M Audio Fast Track Ultra 8R Users Manual | ユーザーズ・マニュアル
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2015-02-05
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Fast Track Ultra 8R 日本語 ユーザーズ・マニュアル ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 1 はじめに 1 M-AudioのFast Track Ultra 8Rをお買い上げ頂きまして誠に有り難うございます。Fast Track Ultra8Rは、Windows/Macでもノートパソコン/デス 2.0バスを採用し たFast Track Ultra 8Rは、比類のないルーティング・パワーでどんなレコーディング環境にも簡単に対応します。またFast Track Ultra 8Rでは、最大サ ンプリングレート96kHzで高解像度な24-bitのオーディオをコンピュータと送受信することができます。搭載されたDSPには便利なリバーブとディレイ・ エフェクトの数々が収録され多様なモニタリングの選択肢までも提供します。Fast Track Ultra 8Rは、MIDI入出力16チャンネルをも装備し、スリムで しかもラック1つ分のコンパクトなデザインです。コンピュータへはUSBケーブル1本で接続できるため他のツールもカードも不要です。 頑丈、 クトップでも使用できるプロフェッショナルなオーディオ/MIDIインターフェイスです。利便性と信頼性を兼ね備えた業界標準 の USB Fast Track Ultra 8R は、ホームスタジオやモバイルで 使用 することを念頭にデザインされています 。入出力 8 系統に加え数々 の 賞を受賞している Octane™テクノロジーを装備する高品位なプリアンプ8基を内蔵するFast Track Ultra 8Rは、DAWに素晴らしいサウンドで簡単な操作性のインター フェイスを提供します。XLR/TRSコンボ入力端子8系統はマイクロフォンまたはライン・レベル入力用で、4基ずつ切り替え可能なファンタム電源とそれ ぞれに-20dBのパッドが装備されています。チャンネル1と2からはインサート・ポイントが提供され、インストゥルメント・レベルの入力に対応するよう切り 替え可能です。リアパネルには、同梱のブレークアウト・ケーブルによりMIDI入出力端子とS/PDIF入出力が提供されます。 フロントパネルには、簡単にモニタリングが行えるよう設定され、入力シグナル/クリップ・インジケータ、独立したレベルコントローラを装備したヘッドフォ ン出力2系統、MIDI入出力LED、 ファンタム電源インジケータが装備され、Fast Track Ultra 8RはDAWの初心者からプロフェッショナルまで理想的な ソリューションとなります。 DAWや音楽経験が豊富な方もご使用前に本ユーザーガイドをよくお読みになり、Fast Track Ultra 8Rの特徴や操作性についての知識を深めて下さい。 また、 ご使用になるDAWの取扱説明書を参照して、Fast Track Ultra 8Rと併用して使用する方法を理解しておくことをお勧めします。DAWの実用的な 知識を身につけてFast Track Ultra 8Rを最大限にご活用下さい。 製品パッケージ内容 2 Fast Track Ultra 8Rの製品パッケージには以下の製品が含まれています: • Fast Track Ultra 8R • MIDI入出力とS/PDIF入出力用のブレークアウト・ケーブル • 製本版クイックスタートガイド • Fast Track Ultra 8R CD-ROM(ドライバとユーザーガイドを含む) • ソフトウエア・バンドルCD-ROM • USBケーブル • 9VDC 4000mA電源アダプタ Fast Track Ultra 8R ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8Rの特徴 3 • バランス/アンバランスのマイク/ライン入力用XLR/TRSコンボ入力端子8系統装備 • フロントパネルに1/4インストゥルメント・レベルの入力端子2系統装備 • 評判の高いM-AudioのOctane™テクノロジーに基づく高品位マイクロフォン・プリアンプ8基装備 • 20dBのパッド装備の独立マイク・プリ入力レベル・コントローラ装備 • フロントパネルにシグナル/クリップLEDインジケータ装備 • バランス/アンバランスTRSライン出力端子8系統装備 • TRS 1/4インサート2系統装備 • フロントパネルにLEDインジケータを装備したファンタム電源スイッチ装備 • 同軸ステレオS/PDIFデジタル入出力端子1系統 • 独立したレベルコントローラを装備したステレオ・ヘッドフォン端子2系統 • フロントパネルにMIDI入出力インジケータを装備したMIDI入出力端子1系統 • メイン出力 (1/2)のレベルコントローラ装備 • パワフルな内部DSPミキサーでは16入力2出力のモニター・ミックス4基をほぼゼロのレイテンシーで提供 • リバーブ/ディレイ・エフェクト搭載 • 最大24Bit 96kHzのサンプリングレートに対応 • リアパネルにKensingtonロック端子装備 • WDM/MME、ASIO2(Windows XP、Windows Vista 32-bit版)、CoreAudio(Mac OS X 10.4.11/10.5.2以降)のドライバをサポート ➜重 要なお知らせ:Fast Track Ultra 8RはUSB 2.0機器として設計されています。USB 1.1には対応して いません。 ➜重 要なお知らせ:Fast Track Ultra 8Rには同梱されている電源アダプタを常に使用する必要があります。コ ンピュータからのUSBバス電源では動作しません。 2 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 4 最低システム必要条件 3 Windows Fast Track Ultra 8Rは、Windows XP(Service Pack 2以降)、Windows Vista(32-bit版)に対応しています。Windows Media Center EditionやWindows 2000/98/98SE/ME等には対応していません。ご使用のコンピュータにMicrosoft社が提供する最新のアップデータや修正 パッチがインストールされていることをWindowsアップデートのウエブサイトで確認して下さい。 最低システム必要条件* Windows XP(SP2) Windows Vista(32Bit Edition) • 1.6GHz以上のCPU(ノートパソコンではこれ以上の高速 なCPUが必要です) • 1.6GHz以上のCPU(ノートパソコンではこれ以上の高速な CPUが必要です) • DirectX 9.0以降 • USB 2.0端子 • USB 2.0端子 • 1GB以上のRAM • 512MB以上のRAM Mac OS X Fast Track Ultraは、Intelベース/Power PCベースのMac OS X 10.4.11/10.5.2以降に対応しています。 最低システム必要条件* PowerPC Intel • Mac OS X 10.4.11/10.5.2以降 • Mac OS X 10.4.11/10.5.2以降 • USB 2.0端子 • USB 2.0端子 • 512MB以上のRAM • 512MB以上のRAM • G4 1GHz(CPUアクセラレータカード搭載機はサ • Intel CPU ポートされていません。) * M-Audioでは、本製品と併用するDAWの最低システム必要条件のご確認を推奨します(以上の必要条件よりも高い場合があります)。 重要なお知らせ:Fast Track Ultr8Raは、USB 2.0機器として設計されています。USB 1.1端子はサポートされ ていません。 オペレーティング・システムのアップグレードについてのお知らせ:コンピュータのオペレーティング・システムをア ップデートする前に、M-Audio のウエブサイトのドライバ/アップデータのページ (www.m-audio.jp/driver )でご 使用になるオペレーティング・システムに対応したドライバの有無を確認して下さい。 M-Audioから新しいドライバがリリースされる前に、その時点で入手可能なオペレーティング・システムのバージョ ンを使用することを前提にテストされています。Microsoft社やApple社からオペレーティング・システムのアップデ ートがリリースされると、M-Audio のデバイスドライバが適切に動作するよう新たにテストを行ってドライバを更新 する必要があります。 M-Audioのウエブサイトで特定のオペレーティング・システムに対応するドライバがリリースされるまで、オペレーテ ィング・システムのアップデートをお避けになるよう推奨します。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 4 コントローラとコネクタ 5 フロントパネル 1. 2. – フロントパネルに装備されたこれらの入力端子は、チャンネル1と2に送信されるインストゥルメント・レベ ル 用 の 入力端子 です 。入力端子2 系統 のいずれもアンバランス1/4 端子 からハイインピーダンスのインストゥルメント・レベルのシグナルを受信しま す。