64、 オフセット=96のとき デプス=64、 オフセット=64のとき 127 実際に 音源に送る ベロシティー Lane Mod / Control Control Assign 127 実際に 音源に送る ベロシティー 実際に 音源に送る ベロシティー Receive SW Key Osc / Tune Filter 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー 0 64 127 鍵盤を弾いたときのベロシティー Level / Pan Element EQ Zone Settings (ゾーンセッティング) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(63ページ)と同じです。 Zone Transmit (ゾーントランスミット) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(65ページ)と同じです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 121 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Eff ect (エフェクト) Common Part Settings Routing (ルーティング) General Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [Routing] Zone Transmit Effect Drum Key Connection Switch (ドラムキー コネクションスイッチ) Routing Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune Filter Level / Pan Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Element EQ Drum Key Connection Switch (ドラムキー コネクションスイッチ) キーの設定と、そのキーから出る信号の出力先を、インサーションエフェクトA (InsA)にするか、インサーションエ フェクトB (InsB)にするか、インサーションエフェクトをバイパスさせるか(Thru)を選択します。 「Keyboard Select」をオンにすることで、鍵盤によるキーの選択ができます。 設定値: Thru (スルー )、InsA (インサーションエフェクトA)、InsB (インサーションエフェクトB) Insertion FX Switch (インサーション FXスイッチ) インサーションエフェクトA、Bそれぞれを有効にするかどうかを設定します。 設定値: Off、On Category (エフェクトカテゴリー ) Type (エフェクトタイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを設定します。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (サイドチェーン/モジュレーターパート) サイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。エフェクトタイプによっては無効となります。 サイドチェーン/モジュレーターについては、ノーマルパート(AWM2)のルーティング画面(67ページ)をご参照くださ い。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off MONTAGE リファレンスマニュアル 122 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Ins Connect (インサーションコネクションタイプ) インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。 設定値: Parallel、Ins A→B、Ins B→A Drum Part Edit Common Part Settings RevSend (リバーブセンド) VarSend (バリエーションセンド) General インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、リバーブ/バリエーションエフェクトへ送 る信号の量(センドレベル)を設定します。パートアウトプット/ドラムキーアウトプットの設定が「MainL&R」の場合 Zone Transmit Zone Settings Effect のみ有効となります。 Routing 設定値: 0∼127 Ins A Part Output (パートアウトプットセレクト) Ins B オーディオ信号の出力先を設定します。 EQ 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off、Drum Arpeggio MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 Common AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 Individual AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Advanced AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Motion Seq USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Common Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Lane Drum:「Drum Key Out」が表示され、ドラムキーごとに出力先を設定できるようになります。 Mod / Control Envelope Follower (エンベロープフォロワー ) Control Assign エンベロープフォロワーの設定画面を開きます。 ノーマルパート(AWM2)のルーティング画面(68ページ)をご参照ください。 Receive SW Key Osc / Tune Filter Level / Pan Element EQ InsRev (インサーションリバーブセンド) InsVar (インサーションバリエーションセンド) インサーションエフェクトA/Bを通ったドラムキーの、リバーブ/バリエーションエフェクトヘ送る信号の量(センドレ ベル)を設定します。全該当キー共通の設定となります。 ドラムキーコネクションスイッチの設定が「InsA」/「InsB」で、パートアウトプット/ドラムキーアウトプットの設 定が「MainL&R」の場合のみ有効となります。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 123 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Common Part Settings General Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common KeyRev (ドラムキーリバーブセンド) KeyVar (ドラムキーバリエーションセンド) Lane Mod / Control インサーションエフェクトA/Bをバイパスしたドラムキーの、リバーブ/バリエーションエフェクトヘ送る信号の量(セ Control Assign ンドレベル)を設定します。ドラムキーごとの設定となります。 Receive SW ドラムキーコネクションスイッチの設定が「Thru」で、パートアウトプット/ドラムキーアウトプットの設定が 「MainL&R」の場合のみ有効となります。 設定値: 0∼127 Key Osc / Tune Filter Level / Pan Element EQ Drum Key Out (ドラムキーアウトプットセレクト) 各ドラムキーの出力先を設定します。 パートアウトプットが「Drum」の場合のみ表示されます。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30 MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 NOTE ドラムキーコネクションスイッチが「InsA」/「InsB」の場合は、「MainL&R」固定となります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 124 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Ins A (インサーションエフェクトA) Ins B (インサーションエフェクトB) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(69ページ)と同じです。 Common Part Settings General Zone Settings EQ (パートイコライザー ) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(70ページ)と同じです。 Zone Transmit Effect Routing Ins A Arpeggio (アルペジオ) Ins B EQ Common (コモン) Arpeggio Common ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(73ページ)と同じです。 Individual Advanced Individual (インディビジュアル) Motion Seq Common ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(76ページ)と同じです。 Lane Advanced (アドバンスド) Mod / Control Control Assign ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(77ページ)とほぼ同じですが、以下のパラメーターが追加に Receive SW なります。 Key Fixed SD/BD (フィックスト SD/BD) Osc / Tune このパラメーターの設定をオンにすることで、アルペジオ再生においてバスドラムはC1、スネアドラムはD1で鳴りま Filter す。 設定値: Off、On Level / Pan Element EQ Motion Seq (モーションシーケンサー ) Common (コモン) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(78ページ)と同じです。 Lane (レーン) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(81ページ)と同じです。 Mod/Control (モジュレーション/コントロール) Control Assign (コントロールアサイン) 「Destination (デスティネーション)」の設定値が異なることを除き、ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエ ディット(89ページ)と同じです。デスティネーションの設定値は、別PDFファイル「データリスト」の「Control List」をご参照ください。 Receive SW (レシーブスイッチ) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(92ページ)と同じです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 125 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio キーエディット (Key) Drum Part Edit Common Osc/Tune (オシレーター /チューン) Part Settings General オシレーター /チューン画面では、ドラムパートを構成する各キーのオシレーターの設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → キー選択 → [Osc/Tune] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Drum Key Switch (ドラムキースイッチ) Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune Filter Level / Pan Bank (ウェーブフォームバンク) Number (ウェーブフォームナンバー ) Category (ウェーブフォームカテゴリー ) Sub Category (ウェーブフォームサブカテゴリー ) Name (ウェーブフォームネーム) Element EQ 現在、選ばれているドラムキーのウェーブフォームです。「Bank」では、プリセットウェーブフォームとユーザー ウェーブフォーム、ライブラリーウェーブフォームのどれがキーに割り当てられているかを表示します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Drum Key Switch (ドラムキースイッチ) 現在、選ばれているドラムキーを使用するかどうかの設定をします。 設定値: Off、On Assign Mode (キーアサインモード) 発音中の音に対して、同じノートオン情報を続けて受信したときの発音方法を設定します。 設定値: Single (シングル)、Multi (マルチ) Single: 先に発音された音をいったん止めてから再び音を鳴らします。 Multi: 発音中の音は鳴らしたまま重ねて発音します。クラッシュシンバルなど減衰の長い音を連打するような場合には、マル チに設定すると自然な発音になります。 Connect (ドラムキー コネクションスイッチ) ドラムキーから出る信号の出力先を、インサーションエフェクトA (InsA)にするか、インサーションエフェクトB (InsB)にするか、インサーションエフェクトをバイパスさせるか(Thru)を選択します。このパラメーターは、キーコモ ンエディットのエフェクト設定「Routing」画面にある「Connect」と同じ設定になります。 設定値: Thru (スルー )、InsA (インサーションエフェクトA)、InsB (インサーションエフェクトB) MONTAGE リファレンスマニュアル 126 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio New Waveform (ニュー ウェーブフォーム) USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオデータを「ウェーブフォーム」としてロードします。詳細につ いてはロード(174ページ)をご参照ください。 ウェーブフォームをロードすると、 「Edit Waveform」が表示されるようになります。「Edit Waveform」については Drum Part Edit Common Part Settings General 96ページをご参照ください。 Zone Settings Coarse (コースチューン) 各ドラムキーに割り当てられているウェーブのピッチを、半音単位でシフトします。 Zone Transmit Effect 設定値: -48∼+48 Routing Fine (ファインチューン) Ins A 各ドラムキーに割り当てられているウェーブのピッチを、微調節します。 Ins B 設定値: -64∼63 EQ Pitch/Vel (ピッチベロシティー センシティビティー ) Arpeggio 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で、ピッチを変化させる度合いを設定します。 Common 設定値: -64∼63 Individual プラスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が高くなります。 マイナスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が低くなります。 Advanced Motion Seq 0: 元のピッチのまま変化しません。 Common Lane Rcv Note Off (レシーブノートオフ) 各ドラムキーでMIDIノートオフを受けるか(On)、受けないか(Off)を設定します。 Mod / Control 設定値: Off、On Control Assign Receive SW Group (オルタネート グループ) 本来ドラムキットの中で同時に発音すると不自然になってしまうものを、同時に発音させないようにするための設定で Key す。同じ番号に設定したドラムキーは、同時に発音しなくなります。たとえば、ハイハットオープンとハイハットク Osc / Tune ローズ、ハイハットペダルなど、通常同時に発音されるはずのないウェーブフォームを割り当てたドラムキーを同じグ Filter ループ番号に登録しておきます。オルタネートグループを設定しないキーは、Offに設定します。 設定値: Off、1∼127 Level / Pan Element EQ KeyRev (ドラムキー リバーブセンド) KeyVar (ドラムキー バリエーションセンド) インサーションエフェクトA/Bをバイパスしたドラムキーの、リバーブ/バリエーションエフェクトヘ送る信号の量(セ ンドレベル)を設定します。ドラムキーごとの設定となります。 ドラムキーコネクションスイッチの設定によっては無効となります。 設定値: 0∼127 Drum Key Out (ドラムキーアウトプットセレクト) 各ドラムキーの出力先を設定します。 ドラムキーコネクションスイッチ、パートアウトプットの設定によっては無効となります。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30 MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Keyboard Select (キーボードセレクトスイッチ) キーボードセレクト設定を有効にする(On)か、無効にする(Off)かを切り替えます。オンにした場合、エディットした いドラムキーを鍵盤を押すことで選択できます。 設定値: Off、On Drum Key (ドラムキー ) 現在、選ばれているドラムキーを表示します。 設定値: C0∼C6 MONTAGE リファレンスマニュアル 127 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Filter (フィルター ) ドラムパートのフィルターに関する設定を行ないます。ドラムキーごとにローパスフィルターとハイパスフィルターを Common Part Settings 使って音質を変化させることができます。 General Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → キー選択 → [Filter] Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune Cutoff (ローパスフィルターカットオフ フリケンシー ) ローパスフィルターのカットオフ周波数を設定します。 設定値: 0∼255 Filter Level / Pan Element EQ Cutoff/Vel (ローパスフィルターカットオフ ベロシティーセンシティビティー ) ローパスフィルターのカットオフ周波数に対するベロシティーの感度を設定します。値をプラスに設定すると、鍵盤を 強く弾いたときほどカットオフ周波数が高いほうへ移動し、大きな音色変化が得られます。マイナスに設定した場合は その逆になります。 設定値: -64∼+63 Resonance (ローパスフィルターレゾナンス) ローパスフィルターのレゾナンス効果の強さを設定します。 設定値: 0∼127 HPF Cutoff (ハイパスフィルターカットオフ フリケンシー ) ハイパスフィルターのカットオフ周波数を設定します。 設定値: 0∼255 MONTAGE リファレンスマニュアル 128 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Drum Part Edit Level/Pan (レベル/パン) Common Part Settings 各ドラムキーのレベルやパン(ステレオ出力定位)に関する設定を行ないます。 General 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → キー選択 → [Level/Pan] Zone Settings Zone Transmit Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Time Filter Attack (アタック) Decay1 (ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) Level / Pan アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム Element EQ ― Level ディケイ1レベル ― 設定値: Time (タイム): 0∼127、Hold (ディケイ2のみ) Level (レベル): 0∼127 Decay2 Time = holdのとき Decay2 Time = 0 ∼126のとき アタックレベル 出力 アタックレベル 出力 ディケイ1 レベル ディケイ1 レベル アタック タイム ディケイ1 タイム ディケイ2 タイム 時間 キーオン アタック タイム ディケイ1 タイム ディケイ2 タイム 時間 キーオン Level (レベル) ドラムキーの出力レベルを設定します。ここでの設定により、ドラムキー間の出力バランスを調節します。 