Mic/Lineスイッチを「In」 (押した状態)の位置に設定しフロントパネルのインストゥルメント入力端子を有効にしておく必要があります。 インストゥルメント入力端子1と2(Inst) Mic/Line – インストゥルメント・レベル・スイッチ( / フロント )– これらのスイッチはチャンネル1/2の入力ソースを切り替え、 パネルのインストゥルメント入力か、 リアパネルのマイク/ライン入力かを選択します。 3. LEDクリップ・メーター(Clip)– これらの赤色LEDは、入力シグナルが継続してクリッピング・レベルに達すると点灯します。赤色LEDが絶えず点灯す る場合は、チャンネルの入力ゲインレベルを下げる必要があります。 4. LEDレベル・メーター – これらの緑色LEDは関連するチャンネルの入力シグナルが-40dBFsを検知すると点灯します。 5. 1-8(Mic/Inst Gain Pull -20dB)– これらのノブは、チャンネル1から8の入力ゲインを調整します。 ノブを引いた状態ではマイクとインストゥルメント入力に-20dBのパッドが有効になります。ノブを押した状態ではパッドが無効になります。 (レベル・コ ントロールは、XLRマイクとフロントパネルのインストゥルメント入力に影響しますが、 ライン・レベルの入力には影響しません。) 6. マイク/インストゥルメント・ゲイン/パッド ファンタム電源スイッチ(Phantom Power)– これらのスイッチはそれぞれがマイク入力の2つのグループ(1から4のグループまたは5から8のグ ループ) に関連し、いずれかのスイッチを押してファンタム電源の回路を有効にするとファンタム電源LED (7)が点灯し、関連するグループのXLR入力 4系統に48Vの電源を供給し、外部電源が必要なコンデンサー・マイクロフォンを使用することができます。 7. ファンタム電源LED – これらの赤色LEDは関連するファンタム電源を押して、選択したマイク入力4系統のグループに48Vのファンタム電源が供給 されていることを示します。 8. 9. ヘッドフォン出力レベル( ヘッドフォン出力( 1 / 2 1 / 2 )– これらの2つのノブは、ヘッドフォン出力2系統のボリューム・レベルを調整します。 メインのオーディオ出力レベルとは連動せずにヘッドフォン出力ノブでコ )– これらの1/4ステレオ (TRS) 端子2系統は、 ントロールします。左のヘッドフォン出力端子はリアパネルの出力1/2と同じオーディオシグナルを出力し、右のヘッドフォン出力端子はリアパネルの出 力3/4と同じオーディオシグナルを出力します。 10. メインの出力レベル(Output)– このノブは、 メインの出力レベル(出力1/2) をコントロールします。 11. MIDI入力LED(MIDI Out)– この緑色LEDは、MIDI入力へMIDIデータが送信されている場合に点灯します。 12. MIDI出力LED(MIDI Out)– この緑色LEDは、MIDI出力へMIDIデータが送信されている場合に点灯します。 13. 電源スイッチ( フロントパネルの電源LEDが点灯します。この場合、本体が外 )– このボタンを押すとFast Track Ultra 8Rの電源がオンになり、 部電源アダプタに接続されている必要があります。 14. 電源LED(Power)– この青色LEDは、電源スイッチを押して電源が外部電源アダプタから供給されている場合に点灯します。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 5 リアパネル 15. 電源アダプタ端子(9V DC 3.5A - 4A)– 同梱されている電源アダプタを接続します。 注意:Fast Track Ultra 8Rは9V DC 3.5 4Aの電源アダプタで動作するよう設計されています。Fast Track Ultra 8Rに電源アダプタを新たに購入する必要がある場合は、純正または規格と極性が合致するものをお買い 求め下さい。 16. USB 2.0)– 標準のUSBケーブルを使用してコンピュータと接続します。 USB端子( 注意:Fast Track Ultra 8RはUSB 2.0機器として設計されています。USB 1.0/1.1には対応していません。 )– この端子にはKensington®社製盗難防止用ロックを接続します。 17. Kensington®ロック端子( 18. MIDIとS/PDIF端子(MIDI S/PDIF)– 同梱されているブレークアウト・ケーブルを接続すると5ピンDIN端子でMIDI入出力を、同軸RCA端子 でS/PDIF入出力を送受信します。 • コントロールパネル・ソフトウエアでシンクソースのドロップダウン・メニューが「External」 に設定されていれば、入力チャンネ (外部) ル7/8はアナログ入力7/8ではなく、S/PDIF入力からシグナルを受信します。 19. • S/PDIF出力シグナルはライン出力7/8と同じシグナルを出力します。 • S/PDIF出力はAC-3またはDTSエンコーデッド・サラウンド・フォーマットのパススルーをサポートします。 ライン出力 – これら8個のバランス/アンバランス1/4(TRS)端子はアナログ出力8系統です。出力ペア1/2のレベルはフロントパネルのマスター・ボ リューム・ノブでコントロールします。出力7/8に送信されるシグナルはS/PDIF出力で複製されます。 20. マイク/ライン入力 – これら8個のコンボ端子はアナログ8系統の入力端子で、XLRまたは1/4TRSまたはTS端子を経由するマイクロフォンまたはラ Track Ultra 8Rのプリアンプへシグナルをルーティングし、ライン・レベル(1/4) イン・レベルのソースを受信します。マイクロフォン (XLR) 入力はFast 端子からのシグナルはプリアンプをバイパスします。 チャンネル1/2の入力ソースはフロントパネルの Miv/Lineスイッチで切り替 えて、マイク/ライン入力か、フロントパネルのインストゥルメント入力 のいず れかを選択します。 コントロールパネル・ソフトウエアでシンクソースのドロップダウン・メニューが 「 External 」 ( 外部)に設定されていれば 、入力 チャンネル 7/8 はアナログ入 力7/8ではなく、S/PDIF入力からシグナルを受信します。マイク/ライン入力 7/8はこの設定では無効になります。 21. – インサート端子はアナログのアウトボードのエフェクト(コンプレッ サ、 リミター等) をFast Track Ultra 8Rのチャンネル1/2のシグナルパスに加え るために使用します。アウトボードのエフェクトはプリアンプとA/Dコンバータの インサート 間に挿入されます。 これらの1/4 TRS端子は特別な「インサート」ケーブルがこれらの端子に接 続された場合にのみ有効になります(インサート・ケーブルについての詳しい 情報は後述 の「インサート・ケーブルについて」を参照して下さい )。インサー ト・ケーブルを接続しない状態では、 これらの端子はシグナルパスに影響を与 えません。 インサートケーブルについて: インサートケーブルはシグナルの 送受信 が 可能 な 単 一のケーブルです。インサートケーブルは片方の端に 「 TRS 」 ( チップ -リング - スリーブ )端子、もう一方 の 端には「TS(チップ-スリーブ)端子 が装備されていま す。Tast Track Ultra 8R の入力端子にはインサート ケーブルのTRS端子を接続します。TS端子には通常、 「 Tip 」 ( 送信)と「 Sleeve 」 ( 受信)が 区別されていま す。Tip の方を外部機器の入力端子に接続し、Sleeve 端子 を 外部機器 の 出力端子 に接続します 。これによ りシグナルは 外部機器 に送信 されると同時 に、Fast Track Ultra 8R のA/Dコンバータへ戻ります。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 6 6 Fast Track Ultra 8Rをインストールする Fast Track Ultra 8Rのインストール方法については製本版クイックスタートガイドを参照して下さい。 7 ハードウエアの接続 マイクロフォンを録音する Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのマイク/ライン入力端子8系統から入力チャンネル1から8に接続された最大8台のマイクロフォンを個々に独立し て同時に録音することができます。入力1/2のソースはMic/Lineスイッチでマイク/ライン に設定しておく必要があります。 「Out」 (押していない状態) ライン入力端子から録音する Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのマイク/ライン入力端子8系統から入力チャンネル1から8に接続された最大8台のライン入力を個々に独立し て同時に録音することができます。入力1/2のソースはMic/Lineスイッチでマイク/ライン「Out」 に設定しておく必要があります。 (押していない状態) 更に、ライン入力を使用する場合には、不要なノイズを避けるために関連するマイク入力のゲインを下げておく必要があります。 インストゥルメントを録音する Fast Track Ultra 8Rは、フロントパネルのインストゥルメント端子2系統の入力1/2に接続された最大2種類の個々に独立したインストゥルメント・レベ ルのソースを同時に録音することができます。Mic/Lineスイッチを「In」 に設定しておく必要があります。 (押された状態) デジタル入力を録音する Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのS/PDIF入力から2チャンネルのデジタル入力シグナルを入力チャンネル7/8に録音することができます。デジ タルS/PDIFソースをリアパネルのS/PDIF入力端子に接続します。Fast Track UltraのコントロールパネルのSettings タブをクリックして、 シ (設定) ンクソースに「external (外部)」を選択するとS/PDIF入力が有効になり適切なデジタルクロックが得られます。デジタルのシンクロナイゼーション (同 については、後述の「シンクソース」のセクションを参照して下さい。 期) 出力レベルを調整する ミキシング・コンソール、アンプリファイヤ、パワード・モニター等をリアパネルのライン出力に接続します。出力1と2はフロントパネルのメイン出力レベ ル・ノブから直接コントロールすることができます。その他の出力は、 ご使用のDAWまたはFast Track Ultra 8Rのコントロールパネルから調節します。 ヘッドフォンでモニタリングする コントロールパネル・ソフトウエアで「Monitor 1/2」と「Monitor 3/4」のタブを使用してフロントパネルに装備されたヘッドフォン出力端子2系統で個 別のモニター・ミックスを作成することができます。モニター・ミックスの作成方法については後述の「モニター・タブ」のセクションを参照して下さい。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 8 7 Fast Track Ultra 8Rを使用する 録音レベルを設定する マイク、 ライン、 インストゥルメント入力を使用する マイクロフォン、 インストゥルメント等ラインレベルのソースをマイク/ライン/インストゥルメント入力端子に適宜、接続します。関係するチャンネ ルのマイク/ライン – インストゥルメント・セレクタ・スイッチが選択した入力に対して適切に設定されていることと、入力ゲインが一番左の位置ま で回してゲインを下げてあることを確認します。コンデンサー・マイクロフォンを使用する場合は、 ファンタム電源スイッチが有効であることを確 認します(マイクロフォンをXLR入力に接続してからファンタム電源を有効にします)。マイクロフォンまたはインストゥルメント入力を使用して いる場合、サウンドを耳で確認しながら (ギターの演奏やマイクに向かって歌う等)、LEDレベル・メーターが緑色に安定して点灯するよう入力レ ベルを少しずつ上げます。マイクロフォンの入力シグナルが最小ゲインに設定されているにもかかわらずクリッピングする場合、マイク入力ゲイ ン・ノブを引き出して-20dBのパッドを有効にします。これにより入力シグナルのレベルが更に減衰し、入力時のディストーションを抑制します。 ➜重 要:マイクロフォンを録音する場合、マイクロフォンはメインのスピーカーから離れた位置に設定するか、ヘ ッドフォンを使用してモニタリングします。これにより耳障りなフィードバックのループの発生が大きく抑制さ れるため機器(聴覚)の損傷を防ぐことができます。 同軸S/PDIF入力を使用する 外部オーディオ機器のS/PDIF出力をFast Track Ultra 8Rのリアパネルに装備されているブレークアウト・ケーブルに接続します。S/PDIF入 ソース側でコントロール 力端子で受信するシグナルレベルはそのまま録音するシグナルレベルになります。シグナルレベルに調整を加えるには、 します。S/PDIF入力に接続した機器に出力レベルコントローラが装備されていれば、その出力レベルコントローラで録音レベルを調整します。 録音されたトラックの録音レベルが最初から低過ぎる場合、ほとんどのDAWでは出力トラックにゲインを加えることが可能ですが、その場合、 しないよう注意が必要です。 録音中に録音レベルがデジタル・クリッピング (シグナルが赤く点灯します) 注意:S/PDIF入力を使用する場合、Fast Track Ultra 8Rのシンクソースは「external(外部)」に設定しておくこ とも必要です。後述のコントロールパネルのセクションやご使用のDAWの取扱説明書を参照して下さい。 サンプリングレートを設定する Fast Track Ultra 8Rのデフォルトのサンプリングレートは44.1kHzです。対応しているサンプリングレートは44.1、48、88.2、96kHzです。ほとんど のDAWでは、DAW内でサンプリングレートを変更することができます。