設定値: 0∼127 Level/Vel (レベル ベロシティーセンシティビティー ) レベル(音量)を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で変化させる度合いを設定します。 設定値: -64∼+63 プラスの値: 鍵盤を強く弾いたときほど音が大きくなります。 マイナスの値: 鍵盤を弱く弾いたときほど音が大きくなります。 0: ベロシティーによる音量変化はなくなります。 Pan (パン) ドラムキーのパンを設定します。ここでの設定により、ドラムパート(ドラムキット)の各打楽器音のステレオ定位を調 節できます。 設定値: L63 (左端)∼C (センター )∼R63 (右端) MONTAGE リファレンスマニュアル 129 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Alternate Pan (オルタネートパン) 鍵盤を弾くたびに左右交互に音の定位が移動する度合(変化の幅)を設定します。Panで設定した位置が左右への移動の 基準位置となります。 Drum Part Edit Common Part Settings 設定値: L64∼C∼R63 General Random Pan (ランダムパン) Zone Settings 鍵盤を弾くたびにランダムに音の定位が移動する度合を設定します。Panで設定した位置が定位の変化の中心となりま Zone Transmit す。 Effect 設定値: 0∼127 Routing Ins A Ins B Element EQ (エレメントEQ) ノーマルパート(AWM2)のエレメントエディット(114ページ)と同じです。 EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Control Assign Receive SW Key Osc / Tune Filter Level / Pan Element EQ MONTAGE リファレンスマニュアル 130 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio ノーマルパート(FM-X)エディット 「ノーマルパート(FM-X)」の音は、8個のオペレーターにより作られます。ノーマルパート(FM-X)のエディットは、 8つのオペレーターに共通のパラメーターを設定する「オペレーターコモンエディット」とオペレーターごとのパラ メーターを設定する「オペレーターエディット」の2種類に分かれます。 Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings General Algorithm Zone Settings オペレーターコモンエディット(Common) Zone Transmit Pitch / Filter Part Settings (パートセッティング) Pitch PEG/Scale Filter Type General (ジェネラル) ジェネラル画面では、パートの名称や発音条件など、一般的な設定を行ないます。 Filter EG Filter Scale Effect 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [General] Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(58ページ)と同じですが、以下のパラメーターが追加されま す。 Random Pan (ランダムパン) 鍵盤を弾くたびにランダムに音の定位が移動する度合を設定します。Panで設定した位置が定位の変化の中心となりま す。 設定値: 0∼127 Alternate Pan (オルタネートパン) 鍵盤を弾くたびに左右交互に音の定位が移動する度合(変化の幅)を設定します。Panで設定した位置が左右への移動の 基準位置となります。 設定値: L64∼C∼R63 Scaling Pan (スケーリングパン) 弾く鍵盤の位置(ノート)によって左右の音の定位が移動する度合(変化の幅)を設定します。ノートナンバー C3での パンが、Panで設定した定位になります。値をプラスに設定すると、低音部の鍵盤を弾いたときほど定位が左になり、 高音部の鍵盤を弾いたときほど右に移動します。0に設定すると定位の変化はなくなり、マイナスに設定すると低音部 で右に、高音部で左になります。 設定値: -64∼+0∼+63 MONTAGE リファレンスマニュアル 131 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio KeyOnDly Sync (キーオンディレイ テンポシンクスイッチ) 鍵盤を押したあと、実際に音が出るまでの遅れであるキーオンディレイのタイミングを、テンポと同期させるかどうか を設定します。 設定値: Off、On Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings General Delay Length (キーオンディレイ タイムレングス) Algorithm 鍵盤を押したあと、実際に音が出るまでの遅れを設定します。各オペレーターに対して、異なるディレイを設定できま Zone Settings す。「KeyOnDly Sync」=オンの場合は無効となります。 Zone Transmit 設定値: 0∼127 Delay Length (キーオンディレイ ノートレングス) 「KeyOnDly Sync」=オンの場合に有効なパラメーターで、キーオンディレイのタイミングを音符で設定します。 設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 Tri. (8分音符の3連符)、1/16 Dot. (付点16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 Tri. (4分音符の3連符)、 1/8 Dot. (付点8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 Tri. (2分音符の3連符)、1/4 Dot. (付点4分音符)、1/2 (2分音符)、Whole Tri. (全音符の3連符)、1/2 Dot. (付点2分音符)、1/4 x 4 (4分音符4拍:4拍子での全音符)、1/4 x 5 (4分音符5拍)、1/4 x 6 (4分音符6拍)、1/4 x 7 (4分音符7拍)、1/4 x 8 (4分音符8拍) Pitch / Filter Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Algorithm (アルゴリズム) アルゴリズム画面では、オペレーターの並べかたであるアルゴリズムの設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Part Settings] → [Algorithm] Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level Algorithm (アルゴリズムナンバー ) アルゴリズムを切り替えます。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Feedback (フィードバックレベル) フィードバックとは、モジュレーターで変調したキャリアの出力波形を使ってモジュレーター自身を変調させることで す。ここではその変調の度合(レベル)を設定します。 設定値: 0∼7 MONTAGE リファレンスマニュアル 132 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Algorithm Search (アルゴリズムサーチ) アルゴリズムサーチ画面を開きます。キャリアの数、オペレーターの最大直列接続長でアルゴリズムをフィルタリング したうえで、選択することができます。 Common Part Settings アルゴリズムリスト General Algorithm Zone Settings Zone Transmit Pitch / Filter Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Chain (チェーン) オペレーターの最大直列接続長によるアルゴリズムリストのフィルタリングをします。 設定値: 1∼8 Carrier (キャリア) キャリアの数によるアルゴリズムリストのフィルタリングをします。 設定値: 1∼8 Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Zone Settings (ゾーンセッティング) Receive SW Operator ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(63ページ)と同じです。 Form / Freq Level Zone Transmit (ゾーントランスミット) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(65ページ)と同じです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 133 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Pitch/Filter (ピッチ/フィルター ) Common Part Settings Pitch (ピッチ) General 「Legato Slope (ポルタメント レガートスロープ)」が無効であることを除き、ノーマルパート(AWM2)のエレメント コモンエディット(60ページ)と同じです。 Algorithm Zone Settings Zone Transmit Pitch / Filter PEG/Scale (ピッチEG/スケール) Pitch ピッチEG/スケール画面では、パートのピッチエンベロープジェネレーターとスケールの設定を行ないます。 PEG/Scale Filter Type [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Pitch/Filter] → [PEG/Scale] 手順 Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Initial (イニシャル) Time Level ― ホールドレベル Operator Attack (アタック) Decay1 (ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) Release (リリース) アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム アタックレベル ディケイ1レベル ディケイ2レベル リリースレベル Form / Freq Level 設定値: Time (タイム): 0∼99 Level (レベル): -50∼+50 PEG Depth (PEGデプス) PEGによるピッチの変化幅を設定します。 設定値: 8 oct、2 oct、1 oct、0.5 oct Depth/Vel (PEGデプス ベロシティーセンシティビティー ) PEGによるピッチ変化の時間を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。 設定値: 0∼7 Time/Key (PEGタイム キーフォローセンシティビティー ) PEGのピッチ変化の速さを、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。 Center Key (C3固定)に指定された鍵盤によって作られる、PEGの変化の速さが基準となります。 設定値: 0∼7 プラスの値: PEGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。 0: 鍵盤の高低によるPEGの変化はなくなります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 134 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Pitch/Key (ピッチ キーフォローセンシティビティー ) となりの鍵盤との音程を設定します。後述のCenter Keyに指定された鍵盤でのピッチが基準となります。 設定値: -200%∼+0%∼+200% +100% (通常の設定): となりの鍵盤との音程差が半音になります。 0%: となりの鍵盤との音程がなくなり、すべての鍵盤でセンターキーで指定したピッチが鳴ります。 マイナスの値: ノートの高低と実際に鳴る音の高低が入れ替わります。 Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings General Algorithm Zone Settings Center Key (ピッチ キーフォローセンシティビティー センターキー ) 上記「Pitch/Key」の基準ノートを設定します。 設定値: C -2∼G8 Zone Transmit Pitch / Filter Pitch Pitch/Vel (ピッチベロシティーセンシティビティー ) PEG/Scale 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で、ピッチを変化させる度合いを設定します。 Filter Type 設定値: -64∼63 プラスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が高くなります。 マイナスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が低くなります。 0: 元のピッチのまま変化しません。 Filter EG Filter Scale Effect Routing Random Pitch (ランダムピッチデプス) 鍵盤を弾くたびに、ピッチをランダムに変化させます。 設定値: 0∼127 Ins A Ins B EQ NOTE PEGの詳細は、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Arpeggio Common Filter Type (フィルタータイプ) Individual Advanced ノーマルパート(AWM2)のエレメントエディット(100ページ)と同じです。 Motion Seq Common Filter EG (フィルター EG) ノーマルパート(AWM2)のエレメントエディット(105ページ)と同じです。 Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Filter Scale (フィルタースケール) ノーマルパート(AWM2)のエレメントエディット(107ページ)と同じです。 Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level MONTAGE リファレンスマニュアル 135 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Effect (エフェクト) Common Part Settings Routing (ルーティング) General ルーティング画面では、パートのエフェクト結線の設定を行ないます。 Algorithm Zone Settings 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Effect] → [Routing] Zone Transmit Pitch / Filter Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) インサーションエフェクトA、Bそれぞれを有効にするかどうかのオン/オフを設定します。 設定値: Off、On Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Category (エフェクトカテゴリー ) Type (エフェクトタイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 Form / Freq Level 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (サイドチェーン/モジュレーターパート) サイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。エフェクトタイプによっては無効となります。 サイドチェーン/モジュレーターについては、ノーマルパート(AWM2)のルーティング画面(67ページ)をご参照くださ い。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Ins Connect (インサーションコネクションタイプ) インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。設定値を変更すると、画面上の信号経路をイメージした グラフィック表示も変化します。詳しくは、MONTAGEのしくみにあるエフェクトの内部構成図(19ページ)をご参照 ください。 設定値: Parallel、Ins A→B、Ins B→A MONTAGE リファレンスマニュアル 136 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Rev Send (リバーブセンド) インサーションエフェクトA/Bで処理された信号の、リバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定しま す。 Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings 設定値: 0∼127 General Var Send (バリエーションセンド) Algorithm インサーションエフェクトA/Bで処理された信号の、バリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定 Zone Settings します。 Zone Transmit 設定値: 0∼127 Pitch / Filter Part Output (パートアウトプットセレクト) Pitch オーディオ信号の出力先を設定します。 PEG/Scale 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off Filter Type MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…./29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Filter EG Filter Scale Effect AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Routing USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Ins A Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Ins B EQ Ins A (インサーションエフェクトA) Ins B (インサーションエフェクトB) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(69ページ)と同じです。 Arpeggio Common Individual Advanced EQ (パートイコライザー ) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(70ページ)と同じです。 Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO Arpeggio (アルペジオ) 2nd LFO Control Assign Common (コモン) Receive SW Operator ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(73ページ)と同じです。 Form / Freq Level Individual (インディビジュアル) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(76ページ)と同じです。 Advanced (アドバンスド) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(77ページ)と同じです。 Motion Seq (モーションシーケンサー ) Common (コモン) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(78ページ)と同じです。 Lane (レーン) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(81ページ)と同じです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 137 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Mod/Control (モジュレーション/コントロール) Common Part Settings Part LFO (パートLFO) General 「Destination (デスティネーション)」の設定値が異なることと、Element Phase Offset (LFOエレメントフェーズ Algorithm オフセット)がないことを除き、ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(85ページ)と同じです。