また、 コントロールパネル・ソフトウエアでサンプリングレートを変更すること もできます。DAWの中には、予期せぬ動作を引き起こす要因となるため、DAWで使用している最中にコントロールパネルからサンプリングレートを変 更しないで下さい。 S/PDIF入力からデジタル・シグナルを受信するためには、コントロールパネルのシンクソース(「Settings(設定)」タブ内)を「external(外部)」に変更 する必要があり、 シンクソースを変更すると、Fast Track Ultra 8Rは自動的に入力デジタル・シグナルを検知して入力S/PDIFソースから受信するサ ンプリングレートを使用します。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 8 モニター・ミキシング 「Monitor 3/4」、 Fast Track Ultra 8Rには独立した16入力2出力のモニター・ミキサーが4基、用意されています。コントロールパネルの「Monitor 1/2」、 それぞれのミックスの出力シグナルは対応するハードウエア出力1/2、 「Monitor 5/6」、 「Monior 7/8」のタブが4基のミキサーに該当し、 3/4、5/6、7/8へ それぞれルーティングされます。 各ミキサーはハードウエア入力とソフトウエア出力の組み合わせで構成され、ステレオ2チャンネルでほぼゼロのレイテンシー「モニター・ミックス」を作 成するために使用することができます。最大4人までを対象にカスタムのモニター・ミックスを簡単に作成することができるため、 「オーバーダブ」録音に は大変に便利な機能です。例えば、バンドのメンバーであるボーカリスト、ギタリスト、ベーシスト、 ドラマーの4人それぞれに個別のミックスを作成して、 各人の好みに合う独自のミックスを提供することができます。 更に、Fast Track Ultra 8RではパワフルなMX Core DSPによりモニター・ミックスが処理されるため、DAWでモニタリングすると発生しがちな オーディオのレイテンシーについて心配する必要はありません。全てのハードウエア入力とDAW*から出力される全てのシグナルはレイテンシーが ほぼゼロの状態でミックスされ、ハードウエア出力へ送信されます。 * ソフトウエア出力シグナルのルーティング: DAWで出力チャンネル1/2を選択すると、シグナルはFast Track Ultra 8Rのリアパネルにあるハードウエア出力端 子へ実質的に直接送信されません。シグナルはまずコントロールパネルのMonitor 1/2のセクションへ送信されます。 1/2のタブのモニター・ミックスは、変更を加えていないシグナルはその ままハードウエア出力端子1/2に送信されますが、このタブではハードウエア出力1/2に送信されるシグナルを更に調 デフォルトではコントロールパネルのMonitor 節することができます。 Monitor 1/2タブのフェーダー、パンのノブ等のコントローラを使用してハードウエアの入力端子1から8や残りのソフ トウエア・リターンの6チャンネルから入力されるシグナルを加えたりブレンドして、ステレオミックスを作成し、 リアパネ ルのハードウエア出力1/2にルーティングすることができます。 同様の原理を出力チャンネル3/4、5/6、7/8をDAWで選択する時に適用します。これらのシグナルはコントロールパネ ルでそれぞれ対応するタブ「Monitor 「Monitor 5/6」、 「Monitor 7/8」へ送信され、他のシグナルと任意でミッ 3/4」、 クスしたり、また対応するハードウエアの出力ペア3/4、5/6、7/8へルーティングすることもできます。 ユーザーズ・マニュアル Fast Track Ultra 8R 9 )NPUTS $!7 )N /UT 2ECORD UNALTERED TO -ONITOR -IX )NPUTS !NALOG )N 3OFTWARE 2ETURN )N $!7 /UT -ONITOR -IXER 2ECORD UNALTERED TO -ONITOR -IX !NALOG )N 3OFTWARE 2ETURN -ONITOR -IXER -ONITOR -IXER )NPUTS )N $!7 /UT 2ECORD UNALTERED TO -ONITOR -IX !NALOG )N 3OFTWARE 2ETURN -ONITOR -IXER -ONITOR -IXER )NPUTS )N $!7 /UT 2ECORD UNALTERED TO -ONITOR -IX !NALOG )N 3OFTWARE 2ETURN -ONITOR -IXER -ONITOR -IXER /UT AND HEADPHONE /UT AND HEADPHONE /UT /UT AND 30$)&