設定 Zone Settings 値については別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Zone Transmit Pitch / Filter Pitch 2nd LFO (セカンドLFO) 手順 PEG/Scale [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [2nd LFO] Filter Type Filter EG Filter Scale Pitch Modulation Operator Depth Ratio (2nd LFOピッチモジュレーション オペレーターデプス レシオ) Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Amplitude Modulation Operator Depth Ratio (2nd LFOアンプリチュードモジュレーション オペレーターデプス レシオ) Form / Freq Level LFO Wave (2nd LFOウェーブ) 2nd LFOのウェーブを選択します。 設定値: Triangle、Saw Down、Saw Up、Square、Sine、S/H NOTE Sineのみアンプリチュードモジュレーションの位相がずれます。 Key On Reset (2nd LFOキーオンリセット) 鍵盤を押したときに2nd LFOの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Speed (2nd LFOスピード) 2nd LFOウェーブの変化の速さを設定します。 設定値: 0∼99 Phase (2nd LFOフェーズ) 2nd LFOウェーブがリセットされたときの、初期位相を設定します。 設定値: 0°、90°、180°、270° Delay (2nd LFOディレイタイム) 鍵盤を弾いてから2nd LFOの効果がフェードインしながら始まっていく時間を設定します。 設定値: 0∼99 MONTAGE リファレンスマニュアル 138 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Pitch Modulation (2nd LFOピッチモジュレーション デプス) 2nd LFOのウェーブでピッチを周期的に変化させます。ここでは、LFO信号による変調の深さを設定します。 設定値: 0∼99 Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings Amplitude Modulation (2nd LFOアンプリチュードモジュレーション デプス) General 2nd LFOのウェーブで音量を周期的に変化させます。ここでは、LFO信号による変調の深さを設定します。 Algorithm 設定値: 0∼99 Zone Settings Filter Modulation (2nd LFOフィルターモジュレーション デプス) 2nd LFOのウェーブでフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させます。ここでは、LFO信号による変調の深 Zone Transmit Pitch / Filter さを設定します。 Pitch 設定値: 0∼99 PEG/Scale Pitch Modulation Operator Depth Ratio (2nd LFOピッチモジュレーション オペレーターデプス レシオ) 2nd LFOピッチモジュレーションデプスで設定したLFO信号による変調の深さを、オペレーターごとに増減する設定 Filter Type Filter EG Filter Scale Effect です。 Routing 設定値: 0∼7 Amplitude Modulation Operator Depth Ratio (2nd LFOアンプリチュードモジュレーション オペレーターデプス レシオ) 2nd LFOアンプリチュードモジュレーションデプスで設定したLFO信号による変調の深さを、オペレーターごとに増 減する設定です。 設定値: 0∼7 Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Control Assign (コントロールアサイン) Advanced Motion Seq Common 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Mod/Control] → [Control Assign] Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level 「Destination (デスティネーション)」の設定値が異なることを除き、ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエ ディット(89ページ)と同じです。設定値については別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 また、以下のパラメーターが追加されます。 Operator SW (オペレータースイッチ) 各オペレーターに対してコントローラーの働きを有効にする(On)か、無効にする(Off)かを選択します。「デスティネー ション」のパラメーターがオペレーターに関する場合のみ表示されます。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 139 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings General Algorithm Zone Settings Zone Transmit Pitch / Filter Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B Operator Rate (オペレーターレート) 「デスティネーション」で選択したパラメーターに対するコントローラーの感度をオペレーターごとに設定します。 「デスティネーション」が「OP Freq」もしくは「OP AEG Offset」の場合のみ表示されます。 設定値: Off、On SW/Rate (SW/Rateスイッチ) 「オペレータースイッチ」と「オペレーターレート」の表示を切り替えます。 「デスティネーション」が「OP Freq」もしくは「OP AEG Offset」の場合のみ表示されます。 設定値: Off、On EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Receive SW (レシーブスイッチ) Part LFO 2nd LFO ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(92ページ)と同じです。 Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level MONTAGE リファレンスマニュアル 140 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio オペレーターエディット(Operator) Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings Form/Freq (フォーム/フリケンシー ) General フォーム/フリケンシー画面では、オペレーターの波形と周波数の設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → オペレーター選択 → [Form/Freq] Algorithm Zone Settings Zone Transmit Pitch / Filter Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B EQ Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Lane Mod / Control Initial (イニシャル) Time Level ― イニシャルレベル Attack (アタック) Decay (ディケイ) アタックタイム ディケイタイム アタックレベル ― 設定値: Time (タイム): 0∼99 Level (レベル): -50∼+50 Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Spectral (スペクトルフォーム) Form / Freq オペレーターの基本波形を設定します。 Level 設定値: Sine、All 1、All 2、Odd 1、Odd 2、Res 1、Res 2 Skirt (スペクトルスカート) 波形の倍音帯域の裾の広がりを設定します。この値を小さくするほど広がりが狭くなって特定の倍音が強調されます。 Spectral=「Sine」の場合は無効となります。 設定値: 0∼7 Resonance (スペクトルレゾナンス) スペクトルのレゾナンス効果の感度を設定します。中心周波数が高次倍音の次数の大きい方に移動し、音色にクセを付 ける共振効果が得られます。Spectral=「Res 1」「Res 2」の場合のみ有効となります。 設定値: 0∼99 MONTAGE リファレンスマニュアル 141 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio オペレーターの基本波形に含まれるSineは倍音成分を持たない最も単純な波形ですが、その他の波形には倍音成分が 含まれます。このため、Form=Sine以外の波形を選んだ場合は、選んだ波形に応じて倍音や倍音中のピーク成分(フォ ルマント)を調節するパラメーターが使えるようになります。ここではスペクトルで表現した基本波形を見ながら、そ れぞれを制御する特徴的なパラメーターをいくつか示します。 Normal Part (FM-X) Edit Common Part Settings General Algorithm Zone Settings Zone Transmit Pitch / Filter Pitch PEG/Scale Filter Type Filter EG Filter Scale Effect Routing Ins A Ins B EQ Skirtの値を大きくして倍音分布を広げると倍音が増える Arpeggio Common Individual Advanced Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Resonanceの値を大きくすると中心周波数が高次倍音次数の大きい方に移動する Resonance= 0:第1次倍音に移動 Resonance=99:第100次倍音に移動 Receive SW Operator Form / Freq Level Key On Reset (オシレーター キーオンリセット) 鍵盤を押したときにオペレーターの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Pitch/Vel (ピッチベロシティーセンシティビティー ) 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で、ピッチを変化させる度合いを設定します。Freq Mode=「Fixed」の場合のみ有効 となります。 設定値: -7∼+7 プラスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が高くなります。 マイナスの値: 鍵盤を強く弾くほど音が低くなります。 0: 元のピッチのまま変化しません。 Freq Mode (オシレーターフリケンシーモード) オペレーターの出力ピッチの設定を切り替えます。 設定値: Ratio (レシオ)、Fixed (フィックス) Ratio: 鍵盤ピッチに合わせて出力ピッチを設定します。 Fixed: 鍵盤ピッチに関係なくCoarseとFineで一定のピッチを指定します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 142 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Coarse (コースチューン) 各オペレーターの出力ピッチを調整します。 Common 設定値: Freq Mode=「Ratio」の場合: 0∼31、Freq Mode=「Fixed」の場合: 0∼21 Part Settings Fine (ファインチューン) General 各オペレーターの出力ピッチを微調整します。 Algorithm 設定値: Freq Mode=「Ratio」の場合: 0∼99、Freq Mode=「Fixed」の場合: 0∼127 Zone Settings Zone Transmit Detune (デチューン) Pitch / Filter 各オペレーターの出力ピッチをわずかに高めまたは低めにします。 Coarse、Fineで同じ値を設定している場合でも、Detuneを設定したオペレーターでは微妙なピッチのずれが生じる Pitch ため、結果的に音の広がりやうねりを作り出せます。 PEG/Scale 設定値: -15∼+15 Filter Type Filter EG Pitch/Key (ピッチ キーフォローセンシティビティー ) Filter Scale となりの鍵盤との音程を設定します。Freq Mode=「Fixed」の場合のみ有効となります。 Effect 設定値: 0∼99 0: となりの鍵盤との音程差がなくなり、すべての鍵盤でCoarseとFineで設定したピッチが鳴ります。 Routing 99: となりの鍵盤との音程差が半音になります。 Ins A Ins B EQ Arpeggio Level (レベル) Common レベル画面では、オペレーターのレベル(音量)全般に関する設定を行ないます。 手順 Individual Advanced [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → オペレーター選択 → [Level] Motion Seq Common Lane Mod / Control Part LFO 2nd LFO Control Assign Receive SW Operator Form / Freq Level LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 Time Hold (ホールド) Attack (アタック) Decay1 (ディケイ1) Decay2 (ディケイ2) ホールドタイム アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム アタックレベル ディケイ1レベル ディケイ2レベル リリース(ホールド)レベル Level ― Release (リリース) 設定値: Time (タイム): 0∼99 Level (レベル): 0∼99 Level (オペレーターレベル) 各オペレーターの出力レベルを設定します。 設定値: 0∼99 MONTAGE リファレンスマニュアル 143 リファレンス Performance Edit Search Normal Part (AWM2) Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Normal Part (FM-X) Edit Level/Vel (レベル ベロシティーセンシティビティー ) レベル(音量)を、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で変化させる度合いを設定します。 設定値: -7∼+7 Common Part Settings プラスの値: 鍵盤を強く弾いたときほど音が大きくなります。 General マイナスの値: 鍵盤を弱く弾いたときほど音が大きくなります。 Algorithm 0: ベロシティーによる音量変化はなくなります。 Zone Settings Time /Key (AEGタイム キーフォローセンシティビティー ) Zone Transmit AEGの音量変化の速さを、鍵盤の高低によって増減する度合いを設定します。 Pitch / Filter 設定値: 0∼7 Pitch プラスの値: AEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。 PEG/Scale 0: 鍵盤によるAEGの音量変化はなくなります。 Filter Type Break Point (ブレイクポイント) アンプリチュードスケーリングのブレイクポイントとなるノートナンバーを設定します。 Filter EG Filter Scale 設定値: A -1∼C8 Effect Curve Lo (ローカーブ) Curve Hi (ハイカーブ) Routing Ins A アンプリチュードスケーリングの変化カーブを設定します。 Ins B 設定値: -Linear、-Exp、+Exp、+Linear EQ Lvl/Key Lo (ローデプス) Lvl/Key Hi (ハイデプス) Arpeggio Common 上記変化カーブの急峻さを設定します。 Individual 設定値: 0∼99 Advanced ブレイクポイントで設定した音程を境界として、ローカーブで左側のカーブを決め、ローデプスでそのカーブの急峻さ Motion Seq を決めます。 Common 同様にハイカーブで右側のカーブを決め、ハイデプスでそのカーブの急峻さを決めます(下図参照)。 Lane 出力レベル +exp Mod / Control + +linear Part LFO +linear +exp 2nd LFO Control Assign Receive SW ハイカーブ ローカーブ ローデプス キー ハイデプス Operator Form / Freq Level -exp -linear -linear -exp ブレイクポイント アウトプットレベル ブレイクポイントに設定したキーではオペレーターレベルで設定したままの出力レベルです。ブレイクポイントより左 側のキーではローカーブとローデプスで設定したカーブに合わせて、右側のキーではハイカーブとハイデプスで設定し たカーブに合わせて、それぞれ出力レベルが補正されます。Expタイプのカーブでは出力レベルは指数的な変化、 Linerタイプでは直線的な変化が得られます。どちらの場合もブレイクポイントから遠ざかる音程ほど出力レベルが大 きく変化します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 144 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio コモン/オーディオエディット(Common/Audio) パフォーマンスは、最大16個のパートで構成されています。パフォーマンス全体、およびオーディオパートに影響す るパラメーターの設定は「コモン/オーディオエディット」で行ないます。 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In Mixing General (ジェネラル) Routing Ins A ジェネラル画面では、パフォーマンスの一般的な設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART[COMMON] → [General] Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Performance Name (パフォーマンスネーム) 選択中のパフォーマンスに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示さ れ、入力画面で名前をつけることができます。 Motion Control Flag (モーションコントロールフラグ) 選択中のパフォーマンスに、アトリビュート(属性)としてモーションコントロールを含む(On)か、含まない(Off)かを 設定します。オンにするとパフォーマンスプレイ画面(26ページ)のフラグに「MC」が表示されるようになります。ま たパフォーマンスカテゴリーサーチ画面(161ページ)で、アトリビュート「MC」のフィルタリング対象となります。 設定値: Off、On Tg Flag (トーンジェネレーターフラグ) 選択中のパフォーマンスの音源方式によるアトリビュート(属性)を設定します。パフォーマンスプレイ画面(26ページ) のフラグに、設定した音源方式が表示されるようになります。またパフォーマンスカテゴリーサーチ画面(161ページ) で、アトリビュート「AWM2/FM/FM-X+AWM2」のフィルタリング対象となります。 設定値: AWM2、FM-X、FM-X+AWM2 Volume (パフォーマンスボリューム) 選択中のパフォーマンスの音量を設定します。 設定値: 0∼127 Pan (パン) 選択中のパフォーマンスのパンを調節します。 設定値: L63∼C∼R63 Var Return (バリエーションリターン) バリエーションエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 145 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Rev Return (リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Audition Phrase Number (オーディションフレーズナンバー ) Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In オーディションフレーズを選びます。オーディションフレーズを再生させることで選択中のパフォーマンスの音色を Mixing 簡単に確認できます。プリセットのパフォーマンスには、あらかじめそのパフォーマンスに適したオーディションフ Routing レーズが割り当てられています。 Ins A 設定値: 1∼850 Note Shift (オーディションフレーズ ノートシフト) オーディションフレーズを構成するノートのピッチを半音単位で調整します。 設定値: -24semi∼+24semi Velocity Shift (オーディションフレーズ ベロシティーシフト) オーディションフレーズを構成するノートのベロシティーを調整します。 設定値: -63∼+63 Portamento Master SW (ポルタメント マスタースイッチ) 「Portamento Part SW」がオンのパートにポルタメント効果をかけるか(On)、かけないか(Off)を設定します。 設定値: Off、On Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Portamento Time (ポルタメントタイム) ポルタメントのピッチ変化にかかる時間またはピッチ変化の速さを設定します。 設定値: -64∼+63 Reverb Master FX Master EQ RB Mode (リボンコントローラーモード) リボンコントローラーの機能の仕方を設定します。 設定値: Hold (ホールド)、Reset (リセット) Hold: リボンコントローラーから指を離した位置の状態で値が維持されます。 Reset: リボンコントローラーから指を離したときに、値がリボンの中央位置に自動的に戻されます。 Assign 1 Mode/Assign 2 Mode (アサイナブルスイッチ1モード/アサイナブルスイッチ2モード) [ASSIGN 1]ボタンと[ASSIGN 2]ボタンとが、ラッチタイプとモーメンタリータイプのどちらで働くかを設定しま す。 設定値: Latch (ラッチ)、Momentary (モーメンタリー ) Latch: ボタンを押すとオンになり、もう一度押すとオフになります。 Momentary: ボタンを押している間だけオンになり、離すとオフになります。 MS Hold Mode (モーションシーケンサー ホールドモード) [MOTION SEQ HOLD]ボタンの機能の仕方を設定します。 設定値: Latch (ラッチ)、Momentary (モーメンタリー ) Latch: ボタンを押すとオンになり、もう一度押すとオフになります。 Momentary: ボタンを押している間だけオンになり、離すとオフになります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 146 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Audio In (オーディオイン) Common/Audio General Mixing (ミキシング) Audio In ミキシング画面では、オーディオパート(A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子からの入力信号)およびデジタルパート Mixing ([USB TO HOST]端子からの入力信号*)のミキシング設定を行ないます。 Routing *デバイスポートのうち、 「Digtal L/R」に設定された音声) Ins A 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Audio In] → [Mixing] Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ A/D In Input Mode/Digital In Input Mode (A/Dパート インプットモード/デジタルパート インプットモード) 入力された左右2チャンネルの音声を、どのように使うかを設定します。 設定値: L Mono、R Mmono、L+R Mono、Stereo L Mono: 左チャンネルの音声だけを使います。 R Mono: 右チャンネルの音声だけを使います。 L+R Mono: 左チャンネルと右チャンネルをミックスして、モノラル音声として処理します。 Stereo: 入力されたステレオ音声を、ステレオのまま処理します。 NOTE [L/MONO]端子にのみ接続して入力された音声は、モノラル音声として処理します。 Volume (A/Dパートボリューム/デジタルパートボリューム) A/Dパート/デジタルパートの音量を設定します。 設定値: 0∼127 Pan (A/Dパート パン/デジタルパート パン) A/Dパート/デジタルパートのパン(ステレオ定位)を調節します。 設定値: L63∼C∼R63 Dry Level (A/Dパート ドライレベル/デジタルパート ドライレベル) A/Dパート/デジタルパートのドライレベル(システムエフェクトを通さないレベル)を設定します。パートアウトプッ ト「MainL&R」選択時のみ有効となります。 設定値: 0∼127 Var Send (A/Dパート バリエーションセンド/デジタルパート バリエーションセンド) A/Dパート/デジタルパートのバリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)設定します。パートアウト プット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 設定値: 0∼127 MONTAGE リファレンスマニュアル 147 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Rev Send (A/Dパート リバーブセンド/デジタルパート リバーブセンド) A/Dパート/デジタルパートのリバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)設定します。パートアウトプット 「MainL&R」選択時のみ有効となります。 設定値: 0∼127 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In Output Select (A/Dパート パートアウトプットセレクト/デジタルパート パートアウトプットセレクト) Mixing A/Dパート/デジタルパートのオーディオ信号の出力先を設定します。 Ins A 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…/29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 Routing Ins B EQ Motion Seq AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Common AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 Lane USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Control Control Assign Control Number Routing (ルーティング) Effect ルーティング画面では、A/Dパートのエフェクト結線の設定を行ないます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Audio In] → [Routing] Routing Variation Reverb Master FX Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Master EQ Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) Insertion FX Switch (インサーションFXスイッチ) インサーションエフェクトA、Bそれぞれを有効にするかどうかを設定します。 設定値: Off、On Category (エフェクトカテゴリー ) Type (エフェクトタイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 148 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Preset (プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。プリセットを変更するこ とで、エフェクトのかかり方を変えることができます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In Side Chain/Modulator (サイドチェーン/モジュレーターパート) Mixing サイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。エフェクトタイプによっては無効となります。 Routing サイドチェーン/モジュレーターについては、ノーマルパート(AWM2)のルーティング画面(67ページ)をご参照くださ Ins A い。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Ins B EQ Ins Connect (インサーション コネクションタイプ) インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。設定値を変更すると、画面上の信号経路をイメージした結 線図も変化します。詳しくは、MONTAGEのしくみにあるエフェクトの内部構成図(19ページ)をご参照ください。 設定値: Ins A→B、Ins B→A Motion Seq Common Lane Control Rev Send (リバーブセンド) Control Assign インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、リバーブエフェクトへ送る信号の量(センド Control Number レベル)を設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 設定値: 0∼127 Effect Routing Var Send (バリエーションセンド) Variation インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、バリエーションエフェクトへ送る信号の量 Reverb (センドレベル)を設定します。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 Master FX 設定値: 0∼127 Master EQ Envelope Follower (エンベロープフォロワー ) エンベロープフォロワーの設定画面を開きます。ノーマルパート(AWM2)エディットのルーティング画面(68ページ) をご参照ください。パートアウトプット「MainL&R」選択時のみ有効となります。 Output Select (パートアウトプットセレクト) オーディオ信号の出力先を設定します。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1∼30、Off MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…/29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 Off: パートのオーディオ信号を出力しません。 Ins A (インサーションエフェクトA) Ins B (インサーションエフェクトB) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(69ページ)と同じです。 EQ (イコライザー ) 3バンドEQが無効であることを除き、ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(70ページ)と同じで す。 MONTAGE リファレンスマニュアル 149 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Motion Seq (モーションシーケンサー ) Common/Audio General Common (コモン) コモン画面では、コモン/オーディオパート内で共有されるモーションシーケンサーのパラメーターの設定を行ないます。 Audio In Mixing Routing 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Motion Seq] → [Common] Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Common Clock Swing (コモン スイング) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」を設定します。 各パート設定のアルペジオ/モーションシーケンサー「スイング」のオフセット値になります。 設定値: -120∼+120 Common Clock Unit (コモン ユニットマルチプライ) パフォーマンス全体のアルペジオ/モーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。 各パートのユニットマルチプライが「Common」に設定されているパートに効果します。 再生時間を伸縮することでアルペジオ/モーションシーケンサーの譜割やテンポが変化し、元のアルペジオ/モーション シーケンサーとは異なったタイプのアルペジオ/モーションシーケンサーとなります。 設定値: 50%∼400% 200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンします。 100%: 元の再生時間のまま変更しません。 50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。 Common Arp Gate Time (コモン アルペジオ ゲートタイム) パフォーマンス全体のアルペジオ「ゲートタイムレート」を設定します。 各パート設定のアルペジオ「ゲートタイムレート」のオフセット値になります。 設定値: -100∼+100 Common Arp Velocity (コモン アルペジオ ベロシティーレート) パフォーマンス全体のアルペジオ「ベロシティーレート」を設定します。 各パート設定のアルペジオ「ベロシティーレート」のオフセット値になります。 設定値: -100∼+100 Common Motion Seq Amplitude (コモン モーションシーケンサー アンプリチュード) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「アンプリチュード」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「アンプリチュード」のオフセット値になります。 「アンプリチュード」はシーケンス全体の変化の大きさです。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「アンプリチュード」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 MONTAGE リファレンスマニュアル 150 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common Motion Seq Shape (コモン モーションシーケンサー パルスシェイプ) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「パルスシェイプ」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「パルスシェイプ」のオフセット値になります。シーケンスを構成しているステッ プカーブの形状を変化させます。 パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンのうち、 「Control」がオンになっているパラメーターを相 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In 対的に変化させます。 Mixing 設定値: -100∼+100 Routing Common Motion Seq Smooth (コモン モーションシーケンサー スムースネス) パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「スムースネス」を設定します。 各パートのモーションシーケンサー「スムースネス」のオフセット値になります。 「スムースネス」とは、シーケンスの時間変化の滑らかさです。 Ins A Ins B EQ Motion Seq パフォーマンス内の「MS FX」がオンになっているレーンの「スムースネス」を相対的に変化させます。 Common 設定値: -64∼+63 Lane Common Motion Seq Random (コモン モーションシーケンサー ランダム) Control パフォーマンス全体のモーションシーケンサー「ランダム」を設定します。 Control Assign 各パート設定のモーションシーケンサー「ランダム」のオフセット値になります。 Control Number 「ランダム」はシーケンスの「ステップバリュー」がランダムに変化する度合いです。パフォーマンス内の「MS FX」 がオンになっているレーンの「ランダム」を相対的に変化させます。 設定値: -64∼+63 Effect Routing Variation Random (A/Dパート モーションシーケンサー ランダム) Reverb A/Dパートのモーションシーケンサー「ステップバリュー」がランダムに変化する度合いを設定します。 「ランダム」 Master FX については「クイックエディット」(32ページ)をご参照ください。 Master EQ 設定値: 0∼127 Sync Part (モーションシーケンサー シンクパート) モーションシーケンサーが同期するパートを設定します。ここで設定したパートのノートオンや「Arp/MS Grid」の 設定に連動します。 設定値: Part 1∼Part16 Arp/MS Grid (アルペジオ/モーションシーケンサー グリッド) クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。表示される数値はクロックを表しています。 モーションシーケンサーの場合は、この値を1ステップ長とします。ここでの設定は「Sync Part」で設定したパート の値になります。 設定値: 60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) Lane (レーン) ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(81ページ)と同じです。 MONTAGE リファレンスマニュアル 151 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Control (コントロール) Common/Audio General Control Assign (コントロールアサイン) Audio In Mixing 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Control] → [Control Assign] Routing Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ ノーマルパート(AWM2)のエレメントコモンエディット(89ページ)と同じですが、以下のパラメーターが異なります。 Destination (デスティネーション) Source (ソース)を「AsgnKnob 1∼8」に設定した場合、 「Part1∼16 Assign1∼8」が設定値に追加されます。 その場合、「カーブタイプ」や「カーブレシオ」は設定できません。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」の「Control List」をご参照ください。 Source (ソース) Destination (デスティネーション)で「Part1∼16 Assign1∼8」を選択した場合、「AsgnKnob 1∼8」のみが設 定でき、他のコントローラーは設定できなくなります。 設定値: AsgnKnob 1∼8、MS Lane 1∼4、EnvFollow 1∼16、EnvFollowAD、EnvFollowMst MONTAGE リファレンスマニュアル 152 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Control Number (コントロールナンバー ) Common/Audio システム全体に共通のコントロールチェンジナンバーの設定をします。パネル上のノブや外部コントローラーなどに General は、MIDIのコントロールチェンジナンバーを割り当てて使用できます。 Audio In NOTE 本体に搭載されていないコントローラーについては、外部シーケンサーや外部MIDIコントローラーなどによりコントロールで きます。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Control] → [Control Number] Mixing Routing Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Ribbon Ctrl (リボンコントローラー コントロールナンバー ) リボンコントローラーを操作したときに発生するコントロールチェンジナンバーを設定します。ここで設定したコント ロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合も、本体はリボンコントローラーが操作されたも のとみなします。 設定値: Off、1∼95 Breath Ctrl (ブレスコントローラー コントロールナンバー ) ブレスコントローラーとして外部から受信するコントロールチェンジナンバーを設定します。ここで設定したコント ロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合も、本体はブレスコントローラーが操作されたも のとみなします。 設定値: Off、1∼95 Foot Ctrl 1/Foot Ctrl 2 (フットコントローラー 1 コントロールナンバー /フットコントローラー 2 コントロールナンバー ) FOOT CONTROLLER [1]、[2]端子に接続したフットコントローラーを操作したときに発生するコントロールチェン ジナンバーを設定します。ここで設定したコントロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合 も、本体はフットコントローラーが操作されたものとみなします。 設定値: Off、1∼95、Super Knob Assign SW 1/Assign SW 2 (アサイナブルスイッチ1 コントロールナンバー /アサイナブルスイッチ2 コントロールナンバー ) [ASSIGN 1]、[ASSIGN 2] (アサイナブルスイッチ1、2)ボタンを操作したときに発生するコントロールチェンジナ ンバーを設定します。ここで設定したコントロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合も、 本体は[ASSIGN 1]、[ASSIGN 2]ボタンが操作されたものとみなします。 設定値: Off、1∼95 MONTAGE リファレンスマニュアル 153 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio MS Hold (モーションシーケンサーホールド コントロールナンバー ) [MOTION SEQ HOLD] (モーションシーケンサーホールド)ボタンを操作したときに発生するコントロールチェンジナ ンバーを設定します。ここで設定したコントロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合も、 本体は[MOTION SEQ HOLD]ボタンが操作されたものとみなします。 設定値: Off、1∼95 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In Mixing MS Trriger (モーションシーケンサートリガー コントロールナンバー ) Routing [MOTION SEQ TRIGGER] (モーションシーケンサートリガー )ボタンを操作したときに発生するコントロールチェン Ins A ジナンバーを設定します。ここで設定したコントロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合 も、本体は[MOTION SEQ TRIGGER]ボタンが操作されたものとみなします。 Ins B EQ 設定値: Off、1∼95 Motion Seq Assign Knob 1∼8 (アサイナブルノブ1∼8 コントロールナンバー ) アサイナブルノブ1∼8を操作したときに発生するコントロールチェンジナンバーを設定します。ここで設定したコン トロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部から受信した場合も、本体はアサイナブルノブ1∼8が操作された Common Lane Control ものとみなします。 Control Assign 設定値: Off、1∼95 Control Number Effect Routing Effect (エフェクト) Variation Reverb Routing (ルーティング) Master FX ここでは、すべてのパートに共通して効果するシステムエフェクトおよびマスターエフェクトの結線の設定を行ないま Master EQ す。 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Routing] Reverb Switch (リバーブスイッチ) Variation Switch (バリエーションスイッチ) Master Effect Switch (マスターエフェクトスイッチ) Variation/Reverb/Master Effect Switch (バリエーション/リバーブ/マスターエフェクトスイッチ) バリエーション/リバーブ/マスターエフェクトをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 154 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Category (バリエーション/リバーブ/マスターエフェクト カテゴリー ) Type (バリエーション/リバーブ/マスターエフェクト タイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In Mixing Preset (バリエーション/リバーブ/マスターエフェクト プリセット) バリエーション/リバーブ/マスターエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (バリエーション/マスターエフェクト サイドチェーン/モジュレーターパート) バリエーション/マスターエフェクトのサイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。 モジュレーターパートに自パートまたは「Master」を指定した場合、無効になります。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Var Return (バリエーションリターン) Rev Return (リバーブリターン) バリエーション/リバーブエフェクトで処理された信号の出力レベル(リターンレベル)を設定します。 設定値: 0∼127 Routing Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Var Pan (バリエーションパン) Rev Pan (リバーブパン) Variation コーラス/リバーブエフェクトで処理された信号の、左右の定位を設定します。 Master FX 設定値: L63 (左端)∼C (センター )∼R63 (右端) Master EQ Reverb Var to Rev (バリエーション トゥ リバーブ) バリエーションエフェクトで処理された信号をリバーブエフェクトへ送る量を設定します。 設定値: 0∼127 Master EQ (マスター EQスイッチ) マスター EQをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Envelope Follower (エンベロープフォロワー ) エンベロープフォロワーの設定画面を開きます。ノーマルパート(AWM2)エディットのルーティング画面(68ページ) をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 155 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Variation (バリエーション) Common/Audio General バリエーションエフェクトの詳細設定を行ないます。 Audio In 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Variation] Mixing Routing Variation Switch (バリエーションスイッチ) Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) Variation Switch (バリエーションスイッチ) バリエーションエフェクトをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Category (バリエーション カテゴリー ) Type (バリエーション タイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (バリエーション プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (バリエーションエフェクト サイドチェーン/モジュレーターパート) バリエーションエフェクトのサイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。 モジュレーターパートに自パートまたは「Master」を指定した場合、無効になります。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプによって異なります。各エフェクトタイプで設定できる エフェクトパラメーターについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトパラメーターの詳しい解説に ついては別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 156 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Reverb (リバーブ) Common/Audio General リバーブエフェクトの詳細設定を行ないます。 Audio In 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Reverb] Mixing Routing Reverb Switch (リバーブスイッチ) Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) Reverb Switch (リバーブスイッチ) リバーブエフェクトをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Category (リバーブ カテゴリー ) Type (リバーブ タイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (リバーブ プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプによって異なります。各エフェクトタイプで設定できる エフェクトパラメーターについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトパラメーターの詳しい解説に ついては別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 157 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Master FX (マスターエフェクト) Common/Audio General マスターエフェクトの詳細設定を行ないます。 Audio In 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Master FX] Mixing Routing Master Effect Switch (マスターエフェクトスイッチ) Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) Master Effect Switch (マスターエフェクトスイッチ) マスターエフェクトをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Category (マスターエフェクト カテゴリー ) Type (マスターエフェクト タイプ) 対象エフェクトのカテゴリーとタイプを設定します。 設定値: 設定できるエフェクトカテゴリーとタイプについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトタイプの詳しい解説 については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 Preset (マスターエフェクト プリセット) 各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。 設定値: 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Side Chain/Modulator (マスターエフェクト サイドチェーン/モジュレーターパート) マスターエフェクトのサイドチェーン/モジュレーターとなるパートを設定します。 モジュレーターパートに自パートまたは「Master」を指定した場合、無効になります。 設定値: Part 1∼16、A/D、Master、Off Effect Parameter (エフェクトパラメーター ) エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプによって異なります。各エフェクトタイプで設定できる エフェクトパラメーターについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトパラメーターの詳しい解説に ついては別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 158 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Common/Audio Edit Master EQ (マスターイコライザー ) Common/Audio General ここではマスター EQの設定を行ないます。 Audio In 手順 [PERFORMANCE] → [EDIT] → PART [COMMON] → [Effect] → [Master EQ] Mixing Routing Master EQ Switch (マスター EQスイッチ) Ins A Ins B EQ Motion Seq Common Lane Control Control Assign Control Number Effect Routing Variation Reverb Master FX Master EQ Low Shape (マスター EQローシェープ) High Shape (マスター EQハイシェープ) Master EQ Switch (マスター EQスイッチ) マスター EQをかけるかどうかを設定します。 設定値: Off、On Low Gain (マスター EQローゲイン) マスター EQ「Low」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Lo Mid Gain (マスター EQローミッドゲイン) マスター EQ「Lo Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Mid Gain (マスター EQミッドゲイン) マスター EQ「Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Hi Mid Gain (マスター EQハイミッドゲイン) マスター EQ「Hi Mid」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB High Gain (マスター EQハイゲイン) マスター EQ「High」帯域の信号レベルを設定します。 設定値: -12dB∼+12dB Low Freq (マスター EQローフリケンシー ) マスター EQ「Low」帯域の周波数を設定します。 設定値: 32Hz∼2.0kHz MONTAGE リファレンスマニュアル 159 リファレンス Performance Edit Normal Part (AWM2) Search Drum Part Utility Normal Part (FM-X) Live Set Common/Audio Lo Mid Freq (マスター EQローミッドフリケンシー ) マスター EQ「Lo Mid」帯域の周波数を設定します。 設定値: 100Hz∼10kHz Mid Freq (マスター EQミッドフリケンシー ) Common/Audio Edit Common/Audio General Audio In マスター EQ「Mid」帯域の周波数を設定します。 Mixing 設定値: 100Hz∼10kHz Routing Hi Mid Freq (マスター EQハイミッドフリケンシー ) マスター EQ「Hi Mid」帯域の周波数を設定します。 設定値: 100Hz∼10kHz Ins A Ins B EQ Motion Seq High Freq (マスター EQハイフリケンシー ) マスター EQ「High」帯域の周波数を設定します。 設定値: 500Hz∼16kHz Common Lane Control Low Q (マスター EQローキュー ) Control Assign マスター EQ「Low」帯域の幅を設定します。後述のマスター EQローシェープ「Peak」選択時のみ有効となります。 Control Number 設定値: 0.1∼12.0 Effect Lo Mid Q (マスター EQローミッドキュー ) Routing マスター EQ「Lo Mid」帯域の幅を設定します。 Variation 設定値: 0.1∼12.0 Reverb Mid Q (マスター EQミッドキュー ) マスター EQ「Mid」帯域の幅を設定します。 Master FX Master EQ 設定値: 0.1∼12.0 Hi Mid Q (マスター EQハイミッドキュー ) マスター EQ「Hi Mid」帯域の幅を設定します。 設定値: 0.1∼12.0 High Q (マスター EQハイキュー ) マスター EQ「High」帯域の幅を設定します。後述のマスター EQハイシェープ「Peak」選択時のみ有効となります。 設定値: 0.1∼12.0 Low Shape (マスター EQローシェープ) High Shape (マスター EQハイシェープ) イコライザーのLow (ロー )とHigh (ハイ)を、シェルビングタイプ(特定の周波数以下あるいは以上の信号を盛り上げ たり削ったりするタイプ)で使用するか、ピーキングタイプ(特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりするタイプ) で使用するかを設定します。 設定値: Shelf (シェルビングタイプ)、Peak (ピーキングタイプ) MONTAGE リファレンスマニュアル 160 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Search カテゴリーサーチ Performance Category MONTAGEのパフォーマンス/アルペジオ/ウェーブフォームは、カテゴリーごとに分類されています。カテゴリーは、 パフォーマンス/アルペジオ/ウェーブフォームをそれぞれピアノ、オルガンといった楽器の種類や音のキャラクター別 に分けたものです。カテゴリーサーチは、特定のカテゴリーを指定して、その中から使いたいパフォーマンス/アルペ Arp Category Waveform ジオ/ウェーブフォームをすばやく探すことができる便利な機能です。 パフォーマンスカテゴリーサーチ(Performance Category Search) パフォーマンスカテゴリーサーチ画面では、パフォーマンスの検索および選択を行ないます。 ■ パフォーマンスカテゴリーサーチの場合 [PERFORMANCE] → [CATEGORY](パフォーマンスカテゴリーサーチ) 手順 または パフォーマンスネームをタッチ → 表示されるメニューから[Search]を選択 Name Search (パフォーマンス ネームサーチ) パフォーマンスリスト Bank (パフォーマンス バンクセレクト) バンクによるパフォーマンスリストのフィルタリングをします。 設定値: All、Preset、User、Library名(ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Attribute (パフォーマンス アトリビュート) アトリビュート(属性) (145ページ)によるパフォーマンスリストのフィルタリングをします。パートカテゴリーサーチ の場合は無効となります。 設定値: All、AWM2、FM、FM-X+AWM2、MC、SSS、Single、Multi Name Search (パフォーマンス ネームサーチ) パフォーマンスネームの一部を入力し、パフォーマンスを検索します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Main (パフォーマンスメインカテゴリー ) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Sub (パフォーマンスサブカテゴリー ) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 MONTAGE リファレンスマニュアル 161 リファレンス Performance Edit Search Utility Audition (オーディションスイッチ) オーディションフレーズを再生する(On)か、しない(Off)かを設定します。ユーティリティー画面(171ページ)で [Audition Lock]がオンの場合は無効となります。 設定値: Off、On Live Set Search Performance Category Arp Category Waveform Sort (ソートオーダー ) パフォーマンスリストのソート順を設定します。 設定値: Default、Name、Date Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Date: ストアされた順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。 ■ パートカテゴリーサーチの場合 [PERFORMANCE] → パート選択 → [SHIFT]+[CATEGORY](パートカテゴリーサーチ) または 手順 (すでに音色が割り当てられているパートを選択した場合)パートネームをタッチ → 表示されるメニュー から[Search]を選択 (空のパートを選択した場合)「+」ボタンをタッチ Solo (ソロ スイッチ) ソロ機能を有効にする(On)か、しない(Off)かを設定します。このスイッチをオンにした状態で、音色を割り当てると そのパートはソロになります。 設定値: Off、On Param. with part (パラメーターウィズパート) パフォーマンス選択時に、そのパラメーター群の設定値を読み込む(On)か、読み込まない(Off)かを設定します。オフ に設定したパラメーター群は、新たなパフォーマンスを選択しても現在の設定値が維持されます。 また「Zone」はユーティリティー画面(171ページ)で「Zone Master」がオンの場合のみ有効となります。 設定値: Arp/MS、Scene、Zone MONTAGE リファレンスマニュアル 162 リファレンス Performance Edit Search Utility アルペジオカテゴリーサーチ(Arp Category Search) アルペジオカテゴリーサーチ画面では、アルペジオタイプの検索および選択を行ないます。 Live Set Search Performance Category Arp Category 手順 アルペジオ関連画面 → パート選択 → [CATEGORY] Waveform Name Search (アルペジオ ネームサーチ) アルペジオタイプリスト Bank (アルペジオ バンクセレクト) バンクによるアルペジオタイプリストのフィルタリングをします。 設定値: All、Preset、User、Library名(ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Name Search (アルペジオ ネームサーチ) アルペジオネームの一部を入力し、アルペジオを検索します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Main (アルペジオカテゴリー ) 設定値: アルペジオカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 Sub (アルペジオサブカテゴリー ) 設定値: アルペジオサブカテゴリーリスト(11ページ)をご参照ください。 Sort (ソートオーダー ) アルペジオタイプリストのソート順を設定します。 設定値: Default、Name、Date Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Date: ロードした順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。 MONTAGE リファレンスマニュアル 163 リファレンス Performance Edit Search Utility ウェーブフォームカテゴリーサーチ(Waveform Search) ウェーブフォームカテゴリーサーチ画面では、ウェーブフォームの検索および選択を行ないます。 Live Set Search Performance Category Arp Category 手順 ウェーブフォーム関連画面 → パート選択 → ウェーブフォーム選択 → [CATEGORY] Waveform Name Search (ウェーブフォーム ネームサーチ) ウェーブフォームリスト Bank (ウェーブフォーム バンクセレクト) バンクによるウェーブフォームリストのフィルタリングをします。 設定値: All、Preset、User、Library名(ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Name Search (ウェーブフォーム ネームサーチ) ウェーブフォームネームの一部を入力し、ウェーブフォームを検索します。 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Main (ウェーブフォーム カテゴリー ) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Sub (ウェーブフォーム サブカテゴリー ) 設定値: 別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 Sort (ソートオーダー ) ウェーブフォームリストのソート順を設定します。 設定値: Default、Name、Date Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Date: ストアされた順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。 MONTAGE リファレンスマニュアル 164 リファレンス Performance Edit Search Utility ユーティリティー (Utility) ユーティリティー画面は、「セッティング」「コンテンツ」「テンポセッティング」「エフェクトスイッチ」の4つのタブ から構成され、それぞれシステム全体に共通した設定を行ないます。 Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup Audio I/O Settings (セッティング) MIDI I/O Advanced System Sound (サウンド) サウンド画面では、本体から出力される音に関連する設定を行ないます。 Contents Load Store / Save 手順 [UTILITY] → [Settings] → [Sound] Data Utility Tempo Settings Effect Switch Tone Generator Volume (トーンジェネレーター ボリューム) 本体から出力されるサウンド全体のボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 Tone Generator Note Shift (トーンジェネレーター ノートシフト) 本体の音源部で鳴るサウンド全体の音程を半音単位で調整します。 設定値: -24semi∼+24semi Tone Generator Tune (トーンジェネレーター チューン) 本体の音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。ピッチをセント単位で微調整します。 設定値: -102.4∼+102.3 Sustain Pedal (フットスイッチ サステインペダル セレクト) リアパネルのFOOT SWITCH [SUSTAIN]端子に接続するフットスイッチの種類を選びます。 • FC3またはFC3Aをお使いの場合 ハーフダンパー対応のFC3 またはFC3Aをお使いの場合、「FC3A (Half On)」を選んでください。ハーフダン パー演奏しない場合は、「FC3A (Half Off)」を選んでください。 • FC4またはFC4A、FC5をお使いの場合 「FC4A/FC5」を選んでください。FC4やFC4A、FC5では、フットスイッチを使ったハーフダンパー演奏はでき ません。 設定値: FC3A (Half On)、FC3A (Half Off)、FC4A/FC5 NOTE 外部MIDI機器からコントロールチェンジを使ってハーフダンパー演奏することもできます。その場合、サステインペダルセレ クトの設定は必要ありません。 MONTAGE リファレンスマニュアル 165 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Keyboard Octave Shift (キーボードオクターブシフト) 鍵盤の音高をオクターブ単位でアップ/ダウンします。パネル上のOCTAVE[−]/[+]ボタン操作と連動します。 Settings 設定値: -3∼+3 Sound Keyboard Transpose (キーボードトランスポーズ) Quick Setup 鍵盤の音程を半音単位でシフトします。 Audio I/O 設定値: -11semi∼+11semi MIDI I/O NOTE 本体の音源部が再生できる音程の範囲(C -2∼G8)を超えた場合は、1オクターブ上(または下)の音が発音します。 Advanced Keyboard Velocity Curve (キーボードベロシティーカーブ) System 鍵盤を弾く強さに対するベロシティーの出方を決める、ベロシティーカーブを設定します。本体画面に表示されるグラ Contents フの横軸は鍵盤を弾く強さ、縦軸が鍵盤から出力されるベロシティーを示しています。 Load 設定値: Normal (ノーマル)、Soft (ソフト)、Hard (ハード)、Wide (ワイド)、Fixed (フィックス) Store / Save Normal: 鍵盤を弾く強さとベロシティーが比例する、もっとも一般的なカーブです。 Soft: 全体に大きなベロシティーが出やすいカーブです。 Data Utility Tempo Settings Hard: 全体に大きなベロシティーが出にくいカーブです。 Wide: キータッチの弱い部分ではベロシティーをおさえ、強い部分ではベロシティーを出やすくしたカーブです。ダイナミッ クレンジが広く感じられます。 Effect Switch Fixed: 鍵盤を弾く強さに関わりなく、一定のベロシティーで音源を鳴らしたい場合に使用します。次のKeyboard Fixed Velocityで設定した値が、一定のベロシティー値となります。 Keyboard Fixed Velocity (キーボードフィックスベロシティー ) 鍵盤を弾く強さにかかわりなく、一定のベロシティーで音源を鳴らしたい場合に使用します。 「Keyboard Velocity Curve」のパラメーターで「Fixed」を設定した場合に限り、有効です。 設定値: 1∼127 Quick Setup (クイックセットアップ) 外部接続に関するパラメーターの設定を、プリセットの中から選ぶだけで最適な設定に一度に変更する機能です。いく つかの設定画面にまたがったパラメーターを、目的に合わせて一度に設定できます。 手順 [UTILITY] → [Settings] → [Quick Setup] または [SHIFT] + [UTILITY] または QUICK SETUP (クイックセットアップ)アイコンをタッチ QUICK SETUP(クイックセットアップ)アイコン Audio Signal Flow (オーディオシグナルフロー ) オーディオ信号の結線図を表示します。[USB TO HOST]端子の接続状態および本体の設定により、結線図が変化し ます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 166 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity MIDI Signal Flow (MIDIシグナルフロー ) MIDI信号の結線図を表示します。本体の設定により、結線図が変化します。 Settings Sound Quick Setup (クイックセットアップ) クイックセットアップを選択します。 Quick Setup 設定値: Standalone、1∼3 Audio I/O MIDI I/O 各クイックセットアップに記憶されるパラメーターは以下になります。 Advanced System A/D Input Gain オーディオ設定 Contents Main L&R Gain MIDI設定 Assign L&R Gain Load USB Main L&R Gain Store / Save USB 1-30 Gain Data Utility Direct Monitor Switch Tempo Settings MIDI In/Out Effect Switch Local Control Arp MIDI Out MIDI Sync Clock Out Receive/Transmit Sequencer Control Controller Reset FS CC Number Part 1-16 Output Select パートアウトプット設定 A/D In Output Select Digital In Output Select オーディオ設定のパラメーターについては、「オーディオI/O」(168ページ)、MIDI設定のパラメーターについては 「MIDI I/O」(169ページ)をご参照ください。 また初期設定のクイックセットアップは以下の設定になっています。 ■ Standalone 本体を単体で使う、または外部機器を接続して本体をマスターとして使う場合の設定 Local Control Direct Monitor Output Select Arp MIDI Out On On Main L&R Off ■ MIDI Rec on DAW DAWソフトウェアに演奏を録音する(アルペジオは録音しない)場合の設定 Local Control Direct Monitor Output Select Arp MIDI Out Off On Main L&R Off ■ Arp Rec on DAW DAWソフトウェアにアルペジオを録音する場合の設定 Local Control Direct Monitor Output Select Arp MIDI Out Off On Main L&R On ■ Audio Rec on DAW 内蔵音源からの信号とA/D INPUT [L/MONO]、[R]端子の入力信号を別々にDAWに録音し、直接音をDAWソフ トウェアから再生する場合の設定 Local Control Direct Monitor Output Select Arp MIDI Out On Off パートごとに異なります。 Off Store Current Settings (ストア カレントセッティング) 現在の設定を「Quick Setup」の1∼3のいずれかにを保存できます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 167 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Audio I/O (オーディオI/O) オーディオI/O画面では、オーディオ信号の入出力に関する設定を行ないます。 Settings Sound Quick Setup 手順 [UTILITY] → [Settings] → [Audio I/O] Audio I/O MIDI I/O Advanced System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch A/D Input (A/Dインプットゲイン) A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子の入力ゲインをマイクにするかラインにするかを設定します。 設定値: Mic (マイク)、Line (ライン) Mic: マイクなど、出力レベルの低い機器を接続した場合に設定します。 Line: シンセサイザーやオーディオ機器など、出力レベルの高い機器を接続した場合に設定します。 NOTE ギター、ベースなどを接続の場合は、ピックアップがアクティブタイプのものなら直接接続できますが、パッシブタイプのも のはエフェクターを介して接続してください。 Audio I/O Mode (オーディオI/Oモード) [USB TO HOST]端子からのオーディオ信号の出力モードを切り替えます。設定を有効にするには本体の再起動が必 要となります。 設定値: 16 Stereo/44.1kHz、4 Stereo/44.1-192kHz 16 Stereo/44.1kHz: サンプリング周波数44.1kHz時、最大32チャンネル(16ステレオチャンネル) 4 Stereo/44.1-192kHz: サンプリング周波数44.1∼192kHz時、最大8チャンネル(4ステレオチャンネル) NOTE 4 Stereo/44.1-192kHzを選択した場合、44.1/48/96/192kHzのみに対応します。 Main L&R (Main L&R アウトプットゲイン) OUTPUT (BALANCED) [L/MONO]、[R]端子からの出力ゲインを設定します。 設定値: -6dB、+0dB、+6dB、+12dB Assign L&R (Assign L&R アウトプットゲイン) ASSIGNABLE OUTPUT (BALANCED) [L]、[R]端子からの出力ゲインを設定します。 設定値: -6dB、+0dB、+6dB、+12dB USB Main (USB Main L&R アウトプットゲイン) [USB TO HOST]端子のMain L&Rチャンネルからの出力ゲインを設定します。 設定値: -6dB、+0dB、+6dB、+12dB USB 1-30 (USB 1-30 アウトプットゲイン) [USB TO HOST]端子の1-30チャンネルからの出力ゲインを設定します。 設定値: -6dB、+0dB、+6dB、+12dB MONTAGE リファレンスマニュアル 168 リファレンス Performance Edit Search Utility Direct Monitor (ダイレクトモニタースイッチ) 「Main L&R (USB Out)」「USB 1-30」チャンネルからコンピューターなどの外部機器に出力するオーディオ信号を 本体からも再生させる(ダイレクトモニタリング)かどうかを設定します。オンにすると、「Main L&R (USB Out)」 「USB 1-30」チャンネルに出力されるオーディオ信号が本体のOUTPUT (BALANCED) [L/MONO]、[R]端子と [PHONES]端子にも送られます。USB接続されていない場合は自動的にダイレクトモニタースイッチがオンになりま Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup す。 Audio I/O 設定値: Off、On MIDI I/O Advanced System MIDI I/O MIDI I/O画面では、MIDIの入出力に関する設定を行ないます。 Contents Load Store / Save 手順 [UTILITY] → [Settings] → [MIDI I/O] Data Utility Tempo Settings Effect Switch MIDI IN/OUT (MIDIイン/アウト) MIDIメッセージの入出力口として、どの端子を使用するかを設定します。 設定値: MIDI、USB NOTE MIDIメッセージ送受信をする際、MIDI、USBの2種類の端子を同時に使うことはできません。 Local Control (ローカルコントロール) ローカルオン/オフを設定します。ローカルオフにすると、本体の鍵盤/コントローラー部と音源部が内部的に切り離さ れ、鍵盤を弾いても音が出なくなります。ただし、ここでの設定には関係なく本体の演奏情報はMIDI出力され、MIDI 入力されたメッセージは本体音源部で処理されます。 設定値: Off、On Arp MIDI Out (アルペジオMIDIアウト) アルペジオをMIDI出力する(On)か、しない(Off)かを設定します。 設定値: Off、On MIDI Sync (MIDIシンク) 接続された外部機器との同期に関する設定を行ないます。 アルペジオ/モーションシーケンサー /ソングの再生を、本体が持つ内部クロックで行なうか、本体と接続したコン ピューター上のDAWソフトウェアやMIDI機器のクロック(外部クロック)で行なうか、またはA/D INPUT [L/ MONO]、[R]端子から入力されるオーディオ信号で行なうかを選択します。 設定値: Internal (インターナル)、MIDI、A/D In Internal: 内部クロックで動作する状態です。本体を単独で使用したり、同期演奏のマスターとして使用したりする場合に、 この設定にします。 MIDI: MIDI入力されたMIDIクロックで動作する状態です。外部機器をマスターとする場合に、この設定にします。 A/D In: A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子から入力されるオーディオ信号からテンポを抽出して動作します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 169 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Clock Out (クロックアウト) MIDIクロックのMIDI出力する(On)/しない(Off)を設定します。 Settings 設定値: Off、On Sound Receive (レシーブ シーケンサーコントロール) Quick Setup ソングのスタート、ストップ信号を受信するかどうかを設定します。 Audio I/O 設定値: Off、On MIDI I/O Transmit (トランスミット シーケンサーコントロール) ソングのスタート、ストップ信号を送信するかどうかを設定します。 Advanced System Contents 設定値: Off、On Load Controller Reset (コントローラーリセット) パフォーマンスを切り替えた場合、コントローラー (モジュレーションホイール、アフタータッチ、フットコントロー ラー、ブレスコントローラー、ノブなど)の値をそのまま使用する(Hold)か、初期値に戻す(Reset)かを設定します。 「Reset」にした場合のボイス切り替え時のコントローラーのリセット値は以下のとおりです。 ピッチベンド 中央 モジュレーションホイール 最小 アフタータッチ 最小 フットコントローラー 最大 フットスイッチ オフ リボンコントローラー 中央 ブレスコントローラー 最大 エクスプレッション 最大 アサイナブルスイッチ1、2 オフ モーションシーケンサーホールド オフ FS Assign (フットスイッチ Data Utility Tempo Settings 設定値: Hold (ホールド)、Reset (リセット) モーションシーケンサーの各レーン Store / Save Effect Switch レーン モーションシーケンサー ポラリティーが 「Unipolar」の場合: 0 (最小)にリセット レーン モーションシーケンサー ポラリティーが 「Bipolar」の場合: 64 (中央)にリセット アサインコントロールナンバー ) FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子に取り付けたフットスイッチ操作で発生する、コントロールチェンジナンバー を設定します。ここで設定したコントロールチェンジナンバーのMIDIメッセージを外部MIDI機器から受信した場合、 本体はフットスイッチが操作されたものとみなします。 設定値: Off、1∼95、Arp SW、MS SW、Play/Stop、Live Set+、Live Set-、Oct Reset MONTAGE リファレンスマニュアル 170 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Advanced (アドバンスド) アドバンスド画面では、本体の高度な設定を行ないます。 Settings Sound Quick Setup 手順 [UTILITY] → [Settings] → [Advanced] Audio I/O MIDI I/O Advanced System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch Zone Master (ゾーンマスタースイッチ) ゾーン機能の使う(On)/使わない(Off)を設定します。 設定値: Off、On Audition Lock (オーディションロック) オーディションロックを有効にする(On)か、しないか(Off)を設定します。Onにすると、オーディション機能が無効に なります。 設定値: Off、On Device Number (デバイスナンバー ) MIDIデバイスナンバーを設定します。外部MIDI機器とのバルクダンプやパラメーターチェンジなどのシステムエクス クルーシブメッセージの送受信を行なう場合、このナンバーを相手側機器のデバイスナンバーと合わせる必要がありま す。 設定値: 1∼16、All、Off Bank Select (バンクセレクト) 本体と外部MIDI機器とのバンクセレクトの送受信に関する設定をします。Onに設定しておくと、外部MIDI機器から送 られてくるバンクセレクトを本体で受信/認識します。 設定値: Off、On Pgm Change (プログラムチェンジ) 本体と外部MIDI機器とのプログラムチェンジの送受信に関する設定をします。Onに設定しておくと、外部MIDI機器か ら送られてくるプログラムチェンジを本体で受信/認識します。 設定値: Off、On Receive Bulk (レシーブバルク) バルクダンプ受信を行なうかどうかを設定します。 設定値: Protect (受信しない)、On (受信する) Bulk Interval (バルクインターバル) 外部機器からバルクリクエストを受信した場合の、送信インターバルタイムを設定します。 設定値: 0∼900ms (ミリ秒) MONTAGE リファレンスマニュアル 171 リファレンス Performance Edit Search Utility Event Chase (ソング イベントチェイス) ソングを途中から再生したり、早送り/巻き戻しする場合などに、特定のイベントが読み飛ばされないようにします。 イベントチェイスを設定したイベントは、早送り/巻き戻しをしても、正しく再現されるようになります。 設定値: Off、PC (プログラムチェンジ)、PC+PB+Ctrl (プログラムチェンジ+ピッチベンド+コントロールチェンジ) Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup Init On Boot (イニシャライズ ユーザーデータ オン ブートアップ) Audio I/O 電源起動時にユーザーデータを初期化する(On)か、しない(Off)かを設定します。 MIDI I/O 設定値: Off、On Advanced Initialize Advanced Settings (イニシャライズ アドバンスドセッティング) System アドバンスド画面でのシステム設定を初期化します。 Contents 注記 Load イニシャライズ作業を実行すると、対象のデータやシステム設定がすべて工場出荷時の設定に書き換えられてしまいます。 大切なデータを失わないようにご注意ください。また、必要な設定内容は、前もってUSBフラッシュメモリーに保存すること をおすすめします。 Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch System (システム) システム画面では、本体のシステム全般に関する設定を行ないます。 手順 [UTILITY] → [Settings] → [System] Power on Mode (パワーオンモード) 電源を入れたときに表示される画面を設定します。 設定値: Perform、Live Set Auto Power Off (オートパワーオフ) オートパワーオフとは、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、本体が一定時間操作されないと自動的に電 源が切れる機能です。 ここでは電源が自動的に切れるまでの時間を設定します。 設定値: Off、5min、10min、15min、30min、60min、120min Animation (アニメーションスイッチ) 画面が切り替わるときのアニメーションのオン/オフ設定を行ないます。 設定値: Off、On Blur (ブラースイッチ) 画面を切り替えたときに直前の画面をぼかした状態で表示するブラ―効果のオン/オフ設定を行ないます。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 172 リファレンス Performance Edit Search Utility Beep (ビープスイッチ) タッチパネル操作時のビープ音のオン/オフ設定を行ないます。 Live Set Uitlity Settings 設定値: Off、On Sound Knob Flash (スーパーノブ LEDスイッチ) Quick Setup スーパーノブの点滅オン/オフ設定を行ないます。 Audio I/O 設定値: Off、On MIDI I/O KnobBrightness (ノブ ブライトネス) スーパーノブの点灯時の明るさを設定します。 設定値: 0∼128 Advanced System Contents Load Half Glow (LEDハーフグロウ ブライトネス) 半点灯に対応したボタンのオン/オフの設定、または明るさの設定を行ないます。 設定値: Off、1/4、1/2 Calibrate Touch Panel (キャリブレート タッチパネル) Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch タッチパネルのキャリブレーション画面を開きます。タッチパネルのタッチ位置と本体動作のずれを補正します。 Initialize All Settings (イニシャライズ オールセッティング) ユーティリティー画面でのシステム設定を初期化します。 Initialize User Data (イニシャライズ ユーザーデータ) ユーザーメモリー内のユーザー領域のデータ(パフォーマンス、モーションシーケンス、ライブセットなど)や、ユー ティリティー画面でのシステム設定を初期化します。 Initialize All Data (イニシャライズ オールデータ) ユーザーメモリー内の全データや、ユーティリティー画面でのシステム設定を初期化します。 注記 イニシャライズ作業を実行すると、対象のデータやシステム設定がすべて工場出荷時の設定に書き換えられてしまいます。 大切なデータを失わないようにご注意ください。また、必要な設定内容は、前もってUSBフラッシュメモリーに保存すること をおすすめします。 MONTAGE リファレンスマニュアル 173 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Contents (コンテンツ) Settings Sound Load (ロード) Quick Setup Audio I/O ロード画面では、ファイルやデータの読み込みを行ないます。 MIDI I/O 手順 [UTILITY] → [Contents] → [Load] Advanced System Current Folder Name Parent Folder Name Free Storage (ペアレントフォルダーネーム) (カレントフォルダーネーム) (フリーストレージ) Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch フォルダー /ファイルセレクト Content Type (コンテンツタイプ) USBフラッシュメモリーや本体に保存されているファイルの中から、すべてのデータ、または指定した一部のデータ を取り出して本体に読み込めます。ここでは、ファイル中のどのデータを読み込む(ロードする)かを設定します。 この画面を開く経路によって有効な設定値が異なります。 設定値: ロードできるコンテンツタイプは次の表のとおりです。 コンテンツタイプ デバイスタイプ 拡張子 説明 User File (ユーザーファイル) ファイル .X7U USBフラッシュメモリーにユーザーファイルとして保存され たデータを、ユーザーメモリーのユーザー領域(22ページ) に、再度そのままロードします。 ユーザーファイルとしてロードされる情報は以下です。 • パフォーマンス • アルペジオ • モーションシーケンス • カーブ • ライブセット • マイクロチューニング • ウェーブフォーム • ユーティリティー設定 • クイックセットアップ Library File (ライブラリーファイル) ファイル .X7L USBフラッシュメモリーにライブラリーファイルとして保存 されたデータを、ユーザーメモリーのライブラリー領域に、 再度そのままロードします。 ライブラリーファイルとしてロードされる情報は以下です。 • パフォーマンス • アルペジオ • モーションシーケンス • カーブ • ライブセット • マイクロチューニング • ウェーブフォーム MONTAGE リファレンスマニュアル 174 リファレンス Performance Edit Search コンテンツタイプ デバイスタイプ Song&Perf (ソング&パフォーマンス) 内部データ Song (ソング) 内部データ .mid File (MIDIファイル) ファイル .MID USBフラッシュメモリーに保存されているスタンダード MIDIファイル(SMF)をロードし、再生します。 (フォーマット0、1とも可) .wav File (Waveファイル) ファイル .WAV USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオデータ (Waveファイル)をロードし、再生します。 Audio File (オーディオファイル)* ファイル .WAV .AIF USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオデータ (Waveファイル、AIFFファイル)を「ウェーブフォーム」と してロードします。 例: [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → エレメ ント選択 → [Osc/Tune] →「New Waveform」 Motion Seq (モーションシーケンス)* 拡張子 Utility 説明 「ソング」としてユーザーメモリーのユーザー領域に保存 (ストア)したデータの中から、特定のソングだけを取り出し てロードし、再生します。この場合、MIDIシーケンスと パフォーマンス情報の両方をロードできます。 「ソング」としてユーザーメモリーのユーザー領域に保存 (ストア)したデータの中から、特定のソングだけを取り出し てロードし、再生します。この場合、MIDIシーケンスのみを ロードします。 内部データ Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup Audio I/O MIDI I/O Advanced System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch 「モーションシーケンス」としてユーザーメモリーのユー ザー領域に保存(ストア)したデータの中から、特定のシーケ ンスデータだけを取り出してロードします。 例: [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Motion Seq] → [Lane] →「Load Sequence」 NOTE *が付いているコンテンツタイプはユーティリティー画面から本画面を開いた場合、表示されません。 Parent Folder Name (ペアレントフォルダーネーム) Current Folder Name (カレントフォルダーネーム) 親フォルダー名、現在選択中のフォルダー名を表示します。親フォルダー名をタッチすると、それが現在のフォルダー になります。 Free Storage (フリーストレージ) 現在選択中のストレージの使用容量/全容量を表示します。 コンテンツタイプによって表示が変わります。 フォルダー /ファイルセレクト 現在選択中のフォルダー内のフォルダー /ファイルを表示します。 Sort (ソートオーダー ) ファイルセレクトに並んだファイルのソート順を設定します。 設定値: Name、Size、Date Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Size: データサイズ順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(小→大)、上向きの場合は降順です。コンテンツタイプが 「Motion Seq」「Song」「Song&Perf」の場合は無効となります。 Date: ストアされた順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。コンテンツタイプが 「Motion Seq」「Song」「Song&Perf」以外の場合は無効となります。 Number: コンテンツ番号昇順にソートします。コンテンツタイプが「Song」「Song&Perf」以外の場合は無効となります。 Page (ページセレクト) ファイルセレクトに並んだファイルが1ページに収まらない場合に、スクロールボタンが表示され、ページを選択でき るようになります。 Job (ジョブスイッチ) ジョブ機能を有効にする(On)か、しない(Off)かを設定します。オンにした状態で、選択中のファイル/フォルダー /コ ンテンツをタッチすると、Rename (リネーム)もしくはDelete (デリート)を選択するメニューが表示されます。接続 中のUSBデバイスをタッチすると、Format (フォーマット)を選択するメニューが表示されます。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 175 リファレンス Performance Edit Search Utility MOTIF XF6/MOTIF XF7/MOTIF XF8データとの互換性について MOTIF XF6/MOTIF XF7/MOTIF XF8で制作したデータのうち、以下のものはMONTAGE6/MONTAGE7/ MONTAGE8にロードできます。ユーザーファイルまたはライブラリーファイルとして読み込まれます。 コンテンツタイプを指定することにより、ユーザーファイル/ライブラリーファイルを切り替えられます。 Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup MOTIF XFのファイルタイプ MOTIF XFの拡張子 コンテンツ Audio I/O All (オール) .X3A ユーザーボイス、ユーザーアルペジオ、ユーザーウェーブフォーム MIDI I/O AllVoice (オールボイス) .X3V ユーザーボイス、ユーザーウェーブフォーム Advanced AllArp (オールアルペジオ) .X3G ユーザーアルペジオ System AllWaveform (オールウェーブフォーム) .X3W ユーザーウェーブフォーム Contents Load Store / Save Data Utility Store/Save (ストア/セーブ) Tempo Settings ストア/セーブ画面では、ファイルやデータの保存を行ないます。 手順 Effect Switch [STORE]ボタン または [UTILITY] → [Contents] → [Store / Save] Current Folder Name Parent Folder Name Free Storage (ペアレントフォルダーネーム) (カレントフォルダーネーム) (フリーストレージ) ファイルセレクト Content Type (コンテンツタイプ) 本体やUSBフラッシュメモリーに、すべてのデータ、または指定した一部のデータを保存できます。ここでは、どの データを保存する(ストア/セーブ)かを設定します。 この画面を開く経路によって有効な設定値が異なります。 設定値: ストア/セーブできるコンテンツタイプは次の表のとおりです。 コンテンツタイプ デバイスタイプ Performance (パフォーマンス) 内部データ MONTAGE リファレンスマニュアル 拡張子 説明 「パフォーマンス」としてユーザーメモリーのユーザー領域 (22ページ)に保存(ストア)します。 176 リファレンス Performance Edit Search Utility コンテンツタイプ デバイスタイプ 拡張子 説明 User File (ユーザーファイル) ファイル .X7U ユーザーメモリーのユーザー領域に保存(ストア)されたデー タを、USBフラッシュメモリーに保存(セーブ)します。 ユーザーファイルとして保存される情報は以下です。 • パフォーマンス • アルペジオ • モーションシーケンス • カーブ • ライブセット • マイクロチューニング • ウェーブフォーム • ユーティリティー設定 • クイックセットアップ Library File (ライブラリーファイル) ファイル .mid File (MIDIファイル) ファイル Motion Seq (モーションシーケンス)* 内部データ .X7L ユーザーメモリーのユーザー領域に保存(ストア)されたデー タを、USBフラッシュメモリーにライブラリーファイルとし て保存(セーブ)します。 ライブラリーファイルとして保存される情報は以下です。 • パフォーマンス • アルペジオ • モーションシーケンス • カーブ • ライブセット • マイクロチューニング • ウェーブフォーム .MID Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup Audio I/O MIDI I/O Advanced System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch ユーザーメモリーのソング領域(22ページ)に保存(ストア)さ れたMIDIデータを、USBフラッシュメモリーにスタンダー ドMIDIファイル(SMF)として保存(セーブ)します。(フォー マット0のみ可) 「モーションシーケンス」としてユーザーメモリーのユー ザー領域(22ページ)に保存(ストア)します。 例: [PERFORMANCE] → [EDIT] → パート選択 → ELEMENT/OPERATOR [COMMON] → [Motion Seq] → [Lane] →「Edit Sequence」で、モーションシーケンスエ ディットを開き、「Store Sequence」 NOTE *が付いているコンテンツタイプはユーティリティー画面から本画面を開いた場合、表示されません。 Parent Folder Name (ペアレントフォルダーネーム) Current Folder Name (カレントフォルダーネーム) 親フォルダー名、現在選択中のフォルダー名を表示します。親フォルダー名をタッチすると、それが現在のフォルダー になります。 Free Storage (フリーストレージ) 現在選択中のストレージの使用容量/全容量を表示します。 コンテンツタイプによって表示が変わります。 フォルダー /ファイルセレクト 現在選択中のフォルダー内のフォルダー /ファイルを表示します。 Sort (ソートオーダー ) ファイルセレクトに並んだファイルのソート順を設定します。 設定値: Name、Size、Date Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Size: データサイズ順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(小→大)、上向きの場合は降順です。コンテンツタイプが 「Performance」「Motion Seq」の場合は無効となります。 Date: ストアされた順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。コンテンツタイプが 「Performance」「Motion Seq」以外の場合は無効となります。 Page (ページセレクト) ファイルセレクトに並んだファイルが1ページに収まらない場合に、スクロールボタンが表示され、ページを選択でき るようになります。 Job (ジョブスイッチ) ジョブ機能を有効にする(On)か、しない(Off)かを設定します。オンにした状態で、ファイルセレクト中のファイル/ フォルダー /コンテンツをタッチすると、Rename (リネーム)もしくはDelete (デリート)を選択するメニューが表示 されます。接続中のUSBデバイスをタッチすると、Format (フォーマット)を選択するメニューが表示されます。 また、ファイル保存時には新規フォルダーを作成できます。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 177 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Data Utility (データユーティリティー ) Settings データユーティリティー画面では、ユーザーメモリー内のファイルやデータの管理を行ないます。 Sound Quick Setup 手順 [UTILITY] → [Contents] → [Data Utility] Audio I/O MIDI I/O ■ フォルダーを一覧した場合 Advanced Current Folder Name(カレント フォルダーネーム) System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch フォルダーセレクト Current Folder Name (カレント フォルダーネーム) 現在選択中のフォルダー名を表示します。 Job (ジョブスイッチ) ジョブ機能を有効にする(On)か、しない(Off)かを設定します。この画面では「Waveform」フォルダーのみに有効と なります。オンにした状態で、「Waveform」フォルダーをタッチすると、Optimize (オプティマイズ)を選択するメ ニューが表示されます。 設定値: Off、On フォルダーセレクト ユーザーメモリー内のコンテンツタイプがフォルダーとして表示されます。タッチすると展開します。 • Arp (アルペジオ) • Library (ライブラリー ) • Live Set (ライブセット) • Motion Seq (モーションシーケンス) • Performance (パフォーマンス) • Song (ソング) • Waveform (ウェーブフォーム) Page (ページセレクト) フォルダーセレクトに並んだファイルが1ページに収まらない場合に、スクロールボタンが表示され、ページを選択で きるようになります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 178 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity ■ フォルダーを展開した場合 Current Folder Name Parent Folder Name Free Storage (ペアレントフォルダーネーム) (カレントフォルダーネーム) (フリーストレージ) Settings Sound Quick Setup Audio I/O MIDI I/O Advanced System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch ファイルセレクト Parent Folder Name (ペアレントフォルダーネーム) Current Folder Name (カレントフォルダーネーム) 親フォルダー名、現在選択中のフォルダー名を表示します。親フォルダー名をタッチするとフォルダーを一覧した状態 に戻ります。 Free Storage (フリーストレージ) 現在選択中のストレージの使用容量/全容量を表示します。 コンテンツタイプによって表示が変わります。 ファイルセレクト 現在選択中のフォルダー内のファイルを表示します。この画面では常にジョブ機能が有効の状態になるので、ファイル セレクト中のファイル/コンテンツをタッチすると、Rename (リネーム)もしくはDelete (デリート)を選択する メニューが表示されます。(リネームは「Library」フォルダー内のファイルには無効となります。) Sort (ソートオーダー ) ファイルセレクトに並んだファイルのソート順を設定します。 設定値: Name、Size、Date、Number Name: 名前順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(A→Z)、上向きの場合は降順です。 Size: データサイズ順にソートします。矢印が下向きの場合は昇順(小→大)、上向きの場合は降順です。コンテンツタイプが 「Library」の場合のみ有効となります。 Date: ストアされた順にソートします。矢印が下向きの場合は降順(新→旧)、上向きの場合は昇順です。コンテンツタイプが 「Arp」「Library」以外の場合に有効となります。 Number: コンテンツ番号昇順にソートします。コンテンツタイプが「Arp」「Song」「Waveform」の場合に有効となりま す。 Page (ページセレクト) ファイルセレクトに並んだファイルが1ページに収まらない場合に、スクロールボタンが表示され、ページを選択でき るようになります。 MONTAGE リファレンスマニュアル 179 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Tempo Settings (テンポセッティング) Settings Sound テンポセッティング画面では、テンポと同期の設定を行ないます。 Quick Setup 手順 [UTILITY] → [Tempo Settings]または [SHIFT] + [ENTER] または TEMPO SETTING (テンポセッティング)アイコン Audio I/O MIDI I/O Advanced TEMPO SETTING (テンポセッティング)アイコン System Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch Tempo (テンポ) パフォーマンスのテンポを設定します。MIDI Syncを「MIDI」または「A/D In」に設定し、外部機器と同期している 場合は「Ex.Tempo」と表示され、設定できません。 設定値: 5∼300 Knob Flash (スーパーノブLEDスイッチ) スーパーノブの点滅オン/オフ設定を行ないます。 設定値: Off、On Tap Tempo (タップテンポ) ここをタッチするか、カーソルがある状態で[ENTER]ボタンを押すことにより、その速さでテンポを設定できます。 MIDI Syncを「MIDI」に設定し、外部機器と同期している場合は表示されません。 NOTE MIDI Syncを「A/D In」に設定した場合、タップした瞬間を拍の頭としてテンポを変更します。 MIDI Sync (MIDIシンク) 接続された外部機器との同期に関する設定を行ないます。 アルペジオ/モーションシーケンサー /ソングの再生を、本体が持つ内部クロックで行なうか、本体と接続したコン ピューター上のDAWソフトウェアやMIDI機器のクロック(外部クロック)で行なうか、またはA/D INPUT [L/ MONO]、[R]端子から入力されるオーディオ信号で行なうかを選択します。 設定値: Internal、MIDI、A/D In Internal: 内部クロックで動作する状態です。本体を単独で使用したり、同期演奏のマスターとして使用したりする場合に、 この設定にします。 MIDI: MIDI入力されたMIDIクロックで動作する状態です。外部機器をマスターとする場合に、この設定にします。 A/D In: A/D INPUT [L/MONO]、[R]端子から入力されるオーディオ信号からテンポを抽出して動作します。 Clock Out (クロックアウト) MIDIクロックのMIDI出力する(On)/しない(Off)を設定します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 180 リファレンス Performance Edit Search Utility Mode (クリックモード) どの状態でクリック音(メトロノーム音)を鳴らすかを設定します。 設定値: Off、Rec、Rec/Play、Always Off: クリック音を鳴らしません。 Rec: ソングの録音中にクリック音を鳴らします。 Live Set Uitlity Settings Sound Quick Setup Rec/Play: ソングでは、録音中/再生中にかかわらずクリック音を鳴らします。 Audio I/O Always: つねにクリック音を鳴らします。 MIDI I/O Precount (クリック プリカウント) ソング録音時、[R](プレイ)ボタンを押してから実際に録音がスタートされるまでの予備の小節数を設定します。 設定値: Off ([R](プレイ)ボタンを押すと同時に録音がスタートする)、1meas∼8meas NOTE クリック音は内部音源を使うので、その再生によって同時発音数が消費されます。 Advanced System Contents Load Store / Save Volume (クリックボリューム) クリック音のボリュームを設定します。 設定値: 0∼127 Data Utility Tempo Settings Effect Switch Beat (クリックビート) クリック音を鳴らす間隔を設定します。 設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 (2分音符)、Whole (全音符) Type (クリックタイプ) クリック音の種類を選びます。 設定値: 1∼10 Sync Quantize (シンク クオンタイズバリュー ) 複数パートのアルペジオを再生する際、再生中のアルペジオに対して、次のアルペジオをスタートさせるタイミングを 調整します。「Off」に設定すると、各パートを鳴らすタイミングと同時に、アルペジオが再生されます。表示される数 値はクロックを表しています。 設定値: Off、60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、 480 (4分音符) Click Out (クリック アウトプットセレクト) クリック音の出力先を設定します。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2…USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1…USB30 MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力されます。 USB1&2…USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2/…/29&30チャンネル)にステレオ出力されます。 AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]]端子(1チャンネル)にモノラル出力されます。 USB1∼30: [USB TO HOST]端子(1/…/30チャンネル)にモノラル出力されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 181 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Uitlity Effect Switch (エフェクトスイッチ) Settings エフェクトスイッチ画面では、エフェクトのバイパス設定を行ないます。この画面での設定は保存(ストア)されないた Sound め、電源を再起動すると初期値が設定されます。 Quick Setup Audio I/O 手順 [UTILITY] → [Effect Switch] または EFFECT (エフェクト)アイコンをタッチ MIDI I/O Advanced System EFFECT (エフェクト)アイコン Contents Load Store / Save Data Utility Tempo Settings Effect Switch Insertion FX (インサーションFXスイッチ) インサーションエフェクトを有効にするかどうかのオン/オフを設定します。 設定値: Off、On System FX (システムFXスイッチ) システムエフェクトを有効にするかどうかのオン/オフを設定します。 設定値: Off、On Master FX (マスター FXスイッチ) マスターエフェクトを有効にするかどうかのオン/オフを設定します。 設定値: Off、On MONTAGE リファレンスマニュアル 182 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set Live Set ライブセット Live Set ライブセットとは、パフォーマンスを任意の順番に並べたリストのことで、1ページあたり16個のパフォーマンスを 並べることができます。ライブのときに、曲に合わせてパフォーマンスを瞬時に切り替えたいときは、ライブセットを 使うと便利です。ライブセットの基本的な使い方については、取扱説明書をご参照ください。 Edit Register ライブセット(Live Set) ライブセット画面では、あらかじめ登録されたパフォーマンスの呼び出しを行ないます。 手順 [LIVE SET]ボタンを押します。 または LIVE SET (ライブセット)アイコンをタッチ パフォーマンスリスト Current Performance Name (カレント パフォーマンスネーム) Current Slot Name (カレント スロットネーム) LIVE SET(ライブセット)アイコン Performance Attribute (パフォーマンスアトリビュート) Bank (ライブセットバンクセレクト) ライブセットのバンクを選択します。 設定値: Preset、User 1∼8 (工場出荷時)、Library名(ライブラリーファイルを読み込んだ場合) Page (ライブセットページセレクト) ライブセットのページを選択します。 設定値: Live Set Page 1∼16 (工場出荷時) パフォーマンスリスト 現在選択中のライブセットに登録されているパフォーマンスの一覧を表示します。 Category Search (カテゴリーサーチ) パフォーマンスカテゴリーサーチ画面(161ページ)を開きます。 Current Performance Name (カレント パフォーマンスネーム) 現在選択中のスロットに登録されているパフォーマンスの名前を表示します。 Current Slot Name (カレント スロットネーム) 現在選択中のスロットの名前を表示します。 Performance Attribute (パフォーマンスアトリビュート) 選択中のスロットに登録されているパフォーマンスのアトリビュート(属性)を表示します。 MONTAGE リファレンスマニュアル 183 リファレンス Performance Edit Search Utility ライブセットエディット(Edit) ライブセットエディット画面では、ライブセットの編集を行ないます。ユーザーバンクのライブセットのみ有効となり Live Set Live Set Live Set Edit ます。 Register 手順 [LIVE SET] → ユーザーバンク選択 → [EDIT] ■ パフォーマンスが登録されているスロットを選択した場合 パフォーマンスリスト Bank (ライブセットバンクネーム) 選択中のライブセットバンクに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表 示され、入力画面で名前をつけることができます。 Page (ライブセットページネーム) 選択中のライブセットページに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表 示され、入力画面で名前をつけることができます。 Done (ダン) タッチするとライブセットエディットを終了し、ライブセット画面となります。 パフォーマンスリスト 選択中のライブセットに登録されているパフォーマンスの一覧を表示します。 Delete (デリート) タッチすると選択中のスロットに登録されているパフォーマンスをスロットから削除します。 Slot Name (スロットネーム) 選択中のスロットに名前をつけます。英数字を最大20文字まで設定できます。タッチするとメニューが表示され、 入力画面で名前をつけることができます。 Performance (パフォーマンスネーム) 選択中のスロットに登録されているパフォーマンスのパフォーマンスネームを表示します。 Color (カラー ) 選択中のスロットのカラーを設定します。 設定値: Black、Red、Yellow、Green、Blue、Azure、Pink、Orange、Purple、Sakura、Cream、Lime、Aqua、Beige、 Mint、Lilac MONTAGE リファレンスマニュアル 184 リファレンス Performance Edit Search Utility Volume (ボリューム) 選択中のスロットに登録されているパフォーマンスの音量を設定します。 Swap (スワップスイッチ) スワップ機能を有効にするかどうかのオン/オフを設定します。スロットの設定を入れ替えることができます。スワッ Live Set Live Set Live Set Edit Register プ機能の使い方については、取扱説明書をご参照ください。 設定値: Off、On Copy (コピースイッチ) コピー機能を有効にするかどうかのオン/オフを設定します。スロットの設定を他のスロットにコピーできます。 設定値: Off、On ■ 空きスロットを選択した場合 Add (アッド) タッチすると選択中のパフォーマンスがそのスロットに登録されます。 MONTAGE リファレンスマニュアル 185 リファレンス Performance Edit Search Utility ライブセットレジスター (Register) ライブセットレジスター画面では、パフォーマンスのライブセットへの登録を行ないます。ライブセットレジスターの 基本的な使い方については、取扱説明書をご参照ください。 Live Set Live Set Live Set Edit Register 手順 (ライブセット画面以外で) [SHIFT] + [LIVE SET] スロットセレクト Bank (ライブセットバンクセレクト) パフォーマンスを登録するライブセットのバンクを選択します。プリセットバンク、ライブラリーバンクは選択できま せん。 設定値: User 1∼8 (工場出荷時) Page (ライブセットページセレクト) パフォーマンスを登録するライブセットページを選択します。 設定値: Live Set Page 1∼16 (工場出荷時) スロットセレクト パフォーマンスを登録するスロットを選択します。すでにパフォーマンスが登録されているスロットを選択し、 [ENTER]ボタンを押すか選択したスロットを再度タッチすると、現在選択中のパフォーマンスに置き換わります。 設定値: Slot 1∼16 MONTAGE リファレンスマニュアル 186 リファレンス Performance Edit Search Utility Live Set iPhone/iPad connection iPhone/iPadと接続する NOTE iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるためiPhone/iPadの機内モードをオン にしてからWi-Fiをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 注記 iPhone/iPadを不安定な場所に置かないでください。iPhone/iPadが落下して破損するおそれがあります。 MONTAGEに対応のアプリケーションを使うことにより、楽器をもっと便利に楽しむことができます。 接続のしかたについて詳しくは、ウェブサイト上(http://download.yamaha.com/jp/)の「iPhone/iPad接続マニュ アル」をご覧ください。 NOTE オーディオデータの通信を行なう場合はLightning - USBカメラアダプタを使った接続方法をご覧ください。 対応のスマートデバイスやアプリケーションについて詳しくは、ウェブサイト上の下記ページでご確認ください。 http://jp.yamaha.com/kbdapps/ ヤマハ音楽制作機器ウェブサイト http://jp.yamaha.com/mp/ ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp/ Manual Development Department © 2016 Yamaha Corporation 2016年3月 発行 MW-A0 MONTAGE リファレンスマニュアル 187
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File Type : PDF File Type Extension : pdf MIME Type : application/pdf PDF Version : 1.6 Linearized : No Encryption : Standard V4.4 (128-bit) User Access : Print, Copy, Extract, Print high-res Author : Manual Development Department, Yamaha Corporation Create Date : 2016:03:10 21:49:05Z Modify Date : 2016:04:26 16:31:52+09:00 Has XFA : No XMP Toolkit : Adobe XMP Core 5.4-c005 78.147326, 2012/08/23-13:03:03 Producer : Acrobat Distiller 9.5.5 (Windows) Creator Tool : FrameMaker 9.0 Metadata Date : 2016:04:26 16:31:52+09:00 Format : application/pdf Title : MONTAGE Reference Manual Creator : Manual Development Department, Yamaha Corporation Document ID : uuid:43aabcc5-05dc-4d85-9ebf-877b0952514b Instance ID : uuid:c2a2dabd-f85d-48da-a3ee-33049e5a18f1 Page Mode : UseOutlines Page Count : 187EXIF Metadata provided by EXIF.tools